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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


 帰ってきた男(前編)

『死んだはずの男が帰ってきた』
 ひとつの事件を終え、さて本来の仕事に取りかかろうと思った矢先の草間から電話。その用件はそんな言葉から始まった。
『自分の葬式の日に』
 続けられた草間の言葉を、とりあえず『世間一般の常識』という枠に当てはめて考えてみる。それから導き出される妥当な返答はこれだろうか。
「そう、つまり。死んだというのは間違いで、本当は生きていた……」
『それならうちへ話が来ないまま、よかったねで終わるだろう』
「……そうよね。それなら草間さんがあたしに電話をかけることもない。ちょっと言ってみただけ」
 そう、言ってみただけ。草間興信所に依頼が持ち込まれた時点で、それは一般的な依頼ではない……というのは言いすぎだとしても、草間からこうして自分に連絡が入るときは、一般的とは言いがたい展開を見せる依頼であることが多い。いや、もしかしたら、多いのではなく、それしかないと言い切れるかもしれない。
『自分の葬式当日に帰ってきた兄が本物であるのか偽物であるのか、その真偽のほどを確かめてほしいという依頼だ。依頼者はその妹』
「なるほどね。だけど、本物かどうか……それは家族の方がわかるのではなくて?」
 至極当然とも言えるその言葉に、草間はすぐに同意した。
『確かにな。問題の兄がその場にいれば、判断はつくところだろう。残念ながら、兄は葬式当日に現れたものの、白衣を着た男たちに取り押さえられ、連れ去られたということだ。彼らが言うには、現れた兄は兄ではなく、雑誌を見て兄とそっくりだから、兄だと思い込んだ他人だとか』
「不自然というか、怪しいわね……」
 とってつけたような理由に思わず、呆れる。もう少しマシな理由は浮かばなかったのだろうか、連れ去った白衣の男たちも。それでは疑ってくれと言わんばかりの理由だ。
『ああ。その兄はタウン紙の記者で、冬の怪談特集という記事のために、取材を行っていた。その帰りに車が峠から転落、炎上……葬式に至るというわけだ』
 つまり事故死だと草間は続けた。
「さらに、怪しいわね」
 転落し、炎上した、さらに家族が本物かどうか確かめてほしいと言っているあたりから考えても、遺体の状態は当人かどうかはっきりと判断できるものではなかった可能性が高い。当日に現れたそっくりな男、さらにそれを取り押さえた白衣の男たち、それらのことをあわせながら考えると偽装殺人という線もあり得るような気がしてくる。
『事故の前に兄が調べていたものは……冬の山に天使猫を見た?! というものだ』
「え?」
 一瞬、何を言われたのかわからなかった。緋玻は僅かに眉間に皺を寄せる。
『現時点で確実なことは、その言葉だけなんだ。炎上してしまったから、具体的に何を調べていたのかはわからない。だが、残されていたメモにはそう書かれていた』
 緋玻の戸惑いもわかるというような調子で草間は答えた。
「その言葉から推測するしかないということなのね。とはいえ、言葉どおりなのかしらねぇ……」
 冬の山に天使猫を見たという見出しの記事を書こうとしていたというのであれば、その言葉のまま、山に現れる天使猫というものを調べていたのかもしれない。だが、天使猫とはいったいどういうものであるのか……。
「ねぇ、草間さん。天使猫ってどういう怪談なの?」
 長い時間を生きてはいるが、そんな怪談はついぞ聞いたことがない。とりあえず、猫に関する怪談ならば、化け猫だろう。尻尾が二股であったり、行灯の油を舐めたり、七代祟ったり……目の前を横切ると不幸になったり……と、それは違ったか。しかし、尻尾は二つという話は聞いても、羽根があるという話は聞かない。
『いや、それは俺にも……天使猫というくらいだから、おそらくそういった形状なんだろう。妹もわからないそうだ』
 天使猫。その言葉から姿を想像してみる。天使といえば、やはり白い翼だろうか。緋玻は背にちょんと羽根をつけた猫がみゃあと啼く光景を思い浮かべた。……ちょっと可愛いかも。
『で、天使猫が出没するという場所は、地図で見る限りでは山しかない村だ。寂れていたそうだが、アルカディアとかいう企業がそこに工場を作ってからは発展したらしい』
「ふぅん。いろいろと怪しい話ね。だけど……それは私ではなくてもどうにかできそうな事件よね?」
 前回も言ったけど。緋玻は小さく息をつき、草間に告げる。おそらく急ぎだと思われる仕事が残っている。ちらりと机の上の本を見やった。
『いや、その工場というのが、化粧品の工場で』
「え?」
『だからさ……その、ねぇ?』
 わかるだろうと言いたげな草間の口調。緋玻は口許に笑みを浮かべ、言い返す。
「ねぇと言われても、ねぇ?」
 それから一呼吸ほど置いてから、言葉を続ける。
「冗談。とりあえず、わかったわ。詳しいことはそっちで聞くから」
『助かるよ』
「ねぇ、草間さん」
 やや視線を伏せ、緋玻は切り出す。
『ん?』
「化粧品って、動物実験を重ねて作るものなの。人間って、残酷よね……羽根猫も、もしかしたらそうかもよ……?」
 少しおどかすように言ってみる。
『……そっちの方がまさに怖い話だな』
 そうかもしれない。緋玻は受話器を置きながら、小さくため息をつく。そして、ちらりと恨めしげに本を見やったあと、支度を整え、部屋をあとにした。
 
 草間興信所で緋玻を待っていたのは、草間と、そして、今回の依頼解決に一役買おうという調査仲間。その数は三人。そのなかのひとりに見覚えのある人物が含まれていた。
「ああ、誰が現れるのかと思っていたが。四人目は、きみか」
 扉を開き、入ってきた自分を見つめる透き通った青の瞳を持つ中年の男。知らない相手ではない、いや、むしろ知っている相手。所謂、腐れ縁。城田京一。
「誰かと思えば……こんなところで、奇遇ね」
 緋玻はなんとも言えない顔で答えた。まさに、言葉どおり。奇遇としか言いようがない。ここで会うとは思わなかった。
「お二人は既にお知り合いですか。……功刀です。以後、お見知りおきを」
 慣れた調子とでも言おうか。自然な動作で名乗り、名刺を差し出す。功刀と名乗ったその青年をちらりと見やる。深い緑の瞳は同じように自分を見つめていた。視線をそらし、名刺に視線を落とす。名前は渉。肩書は建築家であるらしい。
 最後のひとりは、海原みたまと名乗った。金色に輝く髪に紅の瞳が印象的な、二十代前半の可憐な女性。その薬指には、指輪。どうやら、既に結婚しているらしい。
「とりあえず、これが問題の兄だ」
 お互いを知ったところで草間は写真が貼りつけてある履歴書を差し出した。名前は常磐友成。写真は年齢にして二十代前半だろうか。可もなく不可もなくといった風貌。三流と思われる大学を卒業。資格および免許は第一種普通免許のみ。性格は温厚。健康状態良好。特技なし。趣味は映画鑑賞に読書。運動はテニスとある。履歴書というものは、一般的に当たり障りのないことを書く傾向があるから、この履歴書の人物が、実際にこういった趣味趣向の持ち主とは限らない。ただ、名前や学歴、資格に至っては偽れば詐称となるため、真実なのだろうが。
「んー。素直に考えれば、アルカディアの研究施設を偶然見てしまったお兄さんを事故にみせかけて始末しようとしている……というところかな」
 みたまは履歴書を眺めつつ、うーんと唸っている。
「でも、生かしておく理由がわかんないなー」
 そして、そう言いながら金色の髪を軽くかいた。その揺れる金色の髪を見ながら、緋玻はその言葉について考えてみる。
 生かしておく理由。
 兄が生きている、つまり本物であるという方向での自分的推測は、兄は取材に訪れたそこで見てはならないものを見てしまい、拉致されるに至った……というものだが、考えてみれば、偽装殺人をするよりも、素直にそのまま消してしまった方が楽と言えば楽であるような気がする。
 そうなると。
 白衣の男側としては、知られたくないことを知られてしまったが、しかし、消すに消せない理由があった……?
 いったい、それはなんだろうか。……見当もつかない。やはり、ここは現場へ赴く必要がある。少なくとも、現場近くへ行けば、兄が見たものの見当はつくかもしれない。緋玻が考えをまとめていると、履歴書を眺めていたみたまが顔をあげた。
「とりあえず、方向性としては、どう考えているのかな?」
 そんな言葉と共に周囲を見回し、意見を求めてくる。
「この時点ではどちらとも言えませんが……本物のお兄さんであり、それを救出するということを念頭において行動する予定でいますよ」
 ……とはいえ、予定は未定ですがと功刀は答えた。
「そうね、あたしもどちらかといえばそっちね」
 緋玻は功刀の言葉に同意する。
「本物か偽物か……まあ、どちらであれそのアルカディアなる企業が怪しいことには変わりはないだろう。草間君、もう一度、確認を取るが、お兄さんに似た男を連れて行ったのは白衣の男……これに間違いはないかね?」
 城田は草間に向き直り、確認を取る。草間はこくりと頷いた。
「ああ。依頼者はそう言っている」
「そうか……ならば、行動は決まったようなものだ」
 うむと城田は頷く。
「さて、ここには四人いますが、今後の行動はどうしましょうか」
 功刀の言葉に皆が皆、場の面々を見回す。そして、誰もが同じ答えを出すに至ったらしい表情を見せた。それぞれが得意とする方向というものがありそうだ。ならば、個別に行動をした方がいい……そんな、結論。
「私は、そうね……とりあえず、アルカディアに関して調べてみようかな」
 みたまは言う。おそらく、誰もがそこから動くことだろう。
「では、僕も僕なりにそれについて調べてみます。皆さん、そこから始めるのでしょう? それでは……これを」
 功刀は携帯の番号とメールアドレスを草間を含め、四人に知らせた。個別に動きつつ、うまく連携をとるということは、依頼の早期解決へと繋がる。
「何かありそうな場合は連絡をとりあう、ということで」
「確かに、何かあってからじゃね」
 お互いの連絡手段を整えたあと、それぞれに行動を開始した。
 
 ちょっと不思議な光景かも。
 アルカディアについてネットで調べてわかったことは、正確には、アルカディアジャパンという名前であること。日本の他にも海外に幾つかの支社を持ち、化粧品、健康食品、薬品といった方向で活動していること。あまり実のあることはわからなかった。やはり、現地だと訪れてみたが、そこでそんな感想を抱くに至る。
 病院を思わせる白亜の建物、厳重な警備、塀に囲まれた研究施設という言葉がしっくりくる工場。その付近は区画整備されている。反して、施設から離れた場所は田畑が広がり、農業を基本としているといったまさに農村のような光景が広がる。しかし、何より、猫の多さに驚いた。区画整備されている方にはまるでいないのだが、施設から離れた場所にはこれでもかというほどの猫がいる。
「これは……また、すごいわ……」
 猫は人懐っこく、悠然としていた。指先を動かして呼べば、すぐに寄ってきて愛想を振りまくほどの人懐っこさ。さらに、人々は通行に邪魔だと思われる位置に猫がごろりと横たわっていたとしても、避けて歩く。猫にとっては幸せな村なのかもしれない。それに、これだけ猫がいるのであれば、一匹くらい羽根がはえていても……おかしいか。
「あんたも取材の人かい?」
 不意にそんな声をかけられた。農業に従事していることが伺える服装の中年の女性がそこにいる。
「はい、そうなんです」
 緋玻はそう答えておいた。
「最近、ちょっと多いね。だけど、こんな何もないところに取材なんてねぇ」
 もしかしたら、兄のことを知っているかもしれない。写真を取り出し、訊ねてみることにした。履歴書の写真、しかもコピーだから、少し見にくいかもしれない。
「あの、この人を知りませんか?」
 どちらかといえば小さな村だから、活動をしていればすぐに噂になりそうだ。兄が取材していた場所がわかるかもしれない。
「えーと、これは……所長さんだね。所長さんはあっちだよ」
 そう言って施設の方を指さす。緋玻は施設の方を見やり、それからもう一度訊ねた。
「所長さん……ですか?」
 記者さんならわかる。だが、所長さんと言う。しかも、施設を指さして。
「そうだよ」
 よくわからない。つまり、所長はこんな顔をしているということだろうか。
 そうなると。
 もしかして、兄と施設の所長は似ている……?
 ふと思い出されるのは、そっくりなので本人だと思い込んだという話。荒唐無稽だと思ったが、実は、本当にそっくりで思い込んだ……?
「少し前に天使猫の取材に訪れた人がいたと思うんですけど……」
 写真をしまい、質問の内容を変えてみる。
「ああ、いたいた。山で羽根のはえた白い猫を見たという人は多かったね。あれはきっと猫神様のお使いだよ」
「猫神様?」
 犬神なら聞いたことはある。だが、猫神は初めて聞いたかもしれない。
「ちょっと歩くけど、向こうに社があるんだよ。猫神様の」
「その人はそこへ?」
 訊ねるとこくりと頷く。緋玻は礼を言うと猫神の社があるという方向へと向かう。しばらく歩くと木々に囲まれた石段と鳥居を見つけた。見あげてみると、石段はかなりの数に思われた。些かうんざりする光景だが、行くしかない。あまり急がずに一段ずつ確かめるように石段を進む。石のすり減り具合から見ると、かなり昔からあるものらしい。
 階段をのぼりきると、少し開けた場所に出た。塗装の剥げた赤い鳥居がある。
「はぁ……やったわ……」
 思わずそんな言葉も呟きたくもなる。振り返ると、かなりの高さとなっていた。まさか、こんなところでこんな運動をすることになるとは。体力がないわけではないが、さすがに疲れると小さくため息をついたところで、視線を正面へと戻す。
 古ぼけた社だった。壊れた賽銭箱、かつては鈴があったのかもしれない痕跡。うち捨てられているという言葉が似合う。そんな光景に物悲しさを感じた。
「……」
 歩き、社へと近づく。賽銭箱の影に一匹の猫がいることに気づいた。羽根がはえているということは、ない。これが猫神様だろうか……いや、どう見てもただの猫だ。
「なんだかちょっと寂しい光景ね……」
 猫に手を伸ばし、その頭に軽く触れながら緋玻は呟く。
『もはや、田畑は消え、鼠も消え、儂が生きる道はなし。忘れられ、滅びるのみよ』
 そんな声がした。周囲を見回したが、誰の姿もない。……猫と目があった。
『儂じゃ。ぬしは人ではあるまい?』
 猫は言う。緋玻は撫でていたその手を引っ込めた。なんだ、この猫は。喋ることは、まあいいとして(?)やや偉そうだ。
「……猫神様?」
『忘れ去られ、幾歳月。神格を失い、霊位も下がり、もはや、ただの猫も同然』
 猫はため息をつく。態度はあまり猫らしくはない。
「ただの猫は喋らないわよ。それより、ちょうどよかった。ここへ取材に訪れた男のことを知らない? 知っていたら教えてほしいのよ」
『もう少し先輩を敬っても良いであろうに。儂は今年で齢二百を越えるぞ』
 その言葉を聞き、緋玻はため息をついた。
「……まだまだね」
 ふっと肩を竦めて言葉を返すと、猫はおずおずと年齢を訊ねてきた。女に年齢を聞くものじゃないわよと言いつつも、素直に答える。と、猫は驚き、ぴんと尻尾を伸ばし立ち上がった。そのまま身を翻し、社の後ろの森へと駆け込む。
 逃げたか……と思っていると、すぐに戻ってきた。少し大きめの葉っぱを緋玻の前に置き、その上に木の実を幾つか並べ、すっと鼻先で押し出した。……おもてなし?
『これは大変失礼を。なんでもお聞き下され……』
 えらい態度の変わりようだと驚くと同時に呆れる。だが、質問したことには答えてくれそうだ。緋玻はもう一度、兄のことを訊ねてみることにした。
「ここに取材に訪れた男がいたはずなの。こういう顔なんだけど……」
 履歴書の写真を取り出し、見せる。猫はじっとそれを見つめたあと、顔をあげた。
『猫好きな若者ですな。今は、そこにある建物で所長を演じておるようですぞ』
 兄と所長はそっくりだった。だから、兄は所長を演じている。そうなると、本物の所長はどうなったのだろう。本物の所長がいれば、兄が所長を演じる必要などない。つまり、いない。もしや、本物の所長が車の事故で亡くなり、兄がその代わりを?
「どうしてそうなったのか……わかる?」
『そこまでは……』
 猫にそこまで求めるのは酷か。いつもここでのんびりしていそうだし。緋玻は少し考えてから、思い出したように言った。
「そうそう、羽根のはえた猫のことは知っているかしら。この辺りに出没するという話だけれど」
『彼と共に捕まりましたな……』
 がっくりと肩を落とし、猫は言う。助けたかったが、今の自分にはそれだけの力がないと嘆く。しかし、捕まったということは、間違いなく実在するということだ。噂だけの存在ではない。そうなると、やはり動物実験で……?
「わかってきたけれど、わからないわねぇ……」
『そういえば、そのときに……今、所長に死なれると……何がどうこう……言っておりましたな……』
 ふと思い出したというように猫は緋玻を見あげる。その言葉を考えようとすると、不意に施設の方からサイレンが鳴り響いた。時間を告げるようなものではなく、異常な事態を思わせるその音にはっとする。
「もう行くわ。……いっそ、ここから離れてみたら? ここでは必要とされなくなったみたいだけど、広い世の中、もしかしたら必要としてくれる人がいるかもよ?」
 必要としてくれる人はいないかもしれないが、ここでただ朽ちていくのを待つよりは、その方がいいような気がして、勧めてみる。
『世の中……それも良いかもしれませんな』
 何かに気づいたという顔で猫は答えた。

 −完−


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【2240/田中・緋玻(たなか・あけは)/女/900歳/翻訳家】
【2346/功刀・渉(くぬぎ・あゆむ)/男/29歳/建築家:交渉屋】
【1685/海原・みたま(うなばら・みたま)/女/22歳/奥さん 兼 主婦 兼 傭兵】
【2585/城田・京一(しろた・きょういち)/男/44歳/医師】

(以上、受注順)

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■         ライター通信          ■
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依頼を受けてくださってありがとうございました。
まずはぎりぎりですみません。最後まで前編で片をつけるかどうか悩んでいました。
相関図、プレイング内容、キャラクターデータに沿うように、皆様のイメージを壊さないよう気をつけたつもりですが、どうなのか……曲解していたら、すみません。口調ちがうよ、こういうとき、こう行動するよ等がありましたら、遠慮なく仰ってください。次回、努力いたします。楽しんでいただけたら……是幸いです。苦情は真摯に、感想は喜んで受け止めますので、よろしくお願いします。

こんにちは、田中さま。
二度目のご参加ありがとうございました。連続して依頼を受けていただけたので、オープニングは前回からちょっぴり継続です。情報収集の相手が、なんだか……人外なのですが(おい)納品を終えてから依頼を出すというかたちで行くつもりが、勘違いで納品前に次の依頼を出してしまいました。ですが、次の依頼もお付き合いいただけるようで、とても嬉しいです^^

前回に引き続き、今回もありがとうございました。予告したとおり前後編となりましたので、よろしければ後編もおつきあい下さい(後編は納品から一週間後の夜に開ける予定です)
願わくば、この事件が田中さまの思い出の1ページとなりますように(とはいえ、前編なのでなんだか途中なのですが)