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<東京怪談・PCゲームノベル>


【狭間の幻夢】ユニコーンの章―鳥―後

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ササキビ・クミノの障気に腕を捕まれ引きずられるように進む護羽は、道すがら自身の事情を大雑把に話すことにした。
ちなみにクミノは、今の自宅であるネットカフェモナスにいるメイドアンドロイドのモナ、リナに連絡を取り、家までの道のりをナビゲートして貰っている。
よって、護羽の話とモナのナビゲートの両方を聞き取らねばならず、少々大変そうだったことも記しておく。

切り出しは、自分はこの世界のイキモノではない、だった。
クミノの住むこの世界は「人間界」と呼ばれ、護羽の住む世界は「黒界」と呼ばれていること。
クミノの目の前に現れたユニコーンも、また黒界の住人であること。
黒界で流行り始めている奇病の治療に必要なユニコーンの角の粉末が不足しており、少しで良いから分けて貰う為、今ユニコーンを追い掛け回していること。

他にも色々と余計なことを話していた気がするが、クミノは世間話のようなものだと判断してその辺は適当に流していたので憶えていない。
しかし、護羽の口数の多さは、できるだけ詳しい事情説明を求めているクミノにとってはそれなりにいいものだった。

「…っちゅーわけでや。
 どうやら嬢ちゃんに出会ったときに、勝手に記憶を覗いて思い出の場所に跳んでったらしいわ」

そう言いながら苦笑する護羽を見ながら、クミノはこくりと小さく頷く。
「…大体の概況は理解した」
「ホンマか?それならよかったわ」
そう言ってにっと口の端を持ち上げる護羽を訝しげに見てから、クミノは顎に手を当てた。
「恐らく、どの看視者であっても結果は同じ事だっただろうな」
「かもな。っちゅーか、好き嫌いが多すぎみたいやわ、あのユニコーン」
クミノの言葉に困ったように後ろ頭を掻く護羽を見ながら、彼女は表情を変えずに口を開く。
大雑把に自分の事情を話した後、思い出の場所に心当たりがある場所を説明した。
そして、顎に当てていた手を離し、前を見ながら呟く。

「…モナスならある意味要塞であり、敵対存在を挟撃することも可能だが…」

「……そこ、ネットカフェちゃうんか?」
クミノの言葉に、護羽は呆れたようにそう言った。
ネットカフェだと聞かされていたのにそれがある意味『要塞』だといわれれば、戸惑うのも無理はないだろうが。
「勿論ネットカフェだ。…『ある意味』、と言っただろう?」
クミノはその言葉に頷いてから、呆れたような視線を護羽に向けて呟く。
「ま、よぉ解らんけど納得しとかんと話進まんな」
イマイチ納得していない様子だったが、護羽は苦笑しながら話の続きを促す。
それにふぅ、と溜息を吐きながらも、クミノは口を開いた。

「…しかし本当の『家』は、私との関わりを悟られてはならない場所。
 それを知られてしまったことを看過出来ない」

クミノはそう言いながら苦々しげにぐっと眉を寄せると、それを直すように瞳を閉じてまた喋る。

「だから、敵味方も貴方達それぞれの目的も問う事無しに関係者全てを聊か強引ではあるが『家』へと招く事にした」

「…なるほど。僕らが強制連行されたんはそういうわけか」
クミノの言葉にどこか納得したように呟く護羽に、クミノはしっかりと護羽を見つめて口を開いた。
「それよりも、情報の漏出先の扱いはどうなっている?」
「あ?情報の漏出先?」
「そうだ。
 この話を他人に話されては此方としても非常に困る。
 …最悪、そちらの口封じの為に実力行使をすることも止むを得ないだろう」
クミノの真面目な表情に嘘じゃないと悟った護羽は、苦笑気味に笑いながら降参のポーズを取る。

「それはこっちとしても勘弁やなぁ。
 ま、最低でも僕んトコのボスには報告として話さんといかんけど、他には一切漏らさへん。ユニコーンにも口外せんよう約束させる。
 勿論、もしユニコーンがばらすようなことがあれば、こっちから処分に向かう。
 それに僕らんトコのボスは口が堅いんや。秘密を人様にばらすようなことはせん」
それでどうや?と口元を緩ませながらいう護羽に、クミノは少し考え込む仕草を見せた。

護羽は一応組織の一員として働いているわけだから、それを統率するものがいて当然。
自分も命令を受けて行動していた過去がある分、護羽の言い分はわかる。
縦社会、と言う奴だ。俗に言う、上の言う事は絶対。
そして彼らの仕事は、事後報告の義務もあるらしい。
恐らくこれが彼にとっての一番の妥協策なのだろう。
…仕方ない。

「……わかった。それでいい」
「ホンマ?やー、助かったわ♪」
嬉しそうに笑う護羽を横目で見ながら、クミノはぽつりと呟いた。
「…ただし、その約束が破られた場合は…容赦はしないぞ」
「……あい」
クミノは口元に薄ら笑みを浮かべているはずなのに…目は全くと言っていいほど笑っていなくて。
それを見てひやりと背筋に寒気が走るのを感じが護羽は、苦笑気味に口元を引き攣らせて頷くのだった。

「…見えてきたぞ」

クミノの呟きに護羽がしっかりと前を見ると、そこにはビルや屋根の高い家々が並ぶ住宅街。
その中にぽつんとある屋根が低めの一軒家。
藍色の屋根に、年季が入っているのか大分くすんだクリーム色の壁。
2階建ての家にはベランダもついていて、その窓の向こう側ではしっかりとカーテンが閉められていた。

「……あそこが、私の家だ」

2年前。
捨てざる終えなかった暖かい場所。
優しかった両親。
クミノにとって、その2年は何十年分に値するほど、長い時間だった。
大事な親を守るために、自分は今後一切、関わるつもりは無かったのに。
自分との関わりを秘密にするために、また此処に来る事になるなんて…。

――――屋根の上では、ユニコーンが待ちかねたようにその紅い瞳を細めながら此方を眺めていた。


●家●
藍色の屋根の上。
そこに静かに佇むユニコーンを見つけたクミノは訝しげに眉を寄せた。
「…何故此方を待ち構えるような態度を取っているのだ?あの一角獣は」
「さぁな。ユニコーンの考える事は俺にはわからん」
クミノの問いかけに肩を竦めて返す護羽に、クミノは納得行かないとばかりに顔を顰める。
しかし動く気配のないユニコーンを捕まえるのにこれ以上の好機はなく、クミノは護羽と毛玉を障気で鷲掴みにしたまま、屋根に着地した。
とん、と爪先が軽く屋根に触れる。
家の中の人物は恐らく既に寝静まっているのだろう。それでなくとも、少なくともテレビを見るなりなんなりしてこの程度の物音では気づかない状態だと思われる。
極力音を立てないように注意しながら、クミノは自分と護羽達をそっと屋根の上に降ろした。

【…】

ユニコーンは何も言わない。
ただじっと此方を見定めるような瞳で眺めているだけだ。
クミノは障気の腕から護羽と毛玉を解放すると、ユニコーンに向かって一歩踏み出す。

「…お前は、私の記憶を読んだユニコーンだな?」

あまりにも直球な問いかけに、護羽は思わず苦笑しつつもその動向を眺めることにしたらしく一歩下がる。
その様子を見ながら、ユニコーンは目を伏せて小さく頷いた。

【…如何にも。
 我は主の記憶を読んだ者だ】

重々しい口調で答えるユニコーン。
それを聞いたクミノは、やや考えるように視線を泳がせてから、再度口を開いた。

「…其方には、『プライベートの侵害』という概念はあるか?」

またもや直球勝負。
一応対人型アンドロイドであるモナ達からのレクチャーは耳につけたイヤホンから流れているのだが、クミノはどうも遠回しな言い方は好めないらしく、気づいたら簡潔になってしまう。
【勿論あるに決まっておろう】
しかしその言葉に気を悪くした様子もなく、ユニコーンはさらりと答えを返す。
それに眉を寄せたクミノは、ならば、と更に口を開いた。

「…ならば、私に対して読心行為を行った代償として、大人しく捕まって貰えないだろうか?」

「嬢ちゃん!?」
驚いて声を上げた護羽とは対照的に、ユニコーンは面白そうに瞳を細める。
【……ほぅ?】

「此方としては手荒な真似はしたくない。
 お互いに無傷でそれぞれの希望を叶えることができる方法があるのならそれで済ませたい。
 その為には、私が被った不利益を条件として提示するのが一番だと思ったのだ」

そう言って真剣にユニコーンを見るクミノの瞳に嘘はなく、あくまで紳士的に対応する気のようだ。
その様子を見て、ユニコーンはそっと瞳を伏せた。

【…そうか。
 確かに、主の過去を勝手に覗いたのは失礼に値する事ではあるな】
その言葉に、クミノよりも護羽の方が喜色を浮かべる。
ユニコーンは伏せていた瞳を開きながら、面白そうに一言呟いた。

【……よかろう。
 主の記憶を勝手に覗いてしまった詫びとして、大人しく捕まり、角を分けてやる】

「ホンマか!?」
クミノが声を発するよりも早く、護羽が嬉しそうにユニコーンに詰め寄る。
それに笑いながら小さく頷いたユニコーンは、クミノにゆっくりと視線を移した。
【…それで良いのだろう?】
「えぇ。有難う、一角獣」
ユニコーン、ではなくわざわざ一角獣と呼ぶクミノに思わず喉の奥で笑うユニコーン。
それに不思議そうに首を傾げるクミノを見て、護羽は小さく噴出した。
「ほな、これで僕の頼んだ仕事は終わりやな」
そう言ってぽむ、とクミノの頭に手を置く護羽。
それを嫌そうに払い、クミノは自分より上にあるその顔を睨むように見つめた。
「…約束は、守ってもらう」
「わかっとる。秘密厳守、やろ?」
口元に立てた人差し指を当てながら微笑む護羽にこくりと頷いたクミノは、くるりと身を翻す。

もう此処に用は無い。
私の役目も終わったし、ほんの少しの間だったが、護羽は信用に足る人物だと判断できた。
後は彼の仕事なのだから、自分には関係ない。

―――そう思って、クミノが一歩踏み出した時。

「…ホンマに、有難うな」

耳に届く、どこか切なそうな護羽の囁き。
その彼らしくない響きにクミノが思わず振り返る。
其処にあったのは―――手の平。
自分の視界を覆い尽くすその手の平の指の隙間から僅かに見えたのは、困ったように笑う―――護羽。

「…ごめんな、嬢ちゃん」

ごめんって、何が?
クミノがそう問いかける前に。
―――パキィンッ。
まるで鏡が砕けるような音がして。
クミノの頭の中が、一瞬にして真っ白になったのを感じた。
崩れゆくクミノの身体。
消え行く意識の中、最後に彼女が感じたのは。

――――――暖かい、ぬくもり。


●目覚め●
「……ん……」
目に入る光の眩しさに不快感を感じたクミノは、顔の前に手を翳しながら目を薄らと開く。
…1番に目に入ったのは、自分の部屋のライト。
枕元にあるアナログ時計を見てみると、針は深夜の2時過ぎを指していた。

「…眠ってしまったのか…」

今夜も依頼をこなしたところまでは憶えている。
しかし、そこから家に帰るまでのところが曖昧なのは…何故?
薄く開いているだけだった瞳をこじ開け、クミノはゆっくりと身体を起こす。
……と。
ちゃり、と、右の手の平の辺りから金属同士が軽く当たるような音が耳に届いた。
「?」
その音に気づいたクミノは、ふと握られた自分の右手の平の中に妙な違和感があることに気づく。
何だと思いながら、ゆっくりと手の平を開く。
ちゃり…と小さな音と共に現れたのは…。

「……イヤリング……?」

小さな丸い石が取り付けられた、シンプルなイヤリングだった。
あまり派手ではなく、少女がつけても少女を上手く引き立てるアイテムになる程度のもの。
そして、その石がまた一段と変わっていた。

―――――虹色だ。

一瞬オパールかとも思ったが、それとはまた違う気がする。
元の色が白ではなく、万華鏡のようにバラバラに色が七色になる訳でもない。
その宝石全体が、見る角度によって七色に変化するのだ。
それはあまりにも幻想的な光景で、クミノは思わずそれに見とれてしまった。

コン、コン。
不意に部屋のドアが叩かれる音がして、クミノははっとしてドアを見た。
「御主人様、起きていらっしゃいますか?」
モナの声だ。
どこかほっとしている自分に苦笑しながら、クミノは起きていると声をかける。
その声に失礼しますと声をかけ、がちゃりとドアが音を立てて開かれた。

入ってきたモナは、盆に氷と水が入った水差しとコップを乗せて持っていた。
クミノの座るベッドに近寄り、枕元の棚にそっとそれを置く。

その一連の動作を見ながら、クミノはモナに声をかけた。
「…私は、何時帰ってきたんだ?」
その問いかけに、水差しからコップに水を注いでいたモナは淡々と言葉を返す。

「丁度午前0時をまわったぐらいです。
 お疲れのようで帰られてからすぐに部屋に戻られましたが…」

あまりの冷たさに汗をかいたコップを受け取りながら、クミノは首を傾げた。
今日の仕事はそんなに疲れるようなものだっただろうか?
答えは、否。
それほど難しくなかった筈だ。円滑に滞りなく終わった記憶がある。
しかし、やはり学校との二束の草鞋が大変だったのだろうか。
おそらく、そうなのだろう。
そこまで考えて、クミノは思考を中断することにした。
手をひんやりと冷やすコップ。
そこに注がれた水を軽く煽ると、冷たい水が喉を通り抜けていく。
火照った身体が冷やされる気がする。

思わず目を細めたクミノを見て、モナは口を開いた。
「無理はお身体に毒です。
 今日は、明日の学業に備えてゆっくりお休み下さい」
その言葉に、クミノは小さく頷く。
「わかった。今日はもう眠る事にする」
「解りました」
空になったコップを盆の上に戻すと、モナはその盆を持ち上げ、クミノに小さく頭を下げる。
「お休みなさいませ」
「…お休み」
クミノの返事を聞いたモナは、彼女に背を向けると静かに部屋を出て行った。
ぱたん、とドアが閉まる音がすると同時に、クミノは身体をまたベッドに倒す。
モナと話している間は忘れていたが、手の中にはイヤリングがあったのだ。

「…こんな物をつけているターゲットはいなかった筈だが…」
その場合だって、自分がこれを取ってくる理由はない。
こんな綺麗なイヤリングは、酷く自分に不釣合いな気がした。
…しかし、このイヤリングは自分がプレゼントされた物のような気がしてならなくて。
クミノはその違和感に首を傾げながらも、イヤリングを捨てる気にはどうしてもなれず。
ちゃり、と小さな音を立てて、枕元の棚にそれを置いた。
月光を反射して七色に光るイヤリングを眺めながら、クミノはゆっくりとベッドに潜りこむ。

―――何か、大事なことを忘れている気がする。
とても、本当にとても重要な、何かを。
けれど、どうしてもそれを思い出すことは出来なくて。
何だか、無性に歯痒さを感じた。

それでも、自分は生きているのだ。
また明日になったら、学校に行かねばならない。
そんなとりとめもないことをぼんやりと考えながら、クミノはゆっくりと瞳を閉じる。

――――夢を、見た。
何時もは夢を見ないほど深く眠る自分にとって、それは珍し過ぎるほどのもので。
とても暖かい夢だった。
家族揃って、食卓を囲んでいて。
両親が笑っていて、自分も笑っていた。
そんなこと、現実では一生叶わない幻想だと言うことは知っているけれど。
だけど――――泣きたくなるほど、幸せな夢だった。


――――そして、いつもと同じ…でも、少しだけ違った朝が訪れる。


<結果>
交渉:成功。ユニコーンから角を分けて貰えることができた。
記憶:護羽やユニコーンのこと、『家』に関しての一部のことを含め記憶を封印。
報酬(?):虹色に輝く石で作られたイヤリングを入手。


終。

●登場人物(この物語に登場した人物の一覧)●
【整理番号/名前/性別/年齢/職業/属性】

【1166/ササキビ・クミノ/女/13歳/殺し屋じゃない、殺し屋では断じてない/無】

【NPC/護羽/男/?/狭間の看視者/無】
【NPC/わた坊(毛玉)/無性/?/空飛ぶ毛玉/?】
【NPC/?/男/?/ユニコーン/光】
■ライター通信■
大変お待たせいたしまして申し訳御座いませんでした(汗)
異界第一弾「ユニコーンの章」をお届けします。 …いかがだったでしょうか?
やはりというかなんというか、今回の参加者様方の属性は光・闇・無の3属性のどれかのみでした。
やっぱり地水火風の属性はあまりいらっしゃないんでしょうか?うーん…(悩)
また、参加者中、男性はたったお1人でした(笑)やっぱりその辺も特徴といえば特徴…ですか?(聞くなよ)
なにはともあれ、どうぞ、これからもNPC達のことをよろしくお願い致します(ぺこり)

NPCに出会って依頼をこなす度、NPCの信頼度(隠しパラメーターです(笑))は上昇します。ただし、場合によっては下降することもあるのでご注意を(ぇ)
同じNPCを選択し続ければ高い信頼度を得る事も可能です。
特にこれという利点はありませんが…上がれば上がるほど彼等から強い信頼を得る事ができるようです。
参加者様のプレイングによっては恋愛に発展する事もあるかも…?(ぇ)
また、登場する『あやかし』の名前を知ることができると、後々何かいいことがあるかもしれません(をい)

・クミノ様・
ご参加どうも有難う御座いました。
今回設定が複雑で大変だったご様子で…どうもお手数かけてもうしわけ御座いません(汗)
一応ゲームノベルの仕組み上、前・後編に分けての納品とさせていただきました。
後編では、家まで移動中〜終了まで、となっております。移動前以前については前編を御覧下さいませ。
護羽が大分馴れ馴れしく…というかむしろ度が過ぎるほど馴れ馴れしく接してしまいましたが…大丈夫でしたでしょうか?(滝汗)
また、ユニコーンが待ち構えていたことから捕獲のシーンは無し、と言う事にしました。交渉シーンも短めです。
私なりのプレイングの解釈から、『家』はクミノ様のご両親が住む家、記憶はクミノ様の方(モナ・リナの家の場所のデータ含め)の記憶を封印、と言う形を取らせていただきました。
なので、家の場所に関しても、護羽たちに関しての記憶はなくなっています。
また、魔法効果は半減するとのことなので、記憶の片隅にほんの少しだけ違和感が残っている、と言う終わりにさせて頂きました。
報酬(?)は役に立つか立たないか微妙なものですが、とりあえずお礼の印と言う事で受け取ってやってください(礼)

色々と至らないところもあると思いますが、楽しんでいただけたなら幸いです。
それでは、またお会いできることを願って。