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<東京怪談・PCゲームノベル>


 アトランティック・ブルー #3
 
 諸国を放浪することが趣味である友人が、久しぶりに訪れた。
「これをやろう」
 そう言って差し出されたものは、白地に青いラインの封筒だった。
「……これは?」
 ありがとうと受け取り、表情をうかがう。こくりと頷いたので、早速、封をあけてみることにした。なかには一枚の紙が入っている。取り出してみると、アトランティック・ブルー号特別乗船券とあった。
「アトランティック・ブルー号……」
 それはここのところお茶の間の話題をさらっていた豪華客船の名前だ。処女航海であるせいか、乗船券の争奪戦は激しく、その存在に気づいたときには既に乗船する余地はなかった。それが、何故か目の前にある。
「つい先程、四国より戻ってな。これはその土産だ。受け取ってほしい」
「土産にしては……しかし、どうやってこれを?」
 土産らしくない土産だ。しかし、それをどうやって手に入れたのかが気になった。発売直後に売り切れ、その後は付加価値で値段がぐんぐんと上昇している代物だ。目の前の友人は、貧乏……ということはないだろうが、おそらく、金持ちというわけでもないだろう。考えてみると、普段の生活は謎に包まれている。
「よくはわからないが、並ぶともらえるというので、並んでみた。都築秋成の名で登録してある」
「はぁ?」
 都築秋成。つまりは自分の名前のことだが、しかし、なんだそれは。整理券ではあるまいし。都築は思うのだが、友人は気にした様子を見せない。やや大きめの封筒をすっと差し出す。
「詳しいことはこれに書いてあるという。あとで読んでおくとよいだろう」
「……ん? そういえば、この船はもう出航しているような……」
 確か、今日が出航日だったような気がする。記念式典もあるらしいし、希代の豪華客船を見送ろうかと港へ行こうとしたのだが、入場規制されているらしい事実を知り、諦めたことは記憶に新しい。妙だなと思いつつ、乗船券の日付を確認すると、明日の日付となっていた。
「明日っ?!」
 なんて急な。しかも、乗船場所は四国の港となっている。そこまで行かなければならないということだ。……明日までに。
「手早く支度を整えた方がよさそうだな」
 友人は笑みを浮かべ、そんなことを言う。
「……ですかね。しかし、どうして俺にこれを?」
「客船が好きなのだろう?」
 さらりと友人は答える。
 確かに、そのとおり。
 だが、自分は目の前の友人にそれを告げたことがあっただろうか。不可解だという表情で小首を傾げると、友人はその視線を部屋のある部分へと移動させた。
「……」
 書棚。そこには客船の写真集がいくつか並んでいた。
 
 どういう意味で特別乗船券なのか、どうして並ぶだけで手に入ったのか、あとから渡された封筒の中身を確認して理解した。
 封筒の書類のなかに、先日はアトランティック・ブルー号特別乗務員採用試験にご応募いただきありがとうございます……というような内容のものがあった。
「……」
 それとは知らずに並び、試験を受け、面接を受け、採用されたらしい。しかも、自分の名前で。やや世間からずれた部分を持つ友人だから、悪意を持ってそれをやったとは思わないが……そう、おそらく列を見て思ったのだろう。これはなんの列だろう、そうだ、最後尾の人間に訊ねてみよう。そして、最後尾の人間は言ったに違いない。これに並んで採用されれば、ただで豪華客船に乗れるんだよ、と。
 容易に想像のついた友人の行動にため息をついたあと、支度を整え、家をあとにする。友人が自分のために持って来てくれた乗船券(というより仕事)だ、どうやら今回の主な仕事内容は掃除などの雑務らしいが、引き受けてやろうではないか……現地までの交通費は自己負担らしいが。
 親切なのか嫌がらせなのか……いや、親切なんだと自分の言い聞かせながらアトランティック・ブルー号が停泊している四国の港へと向かう。諸々の手続きを済ませ、同じように四国から乗船する乗客とは違うゲートから乗船し、船室に案内され、支給された制服へと着替える。こうやって考えてみると、客船に乗船することはできても、制服を着るという機会はなかなか訪れないだろうから、これはこれで貴重な体験なのかもしれない。……しかし、自分の本来の仕事のことを考えるとちょっぴり複雑でもある。
 現地で改めて説明された仕事の内容は至ってわかりやすく、肉体労働。主なものは掃除であるものの、体格の良さからか、あれを運んで、これを運んでと方々から声をかけられる。まさに、雑務の極みだと思いながらも言われたとおりに仕事をこなしているうちに、休憩時間となった。
「あ、都築くん、ごくろうさん。休憩に入っていいよ」
 与えられた休憩時間は三時間。部屋でゆっくり休んでもいいし、船内を散策しても構わない。過ごし方は自由ということで、ならばせっかくの豪華客船、船内を散策してみることにした。
とりあえず、そこかしこに置いてあるパンフレットを手に取り、眺める。船の概要や施設についてが記載されている。それによると、この船の重量は118000トン。最大乗客は約3000人。全長は約300メートル。幅は約45メートル。水面からの高さは約55メートル。客室は1340室であるらしい。もちろん、これは乗客に対するものであり、船員、船内スタッフのものは含まれてはいない。
 施設も様々なものがあるらしい。代表的なものは、大小様々な七つのプール、映画館、劇場、遊技場、図書館といったものだろうか。インターネットルームや身体を動かすためのスポーツジムなどもあるらしい。休憩時間であれば、スタッフも一般乗客に混ざって利用することができるとある。
 食に関するものは、メインとなるレストランの他に二十四時間営業で軽食やデザート等を楽しめるフードコーナー。これら食に関する費用は基本的に乗船料金に込みとなっているため、好きなとき、好きなだけ、どれだけ食べても無料という扱いになっているらしい……が、客ではない自分にはまるで関係のない話。スタッフはスタッフ専用食堂を使うことが定められている。次回、乗船することがあったら余すことなく利用させてもらおうと思いながら、パンフレットの簡略化された地図を頼りに船内散策をはじめる。
 まずは、やはり豪華客船に乗船中ということで海を眺めることにして、デッキへと向かう。その途中、絵画や像、美術品の類が展示されているプロムナードを抜けることになった。美術品に特別な興味はなくとも、飾ってあれば自然とそれに目が行くわけで、なんとなく眺めながら歩いていくと、もう少しでプロムナードも終わるというところで、とある絵画の前で白を基調した制服に身を包んだ乗務員が二人、ため息をついていることに気がついた。ああ、自分もあの制服を着て働いていたんだと思いながら、彼らの背後を通りすぎる。
「どう思う?」
「どう思うって……単なる噂だろう?」
 背後を通りすぎた際のそんな言葉とため息が気にかかり、美術品を鑑賞するふりをして、足を止め、会話に耳を傾ける。ちらりと見やると、二人が見つめている絵画に描かれているのは、清楚であり、妖艶でもある女性だった。とりあえず、世間一般の人間が見て、美女と呼ぶ範疇にあることは間違いない。
「でもさ、プロムナードに飾られる予定の美術品は九十九点だろう? 確かに、出航したときは、九十九点だった。なのに……」
「一夜、明けて数えてみると一点増えている……」
 乗務員のひとりは難しい表情でため息をつく。
「しかも、深夜、この美女が歩いているところを見たって奴がいるというじゃないか」
「そんなもの。酒に酔った乗客の戯言だよ。こんな美女に会ってみたいとか思っているから、そんなものを見るんだよ」
「でもでも! 確か、他の船でもこんな話を聞いたぞ……気づくと飾られている絵が一枚増えているという話。で、気づくとその絵はなくなっているんだ。その絵がなくなったあと、乗客もひとり消えているとかいないとか……」
「おまえなー……」
 話を聞いている乗務員は呆れたという顔でため息をついている。
「ほら、この空間。美女の隣に誰かいてもおかしくないだろう? ここにいつの間にか消えた乗客の恨めしげな顔が描かれているんだそうだ。で、出してくれー、助けてくれーと呼びかけて……」
「……」
「で、美女はいつまでも若々しく、隣の乗客は少しずつ老けていって、やがて骸骨になって消えちまうんだってさ。絵画の美女はそうやって世界を渡り歩いているという話」
「怪談の読みすぎだな。ほら、こんな話が噂になったら困るだろう? 余計なことを言いふらすんじゃないぞ。仕事、仕事!」
「はーい」
 二人は自分たちの仕事へと戻る。二人が絵画の前から退いたところで、絵画を改めて正面から眺めてみる。
 確かに、女性の隣にはもうひとり描いてもよさそうな空間がある。絵画の説明をしているプレートはなく、題名も作者もわからない。
 じっと見つめる。
 絵画のなかの女性がほんの少し、目を細めたような気がした。
「……」
 二人が話していた噂が事実なのかどうかはわからない。だが、ただの絵画だとは思えない穏やかならざる『何か』を感じる。その『何か』が気にかかり、絵画を見つめていると、不意に声をかけられた。
「あなたもそれが気になりますか」
 訊ねるというよりは、確信をもった断定的な言い方。都築は声の主を確かめる。自分と同じか、もしくは年下くらいかという青年だった。わりと地味な背広にきちんとネクタイをつけているし、何より胸元に名前と写真入りのプレートをつけているから乗客ではないだろう。ちらりと見やったプレートによると、どうやら目の前の青年は都築晴彦というらしい。奇しくも自分と同じ名字だ。
「かなりの美女ですからね」
 都築は断定的な問いかけにそう答えた。
「そうですね、かなりの美女です」
 晴彦はにこりと笑う。それから、ほんの少し首を傾げた。
「でも、あなたが気になっているところは、そこではないでしょう?」
「……ええ、実は」
 都築は苦笑いのようなものを浮かべながら答えた。晴彦も自分と同じものを感じているのかもしれない。
「やはり、そうですか」
 晴彦は軽く頷きながら、絵画を見つめる。
「実は、以前にも一度……こういうことがありました」
 会いたくないものに出会ったような、それでいて少し懐かしそうな眼差しで晴彦は言った。
「こういうこと?」
 おそらく、先程の彼らが言っていたこと、九十九点しかなかったはずの美術品が一夜明けてみると一点増えていたということを言っているのだろう。だが、都築は確認のために敢えてそう問うた。
「飾られる予定にないものが、飾られている……彼らの話を聞きませんでした?」
「なんとなくは聞こえましたが……事実なんですか?」
「ええ。この絵画はリストにないものです。昨日はありませんでした。彼らが話していたような噂は以前からありましたからね。誰かの悪戯だと思いつつも、報告を受けたので確認にきた次第ですよ」
 増えていることは事実らしい。悪戯の可能性……確かにそれも考えられなくはないのだろうが、絵画が漂わせている気配から考えるとそういうふうには思えなかった。
「そうしたら、この絵画が。私が以前、仕事ではなく、私的な都合で乗船した船で、この絵画を見ました。まさか、自分が担当した船で再び出会うことになるとは……」
 不思議な縁を感じますよと晴彦は複雑な表情で続ける。
「それに、あなたとここで出会うことにも」
 視線を絵画から都築へと移し、晴彦は静かに言った。
「……俺、ですか?」
「ええ。あなたは都築秋成さんでしょう?」
 事実なので、こくりと頷く。晴彦は穏やかな笑みを浮かべた。
「こういったものを扱ってらっしゃいますよね。以前、私の友人が都築さんという拝み屋さんを頼ったことがありまして」
「ああ〜……あー、それはどうも」
 頼られたのは、果たして自分か、それとも他の家族か。しかし、こういう場合、どう答えればいいのかと思いつつも、曖昧かつ穏やかに言葉を返す。
「私は人事担当でもありますから……絵画を確認してから、あなたの助力を仰ごうかと思っていたのです。そうしたら、あなたは既にここにいた。さすがです」
「……」
 それはまったく単なる偶然なんですが……心のなかで呟きつつ、少し苦笑い気味の笑みを返す。
「拝み屋であるはずのあなたがどうしてこちらの面接を受けたのか不思議で仕方がなかったのですが、こういうことだったのですね」
 いえ、それもまったく違います、こういうことでもなんでもありませんというか、こういうことってどういうこと……と心のなかで呟きつつも曖昧な笑みを浮かべているうちに話は進んでいく。
「それでは、この絵画の件はお任せいたします。……よろしくお願いします」
「あ、いえ、こちらこそ」
 深く頭を下げた晴彦につられ、頭を下げている自分がいる。……清掃、雑務のみならず、妖しげな美女の絵画を担当することも決定した。
 
 やはり、仕事は仕事ということで、雑務はきちんとこなし、絵画は別件で依頼されたということで、休憩時間を使ってどうにかすることにした。おそらく、事情を説明すれば、休憩時間を使うことなく、労働時間に対処することもできたのだろうが、そことここの区別はきちんとつけるということで、申告してはいない。
 三度目の休憩時間を使い、プロムナードの絵画の前へとやって来る。既に夜も遅いせいか、そこに人はほとんどいない。照明も僅かに落とされ、昼間よりも落ちついた、しっとりとした印象を受けた。
「さて……」
 絵画と向き合い、小さく息をつく。妖しげな気配ではあれど、邪悪な気配というものではない。話に聞いたところでは、乗客を絵画のなかへ閉じ込めるらしいが、そこまでの悪行(?)をするほどのものとは思えない。
 噂とは、尾ひれがつくものだから……ともかく、まずは絵画に宿るものが危険であるのかどうかを判断しなくてはならない。もし、危険ではないものであれば、乗客への悪戯はほどほどにと軽く注意を促すにとどめよう。都築は改めて絵画の美女を見つめた。
 いつ頃に描かれたものかはわからないが、絵画は濡れたように鮮やかな色彩を放っている。どんなに保存状態がよかろうと、時間の経過とともに物は朽ちていくものだが、この絵画はつい先程に描かれたばかりのような輝きを放っている。
「こんばんは」
 心のなかで呼びかけてもよかったが、敢えて口に出して呼びかけてみる。周囲に人はいないことを確認しているから、怪しい人物と思われることもない。……だが、返答は、ない。
「俺では役不足ですか……」
 小さなため息をつきながら、そう呟くと、絵画の美女はほんの少し、目を細めた。表情が笑みをたたえたものへと変わる。
『そんなことはないわ』
 どこからかそんな声が響く。耳で聞くというよりは、心に直接、語りかけてくるような声に感じた。
『面白みに欠けるだけよ』
「はぁ……面白み、ですか」
『わかるでしょう? 驚かせることが生き甲斐なのよ』
 くすくすと声は笑う。
「すみません……とはいえ、今から驚いてみせるのは、やはり駄目なんでしょうね」
 絵画に何かが宿っていることは、既にわかっていることであるから、驚くわけがない。こうして話をすることができることさえ、わかっているのだから。しかし、相手はどうやらそれがご不満の様子。都築は少し困ったような笑顔でこめかみを指でかく。
『駄目ね、遅いわ』
 即座な返答。しかし、声に不機嫌な様子は見られない。僅かな会話ではあるが、危険なものではないと判断した。その言葉のとおり、驚かせることに生き甲斐(?)を感じているのかもしれない。
「あなたはかなり昔から、こうして……船から船を乗り継いでいるらしいですが、本当ですか?」
『ええ』
「では、絵画のなかに人を閉じ込めるというのも、本当ですか?」
 確認のために訊ねてみたことだが、絵画の美女は答えない。
「……ううーん。そういう危険なことは、ちょっと遠慮していただきたいのですが……駄目ですかね?」
『旅先で写真をとることはない?』
 絵画の美女は問いかけには答えず、逆に問うてきた。
「ありますよ」
 旅先で記念に写真を撮影する。それは、自分に限らず、ほとんどの人間がやっていることである。都築は素直に頷いた。
『それと同じよ』
「……違うでしょう」
 苦笑いを浮かべざるを得ない。旅の記念に、気に入った人間を絵画のなかに閉じ込める。感覚は同じなのかもしれないが、それでも写真を撮影することと、人間を絵画のなかへ閉じ込めることはまったく違う。
『ふふ。あなた、なかなか私好みよ』
「……それはどうも」
 苦笑いを浮かべたまま都築は答えた。この展開。もしかして、もしかする、か?
『あなたは、私が嫌い?』
「いえ、決して、嫌いでは」
 第一印象での感想を述べる。好きかどうかはわからないのと同様に、嫌いかどうかもわからない。その判断を下すほどに相手を理解していない。
『そう。じゃあ、いいわね』
「ちょっと展開が早すぎやしませんか……? もう少し、お互いを知り合う時間というものを」
『大人のくせに子供のようなことを言わないの』
 絵画のなかから白い腕が伸ばされた。冷たい指先が頬に触れる。途端、背筋がぞくりとし、軽い倦怠感をおぼえた。だが、それだけで、それ以上のことは起こらない。伸ばされた腕は絵画のなかへと戻っていく。
 一瞬、諦めたのかと思った。
 しかし、次の瞬間、絵画の美女が微笑み、そうではないことを知る。
 絵画の美女の隣にあった不自然な空間に、男の姿がすーっと浮きあがった。それは以前から描かれていたかのようにごく自然に絵画の一部となっている。その男の服装、顔は……言うまでもない。
「……」
 都築は何かを言いかけたが、結局、軽く首を横に振り、少し困ったような笑みを浮かべて絵画から離れた。絵画から感じるものは、満たされたような気配。妖しげというよりは穏やかであり、しばらくは……少なくともこの船が沖縄に辿り着くまではおとなしくしていると思われた。
 絵画の美女が、自らのうちに閉じ込めるものは、噂にあるようなものではなく、旅の思い出。奪うものは、人の命ではなく、僅かな生気。健康な男性であればすぐに回復してしまうであろう程度の。
 ごちそうさま。
 絵画から離れる背中に、そんな声が届いたような気がした。
 いえいえ、どういたしまして。
 振り向かず、都築は答えた。
 
 一夜明けて現れた絵画に、もう一夜明けて絵画の美女の隣に現れた謎の男性……乗務員の間では僅かに噂にのぼったものの、乗客が行方不明になることもなく、船は沖縄への処女航海を終えた。
 停泊中にはあったというその絵画は、再び、東京を目指し、船が港を離れたときには忽然と姿を消していたという。
 
 −完−


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【3228/都築・秋成(つづき・あきなり)/男/31歳/拝み屋】


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■         ライター通信          ■
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ご乗船、ありがとうございます(敬礼)

相関図、プレイング内容、キャラクターデータに沿うように、皆様のイメージを壊さないよう気をつけたつもりですが、どうなのか……曲解していたら、すみません。口調ちがうよ、こういうとき、こう行動するよ等がありましたら、遠慮なく仰ってください。次回、努力いたします。楽しんでいただけたら……是幸いです。苦情は真摯に、感想は喜んで受け止めますので、よろしくお願いします。

こんにちは、都築さま。
#3に参加いただき、ありがとうございます。
都築さまは絵画の美女を退治するだけの能力を有しながらも、そういう方向ではなく、慰めるということで、穏やかなおはなしとなりました。絵画の美女も思い出を胸に(背後に)新たな船へと旅立ったようです。……都築さまはちょっぴり疲れさせられてしまったんですけれどね(おい)

願わくば、このお話が思い出の1ページとなりますように。