コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


グレイ・リトル・マンの噂



ゴロー>グレイ・リトル・マンの噂って知ってる?
yuki>宇宙人?
毬藻>エリア51っすか
ゴロー>違うって、宇宙人じゃなくて、新手の都市伝説。
ゴロー>知らないのなら俺が教えてあげよう。
ゴロー>グレイ・リトル・マンてのは、怪人なんだ。
ゴロー>ほら、アメリカの都市伝説でいるだろ、「鉤手の男」とか
ゴロー>ああいうのの一種。
毬藻>凶悪犯とかですか?
ゴロー>違うと思う。
yuki>ユーレイとか?
ゴロー>多分人間だよ。
毬藻>なんかハッキリしませんねえ
ゴロー>そう!そこが怪人たるゆえんでさ、
ゴロー>グレイ・リトル・マンはとにかく目立たないんだって。
毬藻>ん?
yuki>え、意味わかんない
ゴロー>人の目に止まらないって言うか、石ころみたいって言うか
ゴロー>とにかく、そいつを見ても全然印象が薄いんだってさ。
ゴロー>和訳すると、灰色の小さい男、だろ?目立たない奴ってこと。
yuki>なんか、別にこわくないね
毬藻>石ころみたいな奴って、その辺にごろごろいそうっすけどね(w
ゴロー>違うんだよ、そうじゃなくて。
ゴロー>会って話して一緒に食事をしたとしても、目の前からいなくなればもう顔が思い出せない
ゴロー>自分が誰と会って話して食事してたのか、もうわからない。
ゴロー>そういうレベル。ちょっと怖くない?
毬藻>うわ、マジだったら完全犯罪やりたい放題じゃないっすか
ゴロー>そう。で、犯人の見つからない殺人事件なんかの半分はグレイ・リトル・マンの仕業、ってオチ。
yuki>あたしはあんまりこわくないなあ、幽霊のほうがいい


「ふうん……」
 ゴーストネットOFFの常設チャットのログを追っていた瀬名雫は、雑談に紛れ込んでいたその会話を目ざとく拾い上げて何度も読み返していた。都市伝説など所詮噂に過ぎない。普段なら検証の対象としては気にも留めないところだが、今回は違う。この都市伝説と奇妙に符合する話を雫は幾つか耳にしていたのである。
 それはゴーストネットの掲示板に書き込まれたものであったり、ネットカフェに集まる仲間の一人から聞いたものであったりしたが、話の中核となるのはいつも同じ。

『誰かと会って話をするなり食事をするなり遊ぶなりしたのだが、誰と一緒だったのかどうしても思い出せない』

「……面白そうじゃない」
 舌なめずりをせんばかりに呟くと、雫は振り向いて思い思いにパソコンに向かっている仲間達に声を掛ける。
「ねえみんな、これ見てよ」
 雫の呼びかけに仲間は顔を上げ、わらわらと雫の周りに集まってパソコンの画面を覗き込んだ。雫はログのその部分を声に出して読み上げてみせ、いたずらっぽい笑みを皆に向けた。
「新たなる都市伝説、『グレイ・リトル・マン』を追え!面白い検証レポートになると思わない?」
 雫はくるくると視線を移動させて仲間たちを窺うが、今ひとついい反応が返ってこないのに唇を尖らせた。
 雫が持ち出したこの話は、有名どころの都市伝説と違い、明確化した筋立てがなく恐怖のポイントが明確でないので、いまいちピンとこないのだろう。逆に言えばその曖昧さが不安感を掻き立てる要因でもあるのだが、どちらにしろショッキングな落ちを期待する少年少女たちの嗜好には合致しない。
 雫は尚も、あまり類型のないパターンの都市伝説だとか、似たような体験談が幾つもあるのだとか熱弁していたが、そもそも会っても記憶に残らない相手なら検証のしようがないという意見に黙り込む。
 雫は不満げな顔をしながらPCに向き直り、新たな記事のネタを探し出すべく、再びログの海に潜っていった。
 その同じフロアの片隅で、自分たちの会話に耳をそばだてていた人間がいたなどとは、雫は知る由もない。



 ――なかなかいいことを聞いた。
 片手でマウスを転がしながら、幾島壮司はわずかに口の端を上向かせた。
 この店に入ったのはほんの偶然だった。予備校が終わってからアルバイトが始まるまでの中途半端な時間を潰せるのならどこでも良かったのだが、たまたまこの店の看板が一番派手で目に付いた。今はその看板に感謝したい気分だ。
 壮司は上機嫌でサングラスを押し上げる。遮光性の高いレンズに隠された金色の左目が鈍く輝く。
 壮司の能力は『神の左眼』。物質の原子・霊子レベルでの解析や透視までもが可能だが、実は左眼の能力はそれに留まるものではない。
 能力の発動の瞬間から終わりまでを左眼に映すことが出来れば、それをそのままコピーして自分のものとすることが出来るのだ。右目が揃わないうちは不完全な能力なので濫用は避けているだけで、むしろこちらが真骨頂と言ってもいいだろう。
 グレイ・リトル・マン。人の記憶に決して残らない人間。
 それが実在するのであらば何らかの能力者である可能性が高い。コピーすることが出来ればなかなか役に立ちそうな能力だ。
 元が都市伝説というのが心もとないところだが、火のないところに煙は立たないのもまた事実。一通り調べてみても損はないだろうと、壮司はPCのキーボードを叩き始めた。



 一時間もその手のオカルトサイトを当たれば情報は十分に集まった。キーワードとして検索してもヒットするところを見ると、ネットではかなり流布している噂のようだ。
 そして、グレイ・リトル・マンに出会ったと言う人間の書き込みを集めていくうちに、その実在を裏付けるかのような事実が見えてきた。
 まずひとつはその行動について。彼――彼女かもしれないが――は必ず自分から声を掛けてくるらしい。男女を問わず、人待ち顔に立っていると近づいてきて少し話し相手してくれないかと聞いてくる。警戒心を抱かせない術でも心得ているのか、誘われたほうは不審に思うこともなく応じてしまうと言う。
 そこでついて行ったら二度と帰ってこれない、という結果なら怪人としての面目躍如と言うところだが、実際は小洒落た店で軽食を取りつつ世間話をするだけ。危害を加えることもなくただそれだけで去っていく。
 この、あまり一般的でない行動の人間に声を掛けられた経験のある者が一人や二人ではないのだ。それがすべて違う人間の仕業とは考えにくい。
 そしてもうひとつ、これがグレイ・リトル・マンが存在する可能性を一気に高めているのだが、グレイ・リトル・マンの現れる地域はとある駅の周辺に限られているのだ。これが全国規模で現れていると言うのなら信憑性も薄いが、一駅の周辺と言うのは妙にリアルだ。
「かなり、いけるかもしんねえなぁ……」
 俺ってやるじゃん、と自分の情報収集能力の高さに悦に入っていた壮司だが、不意にジャケットのポケットが振動し始めて我に返った。携帯の着信だ。
 一体何だと携帯を取り出し相手を確認して、壮司の顔は青ざめる。
「やっべぇ……!」
 アルバイト先の店長からの電話だった。時計を見れば、もう三十分も遅刻している。
 壮司は鞄をひったくるように手にすると、慌てて店を後にした。



 グレイ・リトル・マンが出没すると言う駅は、幸い定期で行ける範囲内にあった。行きがけや帰りがけにその駅で降り、時間が許す限り道行く人を観察することを繰り返す。
 記憶に残らない相手を探すのにこのやり方は一見無駄に見えるが、壮司の観察はただの観察ではないのだ。
 それらしき人物に目星をつけたら左眼の能力を駆使し、外見とともに身長体重から身体構成物質の割合までを分子レベルで解析し、記録しておく。時間が許せば霊子体構造の固有パターンもだ。
 こうしておけば、外見以外の情報は単なる数字のデータとして記憶に残ることになる。グレイ・リトル・マンと会った記憶は残っていることからしても、彼の能力の及ぶ範囲は外見に関する記憶を消すことだけで、それ以外の記憶を消すほどの能力はおそらく、ない。
 ゆえに、二度目に目撃したときに数字のデータはあっても外見の記憶のない人間がすなわちグレイ・リトル・マンだということだ。
 総当りに近い戦法なので時間がかかるだろうと気長に構えていたのだが、観察を始めてすぐ、思っていたよりも早く片がつきそうなことに気がついた。休日ならナンパに勤しむ若者の姿も多く見られるが、平日から他人に声を掛けるために駅前をうろつく人間となると自然と数は限られてくるのだ。
 何度か観察を重ねるうちに、思ったとおり、データと外見の記憶の整合性のない人物が現れた。
 見た目は何の変哲もない、新品と言うには古く、しかしくたびれた風でもない地味な背広を着たサラリーマン風の男だ。年の頃は三十代後半と言ったところだろうか、これと言った特徴のない背格好と顔をしているので年齢を量りづらい。もちろん、壮司の記憶の中には存在しない人間だ。
 数字のデータは一致するので一度ならず姿を見ているはずだが、その外見にはまるで見覚えがない。まさに、記憶に全く残っていないのだ。
 『グレイ・リトル・マンの噂』は真実だった。
 誰かを探すように周りを見回しているグレイ・リトル・マンを横目で眺めつつ、壮司はサングラスを押し上げる。
 ――さて、どうする。
 能力をコピーさせてくれと直球に言い出すべきか、否か。
 その外見を見る限りでは、どう控えめな評価を下しても壮司が負けるとは思えないが、油断は禁物だ。他の能力を隠し持っていないとも限らない。
 考えているうちに気配を消すのがおろそかになったのか、グレイ・リトル・マンがふと気づいたように壮司のほうを向いた。
「…………」
 絶妙のタイミングで目が合う。サングラス越しの暗い視界の中でグレイ・リトル・マンが笑った。
 気付かれた、と壮司の顔が強張る。
 一歩一歩、相手が近づいてくるのに合わせて鼓動も高鳴る。だが、緊張はしても恐怖は微塵も感じない。相手の正体も、能力の詳細さえ分からないと言うのに。こんなところでも噂は本当だったな、と妙に納得する。
 かつん、と音を立てて、俯いた視界にくすんだ色の革靴が一足入り込み、そこで止まった。
 ゆっくりと顔を上げると、目の前には微笑をたたえたグレイ・リトル・マン。
 壮司が何か言いかける前に、相手が口を開いた。
「どなたかとお待ち合わせですか?」
「え――」
 己の想像とはかけ離れた台詞に、壮司はしばし絶句した。目線で答えを促されて、慌ててぶんぶんと首を横に振る。グレイ・リトル・マンはその答えに安心したように一人頷いた。
「お暇でしたら、話し相手になっていただけませんか?」
 美味しいコーヒーの店があるんです、と、グレイ・リトル・マンはきわめて紳士的に微笑んだ。



 店内は古き良き喫茶店の匂いがした。骨董品めいたテーブルと流れてくる古いジャズが今ひとつ壮司にとっては居心地が悪いが、総じて悪い店ではない。
 向かい側に座るグレイ・リトル・マンに注文を任せて、壮司はじっと黒光りするテーブルの表面を見つめた。そうして話を切り出す機を窺う。
 注文を終えたグレイ・リトル・マンがにこにこしながら自分に向き直ったとき、壮司は唐突に切り出した。
「――あんた、『グレイ・リトル・マン』だろ?」
「グレイ……?」
 はて、と首を傾げて、
「何かの都市伝説でしたね、確か。私は良く知りませんが」
 グレイ・リトル・マンは穏やかに笑った。慌てる素振りもない。
 いきなり切り出せば優位に立てるだろうとの読みを見事にかわされて、少々戸惑いながらも壮司は畳み掛ける。
「しらばっくれても無駄だぜ。ここしばらく、俺はあんたを張ってたんだからな」
 目星をつけてから今日まで、張りつくほどの日数があったわけではなかったが、時にはハッタリも必要だ。グレイ・リトル・マンもこれには驚いたらしく、話しかけられてから初めてその顔から笑みが消えた。
 驚き、と言うよりは驚愕の表情でグレイ・リトル・マンは身を乗り出す。
「あ、あなた、私のことを覚えていられるんですか?」
「――は?」
 再び想像とはかけ離れた台詞を耳にして壮司は混乱する。そこにグレイ・リトル・マンがやたら興奮して、唾を飛ばしかねない勢いで質問を浴びせてくるから余計に考えが整理できない。
「い、一体どうやって?何か特別な能力をお持ちで?それとも……」
「あーちょっと、ちょっと待て。待ってくれ」
 椅子から立ち上がって叫び出しそうになっているグレイ・リトル・マンを手で制して、壮司はこめかみを押さえた。
「俺があんたを判別できるのは確かに『能力』のおかげだけどな、聞かれたからってそうホイホイ手の内明かせるかよ。まずはあんたの『能力』の詳細を聞かせてもらおうか」
 そしたらタネ明かししてやるよ、と、壮司は悪役よろしい笑みを浮かべてテーブルに頬杖をつく。グレイ・リトル・マンはきょとんとした顔で壮司を見返した。
「私の能力……ですか?」
「そう。『人の記憶に残らない』ってのがあんたの能力だろ?その詳しいことが知りたいんだよ」
「……ああ、それですか」
 グレイ・リトル・マンは少し肩を落としてため息をついた。丁度そのとき注文したコーヒーが運ばれてきて、しばし会話は中断する。香り立つコーヒーにミルクで螺旋を描きながら、グレイ・リトル・マンは話し始めた。
「私のこれは、正確には能力じゃないんですよ。自分で制御出来ないものは能力とは呼びがたいでしょう?」
 どういうことだ、と問うと、グレイ・リトル・マンは悲しげに眼を伏せた。
「もう、十年位前になりますが、当時私はお金に困っていて、いろいろと怪しげな仕事に手を出していたんです。その中のひとつに、とある研究所の実験台になる、と言うのがありましてね……」
「そこで、その能力を?」
「ええ。脳に手術を施してESP能力を覚醒させると言う実験でした」
 グレイ・リトル・マンはそこで言葉を切り、肩をすくめて自嘲気味に笑う。
「実験は半分成功、半分失敗でした。私には記憶操作の能力が備わったんですが、非常に部分的なものに留まりました。あなたもご存知の――」
「人の記憶を部分的に消去する、か……」
「それも自分の外見に関する記憶だけですよ。しかも、自分で発動させるさせないを選べませんからね。自覚もなく、常に使いっぱなしな訳です」
 私についてはそんなところです、と締めくくり、グレイ・リトル・マンは深いため息をついた。下を向いたその顔は苦渋に満ちている。
 しかし、そう見えたのもほんの一瞬。すぐに顔を上げ、眼を輝かせながら壮司を見つめる。
「それで、あなたはなぜ私が……」
「ああ、それは……」
 サングラスをずらして金の左眼を見せながら、自分の能力と今回とった方法について軽く説明する。グレイ・リトル・マンは感じ入ったように何度も頷いた。
「そうですか……。世の中にはまだまだ様々な能力を持った方がいらっしゃるのですね……」
 すばらしい、などとグレイ・リトル・マンは一人感激している。
 壮司としては早く本題の、能力のコピーについての話題に移りたいのだが、いまいちきっかけが転がってこない。
「あー……ところで、頼みたいんだけど」
「いやそれにしても、あなたのおかげで私は救われました。ありがとうございます」
「あんたの能力を……コピー……」
「この世に一人でも、私を私と認識できる人がいてくれて、本当に良かった。誰にも覚えていてもらえないと言うのが寂しくて、毎日こうして話し相手を探していたんですが、やっぱり誰にも覚えていてもらえないのは一緒ですから、寂しいのも一緒で……」
「…………」
「でも、あなたが私を私と判ってくれるなら、もう寂しくはないです。本当にありがとう」
 グレイ・リトル・マンは壮司に向って頭を下げた。感極まってごしごしと眼をこすっている。能力のコピーなどとはますます言い出せない雰囲気に、壮司は大きくため息をついた。



「いらっしゃいませ――」
 店の入り口に人影を認めて壮司はそう声を掛けたが、それが誰だか判るとあからさまに呆れた表情を浮かべた。
「なんだ、あんたか。また来たのかよ」
「ええ、まあ。あ、一人です」
「はいはい。一名様ご案内でーす!」
 居酒屋特有の妙に張り上げた声で客の来店を宣言すると、壮司はグレイ・リトル・マンを隅の席に案内する。
 あの後、グレイ・リトル・マンが落ち着くのを待って能力をコピーさせてもらえないかと持ちかけたところ、快く了解された。グレイ・リトル・マンのように常時発動し続けているのでは使い道もあまりないが、壮司は左眼で切り替えを行えばいいので、随分と汎用的で役に立つ能力をあまり労力も払わずに手にいれたことになる。
 その負い目もあってか、一応連絡先を教えてほしいと言うグレイ・リトル・マンに携帯の番号とアドレスを教えたのがそもそもの始まりだった。
 グレイ・リトル・マンはメールも電話も寄越せば、こうして週に一度は壮司のバイト先であるこの居酒屋に飲みに来る。自分の能力が悪用されていないか確かめるためだ、などともっともらしいことを言ってはいるが、要するに寂しいのだろう。
 グレイ・リトル・マンが席に着くや否や、壮司は伝票を取り出した。
「で、注文は?」
「じゃあ、生ビールの中ジョッキを」
「はい、かしこまりました、っと」
 崩した字で伝票に書き付け、厨房に向かいながらを張り上げる。
「お通しひとつお願いしまーす!」
 厨房からは短い返事が返ってくる。冷蔵庫で冷えたジョッキに生ビールを注いでいると視線を感じて、壮司は首だけで振り返った。
 グレイ・リトル・マンがこちらを見ている。とても嬉しそうな顔で。毎回見ているはずの笑顔だが、その都度記憶から消え去っているのでいつ見ても新鮮に思える。
 人の記憶に全く残ることがない、と言うのがどれほど辛いのか壮司には判らない。だから、グレイ・リトル・マンの気持ちを理解することは出来ない。自分を自分と認識してくれる他者がいなくてもさほど変わりはないと思うのだが。
 それでも、いつもこれ以上ないくらいの嬉しそうな顔をしてくれるから、まあこんなのも悪くないと思ってしまうのだった。


 その後、グレイ・リトル・マンが現れたと言う話はめっきり聞かれなくなり、声高に取り沙汰されることもなくなった。グレイ・リトル・マンの噂も数ある都市伝説と同じように、ただの噂として、人々の記憶の中に埋もれていくのだった。



□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□


【3950 / 幾島・壮司 / 男 / 21 / 浪人生兼観定屋】


□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□


初めまして、青猫屋リョウと申します。今回はご参加有難うございます。
何分新参者ですので、ご期待に添えなかった部分も多々あるかと思います。イメージの違う部分などございましたらぜひご指摘ください。
(※今回お一人のご参加でしたので、一部こちらでプレイングを変更させていただいた部分がございます。)

予想していなかった裏方的(?)なプレイングで、その分とても楽しく書かせていただきました。
身体の構成物質から個人特定、と言うやり方は考え付かなかったので、眼から鱗が落ちる思いでした。
個人的には左眼の解析能力がとても好きです。使いようによっては最強では……と(笑)。

それでは、また幾島様のご活躍を書ける機会に恵まれることを願って。
今回は本当に有難うございました。