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調査コードネーム:哀しみのシルビア
執筆ライター :水上雪乃
調査組織名 :草間興信所
募集予定人数 :1人〜4人
------<オープニング>--------------------------------------
何がかなしくて、
「兄さんなんかとドライブしてるんでしょうね?」
「‥‥冒頭から、いきなりそれかよ‥‥」
愛車シルビアのハンドルを操りながら、草間武彦がげっそりと呟いた。
ナイガシロにされるのはいつものことだが、最近、ますます酷くなっているような気がする。
「もちろん、気だけじゃありません」
助手席から冷然と声を投げるのは義妹の零だ。
「はいはい‥‥」
珍しくオフとなった日。
暇を持てあました怪奇探偵は、妹を誘ってドライブなどど洒落こんだのだ。
たまにはこういうのも悪くはない。
「でも、私に手を出したら犯罪ですよ。戸籍上は本物の兄妹なんですから」
「ださねーよ」
くだらない会話を繰り広げる。
ちなみに零と草間の間に血縁はない。
にもかかわらず、本当の肉親ということになっている。ようするに戸籍を改竄しているのだ。それだけではなく、経歴や年齢などもしっかりと捏造してある。
むろん犯罪だ。
「バレればだけどな」
「ばれないでしょう。改竄したのは国のトップ近くにいる人なんですから」
「ま、そういうこった」
「世も末ですね‥‥って、兄さん前っ!!」
零の笑顔が凍り付く。
子供がふたり、自動車の前に飛び出したのだ。
妹に言われるまでもなく草間はハンドルを切り、急ブレーキを踏む。
フォーミュラレーサーばりのテクニックであったが、
「く‥‥っ」
どん、と、衝撃がくる。
間に合わなかった。
「なんてこった‥‥」
どう考えても回避が間に合わないタイミングで飛び出された。
自殺だろうか。
無言のまま車の外に出るふたり。
「あれ?」
零が首をかしげた。
はねられたはずの子供の姿が、どこにもなかったのだ。
「遠くまで飛ばされたとか‥‥?」
きょろきょろと探してみる。
「どうもおかしいな。車にまったく傷が付いてない」
草間もまた疑問符を浮かべている。
普通、事故を起こせば車にだって跡が残るのだが。
「ふたり揃って、幻覚でも見たって事か?」
「幻覚、ではないかもしれません」
「というと?」
「‥‥記憶」
呟く零。
黒いシルビアが、ただ無言でたたずんでいた。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
受付開始は午後8時からです。
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哀しみのシルビア
「まあ、ふたりとも無事で良かったわ」
紅茶などを淹れつつ、シュライン・エマが言った。
青い瞳が映すのは、夫と義妹。
すなわち、草間武彦と零である。
新宿区の片隅にある探偵事務所。怪奇探偵などというご大層な異名を奉られているが、家族経営の小さな興信所だ。
所長の草間と、その恋女房のシュライン。それに義妹の零が協力しあって、事務所を切り盛りしている。
ただし、彼ら以外のスタッフもいないわけではない。
「それにしても、あのシルビアがねぇ」
ドーナツにかじりつきながら、守崎北斗がいった。
どうでも良いが、事務所を訪れてから五つ目である。
「ちゃんとお祓いしたんだけどな」
ちらりと弟に視線を送ったのち、守崎北斗が呟いた。
「ミスはなかったはずだぜ」
巫灰慈も首をかしげている。
じつは、巫と啓斗のふたりが除霊したのだ。
さすが一〇〇〇円という常識では考えられない価格だっただけあって、シルビアには無数の霊が貼り付いていた。
「むしろそんな車を買うなよ」
「同感です」
綾和泉汐耶の台詞に、海原みなもが熱心に頷いた。
安物買いなどするから、余計なトラブルに巻き込まれるのである。
「俺のFTRは変な曰くなんかないだろうなぁ」
六つ目のフレンチクルーラーに手を伸ばしながら、北斗が言う。
「キミのじゃないだろ」
冷静に指摘する汐耶。
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
みなもと巫が顔を見合わせ、
「‥‥‥‥」
啓斗がシュラインの方をなんとなく眺めた。
三人の胸に去来する思いは、この背の高い美女ふたりが似ている、ということである。
むろん外見のことではない。
たしかにふたりともクールビューティーではあるが、むしろ行動とか性格とか、そういう方面のことだ。
と、そこまで考えて、ぷるぶると頭を振る巫、啓斗、みなもの三人。
鬼の大蔵大臣は一人で充分だ。
二人もいたら、たちまち地球は飽和状態になって崩壊してしまうだろう。
成獣になった絵梨佳が東京を破壊し尽くすのとどっちがはやいか、他人事なら見物である。
なかなか失礼なことを考えている。
「顔に出てるわよ‥‥」
びきびきと。
シュラインの額に青筋が立っていた。
「うわぁ! すみませんすみませんすみませんっ!!」
がばっと土下座して、必死に、かつ卑屈に謝る三人だった。
臆病者というなかれ。
だれにとっても、踵落としは痛いのだ。
「愚かな。雉も鳴かずば撃たれまいに」
もぐもぐと一〇個目のドーナツを補食する北斗。
「ちなみに、誰も鳴いて無いぞ」
苦笑を浮かべる汐耶。
これが、草間興信所が怪奇探偵というあまりありがたくない通り名を付けられることになった局外スタッフである。
怪奇探偵の愉快な仲間たちという言い方もある。
本人たちが喜んでいるかどうかは、少しばかり疑問だが。
春めいた午後の日差しが、燦々と降りそそいでいた。
草間興信所のシルビアは二〇〇一年モデルである。
ということは、その事故は三年以内の出来事だということだ。
そう推理したシュラインだったが、
「このシルビアが絡んだ事故なら、な」
巫が腕を組む。
浄化屋として、彼は自分の技術に自信と責任を持っている。
まして、啓斗かサポートしてしてくれたのだ。
ミスした可能性など、極小単位のものだろう。
「でも、人間の作業なのだから、完璧ではありえない」
「それはそうですが。でも、シルビアが絡んでいない可能性もあるってことですか? 巫さん」
汐耶の言葉に頷きつつも、みなもが問いかける。
「あるさ」
答えたのは、紅い瞳の青年ではなく、蒼い目の少年だった。
結局、二四個買ってきたドーナツのうち、一七個は彼の胃袋に収まっている。
皆さんでどうぞ、と、買ってきた汐耶の好意を一身で受けたようだ。
「いやっ! みんなが一個ずつ取るのを待ってから手をつけたしっ!」
とは、北斗の熱心な主張である。
それが受け入れられるかどうかは、神のみぞ知る。
「ともかく。霊ってのは、地縛、物縛、念縛、浮遊ってゆー四種類に分かれるのさ」
「地縛というのは、その名の通り土地に縛られている霊だ」
弟の後を引き継いで、啓斗が説明を始める。
地縛には、その地の守護神なども含まれるし、平将門のような強力な怨霊もいる。
物縛とはシルビアに憑いていたような霊たちだ。ただし、霊としては比較的に弱い部類に入る。
念縛は少し厄介で、成仏なり浄化なりしていてもおかしくない状態なのに、現世に縛られている霊体のことである。
これは、当人の意志ではなく、「成仏させてもらえない」というが多いようである。
人の作る噂が、浄化を阻むのだ。
最後に浮遊霊だが、これはある意味において、最も自由な霊である。
何者にも縛られず、好き勝手に行動できるから。
ただ、霊というのはなんらかの思いや執着があってこそ現世に留まれるわけで、こういった浮遊霊はじきに成仏するか、消滅するか、どちらかの道を辿る。
「何度でも確認しておくべきことだがな」
巫が口を挟んだ。
「霊ってのは万能の存在ってわけじゃねーんだ。生前もっていた知識以上のものを得ることはできはねー。つまり成長はしないってことだな」
つまり、江戸時代の霊が自動車やパソコンを知るはずがないし、幽霊になったからといってものすごい超能力が使えるわけではない。
みなもと北斗がこくりと頷く。
怪奇探偵の一員として、幾度も不可思議な現象と戦ってきた彼らである。
霊というものへの理解は、普通の生活を送る人々に比較してずっと深い。
むろん、彼ら自身が常人とは違う特殊能力を持ってしまっている、という事情もある。
「結局は、どういう事なんだ?」
ややストレートすぎる問い方を、汐耶がした。
「記憶はシルビアではなく、道にあったのかも。ということね?」
反問の形で答えたのは、シュラインである。
巫が、思慮深そうに頷いた。
単なる思考実験としてなら、いくらでも可能性があるのは事実だった。
「手分けして探るしかないわね」
「正式な依頼として?」
「仕方ないでしょ。ちゃんと報酬は出すわ」
「それはそれは」
大蔵大臣の言葉に、汐耶がくすりと笑った。
安物買いの銭失い、とは、よくいったものである。
五人の局外スタッフに、定額である一日一万円の報酬を出せば五万円だ。もし解決まで一〇日かかったら、五〇万円の出費だ。
せっかく一〇〇〇円で車を買っても、採算は大赤字だろう。
かといって、この件を放っておくのも、なんとなく寝覚めが悪い。
シルビアは社用車として今後も活躍してもらわなくてはならないのだ。
「いい? 三日以内に解決するわよ」
凛と響くシュラインの声。
有無を言わせぬ雰囲気があった。
仲間たちが、こくこくと頷く。
なんだか、鬼軍曹を前にした新米兵士みたいだった。
大蔵大臣の檄が効いたのか、調査はものすごいスピードで進行していった。
巫とみなもが現場近くの聞き込み、守崎ツインズは中古車ディーラーを当たってシルビアの詳細な履歴を調べ上げ、汐耶は零とともにパソコンを使ってうわさ話を集め、シュラインは夫と一緒に警察をまわって自己の記録を確認する。
ほとんど完璧な布陣である。
ちなみに、単独行動をしている者がいないのも探偵の鉄則だ。
行動は、つねに二人以上でおこなう。
迂遠なようだが、一人で動き回ると思わぬ危険があるのだ。それで命まで落とした探偵や警官など、枚挙に暇がない。
今回の件などは、さしてさして危険があるとは思えないが、「はず」と「べき」で企画を立てることはできない。
このあたり、暢気そうにみえて、けっして草間は無能ではない。
パリ第二大学の探偵学科で講演したこともある実績は、伊達ではないのだ。
「あれは稲積さんに押しつけられただけじゃない」
くすくすと笑う細君。
しかもガチガチに緊張してしまって、実際には予め作っておいた原稿を、シュラインがいかにも通訳しているふうを装って読み上げただけだ。
なんでも事情をわかりあっている関係というのは、なかなかに大変だ。
咳払いした怪奇探偵が、仲間たちが調べた結果をまとめる。
「結果からいうなら、シルビアは関係なかった」
「ああ。関係あったのは、あの場所だな」
探偵の言葉に、巫が続く。
シルビアが走っていた道。あの場所で事故が起きたのだ。
冬の出来事だった。
どこにでもありそうな共働きの家庭の子供が、珍しく積もった雪の上でソリ遊びをし、そのまま道路に飛び出したのである。
不運なことに、それは、ちょうど走ってきた自動車の目前だった。
回避も急ブレーキも、間に合うはずがない。
草間がしたのと同じように、運転者も避けようとはしたのだが‥‥。
「結局、間に合わなかったの」
汐耶の溜息。
実際に調べてみると、後味の良くない話ではある。
むろん、後味のよい事故などというものはありえないが、それでも、この件に関しては運転者の過失はほとんどないように思える。
制限速度も遵守していたし、事故を起こした後の対応も誠意的なものである。
にもかかわらず、裁判所が運転者に下した判決は、執行猶予つきの実刑判決だった。
「悪者が必要だった、ということですかね‥‥」
最年少のみなももまた嘆息した。
当時、信用金庫に務めていた運転者――伊藤明義という青年だった――は解雇され、五年が経過した現在は、日雇いのような仕事で食いつないでいるという。
「つらいよな」
「ああ」
双子が頷きあった。
緑と蒼の瞳には、憂色が濃い。
この国は、元犯罪者やそう見なされた者に対して優しくない伝統を持つ。
とある宗教団体の教祖の娘が大学への入学を拒否されたのは記憶に新しい話だ。つまり、古代の専制国家よろしく、親の罪が子に及ぶのである。
もちろん被害者にとってみれば、子どころか孫の代まで憎んでも憎み足りないだろうが。
「どこかで断ち切らないと、憎しみの連鎖ってどこまでも続くわよね」
「まったくだ。けど、社会全体のことはともかくとして、その佐藤ってやつのことは救えるかもしれねぇな」
シュラインの言葉に、巫が不敵な笑みを浮かべた。
「どういうこと?」
汐耶が訪ね、仲間たちが不思議そうな顔をする。
伊藤を救うとはどういう事だろう。
「どうしてシルビアは、武さんにありの映像をみせたんだろうな」
浄化屋とい顔を持つ男が注意を喚起した。
たしかに、言われてみればおかしな話である。
零はともかくとして、霊感のない草間がどうして霊を見ることができたのか。
シルビアが見せたのである。
それは何故か。
怪奇探偵なら解決できるからではないか。
「つまり、事件はまた終わってないってことか? 巫さん」
「ご名答。啓斗」
にやりと笑って、浄化屋が年少の友を讃えた。
「厄介ね」
「まったくです」
「お節介なんだから」
「ま、それが性分ってやつだろ」
それぞれの為人で頷く仲間たち。
ここまで知った以上後戻りはできない、といったところだろうか。
「騒動師どもめ」
苦笑した草間が、一枚の書類を指し示す。
警察の調書。
「あ、たしかにおかしーな」
北斗が言った。
先天的悪戯小僧の彼は、気づいたのである。
「なにがですか?」
みなもが訪ねた。
「事故に遭った子供たちの服装、か」
「なるほどね」
クールビューティーふたり組が形の良い下顎に手を当てる。
子供たちは五歳と四歳だった。
しかし、しっかりと防寒具を身に付け、手袋を履き、マフラーまできちんつけていた。
「寒かったからじゃないか? てや、でもおかしいな」
啓斗が、自分の考えに落第点をつけてみせる。
雪が積もってソリ遊びができる。
その時、子供はきちんと服装を整えてから遊びに行くだろうか。
両親が共働きだったから、それだけしっかりしていた、という考え方もできるが‥‥。
「むしろ、誰かに着せてもらった、のかもしれませんね」
勘の良いみなもが核心に触れる。
もしも服装を整えてやった人間がいるとすれば、子供たちだけで遊んでいたという可能性は低くなる。
だが、誰かが付いていて、子供が道路に飛び出すということがあろうか。
「‥‥故意か」
啓斗が言った。
「‥‥過失か」
北斗が続いた。
「洗い直す必要が、あるかもね」
総括するように、汐耶が告げる。
エアコンディショニングの風が、黒髪をくすぐる。
一昨日から降り続いた雪が、一〇センチメートルほど積もっていた。
新興住宅街。
悪戯盛りの子供がふたり、保育園から帰宅する。
東京では珍しい積雪に、興味津々だった。
「こんにちは。いま帰り?」
団地の入り口をくぐったとき、隣に住む女の人が、兄弟に話しかけた。
旦那さんとふたり暮らしで、何年か前に子供を病気で失ったらしい。
そのせいかどうか、兄弟にはとても優しくしてくれた。
「今日もお母さんが帰ってくるまでお留守番? えらいわねぇ」
いつも褒めてくれるし、お菓子もくれる。
この日もまた、
「もし良かったら、おばさんとソリ遊びしない?」
と、誘ってくれた。
しかし、留守番をしなくてはいけない兄弟はためらう。
「大丈夫よ。お母さんは風邪を引いたりするのを心配してるの。ちゃんと手袋をして、帽子とマフラーをしていけば風邪なんか怖くないわよ」
そう言って、服装を整えてくれた。
兄弟も、本当は遊びたくてうずうずしていたのである。
傾斜を滑って遊ぶ。
はしゃぎながら。
はじめのうちは眩しそうに見つめていた女だったが‥‥。
ふと、彼女の脳裏に逝ってしまった我が子の姿がよぎる。
生きていれば、この兄弟と同じくらいの歳だ。
結局、雪遊びなど一度もしないままだった。
どうして、この兄弟だけが幸せになるのだろう。
自分の子供には、幸福になる権利がなかったというのだろうか。
だとしたら、この子たちにだってそんな権利はない。
魔が差したというべきだろうか。
女の両手は兄弟の乗ったソリを、車道に向けて勢いよく押して出していた。
高速で滑走するソリ。
そして、響き渡るブレーキ音。
気が付いたとき、すべてが終わったあとだった。
彼女は逃げた。
口を閉ざして、誰にも真相を話さなかった。
子供たちの不運な事故ということで、警察も彼女のもとを尋ねることもなかった。
団地を引き払い。遠くの街へと引っ越した。
しかし、彼女がやったことは、未必の故意という殺人である。
その重圧をずっと抱えて生きてきた。
「警察に、出頭してもらえますね?」
シュラインの言葉。
「‥‥はい」
女の顔は、むしろ晴れやかだった。
抱えた秘密の重さから、解放されたゆえだろうか。
むろん探偵たちに、解答の持ち合わせはない。
エピローグ
「そういえば、例の運転手いるだろ。伊藤っていったけっか」
巫が口を開く。
「んに?」
ドーナツを頬ばりながら、北斗が視線を送った。
「信金が再就職の話を持ってきたけど断ったらしいぜ」
「へぇ」
「もう嫌だ、ということなんですかね?」
みなもが、全員にお茶を煎れて歩く。
「さあね。私達はそれを忖度すべきではない、とも思うけどね」
汐耶の台詞。
どうでもいいが、せっかく今日も買ってきたドーナツを、また雑食忍者が完食してしまいそうな勢いである。
「皆に買ってきたんだけどな」
「‥‥弟がいつもすいません‥‥」
へこへこと頭をさげる啓斗。
いつもながら損な役回りだ。もう慣れたけど。
「それにしても、シルビアには色々変な力があるみたいね」
シュラインが書類を揃えながら言った。
たしかにその通りで、道に刻まれた記憶を見せるなど、普通の車にできるはずがない。
「怪奇探偵と怪奇カー。いーコンビじゃねーか」
「そうですねっ☆」
巫の与太に、みなみが熱心に同意した。
くすくすという笑い声とともに。
「勘弁してくれ‥‥」
げっそりとうなだれる怪奇探偵。
開け放たれた窓から、夕刻の風が流れ込んでくる。
もう目前に控えた夏を、待ちわびるかのように。
おわり
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
0086/ シュライン・エマ /女 / 26 / 翻訳家 興信所事務員
(しゅらいん・えま)
0554/ 守崎・啓斗 /男 / 17 / 高校生
(もりさき・けいと)
0568/ 守崎・北斗 /男 / 17 / 高校生
(もりさき・ほくと)
1252/ 海原・みなも /女 / 13 / 中学生
(うなばら・みなも)
0143/ 巫・灰慈 /男 / 26 / フリーライター 浄化屋
(かんなぎ・はいじ)
1449/ 綾和泉・汐耶 /女 / 23 / 図書館司書
(あやいずみ・せきや)
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■ ライター通信 ■
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お待たせいたしました。
「哀しみのシルビア」お届けいたします。
休暇明けの第一作です。
にもかかわらず、すこし暗めの内容ですねー
次は、もう少し明るい話にしましょうかー
楽しんでいただけたら幸いです。
それでは、またお会いできることを祈って。
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