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<幻影学園奇譚・学園祭パーティノベル>


今宵限りの夢をひとつ


 学園祭と言う特別な行事は、校内をやけに華やかで浮かれたものに変えてしまうらしい。
 各クラスの出し物や、気合の入った装飾に囲まれた廊下を抜けて、オレンジ色の夕日が差し込む校舎から体育館へと流れていく人の波。
 もう間もなく今日もっとも大規模なアトラクションのひとつが始まるとあって、生徒達の足も自然とそちらに向かうらしい。
「さすが、夜の部も盛り上がりそうだな?」
 藤井葛は短い黒髪をくしゃりと描き撫でつつ、後ろを振り返った。すらりと伸びた腕には、先程出店のボールゲームで見事さらってきた黒い狼の抱っこ人形がしがみついている。
「まあ、在校アイドル達のライブなんてなかなか見れないでしょうし、貴重かもしれないわね」
 葛と窓ガラスに映る自分の姿を交互に気にしながら、黒澤早百合が返事をする。
「早百合?なんか見える?それとも俺になんかついてるとか?」
「別にそういうわけじゃないんだけど」
「じゃあ、何でさっきからやたら窓とか見てるんだ?」
「ん〜」
 ブラウスにベストを重ね、短いスカートにスパッツを合わせて機動性を重視した葛の制服姿は、いかにも運動好きの彼女らしい。
 それに比べて自分は、一分の隙もなく着込まれたブラウスと膝丈を守った普通のスカート。黒縁眼鏡に左右できっちり分けられたお下げという、いかにも絵に描いたような優等生然としたファッション。なんとも野暮ったくて仕方がない。
「ん〜」
 思わず唸ってしまう。
 隣に居る葛も、そして行き交う生徒達もファッション雑誌並みに確立されたスタイルなのに、早百合自身はどうすれば華やかな雰囲気が出せるのかが分からなかった。
「ん〜……」
「まあ、いいんだけど、と。あ……」
 何となく早百合の気にしていることが分かり、葛は質問を切り上げる代わりにもう一度髪を軽く掻き撫でた。
 その目がふと一点で留まる。
 溢れかえる人の中でも一際目立つ独特の空気をまとい、魚のように流れの中を歩いていく少女。
「どうしたの?」
「そうだ、あいつも誘おう」
「え?なに?いきなりどうしたの、葛!?」
 狭苦しい人ごみの合間を縫い、驚く早百合の手を引いて、葛は軽快なフットワークで進んでいく。
 何となくこんなことを以前にもした気がする。相手は彼女ではなく、確か小さい男の子だった。緑色の少年とこんなふうに特別な日に、ふたりで人ごみを掻き分けて何かを目指した。
 この記憶は何だろう。
 不可思議な既視感に捕らわれながらも、葛は目的の人物まで誰を押しのけるでもなく簡単に辿り着く。
 そして、
「羽澄!」
 澄んだ銀青色の髪がふわりと舞う少女の背に手を伸ばし、ポンっと気安く叩いた。
 さらりとスカートを翻し、白を貴重とした彼女が振り返る。
「あら、葛ちゃんに早百合ちゃんも」
 2年生の光月羽澄は軽く目を見開き、それからふぅっと笑って首を傾げる。
「ふたりで行動なんて珍しいわね。てっきり同じクラスの子達と動くんだと思ってたわ」
「そんなに珍しいものかしら?」
「ま、早百合とは目的が一緒ってことで。なあ、羽澄はこれから誰かと待ち合わせしてる?」
 イベントスケジュールや、出店PR、同志の募集など、様々なものが貼り出されている掲示板前にはかなりの人間でごった返している。
 羽澄がそちらに向かっていたのだろうかという疑問に対し、
「ええと。一応その予定はないんだけど」
 とりあえずサークル棟の出し物を見るつもりだった彼女は素直に首を横に振った。
「じゃあさ、俺たちと一緒にライブ行かないか?SHIZUKUも出るって話だからさ」
「コンサート?夕方の部かしら?」
「今夜限りの贅沢な時間、どうせなら3人で楽しみましょう?」
 葛と早百合が両脇から彼女を覗きこみ、笑いかける。
「そうね。それもいいかも」
 思わずくすりと笑みをこぼしながら、羽澄は了解した。
 突然の申し出だったが、もともと吹奏楽は見に行くつもりだったのだし、このメンバーでライブというのはとても心惹かれる。なにより、どうせお祭りの気分を味わうなら相手が居た方がいい。
「葛ちゃんたちと一緒に、私も騒がせてもらおうかな?」
 碧と翠の視線が交わる。
「じゃあ、決まり」
「こういう取り合わせもいいかもしれないわ。ね?先輩?」
 猫のような少女と、黒鶫のような少女と、ガラスのような少女。バラバラな印象の彼女たちが笑顔をかわしながら揃って体育館を目指す。

 体育館は、部活動の発表を主とし、『いかにも学校』という雰囲気を残していた昼の部とは打って変わり、まるで音楽番組さながらの様相を呈していた。
 スタジオに迷い込んでしまったように錯覚しつつ、3人は入り口で配られた整理券を手に、自分たちの座席を目指す。
「あ、あの人、この間うたばんに出てた――」
「ねえ?もしかしてあちらにいるのは、あの有名なバンドのボーカルじゃないかしら?」
「葛ちゃんも早百合ちゃんも見つけるの上手ね」
「そういう羽澄だって」
「先輩、葛!向こうに居るのって前にドラマに出た人じゃない?」
 席に着くまでの間に、似たような会話を何度となく繰り返す。
 普段はブラウン管の中でしか見ることのないアイドル達が、出番を待ちながら思い思いに着飾って体育館の舞台袖や観客席に集まっていくのを眺めていると、妙に気持ちが高揚してくる。
 そんなつもりがなくてもミーハー気分になれるのも、学園祭という特別な雰囲気のためだろうか。
「そういえば今日のメイン司会者ってどなたかしら?」
「ええと、ちょっと待って。いま確認を――」
「SHIZUKUだよ」
 早百合の問いに羽澄がプログラムを開くより早く、葛がさらりと答える。その横顔が妙にそわそわして見えるのは気のせいではなさそうだ。
 あまり口数は多いほうではないのに、思っていることがすぐ表情に出る彼女らしい素直さに、羽澄と早百合が顔を見合わせて小さく笑った。
「あ、もうすぐ始まる」
 2人の様子に気付かないまま、葛が天井を振り仰いだ。
「あ」
「え」
 不意に照明が一気に落ちる。
 辺りが一瞬にして漆黒の闇に包まれて、生徒達のざわめきが波のようにさざめき、期待と共に湧き上がる。
「やっほー!みんな、お待たせしましたっ!在校アイドル&吹奏楽部コンサート夕方の部、気合入れて始めるよ!」
 元気のいい声を弾けさせて、一気にスポットライトを浴びて舞台に上がったのは、
「SHIZUKU!」
 歓声でぐわんと体育館がうねった。
 名前を叫んだ生徒の中には、思わず立ち上がって叫んでしまった葛の声も混じっている。
「葛ちゃん?」
「これで葛がSHIZUKUのファンだって事が思い切り証明されたわけよね」
 隣で呟く早百合のコメントに、やっぱりそうだったのかと妙に納得してしまう。
 我が校きってのオカルトアイドル・SHIZUKUの進行で、場内の熱気はどんどん増して行き、誰もが夢中で彼女の言葉に精一杯のノリで応えていく。
 葛ももちろん例外ではない。
 紹介と共に最初のバンドがステージに上がってきた時も、袖に下がるまで彼女の姿を追いかけてしまっていた。
 やがてまた照明が絞られ、スポットライトが幻想的な色を生み出す中、初めの曲が轟音と共に鳴り響いた。
 会場が一気にライブハウスへと変貌した瞬間。
 一体照明や音響は誰が担当しているのだろう。
 プロ並の演出効果に、羽澄は思わずあたりを見回してしまう。
 彼女自身はけして表舞台に立つことはない唄い手だ。ごく限られたメンバーだけで構成されている、ごく限られた収録スタジオが仕事場の羽澄には、全てがとても新鮮に映る。
 ブラウン管もCDやネットなどの媒体も通さない、生の声と声。感情と感情。心と心。歌い手と観客達の距離がとても近い。ぶつかり合い、高め合い、一体となって躍動していくのはこれほどに心地よいものなのかと思う。
 直接的なふれあいがもたらす快感。
 曲が進み、アイドル達が入れ替わるたび、羽澄は自分の中を激しく揺さぶられる感覚を楽しんだ。
 こんな経験はめったに出来ない。
「私だってその気になればアレくらい」
 華やかなオーラをまとって特別な世界を構築して見せるアイドル達に、ついつい早百合は対抗心を燃やしてしまう。
 完璧な振り付けと、見事なまでの引力で、舞台から客を自分の世界へ引き込んで見せる彼女たち。
 負けてない。自分だって負けてないし、負けるはずはない。ちゃんと化粧して、ちゃんとした服を着て、本気でやれば自分だって―――
「でも、すごい」
 けれど最後には、早百合は憧憬の視線を向けてしまっていた。
 圧倒的な存在感と、言いようのない一体感に飲み込まれて、夢中で声を張り上げる葛と一緒になって叫んでいた。
 
 全エネルギーを掛けて楽しませてくれる空間は、ライブなればこそだ。

「さぁ!ここで在校生の皆さんに、お楽しみ企画を発動!チョットだけ私のお手伝いをしてもらっちゃいまーす!」
 予定の半分を消化したところで、照明が元に戻り、興奮状態の会場がほっと一息をついたように、空気が緩んだ。
 そこへ袖からガラゴロとビンゴマシンのようなものが乗った台車を押してSHIZUKUが舞台に戻ってくる。
 再び会場が期待を込めてざわめきだした。
「なあ、ふたりともさ、lirvaって知ってる?」
 そんな中、ふと思い出したように葛が舞台上で進行を続ける彼女を気にしつつ、話し掛けてきた。
「え」
 突然振られた話題に、一瞬羽澄の心臓がときん、とリズムを崩して跳ねた。
「どうせならさ、ソイツもここの生徒だったら良かったよな。正体不明の人気タレントが実は同級生、とか」
「そうねぇ。そういう展開って悪くないと思うわ」
 屈託なく笑う葛につられて早百合も頷いて見せた。
「あの子守唄みたいなきれいな歌声、生で聴けたら最高かもしれない」
 幻想的なプロモーションに重ねて流れる、どこまでも透き通った音叉。
 あの歌が直接耳に流れ込んでくるとしたら、どんな感覚が呼び起こされるのだろうか。
 限りなく無邪気な好奇心で語り合う2人に、当の本人はくすぐったいようななんとも言えない気恥ずかしさを感じる。
 こんなふうに生の言葉をもらえる機会などほとんどないのだ。
 礼を言うべきなのか、それとも話題に便乗すべきか羽澄が迷った一瞬の隙間に、突然会場が沸いた。
 驚いて視線をステージに戻した葛たちが見たのは、壇上からざっと観客席に飛び降りて四方に散る黒服黒眼鏡のスタッフ達10名ほどの姿だった。
「なにを始めるつもりかしら?」
「なんか、ヒーローショーの戦闘員とか連想するよな」
「……どうも今のビンゴマシンで、SHIZUKUのバックステージに上がる生徒を決めたみたいね。あらかじめ用意されているステージ衣装を着るみたいだけど……この座席番号がクジの控え、かしら」
 改めてプログラムを開いた羽澄が、夕方の部に書かれた小さなコメントを冷静に拾い上げる。
「なるほど。で、あんなふうに派手な演出をするわけだ」
「それにしても誰が当選したのかしらね」
「ねえ。ねえ、羽澄先輩、葛……」
 のんびりと言葉を交し合う葛と羽澄の服をつまんで、早百合が困惑気味に通路の向こう側を指差した。
「なんだか数名、コッチに向かってきているように見えるは私の気のせいかしら?」
「こんな真ん中の席までくるわけないだろ?」
「……そうでもないみたい」
 早百合、葛、羽澄の前にいきなり姿を現す黒服たち。
「え?え?え?ちょっと」
 バンッと見事に狭い客席の間に降り立った彼らは、にっこり笑って早百合の腕を掴んだ。
 続いてわらわらと姿を現してきた他の男達に葛と羽澄も手をとられ、
「これはもしかして」
「もしかするかもな」
 アトラクションである以上、下手な抵抗をするわけにもいかない。
 かくして、戦闘員にさらわれる一般人のごとく、葛たちは問答無用でSHIZUKUの居る舞台まで一気に引っ張り出されてしまった。
「バックステージを盛り上げてくれちゃうメンバーさん、まずは3名様ご案内でーす!」
 パパパッと見事なスポットライトが3人を派手に浮かび上がらせ、盛大な拍手喝采が舞台の彼女たちに向かってドッと押し寄せてくる。
 他にも数名が舞台に連れてこられ、驚いたように目をしばたいていた。
 葛はすぐ目の前に立つSHIZUKUの横顔を見、彼女から満面の笑みを返されると、急激に高まっていく鼓動を抑える様に胸の前で手を握ってしまった。
 運動部の大会関係で表彰されることはあっても、こんなふうにアイドルと並んで注目を浴びることにはまるで慣れてない。
 心臓のバクバクを感じつつ、ちらりと隣を見れば、不思議とまるで違和感なくステージに溶け込んでいる羽澄と、逆にひどく浮いてしまっている早百合の姿が目に入った。
「さあ、それではこれから変身タイムいっきまーす!感情の皆さんはしばし私のおしゃべりにお付き合いくださ〜い」
 訳も分からないまま、葛たちはまたしても黒服のスタッフ達にさらわれて、今度は舞台袖に引っ張り込まれてしまった。
 楽屋状態の裏側にずらりと並ぶステージ衣装。その横にはカツラにヘッドドレスに十字架などをモチーフとしたアクセサリー各種。
「3人でユニット組むカタチになりますからねぇ」
「オカルトアイドルのバックということで、イメージはこれでお願いしまぁす」
「ではこちらへどうぞ」
 スタイリストの女性陣に取り囲まれ、カーテンで周囲を仕切られた後はもう、電光石火の早業で着替えが進められた。
 早百合は三つ編を解かれ、葛はゆるいウェーブが掛かったロングウィッグをつけられ、羽澄には空色のメッシュ用ウィッグが施される。
 衣装はいわゆるゴスロリを基本とした黒レースと黒フリルのオンパレードで、着替えの最後に可愛らしい日傘を持たされて、メイクも完了したとき、大きな姿見の前に現れた彼女たちは非の打ち所のないアイドル歌手だった。
「しっかしプロの腕って感じだな。俺が俺じゃない」
「似合ってるわ、2人とも」
「羽澄もな」
 知らない自分。見慣れない自分。初めて知る自分。
「………すごい……」
 思わず誰よりも深い溜息を洩らす早百合。
 波打つ艶やかな黒髪も、眼鏡を取り払われて晒された素顔も、唇に引かれた鮮やかなルージュも何もかもが信じられない。
 地味で野暮ったくて華がなくて。実のところ、羽澄や葛の外見にコンプレックスを抱き気味だった彼女にとっては、鏡の前に現れた姿はまさしく変身と呼ぶにふさわしかった。
「さあ、今宵限りのユニット編成!めいっぱい盛り上がっていこう!」
 ステージ上で叫ぶSHIZUKUの声と同時に掛かるイントロに合わせて、彼女たちは黒服に手を取られ、あっという間に照明と音楽と歓声が溢れる眩しい世界へ押し出されてしまった。
 目まぐるしく変わる景色。
 次々と溢れては流れ込んでくる感情。
 葛も羽澄も早百合も、自分たちが居るはずのない、身を置けるはずのない世界と一体になる。
 声。心。音楽。心地よい時間。お祭り騒ぎの絶好調。たった3曲分の貴重な体験。
「皆ありがとうー!!楽しかった?私はすっごく楽しかった!さあ、続いては―――」
 SHIZUKUの言葉で退場の時間が訪れる。
 あっという間。
 鳴り止まない拍手喝采に包まれて、少女達はステージから裏側へと舞い戻り、ユニットアイドルはもとの観客へと姿を変える。
 けれど、心臓はまだドキドキと内側から苦しいくらいに跳ねていて、なかなか治まりそうもない。
「いいことしちゃったんじゃないかしら」
「ラッキー、だな」
「2人に誘ってもらえてよかった」
 くすくすくすくす。
 高鳴る鼓動は、先程までとは違う心地よさを自分達に与えてくれる。
 残りのプログラムも存分に堪能し、そうして、学園祭初日を飾る大舞台は、唐突に降って湧いた幸運がもたらした思い出と共にゆっくりと幕を閉じた。




END

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【1282/光月・羽澄(こうづき・はずみ)/女/2-A 】
【1312/藤井・葛(ふじい・かずら)/女/1-B】
【2098/黒澤・早百合(くろさわ・さゆり)/女/1-A】

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■         ライター通信          ■
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 はじめまして、こんにちは。最近力の限り『ミルクジャム』なるものに嵌り込んでいるライターの高槻ひかるです。
 この度は幻影学園のパーティノベルにご指名くださり、誠に有難うございますv
 内容をほぼお任せいただいたのを良いことに、思う存分書かせて頂きました!
 服装などバラバラな三名様がどんなライブを過ごされるのか、考えるのはとても楽しかったです。
 在校アイドルによるコンサート夕方の部、PC様もPL様もこの特別な時間を楽しんでいただければ幸いですv

<藤井葛PL様
 いつも、お世話になっております!そして、ご指名くださり有難うございました!
 高校生の葛ちゃん、ライブとあって浮かれモードにスイッチしているのですが、いかがでしたでしょうか?
 学生証などを拝見し、とても新鮮な気持ちで書かせて頂きましたv
 ちなみに冒頭で腕にくっついている人形は、某相方様のイメージです(笑)
 学園祭のいわゆる景品GET系のゲーム、強そうですよね。

<光月羽澄PL様
 はじめまして。この度はご参加有難うございました!
 羽澄様の設定とプレイングを拝見し、ノベルの展開を決めさせていただきました。
 ガラス細工のような透明感をもつPC様だな〜と常々思っておりまして、あの不思議な空気をきちんと描写できているのかドキドキしております。

<黒澤早百合PL様
 はじめまして。この度はご参加有難うございました!
 普段の艶やかなPC様のイメージとは打って変わった高校生姿の設定にドキドキしておりました。素敵ですよね、風紀委員v
 プレイングから色々と想像を膨らませつつ描写させていただいたのですが、なんだかとても可愛い人だという印象ばかりが残っております。

 それではまた、東京怪談のどこかでお会い出来ますように。