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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


そしてパスは繋がった


 ――プロローグ

 スタートダッシュと同じだけの速さで、人はいつまでも駆けることはできないはずだ。
 草間の鼓動は、驚くほど早く打っている。もしかすると、地球上の誰よりも今草間の身体は熱くなっているかもしれない。
 正確にアスファルトを捕らえる足。片足が地面を蹴る。一瞬の跳躍、そしてまた道路に靴底が触れる。
 腕は力強く振っている。
 お台場の埠頭である。草間は、それこそ風を切って、潮風を切って走っている。
 はあ、はあ、と息があがる。肩が大きく上下している。それでも、草間は止まらない。いや、止まることができない。

 草間を走らせているもの、それは草間の数メートル後ろにいる。

 速度が落ちる。草間が、大きく一度だけ振り返る。
 草間の目に、走る胴体が見える。胴体は青いジャージを着ている。草間は、そのジャージがアディダスのものだと知った。こんなときに悠長な、草間は思う。
 胴体には頭がついていない。頭のとれた首の断面図は、走りながら遠目では確認できない。……それでも、草間はその頭がどこにあるか知っている。
 ジャージを着た少年の足は、何かを蹴りながら走っていた。
 まるで、サッカーでもするように。いや、サッカーをしながら走っていた。
 そのクルクル回る黒と白のボールは、青白い顔と短く刈った黒髪の胴体の頭部分である。顔はまだ幼い。サッカーボールの少年の顔は、どこか楽しげだった。

 草間はガバッと前を向いて、またペースを上げた。
 こわいこわいこわいこわいこわいこわい……。
 俺がなにか悪いことをしたか! と草間は自問自答する。わかった、よしわかった、これから煙草の量を減らそう。そう約束するから、こんな怖いことはなかったことにしないか。と……誰かに問いかける。
 思えば草間は神と交渉をしようとしているのかもしれない。もっとも、神と煙草の量で取引ができるはずがない。
 助けてくれ! ほぼ絶叫だ。
 しかし草間は生きている中で一番速く走っているので、叫び声をあげることなどできない。
 草間の後ろには、事務所で油を売っていた連中が草間と同じように駆けている。連中もなかなか速い。しかし、草間には追いついてこれない。草間は、この日のために日々の鍛錬があったのだと、意味もなく地道な筋トレを思い出していた。


 ――エピソード

「草間さん、めちゃくちゃ速いですよー」
 草間の後を追っている如月・縁樹が少しのんびりとした口調で言った。これだけのスピードで走っているというのに、余裕である。その台詞の後ろに、カツカツとパンプスが鳴っている。
「……女の子置いて逃げるなんてどういう了見なのよ」
 シュライン・エマの声がする。縁樹の靴はまだしも、シュラインの靴はパンプスだった。それで、よくあのサッカーボールの少年に追いつかれないで走っていられるものだ。と、草間はシュラインの台詞を聞かなかったことにして感心する。
「そうだ、ふざけんな、このオヤジ。てめーが、どうにかする役目だろうが」
 これは縁樹の持つ小さな人形の怒声だった。名前はノイという。縁樹は始終物腰の柔らかな女の子だったが、腹話術でも使っているのか(そうだとしたら、相当ストレスが溜まっているからあんな言葉遣いになるのだろう)なんにしろ、縁樹の人形はしゃべるし動くし殴るのだった。
 そこへ、大きな倉庫の前に平然と立っている蒼王・翼が言った。
「……成仏させちゃっていいの?」
 依頼目的を忘れた草間が
「よっしゃー、それいこー!」
 と叫ぶのを草間の後ろを行く二人の女性が否定する。
「だめー!」
「それにしても、皆楽しい? そんなことしてて」
 翼はおかしそうに笑う。月光を受けた金色の髪が、さらさらと揺れている。
 
 
 その日のおやつ時。
 縁樹の持ってきたわらび餅に、シュラインが緑茶を淹れた。翼がたまのオフをまったり過ごす為に、草間興信所を訪れていた。あちこちへ旅をして回っている縁樹は、土産話と茶菓子を持って興信所へやってくる。
 シュラインは本業の仕事が一段落ついたそうで、朝方からちょっと寝て、もったいないので買い物へ行き、荷物が重たいので興信所へ来たそうだ。たしかに、シュラインの荷物は多かった。
「また、京都をぐるっと回ってきました」
 ニッコリと縁樹が笑った。
 シュラインはお茶をソファーのテーブルへ置きながら、感嘆の声を洩らす。
「わらび餅って、京菓子なのね」
 文庫本を読んでいた翼が、ひょいと顔を上げて茶菓子を見た。
「笹屋伊織のわらび餅じゃないか」
「あ、知ってます? 僕は知らなかったけど、有名みたいで……」
「毎月新作が出るんだ。洒落ていておいしいから、僕は好きだな」
 縁樹と翼は向かい合って話している。
 ……会話に入りづらい。これが、今の草間の状態だった。
「奈良にも行こうって思ったんですけど。前に行ったときに、ノイが鹿しばきまくったので」
「うるせーなー、ボクが犬しばこうが鹿しばこうが勝手だろうが」
 縁樹の肩でつまらなそうな顔をしていたノイが、まくし立てた。
 シュラインは縁樹の隣に置いてある自分の買い物袋を床へ下ろし、腰をかけた。
 それから、気がついたように買い物袋を手に取って、大きな紙袋郡の中からどう見ても男物の青いシャツと、グレーと青の混じった品のよいネクタイを取り出した。
 立ち上がり、草間の元へやってくる。
「これ、買い物のついでに」
「ん? 俺がノーネク派だって知ってるだろ」
 差し出されたシャツとネクタイに、礼を言う前に文句が先に出た。シュラインは慣れたもので、怒りもせず呆れたように答えた。
「そういう仕事ばかりじゃないでしょ? この間の令嬢の護衛のとき、ネクタイなくて困ったじゃないの」
「そりゃ……そうだが」
 シュラインは買ってきたシャツを、草間の身体に当てて合わせてみて
「やっぱり、色ものも似合わないわけじゃないのよ」
 と独り言のように言った。
「他には何を買ってきたんです?」
 縁樹が紙袋の量に目を丸くしながら訊いた。シュラインはシャツを草間の手に置いて、嬉しそうに振り返った。草間は、結局「ありがとう」と言えなかった。翼が、草間を冷ややかに眺めている。
 翼のことだから「礼の言葉も言えないのか」という意味合いの視線だろう。
 殊更に肩身が狭くなった気がして、翼を無視して楽しそうなシュラインと縁樹へ視線を移した。薄い夏物の洋服は、色とりどりできれいに見える。そういえば、シュラインはあまりそういった服を興信所へ着てはこない。仕事とプライベートの線を引いているのだろうか。彼女だったら、ありそうな話だ。
「へー、シュラインさん趣味いいですね。今度、僕の買い物にも付き合ってくださいよ」
「楽しそう」
 縁樹とシュラインは目を合わせてクスクス笑った。
「いいね、予定が合ったら僕も行きたいな」
 翼も笑みながら言った。
「女の子の買い物って、ホントに楽しそうで好きなんだよね」
 草間は女性の買い物が嫌いだった。翼も、女なのだなあと実感する。それとも、草間の忍耐力がないのだろうか。
 そこへ、例の殺人的に大きな音のブザーが鳴って(おかげで依頼人が来たことを、一階の喫茶店では知っている始末だ)依頼人が入ってきた。


 依頼人は、松任・吉雄と名乗った。人捜し……と、草間は解釈することにしたが、実際は違った。
 依頼人の息子松任・聡は、一ヶ月前のインターハイの試合へ出掛けた後、試合にも出ず失踪していた。捜索願は出したものの、行方は依然として知れない。
 ここまでは、人探しの依頼のように聞こえる。
 最近、聡が自主練をしていた場所に、頭をサッカーボールにしてサッカーの練習をしている子供がいるという噂を聞いた。その子供は、頭が取れているらしいので、死んでいるのだろう。もしかすると、その子供は聡かもしれない。
 吉雄は、真偽を確認したいが、この目で見るにはあまりにも惨いと言い、怪奇現象お断りを告げようとした草間の先手を取り、心優しき女性陣を味方につけ、結局頭をサッカーボールにしている少年の身元を確認することになってしまった。


 依頼人が帰って行くのを見届けた後で、翼は少し嫌そうな顔で呟いた。
「これって、アレの被害者だな」
 アレとは縁樹が来る前に翼と草間が話題にしていた事件だった。
 警察でも内々に困っているらしく、草間のせいで怪奇現象を信じることになってしまった刑事から、「被害者の霊の情報や身元、死体場所をそっち方面から探れないか」と電話を受けていた。連続通り魔首切り魔事件は、ワイドショーでも大々的に取り上げられている。犯人は捕まっているのだが、犯人は殺した人数と方法を得々と語るばかりで、実際の死体の場所をしゃべらないという。
 草間は、言われてみればそうかもしれないと犯人の行動範囲を思い出した。
「たしかに。中央区の事件だった……」
 二人の話を途中から聞いていたシュラインは察したのか、顔を少し悲しげにしてから提案した。
「それなら、犯人をこらしめることができるかもしれない」
 草間はシュラインを見る。
「松任さんの話が本当なら、犯人だってそれを見れば衝撃を受けるんじゃない?」
 話を聞きながら冷えてしまった緑茶を飲んでいた縁樹が、ポツリと言った。
「相変わらず、草間さんのところは怪奇で溢れてますね」
「怪奇禁止って貼り紙、怪奇限定に変えたらどうだ、武彦」
 翼がしれと言う。
 草間が頭を抱えようとしたところへ、シュラインが止めを刺した。
「そうしたら、お給料もらえるかしら」


 ……そういう、わけ、だ、から、一応、身元の確認を、したい、から、止まってもらえると、助かるん、だけど……。
 胸のうちで呟くのも限界だった。どんどんペースが落ちているというのに、聡であろう少年に捕まらないのは、少年の速度も落ちているのを示している。怪奇現象の類の化け物は、大抵底なく走ったり滅茶苦茶速かったりするものだが、少年は例外のようだ。
 草間は、我慢ならなくなって立ち止まった。両膝に両手を当て、屈みこんではあはあと荒い息をする。草間が立ち止まったのを合図に、シュラインと縁樹も止まった。三人は三人とも、肩で息をしていた。
 草間達の十メートルほど後ろで、少年も立ち止まった。少年も、どうやら疲れている様子である。
「お兄ちゃん達、速いや……」
 少年の頭は呟いた。
 遠くから翼が、他人事のように言った。
「三流コントみたいな絵づらだぞ」
「てめーは走ってねえのに、ゴチャゴチャ言うな」
 ノイが憤る。実際、ノイも走っていないのだから、お前もゴチャゴチャ言うんじゃねえと、草間は心の中で思った。しかし、声に出すほど回復はしていない。
 実際、追う側と追われる側が、同時に疲れて立ち止まるのは、コントの中だけだろうなあと、草間も痛感する。これだけ必死に走っているというのに、コントの一言で済まされては自分が浮かばれない。……同時に、少年も浮かばれないような気がする。
 シュラインが第一声を発した。
「名前、なんて言うのかな、キミ」
「松任・聡」
 そこへ縁樹が続ける。
「僕、頭蹴るのはあんまりよくないと思うんですけど。聡さん、痛くないんですか」
「うーん? 痛い? 考えたこともなかった」
 遠くがかすかに明るくなっている。
「武彦、キミがぐずぐずしているから夜が明けたぞ」
 翼は、ふわあと大欠伸をしながら言った。
 お決まりのごとく、聡の身体が消えていく。
 慌てて縁樹が声をかける。
「頭を蹴ってるのに、聡さんのドリブル見事でしたよ」
 グッ! と親指を立てたサインは聡少年には届かず、少年はその場から消えてしまっていた。
 草間がようやく口を開いた。
「……ドリブルなんか見てる暇あったのか」
 シュラインはようやく草間の存在に気付いたような顔で
「武彦さん、あんた、よくも私達を引き離して逃げ続けたわね……」
 と静かに言った。草間の背に冷たいものが走る。
「草間さん、僕達のこと女の子だと思ってないんですよ」
 フォローどころか逆効果の台詞を縁樹が笑いながら付け足す。
「それは確かだな」
 翼が念を押す。
 シュラインが、ぷいっと顔を背けたのを合図に、縁樹の胸ポケットにいたノイが飛び出して草間の頭をポカリと殴った。
「意気地なし!」
「あいたっ」
 草間にしてみれば、散々な夜であった。
 翼がゆっくりと近付いてくる。翼は何かを辿っているように、アスファルトを見ていた。
「死体まで思念を辿って僕が案内しよう。キミ達、体力平気?」
「おう、待ってたぜ」
 又しても走ってもいないノイが元気よく答えた。
 
 
 その日の夜。
 仮眠を取った草間は、アチコチがギシギシと筋肉痛で痛むのを感じながら、集まった三人を連れてまたあの場所へ向かった。埠頭にはパトカーが三台停まっていた。
 シュラインの言った提案を受けて、犯人に少年の末路を見せてやる算段だった。犯人を連れ出す交換条件に、死体の場所を提示した。
 だから、倉敷という名の首切り魔がここへ来ている。
 草間はパトカーで倉敷を受け取り、後ろ手に手錠をかけられている彼につけられた紐を手の取った。
 倉敷はまだ若い男だった。報道されている通り、二十代半ばだろうか。ぱっと見は、爽やかな好青年で、白いシャツが似合う男だ。草間はなんとなく驚きながら、無言で倉敷を連れて歩いた。
「なにが始まるんです? どういう余興? どうしてあなたが俺を?」
 倉庫前で待機していた、三人が合流する。
「うわあ、美人ばかりですね。モデルさん達? いかがわしいパーティーでも?」
 シュラインの目がいつもよりつっているように見える。倉敷の声は、なぜか人をイライラさせた。草間の眉間にもシワが寄っているだろう。翼は、無表情のままだ。縁樹は、少し悲しそうな顔をしていた。
「うっせーんだよ、ボケ」
 ノイが言う。
 倉敷が目を丸くして縁樹へ近付いていく。
「どういう仕掛けです? 腹話術師なんですか」
 縁樹が倉敷を睨んだ。二人の身長差はほとんどない。海風が、アッシュグレーの髪を揺らした。縁樹が物怖じしないからと言って、倉敷が何かをしないとも限らない。草間は倉敷の腰紐を引っぱって倉敷の行動を制限する。
「おっと、痛いなあ」
 昨夜少年が現れた時刻を回る。まだ何も見えていないのに、翼が小さな声を発した。
「きた……」
 少年が顔を片手に立っている。草間はまた逃げ出したい衝動に駆られたが、今回ばかりはそういうわけにはいかない。我慢、我慢……と言い聞かせて留まっていた。
「あんたの殺した男の子。覚えている?」
 シュラインの声は完全に感情を抑制しているようだった。冷静な声色、冷たい口調。
 一瞬行動を制止した倉敷は、少年を凝視した。
「毎晩死に切れなくてここで、サッカーをしているんです」
 やはり縁樹は少し悲しそうだった。
 間が訪れる。会話の間さえも、異界への入り口だと縁樹は言っていた。草間はそんなことを、ぼんやりと考えた。
 クスリ、くすくすくす。
 ふふ、ふふふふふ。
「あはははは、なんだそれ。バカじゃねえの、こいつ」
 倉敷の隣に立っていた縁樹が、辛そうな顔で倉敷を眺めていた。
「ひどい……」
 ノイが倉敷の頭に飛びかかった。頭に取り付いて、ポカポカと倉敷を殴る。
「うちの縁樹になにすんだよ! おい、縁樹、こいつ殺すか。ナイフで刺すか」
「そんなことしても、きっとこの人にはわからないよ」
 聡少年が、片手に持った顔を笑わせる。
「今日も来てくれたの、お兄ちゃん達」
 倉敷の異変を感じた警官達が飛んでくる。
「サッカーしに来たよ」
 縁樹は、精一杯の笑顔を浮かべているようだった。
 
 
 ――エピローグ
 
 近くの学校へ連れて行って、校舎内のサッカーボールを蹴る。
 聡少年も、最初は楽しくプレイしていた。
「お姉ちゃん達、サッカーヘタクソだなあ」
 などと無駄口を叩きながら、さすがインターハイレベルというのか、草間のゴールキーパーなど一度も活躍する機会を与えられず、ガスガスシュートを決めていく。
 そのうちになんとなく勘付いてきたのか、聡少年は悲しそうな顔になって、サッカーボールを足の下で固定したまま、小脇に抱えた顔が泣き出してしまった。
「ごめんね、僕、死んだんだよね」
 聡少年は、立ち尽くした全員を見渡して
「昨日、頭蹴ってるって言われたときに、なんとなくわかってたんだ。幽霊とサッカーなんて、気持ち悪いよね」
 縁樹はブンブン首を振った。
「僕は聡さんとサッカーがしたかったからしてるんです。本当です」
「ありがとう。でも、もういいんだ。ありがとう、お姉ちゃん」
 聡少年の影が薄らいでいく。
「死んでからもサッカーしてるなんて、ホント、僕ってサッカーバカだなあ」
 暗い校庭には、もう聡少年の姿はなかった。
 縁樹は、静かに顔を俯かせて泣いているようだった。ノイが大慌てで、縁樹を慰めようとしている。
「泣くなよ、あいつ成仏したんだろ、大成功だろ? なんで、泣くんだよ」
 コロコロと、サッカーボールが転がっている。
 
 

 ――end

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【0086/シュライン・エマ/女性/26/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1431/如月・縁樹(きさらぎ・えんじゅ)/女性/19/旅人】
【2863/蒼王・翼(そうおう・つばさ)/男性/16/F1レーサー兼闇の狩人】

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■         ライター通信          ■
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はじめまして「そしてパスは繋がった」にご参加ありがとうございます。
ライターの文ふやかです。

ベターな怪談話を持ってきました。いかがでしたでしょうか。
もし皆様のご期待に添えるものが書けていたとしたら、またご参加いただければと思います。
では、次にお会いできることを願って。

 如月・縁樹さま
 
 改めまして、はじめまして文ふやかです。
 どちらかというと、天ボケキャラ風に書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。ノイくんの言葉遣いなど、捏造部分が多くて申し訳ありません。
 少しでもご希望に添えていれば幸いです。
 ご意見がありましたら、お気軽にお寄せください。
 
 文ふやか