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<東京怪談ウェブゲーム あやかし荘>


エヴァの一般生活 怨霊制御再訓練

0.オープニング
 あやかし荘で住むことになったエヴァ。
「これから宜しくお願いします」
 と、零に躾られたか皆に初顔合わせの挨拶するエヴァ。
「うちは、綾。よろしくな、エヴァ」
「此処は良いところぢゃ。気楽にしろ」
「………♪」←歌姫
 と、和気藹々と古株とわいわい和やかに会話して第一印象は良かった。

 のだが……、あやかし荘という“土地”が起因しているのか、エヴァの怨霊操作能力に支障が出ていた。
 夢幻回廊が共鳴し平穏な居住区まで侵出。温泉も完全に危険地帯(既に猛毒ガス地域+怨霊温泉)
 当然、管理人因幡恵美さんは、怨霊を見ただけで気絶。三下忠くんは悲痛な叫びとともに気絶するが、嬉璃達の良い生け贄(つまりは盾)になってしまう。
 TVショッピングを見ながらお茶をすする、嬉璃は忠とエルハンドを呼ぶ。
「此は参ったものぢゃ。おい、三下とエルハンド、なんとかならぬか?」
「嬉璃さん、ボクに言われてもむりですよぅ」
「怨霊操作を封印できるなら既にやっている。しかし、其れでは完全な解決にならない」
「何か騒がしいですね〜気が付いたら、怨霊温泉で、火傷しかけましたよ」
「天然剣客、おぬしそこで寝ていたのか……? ……はぁ」
 困っている割りに、どうでも良いような嬉璃の反応。
 あやかし荘では不思議事件は此が日常茶飯事。しかし恵美がうなされているし、当のエヴァは悲しみのあまり、部屋からでないという。
「あやかし荘が凄く“楽しく”なっているってホント?」
 となぜか 瀬名雫まで来る始末。
 心配になった姉もやってくる。
「みなさん……エヴァの此の症状を治して下さい。お願いします」
 妹思いの姉が、住民とあなたにエヴァの治療を頼むのであった。


1.頼まれましてもねぇ……
「あら、あらら」
 と、隠岐智恵美が相変わらずマッタリ感をだしなら
「予想していたことが起こってしまいましたわ」
 とか平然として言っている。
「で……何故私も呼ばれたんでしょうか?」
 息子の田中裕介も居る。零に呼ばれたそうだ。
「エヴァ様が大変ですって! きゃぁ!」
 と、珍しく走ってやってきた鹿沼デルフェスは思いっきり玄関の段差で転んでしまう。
「焦りすぎ、デルフェスさん」
 雫が彼女を起こす。
「だ、だって、せ、……、あ、お水………ふぅ、ありがとうございます」
 落ち着くために水を飲んで一息つく。
「たのしそうですねぇ」
「相変わらずの迷宮化の進んでいるボロアパートだからな。前に壊れたが」
「とりあえず、俺と師はサポートの方向か」
 と、のんびりと、“父様”とお茶をすする榊船亜真知と織田義明、嬉璃だった。
「そんな呑気なこと言っている場合じゃないですよ! ほら! スペクターなどがいっぱい!」
「影もいるし、ゴーストもいるし非実体系はオールスターですね」
 慌てているデルフェスに対して、他のメンツはあやかし荘のこの騒ぎでは“日常茶飯事”レベルという落ち着き様であった。いざとなったら三下も盾に出来るし問題ない。
「うわぁ、流石にこの怨霊の数は……」
 と、宮小路綾霞が、夏の涼しげな格好でご登場。苦笑しながらではあるが。理由はエヴァとの接触だったが事がおかしくなっている。
 考えてみれば、智恵美と綾霞は同年代(3歳差)だが、綾霞はお肌が30代だったりする。
「あつまって下さってありがとうございます!」
 零は、皆の手を握る。
「人数も揃ったことだ、各自で強力エヴァの怨霊制御調整などをたのむよ」
 エルハンドはエヴァを心配する人に頼む。
「あたしは、あやかし荘の霊的スポットなどしらべてくるねぇー」
 雫はそんなことを忘れているわけではないが、今のうちに色々怪奇現象を体験したいらしい。
「だめですよ! 雫様! 命に関わります!」
「だいじょうぶー! 皆が助けてくれるし! 特にデルフェスさんが♪」
 雫は相変わらずの元気な声でデルフェスに抱きついた。
「義明くん、大丈夫なんでしょうか?」
「何とかなるんじゃない?」
 裕介は心配そうに訊くが脳天気さ100%の師範代の言葉に沈黙している。
「あら、この事件が解決できませんでしたら、お姉様との交際の禁止を」
「わー! それはだめ! 絶対だめ!」
「…………」
 裕介は頭痛を起こしていた。
 ――大丈夫なのだろうか?


2.又メイド服。こんどは?
「私が出来ることと言えば……」
 と、裕介がトランクから出したのは、一着のメイド服。
「流石メイド魔神」
「その言い方止めて下さい」
 もう定着しているこのあだ名。本人は嫌がっている。
「ただの服じゃないですよ」
「メイド服ですからねぇ」
「メイド服だからね」
「メイドふくだもんねぇ」
「息子の趣味は私も………」
「相変わらずだな」
 知っている人に散々いじめられる裕介。
「もう、説明します! エヴァさんの怨霊制御に役立たせるための特殊加工した服です!」
「でもメイド服。他に服はあるはずですが、メイド服というあたり、裕介さんの趣味に思いっきり走ったと言うことですね」
「……」
 よっしーの突っ込みに、何も言い返せないメイド魔神。そのまま膝をついて敗北宣言。
「さ、さて! 制御メイド服があるんです! エヴァ様の所まで行きましょう!」
 と、デルフェスがメイド服を奪って、一目散にエヴァの部屋に向かった。
「さてさて、エヴァさんの後に付いていきましょう♪」
 亜真知が皆に言う。
 ゾロゾロと、義明と智恵美、綾霞と雫、零が向かっていった。
「裕介、酒でも飲むか?」
「師匠、呑む気ですね……」
「いつものことだからな。事が起これば動けばいいのだ」
 エルハンドはにっこり笑った。

「エヴァ様! 開けますよ!」
 愛する人(?)を助けるために扉を強く開けるデルフェスさん。力任せだったのか、扉が大きな音を立てて、床に倒れた。
 因みに怨霊関係の妨害は、亜真知サマご一行が撃退しているので問題ない。
「ひっくひっく」
 隅の方でエヴァが泣いている。ガーディアンゴーストが4体ほど召還されている。
「これは……厄介でしょうか?」
「自分の怨霊操作暴走をこのガーディアンで閉じこめている感じですね、効果はあまり無いようですが」
 一行は考えている。
「エヴァ様! 外に出ましょう!」
 ズカズカと入るデルフェスは、一度振り向き、
「あ、男性の方は見ない様にお願いしま〜す」
「あ、はい!、は〜い」
 よっしーを退場させた。

 デルフェスにガーディアンが襲いかかるのだが、デルフェスの力は通常ではない。ゴーレム並みの能力をもっているのだ。怨霊など敵ではない。張り手だけでガーディアンを消滅させた。
「いやー!」
「我が儘は行けません!」
「制御メイド服を着て一緒に特訓しましょう!」
「いやだ〜!」
 まだぎゃあぎゃあ言い合っている。
 しかし1分も経たない内に、デルフェスが換石の術をつかい、彼女を持ち上げて戻ってくる。
 しっかりメイド服を着ているエヴァの石像だった。
「……さて、これからどうしましょう」
「これからって訓練でしょう?」
「そうでしたわね」


3.お茶会をしながら
 エヴァが石像になった時点で、あやかし荘の怨霊は瞬く間にいなくなった。
「さて、結界を張るかな」
 地面に何か魔法陣を書いている亜真知と義明。
「この中で、制御訓練すれば何とかなるでしょう」
 案を出していたのは亜真知サマ。
 つまり、あやかし荘に害を与えずして訓練をするための結界を作ったのだ。
「では起動しますよー」
 亜真知サマは軽やかなステップで踊り、術を起動させた。
 確かに術作動の違和感を持つ。
「さて、デルフェスさん」
「はい」
 デルフェスは指をパチンとならすだけでエヴァの石化を解いた。
「はうっ?」
 メイド服姿のエヴァをみて結界外で酒を飲んでいる裕介は
「美しい」
 とほざいていた。
 しかし、其れもつかの間、エヴァの暴走能力の所為でメイド服は破けてしまった。
「きゃー!」
「男性陣は後ろ向く!」
 女性陣は慌てふためき、エヴァは泣いた。義明率いる男性陣はそそくさと退場した。
「ひっくひっく」
 簡単な服に着替える……とはいっても体操服(ブルマに非ず)になったエヴァ。
「さてどうしましょうか?」
「訓練と言いましてもね〜」
 女性陣は悩む。
「あたし何すればわかんないよ〜。勝手に……」
「落ち着いてエヴァ。皆あなたのことがしんぱいだから」
「う、うん」
 周りでは、怨霊の群れが飛び交う中でのお茶会議。中に智恵美さん手作りのお菓子も入っているので、助っ人達も危険。
「そうぞ、召し上がって下さいな」
「……」
 残っているのは女性陣のみ。エヴァもさることながら助っ人も危険な状態だ。ロシアンルーレットなお茶会となった。
 綾霞と亜真知はなにやらコソコソ話をしている。
「うーんそれが良いのかしら。荒治療が必要でしょうねぇ」
「そうですねぇ」
「どうされました?」
「「いえいえ!」」

「さぁ特訓です!」と意気込むデルフェス。格好はどこかのスポ根のコーチジャージ(裕介調達)で“どどーん”とたっていたり、綾霞と亜真知は何か企んでいたり、智恵美さんは相変わらずニコニコな状態だった。
「メンタルなのか、機構上の問題なのかハッキリしないとわかりませんけど〜」
 遠くから酒を飲みながら裕介が意見を言う。
 何故、お茶会に近寄らないのかは、母親のお菓子が並んでいるからだ。
「うーんどうなんでしょうかねぇ?」
 悩むご一行。
 相変わらず、エヴァはしょぼんとして、どんどん怨霊を精製していく。神2人が発動した魔法陣も危険かもしれない。
 亜真知サマは妹を心配する零を呼んだ。
「はい?」
「ちょっといいですかぁ? 綾霞さん、裕介さん、デルフェスさん、義明さんも〜」
「はいはい?」
 亜真知サマは耳打ちする
「あら?私は?」
 智恵美は首を傾げる。
「今は保護観察者だろ? エヴァの面倒を見る方が良いのでは?」
「成る程……。そうですか……」
 エルハンドの言葉に一応納得するIO2特別顧問の智恵美。

「その方法、うまくいくかなー?」
「義明さん、失敗したら……」
「わかった!わかったからー! 成功させるように努力する。いや成功させる!」
 何かよっしー、亜真知サマには弱みを握られている模様。いや、もうモロバレなのだが。
「で? わたくしは?」
 デルフェスは亜真知に訊く。
「エヴァのメンタル面のサポートの方をお願いしますね」
「零さんは、義明くんの操る悪い人(実際は義明が封印した魔物を操って)に囚われた可哀想なお姉さんでお願いしますね」
「は、はい!」
「ねぇねぇ、亜真知ちゃん!あたしは?」
「んー、色々面白い劇になるから、雫さんはカメラで♪」
「OK!」
「で、残るあたし達は、どこかで傍観の方向かしら?」
「そうですねぇ」
 と、皆で何かやるらしい。
 因みに、智恵美には念話で事情を話している“天然”がいるのは大きな秘密だ。


4.わざとらしい荒治療
 エルハンドと智恵美だけで暫くエヴァの構成上問題を調べている。
「むぅ、やはりメンタル面か?」
「一度“壊れ”かけましたら、微調整が必要ではないかと?」
「その辺は大丈夫だろう。既に霊鬼兵の構成と設計図は分かっている」
「はい」
「あたし大丈夫? ねぇ チエミ……エルハンド?」
「なに、大丈夫だ」
「大丈夫ですよ」
 二人してエヴァを慰める。

 そんなときだった。
「きゃー!」
 零の叫び声が聞こえたのだ。
「姉さん!」
 結界を抜けて、エヴァは走り出した。
「まって、エヴァ!」
 智恵美も走り出す。
 エルハンドは、始まったかと微笑んでいた。
 
 森の奥でエヴァがみたモノとは、
「これは、良い贄になるなぁ……」
 零は大きな魔物の手に握られている。
「デヴィル?」
 怨霊を無限に発生しているエヴァは、息を飲む。
「姉さん! 姉さん!」
「お、同じ特性を持つものか……これは良い……」
「姉さんを放せぇ!」
 全怨霊を、悪魔にぶち込むエヴァ。
 しかし、この召還した悪魔は封印されているモノで、義明メインで力のサポートもある。モノの見事に跳ね返す悪魔。因みにこの場所は特殊結界が総動員で働いているため、あやかし荘に何も被害がない。
「そ! そんな!」
「ははは! 力がみなぎるぞぉ!」
「姉さん……」
「え、エヴァ……だめ……きちゃだめ…」
 意識を取り戻したのかエヴァを呼ぶ姉。
「だ、だめって! イヤだよ! 折角仲良くなったのに! 一人じゃいやだよ!」
 泣きながら、エヴァは叫ぶ。
「エヴァ様!」
「で、デルフェス!」
「あの悪魔を自分の弱さと思いなさい! それならば、零様を救えるはずです!」
「……え? 私の弱い心?」
 エヴァはデルフェスをみる。
「私はサポートに回ります。零様を救えるのはあなただけです」
「……わ、分かった!」
 エヴァは無我夢中で悪魔と戦い、デルフェスは換石の術を使い、悪魔の魔力具現武器を石化させ無力化させる。

「いいかんじかな?」
「B級映画な気がするけどぅ」
「でも楽しいですわ。そろそろ、クライマックスで〜」
「了解〜」
 舞台裏で、何か会話している義明、雫、亜真知サマ
「結界が持たないー」
 一方、裕介と綾霞が悲鳴を上げていた。
「あら、あらら、お手伝いましょうか?」
「おねがいします、母さん」
 と、制御係は楽ではなかった。
「神の力も含めて抑えられるモノじゃないのに〜! 亜真知サマの意地悪〜!」
 綾霞は泣き言を言ってしまった。

 舞台裏では何が起こっているのか真剣に戦う、エヴァにその気になっているデルフェスは知るよしもなく、
「倒れろ!!」
 エヴァの見事な蹴りが悪魔を倒した(いい絵が撮れたよ!:雫)。
「ぐあぁぁ!」
 悪魔はそのままかき消える。タイミング良く義明が封印石に戻したのだ。
「さて、怨霊を糧とするヤツを封印しておいてよかった」
「じゃー私たちは〜」
「励ましに行ってきていいよ〜」
 と、舞台裏で、一番楽な位置にいた2名は去っていく。


 と、言うわけで、原因はと言うと。
「精神面かな?」
 環境になれていないエヴァのストレスだった模様。これは剣客の飼っている(封印している)悪魔からの情報だ。吐き出し先として此の悪魔はうってつけだったようだ。
 零は、まだ倒れている“振り”をしている。
「姉さん! 姉さん」
「エヴァ? 逃げなきゃ……」
「でも、倒したよ! 弱い心倒したんだよ!」
「え? よかった……」
 零は妹を抱きしめる。
「うわーん! ごめんなさい! ごめんなさい」
 エヴァは姉に謝る。
 しかし彼女は周りの異変に気が付いていない模様だ。


「よかったですね、エヴァ様。怨霊制御が出来て」
「え?」
「うん、治っているよ」
「え? え?」
 あたりを、見渡すエヴァ。必死に戦っていたから分からなかったが、自分が暴走し作りだした怨霊が居ない。其れか心が安定している事が分かる。
「あ、あれ? 治った?」
「よかったですね。自分の弱さを克服したのですわ」
 デルフェスが、呆然としているエヴァの手を握って笑う。
「エヴァ、よかったね」
 にっこり微笑む姉。
 ――と、いうことは?
 エヴァはこれが何であるか分かったとたん、気を失った。
「あら、あらら。一件落着ですか?」
「きついですよ、亜真知サマ〜」
「あら、荒治療案は綾霞様の思いつきでは?」
「うー」
 結界制御組もやってきたようだ。
「メイド魔神さん、エヴァ様の服など諸々お願いしますね」
「わたくしのドレスの方もお願いしますわ、メイド魔神様」
「だから、そのメイド魔神って言うのを止めて下さい」
 亜真知とデルフェスの言葉に裕介は苦笑するしかなかった。


 そのあと、エヴァの意識を取り戻した後、皆でのんびりお茶会を楽しむ。
「よかった、よかった」
「『力』を抑え込もうとか力尽くで御そうとしてはいけません。乱暴に扱えば暴れてしまいます。力の存在をしっかりと受け止める事が大切です。そして素直な思いを通わせればきちんと応えてくれます。」
「エヴァ様、悲しむ前に努力すれば、うまくいったでしょう?」
と、激励や慰めの言葉でエヴァと話をしていた。
「皆、ありがとう」
 深々とお辞儀をするエヴァ。
「よかったね、エヴァ」
「うん、姉さん」
 そこで、後ろから綾霞が2人に抱きつき、
「事件解決! やっぱ、息子より娘よねぇ……ねぇねぇ、2人とも私の所の養女にならない?」
 と、勧誘。もうこれは勧誘しか言えないだろう。
「其れは大却下ですよ、綾霞さん。零さんは草間さんの妹、エヴァさんは保護観察だから」
「亜真知さまの意地悪〜」
 行儀よくお茶を飲む亜真知が言う突っ込みでションボリする綾霞。

 
 一方、蓮の間では、雫と義明、裕介がビデオ編集の下準備をしていた。
「うーん、どう編集するか? 特撮部に頼んだ方が良いかな?」
「いいだろうね」
「そうしよう〜」
「すみませんが……お二人方?」
「何?」
「そのスタッフロールに私の名前……メイド魔神は止めて欲しいんですが……」
「「事実じゃないの?」」
「違います!」
「いいじゃない、この方が有名になるよ、裕介ちゃん」
 雫の言葉に更にうちひしがれる裕介。
「悪名だと思うんですが……」
 彼は心の中で号泣した。


 これもまた、あやかし荘での日常。
「平和だ」
「ですわねぇ、父様」
 のんびり、似非親娘がエヴァを慕う者達の会話を微笑みながらお茶と酒を飲んでいた。

「任務成功だから、義明さんとお姉様の交際はOKですわね」
 などと、亜真知は心の中でおもっていた。

End

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1098 田中・裕介 18 男 孤児院の手伝い兼何でも屋】
【1593 榊船・亜真知 999 女 超高位次元知的生命体・・・神さま!?】
【2181 鹿沼・デルフェス 463 女 アンティークショップの店員】
【2390 隠岐・智恵美 46 女 教会のシスター】
【2335 宮小路・綾霞 43 女 財閥副総帥(陰陽師一族宗家当主)/主婦】

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■         ライター通信          ■
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 滝照です。
 エヴァの一般生活 怨霊制御再訓練に参加していただきありがとうございます。
 
 また、機会が有ればお会いしましょう。

 滝照直樹拝