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<東京怪談ノベル(シングル)>


『硝子の回廊の悪夢 ― 桜炎 ―』
 もう一人の俺。
 その俺の手にはもう一振りの刀。
 俺はリュートの音色を背に握った刀を振り上げる。
 ぶつかり合う鋼と鋼。
 奏でられた音色は血塗られた音楽。
 押す力の分だけ、押される刀。それは完全に拮抗していた。
 俺は刀を押すと同時に後ろに飛んで、間合いを計る。そして刀を中段に構え、切っ先をぶらす。北辰一刀流の構え。
 そしてもう一人の俺も刀の切っ先を揺らす。俺と同じリズムで。まるで合わせ鏡だ。
 そう、合わせ鏡。
 鏡のような硝子の回廊。
 ここは女子高の廊下。有名な建築家のデザインしたこの校舎は見た目の華やかさばかりではなく色々な仕掛けも組まれていて、少女の心を惹き付ける。第一校舎から第二校舎へと続く廊下。その廊下はビニールハウスばりの硝子でできた渡り廊下。向かい合う硝子と硝子は合わせ鏡のように互いの姿を映しあい…そして硝子の奥へと道は延々と続いていく。

 そう、合わせ鏡は悪魔を封じ込める忌まわしい暗黒の儀式

 俺の視界の真正面にもう一人の俺。そして左右の視界の端…延々と続いていく硝子の中には無限の彼女がいる。ひとりひとり表情の違う彼女が。
「わかっている、蒼さん? それは幻よ。この硝子の回廊に閉じ込められてしまった思春期の少女達の」
「ああ、わかっている」
「そうよ。そしてそれはあなただったりもする」
「・・・?」
 どういう意味だ、それは?
 わかるわけがない。この彼女はいつもこういう物言いをする。だったら、俺はどうすればいい。自分が敵だなんて…それはまさしく最強の敵なのでは?
「えーい、ままよ」
 俺は足下を蹴って、刀を俺に打ち込む。受け止められた刀。俺は手首の捻りと、腕のふりで刀を翻しさらに打ち込んでいく。斬撃のラッシュ。だが、別に無闇に刀を振るっているわけではない。刀を打ち込みながら呼吸を整えて気を練る。一見、何のリズムもそれには無いかのように見えるのだろう。しかし、俺はリズムをずらしながら打ち込む事で逆に俺なりのリズムに乗って気を練るのだ。
(一撃必殺。それに賭ける)
 そして数十回目の剣撃によって、体勢を崩したもう一人の俺。俺は両目を見開き、そこに最高の一撃を叩きこまんと……
「馬鹿。だからそれはあなただと言っているのに・・・」
 タッチの変わったリュートの音色と共に俺の耳朶を打った彼女の声は、呆れた響きをしていた。

 ******
 九重の家に引き取られた頃から繰り返し見るようになった夢がある。
 それは………
 うだるような熱気に包まれた部屋で、
 途切れなく響く音…槌で焼けた鉄を打つ…
 低い視線…子どものもの……誰の?
 その低い視線の先には白装束に身を包んだ白髪の男。その男が一振りの刀を打っている。
 そしてその刀を覗き込んでいるひとりの女・・・女? くるぶしの辺りまで伸びた艶やかな黒髪と、雪のように白い肌と、真っ黒なキャミソールに包まれたからだ…豊かな胸に、蜂のようにくびれた腰、優雅なラインを描く腰下は女性のもの。だけど本当にそれが女性なのかはわからない。その人は顔によく縁日などで見る狐の面をつけている。とても歪な姿だと想う。
 神は雌雄同体。ひょっとすればその狐の面の人も神で、雌雄同体なのかもしれない。そう想えるのは溢れるような女を感じさせる体を持つその人から発せられる雰囲気が何もかも超越しているような感を受けたから。
 ただ白髪の人は刀を打っている。
 そして狐の面の人は彼が打つ刀を覗き込んでいる。
 それが九重の家に引き取られた頃から繰り返し見続けてきた夢…。

 ******
 体に伝わってくる振動はひどい物だった。しかしだからという訳ではない。俺が眼を覚ましたのは。
「また、この夢、か」
 幼い頃から時折、見てきた夢。世界で一番大切な妹にも話した事の無い何度も見る夢。
「なんだか、な…」
 俺は無造作に前髪を掻きあげると、少しバスの座席シートに預けた体を下にずらした。
 昔から見てきた夢。
 これは脳が勝手に作り出した映像なのか、
 それとも何かのドラマか漫画…で見た物……
 ………もしくは…記憶、か。
「じゃあ、あれが俺の本当の父親?」
 わからない。だけどこれだけは確実に言える。死んだと伝えられている本当の自分の父親の事が…自分のルーツが気にならないと言えば嘘になるが、それでも別にそれを心の奥底から知りたいとは想わない。妹と分け隔て無く同様に愛情を持って育ててくれた九重の両親には感謝してる。九重の家族が今ではもう本当の自分の大切な家族だ。俺はそれでいいと想っている。
 ただ……

 ただ、この夢を見た後に俺はいつも想うんだ。
 ………自分の刀が欲しい、と。
 ………自分で打った自分だけの刀が。

 それはなぜだろうか?
 あの夢の映像はやはり記憶なのではなく、その想いが見せた映像なのか、
 それともあの白髪の男が父親で、別に自分の本当の家族やルーツなどどうでもいいと想いながらも、本心ではそれを欲していて、だから自分は刀を打ちたいと想うのだろうか?
 そうする事で、父かもしれない男に、自分のルーツに近づけられるかもしれないから。
 俺は取りとめも無い思考から脱却するために顔を横に振った。そしてほぼ無意識に携帯電話を取り出す。それを開き、視線は液晶画面に。しかしアンテナは0。圏外だ。
 親指で操作。液晶画面上に呼び出されたのはメールの文章。最初はたどたどしい戸惑ったような文章で、後に行くほどに慣れた文章に変わっていく。この携帯電話を持ち始めてからずっと取ってある妹からのメールだ。その文章を目で追うごとにふわりと広がっていく温かみ。自然に彼女の顔が浮かび、声が聞こえる。
 先ほどまでの鬱々とした感情はどこへやら。やっぱり妹は・・・
「心のパレッドだな、本当に」
 俺は頭を掻きながら窓の向こうの後ろに流れていく風景を眺める。
 今、俺は、とある刀工の下に向かっている。
 知り合いの怪奇探偵に依頼された仕事でだ。なんでも彼が手がけた事件で手に入れた刀らしく、それはよくある話だが、人の怨念が取り憑き、魔性の刀として多くの不幸を引き起こしたらしい。その刀の始末をしてもらうべくそれをその刀工の下に持っていく事になったらしいのだが・・・。
 俺は皮肉げな笑みを浮かべざるおえない。よりによって自分が魔性の刀をどうこうできるような刀工の下に行く事になるなんて。
「こっちはあえて今までそれを避けていたってのに」
 これは偶然?
 いや、この世には偶然は無い。すべてが偶然のように見えてしかし、そうならざる終えないように決まっていた必然、…そう、よくわからない物言いをするリュート弾きの少女の言葉を借りればそうなる訳で……
 そんな新たな鬱々とした思考の袋小路に囚われた俺を乗せたままバスは狭い山道を登っていった。

 ******
「ようこそ、おいでになって。九重さんのお話は聞いとります。さあ、上がってくださいな」
 人懐っこい笑みを浮かべた老婆は、開口一番にそう言って、俺を招き入れてくれた。
 それはよくテレビで見るような深い山間の村の古い木造の屋敷。軋む廊下に、年代物の欄間、そしてどこか神聖的な物を感じるしんと冷たく澄んだ空気(真夏なのに)などがどことなく格調高く感じられて、俺は意味も無く緊張する。
「さあ、どうぞ」
 通された客室で俺は、正座して刀工を待った。
 しばらくして老人と妹と同じ歳ぐらいの少女が部屋に入ってきた。
「あんたが九重蒼さんかね?」
「はい。今回はよろしくお願いします。これが件の刀です」
 厳重に札で封じられた刀を俺は机の上に置いた。びしっと部屋の空気が震える。
 だが、刀工はその刀には目もくれずに、俺をじっと見つめると、深く深くため息を吐いた。そして一言。
「九重君は、最近・・・いや、ずっと、己の刀が欲しいと想っているのではないのかね?」
 これに俺は無論、驚いた。
 背中を冷たい汗が滝のように流れる。
 正座した足の上で握り締めていた拳にさらに力を込めて、俺は正直にそれを口にした。
「はい」
 刀工はまたため息を吐いて、
「その刀を自分の物にしようとは想わなかったのかね?」
 俺は刀に視線を落とし数秒、
 ……そして顔を横に振った。
「これは違います。………俺は自分が打った刀が欲しいのです」
 そう言った瞬間に、少女の体から殺気が発せられた。俺の全身の毛が逆立つ。そう、なんの躊躇いもなく俺を殺せる殺意が少女から俺に向けられたのだ。恨みも怒りも狂気も無い・・・悲しみと哀れみとだけがある不思議な殺意が。
 机の上でその殺意に反応するように刀が振るえ、そして札が燃え尽きた。
 刀工はそこで初めて刀に視線を移し、そしてそれを取り上げると、障子を開き、庭に出た。
 そこで彼は鞘から刀を抜いた・・・鞘走りの音はまるで断末魔の悲鳴かのように・・・・。
「この刀は魔性の刀。一度抜かれれば多くの血を求める…あってはならぬ物。ならばその刀は鞘に収めればいい」
 なぜだろうか? 【鞘】と言う言葉を聞いた瞬間に俺の心臓が痛いぐらいに跳ね上がった。そして刀工はなんと信じられぬ事に刀を庭石に突き刺したのだ。まるで刀はつまようじを豆腐に突き刺すように簡単に庭石に突き刺さってしまった。
「何が起こったのですか?」
「どのような名刀も…魔刀も鞘に収められてしまえば、魂を無くす・・・ただそれだけの事だよ。【神薙ぎの鞘】よ」
「神、薙ぎ…の鞘?」
 繰り返す俺にしかし、彼は答えない。
 庭の中心に立つ彼は空を見上げた。夏の晴天を。どこまでも透明で広く澄んだ空を。
「蒼・・・よい、名じゃ。しかし、貴方には同時に二つ名【神薙ぎの鞘】という忌まわしき運命を表す名がある。どうしようもなく貴方はその【血の因果】に囚われてしまっているのですね。で、なければ【神刀】と何の関わりも持たぬ九重の家にせかっく養子に出された貴方が己が刀を求めるべきはずがない。いや、それもまた運命なのでしょうか? 【花の乙女】と出会ってしまった事すらも。【花の乙女】の種がまさか【神薙ぎの鞘】のすぐ隣で芽吹き、咲こうとしているとは……」
「おじいさま。それ以上は・・・」
 俺の隣で、少女が鋭い声を出す。
「うむ。わかっておる。まだ、【神薙ぎの鞘】がすべてを知るのは早すぎる。だが、【神薙ぎの鞘】がこうして私の前に現れたのもまた運命。そう、それが運命ならば私が貴方に一振りの【守り刀】を打ちましょう」
 俺は慌てる。何を言われているのかわからない。
「あ、あの、ちょっと待って下さい」
 それに俺は自分で自分の刀を打ちたいのだ。他人が打った刀などいらない。
 しかし、その俺の心の声を聞いたかのように刀工は鋭く細めた目で、俺を見た。
「貴方は刀を打ってはなりません。貴方は【鞘】なのだから。【神刀】が二振り生まれれば、それはこの【風の国】に吹く風を乱します」
「・・・」
 俺は何も言えない。
 そして刀工は懐から取り出した懐剣を少女に渡した。
 少女はおもむろにその懐剣を抜くと、夏の陽光を反射させる(その光は冬の陽光のように冷たく思えた)刃で、己が艶やかな黒髪を切った。
「汚れ無き巫女の髪と・・・」
 刀工は白紙で髪を包み、そしてもう一枚の白紙に、先ほどの庭石の欠片(懐剣で削った)を包み、さらには懐剣と神棚に飾ってあった小皿を俺に差し出した。
「汚れ無き巫女の髪と、封じの石、そしてあなたの中に流れる血、とがあなたを運命から…【神薙ぎ】から守ります。さあ、貴方の血を」
 ・・・。
 刀工はそれらを持って、工房に入ったきり三日三晩出てこなかった。
 そして工房から鉄を打つ槌の音が消えて数刻後に、げっそりとやつれた刀工が一振りの刀を持って出てきた。
「これが【神薙ぎの鞘】の守り刀・真打です」
 それは俺が打った刀ではない。俺が欲するのは自分で打った刀だ。しかし、確かにその刀の持つ魅力に惹かれる俺がいた。それは確かに俺のために打たれた刀だからだろうか?
 俺は白紙を口にくわえて刀を鞘から抜いた。ずしりと重い刀の感触。しかし、刀はひどく俺の手に馴染み(刀工は俺の手を半日触ったり、見たりしていたし、匂いや味を確かめてもいた)、そして刀身はとても美しかった。鋭い鉄の輝きも、刀身の曲線美も、そして刀身に走る炎のような紋様の緋色の線も。
「さあ、九重君。貴方がその刀に最後の命を吹き込んでください。名前をお付けください、その貴方の守り刀に」
 俺は瞼を閉じる。閉じた瞳には鮮やかに刀身に走った緋色が残っていて、それは炎とそして・・・
「桜火・・・」
「おうか?」
「はい。桜と火・・・桜火と書いておうかです。守り刀【桜火】」

 ******
 すぐ耳元で聴こえた鋼の音色。
 もう一人の俺が持つ刀が俺に打ち込まれていて、そしてその軌道上には【桜火】があって、それが俺の命を救った。

 そう、必殺の一撃を打ち込んだはずの俺が打ち込まれていた。

「だぁーーーー」
 俺は両腕に力を込めてその剣撃を返し、後ろに下がる。
「はあはあはあはははああああ」
 呼吸が荒い。
「大丈夫?」
 変わるリュートのタッチ。
 荒れていた呼吸が整っていく。
 リュートの音色による身体異常の回復能力。
 しかし、
「そっちはキツそうだな」
「ええ、おかげさまで。そう想うなら、さっさとこのミッション、片さない?」
「ああ」
 例によって怪奇探偵からまわされた事件。私立の女子高から来た話で、夏休みの校舎に真夜中に入り込んで、学校の七不思議をふざけて調べていた女子生徒たちがこの硝子の回廊で意識不明で発見され、未だに原因不明の昏睡状態から覚めぬらしい。
 事件の概要は、この回廊に閉じ込められた邪気が起こした物らしい。この合わせ鏡のようになった硝子の回廊が原因。だったら・・・
「この硝子の回廊を破壊すれば・・・」
「ダウト。この中には昏睡状態の女子生徒たちの心もあるわ。彼女らが死んでしまう。だから目の前のこれを倒さねばならないのよ」
「ああ、なるほど。ハードだね、どうも」
「そうよ、ハードなの。だけどそれももう終わるわ。合わせ鏡の儀式の時間。この学校に伝わる七不思議。

 硝子の回路は合わせ鏡の形代。
 だから夜中の午前2時にその硝子の回路に立った者は異形なモノを見る。

 ジャストPM2時。来るわよ。これまであなたが相手をしていた自分の影ではなく、本物が」
 どくん、と空気が振動した。
 そして今まで戦っていたもう一人の俺が消えて、代わりに硝子の回路に延々と映る俺の姿がいっせいにでたらめに動き出して、それで目の前の空間に何やらわからぬ黒い物体が抜け出てきた。
「これは?」
「それはこの硝子の回路に溜まった少女たちの想い。七不思議に対する恐怖や憧れといった残留思念よ。それを倒して」
「わかった」
 俺は刀を横に構えながら、右腕を大きく振りかぶったそれに肉薄し、そして紙一重で振り下ろされたそれの一撃を避けると、回転しながらの横薙ぎの一撃をその振り下ろされた右腕に叩き込んだ。
 【桜火】の一撃は簡単にその右腕を斬りおとし、さらには横殴りに叩きつけてきたそれの左手拳も受け止める。受け止めた【桜火】に俺は力を込めて、振りぬいた。転瞬、【桜火】自体の力と、そして俺の能力によって発せられた衝撃派とで、その左腕は消え去り、
 そうして俺はワルツを踊るように軽いステップを踏んで、硝子の回廊から新たに抜け出てきた黒い物体がそれぞれの斬り口に合わさって繋がる前に、それの懐に飛び込んでいて、
「これで最後だ。硝子の回廊の悪夢よ」
 ゼロ距離からの突きを両手を組み合わせた一撃を俺の頭に叩き込まんとしていたそれの腹部に叩き込んだ。
 一撃必殺のその技によってそれは完全に消滅し、そしてその瞬間に硝子の回廊のガラスはすべて澄んだ音を奏でながら夜の虚空に向かって砕け散るのだった。

 ******
 それが俺と俺の守り刀【桜火】との初の戦い。
 確かに【桜火】は俺の守り刀なのかもしれない。
 俺の命を守り、そして今までどこか刀を持つ事で煮えたぎっていた血を抑えるための。
 俺は今まで、九重の家族だけを、自分の本当の家族として、自分の本当の両親や自分のルーツなど興味を持たなかった。だけど感じずにはいられない。やがて、俺は望まずともそれらに直面し、何かをせねばならぬと。そう、そのための【桜火】なのだろう。
 しかし、今だけは俺はそれを忘れたい。見ないふりしたい。やがて来る【血の因果】ならばそれまでは普通の九重蒼として暮らす事も許されるはず。
 俺はそう想い、そしてすべてを忘れる。
 家のインターホンを鳴らし、そして開けられた玄関の扉。
 迎えてくれる満面の咲いた花のような笑み。俺はそんな笑顔で迎えてくれた妹に左肩にかけた鞄を背負い直しながら花束を渡した。
「お帰りなさい、お兄ちゃん」
「ただいま」

 **ライターより**
 こんにちは、九重蒼さま。
 ライターの草摩一護です。

 ご依頼ありがとうございました。
 そして死ぬほど嬉しいお言葉も。そのお言葉を胸に今回のお話を誠心誠意書きました。
 いかがでしたでしょうか?
 色々とこちらで複線を張ってみました。
 ご要望なされていた蒼の血の宿縁のような物を感じていただけていれば嬉しいと想います。
 ちなみに【花の乙女】とは彼女の事? と、想われているかもしれませんが、さて、どうなるでしょうか?^^

 それと守り刀【桜火】の名前はこちらで今回このようにさせていただきましたが、良い名前が浮かばれましたら、どうぞご遠慮なく、次のプレイングなどに書いてくださいませね。あと、守り刀の設定はこのような形にさせていただきました。ご了承していただけると幸いでございます。

 一応、こちらでプレイングを読ませていただいた時に、僕なりの蒼を巡る関係みたいな物を作りました。
 それはもしも幸運な事に次もやらせていただけましたら、連載形式でやっていきたいなー、などと図々しく想っております。^^
 その時には一度、折を見て・・・ストーリーの折り返し地点についた頃に用語説明とか、人物相関図などをこのライターよりの欄にさせていただきますね。
 ちなみに【神薙ぎ】とは神をも薙ぐ(殺す)という意味です。蒼さんの物語は神話などにも絡めていけたらと想っております。

 蒼さんの設定、ストーリー、ご満足していただけてましたら幸いです。
 それではこれで失礼させていただきますね。
 本当に今回もありがとうございました。