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<東京怪談ウェブゲーム 神聖都学園>


調査コードネーム:納涼! 肝試し!
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :神聖都学園
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 梅雨明けが宣言され、気温はぐんぐん上昇している。
 東京の最高気温は三九度を超えた。
「つーか死ぬし。ふつーに」
 ぐったりとテーブルに潰れる芳川絵梨佳。
 こんなに暑ければ、元気少女だってまいってしまう。
「あぢー‥‥」
 制服の胸元をぱたぱたしたりして。
「絵梨佳ちゃん。はしたないわよ」
 困った顔でたしなめるのは、鈴木愛だ。
 このくそ暑いのに汗一つかいていない。
 どういう生物なのだろう。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し、よ」
「そんな呪文唱えたって涼しくならないもーん」
「はいはい。冷たくなるシートあげるから。服をバタバタしない。ブラ見えてるから」
「見せたっていーんだい〜〜」
 馬鹿なことを言いつつ、絵梨佳が受け取ったシートを額に貼ろうとする。
「あ、そこじゃなくて」
 ちょいちょいと招いた愛が、素早く後輩の服の中に手を入れ、
「あん☆ 愛先輩いけないわ☆」
「なにバカなこといってんの」
 両脇と背中にペタペタと貼り付ける。
「ひえひえ〜〜」
「脇の下は三点冷却のとき冷やすポイントだから。ここが冷えてると全体的に涼しく感じるの」
「ものしりー」
「それはともかくとして、そんなに暑いんだったら、怪談大会でもしようか?」
 やや唐突な愛の提案。
 まあ、たしかに夏の定番といえば怪談だが。
「一〇〇物語でもやるー?」
「それは無理だって」
 くすくすと笑う美少女。
 一人の持ち時間がわずか五分としても、一〇〇人話せば五〇〇分。ざっと八時間以上が経過してしまう。
 だいたい、一〇〇人規模の集会ということになれば、会場の準備だって必要になってくるし、マイクなどの設備も整えなくてはならない。
 蝋燭の明かりの下でぽそぽそ話したのでは、全員に声が通らないのだ。
「愛先輩、現実的すぎー」
「それはもう。絵梨佳ちゃんの暴走に付き合わされてるからね。いっつも」
「すぐ先輩はそういうこと言うんだからー。でも一カ所に大勢集まって何かやるのって暑そうだにゃあ」
「それはたしかにそうね‥‥」
 部室に一〇人ほどが集まって怪談大会。
 考えるだに暑苦しそうだ。
「あ、じゃあ、肝試し大会は? 深夜に屋上とかになんか取りに行くとか」
 ペアなどを組めば盛り上がるだろう。
「それなら楽しめそうね。学校の許可を取りましょうか」
「さんせー」
 元気に、絵梨佳が手を挙げた。









※肝試しです。
 学校の正面玄関をスタートして、屋上に置かれた「なにか」を取ってきます。
※怖がらせる側と、参加する側に別れてください。
※水上雪乃の新作シナリオは、通常、毎週月曜日にアップされます。
 受付開始は午後8時からです。


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納涼! 肝試し!

 夜。
 空は光を失い、木々のざわめきすら不気味な翳りを含む。
 闇のなかにそびえる巨大な建造物。
 神聖都学園。
 白亜の外壁が、まるで墓石のようだ。
 学校がたつ丘陵地は、さしずめゴルゴダの丘という感じだろうか。
 涼しさのない、生あたたかな夜風が、じっとりと頬を撫ででゆく。
「普段、人が多いところだけに不気味だよねー」
 まったく不気味そうな素振りを見せず、元気いっぱい芳川絵梨佳がいった。
「まあ、そういうものだよ。芳川」
 苦笑するのは守崎啓斗。
 肝試しの参加者である。
 もっとも、こういうものは参加者といっても二種類である。
 つまり怖がらせる方と、怖がる方。
 前者には、シュライン・エマ、シオン・レ・ハイ、守崎北斗、佐伯飛鳥などが名を連ねている。
 後者は、絵梨佳と啓斗の他に、桐崎明日と鈴木愛だ。
 ようするに四人ずつに分かれたわけである。
「ちょっとこわいね」
「大丈夫ですよ」
 さりげなく愛と手を繋いだりする桐崎。
 若干、顔が緩んでいる。
 国民的美少女コンテストに出てもおかしくないような美少女が隣にいるのだ。
 そりゃあ笑顔だってでますよ。
「判りやすいやつ‥‥」
 苦笑する啓斗だった。
 ちなみに単なる消去法で、彼のパートナーは絵梨佳である。
 このあたり、運命の不条理を感じなくもない。
 が、しょせんは唐変木で朴念仁の冷凍野菜少年。
 薄着の絵梨佳が腕にしがみついても、ちらっとブラジャーが見えても、いっこうに解凍されのであった。
 一方、この時点で熱くなっているものもいる。
 参加者のなかには含まれておらず、ここにいるはずのない男だ。
 中島文彦、と、本人は名乗っている。
 本名は別にあるし、職業も彼自身が主張するようなサラリーマンでは決してないのだが、そのことを知っているのは絵梨佳だけだ。
 というのも、中島と絵梨佳は恋人同士だからだ。
 その恋人が肝試しをやると聞いて、おどかしてやろうとひっそり参加しているのである。どこで情報を掴んだのか、まあ、なかなかマメなことだ。
 それはいいとして、
「くぉらっバカ啓斗っ! 絵梨佳にベタベタすんじゃねぇっ!!」
「だーっ! 絵梨佳っ 腕なんか組んじゃだめだっ!」
 藪のなかでハラハラする黒い髪の青年。
 だったら出て行けば良さそうなものだが、一応、こっそり皆を驚かせるというプロジェクトがあるのでそういうわけにもいかないのだ。
 男には、ときに我慢も必要なのである。
「くっそぅ啓斗のやつ‥‥後で絶対殴ってやるっ」
 決意を固めていたり。


 さて、シュラインやシオンがおどかし側にいるのは、年齢の上からも当然だ。
 蒼眸の美女も、一見紳士風の貧乏人も、さすがに一〇代の少年少女たちに混じって肝試しを楽しむ、というわけにはいかない。
 そういう楽しみは、たとえばシュラインあたりなら、夫の草間武彦と一緒にホラーハウスに行くとか、そういう感じになってしまう。
「でも、武彦さんが笑っちゃうから、風情もなにもないのよね」
 溜息をつく美女であった。
 大人には大人の事情があったりするのだろう。きっと。
 それはともかくとして、年齢的な理由でシュラインはおどかし組に入った。
 それはいい。
 問題は、もう一人の大人の方である。
 かつかつと鳴るリノリウムの床。
 真っ暗な校舎内。
 じっと扉の影に身を潜め、おどかされ組がやってくるのを待つ青年。
 青白い顔。
「‥‥こわいです」
 ぽつり。
 なんとも情けないことを呟くシオン。
 シュラインは自分の意思でおどかし組に入ったわけだが、シオンの場合は当然のように入れられた。
 そりゃもう、意思表示をする暇さえ与えられず、
「シオンさんもこっちね」
 と、ものすごく軽いテンションで決定されてしまった。
 それで、こうしてひとりじっと待っているのである。
 懐から携帯電話を取り出す。
 一コール二コール。
「どうしたの? シオンさん」
 シュラインの声。
「こちらは異常なしです」
「ええ。そりゃそうでしょうね。まだみんな前庭にいるから」
「そうですかぁ」
「ていうか、さっきの電話からまだ一分くらいしか経ってないわよ?」
「う‥‥」
 言葉に詰まるシオン。
 ははーん、と、シュラインが頷いた。
 どうやらびびっているらしい。
 このまま放っておいても良いが、こんなに頻繁に電話されてはちょっと困ってしまう。
 こちらににもいろいろと準備があるのに。
「しかたないか」
 内心で溜息を漏らし、
「シオンさん。悪いんだけど、いったんこっちにあがってきてくれない?」
 告げる。
「あ、はい」
「こっちの方もちょっと手が足りないから」
「わかりました」
 この際は嘘も方便だ。
「怖いんでしょう。うりうり。怖いんだったら屋上にあがってきても良いわよ。おっほっほ」
 などといったら、シオンだって意地になってしまう。
 もっとも、根性なしを絵に描いてコンピュータグラフィックスで動かしたような青年だから、これ幸いと食いつくかもしれない。
 いずれにしても、おどかし役というのは、安全確保のための要員でもある。
 なにしろ校舎内は暗いのだ。
 階段から足を踏み外したりとか、おどかした拍子に転んで怪我をしたりとか、そういう可能性もある。
 だからこそ大人がおどかし役にまわるわけだ。
 しかし、一緒になってびびっているようでは、そもそも話にならない。
 シオンは屋上にあげて、北斗と飛鳥のコンビを遊撃の位置におく。
 現状、これが一番効率的だろう。
 それに、ゴール間近の方が人間は油断するものだ。
 くすくすと、妖艶な笑みを浮かべる蒼眸の美女であった。


「いくぞっ 飛鳥っ」
「合点しょうちのすけっ」
 暗闇の中を走り回るふたり。
 北斗と飛鳥。
 あちこちに仕掛けを作ってる。
 こんにゃくが落ちてきたり、白滝が降ってきたり、流しそうめんが襲ってくる寸法だ。
 ドライアイスがわりのスモークも、ばっちり用意してある。
 後始末が、いろいろ大変そうだ。
「絵梨佳先輩や愛先輩も、これ見たら腰を抜かしますね」
 こにこにと笑う少女。
 口の端からは犬歯が覗いている。
 マントまで着込んで、ちっちゃなバンパイア、という風情だ。
 むしろ可愛い。
 かなり。
「おうっ。ちびるにちがいねぇぜっ」
 ぐっと、北斗が親指を立てて見せた。
 ちなみにこいつは一つ目小僧に扮している。可愛くはない。念のため。
 とはいえ、このふたりがおどかし役というのは、まさにベストな人選であろう。
 身軽だし素早いし、なにより悪戯だいすき人間だし。
「お、そろそろくるぞ。準備はいいか?」
「任せてください☆」
 マントを夜風にたなびかせる飛鳥。
 怖くはないが、やる気は充分である。
 正面玄関から、桐崎と愛のコンビが入ってくる。
 手を繋いだりして、なんか良い雰囲気だ。
「ちょっと怖いな‥‥」
「大丈夫ですよ。俺がついていますから」
 並んで歩く。
「あのウニ頭‥‥さりげに肩抱こうとしてやがる‥‥」
 物陰に潜んだ一つ目小僧が視線に敵意を込める。
 彼の愛情が注がれる先は愛ではないのだが、美少女が嫌いなわけがない。
 それが男というものだ。
「まぁ、愛先輩も失恋したばっかりですからねぇ」
「そうなの?」
「付き合ってた人が、周囲からの嫉妬の視線に耐えかねて逃げたって説もありますけど」
「そんな説がっ」
「実際には、性格の不一致とか、性生活の不一致とか、そんなもんじゃないですか?」
 なかなか過激なことをいう小学六年生だ。
 唖然とする北斗。
 だから、
「あ・す・か・ちゃん☆」
 地の底から響くような声は、彼のものではない。
 はっと振り返る北斗と飛鳥。
 視線の先に立っていたのは、もちろん愛。
 背後にたゆたう怒りのオーラが、はっきりと見える。その後ろには苦笑を浮かべた桐崎がいる。
 まあ、これだけ騒げば気づかれないわけがない。
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥」
 気まずい沈黙が、四人の周囲を回遊し、
「にゃーっ! にっげろーっ!!」
「憶えてやがれっ」
 脱兎の如く逃げてゆくドラキュラと一つ目小僧。
 なんともシュールな光景である。
「まったくっ」
 憤慨する愛。
「まあまあ」
 と、ウニ頭がなだめた。
 効果があったかどうかは判らないが、愛が笑顔を取り戻す。
「私、恋愛は長続きしないのよね。すぐフラれちゃう」
「そんなに綺麗なのにもったいない」
「そういってくれるのは嬉しいけどね。そのわりには失恋率たかいのよねぇ」
 ふたたび、並んで歩き出す。
 たぶん、と、桐崎が心の中で応えた。
 愛という少女は、何かと完璧すぎるのではないか。
 美しく、聡明で、優しく、気配りもできる。
 あげく良家の令嬢なのだから、たいていの男は気後れしてしまう。にもかかわらず愛自身はそういうことを鼻にかけるような性格ではない。
 あまりにも欠点がなさすぎて、付き合った男は自分が小さく見えてしまうのではないか。
 同じ令嬢でも、絵梨佳の方が親しみやすいのは、放っておけない危なっかしさのようなものがあるからなのだろう。
 もちろん愛がいけないということではない。
「でもまあ、これで気が合うのですから、不思議ですねぇ」
 内心で呟き、ちらりと美少女の横顔を盗み見る桐崎だった。


 さて、桐崎と愛に遅れること一〇分。
 啓斗と絵梨佳のカップルも、校舎への突入を開始した。
「カップルっていうんじゃねぇっ」
 こそこそ後をつけ回すストーカー男も。
「‥‥あとで話をつけような」
 後日の方向にすごむ中島だった。
「あ、そういえば」
 絵梨佳とともに歩きながら、不意に啓斗が口を開く。
「んに?」
「俺がまだガキの頃‥‥夜中にトイレに起きたんだが」
「ふむふむ」
「客間の襖のところから、誰か手招きしてるんだ」
「‥‥‥‥」
「北斗のやつだろうとおもって、襖を開けると誰もいなかった」
「‥‥マジ?」
「ああ。誰もいないんだが、なんか、妙な気配を感じてな」
 などと言いつつ、ちらりと視線を走らせる啓斗。
 びくっ、と、絵梨佳がそちらを見る。
「気のせいか‥‥」
「ちょっとやめてよけいち‥‥」
 少年の腕にしがみつく少女。
 これが中島だったら、でろーんと鼻の下が伸びたかもしれない。
 しれないが、現実問題として絵梨佳と腕を組んでいるのは啓斗であり、中島はといえば、物陰に潜みながら、尾行したり先回りしたりしている。
 なんというか、運命の不条理を感じるポジショニングだ。
「だーっ! いい加減ベタベタするのをヤメロっ!」
 ついに我慢しきれなくなった中島が飛び出す。
 正面に立ちはだかったりして。
 硬直する絵梨佳。
 くすくすと笑っている啓斗。
 さて、ここで考えなくてはいけない。
 中島は、おどかすために参上したので、じつはちょっとした仮装をしている。割れたメガネをかけて頭から血を流しボロボロの白衣を着用し、まあ、自殺した化学教師という設定だ。
 絵梨佳は、今日、自分の恋人がくることを知らない。
 したがって、目の前にいる幽霊が中島だと思うはずがない。
「うーん。見事な論理展開」
 えらそうに呟く啓斗の横で、
「Q〜〜〜‥‥」
 元気少女が崩れ落ちた。
「わーっ! 絵梨佳ぁっ!?」
 駆け寄る幽霊教師。
 シュールな光景である。
 啓斗の溜息が、夜の廊下に吸い込まれていった。


 幾多の困難を経て、啓斗チームと桐崎チームが屋上で合流したのは、そろそろ日付が変わろうかという時間帯だった。
 ちなみに絵梨佳は、幽霊教員の背中で眠っている。
「ちぇー。いろいろ仕掛けてたのになぁ」
 ぼやく北斗。
 最も怖がるであろう絵梨佳が気絶状態では、せっかくの仕掛けが楽しさ半減である。
「私はけっこう怖かったわ」
 愛が言った。
「‥‥私は愛先輩の方が怖かったけど‥‥」
 ぽそぽそと主張する飛鳥。
 もちろん、一顧だにされなかった。
「はいはい。最後は屋上パーティーよ」
 くすくす笑いながら、シュラインが重箱を開けてゆく。
 このあたりの宴会好きは、彼らに共通する悪癖である。
「悪癖は楽しいですねぇ」
 よく冷えたスイカをかじるシオン。
 結局、愛が多少は怖がってくれただけで、肝試しとしては微妙だろう。
 しかし、こういう真夜中のお茶会も悪くはない。
 夜風に雲が吹き散らされ、手が届くような星空だ。
「綺麗ですねぇ」
 夜空に手を伸ばす青年。
「星なんかくえねーよー」
 雑食忍者が、彼のレゾンデートルをアピールするようなことを言う。
 くすりと苦笑を交わす桐崎と愛。
「あら? なんか良い雰囲気ねぇ。おふたりさん」
 シュラインがからかった。
 ほのかに愛が頬を染める。
「ううーん」
 と、絵梨佳が目を醒ました。
「お、大丈夫か?」
 看病していた幽霊教師と目が合う。
 もう、目と目があったらミラクルって感じだ。
「きゃー!!!」
「のわっ!?」
 一挙動で跳ね起きた絵梨佳が必殺のツッパリ攻撃を開始する。
 ようするに相撲の技なのだが、途中に頭突きや前蹴りなども飛んでくるからあなどれない。
「だーっ! まてっ! 落ち着けっ!!」
「モチなんかつかないもんっ!!」
 大混乱である。
「俺だ俺っ」
 中島がようやっと扮装を解いたのは、フェンス際まで追いつめられたときだった。
 あと半歩ほどで、地面に向かって真っ逆さまである。
「ふぅ‥‥死ぬかと思ったぜ」
 冷や汗を拭う青年。
「むしろいっぺん死んでみるとか?」
 肩をすくめるシュラインであった。
 白く美しい手に握られているのは中島が持参した玩具のゴキブリ。
 どうも、いろいろと悪いことを企んでいたらしい。
「なんというか」
「年長組の方が」
「子供かもしれませんねぇ」
 一七歳トリオが肩をすくめる。
「まあ、それは否定しませんが」
 にこにこ笑いながら、栄養補給を続けるシオン。
 星屑たちが、にぎやかなパーティーを見つめてきた。
 涼しげな光を放ちながら。














                       おわり


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
3356/ シオン・レ・ハイ /男  / 42 / 貧乏人
  (しおん・れ・はい)
0568/ 守崎・北斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・ほくと)
0554/ 守崎・啓斗    /男  / 17 / 高校生
  (もりさき・けいと)
3138/ 桐崎・明日    /男  / 17 / 護衛屋 元解体師
  (きりさき・めいにち)
0213/ 張・暁文     /男  / 24 / 上海流氓
  (ちゃん・しゃおうぇん)

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■         ライター通信          ■
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お待たせいたしました。
「納涼! 肝試し!」お届けいたします。
暑いですねぇ。
わたしの住む北海道も、本格的に夏とうらいです。
この作品で少しは涼んでいただけると良いのですがー
それはさすがに無理でしょう(笑)



☆受付開始時間変更のお知らせ☆

8月2日(月)から、水上雪乃東京怪談の受付開始時間が変更になります。

毎週月曜午後8時から
 ↓ ↓ ↓
毎週月曜午後10時から

ということになります。
ご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いします。