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<東京怪談ウェブゲーム アンティークショップ・レン>


歌えないヴァイオリン

 ある日のアンティークショップ・レンに、品物を買い取ってほしいという客が現れた。依頼品は古いヴァイオリン。店主である碧紗蓮は、それが相当の値打ちものであると見抜く。
 持ち主はどう見ても未成年の少女である。
 こんな高価なものをおいそれと買い取れないと言う蓮に、優という少女は執拗に食い下がる。無料でも構わないからとにかく手放したいのだという少女の様子は、どう見てもただごとではなかった。
「私では、もうこのヴァイオリンを歌わせることができない」
 その科白に呼応するように、引き起こされた怪奇現象。

 ヴァイオリンがなにか曰くつきの品だとあたりをつけた蓮は、たまたま店に居合わせた客たちに、この件の調査を依頼するのだった。



 革のケースの留め金をぱちりと上げて慎重に開くと、嗅ぎ慣れない匂いがふと鼻をついた。
 甘く鼻腔をくすぐるような、どこか癖のある匂い。香炉の火はすでに燃えつきている。この店の店主はときどき店内で怪しい香を焚くが、これは香の匂いとははっきり違っていた。
 鼻にしわを寄せて、綾小路雅は蓮のほうを見やった。
「なんだ? この匂い」
「松ヤニさ」
 煙管の灰を今度はきちんと煙草盆に落としつつ、蓮が答える。
「松ヤニ?」
「弦や弓のメンテに使うんだよ。なかなか大事に使われてたようじゃないか」
「……そのようですね」
「うおっ!?」
 突然、静かな声を背後から聞かされて雅がのけぞった。振り返っても、バイオリンを置いた机のすぐ傍、古い化粧箪笥の上に、紅色の振袖の日本人形がちんまり座っているだけだ。

「き、気のせいか……?」
「びっくりさせるんじゃないよ、灯火。いつ起きたんだい」
 気のせいに決まってると現実を拒否しかけた雅に、蓮はさらに追いうちをかけた。二人の目の前、見えない手にすくい上げられたような動きで人形が腰を上げる。
「最初から起きておりました。でも驚かせてしまったなら、申し訳ございません」
 前に投げ出していた足は正座のかたちにして、人形はあわく紅がさしたちいさな手を前に出す。肩の高さで切りそろえられた黒髪が音もなく揺れた。
 ――雅に向かって、彼女はじつに丁寧な所作で三つ指をついたのだった。
「お初にお目にかかります……わたくし、四宮灯火と申します」
「…………!!!!」

 かくんと開きっぱなしになった雅のあごが閉じるまで、女店主と生きた人形は、いささかの時を待たねばならなかったという。



 注文した餡蜜が来るまでずいぶんと待たされた。ちょうど近くの学校が終わる時間帯なのか、甘味茶屋は制服姿の女子学生たちで賑わっている。
 慌ただしい様子で餡蜜二つを持って来たバイトの女の子に「大変ね」と声をかけると、この時間はいつもこうですから、と笑みを返された。いい店だ。奏子自身は酒飲みなので、そう甘いものが大好きというほどでもないのだが、空いている時間帯にでもまた来るのもいいかもしれない。

「ヴァイオリン、ねえ」
 門外漢である奏子にとっては、ヴァイオリンなど、楽器屋によくディスプレイされている十万円足らずの品を目にするのがせいぜいのこと。店を出る間際ちらりと目にしたあの楽器がそれほどの価値のあるものだというのが、今ひとつぴんとこない。
「盗難されたりすると二度と出てこないって話はよく聞くけど」
 肩をすくめて、奏子はひとまず目の前の問題――餡蜜に取り掛かった。口紅がはげるのも気にせずにてきぱき食べる奏子の前で、向かいの席に座った優は匙を取る気配が見られない。
「あ、もしかして、餡蜜は嫌い? ケーキ屋のほうがよかったかしら」
「……いえ、あの」
 おずおずと口を開く。
「さっき、あの骨董品屋にいらした方……ですよね」
「骨董品屋? 蓮さんが怒るわよ。アンティークショップって言っとくれ、なーんて」
 似たようなもんだと思うけどねえ、とくすくす笑う奏子に、優の口角が少しだけ緩む。
「でもまあ、そのとおりよ。店で見てたんだけど、なんだか気になっちゃってね。あなたさえよければ、ちょっと話を聞きたいなと思うんだけど」
「話、ですか」
「そう。ごめんなさいね、お節介で。私も普段は他人様の詮索なんて柄じゃないんだけど」
「……もしかして、あなたも、楽器弾かれるんですか?」
「あら。どうして?」
「手を見ればわかるんですよ。両手どっちの指も、骨と筋がしっかりしてるし、爪もきれいに切ってるし。普通に生活するぶんには、利き手じゃないほうの手ってあまり発達しないものなんですよ。両手の指ぜんぶ使わなくちゃいけない事って、実はそんなにないし」
 思わず奏子は自分の手を見下ろした。
「驚いた。確かに、三味線を少し、ね。よくわかったわねえ」
「わかります。だって、お姉ちゃんと」
「あら。お姉さんがいるの?」
 かすかに紅潮した優の顔が、何かに思い当たってかまた曇った。少し元気になったのに振り出しに逆戻りかと、奏子は内心溜息をつく。やれやれ、私がこのくらいのころって、こんなに沈みがちだったかしら?
「……ね。ヴァイオリンを歌わせてあげられないって、どういうこと?」



 場所を変えたいという灯火の求めに応じて店の奥に通された。
 商品なのかそれともがらくたなのか、得体の知れない箱入りの物品が狭い部屋の中にひしめきあっている。混沌そのものの部屋の中でかろうじて片付いている机の上にケースと灯火を乗せて、
「あたしゃ店番があるから頼んだよ」
 という言葉を残し、蓮は店へと戻っていった。人形の娘は開け放ったまま運ばれたケースの中身を、飽きもせずにまだのぞきこんでいる。
 なにぶん初対面の相手、それも年端もいかない娘(人間ではないのはこの際目をつぶる)なのでどう話したものか、雅は考えあぐねて、ひとまずその背中に声をかけてみた。
「……なんかわかるのか?」
「想いが」
 白い顔の上にさっと筆で刷かれた瞳は、じっとヴァイオリンを見つめている。
「歌いたい、歌いたいと……この楽器の想いが」
「わかるのか」
 返事のかわりに、灯火はかすかにうつむいた。表情はまったく変わらない。木でできた灯火の顔には、人間のような表情筋が存在しない。深みのある青い絵の具でいろどられた瞳はまばたきもしなければ、涙にうるむこともない。
「ああ、いや」
 それでもいかなる光の加減か、雅にはそれが悲しみの仕草に見えたらしく、すこし早口で付け加えた。
「別に疑ってるわけじゃねえんだぜ? 世の中広いし、いろんな奴がいらぁな。モノの気持ちがわかる人間がいたって、別におかしかねーよ」
「わたくし、人間ではありませんが」
「ああそうだっけ」
 先にはあれほど驚いていたというのに実は順応が早いほうなのか、『人間ではない』本人である灯火の指摘を「そうだっけ」のひとことで済ませて、雅はあらためてケースに向き直る。
「本題に戻るぜ。つまり色々とやらかしてるのは、このヴァイオリンに宿ってる『心』みたいなもんなんだな?」
「そうだと思います」
「そーすっと、あの娘っ子と」
 ここで雅は親指で、美しい弦楽器を指し示す。「こいつの仲を取り持ってやりゃいいわけだ」
「なにか良い策がおありですか」
「ねえけどさ。でもよ」
 それまでかけていた色つきの眼鏡をはずしてたたみ、胸ポケットにしまいながら、雅はわずかに口角を上げて笑ってみせる。
「引き受けた以上、途中で放り出すのもなんかアレだし。もうちっと詳しい事情、知りたいなー、なんて思ったりなんかして」



「どんな楽器でもそうだと思うんですけど、弾けるようになるだけならそんなに難しくないんですよ。ちゃんと教えてくれる人がいて、多少手先が器用なら、初歩の教本をマスターするくらいは簡単です」
「そうかもね。クラシックのほうはよくわからないけど」
 自分の経験を振り返りながら、奏子はうなずく。
「だけど、ある程度技術がついてくると、そのうち先生が言うんです。
 『ヴァイオリンは弾くものじゃない。歌うものなんだよ』って」
「歌う?」
「前は、あのヴァイオリンも、歌っていました」
「でも、もう駄目なのね。どうして?」
「あのヴァイオリンを弾いていた、お姉ちゃんが死んだから」
 交通事故でした、と静かな声で優は告げた。
「でも、あなただって弾くんでしょう? ヴァイオリン」
「……なんで、そんなことわかるんですか」
「手を見ればわかるのよ」
 先ほど言われた科白をそのまま返して、奏子はまだ熱い茶をすすった。
「どうして、あなたじゃ駄目なのかしら」
「だって」
 うつむいた口元がふるえて、今にも泣きそうにゆがんだ。
「あたしには無理。お姉ちゃんみたいには、とても弾けない……ヴァイオリンを歌わせるなんて、どうすればいいのか全然わかんない。だってお姉ちゃんは天才で、私は凡人だもの……」



 彼女の指がしっかりとわたしの首を支え、弦を押さえるそのときをなんと表現すればいいだろう?
 緊張した彼女の呼気が木でできたわたしの表面をわずかになぶり、まさに弓が当てられようとする瞬間、演奏がはじまる直前の気持ちを、一体どう言えば正確に伝えられるというのか。緊張、興奮、高揚、期待……そのどれもが正しいのに、それだけの単語ではとても足りない。足りなすぎる。
 そして四本の弦の上で指と弓が滑り躍りはじめる瞬間といったら!
 わたしの内部の空洞はただ歓喜にうち震え、愛撫に似た弓運びにあるはずのない心はただ叫ぶ。
 こんなにも美しい音が、いままでずっとわたしの中に眠っていたのかと。
 その叫びを奏でているのは彼女なのか、それともわたしなのか。忘我のうちに冷たい木でできたからだは暖かな音楽一色に満たされ、楽器であるわたしと演奏者である彼女の境界は曖昧になり、そして、ああどうしたことだろう、いつのまにかわたしたちは歌っているではないか。
 メンデルスゾーン、ブラームス、シューマン、シベリウス、パガニーニ、バルトーク……何だっていい、何だって歌う。新しい曲の練習にだって付き合おう。どんなにつらい練習だって、この音楽のよろこびに比べれば些細なこと、さあ、何を弾く?
 なめらかなスラーが小節の上を刻む。指先が的確にトリルをかけながら音階を追い上げていく。
 曲が終わるのだ。
 このまま終わらなければいいのに。ずっとずっと歌い続けていられればいいのに、永遠に続く曲などわたしたちは知らなかった。譜面はいつか終止符につきあたる。だからただ、わたしたちは祈る。もう少し。せめて、もう少しだけ――。

 どうして曲はいつか終わってしまうのか。
 なぜ人はいつか死んでしまうのか。
 彼女がわたしと歌う機会はもう永遠に来ない。弾き手がいなければわたしは永遠に歌えない。
 わたしはこのまま捨てられるのだろうか? このまま骨董品としてショウケースに入れられて、いつか朽ち果てるそのときまでただ漫然と過ごすのか? 楽器であるこのわたしに?
 耐えられない。どうして神は、こんな運命をわたしに強いるのか。わたしをまた歌わせてくれるかもしれない者がすぐ近くにいるというのに、その少女はわたしを手放そうとしている。
 歌いたい。歌いたい。歌いたい。歌いたい。歌いたい。歌わせてくれ、歌わせてくれ――。

「綾小路様?」
 小さな灯火の手をいつのまにかぎゅっと握っていたのに雅は気づく。次に頬が濡れているのを知って憮然とした。この涙を流させたのは自分ではなく、ひどく激情家なヴァイオリンだ。霊を見通す裸眼をつうじて、この楽器の心を感じてしまったためなのだろう。袖でごしごしと頬を拭って、鼻水を啜る。
「おう。何?」
「わたくしの私見ですが、この楽器はやはり持ち主に返したほうがいい気がいたします」
「かもな」
 この店の客層は結構幅広いから、もしかしたら中にはヴァイオリン演奏家がいるかもしれない。だがたとえ短い間でも、この店で見世物のように飾られることは、この楽器にとって耐え難いことなのだ。
「まったくしゃあねえな、このヴァイオリンさまはよ」
 言葉では毒づいていても、声音には棘がない。
 その様子を見つめて、灯火はまた膝を折り、丁寧な所作で頭を下げた。
「ありがとうございます」
「なんでお前が礼言うんだよ。俺様に感謝するのはまず、このヴァイオリンじゃねえの?」
「自分でもわかりませんけど、わたくし、そう言いたいのです。だからそうするのです」
「あーそうかよ……っておいおい、一度でいいっつの!」
 もう一度、今度はより深く頭を下げようとした灯火にぎょっとして、雅はあわててそれを押しとどめた。どうもこの人形はいちいち立ち居振舞いが時代がかっていて、調子が狂う。
「ではわたくし、その旨を碧紗様にお伝えいたします」
「ああ。頼む」
 ふわりと浮き上がった体が、蓮のいる店先のほうへと消えていく。それを見送りながら、雅はまだケースが開いたままなのに気がついた。誰も見ていないのに、こほん、と咳払いする。
「ま、とりあえず」
 あの子が引き取りに来るまで、しばらく休めや。そう言って、雅は蓋を閉めて金具をおろした。
 駅前のCD屋は、ヴァイオリンソロのCDなんて扱っているだろうか。柄にもなくそう考える雅はもしかして、まだこの楽器の感情に引きずられているのかもしれない。




 がやがやと騒がしい店内の中で、切り離されたようにこのテーブルだけに沈黙が降りている。
「お茶、飲んだら?」
「はい」
 洟をすすって、優は目の前の湯飲みを手にとった。慎重に口をつける。
「きっとお姉さん、すごい人だったのね」
「はい」
「いつも比べられて辛かった?」
「……はい」
「お姉さんのこと抜きで答えてほしいんだけど、ヴァイオリン弾くの、嫌い?」
「いいえ」
 はじめての否定が、思わぬ強さで間髪入れずに返ってくる。ちょっと笑って、奏子は、空になった器の上で柄の長いスプーンを弄んだ。窓際の女子高生たちは、飽きもせず笑いながらおしゃべりしている。
「あのヴァイオリンが、あなたとお姉さんを比べると思ったんでしょ」
「……はい。だって私、同じ楽器で、お姉ちゃんよりも全然弾けない……」
「ということは、試したわけね、あのヴァイオリン」
 ほんとうは弾きたくて仕方ないんじゃないの。
 今度ははっきり溜息をついて、奏子は、いい? と身を乗り出した。
「妹ってことは、あなた、お姉さんよりも全然経験が少ないのよ。あれはお姉さんのヴァイオリンなんだもの、お姉さんのほうがあの楽器に馴染んでいてあたりまえ。だいたい姉妹っていったって違う人間なんだから、弾き方だって違って当然だと思わない?
 あなた、このまま一生、そうやってもういない人の影を踏んで生きていくつもり?」

 ぽかんとした顔で優に見返されて、奏子は、まずしまったと思った。彼女が仕事で根城にしている浅草は根っからの下町で、気風のよさ、腹の内に本音を隠さない奔放さが粋だとされる。勝気で気分屋な今の自分の性格の半分以上は、たぶんあの土地が培ったものだ。けれどもこの気質が災いして、余計なことまで口に出してしまったことも一度や二度ではない。私、また言い過ぎちゃった?
「ね、優さん、あのね」
「不思議」
「へ?」
 思わず間抜けな声で聞き返すと、優は顔を上げて、ちょっと複雑そうな顔で、笑った。
「お姉ちゃんもよく、同じこと言ってました」

 ――私のことで周りはいろいろ言うかもしれないけど、あんたは自分の好きなように弾きなさい。私のことなんて気にせずに、自由に弾きなさい。私、あんたのそういう音が聞きたいの。
 ヴァイオリンが弾きたいなら、それが一番大事なことよ。

「いいお姉さんじゃない」
「はい。これでもう永遠に追いつけなくなっちゃったのが、悔しくて仕方ないくらい」
 西日のさしこむ窓からの光で、優の頬を濡らすひとすじの涙が琥珀色にひかる。
「やっぱりあなた、明日、あのお店にヴァイオリンを引き取りに行ったほうがいいわ。このまま手放したら、きっと一生後悔するわよ。ね?」
「……奏子さんて」
 涙を手の甲で拭いながら、優はつぶやくように切り出した。
「なんか、お姉ちゃんみたい」
「そう?」
「さっきのものの言い方もそうだけど。お姉ちゃんも、そういう手、してたから」
 指の長くて筋ばった、弦を押さえるのに向いている手。音楽家の手。
 テーブルの一角でそんな話が進行していることなど知らず、周囲の客は自分たちの話に夢中だった。



「そうか。ご苦労様」
 灯火からことの次第を聞いて、蓮はかるく微笑んだ。
「あの子も、たぶん、またここに来ると思うよ。そんな気がしてるんだ。そのときに、あたしからそれとなく話しておいてやるよ」
「お願いします」
 客が来なくて退屈しているのか、大きく欠伸などする蓮を見つめて、灯火はふと、そのわだかまりを口にしてみる気分になった。
「碧紗様。『死ぬ』とは、どういうことなのでしょうか?」
「なんだい、急に」
「わたくしには……よくわからないのです」
「そうさねえ」
 新しい種火を煙管の中に落として、蓮は目を伏せて煙を吸い込んだ。
「あたしが説明するのは簡単だけど、理屈で理解できるものでもなし。無責任な言い方になっちまうけど」
 細く細く吐き出された煙は、うすぐらい店内の空気の中をただゆらゆらと白く迷う。
 まるで、行き場のない魂のように。
「あんたにもいずれ、わかるときが来るよ。いつか、きっと、そのうちに……」

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【1650 / 真迫・奏子 / 女 / 20 / 芸者】
【2701 / 綾小路・雅 / 男 / 23 / 日本画家(ペーペーの極み)】
【3401 / 四宮・灯火 / 女 / 1  / 人形】

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■         ライター通信          ■
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 こんにちは。ライターの宮本です。
 ええと……大変お待たせしてしまい申し訳ありません。
 最初は個別文章をつける予定だったのですがどうも文章の調整がうまくいかず、結局全員同一文章と相成りました。そのぶんボリュームがえらいことになっていますが。
 怪談依頼は初めてだったため、まだまだ研鑽が必要なようです。

>雅さん
 いちばん饒舌なタイプだったので、ヴァイオリンパートで話を引っ張っていただきました。
 表記が「ヴァ」イオリンなのは単に、私がその方が好きなためです(笑)。

>奏子さん
 OP文章の穴というか、足りないところにつっこんでくださってありがとうございます。情報不足は半分くらい狙ってやったんですが、確かにちょっと足りなすぎた、かもしれません……。
 気風のいいおねえさんという感じで、書いていてちょっと気持ちよかったです。

>灯火さん
 シチュノベに引きつづきの発注ありがとうございます。
 申し訳ないことに今回、出番はやや控えめなのですが、同じ「心を持ったモノ」同士ということで、そういう部分が書けていればいいな……と思います。

 今回は発注ありがとうござました。