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【 閑話休題 - キミの声を聞けば - 】
何の変哲もない一日になるはずだった。まさか、閉店間際の時間になって、大慌てで「友人」が飛び込んでくるとは思ってもいなかったから。
店のドアにかけたプレートを「CLOSE」にして、ドアに鍵を閉めようかと思ったとき、音が聞こえた気がしてドアを開けた。
軽快なカウベルが今日最後の仕事と言わんばかりに、ドアの開閉を知らせる。
『おい、ファーっ!』
「どうした、ノイ?」
ノイは見慣れない小動物にまたがって、ものすごい形相でファーを見上げる。
とりあえずこのままじゃ話がしにくいと、ファーはノイを拾い上げ、ついでにその小動物も抱きかかえた。
おとなしく、ファーの腕に入ってきてくれる小動物とは裏腹に、ノイは手の中で大暴れしている。
「何かあったのか? お前一人でくるなんて」
『何もくそもねぇって! 縁樹きてるだろ!』
「……縁樹が?」
『まったく、あれほどボクに黙ってファーのところに行くなって言ったのに……』
それは、ファーのところへ一緒に来たいからなのだろうか、それとも、ファーと彼女を二人きりにしたくないからなのだろうか。
疑問は残るが、ファーは身に覚えのないことばかり言う小さな友人に、首をかしげることしかできない。
「何を言ってるんだ? 縁樹は今日、来ていないぞ?」
『何言ってるんだって、それはこっちの台詞っ! ……って、え? きてない?』
「ああ。ここ最近、お前も縁樹も来ていないだろ? それに、縁樹がお前を置いて、俺のところに来るとは思えないけどな」
いつでも一緒の二人。自分に会いに来てくれるときも、初めて二人と出会ったときも、いつだって一緒じゃないか。
だから突然、かたっぽだけで現れられても、逆にびっくりしてしまう。もう、自分の中では二人一緒で、それで自分に会いに来てくれるということが、当たり前になってしまっているから。
もちろん、一人だけで来たからといって、歓迎しないわけではない。
ファーはノイと腕に抱いた小動物に、何か飲みものでも、と思ってカウンターに入った。
その間中、ずっと不思議そうにノイが頭を抱えている。
「ノイ、何か飲みたいものはあるか?」
『ファーのお勧め』
「こいつは、何か飲むか?」
『ミルクなら』
「わかった」
そんな言葉を交わす中でも、ノイが思考をめぐらせている。
イヅナの千早を外に出したまま、自分も置いて、一人で外に行くなんて珍しすぎる。ファーにでも至急の呼び出しをされて、ここにきているかと思えばきていない。
一体縁樹はどこへ行ってしまったというんだ?
「ほらノイ、最近入った新しいフレーバーティなんだが、結構香りがいいんだ」
『ありがと』
「お前も飲むか?」
ノイと小動物――イヅナの千早をカウンターに下ろし、小さなカップと深めのさらに入れた飲みものを出してあげる。
そしてファーは。
「何か、あったのか?」
真剣さが込められた瞳をノイに向けた。
『そうなんだ。縁樹が何時間か帰ってこないんだ。ボク買い物にでも行ったんだろうって思ったんだけど、なかなか帰って来ないから、どうしたのかと思って』
「……それで、ここにいるんじゃないかって、思ったのか」
『でも、いなかった。だから……何かおかしいって……』
刹那。
『っ!』
ノイが何かを感じ取り、胸の辺りを強く抑える。
「どうした、ノイ?」
『縁樹からの救助信号! ふ、二人で決めたんだ……お互いに何かがあったときは、胸を三回叩いて、助けを求めるって』
「わかるのか? 胸を三回叩いたことが」
『当たり前だろっ! ボクが縁樹のことをわからないはずがないじゃないか!』
ノイの言うとおりだ。
ノイが縁樹のことを。縁樹がノイのことをわからないことなんてない。そう思わせるほど、二人の絆は深い。
だが、救助信号を出してくるなんて、一体彼女の身に何が。
「事件に巻き込まれている……ということか?」
『そんなのわかってる! ってかお前、なんでそんなに冷静なんだよ!』
「冷静なわけないだろう。顔に出ていないだけだ。動揺している」
ぐっとその手を握っていなければ、どこかへ行ってしまいそうなほど、気が動転している。だから、自らを傷つけることで、意識を保ち、冷静さを取り戻そうとしているだけだ。
困惑しているノイと、大して変わらない。
「居場所を突き止める手段も、縁樹が一体どういう状況なのかもわかっていない。とりあえず、現状をなんとか把握しないと……」
でも、その術すらない。
『生きてることに間違いはない。ボクがこうしてしゃべったり、動いたりしてる限り、縁樹も動いてるってことだから』
「そう、なのか……?」
『そう。だから、その点で生死の判断はつけられる。後は居場所……居場所……』
神経を集中させれば、少しは縁樹の声が聞こえてくるかと思ったけれど、届いてこない。
大丈夫?
怪我はしてない?
どこにいるの?
心の中で何回もつぶやくけれど、答えも返って来ない。
「ん? お前も心配なのか? 主人のことが」
そのとき。
ファーが落ち着かない様子の千早に気がつき、抱き上げて話しかける。
「……くそ、縁樹が危険な目にあってるかもしれないっていうのに、俺は何もできないのか……」
けれど、千早は落ち着きを取り戻さない。何かをうったえるように、必死にドアのほうへファーを連れて行こうと身体を動かしていた。
「……どうした?」
『そうかっ! 千早、縁樹の場所がわかるんだ!』
「なんだって?」
『こいつの家は、縁樹が持ってる空の口紅ケースなんだ! だから、それに戻ろうとする本能が、居場所を教えてくれる!』
目を光らせ、自信満々のノイ。
確かに。犬のように賢い動物は、帰還本能が働き、家に帰ろうとする力が生まれるという。
「……今は、それに頼るしかなさそうだな」
『そうと決まれば、すぐに行くぞ! ファー!』
「ああ。わかった」
ファーはカウンターにオブジェとして飾ってある弓に手を出し、肩にかづぐとノイと千早を抱えた。
『お、おい、ファー。弓持ったって、矢は?』
「その場で作る」
『はぁ?』
「俺が人間じゃないことを、まさか忘れたわけじゃないだろうな、ノイ?」
『そりゃ、忘れてないけど……』
ファーは、普段そういう仕草をあまりに見せないから、本当は人間なんじゃないかと錯覚させられるが、背中に生えた漆黒の翼がそうじゃないと思い出させてくれる。
彼は、天界を追放されて、堕ちた天使。見せてもらったことはほとんどないが、その身には、確かに特殊な力が備わっている。
「こういうときは、生まれ持った力を存分に使わせてもらうさ。あまり好きじゃないがな」
千早を強く抱きしめ、目をつぶるファー。ノイは何をしているのかと首をかしげ、『おい、ファー?』と声をかける。
けれども集中しているのか、答えは帰って来ない。
「……よし、いい子だな、千早。すぐに縁樹に会わせてやるぞ」
『お、おい、ファー、何したんだよ!』
「千早の本能を覗かせてもらっただけだ。そこから推理した映像へ飛ぶ」
『と、とぶぅ!?』
「しっかり捕まっていろよ。ちょっと気持ち悪いぞ」
『ちょ、ちょ、ちょっと待って! ファー! 何する気……って、うわぁぁぁぁっ!』
ノイは忘れていた。
初めてファーと出会ったとき、確かに彼は目の前で消えてみせた。あれを、今ここで、しかも自分を抱えたままやってのけるというのか。
しかも、ちょっと気持ち悪いってどういうことだ!
いろいろ突っ込みはあるけれど、されるがままに、ノイはファーの髪の毛をしっかりと握り、瞬間移動の気持ち悪さを味わうことになる。
◇ ◇ ◇
ノイと千早とファーの三人、いや、一体と一匹と一人が縁樹の捜索にあたっているころ。縁樹は一人、高い場所についた窓から空を見上げていた。
腕を縛られる前に何とか胸の三回叩き、ノイへと救助信号を送ってはみたのもの、本当にノイが気づいてくれるか。
それに、気づいてくれたとしても、ここがわかるかどうか。
とても心配だった。一番はファーのところに行っているか、いないか。
できたら、心配をかけさせたくはないから、行ってほしくないけれど……助けに来てほしいかな、という気持ちもある。
けれど……
「黒い片翼の男と、仲がいい女だな?」
自分をこんなところへ監禁したものはそう言った。声とその力から予想するに、男に違いない。
彼が目的としているのはファーだ。自分はファーをおびき寄せるための餌として使われるのだ。
だったら、迷惑をかけたくはないし、ファーの足手まといになるようなことはしたくない。
ノイがファーのところへ行っていないことを望みながら、縁樹はまた空を見上げた。
「きっと心配してるだろうなぁ……ノイ」
心配をかけてしまっているに違いない。自分がぼーっとしてばっかりに、こんなことになってしまった。
もっとしっかりしなきゃ。
でも、本当に気になった。だからノコノコついてきてしまった。
自分を監禁した男が、その手に黒い羽根のようなものを持っていたように、見えたから。
「あれがもし、ファーさんの片方の羽根だったら……」
早く消さなければいけない。ファーは過去を振り切り、膨大な力と快楽を捨て、全てと決別するために、各地に散らばっているであろう羽根を捜している。
羽根は、ファー本体を求めて、彼の元へ集まってくるはず。
だから、ファーを探していてもおかしくない。
「おい、女」
「は、はい?」
「……お前は、ルシフェルの仲間なのか?」
「ファーさんの友達です」
「くっくっくっ……友達、ね」
ここまで縁樹をつれてきて、監禁した男は、どこかファーに似た面影を感じた。
「大切なものを作ったら作っただけ、苦しい想いをするのは自分だというのに……忘れたのか」
声音にしろ、瞳の色にしろ、髪の色にしろ。似ているのだ。
「どういう、ことですか?」
「ルシフェルには、殺戮という快楽に身を任せている姿が似合うってことだ」
「そんなことありません!」
「……ほう?」
「ファーさんは優しくて、暖かくて、とてもやわらかい感情を与えてくれる人です。殺戮なんかに身を任せるような、冷たい人じゃありませんし、そんなのファーさんには似合いません」
「ずいぶん、知った口を聞くな」
男が口元にいやらしい笑みを浮かべる。何をたくらんでいるのか。その瞳を覗き込んでも、さっぱりわからない。
「お前に、俺たちの何がわかる?」
「……え?」
「俺はルシフェル――お前たちがファーと呼んでいる男の半身だ」
「まさか……」
黒い羽根が、誰かの身体を乗っ取ってしまったのか。
確か、あのときにファーの命を狙ってきた少女が言っていた。力なきものを快楽に引きずり込み、その身体を乗っ取ると。
だから――この羽根は危険なのだと。
「そこまで知っているのか。だったら話は早い。わかるだろう? アイツは俺であり、俺はアイツだ。アイツは今すぐにでも快楽の海に飛び込みたいと言っている。そのことは俺が一番よくわかっている」
「――そんなことは、ありません」
「他人のお前にはわからないだろう? なぁ、縁樹?」
「っ!?」
どうして、自分の名前を、この男が知っている?
「なんで? って顔をしているな。言っただろ? 俺はファーの半身だ。アイツの記憶が、流れているんだ。お前のことを知っていてもおかしくないじゃないか」
だとしたら、この男の言っていることは本当なの?
ファーは本当に、快楽に身を投げたいと思っているの?
縁樹は大きく首を振る。
いや、違う。
絶対に違うと言いきれる。
彼のことをずっと見てきた。
そんなに長い時間じゃないけれど、しっかりその目に捉えてきた彼は、そんな人じゃない。
「僕の……僕の大切な人は、そんな人じゃありません」
「……まだ、そんなことを言うか?」
「嫌なことから逃げている僕をかくまってくれたり、僕の相棒のことをよく思ってくれていたり、風邪を引いたらつきっきりで看病してくれる、優しい人です! いつだって、ファーさんのそばには、温もりが灯っているんです!」
「――そんな男がしようとしたことを、今ここで再現してやろうか?」
男が縁樹に近寄り、その手でくいっと顎に触れて上を向かせる。
「眠っているお前に、ファーがしようとしたことだ」
少しずつ近づいてくるその顔は、ファーと瓜二つだった。けれどファーよりも、感情が表情として表れていて――
『縁樹にさわるなっ!』
思わず、その声が聞こえてくるまで、観察してしまうところだった。
よく聞き覚えのある声が聞こえてきて、はっと気がつく縁樹。
精一杯の抵抗をして、縁樹がその身をかがませると、月夜に輝く何かが男を目掛けて飛んできた。
男は紙一重でそれを避ける。
『縁樹にそういうことをしていいのは、ボクが認めた人間だけだっ!』
「ノイ!」
縁樹は膝で立ち上がり、男に体当たりをかまそうとする。しかし、いくらノイに気を取られていたからといって、当たるような男ではない。
けれど、その行動で身を転ばせて転がりながら、駆けつけた存在に近づくことはできた。
一体どこから現れたのか。高い位置にいるノイの不自然さは、誰かの肩に乗っているから。
ノイに肩を貸している人物は――
「ファーさん……」
「遅くなってすまない。もう少し近くに飛んでこれると思ったのだが……」
心底、心配を瞳いっぱいにこめた眼差しで、転がってきた縁樹の縄を解く片翼の男。
「……ふっ、力もまともに使えなくなったか、ファー」
「羽根の気配を近くで感じたから、まさかとは思ったが……排除しきれていない羽根があったのか」
黒い羽根の気配を感じたら、迷わず排除に向かっている。しかし、それでも排除しきれていないものがあった。
自分が情けなくて、自己嫌悪が募るファー。
「その人から早く出て行け」
「お前が俺を受け入れるのなら」
「そのつもりはない」
「だったら、お前を殺して手に入れるまでだ」
男が瞬時に間合いを詰める。
かがんでいたファーの反応は少し遅れたが、ノイは遅れを取らない反応でナイフを投げ、ファーの回避を助ける。
男がその手に生んだ刃物のようなものの一撃から逃れると、すぐに担いできた弓を構えた。
「いいのか? この男もろとも殺すことになるぞ?」
「……それぐらい、学んだ」
「なに?」
「知っているか? 過去の俺が持っていたのは確かに、負の感情から生まれる破壊の力だった。けれど、今の俺に負の感情はない。そこから生まれるのが、破壊の力じゃないことぐらい、わかるだろう?」
男が驚愕の色を浮かべる。
「なん、だと……」
「破壊の反対の力を、教えてやる」
ファーが背筋をピンと伸ばし、弓を引く姿勢をとると、指と弦の間に生まれるかすかな光。
ためらうことなく、ファーは男に向かって、光放つ矢を放った。
「ファーさんっ!」
縁樹が放った矢に向かって手を伸ばす。
まさか、男の言ったことが本当で、ファーは快楽に身を任せてしまうのではないか。
乗っ取られているだけの人間と一緒に、男を殺そうとしているのではないか。
そう、思ってしまったのだ。しかし、そうではなかった。
ファーは、縁樹が思っているような、ファーだった。
◇ ◇ ◇
『心配したんだからね! まったく、突然いなくなって、びっくりした!』
「本当に、ごめんね。ノイ」
『ごめんですんだら、警察はいらないって!』
「ノイ、縁樹が悪いわけじゃない。今回は俺の……」
『ファーは黙ってろ!』
騒動は一段落ついて。
縁樹の居場所をつきとめるための大活躍を見せた千早はすっかり家に戻り、ノイもちゃんと縁樹の肩の上に戻った。
それからというもの、ノイの説教が始まったのだ。
『知らない人にはついて言っちゃダメだって!』
「はい」
『どこかに行くんなら、行き先を必ず教える!』
「はい」
『ファーのところには、一人でいかない!』
「はい……って、え?」
『必ずボクも連れて行くように。いいね』
「う、うん。それはわかってるけど……」
『それじゃ、怪我もなかったし、これでよし。ファーは口を開かないように!』
縁樹への説教が終わったと思い、すぐさまファーが口を開こうとしたがそれさえも止められる。
「どうしたの? ノイ」
『だって今ここでファーに口を開かせたら、自分のせいだって絶対言うだろ? もう迷惑をかけられないから、会わないなんて言いだしそうだし。そんなこと言ったら、本気でナイフ投げるからな』
「……ノイ……」
確かに。
間違いなく、ファーは今ノイが言ったようなことを口にするだろう。
誰にだって容易に想像ができることだ。
ノイはそれを言わせたくなかった。
自分はファーに頼って、縁樹を助けてもらった身だから。
「ファーさん、助けてもらってありがとうございました。次からは、誘拐されないように、気をつけますね」
「あ、ああ……」
でも、本当に。今回は、羽根を処理しきれなかった自分の責任だから。
せめて一言、謝らせてほしい。
「それから、ごめんなさい」
「え? どうして、縁樹が?」
「だって僕、一瞬でもファーさんのことを疑っちゃったんです」
「……縁樹」
ノイも目を点にしながら、まじまじと縁樹に注目する。
「あの人は言いました。ファーさんは心のどこかで快楽を求めていて、それがあの人の中に流れ込んでくるから、わかるって。僕、否定したのに、ファーさんが弓を引いて、矢を放ったとき、どうしても……その言葉が気になって」
「そうか……」
「本当に、ごめんなさい」
「いや、いいんだ。そんなに謝らないでくれ。確かに、俺の半身の言うとおり、心の奥底で――どこかでは、俺はそういうことを考えているのかもしれない」
ファーはやわらかい表情を見せて、縁樹を安心させようと努力する。
「今は理性で収まっているし、自分でもわからないぐらいのものだが、いつかその感情が爆発してしまうことがあったら……」
そしてそっと、縁樹の肩に手を置き、自分の方へと抱き寄せる。
「縁樹とノイが、止めてくれ。お前たちしか、きっと止められないから。縁樹の声を聞けば。ノイの声を聞けばきっと、俺は俺であったときを、思い出すから」
「……ファーさん」
その腕の中に、女性にしては長身な縁樹の身体をすっぽり収め、力強く抱きしめた。
大きく息をはき、ちょうど彼女の耳元で一言。
「――無事で、よかった」
それ以上何かしようものなら、ノイの手に握られたナイフで刺されていただろうが。
『……ま、いっか……』
縁樹を無事助けだしてくれたファーへのご褒美。
縁樹だって嫌がっているわけじゃないから、今はそっと――目を閉じておこう。
ファーの小刻みに震える身体を、縁樹は強く抱き返した。
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■ ○ 登場人物一覧 ○ ■
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‖如月・縁樹‖整理番号:1431 │ 性別:女性 │ 年齢:19歳 │ 職業:旅人
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■ ○ ライター通信 ○ ■
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この度は、NPC「ファー」との一日を描くゲームノベル、「閑話休題」の発注あ
りがとうございました!
縁樹さん、ノイさん、そして千早さん! ファーがいつもお世話になってます!
今回は縁樹さんがさらわれると言うことで、必死に考え、千早さんやノイさんと
共に縁樹さんを探すファーを描かせていただきました。たださらわれるだけでは
面白くないと、ファーの「羽根」と絡ませていただき、また少し、ファーの根底
が見えたかなぁと思います。縁樹さんには少々迷っていただき、でも、やっぱり
ファーのことを見てくれているなぁと、嬉しい限りですっ!(感涙)
かなり好き勝手、趣味に走って書かせていただいちゃいましたが、気に入ってい
ただければ光栄です! 書いていて、ほんと、楽しかったです〜(^^
それでは失礼いたします。この度は本当にありがとうございました!
また、お目にかかれることを願っております。
山崎あすな 拝
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