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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


 帰ってきた男(前編)

 いつものように草間興信所へと訪れる。
 扉を叩き、開けると、それなりに人がいて、零は掃除に励み、草間は手伝いもせずに煙草を吸っている……という光景であることが多い。しかし、今日は少し違った。
 そこには、いつものように笑顔をたたえている零と、かなり安物だと思われる背広を着た黒髪に緑の瞳を持つ青年、そして草間の三人がいる。が、どうにも向かい合う三人の雰囲気は微妙だ。
「……今日もスリルとサスペンスを求めてうちへ来たんだよな、そうだよな、そう、わかっている……わかっているから、まあ、聞いてくれ」
 城田の存在に気づいた草間は一方的にそう言ってきた。……どうやら、依頼はあれど、それを請け負う人材が不足しているらしい。
「ミステリとスリルだよ、草間君」
 答える城田はソファへと案内される。逃がさない……といった雰囲気が漂っていた。どうやら相当に人材不足らしいと思いながら腰をおろすと零がにこやかに茶を差し出した。それをありがとうと受け取っていると、興信所の扉が開かれた。反射的に見やる。
「妙な事件発生なんだって?」
 現れたのは輝く金髪に紅玉のような瞳をもった二十歳前半だろうという女だった。軽く小首を傾げ、そう言ったあと、すたすたと歩いて来ると城田の隣にすとんと腰をおろす。一瞬、城田の方に顔を向け、挨拶なのか笑顔を浮かべると、すぐさま正面に座っている草間を見つめた。
「娘から陰謀めいたものだからって折角の休暇を蹴ってきたけど……ああ、ありがと」
 早速、持てなしに茶を差し出す零に笑顔を向け、受け取る。
「そうか、助かるよ。今から詳しい話をしようと思っていたところなんだ」
「そう。じゃあ、先に名前だけでも自己紹介しちゃおうか。ここにいる二人が今回、一緒に事件を探るんでしょ? 私は、みたま。海原みたま、ね」
 それを受けた以上、名乗らないわけにはいかない。
「わたしは城田だ。城田京一。よろしく」
「僕は功刀です」
 青年はそう言い、城田とみたまに名刺を差し出した。名刺によると、名前は渉であるらしい。肩書は、建築家とある。
「城田に功刀ね。了解」
「もうひとりあとから来る。その前に事情を説明しておこう」
 草間は言い、改まった態度で城田とみたまに臨む。
「死んだはずの男が帰ってきた。自分の葬式の日に」
「……」
「依頼者はその男の妹だ。自分の葬式当日に帰ってきた兄が本物であるのか偽物であるのか、その真偽のほどを確かめてほしいという依頼だ」
 城田とみたまを交互に見やり、反応を確かめた草間は言葉を続ける。
「葬式当日に現れた兄は、白衣を着た男たちに取り押さえられ、連れ去られたということだ。彼らが言うには、現れた兄は兄ではなく、雑誌を見て兄とそっくりだから、兄だと思い込んだ他人だとか」
 白衣を着た男たち……城田は僅かに目を細める。さらに草間は言葉を続けた。
「その兄はタウン紙の記者で、冬の怪談特集という記事のために、取材を行っていた。その帰りに車が峠から転落、炎上、葬式に至っている。事故の前に兄が調べていたものは……冬の山に天使猫を見た?! というものだ」
「んー?」
 城田はまじまじと草間を見つめる。草間はその視線を避けるように視線をそらす。
「仕方がないだろう。俺にもよくわからないんだ。だが、現時点で確実なことは、その言葉だけ。炎上してしまったから、具体的に何を調べていたのかはわからない。だが、残されていたメモにはそう書かれていた」
 その言葉を素直に受け取るならば、兄が調べていたものは天使猫とかいうもので、場所は冬の山ということになる。どうも得体が知れない。
「で、天使猫が出没するという場所は、地図で見る限りでは山しかない村だ。寂れていたそうだが、アルカディアとかいう企業がそこに工場を作ってからは発展したらしい」
 ちなみに化粧品の工場だということだと草間は付け足した。その言葉にぴくりと城田は反応する。化粧品の開発には間違いなく化学が絡む。
「さっきも言ったが、自分の葬式に帰ってきたという兄が本物なのか、偽物なのか……その行方と真偽のほどを確かめることができれば、依頼は果たされる」
 そして、天使猫の正体がわかると俺の気持ちがすっきりする……と草間は小さく付け足す。
「……よくわからない説明だが、わかった、手伝うよ」
 草間の話が終わったところで、城田は俯き加減に小さく息をつき、そう言った。それから、顔をあげ、神妙な表情で草間を見つめる。
「その筋道が通っていない話は間違いなく煙草のせいだな」
 煙草で脳をやられたんだろう草間君と城田が言うと、草間はため息をつき、横に首を振った。そんな草間に追い打ちをかけるように、わたしは猫に嫌われるたちだから天使猫の調査は無理だなと付け足す。思ったとおり、草間はがっくりと首を折った。
「さて、本題に入ろうか……」
 そう言ったところで、興信所の扉が開かれた。現れたのは、さらりとした長い黒髪に深い青の瞳を持った……。
「ああ、誰が現れるのかと思っていたが。四人目は、きみか」
 扉を開き、現れたのは、田中緋玻。知らない相手ではない。
「誰かと思えば……こんなところで、奇遇ね」
 緋玻はなんとも言えない顔で答えた。
 
「とりあえず、これが問題の兄だ」
 調査仲間が揃ったところで草間が差し出したのは写真が貼りつけてある履歴書だった。名前は常磐友成。写真は年齢にして二十代前半だろうか。可もなく不可もなくといった風貌。三流と思われる大学を卒業。資格および免許は第一種普通免許のみ。性格は温厚。健康状態良好。特技なし。趣味は映画鑑賞に読書。運動はテニス。特筆すべきところはない、見れば見るほどありがちな、面白みのない履歴書に思える。それは、自分に限った話ではなさそうだった。
「んー。素直に考えれば、アルカディアの研究施設を偶然見てしまったお兄さんを事故にみせかけて始末しようとしている……というところかな」
 みたまは履歴書を眺めつつ、うーんと唸っている。
「でも、生かしておく理由がわかんないなー」
 そう言いながら金色の髪を軽くかいた。
 確かに、この常磐という青年には魅力を感じないとまでは言わないが、生かしておく利点は感じない。消すよりも死んだと見せかける方が手間もかかるし、リスクも高くなる。そうなると、そのリスクを上回る利用価値があると考えられるのだが、どうも履歴書からは、それを感じることはできない。
「とりあえず、方向性としては、どう考えているのかな?」
 みたまは履歴書から顔をあげると、周囲を見回し、意見を求めてきた。
「この時点ではどちらとも言えませんが……本物のお兄さんであり、それを救出するということを念頭において行動する予定でいますよ」
 ……とはいえ、予定は未定ですがと功刀は言う。
「そうね、あたしもどちらかといえばそっちね」
 緋玻は功刀の言葉に同意した。
「本物か偽物か……まあ、どちらであれそのアルカディアなる企業が怪しいことには変わりはないだろう。草間君、もう一度、確認を取るが、お兄さんに似た男を連れて行ったのは白衣の男……これに間違いはないかね?」
 城田は草間に向き直り、確認を取る。草間はこくりと頷いた。
「ああ。依頼者はそう言っている」
「そうか……ならば、行動は決まったようなものだ」
 うむと城田は頷く。
「さて、ここには四人いますが、今後の行動はどうしましょうか」
 功刀の言葉に皆が皆、場の面々を見回す。そして、誰もが同じ答えを出すに至ったらしい表情を見せた。それぞれが得意とする方向というものがありそうだ。ならば、個別に行動をした方がいい……そんな、結論。
「私は、そうね……とりあえず、アルカディアに関して調べてみようかな」
 みたまは言う。おそらく、誰もがそこから動くことだろう。
「では、僕も僕なりにそれについて調べてみます。皆さん、そこから始めるのでしょう? それでは……これを」
 功刀は携帯の番号とメールアドレスを公開する。
「何かありそうな場合は連絡をとりあう、ということで」
「確かに、何かあってからじゃね」
 お互いの連絡手段を整えたあと、それぞれに行動を開始した。次々と草間興信所をあとにして行く。
「行かないのか?」
 草間に問われ、城田は頷く。
「そう慌てるものではないぞ、草間君」
 城田は装備を確かめる。潜入に必要なものは、大丈夫、揃っている。愛用のあれもこんなことがあろうかと実はこっそり用意してきた。
「何を確認しているんだ? まずは、調査なんだろう?」
「ああ。工場に潜入してこよう」
「そうか、気をつけてな……って、潜入っ?!」
 素直に頷きかけた草間は不意にはっとする。
「大丈夫、心配はいらないよ。お兄さんらしき人物を見かけたら、即刻、確保しておこう。おや、なんて顔をしているのかね、草間君」
「ちょ、ちょっと待て、いきなり潜入なのか?」
 みんな、調査から始めているだろうと草間は諭すように言う。
「そうだとも。これがわたしの調査というものだよ。草間君、古来より言うではないか。この有名な言葉を知らんのかね?」
 城田は穏やかに問いかける。草間は少し唸ったあとに難しい表情で口を開いた。
「百聞は一見にしかず?」
「それも間違いではないがね。虎穴にいらずんば虎児を得ず、だ。また会おう」
 すちゃ。手で挨拶をすると城田は興信所をあとにする。つられ、草間も手をあげる。扉を閉める背後で、ちょっと待てと草間の声が聞こえてきた。城田は素直に足を止め、振り向く。
「なにかね、草間君」
 待てと言って素直に待つ人間は珍しい。草間は惚けつつも言った。
「あ、いや……その、気をつけて……」
 
 なるほど、話に聞くとおりの山の中だ。
 目的地に辿り着く少し手前、高台から周囲を見渡せば、素直にそんな感想を出すに至る。だが、周囲ではなく、問題の工場とやらがある周辺だけを見るならば、少しその感想は変わる。
 白亜の建物は工場というよりは病院、研究施設を連想させた。外観から伺っても設備投資はかなりのものと思われた。それだけに警備も厳重なようで、それほど高くはない壁に覆われているものの、警備員とおぼしき人数は多い。そんな施設から視線を少しずらし、壁の外側、村と思われる方へと視線を移してみる。
 村は二分されているように思えた。施設に近い方は区画整備された外観も美しい町並み、建物。反対に、施設から離れた場所は農業に基本を置いていると思われる、例えてみれば、所謂、田舎、長閑な光景が伺える。
 双眼鏡、スコープの類を使えばもう少し細かな様子もわかるというものだが……城田は空を見あげる。曇り空ではなく、晴れている。それに、太陽を背にはしていない。レンズが光を反射する可能性を考えて、使わずにおいた方がいいだろう。不自然な光の反射でこちらの居場所を伝えることにもなりかねない。が、些か、それは注意のしすぎだろうか。……いやいや、慎重に慎重を重ねた行動こそが事を隠密に運び、円満に終わらせる秘訣だ。相手に警戒されてはいけない。
 余所者が訪れたとなると、警戒される可能性が高い。誰がどこから見ているかもしれないので、村にはあまり近づかず、その反対側にあたる施設の裏手側から侵入、施設内部へ。そして、こんなにも設備が整っている施設であるならば、システム管理のネットワークが充実しているはず。端末のひとつにアクセスして、情報および資料検索……合言葉は、慌てず騒がず穏やかに。
 とりあえずの行動シミュレートに頷いたあと、城田は行動を開始する。
 警備の死角を探し出すということは、それほど難しいことではなかった。それほど壁が高くはなかったということも幸いし、敷地内への潜入はたやすく達成された。物陰で気配を消し、様子を伺う。
 警備員は警備員とすぐにわかる制服を着用し、職員は白衣を着用している。胸のあたりには、氏名と番号、写真を貼りつけた名刺大のカードをつけている。あれを手に入れたら、大手を振って歩けるかもしれない。自分はわりとこの雰囲気に自然と溶け込めそうだ。まずは手頃な白衣をひとり捕まえておこうか、おそらく端末にアクセスする場合、カードが必要になる可能性が高そうだからなと城田が考えていると、不意にけたたましいサイレンが響きわたった。
「?」
 見つかった? だが、まだ、敷地内に入り、物陰で気配を消している段階だ。本格的に行動は起こしていないし、怪しい奴だと声をかけられたわけでもない。では、なぜ?
 もしかして、自分と同じように潜入した仲間がいたとか。……考えられない線ではない。しかし、見つかってしまうとは……些か、情けない。とはいえ、考えようによっては、これは好機でもある。混乱に乗じて動けば、或いは。
 撤退か、侵入か。
 どちらの選択をするべきなのか。咄嗟に決めかねた城田の選択を決めたのは、城田ではなく、警備員の声だった。
「いたぞ、そこだ!」
 はっとする。だが、次の瞬間、その声は自分に向けられたものではないことに気づいた。声のする方向を見やると、ひとりの男が施設から逃げだそうとするように走っている。白衣を着た……スーツ姿の男だろうか。とりあえず、功刀ではない。
 と、いうことは。
 もう一度、逃げる男をよく眺めてみる。距離があるため断定はできないが、年齢、背格好は一致するような気がした。
 問題の兄だろうか。警備員に捕まったところをあとで乗り込み、確保する手間と、ここで少し騒ぎを大きくして、連れだす手間とを天秤にかけてみる。……行動するべきは、今。城田は物陰から飛び出し、逃げる男へと迫る。
「そいつを捕まえてくれ!」
 城田を施設の人間だと思ったのだろう。警備員が叫ぶ。
 勿論、捕まえるとも。但し、引き渡しはしないがね……城田は逃げる男との距離を縮め、その腕を掴む。男がはっとした。
「ついてきたまえ」
 悪いようにはしない。城田と男の視線が交錯する。一瞬、びくりと身体を震わせた男だが、城田の眼差しにこくりと頷く。それを確認して城田は男の腕を離した。男を先導する城田に驚いたのは警備員で、無線を取り出し、応援を要請する。もう少しで裏門だというところで、数人の警備員が新たに現れた。その数人の中に警備員とは思えないスーツの男がひとり混ざっている。その男が懐から取り出し、構えたものは銃だった。
「じゅ、銃を持ってますよ?!」
 銃口を向けられ、驚いたのか男の声は引っ繰り返っている。
「大丈夫だ、わたしも持っている」
 答えた城田の右袖からすっと愛用の銃が姿を現す。
「は?!」
 さらに男は驚く。が、それはそのままに、スーツの男よりも早く銃声を響かせる。こういう場合は、先手必勝。
「撃たれる前に撃っちゃっていいんですか?!」
「撃たれてから撃ったのでは、正当防衛は成り立たないのだよ」
 スーツの男に狙いをつけたまま城田は答える。
「そ、そうかもしれないけど……」
「まだ、走れるかね? ……では、その壁を越えて、真っ直ぐに。すぐに追いつく」
 男は城田を見つめたあと、決心したのかよっこらせと壁を越えようとする。その動作は機敏とは言えない。そうしている間に、違う方向から警備員とスーツの男が現れた。一方はお互いに銃口を向けあうというかたちで抑えてある。それを見た新たに現れたスーツの男は壁の方へと迫る。
「!」
 城田は左手を僅かに下げる。その袖からすっと現れた銃をくるりと回転させ、構えると壁へと迫るスーツの男の行く手に一発、威嚇のための銃声を響かせる。
「……」
 スーツの男と警備員たちはぴたりと動きを止めた。城田は壁を乗り越えた男が逃げだしたことを確認したあと、銃口を向けたまま、壁へと後退する。警備員たちが動こうとしたが、それをスーツの男が動くな、撃たれるぞと止めた。城田は身を翻すとひらりと壁を越える。淀みなく着地したあと、先に逃がした男を追う。思ったとおり、疲労が激しいらしく、木陰でへたりと座り込んでいた。
「若いというのに、だらしがないぞ」
「だ、だって、中から全力疾走……って、あの?」
 城田は肩で息をしながら答える男の身体に触れ、状態と負傷の有無を確認する。どうやら、負傷はしていないらしい。
「問題はないようだね」
 その言葉は男と追撃に関してのものだ。とりあえず、追いかけては来ないようだが、安心はできない。
「あ、ありがとうございます。あの……探偵さんですか? それとも……刑事さん?」
 男は何かを期待しているような眼差しを城田に向ける。
「いや、医者だ」
 城田がさらりと答えると、男はぽかんとした。
「え、で、でも、さっき、銃を!」
「医者だ」
 この白衣を見てごらん、どう見ても医者だろうと穏やかに城田は続けたが、男はそんな言葉は信じられないという顔をする。
「う、嘘だ……」
「さて。きみは常磐友成君だね」
 城田が問いかけると、男はきょとんとした。その顔にこちらがきょとんとしたくなるよと思いながら、草間から渡されている写真を取り出す。履歴書の小さな写真の、しかもカラーとはいえコピーであるため、画像状態はあまりよろしくない。それと男とを見比べてみる。
「間違えた……かな?」
 敗因は画像状態とあの特殊な状況だろうか。逃亡しているから、てっきり……らしくない失敗だと額に指を添え、軽く横に首を振る。が、まあ、考えてみれば自分は内部への潜入を果たせなかったが、目の前のこの男は果たしている。この男から自分の知りたい情報を得ることができれば、問題はない……ことにしておこう。
「わたしは先程も言ったとおり、医者なのだが、きみは?」
「フリーのジャーナリスト……といえば聞こえはいいんですが、実際のところは職ナシです。ある筋から自分の葬式に帰ってきた男の話を知って、これはネタになる! ということで、それについて調べていたんですよ」
「それは構わないが、あれではきみがネタになりかねないぞ」
 城田が軽く諌めると男は素直に頷いた。
「はい。あ、お礼がまだでしたよね。ありがとうございました、本当に」
 男は改めて城田と向かいあうと深々と頭を下げる。意外と礼儀正しいらしい。
「差し支えがなければ、きみが得た情報を教えてもらいたいのだが……どうだろう。ん? ああ、ちょっと失礼」
 不意な呼び出しに城田は携帯電話を取り出す。なんとなく、話の内容はわかっている。この騒ぎに関することだろう。だが、この騒ぎは自分ではなく、目の前の男が引き起こしたものだ。
「……場所を変えても構わないかね?」
 言葉を二、三、交わし、電話を切ったあと、城田は言った。

 −前編・完−


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【2240/田中・緋玻(たなか・あけは)/女/900歳/翻訳家】
【2346/功刀・渉(くぬぎ・あゆむ)/男/29歳/建築家:交渉屋】
【1685/海原・みたま(うなばら・みたま)/女/22歳/奥さん 兼 主婦 兼 傭兵】
【2585/城田・京一(しろた・きょういち)/男/44歳/医師】

(以上、受注順)

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■         ライター通信          ■
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依頼を受けてくださってありがとうございました。
まずはぎりぎりですみません。最後まで前編で片をつけるかどうか悩んでいました。
相関図、プレイング内容、キャラクターデータに沿うように、皆様のイメージを壊さないよう気をつけたつもりですが、どうなのか……曲解していたら、すみません。口調ちがうよ、こういうとき、こう行動するよ等がありましたら、遠慮なく仰ってください。次回、努力いたします。楽しんでいただけたら……是幸いです。苦情は真摯に、感想は喜んで受け止めますので、よろしくお願いします。

はじめまして、城田さま。
田中さまと腐れ縁なのですね。ですが、今回は接点がなく……潜入とありましたので、潜入しています。個人的に医者だと答える場面はいれたかったので……いれてしまいました(笑)

今回はありがとうございました。予告したとおり前後編となりましたので、よろしければ後編もおつきあい下さい(後編は納品から一週間後の夜に開ける予定です)
願わくば、この事件が城田さまの思い出の1ページとなりますように(とはいえ、前編なのでなんだか途中なのですが)