コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


想い花の簪*締め切り11月13日

【壱】

 ジュジュ・ミュージーが草間興信所のドアを開けると同時に、室内の時間がぴたりと音を止めたような気がした。いつもなら礼儀正しく客人を迎える零さえも言葉を失って立ち尽くしていた。所長である草間武彦は一瞬遅れて顔を上げ、咥えていた煙草を落としかける。ジュジュはそんな二人を他所に常にとろんとした目つきで室内を見回し、つかつかと武彦の前に進むとそのデスクを覗き込んで、にんまりと笑った。
「仕事?」
 真っ赤なマニキュアを施された長い指でデスクの上に置かれた桐の箱を指差して問う。
 しかし武彦はジュジュの奇抜な格好に言葉を失っていた。デスクを覗き込むようにしているせいで紫のタンクトップからは胸の谷間が覗いている。ウェーブのある髪は逆立ってパンクな気配たっぷりで、超ミニスカートからすらりと伸びた足を赤いハイヒールが包み込んでいる。真っ赤な唇に笑みを刻んだままジュジュは同じ言葉を繰り返す。
「仕事デスカァ?」
 少し語気を強めたせいか草間が漸く口を開いた。 
「あぁ……確かにここにあればだが」
「ココにちゃーんとあるじゃないデスカ」
 ジュジュはさらりと答える。
 デスクの上には確かに桐の箱に収められた帯留がきちんと置かれている。
 すると武彦は記憶をゆっくりと引き出すようにしながら事のあらましを説明する言葉を綴った。
 いつものようにデスクに突っ伏して居眠りをしていた時のことだそうだ。目を覚ますと目の前に女が立っていたのだという。漆黒の髪を一つに纏め上げ、上品な刺繍が施された緋褪色の着物を纏った女だったという。着物の色彩が華やかさを漂わせていたというのが、それはどこか昼の明るさには馴染まないもので、だからといって夜の闇が似合うのかといったらそうでもない。現代の女性には失われてしまったような奥ゆかしさを漂わせた品の良い女が、桐の箱を手に目の前に立っていたというのである。寝惚けただけではないかと問えば、自分もそうだと思ったと武彦が答える。しかし桐の箱に収められた帯留は確かに残されて、触れたからといって消えるものでもなくここにある。現に御東間に問うても確かにそこにあるのだから夢ではないことは確かだ。そうした現実に、疑う理由はなくなってしまったのだと途方に暮れたように武彦は締め括った。
 依頼を持ち込まれた張本人がそんな調子で、何ができるというのだろうか。苛立ちにも似たものを感じながらジュジュは武彦が言葉を続けるのを待つ。視線は帯留に向けられたまま、その細工があまりに美しいせいで妙に心が惹きつけられるのである。何かがあることだけが明白だ。しかしその何かがわからない。きっと武彦もそうなのではないだろうか。夢と現の狭間で依頼された出来事。しかし帯留だけは確かにここにあり、それは揺るがない現実である。
 だからジュジュは些末なことは気にすることもなく、ただ純粋に金になると思った。依頼者が誰であれ金になる仕事なら拒む理由はない。
「それ、引き受けたよ」
 軽く云って、片手をひらつかせながらジュジュはヒールを高らかに慣らして武彦に背を向けた。簡単なことだと思った。デーモンの能力があればなんてことはない。情報などそこらに散らばっている。掻き集める方法は簡単だ。そういった方面には強いジュジュである。裏社会に当然のように存在する情報屋を使えば、簡単に手がかりとなるものを掴めることだろう。簡単な仕事で一儲けできるとあれば、早速取り掛かろうと思った。
 自分勝手ともいえる素早さで仕事を引き受けていったジュジュがドアの向こうに消えたのを確かめて、武彦がぽつりと呟く。
「なんだ、今のは……」
「お仕事を引き受けて下さる方だということは確かだと思いますよ」
 答えた零の声もどこかぼんやりとしたもので、ジュジュの残した勢いだけが所内にほんのりと残っていた。

【弐】

 長い脚を組み合わせて、ジュジュは一台の電話の前に腰を下ろしていた。手にしているメモにはいくつかの電話番号が記されている。知り合いの情報屋から仕入れたものだ。電話番号を入手することなど容易い。電話帳などというものを根気強く捲らなくても、決して表には出てこない社会にはこんな情報に必要な電話番号がほしいと云うそれだけでリストアップして提供することを生業として生きている者は決して少なくない。
「まずは……」
 赤いマニキュアが眩しい指先でリストアップされた電話番号をなぞりながら、写真が必要だろうと思う。写真家の電話番号。それを視線でなぞっておもむろに受話器を手に取る。肩と耳の間にそれを挟んで、番号を押すと2コール目で女性が出た。莫迦丁寧な言葉遣いにむず痒さを感じながら、仕事を依頼していた者だと偽って写真家本人に取り次いでもらうように告げると疑われることもなく電話の相手は目的の相手に代わった。間延びした音楽が流れ、ほどなくして写真家本人が電話口に現れて言葉を告げる。
 とりあえずこれで一つ。
 思った瞬間にはもう仕事は始まっている。
 電話回線の向こうにいる写真家の脳の奥底にジュジュのデーモンであるテレフォンセックスは忍び込んだことだろう。ミクロ単位のデーモン。そう容易く人に見破られることはない。ジュジュはこれを使って日々仕事をこなしていた。
 写真の次は女性の似顔絵も必要かと思いながら、ジュジュはひとまず受話器を置いて脚を組み替えた。
 果たして依頼者は誰なのだろうかとふと考える。人ではないかもしれない者。それが簪を求める理由がわからない。きっと赤の他人ではないだろう。もし人でないのだとしたら金絡みではないだろうと思ったからだ。それに武彦の口調からすると人ではない確立のほうが高い気がした。あまりに現実離れした話しだったからだ。居眠りをして目覚めたら女が立っていた。そして仕事を依頼してきたなど莫迦げている。もしそれが自分だったら笑って、夢だったとして済ませてしまうことだろう。たとえそこに依頼品が残されていたとしても、金になるだろうと思って売り払うくらいのことしかしない筈だ。そんな自分に比べれば武彦は真面目だ。おかしな依頼を調査する興信所だとは聞いていたが、それまでジュジュが抱いていたイメージよりもずっと真面目な仕事をする興信所なのかもしれないと思った。


【参】


「写真を撮らせてもらいたいのですが」
 草間興信所を訪れたのはある程度名の知れた写真家だった。先ほど訪れた派手な女性の知り合いだということだったが、武彦も零も何故そんな人間がここへやってくるのかわからないまま、写真撮影を許可し、特別話しらしい話しもしないまま帰る背中を見送る。
「どうしたんだ、突然」
 武彦がぽつりと呟く。
「わかりません。調査関係でしょうか?あの、さきほどいらっしゃった方のお知りあいだとおっしゃっていましたし」
「……まぁ、物がここにあるんだから問題ないんだけどな」
 云って武彦が煙草に火を点ける。紫煙に煙る所内がますます新たな煙に白く煙る。零が気を利かせて窓を開けても、あまり効果はなかった。ビルが隣接しているせいで上手く風が通り抜けないからだ。
 静かに時間だけが流れて、時間が流れると共に灰皿に積み上げられていく吸殻も数を増す。しかし零はそれを咎めることなく、雑然とした所内を無駄だとわかりながらもいつものように掃除を開始する。いつもの光景だ。けたたましい音をたてて時代錯誤な電話が鳴ったり、人の訪れがない限り所内はいたって静かである。そのせいなのか何本目になるのかわからない煙草を消した、武彦が居眠りの体勢に入ろうとすると不意にドアが開いた。今度は誰だろうかと思って、居眠り体勢を解除して躰を起こすと見知らぬ男だ。今時そんな格好もないだろうとつっこみたくなるくらい垢抜けない格好をして、頭にはくたくたになったベレー帽を乗せている。駅前などで似顔絵屋をしている者のような出で立ちで、それを決定付けるようにスケッチブックを抱えている。
「帯留を持ち込んだという女性の似顔絵を描いてほしいと頼まれてきました」
 またあの女絡みかと溜息をついて、武彦は男に応接セットのソファーに座るように云った。そして自分ものっそりとデスクを離れ、男の正面に腰を下ろす。男はまるで機械仕掛けの人形のように順当な仕草で似顔絵を描く準備をし始め、準備が整うと特長を話してほしいと告げた。
 武彦は一体何が起こっているのだろうかと頭の片隅で考えながら、依頼者として訪れた女性の特徴を告げる。言葉が重なるにつれてスケッチブックの上を柔らかな鉛筆が滑る。その音だけが所内に響いて、零はお茶を出すべきなのかどうか迷いながら掃除の手を止めて応接セットで向かい合う男と武彦を見つめていた。
 漆黒の髪を一つに纏め上げ、細面で切れ長の目が印象的だった。唇は薄く、決して派手な顔ではない。上品な刺繍が施された緋褪色の着物を纏った女だった。そんな途切れ途切れのイメージを繋ぎ合わせるようにして、男はスケッチブックの上に武彦が告げる女を描き出していく。
 そしてしばらくすると描きあがったのか、スケッチブックを武彦の方に向けて確認した。言葉だけでここまで忠実に再現できるものなのだろうかと思う出来栄えだった。しかし武彦がその出来栄えを褒める前に男はそそくさと帰り支度をはじめ、それが完了すると、ご協力ありがとう御座いました、と頭を下げて興信所を出て行った。
 置き去りにされたような格好になった武彦はソファーに深く凭れて、ぼやくように呟いた。
「一体なんなんだよ」
「本当に……」
 武彦の言葉に零が答えた。


【肆】


 テレフォンセックスを駆使して入手した帯留の写真と似顔絵を前に、ジュジュは次は誰だろうかと思ってリストをなぞる。その仕草は悠然としたものだ。一抹の不安も感じていない。失敗などしないということを確信しているようでさえある。
 古い簪や帯留などに詳しいのはやはり古美術商のような者だろうと見当をつけ、受話器を取る。リストには古美術のなかでも特に和装の小物を専門に扱う所ばかりがピックアップされていた。特に使えそうなところには、情報屋のサービスなのか赤い丸印がついて住所まで記されていた。ジュジュは躊躇うことなくその番号をプッシュする。そして繋がった相手の脳髄にテレフォンセックスを忍ばせて、おもむろに組み合わせていた脚をほどくと立ち上がった。
「そろそろミーも動こうかナァ」
 大きく伸びをしながら電話をかけた古美術商が営む店へ向かおうと写真と似顔絵を手にジュジュは外へと出る。
 人通りの激しい大通り。誰もが奇抜な格好をしたジュジュに視線を投げかけて通り過ぎていくが、ジュジュはそんなものは気にも止めない様子で颯爽と歩いていく。目的の場所は大通りの外れにある小さな店だ。頭のなかにある住所を頼りに、さくさくと歩を進めていくと目的の場所はいとも容易く発見することができた。
 古びた店構え。いかにも古美術店だと思いながら軋む引き戸を開けると、まるで顔見知りを迎えるような態度でジュジュは全く知らない老人が出迎えてくれる。
「この帯留と揃いの簪を探してるんだけど、知ってる?あとこの女の人に見覚えがあったりしたら嬉しいナァ」
 帳場の文机の上に写真と似顔絵を並べてジュジュが云うと、老人はまず写真を手に取り目を細めてそれをまじまじと見つめた。いろいろな角度から撮られた写真は数枚。それらを一枚一枚じっくりと確かめて、老人は顔を上げる。
「作者は昭和の時代に活躍した者ですね」
 その一言を合図に作者の素性を話し出す老人の口調は滑らかだった。
 作者は決して貧しい家の出ではなかったが、長男であったせいで芸術の道へ進むことを反対され、半ば勘当されるようにして家を出て慎ましやかな暮らしを送りながらただひたすらに、和装の飾り物を作り続けたそうだ。遺された作品は少ない。それはあまりに細かな細工を施したものばかりで、作者が妥協という言葉を知らなかったせいだという。商売目的で作品を生み出すということを知らなかったそうだ。高価な値で売ることができるものも安価で譲り、時にはただ同然での取引もされていたそうである。そして病のせいで短命であったことも手伝って、現存する作品は極僅かで、市場に出回ることは稀なこともあり現在愛好家の間では高額な値段で取り引きされているそうだ。オークションにかけられるようなことがあれば、相場の倍以上の額で取り引きされることが常だという。
「お人よしって奴ネ。で、こっちの女は?」
 ジュジュが似顔絵を指差すと老人はしばらく思案する様子を見せてから一つの店の名前を告げた。
「そこにあるの?」
「その店の旦那の娘だ。もう亡くなってしまったがな。形見として持っている筈じゃ。しかし強情な店主だからのぅ。あったとしても譲ってくれるかどうか……」
「電話番号を教えてよ」
 電話番号がわかれば簡単なことだ。ジュジュは思って古びた紙に記された電話番号を手に店を出た。
 そして店を出てすぐの所にあった公衆電話からジュジュは電話をかける。しばらく待たされたが、留守番電話に切り替わることもなく店主とおぼしき男性が電話口に出た。念のため店主かどうかを確かめて、テレフォンセックスを送り込みジュジュは足早に店へと向かった。
 簡単なことだ。総てが電話番号一つでスムーズに片付いていく。面白いくらいだ。高額な出資をしなくても簪は手に入るだろう。そして武彦に調査料を請求すればぼろ儲けだ。無意識のうちに漏れる笑みにジュジュは胸が高鳴るのを感じた。


【陸】


「作者っていうのは本当にいい仕事をする奴だったんだな」
 自分は何の苦労もしていない気楽さも手伝ってか武彦が純粋な感嘆の声を漏らす。
 ジュジュはそんな武彦の言葉に答えることなく零は買い物に行くと云った零が出がけに用意していった紅茶を啜る。
 二人は帯留めと簪を並べた応接セットのローテーブルを囲むようにソファーに腰を下ろし、七日後に訪れると云った依頼者の女性を待っていた。ジュジュが僅かな話と無償で手に入れてきた簪を手に草間興信所を訪れてから既に数時間が過ぎている。お茶請けに出された菓子の類は暇を持て余すジュジュの腹に収まり暇つぶしになりそうなものは冷めた紅茶だけ。
「依頼者は一体誰なんだ?」
 ジュジュとの沈黙を厭うように武彦が問う。
「死んだ恋人らしいよ。貧乏作者を追い掛けて家を飛び出した金持ちのお嬢さんの簪だって話だからネ」
 簪を入手する際に聞いた話しをまるで他人事のようにジュジュは言葉にする。
「依頼者は幽霊なのか?」
 武彦が云うと同時にドアが開いた。
 ひんやりとした空気が流れ込んでくる。
 二人が同時に顔を向けると、息を呑むような美しい女性が立っていた。
「簪は見つかりましたか?」
 淋しげな眼差しで女性が問う。漆黒の髪に飾り者は無い。武彦が云っていたように緋褪色の着物姿。上品な刺繍が施されている。
「立ち話もなんですから、こちらにお掛けになって下さい」
 武彦がすかさず席を立って女性に座るよう促す。小さく頭を下げて空いていたジュジュの隣に腰を下ろすと、ローテーブルの上の簪を目に留めて武彦の顔を見た。
「探したのはこっちだ」
 云って武彦が隣に戻ってきたジュジュを指差すと、女性はその指の動きを追いかけるようにしてジュジュに向き直りその奇抜な出で立ちを気にすることもなく深々と頭を下げてありがとうございますと云った。
「これをどうするつもりデスカ?」
 ジュジュが云うと、女性は顔を俯けたまま、さしあげますと呟く。
「私は持って帰ることができませんから。ただ一目、見ておきたかっただけなのです」
「もし宜しかったらお話しを聞かせて頂けませんか?」
 武彦が云うと、女性が視線を向ける。
「持ち帰ることができないものをどうして探そうとしたのでしょうか?」
 業務用なのか武彦の口調は丁寧だ。
「想いを寄せていた方の遺品だったのです。思わせぶりなことしかおっしゃらない方でした。けれども私はその方を心よりお慕いしておりましたし、いつまでも傍にありたいと思っておりました。言葉にせずとも傍にいられることを許されて、愛されていると思っていたから家を捨てることに迷いはありませんでした。ご実家から勘当され、それでも自身が愛してやまなかった和装の飾り物を作り続けるあの方の傍にずっとありたかったのです。たとえどのようなことがあったとしても。帯留と簪は生前あの方が下さった最初で最後の贈り物です。式をあげるようなことはできませんでしたが、この二つがあるだけで私は十分でした。ずっと肌身離さずそれを身につけておりました。あの方はそれを喜んで下さいました。けれど結局、本当の意味で結ばれることはありませんでした。あの方に先立たれ、私は結局行き場もなく自ら捨てた筈の家に戻り、別の方と結婚しました。それでもこの帯留と簪だけは肌身離さず持ち続けていたのですが、私の死後いつの間にかバラバラになってしまったのです」
「だから探していたと?」
 ジュジュが云う。
 女性がこくりと頷く。
「それでもあなた方のおかげでこうして二つが揃いました。これで十分でございます」
 云って女性が満足そうに微笑む。
 そして花が散る光景を見たような気がした。
 女性の微笑みが空気に溶けるように消える。
 髪の一筋までも緩やかに溶けていく。
 慎ましやかな愛情だったのだとジュジュは柄にもなく思った。
 伝えあうようなことをしなくとも互いに互いを愛し、それぞれの幸せを願い物に想いを託す。人はどれほどまでに強く誰かを愛せるのだろうか。物に想いを托し、それを介して理解しあおうとするその強さと弱さはどこからくるものなのだろうかと。
 答えは出ない。
 けれどきっとそうした想いには確かな値はつけられないことは確かだ。
 もう哀しむことはないだろう。
 思ってジュジュは女性が消え去った所内で呆然と虚空を見つめる武彦の目の前に一枚の紙切れをつきつけた。
「調査料はきちんと請求させてもらうよ」
 女性が残した感傷に浸っていた武彦は一気に現実に引き戻されて、目の前の突きつけられた請求書の額に溜息をついた。
「ちゃっかりしてやがる」
 思わず本音を漏らすとジュジュが笑った。
「仕事したからには報酬を頂かないとね」



□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□


【0585/ジュジュ・ミュージー/女性/21/デーモン使いの何でも屋(特に暗殺) 】



□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□


初めまして。沓澤佳純と申します。
とても楽しく書かせて頂きました。
少しでもこの作品がお気に召して頂ければ幸いです。
この度のご参加、本当にありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します