コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


なまなまナマモノ

●飛んできたチラシ

ゴォォォォォォォ……

|Д゚) ……
|Д゚)◇=== ばびゅーん!

ゴッ!!

|Д)゚゚ 痛い…
|Д゚#) ぶー

「おやおや…痛そうですねぇ」
 かわうそ?の頭に何かがあたったのをユリウス・アレッサンドロは和やかに見つめていた。
 かわうそ?は台風の近付くのを知っていて窓を開けたのだ。ユリウスはそれを眺めつつ、いつもの店で買ってきたニューヨーカーチーズケーキを頬張っている。
 幸いにしてかわうそ?は怪我をしていなかった。
(ゲームでいったら装甲値が高いと言ったところだろな)
 …と草間・武彦は密やかに思った。そんな事を考えながら、のんびりと煙草をふかす。
 不意にかわうそ?がこちらのほうに歩いてきた。この際、二足歩行であることは言及しないでおこう。
|Д゚)ノ□ ……何か拾った。ユリウス見る。
「どれどれ…ナマモノ競争大募集? 何ですかこれは?」
 石を包んでいたチラシを広げると、小首を傾げてかわうそ?を見る。
 ナマモノと聞くと、どうもこの茶色ミンクもどきを思い浮かべて仕方が無い。
|Д゚)… かわうそ?に聞くな。かわうそ?はナマモノちゃう。
「しかし、石を包んであるのは故意なんでしょうかね」
|Д゚) …故意…恋。お前の弟子。
「いやいや、彼の事はこの際置いておいて」
|Д゚) 外国デート、ちゅーしたってかわうそ?は聞いた。
「ぐふっ…まぁ…若いですからね、彼は」
 思わず紅茶を噴出しそうになったユリウスはカップから唇を離して、ニッコリと微笑んだ。
|Д゚) かわうそ?は後で弟子本人に聞く。ともかく、この打撃は痛かった。小一時間問い詰めたい…ユリウス付き合う。
「えぇ〜? 何で私が付き合わなくっちゃいけないんですか?」
 ユリウスはぶちぶちと文句を言い始めた。
 かわうそ?はチラシを見せるとユリウスのカソック(僧衣服)を掴む。
|Д゚) 主宰者に文句言う。でも、これは飼い主いないと参加できない。ユリウス、飼い主する。
「えー?」
 どうやら主宰者に文句を言いたいから、ついて来いと言いたいらしい。
 チラシを見れば、ペットの運動会の案内状らしいのだ。無論、飼い主と共に行かなければ話も聞いてもらえないだろう。
 仕方なく、ユリウスは臨時飼い主を引き受ける事にした。

|Д゚)ノ 一人(一匹)つまらない。お前も来る。
 かわうそ?は調査員の方に向かって言った。

●ナマモノ集合 草間動物園その1
「んー? 飼い主側は何人でも良い訳ね?」
 調査員の一人であるシュライン・エマは腕を組んで言った。
 ちらりとキッチンのほうを見ると、丁度、送られてきた野菜の小包の方に顔を向ける。
 本日、ナイスタイミングで人外の存在が何体か来訪していた。煙草をふかす武彦の隣で銀毛馬の新座・クレイボーンが鼻を鳴らす。本当は一角獣とペガサス(先祖返り)の混血だが一見すると普通の馬だ。
 体を揺らし、ピスピスと鼻を鳴らす新座の様子に気がついた武彦は、しかたなく煙草をにじって捨てた。新座は火が怖いのを思い出したからだった。
「おれ、障害物がいーな、走るのは得意だし。けど、ちっこい連中向けだったら、おれ途中でつっかえるかもなぁ……」
|Д゚)゛ 楽しいほうがいい。お前も来る。つっかえるのも、また良し。
「うん、行く。いろいろ面白そうなのはいーんだけどさ……おれ、最後のヤツだけはパス。ぜってぇヤダ。火だろ、すんげぇ怖いんだよ」
 新座は涙目で武彦に訴える。
「確かにファイヤーダンスはねぇ。離れてればいいんじゃないか?」
「そん時になったら、あんたの後ろに隠れるからな」
「今回も大人数になりそうね…じゃぁ、武彦さん。あそこの野菜使っていいわね?」
「あぁ、いいぞー」
 武彦はひいふうみ〜と人数を数えるシュラインの声に頷いた。こうなると恋人か夫婦の阿吽の呼吸と言えよう。そうだという噂が流れているが、本当の所はよく分かっていない。
 人数をを確認するとシュラインはいそいそとキッチンへ向かう。お箸や手拭等も忘れず用意しないといけないし、動物さん用に薄味のも用意した方が良いのかしらと悩むのだった。

「行くぞ、くーちゃん。俺達の愛と友情その他諸々、とにかく何かを見せ付けてやるんだ!」
 鈴森・鎮はガッツポーズをした。人間としての姿は小学四年生ほどの少年だが、ランドセルを背にしてよくぶらついていても学校に行っているかは不明である。
|Д゚) ……
 正体がイタチのわりには、手のひらサイズのイヅナのくーちゃんを連れて参加とはこれ如何に。心の中で密やかに突っ込むかわうそ?であった。
「みあおも参加するぅ!」
 海原家の末妹、みあおの正体は青い鳥だ。人型でも鳥形でもOKだろう。無敵の小学生の笑顔にユリウスはにっこりと微笑み返す。
「今日も元気ですねえ、みあおちゃん」
「うん! ユリウスは今日も元気そうだね〜☆ みあおは幸せの青い"小鳥"として参加すればいいよね」
 えへへっと笑って、みあおが言う。
「みあおは参加競技は将棋がいいな。運動会とかでやったことないし、どんなことをやるのか楽しみ♪」
 お弁当はお姉さま方に作ってもらおうと思うみあおであった。

●ナマモノ集合 草間動物園その2
 大山椒・太夫は水の中のような空間をゆったりとたゆたっていた。全長1・8mを越える巨体もこの空間では小さく感じられる。
 東国の時空間の歪みが気になり、生まれ故郷の山陽地方の山河から歪みの中心に行ってみることにしたのだ。
(こ〜こ〜かのぉ〜〜〜?)
 歪みにたどり着き、大山椒はのんびり呟いた。歪みの中心になにやらいるらしいが、大山椒は気にしなかった。
「到着かの〜〜〜」
「もけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
「お〜〜〜?」
 ざっぷん!と水を波立てて器用に立ち上がった大山椒は声の主は何処かと辺りを見回す。
 興信所の風呂場兼シャワールームはユニットバスの所為かとても狭い。大山椒の下でもがく何かを助けようと浴槽から這い出した。
 そして後ろ足で器用に立ち上がり、片手を上げる。
「よお」
 ぷかぁ〜と浮き上がってきたそれはペンギンだった。のっそりと起き上がると、じと目で大山椒を見る。
「よぉ…じゃないもきーっ!」
「おぉ〜…すまんのう。大丈夫かのお?」
「死ぬかと思ったもき!」
「ここは何処かのう?」
「草間興信所もき。おまえ、誰もき?」
「ほぉっほぉっ…わしは大山椒・太夫。して、なにようでここにおるのかな」
「僕はヴァイスもき。武彦が僕を呼んだもきよ。動物運動会とかいう所に行くもき」
 そうペンギンが言った時、バスルームのドアが開いた。
|Д゚) …静かに…
「よお」
 顔を出したかわうそ?の顔を見るや、大山椒は手を挙げて挨拶する。
|Д゚)ノ よお。
「ほぉっほぉっ…」
 大山椒は握手しようと手を出す。暫し考えていたが、かわうそ?は手(前足?)を出して握手に応じた。
|Д゚)ノシ お前も運動会。いくか?
「おぉ? おお…いいのう」
|Д゚) 決まった。お前もいく。
|) ユリウス、人数増えた。
 くるっと背を向けたかわうそ?はバスルームを出て行く。大山椒もそこから出て行った。ヴァイスはブツブツと文句を言っていたが、風呂上りのアイスを強請るためにシュラインのいるキッチンへと向かっていった。

●かんかん照り照り運動会
「あ、動物の運動会やるって聞いたから」
 コソリとバンドの練習のスケジュールを調整してまでやってきた宮原まさおは、お弁当とハムスターの入ったバスケットを抱えて言った。
 広い川岸の公園で運動会は開催されている。普通の動物達もいるのだが、どう見ても妖狐としか思えないような犬もどきやら何やら、そんな存在がいた。しかし、遠くの散歩道を通る人々は普通の反応しかしない。幻覚の術をかけてあるらしかった。
 そこはあやかしの存在を知る調査員。おまけに自分も不思議な力を持っているだけあって、気にもとめなかった。
「え? 飼い主も参加していいの?」
「えぇ、OKよ。それにあんなチラシの配り方してるくらいだから普通の参加者じゃないと思うし。だから、お仕事で戦力になりそうな参加者がいたらひっそりチェックしておこうかなって思って」
 シュラインはまさおのバスケットよりも三倍は大きなバスケットをビニールシートの上に置きながら言う。しっかりとカラオケの機材を持ち込んだユリウスは反対側で「あ〜あ〜、マイクのテスト中」とかやっていた。
 何故か、教会のある町内青年部の部長も来ていたが、そこは気にせず、シュラインは彼らに手伝ってもらっている。
 競技の方は既に始まっていて、新座がダントツ一位だった。
「得意の直線コぉ〜〜〜〜ース! 新座。速い、速いっ!! 一気に引き離し、三馬身半です!」
 町内会青年部部長は自分のペットの事も忘れて新座を応援している。
【なまなま障害物競走】 はどの動物も一緒に走って良いのだが、どうやらこの運動会にきている動物は普通のものではないようで、ネズミのくせに犬より早かった。
 流石に、その中でも大山椒は特異な存在だった。
 天然記念物を飼ったらやばい。わざわざ開催場所近くの川に空間移動して、そこから大きなバッグに入れてもらい、首だけ出して見物しているのだ。
 走るのは無理だし、踊るのも無理では見ているしかない。
 次の種目の犬たちだけのショーのようなダンスに前足を叩いて喜んでいた。そして時折、川の水面に水の竜なんか走らせて祝福し楽しませている。
 ゴネた鎮は「こんなちっちゃいくーちゃんを、大型犬なんかと一緒に走らせる気か」と言い、【つるりんダッシュ・なま将棋】に出場するといっていた。
 まさおの方も同じ競技に出場らしく、一生懸命自分のペットに話し掛けていた。
「…よし、アクア、マリン、頑張るからね」
 鼻をひくひくと動かしているのはアクアとマリンが応えているのだろう。そう思うと堪らなくペットたちがいとおしく思えるのだった。
「みあおも参加競技は将棋だよ。運動会とかでやったことないし、どんなことをやるのか楽しみだねぇ♪」
 カメラを持って写真を取りまくるみあおはわくわくとしながら言う。アナウンスが聞こえ、みあおと鎮、まさおは配置についた。
「いくぞ、くーちゃん……わーっ! そっちじゃなーい!」
「みあおも行くよー! えーい! とりゃとりゃ!!」
「いけぇ、マリン! 一歩前進して、追い込んじゃえ!」
 何故か敵同士になったまさお&みあおと鎮の接戦になり、かわうそ?はこの先がどうなるのか気になって仕方がない。…と言うのも、敵はそれだけではなく、妖唐獅子の子供もくーちゃんを狙っているからだった。
|Д゚) …
「よし頑張れ、くーちゃん。だーかーら、そっちは罠だって!」
「行けー、行けーっ! マリンアターック!」
 必死になって叫ぶ鎮の声も虚しく、くーちゃんはポーン代わりの妖唐獅子の子供に咥えられて場外に出されてしまった。
|Д゚;) …お、おそるべし。
 なんとなく我が身を振り返って驚愕するナマモノ。自分は出場しなくてよかったと心から思うのだった。何もされなかったとしても、獅子にかまれるのは怖い。
|ДT) …ユリウス〜〜
「どうしました?」
 少々、青ざめた感のあるかわうそ?を引き寄せると膝の上に乗せてみる。
|ДT) …
 哀愁漂うかわうそ?を膝の上で抱きつつ、肉球をぷにぷにと押して感触を楽しむユリウスだった。
|ДT) …女の子の方が良い。
「はいはい、どうせわたくしは男です。では、シュラインさんに抱っこしてもらいなさい」
「あー、だったら私が…」
 こそりと手を上げたまさおは、アクアとマリンをバスケットにしまうと小走りに走ってくる。実はかわうそ?萌えなまさおとしては、またとないチャンスだ。
|ДT) …まさおー。あうっ…
「怖かったの、大丈夫??」
|ДT) …ちょっとマシになった。
 かわうそ?がまさおにすがりついている横で、シュラインが昼飯の用意をはじめた。
「今日のお弁当はね、三色御握りに南瓜マッシュの茶巾絞りや定番の玉子巻き、アスパラベーコンやプチトマトのチーズ焼き等々。送ってもらった野菜が美味しくって。杏もあったからデザートに甘煮も添えてみたのよ」
「みあおはね〜っ☆ そぼろに、桜でんぷのお弁当なの。たこさんウインナに、たまご焼きは必須だよね!」
 にこにこしながら、みあおは自分のお弁当をシュラインに見せた。イラストの描かれた可愛い小さなお弁当箱に入ったものを得意げに見せる姿に頬が緩む。
 鎮は宴会用のお菓子を山ほど用意して、笠地蔵状態で引いてきた。ただしそのお菓子は半分以上が、草間氏が火を吹く姿を見たいという理由だけで用意されたワサビ味のスナックとハバ●ロであった。
「あんたも食いなよ、武彦〜」
 にまにまと笑う少年の笑顔に不吉なものを感じ、武彦は眉を顰めた。
「い、いい…」
「え〜、なんでだよー」
「いい…善からぬことを考えてるな…」
「えー? 食えよー」
「いやだ」
 逃げ切ろうとする武彦の周りを鎮はふらふらと歩き回る。武彦はシュラインの後ろに隠れこみ、彼女の作った弁当をしっかりと握って「俺はこれ以外食わない!」という意思表示をした。悪戯が叶わないようで鎮は、む〜っと口を尖らす。そんな二人を見て、シュラインはクスクスと笑っていた。
「ユリウス〜、お菓子食べる〜?」
 そう言って出したのは餡子玉。他の箱にも羊羹やら、最中やらたくさん入っていて、どう見ても自分の食べられる洋菓子が無い。
「あぁ…ああああ〜〜〜〜〜食べられない」
 ユリウスに盗られないものとして和菓子も持って来たのだが、洋菓子もちゃんとあるとは彼は気が付いていなかった。
「えー、あるよ〜☆」
 みあおはひょいとお菓子の袋を差し出した。それを見るなり、ユリウスは歌おうとしていたカラオケのマイクを放り出す始末。
「あぁ、本当です。ありましたよ! チョコレートマシュマロクッキーにパウンドケーキが☆ あぁ、主よ…誠にありがとうございます…では早速、喜びを表現して歌いますっ!」
 お菓子を手に入れるや立ち上がり、ユリウスはホゲーホゲーとしか聞こえないような声で歌い始めた。近くにいた新座は流石に吃驚したらしく、目を瞬かせている。
「あんた、何で平気なんだ???」
「覚えておけば何かの攻撃に使えそうなんだもの」
 不協和音殺人音響人型マシーン(ユリウス)のずれた音にも平然としてシュラインは聞いていた。しかも、にこにこ笑って歌声を聞いてる。
 そんなシュラインや皆の楽しそうな様子を見て、大山椒はウンウンと頷く。
「やぁ…そこの若いの…わしはまた遊びに来たいと思うんだが」
 大山椒の声にふと振り返った武彦は、思わずコックリと頷いてしまう。唐突な言葉に言語中枢が上手くまわっていなかったらしい。
「ほうほう…そうか。では、出入り用の水槽が欲しいのう。風呂場は塞がっているようだしの…」
「あー…風呂場…。ヴァイスかぁ……って、え!? 滞在するのか??」
「ここは面白そうだしのう」
「あ゛〜〜〜〜〜〜」
「まあ…良いんじゃないの? 最近、かわうそ?くん見たいな子多いし。暇なときは水槽の掃除を手伝ってね、武彦さん?」
「決まりじゃの」
 大山椒はむふむふと笑う。
 シュラインの鶴の一声で武彦はOKせざるえず、更に狭くなる事務所の敷地面積に頭を悩ますのであった。

●一方、スタッフ詰め所では…
 かわうそ?はチラシを配った人間を探そうと詰め所に向かっていた。そして、適当な人間を見つけると、ちょんちょんと突付いて声を掛ける。
|Д゚)ノ□ これ。石に包まって飛んできた。痛かった。
「おや…大会チラシですか?」
 かわうその出したチラシを見て、運動会の主宰者は小首を傾げた。確かにここのものだが、そう言う配達の仕方はしていない。
「はぁ…きっと誰かが投げ込んだんでしょうけど…私たちじゃありませんよ?」
|Д゚)……
|ДT) 痛かった。
「それは災難でしたねぇ…。あ…じゃぁ、僕の記念品のお饅頭あげますよ。それで気持は晴れたりしませんでしょうけど。まぁ…その、なんですから…」
 おっとりとした雰囲気の主催者は持っていた紅白饅頭の箱をかわうそ?に手渡す。
「はい、どうぞ」
|ДT) ありがと〜。
|ДT)ノシ かわうそ?は帰る。にーさんも元気で。
|) …

 結局は、誰がそんなことをしたのか分からないまま運動会は終わった。夕焼けに染まる街並みの中、大山椒はバックの中に入り、皆も町内会から借りてきた車で移動する。
 どこまでも続く茜色の空と川面の色は不確かな境界線で区切られているようだ。ちょいとそんなお湿りな心持で、のんびりと車に揺られていた。
 その揺らぎは、空間の中をたゆたって来た時みたいに優しくて、大山椒は夢の中に引き込まれていった。
 そんな大山椒を見ていたシュラインも、ふと湧き上がる眠気に目を擦る。
 運転席に座る武彦の肩越しに夕焼け空を見ながら、また、彼女も眠りに落ちていった。
 夜の帳は誰にでも豊かな夜を与えてくれる。
 どこか暖かな感じのする疲労感に、ほかの調査員達も眠りに落ちていった。

 ■END■

□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
【整理番号/ PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

 0086 /シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員
 1415 /海原みあお/女/13歳/小学生
 2320 /鈴森・鎮 /男/497歳/鎌鼬参番手
 2865 /宮本・まさお/女/22歳/ロックバンド
 3060 /新座・クレイボーン/男/14歳/ユニサス(神馬・競馬予想師・艦隊軍属
 4037 /大山椒・太夫/男/999歳/川の神(?)

□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□

 お久しぶりでございます、朧月幻尉です。
 皆様、如何お過ごしでしょうか?
 だいぶ涼しくなってきましたが、お風邪など引きませぬようお気をつけ下さいね。
 感想・希望・苦情等…受け付けております。何かありましたらご連絡下さい。
 それでは誠にありがとうございました。