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<東京怪談・PCゲームノベル>


『千紫万紅 ― 5月の花 カンパニュラの物語・庭園の風鈴に見る優しい想い出 ― 』


 あなたに、伝えたいことがあるの・・・


 この胸にある息苦しいほどの想い・・・・・


 聞いてくださりますか?


 受け取ってくださりますか?


 私の胸にあるこの想いを・・・・・・・


 瞼を閉じると、


 そこにあるのは百花繚乱という言葉が相応しいほどの色取り取りの風鈴。


 聴こえてくるその音色。


 教えられた想い。


 見たうたかたの想い出という名の大切なピース。


 私を構成する私の想い出。


 ねえ、知ってますか?


 私の手の平の上には、また新しい想いというピースがあるのですよ。


 そのピースをそっとはめ込みたいと想うのが今の私の本音。


 あなたはそれを許してくださりますか?


 そのピースをはめ込んで完成したその絵にはどのような光景が描かれているのでしょう?


 私の手は大きくありません。


 人の幸せって、その手の中に入る分だけ与えられるんですって、神様に。


 私の手には私の大切な家族とそしてあなたへの想いが乗っているのです。


 砂時計の砂が零れ落ちてしまうようにその私の手に乗る想い…幸せが……とても大切なモノが零れ落ちてしまわないように、私は私の手の中にあるモノをとても大切にぎゅっと愛おしむように握り締めました。


 手の平にある想い・・・・


 それを想った瞬間に、


 遠くにある庭園でまた風鈴の音色が、


 聴こえた。


 ちりーん。



 ――――――――――――――――――――
【哀しい痛み】

「家族のふりはやめて!」
「……月夜――――」
「もう嫌なのよ。こんな家族ごっこはもうたくさん。あたしはお姉ちゃんの家族への憧れを満たすための人形じゃない」
「え、あ、あの月夜・・・私は・・・・・・」
「何よ、違うと言うの?」
「・・・・」
 私は言葉に困った。


 家族への憧れが無かったと言ったら嘘になる。
 ずっと独りぼっちだった私。
 人の世で言うなれば影の世界にその身を置いて、
 ただ血で血を洗う日々。
 ――――――それが戦の精霊としてこの世に産み落とされた私の宿命。背負った業。
 ならばこれもまた私の業なのであろうか?
 手にかけた人の命は数知れず。
 それに疲れ、ただ己が命が潰えるのを待った、あの明治という世の雨の日。だけど私はそこで新たなる光を手に入れて、
 そうして光溢れる世に出た。ただの燐として。
 想いはそれが強ければ強いほどに運を呼び寄せて、叶うという。
 私が願ったのは、
 ただ私の目の前にいる人にはいつでも笑っていて欲しいということ。
 溢れ出る願いといえばそれだけ。
 家族・・・天樹・・・・・・という場所。
 個が集まり、群れを成す。
 人が群れを成すのはなぜ?
 寂しいから。
 独りでは何もできないから。
 自分ができる事を誰かにして、
 その代わりに自分ができない事をしてもらうため。
 それは弱いということでも、
 恥ずかしい事でもない。
 ――――それを教えられたあの日。
 それが人の群れ。
 人とは支えあうもの。
 傷ついた心は、
 天樹という名の下に集まって、
 そしてその傷口に家族と言う温もりをそっと塗りこんでいく。
 それは傷を癒す特効薬。
 私は天樹という光を放したくなかった。
 手放したくなかった。
 硝子細工の人形を抱くように、
 そっと心に抱き、
 愛しんだ。
 だけど―――――――――――――――――――――――――――――――――
「家族のふりはやめて」
「…めん。ごめんね、月夜」
 ―――――――――――――――――――――私はそう言って、そして家を飛び出した。



 家族のふりはやめて


 家族のふり・・・


 家族のふり・・・・


 そうだよね。家族じゃないよね。血が繋がっていないもんね。
 ――――――――――――――――――自己満足だったんだよね、私の。人が人を完全にわかり、そしてその傷を理解して、そうしてその傷を癒し、家族となる・・・・ああ、それは私のエゴだったのだろう。


 自己満足。


 自己満足。


 自己満足・・・・・・・


 救えない私。


 私は勘違いしていたのだ。


 何様のつもりだったのだろう?


 私に救えると想ったのだろうか?


 妹たちを・・・


 弟たちを・・・


 私はそんなにも誰かを助けられるほどの優れた者であろうか・・・
 ――――――――――――思い上がっていた。勘違いしていた。私は・・・私は・・・・何もわからないではないか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 それでもこれは・・・・本当だったのだよ・・・・・・・・・・・・・


 大切だったんだよ。


 愛していたんだよ。


 救いたいと想ったんだよ。


 笑って欲しいと想ったんだよ。


 誰よりも・・・誰よりも・・・・うん、誰よりも私は想っていたんだ。


 あなたたちが、誰よりも幸せになれますように、って。





 家族のふりはやめて!!!





 だけど言われてしまった言葉。


 その言葉に抱いてしまった想い―――――


 ああ、どうして私の想いは伝わらないのだろう?
 ――――――――――――――それにショックを覚えた。


 私はわかって欲しい、伝わって欲しい、感謝して欲しいと想っていたの?


 それは・・・ああ、そうだよね。うん。
 ―――――――――――――想っていた。私は想っていた。報われたかったのだ、私は。


 家族、それを欲したのは、私は私を必要として欲しかったのだ、誰かに。
 そしてだから天樹という場所に執着し、
 想いという糸で、
 弟たちや、
 妹たちを、
 がんじがらめに縛り付けようとした、家族に。


 離さない。
 行かせない。
 どこにも・・・
 どこにも・・・
 ―――――――――――大切だったはずの妹たちに、弟たちにいつの間にか押し付けていた家族への理想。エゴ。
 ごめんね、息苦しかったよね。ごめんね。ごめんね。ごめんね。お姉ちゃん、ごめんね・・・。


 家族・・・・もう、わからないよ・・・・・・・・・・・・


 私はもう、家族のもとにはいられない・・・・。



 だけど私には他に行く所なんて、無い・・・・。


 何処にも私の居場所なんて無い。


 ただ、私は闇雲に走った。


 透明になって消えてしまいたい・・・・。


 闇雲に走る私。ぷつりと足下で履いていたミュールの紐が切れる音がした。
 そして私はそのままバランスを崩して前のめりに転ぶ。
 幼い子どものように。
 そうしてそのまま転んだままの恰好で私は何度も何度も何度も幼い子どもが泣きながら地団駄を踏むように、
 握り締めた拳で冷たく固い…何の暖かみも無いアスファルトを叩いた。ただ叩いた。八つ当たり。
 ただの八つ当たり。
 もう嫌だ。
 もう嫌だ。
 どうして私がこんな目に遭わなくっちゃいけないんだろう?
 不公平だ。
 神様はものすごく不公平だ。
 どうして神様は、こんなにも私に意地悪なのだろう?
 私が何をしたというのだろう?
 世の中にはどうしようもない人が何の苦労もせずに、ただ生まれただけで幸せで、
 だけど私は・・・・・
 こんなにも何も無くって、
 ものすごく大切にしていた・・・大切だったモノも指の隙間から零れ落ちて・・・
 神様は天国から人の世へと、命が生まれ出でる時にその両の手の平に乗る分だけの幸せをくれるという。だけど私には何も無くって・・・・
 ――――――――――――――幸せの代わりに私は不幸を与えられたのであろうか?


「もう、いやだ」


 捻挫した右足首も痛くって、
 心も痛くって、
 それで私は泣いた。
 ただ泣いた。
 泣いている自分が嫌だった。
 人が泣くのには二種類の理由がある。
 ひとつは、人のため。
 もうひとつは、自分のため。
 この涙は自分のため。
 こんな今の自分がかわいそうで、
 私は泣いている。
 泣いている――――――――――
 ―――――――――――――――どこまでも自分勝手な娘。


 泣いている私。
 そんな私の前に誰かが立つ気配。
 だけど私はかまいやしない。
 泣いた。
 泣き続けた。
 どうせ私は自分勝手な娘だから、だからもう誰に見られても、誰に何を想われても泣いてやるんだ。
「燐さん?」
 だけどかけられた声。
 私は驚いて、顔をあげる。
 涙と埃で汚れて、くしゃくしゃの汚くって見っとも無い顔。女の子なら絶対に他人には見せたくない酷い顔。
 だけど白さんはそんな私の顔を見ても眉根のひとつも動かさずにただ銀色の髪の下にある顔に優しい穏やかな表情を浮かべながら私を抱き起こして、取り出したハンカチで私の顔を拭いてくれて、
 私は幼い子どもみたいにただ白さんにされるがままになっていた。



 新月の晩は心が痛いの。
 すごくすごく。
 だけどその時に来てくれたあなた。
 私は心が痛くって、足が痛くって、泣いてばかりいたのだけど、
 だけどね、白さん。
 あなたを見て、私が流した涙は・・・嬉し涙だったのですよ。
 私が泣いている時にあなたが来てくれたのはそれで二度目。
 二度ある事は三度あるというけど、でもそれは正直叶えたくないです。
 私が次にあなたに見せる涙は・・・・・・
 ―――――――――あなたが私の想いを受け入れてくれた時に流す嬉し涙にしたいから。



 ――――――――――――――――――――
【庭園】

「少女、薬があったと想うのだが、出してくれるかな?」
「怪我をしたのですか?」
「ああ、こちらのお嬢さんがね」
「まあ。それは大変ですね。すぐにお薬を持ってきます」
「あ、すみません」
「いえ」
 少女さんは私に静かに微笑むと、風鈴作りの工房の奥にある棚から小さな薬箱を持ってきた。
「白さん、その方をそこの椅子に座らせてあげてください」
「はい」
 ずっと白さんに背負われていた私は椅子に降ろされ、そして男性陣を回れ右させた少女さんは私のスカートを捲り上げて、靴下を脱がせ、足首に冷やりとしてすぅっとする薬を塗ってくれた。そして湿布を貼ってくれる。驚いた事にその湿布はそのまますぅーっと透明になって、そして私の足首から痛みが消えた。
「すごいですね。ありがとうございます」
「いえ、どういたしまして」
 優しく微笑む少女さんに私も微笑んだ。
「それでは傷の手当ても済んだところで感謝の想い出が無いと言うあなたの風鈴を見に行こうか」
 猫さんはそう言うと歩き出した。
 私は白さんを見上げ、白さんはこくりと頷いた。
 私は猫さんの後を白さんと並んでついていく。
 そして猫さんが立ち止まり、見上げた風鈴。そこにあるのは透明な風鈴。他の風鈴みたいに綺麗な色や柄もしていないし、澄んだ音色も奏でていない。
 その風鈴を見た私は胸がぎゅっと痛くなり、その息苦しさに酸欠寸前の喘ぎをあげながらも私の風鈴にそっと怯えながら手を伸ばした。


 指先が触れた・・・


 その瞬間に触れた指先から、その風鈴に封じ込められていた想い出が・・・流れ込んでくる。



『私は死にたいと願っている人を殺してあげるほど優しくは無いんです』
 ―――――――これは下の弟に言った言葉。彼は暗殺者として育て上げられ、とても苦しんでいた。
 ああ、そう言えば頬にキスをしてあげた時に真っ赤になったあの子はとてもかわいかったっけ。



『いらっしゃいませ。喫茶響にようこそ』
『姐さん、お客様に水を出して』
『はいはぁーい♪』
『わぁー、忙しい。厨房が手が足りないよ』
『あ、じゃあ、私も何かお料理手伝いましょうか?』
『あー、えっと、余計な仕事が増えるだけだから、姐さんはフロア―をよろしくお願いします』
『ぶぅー』



『嘘。昔の姐さんって無口だったの?』
『そうよ。だって他にしゃべる人がいないんですもの。だから無口だったの』
『信じられないわ』
『ちょっと。皆でそんなにも納得することないじゃない。なんだか失敬だなー、もう』
『あはははは。姐さんが怒った』
『だけどさ、そんな風に信じられないぐらいに姐さんが明るいってことだよ』
『あら、知らないの? 母親がいつもにこにこと笑えている家庭はね、平和で幸せな証拠なのよ。だから天樹家もそれだけ幸せなの』
『や、姐さんは母親だったのか。じゃあ、役割交代で姐さんがお母さんにクラスUPで私が長女にクラスUPね』
『や、ちょっとやめてよ。どうして私がこんなでかい子たちのお母さんに。私は花も恥らう美人女子大生の優しい天樹家の長女なの』
『え〜』
『あははは。天樹家の長女争奪戦だぁー』




 ―――――そうだった。
 昔の私は無口だったんだよなー。
 とてもとてもとても。
 しゃべる相手がいなかったから。
 だけど私には家族ができた。
 天樹家の人々。
 ひとり、
 またひとりと、
 集まってきて、
 パズルのピースが絵を描くように、
 描かれる天樹という家の光景。
 幸せだった。
 嬉しかった。
 だから私はしゃべって、笑えた。
 お母さんが笑うのは、
 それは義務だからやってるのではない。
 本当に心の奥底から幸せだと思えているから、
 だから笑えるのだ。
 とても優しく、
 幸せそうに。
 そしてそれを見てだから旦那さんや子どもたちも笑える。
 ―――――それが家族の輪。
 還って来る幸福。
 幸せの法則。
 だけど私は―――――――
 そう、初めて出来た家族は温かくって、自分や皆の幸せを分かち合うもので・・・
 ――――――だからこそ私は自分の苦しみを決して見せないようになっていた。だってそれは大切な・・・いつも幸せそうに笑っていて欲しい弟や妹たちの笑顔を曇らせる事だから。


 だけどそれは違っていたんだね。


 輪は円を成しているから、
 廻るのであって、
 それを少しでも捻じ曲げてしまったら、
 そしたらそれは廻らなくなる。


 ああ、家族のふりってそういう事だったんだ。
 私は私の苦しみを弟や妹たちに背負わせなかった。
 でも廻るのは幸せだけでなくって、
 苦しみも。
 その苦しみは円を成す輪によって幸せに昇華され、
 そしてだからいつでも幸せな家族は笑えるのだ。


 そう、本当の家族とは嬉しさも悲しさも共に背負うものなのだ――――
 ――――――それをいつしか私は忘れていた。私の大切な家族が私に見せてくれる笑顔を守る事ばかりに執着して。


 それを思い出した瞬間、
 透明だった風鈴は色と柄を持ち、
 そしてとても優しく澄んだ綺麗な音色を奏でた。



 ――――――――――――――――――――
【ラスト】

「本当にごめんなさい」
 私は頭を下げた。
 月夜もとても罰が悪そうに頭を下げた。
「あたしもごめん。でもお姉ちゃんは自分の苦しみをあたしたちには背負わせてくれないから」
「うん。わかってる。ごめん。だけど家族だもんね。うん。だから私も皆に背負ってもらうから、私の苦しみを。だから覚悟しておいてね」
「あら、姐さんに悩みとかそういうのってあるのかしら?」
「わ、言ったわね。罰として、私の料理の実験台になってもらうから」
「わわわ、それだけは勘弁」
 そして私達は皆で笑った。



 そうしてその後に私達は皆で蛍を見に行った。
 近くの神社で小学生が蛍の幼虫を池に放ち、
 それが成虫となって、淡く優しい燐光を放っているのだ。
 それに私は白さんも呼んだ。
 弟や妹たちは静かに杜の中に入っていき、
 だけど私は疲れて待ち合わせの場所であるベンチに座ったまま眠ってしまっていた白さんの隣に座って、白さんが眼を覚ますのを待っていた。
 それがどこかとても幸せで、
 それで想ったんだ。
 ああ、私はこの人が好きなんだって。
 とくん、と私の左胸で心臓が静かに脈打った。体が仄かに熱くなって、肌が紅潮する。
 そして白さんを起こしてしまわないようにそっと私の両の太ももの上に白さんの頭を乗せた。
 そのまましばし私は軽やかな恋のワルツを踊る私の心臓が奏でる音色と、あの庭園で聴いた風鈴の音色を・・・二つのとても心に嬉しい音色を聴きながら、白さんが起きるのを待っていた。
「あっ」
 目を覚ます白さん。
 きょとんとした白さんは眼をぱちくりと動かし、そして自分が膝枕をされている事に気がつくと、少し慌てたように身を起こした。
「あ、すみません、燐さん」
 頭を掻きながらそう言う白さんを、照れているのかしら? などと可愛く想いながら私は、頭に浮かんだ悪戯心のままに白さんの頬に唇をあてた。ふわりと唇に感じた白さんの柔らかな頬の弾力と温もりにかぁーっと熱くなりながら私は唇を離し、
 そしてぱちぱちと自分がなぜに頬にキスをされたのかちっともわかっていなさそうな白さんに微笑んだ。
「感謝の印です」
 ――――――そして遠まわしな告白です。すみません。こんな初恋を知った初心な少女みたいな告白しかできなくって。
 白さんの頬に触れた唇を愛おしげに指先で触る私と、本当にまだ何もわかってなさそうな白さんとの重なる視線の間を一匹の蛍が飛んでいった。


 それはあの庭園で見た私の風鈴と同じ仄かな燐光。
 ちりーんとまた風鈴の音色が聴こえた。


 ― fin ―


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


1957 / 天樹・燐 / 女性 / 999歳 / 精霊



 NPC / 白



 NPC / 風鈴売りの少女


 NPC / 猫




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■         ライター通信          ■
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こんにちは、天城燐さま。
いつもありがとうございます。
このたび担当させていただいたライターの草摩一護です。


地元民が見たらああ、あそこの神社なんだろうなーとわかりそうなラストの描写いかがでしたか?
若干プレイングをこちら側の都合で変えさせていただいたのですが、
お気に召していただけていたら幸いです。


しんみりとして、本当にどこか初恋を知った少女のような燐さん、
書いていて楽しかったです。
新BUも本当に綺麗で、そこからこのような燐さんがイメージできて。


や、もう本当にこれからお二人の仲はどうなるのでしょう?
楽しみにしておりますね。^^
だいぶ白さんは手強そうですし、
燐さんも押せ押せのようで、しかしいざ告白しても相手の反応が微妙だと、いえ、これは冗談なんですよ♪ 
って、せっかく告白したのに、それを冗談にしてしまうようなタイプなので・・・
――――いえ、僕が今回はそのように書いたのですが・・・
結構この恋は進むのが前途多難なようですが。
もしも次も任せていただけるのなら、その時に拝見できるプレイングを楽しみにしておりますね。



家族論に関しては持論です。^^
実際あーいう感じが一番の家族の法則なのだと想います。
天樹家もまたその絆が強まったようで、本当に良かったです。


それでは今回はこの辺で失礼させていただきますね。
本当にご依頼ありがとうございました。
失礼します。