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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


妖精からの結婚相談

●プロローグ

「‥‥あの、わたし、妖精なのにプロポーズされてしまって‥‥」

 ――草間興信所に訪れたのは美しい女性。
 開口一番に彼女はそのまま泣き始めてしまった。
 話によると、彼女は勤めている花屋の常連であるお客さまからプロポーズをされたという。
 さらに困ったことに、一人の告白を皮切りに次々と他のお客さまたちからも求婚されてしまっているのだ。
 実は、彼女の心の中にはすでに常連客の一人である青年――長沢 陽一(ながさわ・よういち) さんへの想いが秘められているらしく‥‥。
 だが、告白してくれる人々の中に彼はいない。
「こんな状況、わたし、もう耐えられませんから――!」
(何でウチに持ち込まれる依頼はこんなのばかりだ?)
 俺も耐えられないよ――と心中で頭を抱えながらも、怪奇探偵・草間 武彦(くさま・たけひこ)はふと思った。
 ――いくら彼女が美しいといえ、この求婚騒動は大げさすぎではないか――。
 花屋の片隅には黒い華が‥‥。

 押し寄せる求婚者たち。人と妖精との許されざる恋。
 果たして草間興信所の手腕やいかに。


●恋花
「こんにちは」
「あの、お邪魔します」
 草間興信所のドアをあけて、 海原 みなも(うなばら・みなも) と 倉前 沙樹(くらまえ・さき)はいきなり入りづらい雰囲気に直面した。
「いらっしゃい、みなもちゃんに沙樹ちゃん。今日はどうしたの?」
 そういって紅茶を運んでいる途中の興信所事務員の シュライン・エマ(−・−) がニッコリと笑う。
「学校帰りのアルバイト探しに来たんですが、その人は」
 ちらっと視線と向けると、興信所内からは弱々しく女の人の泣き声。
 みなもの言いたいことを察してシュラインは明るく手を振った。
「ああ、大丈夫よ。『この人』が今回の依頼人だから」
「ですけれど、その人、泣いているように思えますが――」
 来客用のソファに座りつつ沙樹は観察する。
 テーブルにはやはり、どうみても泣いているようにしか見えない女の人。
「ええ、『フラワーショップ・フランシア』で勤められているミリアさん、お花屋さんね。今回の依頼はつまり彼女のちょっとした恋愛相談のようなものかしら」
「だからって何で俺になんだ? 興信所っていうのはどう考えても結婚相談所じゃな‥‥」
「そういう事は、ちゃんと稼いでから仰ってください」
 シュラインの笑顔に、武彦は背中を向けてどうにでもしてくれと両手を挙げた。稼ぎがない身の辛さというか。
「恋のお話なんですかエマさん」
 逆に、みなもは興味深々。
「え、ええ、でも返事はちゃんと依頼を聞いてからでいいから――」
「今から依頼内容をまとめてお教えしますから、みなもさん。相談を聞くにも状況を知らないことには」
 落ち着いた声で 綾和泉 汐耶(あやいずみ・せきや)はあくまでマイペースに指摘する。
「あ、汐耶さん――お願いします」
「手短に説明をすると、このミリアさんは今、大勢の店のお客さんからプロポーズをされて困っている‥‥そこでどうにかして助けて欲しいとの依頼ですね」
「大勢から一度にプロポーズですか?」
「ええ、それもある日突然に」
 汐耶が説明しているところへ、トレイを持って 鹿沼・デルフェス(かぬま・−) がにこやかに追加の紅茶とお茶受け用のお菓子を運んできた。
「恋の相談は気持ちを落ち着けて、親身になさるのが一番ですわ。まずは紅茶などはいかがですか?」
「その通りです。特に恋愛問題は感情論に陥りがちですから、慎重な対処を要求されます」
 草間興信所に集まった面々に紅茶を差し出し終えると、デルフィスは自分もソファに座り、頬に手をあて溜め息をつく。
「それにしても、古今東西を問わず、恋の悩みは尽きないものですわ‥‥」
 ‥‥恋の悩み‥‥それだけ?
 紅茶に口をつけながら沙樹は思った。
 確かにこの女性はきれいだし、一度に大勢から告白をされたなら困るだろう。だが、ここは『あの』草間興信所‥‥ただの恋愛相談で済むわけがないはず。
「ねえ、あなたは妖精‥‥なんだよね?」
 ミリアに優しく ヨハネ・ミケーレ(−・−)が訊ねかけた。
 ようやく泣きやむと弱々しく頷いたミリアに、ヨハネは満足そうに、沙樹はなるほどと納得した。
「プロポーズしている人たちは、ミリアさんが妖精なのを知らないで‥‥いるんだね」
「そうです。わたしは花の妖精‥‥自分の素性を隠して、人間界で暮らしてきました」
 彼女の正体は、花の精霊・ミリア。
 人の姿で花屋を営むミリアにとって妖精であることが人間に知られることは大問題であり、ましてや人との恋など願うべくもない身だった。
 それが――。
「‥‥人として花の世界を広めていく。今まではそんな日々に、あたしは満足をしていました。‥‥満足していたの、でしたが‥‥」
「‥‥好きな人が、出来ちゃったんだね」
 こくんと頷くと、ミリアは口元に手を当てまたぽろぽろと泣き始める。
 あってはならない出逢い。抱いてはならなかった、恋心。
 それなのに、気がつくと‥‥。
「気がつくと、好きになっていたんです‥‥。こんなに苦しいなら、恋なんて、したくなかった‥‥」
 優しくミリアの肩をぽむぽむとシュラインが抱きしめる。
 ミリアをなだめつつ、シュラインは全員を見渡した。
「そのお相手が花屋の常連でもある長沢陽一さん。さらに言うと、この長沢さんはプロポーズ組にはいないそうよ。これがざっとのこれまでの事情。時間がある人は協力してあげてほしいのよ」
 静まった部屋。
 ただミリアの嗚咽だけがこだまする。
 ――デルフィスが見守るようにミリアを見つめた。
「わたくしは恋愛とは縁のないミスリルゴーレムですが、同じ女性としてミリア様の恋路は応援したいですわ」
「私としては他の常連さんの行動が気になります。いきなりプロポーズな上に、常連さんが多数でプロポーズですか。単純に考えてもおかしいと思いますけど」
 汐耶もデルフィスと頷き合う。
 その時、横でがたんとみなもの立ち上がる音。
「あたしも協力しますっ! たとえ、妖精だろうと人魚だろうと神様だろうと恋も愛もする権利も能力もあると思います。ですから、絶対にハッピーエンドに持って行きましょう!」
 普段は穏和なみなもだが恋の話は別なのだ。
 こうして草間興信所プロデュース(?)恋愛大作戦は開始された。


●黒い華
 ミリアの勤めるお花屋さんの前に辿りついて、全員が息をのんだ。
「なん、ですか‥‥この人並みは‥‥」
「これは迫力、だね‥‥」
 沙樹とヨハネが呆然とするように、『フラワーショップ・フランシア』の前には誰もが想像していた以上の人込みで溢れかえっている。
「あ! ミリアさんだ!」
 どどどどっ。
 一行に気づいた一人の客を皮切りに、人という名の大波が押し寄せてくる。
 人が自分にむかって押し寄せてくる光景は恐ろしいものがある。
「何か来る……来るよォ」
「一端逃げて! ほら早く!」
 押し寄せる人波の前に立ちはだかる人影が一つ。
 颯爽と髪をなびかせたみなもだ。
「ここはあたしに任せてくださいっ」
 両手をばっと前に突き出し、ふっふっふっとどこか恐ろしげな笑顔すら浮かべている。
「ちなみにあたしこういうときの暴力は手加減しませんよぉ〜(にっこり)」
 まさか、と思った瞬間、大量の水流が奔流を放出して客の大半を押し流した。人の恋路を邪魔する人は水に流されちゃえーといわんばかりに。
 だが、客の愛も只者ではない。
 鯉の滝登りよろしく流れに逆らい追いかけてくるものが大勢いた。
「あの、みなさん――こっちです!」
 手際よくミリアに誘導され、どうにか人並みを巻いて裏口から店に入ることに成功する。
「随分と慣れているのね、ミリアさんは‥‥」
「はい、いつものことですから。でも今日は一段と増えているような気もしますね」
 乱れた髪を整えながら訊ねるシュラインにけろっと答えるミリア。窓から外の様子をうかがいながら汐耶が提案した。
「とりあえず、お店の方ちょっと閉められますか? 改めて作戦を立てるにもこの騒ぎでは話がまとまりません」
「分かりました。いま閉めてきますね」
 急遽店のシャッターが閉められたが、ミリアによると最近、こうして来てくれる客たちは少しくらい店を閉めた程度ではすぐには帰らないらしい。
 商売としてはありがたい話だが、個人的には迷惑極まりない。
 戻ってきたミリアに沙樹は訊ねた。
「あの中には長沢陽一さんはいらっしゃいましたか? 普通の人ならこの人ごみに怖気づくと思うけれど」
「ええ、店の前にはいてくれました。‥‥でも、追いかけてくる中にはいなかった……」
「大丈夫だから、あたしたちを信じてください」
 みなもは元気に慰めると、ひとつの提案をした。
「まずは長沢さんへのミリアさんの想いを告げるかどうかですね。求愛したその他大勢の方々には諦めてもらいましょう。きっぱりと。ミリアさんには好きな人がいるんですから」
「私も同じことを考えていたんですけど。好きな方がいるのなら、きっぱりプロポーズ断った方が良いですね」
 みなもの意見に汐耶も同意するが、ミリアは首をふる。
「でも、好きな方とは結ばれるなんて分からない‥‥いいえ、きっと結ばれない。それを理由に断わるなんて、彼に対してもみなさんに対しても誠実ではないと思えて‥‥」
 人の想いは寄せられることで、人を幸せにも不幸せにもする、不思議な力がある。
 ヨハネは諭すように語りかける。
「けれど、好きな人がいるのなら、きちんと断らなくちゃならないよね。そこは僕も、出来る限りお手伝いしたいかな」
 ミリアは沈黙し、少し考えてから顔をあげる。
「でも、私が断わるだけでは、あの人たちは諦めてくれるでしょうか‥‥」
「あの、わたくしにひとつ考えがあるのですが――」
 デルフィスが静かに前に出た。
「どんなアイデアですか?」
「ええ、この求婚騒動を逆に利用して、上手くいけばミリア様が想いを寄せている長沢陽一様からの求婚を引き出す事が可能かもしれませんわ」
 題して『竹取姫作戦』ですわ――といってデルフィスは微笑んだ。


 ざわ‥‥ざわ‥‥。
 不意に人ごみが騒ぎ始める。
 シャッターが開かれ店頭にデルフィスとミリアが現れたのだ。
 大勢の客が迫ろうとした瞬間、デルフィスが前に出てミリアに『換石の術』をかけて石にしてしまった。
「ミリア様は実は重い病に冒されていますの。助けるにはミリア様が提示した物が必要ですわ」
 そう、名前の通りミリア様が求婚者に求婚を受ける為の実現可能な無理難題を出す作戦なのだ。
 かぐや姫の説話にちなんで、当然トンデモなアイテムを持ってこさせるという類の試練ではあるが、ミリアへの愛の重さを測る試金石としての意味合いも含まれている。又、流れによっては陽一が参加してくれるという可能性も考えられる。
「さあ、クジを引いてくださいませ。ミリア様を幸せにされるのは貴方ですわ」
 人並みから「やってやるぜ!」「俺に任せろ!」「おー!」などと威勢のいい掛け声が聞こえてくる。
「信じてるし‥‥騙されてるし‥‥」
「それにしてもノリノリですね、デルフィスさんも‥‥」
 窓の隙間から覗き見ていたみなもに沙樹は気を取り直すと、店内に戻った。
 ここからが本番なのだ。
「あれもきっと店内にかけられた魅了系魔法の効果でしょうね――そもそも、突然求婚からだなんて、店に訪れる度チャームの魔法かけられた様で妙なのよね。何故こんな回りくどい邪魔をするのかが気懸りだし。店内や周りに媒体になりそうな見覚えのない物が置いてないかを早く探して。デルフィスたちが気を逸らしてくれている間に。それを取り除けばこの求婚自体は収まるかもしれないから――」
 シュラインの指示に全員が探索を開始した。
 魅了系の魔法――チャーム・マジックは人の心を誘惑と快美で虜にして、心身操作を行う魔術。使用されている術の系等が未定なので、薬等得意な精霊の有無も考慮に入れて、できる限り店内を隅から隅まで探し尽くす。
「あら、これは――」
 汐耶は花壇の隅に咲く一輪の花を見つけた。
 ――漆黒の、黒い華――。
「本当の意味での黒は存在しないはずじゃなかったかしら?」
 目立たずにひっそりと咲いている、不吉な花。
 沙樹が汐耶の肩に手をおく。
「あの、ここは任せてもらえませんか。私の様々なものを視る力でしたらこの黒い華がなんなのかも少しはわかるかと思います」
「お願いします。きっと、この花が原因だと思えますので」
 沙樹は植物と話す不思議な力を持っている。
 瞳を閉じて手をかざす。
 黒い華の“意思”が沙樹の中に流れ込んでくる。
「‥‥どうしたの、沙樹さん」
 不安そうに尋ねるみなも。
 沙樹の頬を一筋の涙が伝っていた。


「なあ、俺たちなにやってるんだ?」
 常連客たちが正気に返っていく。
 換石の術を解かれたミリアも店内に姿を見せた。
「ありがとうございます。原因を解決してくださったのですか」
「一応、今のところは‥‥ね」
「含みのある言い方をされますが、それはどのような意味でしょう?」
 シュラインに首を傾げて見せるデルフィス。
「現状ではまた再発の可能性がある‥‥ということ。先ず長沢さんへの想いについてココ以外で口にした人やモノ‥‥例えば花等や、心当たりはないかしら」
「いいえ。心当たりはありませんが」
「そう、仕方がないわね。説明をしてあげて、沙樹ちゃん」
 黒い華の鉢植えを手にして沙樹が悲しそうな瞳をむける。
「――今回の件に犯人、というものがいるとしたら、‥‥それは二人いるんです」


●恋の花、咲いた 〜エピローグ
 長沢さんの反応見る為か、ミリアさんの心を諦めさせたいのか。
 答えるならば、どちらもYESでありNOである。
 黒い華から沙樹に伝えられたのは、哀しみ‥‥ただ、叶わぬくらいに届かない絶望のつまった哀しみの想い。
 はじまりは、誰かを求める心だったという。
 気がつくと黒い華は意思を持っていた。それは小さな種として。種は、長沢陽一に関わるものの想念に、とりわけ恋慕の念には敏感に反応し、自分が成長する糧とする。
 陽一に想いを寄せている彼女、ミリアだけではなく、どこの誰とも知らない女性たちの想いが集まり蓄積され、黒い華は開花した。そして、その核となる『種』を創り出したのは――、
 ‥‥ミリアの中で押し潰されそうになっている恋慕の念。

「‥‥この黒い華は、あなたの人を想う心が具現化したもの――分身といってもいい存在なんです」
 ミリアは、声をあげて泣いた。
「わたしは‥‥陽一さんと、一緒にいたい‥‥! 妖精のわたしが‥‥そんなこと、できるわけもないのに‥‥!!」
「聞いておきたいと思うけど、妖精と人の恋愛について何らかの掟でもあるのかしら?」
 シュラインの質問にミリアは首をふる。
 花の妖精族の中でもいくつも一族があるためそういった掟をもつ一族もあるかもしれないが、ミリアの一族に厳格な禁忌として人との契りを禁じたものはない。むしろ、それは不文律として、当たり前の空気のように決まりきったこと。
 ――人と妖精は、存在の形自体がちがうのだから――。
「ミリア様にお幸せになって戴く為に、わたくしたちは手伝っていたのですわ。『真実の愛』に気づいてほしいのです」
 真実の愛――そんなものはあるのだろうか。
「人と妖精? 互いに覚悟や思いやる気持ちがあれば関係ないと思いますけど」
 それは冷厳とした優しい声。
「ミリアさんの恋が実ってほしいけれど、どうしたらいいのかはわからなくて――でも、あの黒い華は言っていました。答えはもう出ているんじゃありませんか?」
 そう、答えはもう自分の中で育っていた。
「あたしは誓っちゃいましたから、ミリアさんを幸せにしてみせますって! だから、あとはミリアさんの問題――自分で決めないと」
 ミリアが顔をあげると、ヨハネが何かを言いたそうな表情をしている。
「僕は別に、人と妖精との恋を悪いだなんて――そうだ、その人には、手紙で気持ちを伝えてみるとか。あ、それと、こんなので良かったら……」
 話し掛けるきっかけとなればと、聖歌隊のヨハネが自分の指揮する聖歌隊の公演チケットを2枚渡し、それとこれはシュラインさんからだって、といってカードの添えられた花束を渡された。
 「勇気を出して」と書かれた一枚のカード。
 振り返ると、シュラインが軽くウインクを返してくる。
 本当なら彼の背中を押すための言葉が、今の自分を励ましてくれた。
 袖をつかんだみなもの指さす先を見る。
 そこには、ずっとミリアが追い続けてきた、温かい姿があった。
 足が自然と走り出していた。

 伝えたい言葉がある。
 満たされていく想いが、溢れて止まらない。

 遠くを見つめるように。
 シュラインは抱きしめあう二人を見ていた。

 気がつくと、好きになっていたんです‥‥。こんなに苦しいなら、恋なんて、したくなかった‥‥。

 それは、ミリアが興信所を訪れた時の言葉。
「ふふ、お幸せに‥‥ミリアさん」

 ――――ミリアと陽一の結婚案内がきたのは、それから数日後のことだった。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【0086/シュライン・エマ/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1252/海原・みなも/女性/13歳/中学生/うなばら・みなも】
【1286/ヨハネ・ミケーレ/男性/19歳/教皇庁公認エクソシスト・神父/音楽指導者】
【1449/綾和泉・汐耶/女性/23歳/都立図書館司書/あやいずみ・せきや】
【2181/鹿沼・デルフェス/女性/463歳/アンティークショップ・レンの店員/かぬま・でるふぇす】
【2182/倉前・沙樹/女性/17歳/女性高校生/くらまえ・さき】

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■         ライター通信          ■
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 こんにちは、雛川 遊です。
 シナリオにご参加いただきありがとうございました。

 今回の事件で明らかになった情報も、《異界〜剣と翼の失われし詩篇〜》のほうで一部アップしていく予定です。興味をもたれた方はぜひ一度遊びに来てください。
(更新が遅れるかもしれませんが‥‥/汗)
 それとこの『妖精からの結婚相談』はゴーストネットOFFのシナリオ『深夜零時の相談チャット』と関連してます。
 しかし今時、「恋愛大作戦」はなかったかも。

 それでは、あなたに剣と翼の導きがあらんことを祈りつつ。

>シュライン・エマさん
 ご参加ありがとうございました。
 カードの言葉ですが、こんな結果にしてみました。しかしシュラインさんの場合は人の恋路を心配して――‥‥いえなんでもありませんです。