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鬼ごっこ〜VS風紀攻防戦〜
学園祭初日。
空は快晴。
ただでさえやたらと生徒数が多い上に、校外からのお客も居るので朝から人であふれ返っている。
校門からしていかにもお祭りという感じでバルーン等を使い色鮮やかな装飾が施されていた。
しかし、何事にも華やかな表舞台があれば裏もある。
『駐輪所』という場所もそうだが、駐輪所の整理という仕事は明らかに華やかな学園祭の裏方仕事に他ならない。
そして、えてしてそういうあまり歓迎されない……というか寧ろ煙たがられるような仕事は生徒会や風紀委員という名の何でも屋に任される。
そんな裏方仕事に相応しい場所に、裏方という場所が全く似合わない見目麗しい少女が駐輪所の前に仁王立ちしている。
しかも、その手には竹刀が握られていた。
竹刀を持つその姿は美少女剣士のようでそれはそれで目の保養になるのだが、いかんせん美しいだけというには周りを威圧するような貫禄が漂いすぎていた。
その少女の名は朱束勾音(あけづか・まがね)。風紀委員の1年生、つまり一番下っ端……のはずである。
だか、誰がどう見てもその貫禄は最下級生のそれではない。
駐輪所をきっちり整理するべく、勾音は例え上級生だろうが外部からの客人であろうが容赦なく竹刀を振り回して朝から規制を続けていた。
容赦なくなのだからそれはもう、朝から竹刀は大活躍だ。
駐輪所脇にはちゃんと休憩用の椅子も置いてあるのだが、その背もたれには当然のように換えの竹刀が何本かストック用に立てかけられている。
そして背後に従えている下僕……もとい他の風紀委員。
まるで女帝とその従者たちという駐輪所にあるまじき光景がそこにはあった。
一部では、
「1番風紀を乱しているのはあの娘だろう」
と勾音に追い込みをかけられた者からあがるのだが、仕方がない、勾音には風紀委員の名の下に駐輪場を整理するという大義名分があるのだから、それに背く者は例え上級生であろうが教師であろうが一刀両断出来る理由がある―――あくまで“出来る理由”があるだけで“しなくてはならない理由”ではないのだが。
それを表すかのように、
「これも風紀を守る為なのさ。現場仕事は一年の務めだからねぇ……」
悪く思わないでくれよと涙を拭う真似をするがその涙を拭う手の下は邪悪な笑みに満ちている。
しかし、勾音の活躍(?)があってか駐輪所は一糸の乱れもなく客の数からは信じられないくらい整然ときっちり並べられている。
その光景に勾音は満足そうな微笑を浮かべていた。
だが、それは嵐の前の静けさにしか過ぎなかった……
■■■■■
ガシャン!
その派手な音を引き金に次々に雪崩のように倒れていく自転車の数々。
途中、幸いな事に駐輪場の屋根を支えている鉄柱で止まったもののあっという間に見事に整列していた自転車が崩れてしまった。
原因の音をたてた背の高い男子生徒は平然とその場を離れようとした。
「ちょいとお待ち」
背後からそう声をかけられて威吹玲璽(いぶき・れいじ)はゆっくりと振り向く。
「あ?」
玲璽が振り向いた時にはすでに竹刀を振り上げた勾音が間近に迫っていた。
「っ!!―――止まれ!」
玲璽は言霊で勾音の動きを止めようとしたが、
「甘い!」
と、勾音の気迫で一蹴された。
「吹っ飛べ」
しかし、再びその言霊の効力は勾音の気迫に押されたのか一直線に竹刀は玲璽めがけて飛んできた。
紙一重のところでギリギリ玲璽はその一撃を避ける。
「なんだってんだいきなり」
勾音は突きつけていた竹刀の切っ先を玲璽の咽喉元からすっと将棋倒しになっている自転車の群れに向ける。今しがた玲璽が突っ込んだバイクの横から順に見事に自転車が倒れているのを見ればその原因は明らかというものだろう。
「冗談キツイぜ」
勾音の只者ではない気に押されてそういうのが精一杯だ。
しかし、どうやら天は玲璽を見放してはいないらしい。
「あ」
玲璽が目を逸らしていた先に派手な金髪の男子生徒が原付で現れた。
満員御礼の駐輪場を見て金髪の男子生徒―――真名神慶悟(まながみ・けいご)は思わず小さく舌打ちをする。
どう見ても慶悟の原付バイクいわゆる原チャリを入れられそうな場所が見当たらない。
―――まぁ、いいか。
連なった自転車のわずかな隙間を見つけて慶悟はその中に斜めに愛車を入れた。
両隣の自転車を倒さない絶妙のバランスで止まった愛車に満足して慶悟はその場を立ち去ろうとした。だがしかし、その慶悟の目の前を数人の生徒が塞ぐ。
そして、
「朱束さん!」
と、名を呼んだ。
慶悟は自分に向けられたさっきに気付き懐に手を入れ、慶悟の使役する式―――十二神将を打ち更に勾音の動きを縛る禁呪で対抗しようとした、だが禁呪は全く効かないようで、すかさず勾音の手から投げられた竹刀が真っ直ぐに慶悟の元へ飛んでくる。放物線を描く事もなく一直線に。
バシッッと弾けた音が響いた。
竹刀が慶悟を突く事はなかったが、慶悟と飛んできた竹刀の間に居た式も砕破される。
玲璽の方は勾音の気がそれた瞬間にさっと踵を返した。
だが慶悟と対峙して居るにもかかわらず勾音には隙がない。
じりじりと無言の牽制が続く。
緊迫した空気が流れる中で、今度は、
「邪魔だ」
という声がする。
玲璽に携帯で呼び出されていた黒鳳(へいふぉん・――)が情け容赦も躊躇いもなく本能のままに自転車を蹴り倒したのだ。
ガシャガシャガシャガシャーーン―――
当然の結果として再び雪崩が起きる。
「あぁ、ダメだよ黒鳳ちゃん!」
そしてどこから沸いて―――もとり、どこから現れたのか風紀委員にはとても見えないというか、まぁ実際風紀委員とは何の関係もない丈峯天嶽(たけみね・てんがく)が黒鳳の倒した自転車をせっせと並べていく。
「お前、何でそんな事やってるんだ?」
と黒鳳に問いかけられると、
「それは俺が勾音さんにゾッコンLOVEなので!」
と堂々と言い切った。
ただただ勾音に褒められたいがために嬉々として自転車を並べる天嶽だ。
「勾音さん?」
そう言われて見ると玲璽や慶悟と一触即発状態の勾音を見た。
男2人を相手にして全く負けていないどころか寧ろその迫力ですっかり圧倒している彼女が下級生である事に黒鳳は驚いた。
勾音は慶悟を圧倒したまま1歩1歩黒鳳に近づく。
黒鳳はといえばその勾音の気迫にどう対処すればいいのかとっさに動く事が出来ずにあとずさった。
「あぁぁぁ」
そんな緊張感を台無しにするが如く、せっせと自転車を並べていた天嶽が手を滑らせて黒鳳が倒したよりも多くの自転車をドミノ倒しの如く倒した。
「あ……」
振り向くとシラーっとした空気。
おどろおどろしい気迫の具現のような黒い靄のようなものが勾音の背後に見えたのは天嶽だけではないだろう。
勾音の怒りが炸裂するまでカウントダウンが始まった。もちろん、それぞれの頭の中でだが。
5……4……3……2……―――
ゴクリとその場にいた誰かが息を呑む音が合図になった。
黒鳳の呪蛾を放った。
その鱗粉に一瞬目を瞑る勾音。
次の瞬間、自主的に手伝っていた天嶽も含めた3人はちゃっかり姿を消した。
「……」
勾音はらしくなく小さく舌打をする。
その眉間の皺を見れば、4人を見失った事で勾音のご機嫌は急落下したことは容易にうかがい知れた。
そんなタイミングのあまり宜しくない時に、更に現れた運の悪い少女。
「あぁ、師匠と一緒に回りたかったのにぃぃ」
遠足前の子供の如く、そんな事を想像していてなかなか寝付けなかった夕乃瀬慧那(ゆのせ・けいな)は思いっきり寝坊したのだった。
そんな日に限って寝癖はなかなか直らないし、制服のスカートには何故かホコリがついていたり、自転車の鍵がなかなか見つからなかったりで部屋中をしっちゃかめっちゃかの状態のままものすごい勢いで家を飛び出してきたのだ。
そして、その勢いのまま自転車置き場に突っ込めば……当然満員御礼の駐輪場にきれいに止められるはずもなく。
「っっっ―――!!」
振り向いて鬼女の如くの面相をした―――まぁ、実際鬼女なのだが―――勾音の迫力に謝る事も忘れて逃げ出した。
かくして、慧那、玲璽、慶悟、黒鳳そして勢いに流されてつい一緒に逃げ出してしまった天嶽もしっかり逃亡犯の中に入れられてしまったわけである。
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「分散したか……」
早々に人ごみに紛れて男子トイレに隠れ、ひそかに一服しながら慶悟はようやく一息つく。
よもや、たかだか原付を強引に突っ込んだくらいであんな騒ぎになるとは思わなかった。
なんとか隙をついてそれぞれ逃げたはいいが、分散した結果慶悟は1人になってしまった。
固まっているよりは分散した方がいいのだろうが―――
緊縛の呪も効かないわ式神すら破砕されるわ、どう考えても一筋縄ではいかない相手らしい。
だが、だからといってこうやっていつまでも男子トイレの個室にこもっているわけにもいかないだろう。いや、こもっていれば身の安全は確保できるかもしれないが精神的に良くない。
ふーっと長い息と一緒に煙を吐いた慶吾の耳に校内のどこかからにぎやかな歓声や音楽が聞こえる。
そう言えば一緒に学園祭を回りたいと言っていた少女の顔が浮かんだ。
慶悟の弟子で未熟とはいえ一応陰陽師の端くれの少女だ。
おもむろに携帯を取り出した慶悟は慧那に電話をかけた。
慧那は勾音から隠れる為にひとり、音楽準備室にかくれ膝を抱えて座っていた。
「あー、恐かったぁ」
半分泣きのまま謝りながらもなんとか人ごみに紛れたおかげか追跡者を撒いたはいいが、また追いかけられるかと思うと怖くてここの場所を出て行けないのだ。
「せっかくの学園祭なのになんでこんな事してるんだろう……」
慶悟も来ると言っていたので、探し出して少しの間でも一緒に回って欲しいとお願いするつもりであったのに……と慧那は更に膝を抱え込む。
そんな時に、慧那の携帯電話から着信を知らせるメロディが流れた。
「あ。師匠だ」
先ほどまで泣いていた烏がなんとやら、現金なもので一転して笑顔が広がる。
「はい、慧那です」
周囲の雑音に負けない大きな声で出た慧那に、相手である慧那の師匠で勾音の中の逃亡犯リスト名簿に名を連ねている慶悟は一瞬の間を置いて話し出した。
『……今何処に居る?』
「えぇとですねぇ」
慧那は現在地を尋ねられて、
「美術準備室です」
と答えた。
『……そうか』
言葉を濁す慶悟に、慧那は少し首を傾げる。慧那の知っている彼らしくなかったからだ。
「師匠?」
『今からそっちに行く。詳しくはその時に』
そう言って慶悟からの電話は切れた。
でも、今から慶悟が自分を迎えに来てくれるのだと思うとそれだけでなんだかさっき1人で隠れていたのとは違う自分の鼓動を感じながら短いような長いような時間が流れる。
見張りに立たせておいた慧那の紙人形の式神が戻ってきた。
ドアの隙間を通って式神が入ってきた後に、小さくノックの音がしてゆっくりとドアが開いた。
「し……師匠〜〜〜」
張り詰めていた糸が切れたように慧那は慶悟の顔を見るなり再びべそをかいた。
しかし、その後すぐに慧那は慶悟も自分同様逃亡の身だということを知ることになった。
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結果として逃走した黒鳳は早くも逃走した事を後悔していた。
それは自転車を倒した事を反省したとか、そんな理由ではなくただただ自分の恩人である勾音にそむくような事をしてしまったというそれだけだ。
だが、とっさに呪蛾を放ってしまったのはもう黒鳳の本能以外の他ならなかった。
つまりそれくらい勾音が鬼気迫る気迫だったということだ。
「レージのせいだからな!」
黒鳳はいきなり隣にいた玲璽に向かってそう言い放った。
しかし玲璽も負けてはいない。
「あぁ、何で俺のせいになるんだ。自転車が邪魔だっつって蹴ったのは自分だろうが」
喧々諤々やっている黒鳳と玲璽を見て脇にいた天嶽は無責任に黒鳳を応援していた。
「そうそう、玲璽のヤツがぜーんぶ悪い! 空が青いのも、雲が白いのも、俺に恋人がいないのも!」
だから絞めちゃえ―――と続けると今度は玲璽が天嶽の胸倉を掴んだ。
「なんだぁ、この手はやるのかコラ!?」
やたらと平均身長の高い連中が取っ組み合い寸前の小競り合いを始めれば一般客が引くのは当たり前。
さぁぁっとモーゼの十戒の如く人の波が割れた。
「おいおい、追っ手が掛かってるわりに悪目立ちしてるな」
聞き覚えのある声に振り向いたが、その声の持ち主はいなかった。
変わりに黒髪に眼鏡をかけて制服のシャツはきっちりと第一ボタンまでしめてきれいなウィンザーノットにしたネクタイを締めたいかにも真面目な男子学生とショートカットの少女が居た。
3人は穴が開くほど見つめる。
いち早く気付いた天嶽が指をさし大声で叫ぶ。
「まなが――――!!」
慌てて、真面目な男子学生に変装した慶悟が口を塞ぐ。ショートカットの少女こと慧那はきょろきょろと周囲を見回して勾音が居ない事を確認して胸を撫で下ろした。
「変装した意味がなくなるだろう」
天嶽が難度も頷くのを確認してから慶悟はゆっくりと塞いでいた手を離す。
「なかなか愉快な格好だな」
と言った。
「背に腹は変えられないからな」
慶悟はそう答えて大きく肩を竦める。
「何でそのお嬢ちゃんまで?」
「私も追いかけられてるんです」
見上げた慧那の眉はハの字になっていた。
どうやらよっぽど怖い目にあったのだろう事は容易に想像がついた。
「そんな半端な変装をするくらいならいっそ着ぐるみでも着た方がいいんじゃないのか? 何せこの騒ぎだ」
顎で周囲のお祭り騒ぎに視線を促す玲璽。
「木は森の中に隠せっていうだろう」
1番印象に残っているであろう慶悟の金髪と慧那の長い髪を隠しただけのシンプルな変装は確かにこの学園祭の中では他の大勢の生徒に混ざってしまえば意外に気付かれにくいかもしれない。
「何やってるんだ、天嶽?」
黒鳳の声に視線を移すと、天嶽が廊下にしゃがみこんで指先で「の」の字を書き続けてる。
「なんだかんだいって黒鳳ちゃんは玲璽なんかに構うし、真名神さんは真名神さんでそんな可愛い子と逃亡してたんですね……なのに俺だけ独りぼっち〜♪」
天嶽は妙な節をつけて歌い出した。相当重症だ。
「俺は勾音さんに喜んでもらおうと手伝っただけだったのに……」
のめり込むようにしゃがんでいた天嶽がやおら立ち上がった。
まずい―――と思い止めるまもなく天嶽は、
「勾音さー――ん!」
と叫んだ。
「そんなでかい声で名前なんか余分じゃ……」
という玲璽の被る声。
「呼んだかい?」
5人が恐る恐る振り向くと案の定そこにはやたら笑顔の勾音の姿があった。
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息を呑む者、声にならない叫び声をあげる者、そのまま硬直する者とそれぞれの反応を尻目ににっこりと微笑んだまま勾音は勾音の軽く倍はあるような体躯の鬼を召還した。
鬼の放つ炎にいつのまにか遠巻きに集まったギャラリーから歓声が上がる。
どうやらアトラクションだと思い込まれているらしい。
「ちっ」
鬼の炎に襲われて慶吾は演劇部の部室からこっそり失敬した黒髪のウィッグを投げ捨てる。
どうやら安住の地はもはや男子トイレ以外にはないようだ。
慶吾がこの場から撤退を覚悟している間にも今度は慧那に向かって火炎が襲い掛かった。
慧那と火―――その組み合わせにとっさに嫌な予感を覚えて慶吾は自分の式を放った。
だが、時遅く、
「えぇと、火には水よね水水!」
と慧那は廊下にある手洗い場の蛇口を捻り流れ出した水に念を込めた。
いつものごとく暴走した水は水鉄砲となって炎を消し更に鬼をも吹き飛ばした。
しかし、暴走だけあって鬼を飛ばしても当然のことながら勢いは衰えずあたり一面の廊下を水浸しにする結果となった。
一瞬、ギャラリーが静かになる。
慧那はばつの悪そうな顔で肩身を狭そうにしていたが、次の瞬間その場がどっと沸いた。
どうもこれもアトラクションの一種と思われたらしい。
その隙をついて慶吾が慧那の腕を強く引いた。
今の隙を逃したら多分そうそう逃げることは出来ないだろうと判断したからだ。
2人はあっという間に人ごみの中に紛れた。
「おやおや、やられちまったみたいだね」
口調こそおっとりしているが目の奥が笑っていない。
そんな勾音に、
「いやいや逃げ回るのは男らしくない。こうなったからにはセイシンセイイ俺の思いをぶつければ誤解はとけるはずだ!」
そう言うが早いか、天嶽は勾音の前に進んで前に出る。
「勾音さ―――」
しかし、当然といえば当然。天嶽の思いもむなしく名前すら呼びきる前に容赦なくぶっ飛ばされる。
だが、性懲りもなく天嶽はその後も何度も立ち上がりぶっ飛ばされるを繰り返す。
天嶽を犠牲にその場を逃げ出そうとした玲璽の腕を黒鳳が掴む。
「なっ、離せ」
「嫌だ。俺は勾音様に恩がある。勾音様の味方だ」
といってどん、と勾音のほうへ突き出す。
どん!と背中を力いっぱい押され、玲璽は不本意にも天嶽同様勾音の元に飛び込む結果となった。
「おや、自ら来るなんていい心がけじゃないか」
そういいつつもやっぱり目は笑っていない。
「クロてっめぇ!」
玲璽は黒鳳を睨みつけた。
さすがに、結果的に盾にしてしまった黒鳳は心の奥を微かに傷めながらも心の中で合唱した。
当然結果は天嶽同様ボコボコだ。
とりあえず、2人の尊い犠牲によりある程度勾音はすっきりしたらしい。
こうして1日目の学園祭は5人にとって恐怖の鬼ごっことして幕を閉じた。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / クラス】
【1993 / 朱束・勾音(あけづか・まがね) / 女 / 1年A組】
【0389 / 真名神・慶悟(まながみ・けいご) / 男 / 3年A組】
【1973 / 威吹・玲璽(いぶき・れいじ) / 男 / 2年B組】
【2042 / 丈峯・天嶽(たけみね・てんがく) / 男 /――】
【2521 / 夕乃瀬・慧那(ゆのせ・けいな) / 女 /――】
【2764 / 黒鳳・―(へいふぉん・―) / 女 / 2年B組】
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■ ライター通信 ■
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こんにちは、遠野藍子です。
この度はパーティノベルのご指名ありがとうございました……にも係わらず遅くなり申し訳ありません。
朱束勾音さま、丈峯天嶽さま
朱束さま発注ありがとうございました。大義名分を掲げて竹刀を思う存分振り回させていただきました。
丈峯さまは、はじめまして……なのですが、ご本人(?)は「お初」ですがいつも妹さんにはお世話になっているのでなんとなく初めてのような感じがしませんでした。
威吹玲璽さま、黒鳳さま
いつぞやのシチュエーションノベル以来の2回目のご参加ありがとうございました。あれですかねぇ、嫌よ嫌よも好きのうちみたいな、仲が良いのか悪いのかといったトモダチ以上恋人未満的な感じなのかなぁと勝手に推測しつつ書かせて頂きました。
真名神慶悟さま、夕乃瀬慧那さま
いつもお世話になっています。今回も微妙に師匠の方が弟子に振り回されている感じもいたします―――って言うか、そうしてるのは自分ですね、ハイ。だって、それが楽しいんです>オイ
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
それではまた機会がありましたら宜しくお願いいたします。
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