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<東京怪談ウェブゲーム 神聖都学園>


調査コードネーム:お見舞いにいこうよ  〜東京戦国伝 異聞〜
執筆ライター  :水上雪乃
調査組織名   :神聖都学園
募集予定人数  :1人〜4人

------<オープニング>--------------------------------------

 草間武彦が入院したと聞いたとき、芳川絵梨佳の反応はあまりまっとうとはいえなかった。
「浮気がバレて奥さんに刺されたとか?」
「生々しすぎっ!」
 鈴木愛が振るったハリセンが、軽快な音を立てて絵梨佳の頭にヒットする。
「おおぅっ!?」
「愛先輩〜 これ以上アレになったら困るんですからぁ、頭への打撃はやめたほうがいいかとー」
 ずずすと缶入りのお茶などをすすりながら、佐伯飛鳥が言った。
 なんというか、
「アレってなによっ!」
 頭をさすりながら絵梨佳が怒ってる。
「いやぁ」
 飛鳥の顔に浮かぶ満面の笑み。
 これ以上ないってくらいイヤミだった。
「ちくしょう‥‥私だってイギリス帰りなんだぞぉ」
「なによそれ?」
 愛が首をかしげる。
 まあ、判る人には判るのだろう。きっと。
 ともあれ、怪奇探偵という異名をとる三〇男は、絵梨佳にとってけっこう重要な人間である。
 保護者代わりなのだ。
「ま、お見舞い行かないとねー」
「はいはい。部員一同からでなんか買うわね」
「めろんー」
「あなたが食べる訳じゃないのよ。絵梨佳ちゃん」
 愛の苦笑。
 午後の日差しが、たいして広くもない部室で踊る。






※東京戦国伝の番外編です。
 お見舞いに行く人は、手みやげを用意すると草間が喜びます。
 喜ばせたくない人はとくに用意しなくてもかまいません。
 また、入院中というスタンスの参加もOKです。
 「対決、真田十勇士」の話も絡めます。
※コメディーです。念のため。

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お見舞いにいこうよ  〜東京戦国伝 異聞〜

 なにが悲しくて、
「誕生日を病院のベッドですごさにゃならんのだ」
 むっつりと草間武彦がつぶやいた。
 ベッドはベッドでも愛妻のベッドで過ごすというなら大歓迎なのだが。
「なにバカなこといってんのよ」
 枕頭で梨などを剥きながら、シュライン・エマが苦笑した。
 なにを隠そう、この青い目の美女こそが草間の細君である。
「まず、そこから間違ってるのでぇす」
 シュラインの剥いてくれた梨をせっせと胃袋に放り込みながら露木八重が指摘する。
 だがまあ、違うといわれても事実なのだから仕方がない。
 八重の大きさだって不条理だが、シュラインと草間の結婚だって不条理だ。
 だいたい同じくらいの比重である。
「ま、そんなところでしょう」
 くすくすと笑うモーリス・ラジアル。
「お見舞いにタバコを持ってくるような人に言われたくないかも」
 じいっと冷たい視線を向けられ、
「はっはっはっ」
 と、意味不明の笑声をあげたりして。
「ていうかさ。なんでみんな入院してるの?」
 芳川絵梨佳が訪ね、顔を見合わせる護り手たち。
 サンシャイン六〇ビルで真田十勇士と死闘を演じていた、などと言うわけにはいかない。絵梨佳は一般人だから。
「ははは、ちょっとした事故さ」
 巫灰慈が曖昧にこたえ、
「探偵の仕事は危険が多いからな」
 作倉勝利が少女の髪を掻き回す。
「むー サクラピクトリーがえらそうだ。馬のくせに」
「だれがサクラビクトリーだっ! だれが馬だっ!」
 怒っている作倉。
「ああ。なるほど」
 神崎こずえが、ぽむと手を打った。
 どうしてサクラビクトリーなのか、少しばかり考えていたのだ。
 まあ、しょせんは絵梨佳がつけたニックネームなので、たいして深い意味はない。そのまま字面を追っただけの代物だ。
「納得するなよ‥‥」
 げっそりと呟く作倉。
「いいじゃない。競走馬っぽくて可愛いいし」
「可愛いのかっ! お前は競走馬の名前を可愛いと感じるのかっ!」
「ハルウララとか」
「つーか俺は負け組の星ですかっ!」
 病室の片隅で不毛な論争を展開する作倉とこずえ。とりあえず飽きるまでやらせておくとして、
「激戦だったようですね」
 ラジアルが草間に視線を向けた。
「そうね」
 答えたのはシュラインである。
 ごく短い言葉に、膨大な量の感情が含まれている。
 サンシャインビルの戦いに参加した護り手は一〇名。そのすべてが負傷した。
 巫は腹部を銃で撃ち抜かれ、草間は脇腹と肩を刀で貫かれ、双子の忍者ボーイズの片割れは左腕を切断し、草間零は一〇〇カ所以上の刀傷を負った。
 死んで当たり前なほどのダメージを受けているのだ。
 それがこうして生きているのは、回復術が使える者が同行していたからだ。
 傷を塞ぎ千切れた腕を接合する。この処置が遅かったら、護り手たちのうち何人かは冥界の門をくぐっていたことだろう。
 とはいえ、もちろん完璧な治癒などは望むべくもなく、戦いに参加した全員が入院、ということになったのであるが。
 場所は都内の警察病院。
 手配をしてくれたのは稲積警視正だ。
 一般の病院に銃創や刀傷の患者を運び込むわけにはいかないので、これは当然の処置だった。
 怪奇探偵としては、またしても警察官僚に借りを作ったことになる。
「ま、持ちつ持たれつなんだけどね」
 そう苦笑した新山綾は、比較的軽傷だったこともあり数日で退院した。
 シュラインなども同じである。
 長引いているのは男どもで、
「あや〜〜〜」
「シュライン〜〜〜」
 さっさと退院してしまう恋人や妻の後ろ姿を涙ながらに見送ったものだ。
「みちにたおれてだれかのなをよびつづけたことがありますか?」
 みょーに平坦な口調で絵梨佳が言う。
「ねぇよっ」
 すかさず突っ込む巫。
 仲良しである。
「おじちゃは虚弱体質なのでぇす」
 半身を起こしている草間の頭の上に座った不条理妖精が偉そうに論評した。
「俺は虚弱だったのか‥‥」
 刀で斬られて、それでも生きてるのに虚弱といわれては、立つ瀬も浮かぶ瀬もありゃしない。
 まあ草間だからどうでも良いが。
「俺の扱いってどんどん悪くなってるような気がしないか?」
 救いを求めるような目でラジアルを見たりして。
「私に振られても困ります」
 ぽいっと捨てる金髪の青年。
 冷たいことこの上ない。
「しくしくしくしく」
「かわいそうなおじちゃ。あたしのバナナ食べるでぇすか?」
 八重が果物かごの中からバナナを出してくれる。
「それは、俺がいただいた見舞いだったと思うんだがな」
「気にしちゃいけないのでぇす。おじちゃのものはあたしのもの、と、ちゃんと日本国憲法にも書いてるのでぇす」
 言い切っちゃう不条理。
 素敵だ。
「まあまあ。たくさんあるんだからいいじゃない」
 助け船を出すシュライン。
 タイタニック号にでも乗っているくらいの安心感だ。
 たくさんの見舞い品が届いているのは事実で、怪奇探偵の交友関係の多彩さが間接的に証明されている。
 もっとも、このうち七割ほどは誠意もない儀礼的なものだ。
 稲積家の当主の友人と新山綾の恋人。ようするに肩書きに対して送られたものでしかないわけだ。
 草間や巫にしてみれば、こんなものよりラジアルの持ってきたくれたタバコの方がずっと嬉しい。
 むろんそんなものは〇.〇五秒でシュラインに没収されてしまったが。
 なかなかにかわいそうな二人なのである。
 同情の視線が注がれる。
「やめろーっ」
「そんな目で俺たちをみるなーっ!」
 男の哀愁が漂う、二六歳と三〇歳の秋だった。


「真田十勇士は、俺も知ってる」
 ぽつりと作倉が言った。
「そりゃ私だってそのくらい知ってるよー ビデオ見たことあるしー」
 絵梨佳が混ぜ返した。
 苦笑を浮かべるラジアル。
 作倉の言う知っていると、絵梨佳の言う知っているでは、一光年からの開きがある。
 それはもちろん、怪奇探偵たちしか知らないことだ。
 長い長い時を生きてきた少年は、本当に見たのだ。
 西暦一六一五年。
 当時の元号では元和元年の五月。
 徳川家康率いる東軍と豊臣秀頼を主将とする西軍が、最後の激突をする。
 それは、勝敗の帰趨は最初から見えた戦いだった。
 圧倒的多数で迫る徳川軍。対する豊臣軍は大阪城に拠って戦うしかない。しかもその大阪城も冬の陣の際に内堀まで埋められ、裸城も同然だ。
 守勢に徹したところで陥落は時間の問題である。
 そこで、真田幸村、後藤又兵衛をはじめとする豊臣方の軍師たちは、決死の大突撃を敢行した。
 数万の徳川軍に対して、三千にも届かぬ兵をもって。
 狙うは、徳川家康の首ただひとつ。
 弓弦から放たれた矢のような速度で防御陣を切り裂き、家康の本陣へと迫る。
 疾風のように。
 荒ぶる神のように。
 この攻勢に恐れをなした徳川家康は逃げた。
 なりふりもかまわず、三里もの距離を逃げ回った。現在の単位では九キロメートルである。
 これはもちろん真田幸村の名誉であるが、べつに徳川家康の恥ではない。
 総大将が討ち取られれば戦線そのものが崩壊してしまうからだ。
 つまり真田幸村にはどうしても家康を討ち取らなくてはならふ理由があり、徳川家康には討ち取られてはならぬ理由があったのだ。
 そしてこの間に、豊臣方の有力な将帥であった後藤又兵衛が討死している。
 東国の雄、伊達政宗の軍勢と死闘を演じ、ついに力尽きて壮絶な戦死をとげたのである。
 結局、真田幸村の執念も、徳川家康の首までは届かなかった。
 随従する兵わずか数騎となった幸村は、荒れ果てた寺の境内に座っていた。
 矢尽き刀折れ、もはや戦う力など残っていない。
 そこになだれ込んでくる徳川軍の一部隊。
 終局を悟った幸村は、
「斬れ」
 と、勝者に命じた。
 一瞬の躊躇いの後、白刃が戦国最大級の勇将に振り下ろされた。
 真田幸村の首級をあげたものの名は、伝わっていない。
「‥‥あれほど潔い最後を、俺は見たことがない」
 呟いた作倉が、自分の両手を見る。
 あの疲れたような笑顔は、数百年を閲した今でもはっきりと思い出せる。
「なんか見てきたよーに語るんだねー サクラビクトリーはー」
 くすくすと絵梨佳が笑った。
「あ‥‥いや‥‥」
「こういうのは臨場感を出した方が面白いからね」
 口ごもった作倉を助けるように、こずえが片目をつむってみせる。
「そんなもんかなー」
 なんとかごまかせたようだ。
「真田幸村の活躍と最後は、いろんな作家が描いてるのよ」
 シュラインが口を挟む。
「中でも秀逸なのは、先ほど出た後藤又兵衛のことも絡めて書いてある『軍師二人』でしょうか」
 ラジアルがいった。
「軍師な二人、でぇすか?」
「な、をいれるな。少女漫画みたいだろうが」
 ボケる不条理。つっこむ浄化屋。
 ちなみに、『軍師二人』とは、歴史小説の大家、司馬遼太郎の作品である。
「ひらがなを一つ入れただけでがらっと雰囲気が変わっちゃうんだから、日本語って恐ろしいわね」
 言葉の魔術師シュラインが苦笑を浮かべた。
「それにしてもサクラビクトリーは歴史くわしいんだねー おじいさんみたいー」
「おじいさん?」
「ビク爺って呼んであげよー」
「ビク爺っ!?」
「こいつはいいや。それでいこうぜ」
「賛成賛成」
 すぐ悪のりする巫や草間。
 なんというか、こまった大人たちである。
 だから絵梨佳が影響を受けるのだ。
 顔を見合わせるシュラインとこずえ。
「‥‥サクラビクトリーでいいです‥‥」
 ついに作倉が折れた。
 幾多の戦場を駆け抜けた勇者が、とうとう絵梨佳に屈した。
 だが!
 心の刃はまだ折れていない!
 屹然と顔を上げる少年。
 そのとき、
「人生そんなものなのでぇす」
 ぽむぽむと、八重が作倉の肩をたたく。
 ナイスタイミングである。
 空気の抜けた風船のように、作倉がしぼんでゆく。
「グッジョブ」
 右手の親指を立ててみせるラジアルだった。

 神よ。我に艱難辛苦を与えたまえ。
 ですが、女子中学生だけは勘弁してください。

 作倉、心の叫びである。
 気分は山中鹿之助だ。


 街に黄昏がせまり、病室も赤く染まる。
 古ぼけたチャイムが、面会時間の終了を告げた。
「じゃあまた食べにきてあげるのでぇす」
 いけしゃあしゃあと宣言した不条理妖精が、小学生くらいの大きさまでふくらむ。
「だから、ふくらむって言い方はだめなのでぇすよ?」
「どっちでもいいから、ちゃんとゴミを持ってかえってくれよ。怒られるのは俺と灰慈なんだからな」
「わかってるのでぇす」
 持参のゴミ袋に、ぽいぽいと紙くずだの食べかすだのを入れてゆく八重。
 準備の良いことだ、と、巫は思ったが口には出さなかった。
 賢明にも。
 怒った妖精がベッドの上にゴミをばらまいたりしたら、それこそ看護士さんに殺されてしまう。
 せっかく拾った命をこんなところで散らすのは、少しだけもったいないというものだろう。
「また明日ね。武彦さん」
「ああ」
 頷いた草間がシュラインの方へと手を伸ばす。
 このときばかりは蒼瞳の美女も照れもせず、夫の手に黒髪を遊ばせながら、
「はやく良くなってね」
 と、口づけを交わした。
「ひゅーひゅー」
「見せつけてくれますね」
「ラブ空間だね」
 絵梨佳、ラジアル、こずえがからかう。
 まあこの場合はなにを言っても負け犬の遠吠え。
 幸せになったもの勝ちである。
 放っておくわけにもいかない、というのだって、立派に愛情の範疇に入るのだ。
「さて、行くか」
 作倉がオットマン椅子から立ち上がる。
 あまり遅くなると、入院患者たちが本当に怒られてしまう。
 その程度の配慮はしてやるべきだろう。
 頷いた仲間たちが、それぞれに別れの挨拶をして病室を出た。
 リノリウムの床に足音が響く。
「今後、どうなりますかね」
 やや唐突な、ラジアルの言葉。
 一人を除いて全員が意味を察した。
 この国を支配しようとするIO2‥‥信長軍団の野望。
 彼らはまだ手札のすべてを見せていない。
 真田十勇士を倒したからといって、先勝におごってはいられないのだ。
「綾さんが、榎本さんとの交渉を進めてるわ」
 シュラインが言う。
 織田信長に反旗を翻した榎本武揚。その知謀は護り手たちにとって心強い武器となるだろう。従っている土方俊三の戦闘力も無視できない。
 なんとか味方に引き入れたいところだ。
 二正面作戦を避ける意味でも。
 現状、それぞれの組織の力関係は微妙である。
 信長軍団、護り手たち、榎本の独立勢力、そして日本政府。
 最後の一つがどこを味方するかで、状況は大きく変わる。
 最悪の反動勢力である信長軍団に味方するはずはないように思えるが、母体がIO2である以上、この背後にはアメリカがいる。
 対抗するのはつらいところだろう。
 下手をすれば日米関係が破綻するのだから。
「考えてみれば、戦国時代の方が簡単だったかもしれないな。万事」
「日本国内で完結していたから?」
 作倉とこずえの会話。
 たしかにスケールは小さかった。
 だが、そこに人間がいた以上、争いや諍いが絶えた試しはない。
 業、というものなのだろうか。
 思考の海に沈みかける仲間たち。
「帰りに何か食べていこうよー」
「賛成なのでぇす」
 絵梨佳と八重の脳天気な声が、現実の岸辺へと引き戻してくれる。
 まったく、この二人の存在によって、護り手たちの心の柔らかな部分がどれほど救われているか。
 おそらく絵梨佳も八重も気づいてはいないだろう。
 乱暴に絵梨佳の髪を掻き回すこずえ。
「そうですね。名案です」
 ラジアルが微笑した。
 夕日が、禍々しい美しさで廊下を照らしている。


  エピローグ

「武さん」
「なんだ?」
「別れの挨拶は済ませたのかい?」
「‥‥お前こそどうなんだよ。灰慈」
「俺たちは、死ぬときは一緒だって誓い合ったからな」
「縁起でもないな。どうせなら勝って、生き残る誓いでもたてやがれ」
「そうだな」
 苦笑する赤い瞳の青年。
 窓越しの月。
 都会の光を受け、奇妙に赤く輝いていた。












                       おわり


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

0086/ シュライン・エマ /女  / 26 / 翻訳家 興信所事務員
  (しゅらいん・えま)
2318/ モーリス・ラジアル/男  /527 / ガードナー・医師
  (もーりす・らじある)
0143/ 巫・灰慈     /男  / 26 / フリーライター 浄化屋
  (かんなぎ・はいじ)
1009/ 露樹・八重    /女  /910 / 時計屋主人兼マスコット
  (つゆき・やえ)
2180/ 作倉・勝利    /男  /757 / 浮浪者
  (さくら・かつとし)
3206/ 神崎・こずえ   /女  / 16 / 退魔師
  (かんざき・こずえ)

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■         ライター通信          ■
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たいへん長らくお待たせいたしました。
「お見舞いにいこうよ  〜東京戦国伝 異聞〜」お届けいたします。
ちょっと小休止という感じの話ですね。
真田十勇士は滅びました。
次からは、ついに第六天魔王が登場でしょうか。
覚悟はよろしいですか?
とはいえ、わたしの方がなんだか執筆時間がなかなかとれません。
申し訳ありませんが、東京怪談本編は、少しの間、休み休みの新作アップということになってしまいそうです。
気長にお待ちいただければ幸いです。

それでは、またお会いできることを祈って。