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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:恨み坂
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 中野区にある長い坂。
 その坂は、いつの頃からか、恨み坂と呼ばれていた。
 誰かを恨み、呪いながら坂を上ると、その相手に不幸をもたらすことができる。
 という伝説があるからだ。
「まあ、話としてはよくあるんだけどな」
「実際には、伝説はあくまで伝説なものでございます」
 草間武彦の言葉に、和服姿の青年が頷く。
 初夏の午後。
 さして広くもない事務所。
 男同士が差し向かいでお茶をすすっている構図は、あまり美しくない。
「知ってるヤツだけが知ってるって感じだったんだがな。いままでは。実際、俺も知らなかったし」
 ちらりと応接テーブルの端に置かれた新聞に視線を投げる。
 一〇人目の被害者、という文字が陰気に躍っていた。
 恨み坂が急に有名になった原因である。
 ここ一ヶ月ほどの間に、すでに一〇人。この坂で殺されている。
 死に方は、鋭利な刃物のでばっさり袈裟懸け。
 おそらくは日本刀だろうと推測されており、それがまた、幽霊説を盛り上げていたりもする。
「アンタはどう見てるんだい? 嘘八百屋」
「さて‥‥現世の人々を無作為に殺すほどの恨みを持った幽霊、というのは、少しばかり現実味に乏しゅうございますな」
 ずず、と、お茶を一口。
 唇を湿らせる。
 少し間を持たせてから、
「反魂術というものを知っておられますか?」
 訊ねる嘘八百屋。
 草間が軽く頷く。知識だけのことだが、聞きおぼえはある。
 たしか死者の魂を現世に呼び戻す技術だ。
 もちろん禁呪とされているはずだが‥‥。
「それをおこなっている集団があるらしいのです。今回の辻斬りは、どうやらその連中が一枚噛んでいるようでございまして」
「それで俺のところにお鉢が回ってくるわけか‥‥」
「べつに警察が無能ということではございませんよ」
「判ってるけど、俺だってそう有能なわけじゃねぇぜ」
 苦笑する怪奇探偵。
 この手の事件に関しては、警察はあまり役に立たない。
 というのも、守備範囲が違うのだ。
 どれほど素晴らしい野球選手でもサッカーの試合に出すわけにはいかない。ようするにそういう次元の問題である。
「で、何人必要だ?」
「四人ほどでしょうか。ああ、武器はお貸ししますよ」
「肝心の報酬は?」
「もちろなご用意いたします」
 笑みを交わす男たち。
 冷めかけた緑茶を、怪奇探偵の妹が新しいものに取り替えていった。











※敵は正体不明の辻斬りです。
 以前に嘘八百屋が貸し出していた武器は、たいてい使えます。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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恨み坂

 剣光が、闇を薙ぐ。
 大気分子すら両断するような速度。
「くく‥‥避けたか」
 嘲笑を含んだ声。
 ぎょろりと光る二つの目。
「はぁ‥はぁ‥‥」
 言い返すゆとりもなく、守崎啓斗が呼吸を整える。
 目をそらせた瞬間、相手は斬りかかってくるだろう。
 次の一撃を避ける自信はない。
 なにしろ、太刀筋が見えないのだ。
 黒装束が大きく避けている。触れた憶えもないのに。
 とてつもない強敵だ。
 一対一では、少しばかり厳しいかもしれない。
 なんとか凌いで、味方の援護に期待したいところだ。
「もっとも‥‥みんなも今ごろは‥‥」
 声に出さず呟く。
 性質の悪い運命とやらは、どうやら剣士に変装しているようだ。
 雲が切れる。
 月明かりに、ぬらりと白刃か輝いた。


「おかしな話だな」
 巫灰慈が腕を組む。
 午後の草間興信所。
 集まっているのは、連続通り魔事件を調べるメンバーだ。
 守崎姉弟、桐崎明日、風祭真、それに興信所のスタッフであるシュライン・エマ。
「何がおかしいんだ?」
 軽く首をかしげる守崎北斗。
 双子の弟の方である。
「どうしてこの坂でばっかり事件が起きるか、でしょ?」
 お茶を配りながらシュラインがいう。
「単なる通り魔なら、場所にこだわる必要はないよな‥‥」
 守崎啓斗が頷く。
 弟より背は低いが、思慮は深い。
「場所にこだわりがあるんですかねぇ?」
 シュラインに目礼しつつ、桐崎がお茶をすする。
 若いクセに、なんだかじじむさい仕草だ。
「反魂されたものなら、そういうこだわりもあるかもしれませんね」
 こちらは、ちらりと茶碗に目をやっただけで口を付けもしない真である。
 なんだか機嫌が悪そうだ。
 それもそのはずで、反魂などという自然界の法則に反した行為をされては、機嫌が良くなるはずもない。
 やれやれと、巫が肩をすくめた。
 彼の妹は、その自然界の法則に反する反魂屋というのを生業にしている。
 ちょっと洒落た言い方をすると、ネクロマンサーだ。
「洒落てない洒落てない」
 熱心に首を振る北斗。
 それはともかくとして、ネクロマンシーで蘇った死者は、いわゆるゾンビと呼ばれる存在である。
 ゾンビが人間を一刀のもとに切り捨てる、というのは、ちょっとイメージが湧かない。
 それに、同じ場所で事件を起こし続けるというのも、やはり少し奇妙だ。
 単純に事件とするならば、もっと広範囲でやった方が良い。
 それだけ捜査も的を絞れなくなるし、犯人の特定も難しくなる。
「あるいは、警察ではおえないと、たかをくくっているのかもしれないわね」
 思慮深げなシュライン。
 たしかに怪奇事件ということになると、警察組織では分が悪い。
 もちろん日本の誇る警察機構が無能だからではなく、守備範囲が違うからだ。
 警察には、金融犯罪捜査チームもあるし、テロリスト対策チームもある。しかし怪奇事件捜査チームとというものは存在しない。
 もしも公的機関が、そんなものを作って予算を割いているとしたら、国民からものすごいバッシングを浴びるだろう。
 漫画やアニメの世界ではないのだ。
 科学と分析と証拠主義こそが、警察の大黒柱である。
 霊感だの山勘だのによって起こるのは、冤罪事件だけだ。
「まあ、だからこそ、こっちにお鉢がまわってきたんだろうけどな」
 黒装束に着替えながら、啓斗が言った。
 巫やシュラインと馴染みの深い嘘八百屋からの依頼だ。よほど気を引き締めてかからないと、大変なことになるだろう。
 双子や桐崎、真は話で聞くだけだが、一年ほど前に起きた北海道での動乱事件にも嘘八百屋が絡んでいたらしい。
 噂では邪神復活すら囁かれていた、あの事件だ。
「バンパイアロードよりも、きっついかなぁ」
 戯けた口調で言いながらも、北斗は鎖かたびらを着込む。
 相手が剣を使うなら、これである程度はダメージを軽減できるはずだ。
 このあたり、双子の忍者はけっこう抜け目がない。
 その横では、巫が久しぶりに手にする愛刀「貞秀」の握りを確かめている。
 目を細める仕草に、
「愛しい女と再会したって雰囲気ですねぇ」
 と、桐崎がからかった。
 嘘八百屋から武器を借りたのは、巫の他にはシュラインである。
 といっても、シュラインの持つシルフィードは、人の目には見えない。少なくとも常人には、左手首にはめたプレスレットにしか。
 だが、これは不可視の矢を放つ、不可視の弓なのだ。
「なんか、殴り込みにでも行くみたい」
 真が笑う。
 じつのところ、その通りなのだ。
 通り魔‥‥辻斬り事件が起こるのは一カ所。
 恨み坂である。
 どうしてそこで起きるのか。
「誘っているのさ。俺たちが来るのをな」
 巫の言葉。
 捕まらないように、ばれないようにするなら、こんなやり方はしない。
 となれば、答えはひとつしかなかろう。
「怪奇探偵を‥‥あるいは、嘘八百屋を引きずり出す、ってことだろ」
 淡々と、啓斗が呟いた。


 変化は静かだった。
 六人が恨み坂を調べようとしたとき、夜の大気そのものが、ぴん、と、張りつめる。
 巫、啓斗、北斗、桐崎の四人が、女性二人を守るように展開する。
 瞬間!
 烈気が闇を薙ぐ。
「くっ!?」
「はやい‥‥」
 肉迫するふたつの影。
 鋼が打ち交わされる音。
 巫の貞秀と、桐崎の飛針が、かろうじて敵の白刃を受け止める。
 次の瞬間、影は大きく飛びさがっていた。
「くそっ!」
 突進する桐崎。
「バカっ! 深追いすんな!!」
 やや慌てて巫と北斗があとを追う。
「ちっ」
 油断なく気配を探る啓斗。
「啓斗っ! 上!!」
 悲鳴に近いシュラインの声。
「くっ!」
「まだまだっ!」
 真の風と、啓斗の棒手裏剣が上空から迫りくる影を捉え‥‥たかに見えた。
 影は一瞬震え、どぉん、と、腹に響く音を立てて爆発する。
 罠だ。
 爆風で地面に叩きつけられる、シュラインと真。
 啓斗だけはかろうじて爆風圏から離脱し、一転してはね起きる。
 そこに打ち込まれる刃。
 ふたたびの跳躍。
 まさに、息をもつかせぬ連続攻撃である。
「くくく‥‥避けたか」
 影が、初めて口を開いた。
 言い返すゆとりは、啓斗にはない。
 右手に握りしめた忍者刀に、力がこもる。
 シュラインと真が気になるが、もしいま振り返れば、一瞬のうちに切り捨てられるだろう。
 啓斗にはそれが判る。彼自身が卓越した戦士だからこそ、相手の力量が判ってしまうのだ。
「名を聞いておこうか。小僧」
「‥‥人に名前を聞くときは、自分から名乗るもんだ‥‥」
 軽口は、自分を鼓舞するため。
 気圧されたら殺される。
 そういう次元の相手だ。
 影が笑った、ように見えた。
「拙者は、可児才蔵」
 堂々たる名乗り。
 啓斗の背後から、息を飲む気配が伝わった。
 シュラインと真が、なんとかバックアップしようと近づいていたのだ。
 そしてそのことにより、彼らはこの日最大の衝撃を受ける。
 可児才蔵とは、戦国時代末期のサムライである。
 長大な刀を手足のように使い、ある戦場では一七人の敵兵を斬って捨てたと言われている。
「反魂って‥‥」
「歴史上の人物を蘇らせいてる‥‥?」
 シュラインと真の声が、かすれる。


 一方、巫、北斗、桐崎の三人も苦戦を強いられていた。
 三人ともひとかどの戦士であり、実践経験があるにもかかわらず、たったひとりの敵に対して、ただの一撃も与えることができないでいる。
 それほどの難敵である。
「マジかよ‥‥」
 北斗の呟き。
「とんでもない奴ですね‥‥」
 左腕から血を流しつつも、桐崎は相手から目を離さない。
「堀部安兵衛‥‥」
 貞秀を構えた、じりじりと背後に回り込もうとする巫。
 彼らの相手もまた歴史に登場する人物だった。
 忠臣蔵という物語。
 赤穂四七士中、最大の驍勇で知られる男。
「はぁっ!」
 啓斗の炸裂弾が飛ぶ。
 着弾。
 しかし、夢幻のように消える影。
 ほんの一瞬、閉ざされる視界。
「ちっ!」
 いちはやく危機を悟った桐崎が、後退しつつ二本三本と飛針を投げる。
 ぎぃん、という響き。
 まとめて叩き落とされる針。
 地面に落ちる音は、投げた本数の二倍だった。
 鉄製の針がすべて、ほとんど一瞬に両断されたのだ。
 剣の腕か、あるいは素材か、いずれにしても人間業とは思えない。
 瞬く間に間合いを詰められる。
 振るわれる太刀。
 一部の隙もなく、桐崎の頸動脈を狙って。
 回避も防御もできる速度ではなかった。
 あるいは桐崎は、死の香りを嗅いだかもしれない。
 だが、それは現実にはならなかった。
「破っ!」
「なっ!?」
 大きく横に飛ぶ桐崎の身体。
 もしもこれが、彼自身の回避運動だったら、堀部安兵衛は一刀のもとに少年を切り伏せていただろう。
 蹈鞴を踏む剣士。
 桐崎は、味方‥‥北斗によって蹴り飛ばされたのだ。
「へへ‥‥意外すぎる行動には戸惑うもんさ‥‥」
 不敵な笑いが刻まれる。
 左腕で受けられた堀部安兵衛のカタナ。
 少年忍者は、黒装束の下に鎖かたびらを着込んでいたのである。
 むろんそれだけなら、腕を切り飛ばされたかもしれない。
 しかし彼らの意外な行動によって、堀部安兵衛の剣はわずかに迷った。その迷いこそが切れ味を鈍らせる。
 そこまで読んでの、北斗の行動である。
 思慮の深さでは兄に及ばないが、実戦における勘は大きく凌ぐ。
 剣を引いて後退しようする剣士。
「だぁっ!」
 そこに、左側から巫が斬り込む。
 貞秀の白刃が闇色に染まっていた。
 がっちりと咬み合う二振りの刀。
「ち‥‥」
 はじめて、堀部安兵衛が言葉を発する。
 それは、失望の呻き。
 鉄をも両断する彼の剣に、刃こぼれが生まれていたのだ。
 北斗の鎖かたびらを咬んでしまったからである。
 ぎりぎりの鍔迫り合いが続く。
「ぐぅぅぅ!!」
 両腕に渾身の力をこめる巫。
 だが、じわりじわりと押され始める。
 優男風の彼ではあるが、見かけよりずっと膂力がある。
 しかしそれでも、堀部安兵衛と力比べするのは困難だった。
 もちろん、だからといって退くわけにはいかない。
 距離をあけての戦闘は、たとえ数で勝っていても不利になる。それはここまでの戦いではっきり判った。
 となれば、いまこのときしか好機はない。
「桐崎! やれっ!!」
 巫の叫び。
 いつの間にか、黒髪の少年が堀部安兵衛の背後に回り込んでいたのだ。
 ほんの一瞬、剣士は迷った。
 このまま巫と斬り結び続け、桐崎の攻撃に背を向けるか。
 あるいは正面の敵との戦いを放棄して、後方の敵に備えるか。
 それは、砂時計から落ちる砂粒が数えられるほどの時間だったろう。
 だが桐崎や巫にとっては、充分すぎる時間だった。
 ひゅん、と、風が鳴り、投擲される針。
 堀部安兵衛は回避行動を取った。
 貞秀を弾き、大きく右へ飛び‥‥。
「な‥‥に‥‥?」
 呻き。
 乾いた音を立てて、剣が地面に転がる。
「‥‥変化球も投げれるんですよ」
 桐崎が微笑した。
 彼は飛針を右から弧を描くように投げたのだ。
 直線であれば射線上に巫が入る。となれば堀部安兵衛は同士討ちを狙ってくるだろう。つまり、左右か上に回避する。
 普通に考えて上はないのだから、右か左だ。
 そして巫は右利きである。
 より攻撃のしづらい左、つまり堀部安兵衛にとっての右側へと避ける。
 一〇〇パーセントの自信があったわけではないが、ここはギャンブルに出なくてはいけない場面だった。
「破っ!」
 チャンスとばかりに、斬りかかる巫。
 しかし、堀部安兵衛は大きく飛びさがって、攻撃を避ける。
 計算もなにもなく、純粋に逃亡のための回避行動だ。
 貞秀は、ごく浅く剣士の衣服を裂いたに留まる。
「待てっ!」
「よすんだ。追わなくていい」
 追撃しようとする桐崎を、巫がとめる。
 彼の視線は、北斗を捉えていた。
 左腕を押さえる、年少の友の姿を。
「折れたか?」
「完全には逝ってないけど、ひびが入ったっぽい‥‥」
 痛そうに顔をしかめる。
 堀部安兵衛の烈剣を受けたのだ。このくらいで済んで幸いというべきだろう。
 北斗の勝負勘の鋭さのおかげである。
「おかげで勝機がつかめたぜ。さんきゅな」
「礼はカタチのあるものでよろしく」
 にやりと笑う忍者。
 だがその瞬間、
「いたたた」
 顔をしかめる。
 やれやれと、桐崎が同年の仲間を見遣った。


 堀部安兵衛との戦いが終わった頃。
 可児才蔵との戦いも、終息に向かっていた。
 啓斗がスピードで攪乱し、シュラインと真がバックアップに専念する。
 一対一では勝てない、と、早々に判断し、チームプレイに徹したことが幸いした。
 三人とも小さな傷は幾つも負ったが、それ以上のダメージを可児才蔵に与え続けたのだ。
 このあたりは、すぐに作戦を組み立てたシュラインの勝利だろう。
 幾多の苦しい戦いから、彼女は戦い方というものを学んでいた。
 まったく、余裕で勝てる戦いなど、ほとんどしたことがないのは幸運なのか不幸なのか。
「追わなくて良いんですか?」
 身を翻して去っていく可児才蔵を見ながら、真が訊ねる。
「やめときましょ」
「これが、敵の総兵力っていう保証もないしな」
 苦笑を浮かべる啓斗。
 相手は尖兵でしかないのではないか。
 その疑問が、彼の心に引っかかっている。
 たしかに可児才蔵は強かった。まだ彼は名を知らないが、堀部安兵衛も強敵だった。
 しかし、歴史上には、もっと強いとされる連中がいるのではないか。
「なんか、やっかいな事になりそうですね‥‥」
 真の声が陰鬱に響く。
 何が起こっているのか。
 何が起ころうとしているか。
 答えは、夜の闇の彼方にあるようだった。
 なまあたたかく湿った風が、ゆっくりと流れてゆく。










                       つづく。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
0554/ 守崎・啓斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・けいと)
0568/ 守崎・北斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・ほくと)
0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)
3138/ 桐崎・明日    /男  / 17 / 護衛屋 元解体師
  (きりさき・めいにち)
1891/ 風祭・真     /女  /987 / 『丼亭・花音』店長
  (かざまつり・まこと)

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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました。
「恨み坂」お届けいたします。
歴史上の人物たちとの対決です。
バカみたいに強いです。さすがに。
このあとも、続々と登場しますよー
シリーズ名は、「平成歴史絵巻」とでもしましょうか。
あ、もちろんバトルシナリオですよ。
楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。