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調査コードネーム:三下襲来
執筆ライター :水上雪乃
調査組織名 :草間興信所
募集予定人数 :1人〜4人
------<オープニング>--------------------------------------
「草間さぁぁん〜〜 助けてくださいよぅ〜〜」
情けない声とともに、興信所の扉が開く。
飛び込んできたのは三下忠雄。月間アトラスというインチキオカルト雑誌の編集者である。
「しらん。帰れ帰れ」
しっしっ、と、草間武彦が手を振る。
「しょんなぁ‥‥」
「まあまあ義兄さん。お話だけも伺いましょうよ」
律儀にお茶を運んできた義妹の零が取りなす。
こんなヤツに茶なんぞ出すな、と草間は思ったが、さすがに口には出さなかった。
「零しゃんは優しいですぅ〜〜」
「懐かないでください。気持ち悪いですから」
きっぱり。
しかも、にこにこと笑いながら。
「俺よりキツイね‥‥お前さん」
感心する怪奇探偵。
日本海溝より深く沈んでゆく三下。
マリンスノーのように。
「そんなに綺麗なものでもありません」
「しくしく‥‥」
「いーから先を話せ」
ものすごく嫌そうに草間が促した。
とりあえず喋らせないことには、いつまでも居座られてしまう。
「じつは‥‥」
千葉県は市川市に塩浜海岸というところがある。
この付近の道路で、最近、死亡事故が頻発している。今年に入ってから、すでに三人が死んでいるのだ。
死んだのは一〇代二〇代の若者ばかり。
バイク事故である。
「‥‥よーするに暴走族だな」
「はいぃ」
「けど、それってアトラスが首を突っ込むようなことか?」
「それが‥‥首なしライダーの霊が事故を起こしているって噂があるんですぅ‥‥」
それで三下に取材命令が下ったわけである。
彼としては、暴走族と首なしライダーと、ふたつの強敵を相手にしなくてはいけないわけだ。
「たすけてくださいよぅ‥‥」
なんだか足元にすがりついてきそうな勢いだ。
蹴り飛ばしたい衝動を抑えながら、
「ま、護衛と調査協力ってところか。ちゃんと料金は取るからな」
「お友達割引で、三〇パーセントオフですよ。良かったですね。三下さん」
探偵兄弟が告げる。
ただでやってやるといわないところが、いっそ見事である。
「うぇぇ‥‥僕そんなお金ないですよぅ」
「冬のボーナス、手つかずで残ってるじゃないか」
満面の笑みの草間。
「なんで知ってるんですか‥‥」
がっくりと肩を落とす三下だった。
※水上雪乃の東京怪談に、三下忠雄初登場です。
三下三部作の一本目です。
一回完結で、三作品を書く予定です。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
受付開始は午後8時からです。
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三下襲来
深夜の海岸道路。
疾風のように駆け抜けてゆく二台のバイク。
シャドウスラッシャーとFTR。
フルフェイスのヘルメットに星明かりが映る。
速度は、すでに時速一三〇キロを越えているだろうか。
もちろん速度違反だが、理由があって暴走しているのだ。
「‥‥そろそろ問題のポイントよ」
「判ってる」
無線を通して交わされる会話。
これだけでも、普通のバイクでないことが判る。
海から吹く風。
強く強く、ふたりのライダーをあおっていた。
千葉県市川市。
いつの頃からか、首なしライダーの噂が流れるようになった。
見た者は大怪我をしたり死亡したりする。
近辺のライダーや暴走族たちは信じて疑わないという。
「怪我人はともかく、どうして死んだのが首なしライダーのせいだって判るんだ?」
巫灰慈が、鼻先で笑い飛ばした。
死人に口なしとはよく言ったもので、死者は自分がどうやって死んだのかは語ってくれない。
まあ、それを語らせるために警察は鑑識チームなどを作っているのだが、それだって完璧というわけにはいかないのだ。
よく怪談などで関係者全員が死亡するというものがあるが、それこそお笑いぐさである。
一人も生き残っていなければ、誰がその話を伝えるというのか。
「ま、そりゃそうだ」
守崎啓斗が肩をすくめる。
この手の都市伝説めいた怪談は、出所を探ると意外とつまらないものだ。
「でもまーべつに真実の解明が仕事ってわけじゃないんだろ?」
啓斗とそっくりの、だが瞳の色だけが違う弟が言った。
名を北斗という。
「アトラスは警察でも探偵でもないからね」
メンバーにお茶を配りながら、シュライン・エマが苦笑した。
月間アトラスという雑誌はオカルト雑誌だから。
より面白おかしく。
事実の追及などはしないのがセオリーである。
「科学誌とかとも違いますしね」
そういって笑ったのは那神化楽だ。
これに藤井百合枝という女性と草間兄妹、一応の依頼主である三下忠雄を加えて、九人のスタッフがこの一件に当たることとなる。
まあ、三下の財布は大ダメージを受けるだろうが、そこまでは探偵たちの知ったことではない。だいたい、けっこう割引してやってるのだ。
「オカルトってものは、べつに整合性を求めるものじゃないからね」
肩をすくめる百合枝。
科学的分析などしては、そもそも怖くもなんともない。
したがって、彼らの立場としては「犯人探し」をする必要はないのだ。
ないのだが、
「今年に入ってから一人。去年は四人。多すぎるとは言わないけど、普通の数字じゃないわよね。これ」
事前に下調べした内容をプリントアウトしつつ、シュラインが言った。
交通戦争などという言葉すら使われなくなって久しい。
昨年の一年間だけで、ざっと八〇〇〇人以上の人が交通事故で亡くなっているのだ。
千葉県だけに限っていえば三七九人である。
数からみれば、たかだか四名の死亡者。
だが、それがたった三キロメートルのなかで起こった事故なら。
「数学的確率ってやつから考えると、たしかに異常だよな」
巫が腕を組む。
ほぼ同じ場所で起きる死亡事故。
繰り返す悲劇には、なにか理由があるのではないか。
そう考えるのは、むろ当然のことだろう。
「‥‥でもこの事故、ちょっとおかしくない?」
しかめ面で資料を眺めながら、百合枝が疑問を呈した。
守崎ツインズも頷く。
この海岸道路で事故が起きるようになったのは、わずか三年前のことだ。
それまでは‥‥。
「たった一件だけね。死亡交通事故は」
「最初の事故の被害者が呼んでいる、とかいうのは話としては面白そうですが」
シュラインの説明に、那神が笑って付け加えた。
「トラックと乗用車の衝突よ。どうしてそこから首なしライダーが生まれるのよ?」
「警察はどう動いてるんだ?」
半ば挙手するように、北斗が訪ねる。
いつものことだが、シュラインに対して研究発表をおこなうような形式にるのだ。
「最近の事故? 一応ちゃんと捜査はしたわよ。けど‥‥」
「けど?」
「けど、所詮はゾク連中が暴走したあげくに勝手に事故った。そういう先入観があったんじゃねーか?」
応えたのは巫だった。
いくつもの事件に関わった関係から、彼は人間の心理というものにずいぶんと詳しくなっていた。あるいは恋人の影響かもしれないが。
かるく頷くシュライン。
啓斗と北斗が腕を組んだ。
最終的には現場に行くしかない。これは既定の事実だ。
それに暴走族連中からも話を訊かなくてはならないだろう。
その際、予断をもって臨んではいけない。
先入観というものは事実を見つめる目を曇らせる。
疑わしいと思って見れば、なんだって疑わしく見えるものだ。
ほとんどすべての冤罪事件が、そうやって起こった。
「でもまあ、私たちは刑事じゃないから」
統括するように、百合枝が言う。
つい癖で「調べよう」としてしまうが、今回は調査が仕事ではない。
暴走族相手のインタビューにびびっているチキンを護衛し、最後まで逃げないように監視すること。
考えてみれば、簡単な話である。
「んじゃ、いくか」
啓斗が、いつものようにFTRのキーへ手を伸ばした。
が、彼の手より一瞬早く、弟の手がカギを掴む。
「今日は俺が乗る。兄貴はあっちの組」
視線の先には、指揮車ハイエースに乗り込む面々がいた。
那神、草間、巫、百合枝、零。ついでに三下。
「あれ? シュラ姐は?」
「私は北斗と同じ組よ。」
微笑するシュラインの手には、シャドウスラッシャーのキー。
彼女のためだけにチューンナップされたモンスターが、いま、ヴェールを脱ぎ捨てる。
「あーあ。車欲しいなぁ」
ハイエースを転がしながら草間がぼやく。
FTRはともかく、シャドウスラッシャーにはついてゆくのがやっとだ。
小回りがきかないワゴン車の宿命である。
自衛隊が改造しまくったこの車体にはレーダーが搭載してあり、シャドウスラッシャーの位置もFTRの位置も正確に把握できている。
できてはいるのだが、やっぱり姿が見えないと不安だ。
「愛しい女房が見えないと心配だよなぁ。武さん」
助手席の巫がからかう。
「まあな」
さらりと応える怪奇探偵。
さすが新婚。
甘々の熱々である。
口を開いた浄化屋だったが、結局、なにも言わないまま口を閉じた。
まあ、なにを言っても負け犬の遠吠え。幸せものの勝ちである。巫としても負け戦をたたかう気にはなれなかったようだ。
「ちなみに、北斗も先行してるんだぞ」
一応、兄として啓斗が口を挟む。
シュラインばかりを心配するというのは、ちょっといただけない。
「まあまあ。北斗くんはオトコノコですから」
那神が言う。
「そういう問題?」
苦笑した百合枝が視線を動かすと、すでに震えているチキンと目があった。
「いまからびびってどうするのよ」
「しょんなこといわれてもぉ‥‥」
「取材申し込みの電話もびびってできないし。よくもまぁそれで記者なんてやってられるわねぇ」
まったくの図星である。
まったくの事実である。
市川市あたりで活動しているいくつかの暴走族にアポイントを取ったのは探偵たちだ。
べつに難しいことはない。ヤンキー雑誌などから連絡先を探しだし、月間アトラスと名乗って正規に取材を申し込めばよい。
そして条件を煮詰める。具体的には、名前を出さないとか、掲載のあかつきにはなにか謝礼を渡すとか。会う日時を決めるとか。
三下は暴走族の集会にでも乗り込むつもりで恐れていたらしいが、いくらなんでもそんな馬鹿なことはしないのである。
この程度は雑誌記者でなくともできる作業だ。事実、探偵たちはやってのけている。
できない三下が異常なのだ。
「どうして採用試験に受かったのかしら?」
やや深刻な疑問を抱く百合枝だった。
暴走族の少年少女たちからは、たいして有用な話は聞けなかった。
まあ、当然というか、判りきっていたことではある。
もともと冷静な分析とか、正確な判断とかとは縁のない人生を送っている方々だ。日本語を話してくれただけでもありがたいというものだろう。
とはいえ、亡霊ライダーの情報が全くなかったわけではない。
深夜二時に現れる、とか。
仲間を欲しがって現れるんだ、とか。
酔漢の戯言くらい不正確なものだが、アトラスの記事にするのならこれくらいで充分だろう。
ちゃんと分析したコメントなど、オカルト雑誌では不要だ。
意外と人当たりの良い暴走族たちに、三下がほっと胸を撫で下ろしている。
一方、啓斗と北斗は顔を見合わせていた。
どうもおかしい。
訪ね歩いた少年少女のすべてが、亡霊ライダーについてわずかでも知っている。
たしかに取材としては重畳きわまりないが‥‥。
「情報が広がりすぎている、と、思いませんか?」
ツインズの疑問を言語化したのは那神である。
同様の結論に達していたのか、シュラインと巫も頷いていた。
情報というものは、つねに全員が知っているとは限らない。
必ず、粗と密の部分ができる。
さらに、これも必ずだが、情報にはベクトルがかかる。つまり尾ひれがつくのだ。
伝達の過程で、変質し誇大化し最初とは食い違ってくる。
それが噂というものの伝わり方なのだ。
だからこそ、情報操作という謀略が可能になるのだが。
「しかも、持っている情報がほとんど同一なのも気になるわね」
腕を組むシュライン。
このようなケースなら、大げさに話すやつがいてもおかしくない。
逆に、知らぬ存ぜぬで押し通すヤツがいても良い。
にもかかわらず、誰に訊いても紋切り型の答えが返ってくる。
「どういうこと?」
「木を隠す場合、どこが最も適していると思いますか?」
百合枝の問いに、美髭の絵本作家が微笑した。
「ようするに、なにか裏があるって事だな」
ハイエースの車載コンピュータにデータを打ち込む巫。
紅い瞳が挑戦的に輝いてる。
「騒動師‥‥」
微苦笑を浮かべ、蒼眸の事務員もまた液晶画面を覗きこむ。
「何を調べてるんだ?」
訪ねる北斗。
「事件記録。交通事故以外に、ここらで起こった事件をピックアップしておこうと思ってな」
「つまり幽霊の仕業じゃないってこと?」
「そういうこと。百合枝サン。怪奇現象の九割は人間が作ってるんだよ」
分別くさく啓斗が言った。
怪奇探偵の得意台詞を奪って。
奪われた草間が肩をすくめる。
そのとき、
「ビンゴだぜ」
巫の声が車内に響いた。
「きたぜ」
北斗の声が、無線を通してシュラインの鼓膜を叩く。
「一週間目にしてやっと登場ってわけね」
シニカルな笑みを蒼眸の美女が浮かべた。
バイザーの下半分には、指揮車から送られてくる情報が表示されている。
今映っているのはレーダーだ。
シャドウスラッシャーとFTRが青い点。その後方から赤い点が猛追している。
速度は時速二〇〇キロ近くに達しているだろうか。
風の強い海岸道路で、無茶なことをするものだ。
「リミッターを切ってるみたいだな」
「違法改造ね。これだけでも捕まるわよ」
「それを言い出したら、俺らのだってやばいんじゃないかと。シュラ姐」
「あにか言った?」
「いいえー なんでもありましぇーん」
戯けたように応えて速度を落とす北斗。
囮役を務めるために。
「それじゃ、うまく誘導してくるぜ」
「頑張って」
ふたりが、車体にセットされた電子カメラスイッチを入れる。亡霊ライダーを捉える科学の目だ。
それが映した映像は瞬時に指揮車へと送られ、解析されるのだ。
「はるかな昔、オカルトは権力者たちが独占していました。それに対抗する手段として科学が生まれたんです。今回もまた科学が神秘を駆逐します」
とは、ハイエースに乗り込んでいる那神の台詞である。
やや苦みを帯びるのは、仲間たちがオカルト的な能力を持っていることを知っているからである。
じつは絵本作家も持っていたりするのだが、彼自身はそのことを知らない。
ディスプレイ上。青い点が一つと赤い点が最接近した。
「しくじるなよ。北斗」
弟の身を案じながら、啓斗が画面に見入っている。
その時。
「うわぁ‥‥」
溜息とも悲鳴ともつかぬ声を百合枝が発した。
FTRのカメラからの映像が届いたのだ。
「たしかに首ナシだな。こいつは」
「ブラックマジックってやつさ。頭は黒く、他は明るい色をつける」
巫の言葉に、顔を上げた啓斗が応える。
ステージマジックや特殊撮影などでは、ごくありふれた方法だ。
だからこそここまで成功した、という言い方もできる。
「けど、闇色の復讐はもう終わりだ。シュライン。準備はいいか?」
『こっちは完了。後はタイミングだけよ』
無線から聞こえる声に、指揮車の面々が頷いた。
幽霊ライダーの出現に、FTRの運転手は驚いた素振りを見せなかった。
むしろ接近して確認しようとしている。
危機を感じたのか、首なしライダーは速度をあげて逃げ去ろうとした。
だがその前方に、もう一台のバイクが現れる。
シャドウスラッシャーだ。
左右に蛇行しながら、巧みに首なしライダーの進路を妨害する。
突破するには、事故を覚悟しなくてはならない。
徐々にスピードが殺されてゆく。
前方に赤色灯の大群を見たとき、ついに首なしライダーは逃亡を断念した。
挟まれる形で停車させられる。
「年貢の収め時ね」
シャドウスラッシャーから降りた皮のライダースーツの女が、音楽的にすら響く声で言った。
事故が起こり始めた三年前に何があったか。
それが、この「事件」の解答だ。
当時一四歳だった少女が暴走族たちに輪姦され、自殺した。
新聞には載っていないニュースだ。
だが、自殺した少女には家族がいて、惨劇を知っていた。
そして、彼女の兄は復讐を誓う。
事件に関わった連中を、一人残らず殺す。
妹の日記から犯人どもを割り出し、それを見て笑っていた女どもも。
そのくらいせずに、どうして妹の霊が慰められよう。
首なしライダーに扮した彼は、一人、また一人と葬っていった。
しかし、三年は長すぎた。
暴走族など、いずれは卒業してしまうのだ。
妹を自殺に追い込んだ者たちも、何人かは暴走行為をやめてしまった。
許されることだろうか?
人ひとりを自殺に追い込んでおいて、平然と社会人になってゆく。
そんなことが許されるのか?
青年は怒り、その怒りの方向性は歪んだ。
暴走族そのものをこの世から消す。
それが目的になった。
回転する赤色灯。
連行されてゆく青年。
草間と巫のタバコから、ゆっくりと紫煙が立ち上り、夜の大気へと溶けてゆく。
「いつも通り、後味がよくねぇな」
浄化屋の感想は、怪奇探偵から奪った煙草に対してか、それとも、
「やりきれないけど、犯罪は犯罪だからね」
ちらりと夫と友人を見遣ったシュラインが言う。
那神と百合枝が、ごくわずかに頷いた。
暴走族に同情する気にはなれないが、かといって青年のやったことが許されるわけではない。
「人間って、業が深いよなぁ」
「でも、俺もお前も人間さ」
夜空を見上げた弟の肩を、兄がかるく叩いた。
満天の星々は、愚かな人間たちをただ黙って見つめている。
それは、応援するようにも突き放すようにも見えた。
海から吹く風。
探偵たちの髪を乱暴になぶっていた。
「あの‥‥」
おずおずと。
浸りきっているメンバーに声をかけようとする三下。
事件が解決してしまったら、彼はどうしたらいいのだろう。
この凄惨な復讐劇を記事にすればいいのだろうか?
「こんな生々しい話、載せられるわけないでしょ」
脳裏で編集長が怒鳴っている。
どうしたら良いんだろう。
きょろきょろと周囲を見渡す。零と目があった。
ふるふる。
糸みたいに目を細くした怪奇探偵の妹が首を振っている。
途方に暮れる雑誌記者の涙を、海風が運んでいった。
どこまでもどこまでも遠くへ。
終わり
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
0086/ シュライン・エマ /女 / 26 / 翻訳家 興信所事務員
(しゅらいん・えま)
0568/ 守崎・北斗 /男 / 17 / 高校生
(もりさき・ほくと)
0143/ 巫・灰慈 /男 / 26 / フリーライター 浄化屋
(かんなぎ・はいじ)
0554/ 守崎・啓斗 /男 / 17 / 高校生
(もりさき・けいと)
1873/ 藤井・百合枝 /女 / 25 / 派遣社員
(ふじい・ゆりえ)
0374/ 那神・化楽 /男 / 34 / 絵本作家
(ながみ・けらく)
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■ ライター通信 ■
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おまたせいたしました。
「三下襲来」おとどけいたします。
次は、「三下が降る夜」です。
その次は‥‥「三下畑でつかまえて」「三下が俺を呼んでいる」「三下にはまだはやい」「プライベート・サンシタ」「三下は二度死ぬ」「わたしが愛した三下」「銀河鉄道下下下」「銀河忠雄伝説」
うーん。候補がいっぱいですね。タイトルの。
どれが良いでしょう。
内容がさっぱり判らないのがミソですが。
まあ、馬鹿な話はこのくらいにして。
楽しんで頂けたら幸いです。
それでは、またお会いできることを祈って。
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