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<幻影学園奇譚・学園祭パーティノベル>



■いざ、購買部へ!
 今日は神聖都学園の学園祭。
 だが、勿論本当の学園での話ではない。夢の学校生活での話だ。夢だろうが現だろうが、楽しいものは楽しい。
 校内にはいたる所にテントが立てられ、ブースが並び、生徒たちの笑い声が響き……そして、怒号も飛び交う。
 購買部では中身がランダムの「ロシアンおにぎり」が売り出されている。毎年すぐに売り切れる人気商品である。
 中身の一覧は「鮭・おかか・梅干・シーチキンマヨネーズ・めんたいこ・筋子・焼肉・いなご・ワサビ・シュークリーム」……とまぁ実にバリエーションに飛んでいるが、これ以外にも増えそうな予感。
「ふむ……暇つぶしには丁度いいか」
 小腹が空いたのもあるが、人だかりで喧騒に包まれている購買部のおにぎり争奪戦は何かと面白そうだと真名神・慶悟は頷いた。
「へぇ、ここでロシアンおにぎりなんてもん売ってるのかい。ま、確かに暇つぶしにはなりそうだわな」
 前髪を掻き揚げ、不敵な笑みを浮かべる紅臣・緋生の横で忌引・弔爾はやる気なさそうにボケッと我先にとロシアンおにぎりを買い求める人々を眺めていた。
「え、ロシアン……?え?普通のおにぎりじゃないんですか??」
 ロシアンおにぎりだとは露知らず、お弁当を忘れた為購買部に行くという真名神たちについて来た志神・みかねは目をぱちぱちさせた。
「あら、ロシアンっていうところが面白いじゃない♪人気商品なら食べなきゃ損よね」
 お祭り好きの血が騒ぐのか、切れ長の目を細めて美貴神・マリエは微笑んだ。
「しかし、随分と人が多いな」
 冷静に状況を見渡し、巌嶺・顕龍は腕を組んで友人たちに尋ねた。
「……参加するのか?」
『もちろん!』
 声を揃えて言った緋生とマリエに顕龍は深く頷き、
「自分だけ何もしないというのは格好つかないからな……俺も参加するか」
 と、気楽に参加宣言。
「それじゃ、買いに行くか」
 慶悟の言葉を合図にそれぞれ動き出した。

「うふふ……那織がもっと面白くしてあげる♪」
 と、口には出さないがゴスロリ金髪縦巻きロールの美少女、由比・那織はカワイ子ぶりっ子な笑顔でおにぎりを買い求める人並みを掻き分け、売り場に近づく。その腕の中には那織特製チョー危険おにぎりが……この日の為に前日から熱心に作ったというのだから、何ともご苦労な話だ。
「いやーん♪」
 可愛らしい叫び声を上げながら、うっかり(?)持っていたおにぎりをぶちまけ混入させる。
「ちょいとアンタ、何してんだい!?」
 忙しさで声を荒げる購買部のおばちゃんに、ゴメンナサーイ、エヘ♪と小さく舌を出してみせる那織。そして、おばちゃんと目が合ったのでそのままおにぎり購入。勿論、自分で作ったおにぎりは、自分で解っている……つもりだが、はてさて結果はどうなるのだろうか?
「おばちゃん、那織におにぎり3つ下さいな♪」
「あいよ、3つだね!はい、持ってきな!!」
 すぐに那織におにぎりを渡し、次の注文へと声を荒げるおばちゃんの声を背中に聞きながら、那織はホクホク顔で人込みを抜け出た。
 那織と入れ替わるように人込みを眉をひそめて進み、何とか売り場に辿り着いた堤・空也は商品台に並んでいるたくさんのおにぎりを一通り眺め、口数少なくおばちゃんを呼び止める。
「これと、これ……それからアレを」
「何?買うのかい?あいよ、この3つでいいんだね!?」
 手際良く空也の指し示したおにぎりを袋に放り込み、突き付けた。
 それを受け取り、押されるように混雑から抜け出た。
「ふむ……」
 袋の中を覗き込み、空也は小さく唸る。何となく解る能力で危なくない物を選んだが、何となくなので確実ではない。空也は口直し用の飲み物を買うべく自動販売機へと向かった。
「さてさて……」
 怒号飛び交うこの状況でも慌てず騒がず、争奪戦参加者のすねに呪針を刺していく顕龍。
 呪針を刺された生徒たちの足は顕龍の前をあけるように移動して行く。そして出来た一本の道を悠然と歩き、売り場に辿り着いた顕龍はおにぎりを一つ購入した。
「……食べ物を粗末にしてはいかんからな」
 美味いおにぎりの具に当たる!とは思っていないらしい。自分の運を過信していない顕龍は、堅実に不味くても食べられる量だけの購入に留めたのだった。
「なぁに?たったの一個?ふぅん……」
 顕龍の手の中のおにぎりを見つめ、意味有り気な声を出すマリエに顕龍は気負いなどない笑みを浮かべた。
「あぁ。マリエは買わないのか?」
「もちろん買うわよ。ま、面白い物買ってくるから待っててよね」
 自信満々にウィンク一つしたマリエは人込みへと足を進めた。
 歩く隙間も無いような混雑の中ちょっとした人の流れの変化や隙間を縫って進んでいくが、やはり人の壁にぶち当たる。そこは、強硬手段。その身体からは想像できない力で相手を持ち上げどかして行く。
「おばちゃん、二つもらえるかしら?そうねぇ……アレとコレ頂戴」
 体内に巣くう虫の報せを活かし、一番怪しいものと一番まともなものを選び出したマリエは、さて何が出るかしら♪と楽しげにおにぎりを手にした。
「いや〜すごいね〜」
 のほほんと混雑を見渡す丈峯・天嶽は標的にならないという体質を活かして悠然と、混雑をさけて購買部の裏手からおばちゃんの後ろに回りこんだ。
 あっさり忍び込めた天嶽はさて、おにぎりをごっそり頂こうと思ったが、目の前ではおばちゃんと学生たちのバトルが繰り広げられているのを見ると気がひける。そして何よりお金がないので、適当に天嶽はおにぎりを5つ取りその分のお金を釣り箱に入れた。
 ノーテンキな御気楽極楽主義にしては律儀である。
「ひとつくらいはアタリがあんだろ。さーて、飲み物でも買ってくっか♪」
 鼻歌を歌いながらノーテンキに天嶽はその場を後にしたが、表の争奪戦は益々激しさを増していた。
「イタっ! あの、ちょっとスミマセン。通して下さ〜い」
 人込みの中を進もうとするみかねだが、他の者たちの勢いに中々乗れず、割って入る事が出来ずにいた。
「なんじゃ、なんじゃ?賑わっとるのぉ」
 みかねは横からした声に振り向くと、首に鎖を巻き、不思議な刺繍を彫った人造六面王・羅火が混雑を眺めていた。
「ここは旨い物が置いてある場所じゃろ?何故、こんなに人間が多いのじゃ?」
「購買部で今ロシアンおにぎりを売ってるんですよ。何でも人気があるみたいで、争奪戦になってるんです」
 みかねに教えられ、羅火は怪しく目を細めた。
「ほぉ、争奪戦とな……争奪戦、というのであれば少々派手にやっても構わぬのじゃろ?戦り合いたくてうずうずしとったのでの」
「え?」
 にやりと歯を……いや、牙を見せて笑った羅火にみかねの思考が一旦止まった。
「はいはいはい、注目!」
 手を叩き、おにぎりに群がる人を振り向かせようとする緋生。だが、この混雑で声も叩いた手の音も掻き消されたらしく、近くにいた数人しか振り向かなかった。
「ちっ……」
 舌打ちをひとつ、緋生は周囲を見渡す。購買部のおばちゃんに声をかけ、目が合ったらその能力で暗示をかける気でいる緋生だが、あまりの人の多さに混雑の最後尾からではおばちゃんに声は届かないだろうし、かといっておばちゃんの近くに行く為に人並みを掻き分けていくのも面倒だと、何か別に良い方法がないものか探していた。
 と、そんな彼女の目に飛び込んで来たのは慶悟と弔爾。
「よし……」
 小回りの効く式神を使い、式神の目と感覚を通じておにぎりを選び出した慶悟はひとつ小さく頷き動き出した。
「なんだ、買いに行くのか?」
「あぁ。弔爾は行かないのか?」
「……メンドウだしな。それに、不味いもん買っちまったら嫌じゃねーか」
 壁に寄りかかり、やる気なさそうにズボンのポケットに両手を突っ込み言った弔爾に慶悟は小さく肩を竦めた。
「ま、好きにするといいさ」
 弔爾を残し、慶悟は歩き出した。得意の呪を使い、押し合い圧し合いしている参加者たちの動きを縛って行く。
 動きが止まれば、人並みを潜り抜けるのは簡単な事で、すぐに売り場に辿り着いた。
「俺は、コレとアッチのやつ、二つくれないか?」
「あ、あたしはコレね!」
 いつの間にか慶悟の背後からちゃっかり売り場に辿り着いていた緋生は無造作に掴めるものをおばちゃんに突き出した。
「緋生……」
 呆れた表情の慶悟にニヤリと緋生は笑い、おにぎりの入った袋を掲げて見せた。
「なんじゃ、なんじゃー!おぬし等の力はそんなもんか?」
 突然起こった、違った騒がしさに慶悟と緋生はそこへ顔を向ける。
 そこにいたのは羅火が学生たちを張り飛ばし、突き飛ばし不敵な笑みを浮かべて立っている。
 羅火は争奪戦ということで、、少しくらい派手に戦っても問題ないと思っているのだ。
 一般学生にしてみればはた迷惑な話で、おにぎりなどより自分の身の安全確保が第一。という訳で一般学生は逃げ出す。が、逃げられると面白くないのが羅火。がっしり捕まえ、余計に暴れ始める。
「おー派手にやってるねぇ」
「だが、力の無いものに突っ掛かるのは……感心しないな。……ん?」
 止めようかと動き出そうとした慶悟だが、目の端に写った人物に動きを止めた。
 壁にもたれ掛かっている弔爾は傍らに立て掛けている日本刀に視線を落としていた。そして、片手でそれを持ち上げ、購買部の人込みへと顔を戻した弔爾の目は先ほどまでのやる気のない目ではなく、鋭い気迫に満ちたものになっていた。
「弔丸が出たな……」
 弔丸とは弔爾の持つ日本刀――妖刀の名前であり、時折弔爾の身体を無理矢理乗っ取り動かすのだ。
「男なら腹を括れ!行くぞ」
 内の弔爾に言い、弔丸は脅威の跳躍力で上から人込みを飛び越え、おにぎりをゲットするつもりらしい。だが、そんな恰好の戦い相手を見逃す羅火ではない。
 弔丸の進路に鎖を巻いた太刀を投げた羅火。その太刀を払い除け、降り立った弔丸に羅火は楽しそうに牙を見せた。
「ぬし、やるのぉ。楽しめそうじゃ」
「ふむ……やはり、争奪戦なればそう易々とは手に入れられぬか」
 対峙する二人。ジリジリと間合いを取り、互いの呼吸が段々と小さく深くなっていき、そして……
「はい、そこまでだよ!」
 ぴしっ、ばしっ!と空を切り羅火と弔爾の身体を竹刀が打ち据える。
「そりゃ食に対しては争奪戦まがいの事が起きても仕方ないと言えばそうだけどね、風紀委員としてはきちっと統制とらせてもらうよ」
 豊満な体の美少女、朱束・勾音は竹刀を手のひらに軽くうちつけながら二人を見た。
「なんじゃ、なんじゃ、ぬしは!?わしらの戦いの邪魔をする気か?」
「真剣勝負を邪魔せぬでくれるか?ここで引いては男が廃る!」
 やめる気配の無い二人に勾音はの目が怪しく光る。
「ほっほぉ……優しく注意してやったと言うのに、そんな態度を取るのかい?良い度胸じゃないか」
「おいおい……」
「あぁ、ヤバイな……」
 冷や汗を流しながら、その場をじりじり後退する慶悟と緋生。
「あ、あの。止めないで良いんですか?!」
 睨み合う三人と後退りする二人を何度も見比べながら尋ねたみかねに、慶悟は小さく首を横に振った。
「止めたほうがいい。それより、あんたも逃げるべきだ」
「え?」
 訳が分からず聞き返そうとしたみかねだが、背後で聞こえた嫌な音に振り返った。
 パチパチと勾音から発せられる白光にみかねのみならず、その場にいた生徒たちも彼女たちを遠巻きに離れていく。
「なっ……?!な……!」
「風紀委員として見過ごすことは出来ない。よって、鉄拳制裁!!」
 召雷が羅火、弔爾だけでなく壁やら天井やらにまで激しく火花を散らしながら襲い掛かった。
「イテっ! おい、ちょっとマテって、をわっ!?」
 足元を掠めた稲妻に慌てて飛退く緋生。巻き込まれる前に遠くに逃げた面々はほっと安堵のため息をついた。
「いや〜ん、コワイね〜♪」
 常に持っているぬいぐるみを抱きしめて、口元に手を持っていった那織は小さな声で呟いた。
「……面白れぇな」
「いやー早めに買ってて良かったよ。あれじゃおにぎり黒コゲじゃねぇ?」
 笑いながら言った天嶽は隣に立つ空也を見た。
 不機嫌かと思うほど表情の少ない顔で騒ぎを見つめていた空也は天嶽に話を振られ、ただ頷いた。そんな彼だが、心の中では天嶽と同じ気持ち。
「でもぉ良いじゃない。お祭りなんだし♪」
 楽しそうに眺めるマリエは自分に害が及んでない為、実に暢気にそう言った。
「まったく……仕様の無い奴らだ」
 苦笑する顕龍だが、騒動を止めるつもりは無いらしく逃げ惑う人々を傍観していた。

■ロシアンおにぎり本番
 場所を購買部から中庭へ移した面々。中には黒コゲになった者もいるが、あえて触れず、さぁやって参りましたこの時間!中身は一体なんだろな〜?
「じゃあ、皆一斉に食うか。いいか?1、2、3!」
 慶悟の号令と共に、3で皆それぞれ持ったおにぎりを一口。
『ぎゃー!!』
 野太い叫び声が二つ、中庭に響く。
「なんだよコリャー!!」
 ぺっぺと吐き出す天嶽の具は餡子。しかも粒餡。
 そして、もう一人絶叫したのは那織である。フルフルと小刻みに震えていたのだが、ゆっくり後ろに倒れる。どうやら、気絶したようだ。
「だ、大丈夫ですか?!一体何を……うっ!」
 転がっている那織のおにぎりの具を見たみかねは声を詰まらせる。そこには白いご飯粒の間から顔を覗かせるサワガニちゃん。しかも丸ごと一匹入っているようで、その爪の部分は噛み切られていた。
 哀れ……自分で仕掛けた罠に嵌るとは……
「まぁ……ここまで恐ろしいものが入っているなんて。恐るべし、ロシアンおにぎり!って感じね」
 おにぎりは買っていないので見ているだけの勾音は大袈裟に眉をしかめた。
「そうだな……」
 それに同意するように頷いた慶悟はそれとなく持っていたおにぎりを脇へと置き、遠ざける。
「お、何だ?何が当たったんだ?」
 それを目敏く見つけた緋生はからかうように慶悟の肩をしっかり掴み、おにぎりを奪い取った。その中心にあるのは鮮やかな緑色のツーンと鼻を刺激するもの。
「うわぁ、ワサビかよ。いいの当たったじゃないか、えぇ?」
「そう思うのならお前にやろう。遠慮なく食うといい」
「いやいや、そんな滅相も無い。勿体無いから食え!」
 にやにやと笑いながら、しっかり慶悟の顎を掴み無理矢理にでもわさびおにぎりを押し込もうとする緋生。
 そんな彼女にも危機(?)が迫る。そ知らぬ顔で弔爾は持っていたおにぎりを緋生のものとすり替えた。緋生のおにぎりの具はシーチキンマヨネーズ。そして、弔爾の具は那織特製エスカルゴおにぎり。この所業に緋生が気づけば、後の事は目に見えている弔爾は立ち上がり他の者たちに小さく、トイレと告げた。もちろん、逃走する為である。
「へぇ、他にもいろいろヤバイものがあったのねぇ。コレなんか、明日絶対息臭くなる事間違いなしね」
 くすくすと自分の手の中のおにぎりをみかねに見せるマリエ。
「え、それって玉ねぎ、ですか?」
 困惑するみかねの様子がまた面白いのか、マリエは微笑む。マリエのおにぎりの具は玉ねぎ。しかも一つ丸ごとミニオニオンが入っているのである。
「もう一つは梅干なんだけどね。みかねちゃんのは?」
「私のは明太子ですよ。よかったです、変なものじゃなくて♪」
「ん……鮭か。定番メニューだな」
 ほくほく顔で頬張る顕龍の横で、空也は無言で一口二口食べ咀嚼し、そして止まる。さして何時もと変わらぬ様子に、顕龍は笑みを浮かべて言った。
「良かったな、お互い変なものが当たらず」
「……あ、あぁ……」
 何故か歯切れ悪くそう返した空也。何故なら彼のおにぎりの具はシュークリーム。これを変なものと呼ばずしてなんと呼ぼう。だが、リアクション下手な彼は那織や天嶽のような反応が出来ず、かと言ってもう外れであると言い出すタイミングも逃してしまった。
 一人どんより落ち込みながら、シュークリームおにぎりを心の中で泣きながら食べる空也。その横では買ったおにぎりを片っ端から食べていく天嶽だが、ロクなものは無いらしい。
「がー!!なんで5個も選んだのに、マトモなのが一つしかねーんだー!」
 オーバーなくらい頭を抱えて慟哭する天嶽を羨ましそうな目で空也が見ていた事は誰も気づかなかった。
「なんじゃ、今の奴らはあんな毛色の変わった食い物を食すのか?」
 何ともいえない表情でエスカルゴやらサワガニやらの入ったおにぎりを見る羅火に小さく首を振り、勾音は言った。
「この世も人も儘成らず……定番の具には誰しもが認める強さがあり、完璧なものがある。でも、不完全な具だからこそ魅力が有るのさ」
『ある訳ないだろがー!!!』
 何人かのツッコミがハモる。
「成る程。そういうもんかの」
 と、逆に妙に納得する羅火。
 そんな学園祭のロシアンおにぎり。まだまだ犠牲者は増えそうな予感は消えることはないのであった。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別】

【0389/真名神・慶悟(マナガミ・ケイゴ)/男】
【0249/志神・みかね(シガミ・−)/女】
【0442/美貴神・マリエ(ミキガミ・−)/女】
【0566/紅臣・緋生(ベニオミ・ヒオウ)/女】
【0845/忌引・弔爾(キビキ・チョウジ)/男】
【1028/巌嶺・顕龍(イワミネ・ケンリュウ)/男】
【1538/人造六面王・羅火(ジンゾウムツラオウ・ラカ)/男】
【1993/朱束・勾音(アケヅカ・マガネ)/女】
【2042/丈峯・天嶽(タケミネ・テンガク)/男】
【2679/堤・空也(ツツミ・クウヤ)/男】
【3967/由比・那織(ユイ・ナオリ)/男】

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■         ライター通信          ■
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こんにちは、壬生ナギサです。
かなり、遅くなってしまい申し訳ありませんでした!!
折角パーティーノベルを頼んで頂いたというのに……恩を仇で返すような所業、本当に申し訳なく思っております。
今後はこのような事が無いよう気をつけますので、どうぞ厳しく叱咤して下さい。

皆様がこの作品で楽しんで頂ければ幸いです。
それでは……