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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


『 帰れないトランク 』

 こんなんありました。 不気味な泡【2004年/10/12 8:29:21】〔返信〕〔削除〕


 こんにちは。今日はこんな噂話を聞いてきました。
 えっと皆さんは、どこかで大きな空色のトランクを持った旅行者を見た事はありませんか?
 え、空港とかに行けば嫌でも見られるって?
 いえいえ、そういうのじゃなくって、空色のトランクを持ったものすごく不幸そうな…いかにもああ、私はどうしてこんな場所にいるの???って戸惑っている旅行者です。(笑顔)
 そう、そのトランクはそういうモノなんです。
 その空色のトランクを持っている人は絶対に旅行から帰れないのです。正確的には家には帰れない?
 家へ戻ろうとすると、絶対に何かのトラブルに見舞われて、帰れないって。
 もしもどこかで空色のトランクを持った疲れた旅行者さんを見たら、その空色のトランク、受け取ってあげたらどうですか?
 ものすごく楽しい旅行ができるかもしれませんよ?(笑い)
 ではでは。(^^)



 ――――――――――――――――――
【Begin Story】


 東京の街にある私立聖霊学院女子小等部。
 その校舎の校門の前に一台の車が停まった。
 その車からひとりの美しい男性が降りる。
 校門のところにいた婦人たちは精緻な白亜の大理石で作られた彫刻のような彼の顔に目を奪われた。
 杖をつき足が不自由ながらも校門から校舎へと歩いていく彼、セレスティ・カーニンガム。
 その彼の前に18人の女の子たちが立つ。1年から6年までの3人ずつ。彼女らは行儀よくセレスティに頭を下げた。
 そして代表して6年生の少女がセレスティの前に歩み出る。
「今日は我が校のクリスマス聖式に来てくださり、本当にありがとうございます。私たち18人、リンスター財閥の奨学金でこの学び舎にて毎日学んでいる成果を少しでもお見せしたいと想いますので、どうか、今日は少しでもお楽しみください」
「ええ。あなた方が歌われる聖歌を楽しみにしておりますね」
 穏やかな微笑を浮かべるセレスティに彼女らは初々しく白い頬を赤らめた。
 校舎のてっぺんにある白亜の十字架をバックに嬉しそうに微笑む彼女らをセレスティは本当に天使かのように想った。
 そしてセレスティは彼女らに手を引かれて、校内にある教会へと向う。
 そこからは聖霊学院の大学の吹奏楽部の美しい音楽が聞こえてきていた。
 校門から校舎へと続く道、その道の両側には枝垂桜が植えられていて、セレスティは毎年、リンスター財閥が行う奨学金試験に合格した孤児の少女たちと共にその枝垂桜が綺麗に咲き綻ぶ道を歩くのが大好きであった。
 そうしてセレスティはクリスマス聖式に出席し、それが終わると、再び18人の子ども等に出会い、彼女らに褒めの言葉とクリスマスプレゼントを渡して、修道会のミサに出席する彼女らと共に校門へとやってきた。
 そして頭を下げてバスに乗る彼女らを見送り、セレスティも車へと歩いていく。
 と、その彼の視線の先にひとつのトランクがあった。
 誰かの忘れ物であろうか?
 近くには誰も居ないようだが――
「さてと、どうしましょうか?」
 無視するにはなんとなく忍びなくって、セレスティはそのトランクに触れた。
 瞬間、
「――これは」
 ぞくりとセレスティの背中に悪寒が走る。この感覚は異界に足を踏み入れた時に感じる感覚と同質の物だ。
 つまり――
「やれやれ、これはいささか面倒な事になりましたか?」
 そう呟く傍から、校門の前に停められていた車から運転手が転ぶように出てくる。
「どうしましたか?」
 運転手はとても穏やかな老紳士で、彼がそんなにも取り乱しているのは初めて見る。
 一体何が起こったというのか?
「そ、総帥。どうしましょう?」
「何がですか?」
「む、娘が産気づきました」
 本当に戸惑いまくっているような声で言う。
 一拍、間を置いて、
「おめでとう」
 と、とても美しい笑みを浮かべて、セレスティは言った。
「ああ、でもいささか早すぎますか。では、今日はもういいから、あなたはすぐに娘さんのところへ行っておあげなさい。車も娘さんが退院して家に帰るまであなたの自由に扱ってくれてかまいません。それまでは有給休暇としなさい」
「しかし、総帥。ここから屋敷までは……」
「大丈夫ですよ。私は少しなら歩けますし、タクシーもあれば電車もある。さあ、事故を起こさぬようにして急いで行きなさい。初孫なのでしょう?」
「あ、はい。すみません。総帥」
 ぺこりと頭を下げて、彼は車を発車させた。
 そしてセレスティは足下のトランクを見下ろし、苦笑を浮かべた。
「やれやれ。さっそく、キミの影響を受けてしまったようですね。キミが件のトランクなのでしょう? まったく、やれやれですね」
 しかしそう言いながらもセレスティはどこか面白い悪戯を思いついた悪戯っ子のように嬉しそうだ。
「だけどまあ、夕方までならキミに付き合ってあげてもいいですよ。さてと、キミは人を迷わせるようですが、ならキミはどこへ行きたいのですか? キミの行きたい場所に私は付き合ってあげますよ」



 +++


 とん、と置き去りにされて、それでもその相手を追いかけなかったのはどうしてだろう?
 トランクは考えた。
 しかしその考えは出なかった。
 答えがあるのだとすれば、それはその人間を追いかけるよりもそこにいたいと想ったからだ。
 今度はどんな人間が自分の持ち主となるのであろうか?
 ドキドキとした。
 そしたら、ちょっと普通の人間とは違う気配を持つ男が自分を見つけてくれた。
 そして彼は、「だけどまあ、夕方までならキミに付き合ってあげてもいいですよ。さてと、キミは人を迷わせるようですが、ならキミはどこへ行きたいのですか? キミの行きたい場所に私は付き合ってあげますよ」と言ってくれた。
 本当に?
 んー、行きたい場所、行きたい場所・・・
 トランクは考える。
 そのトランクがどうして人を彷徨わせるかというと、それはトランクも色んな綺麗な風景を見たりして旅を楽しみたいのに、しかし自分は電車の網棚だったり、飛行機やバスの収納庫の中だったり、車や旅館の部屋に置き去りで、ちっとも綺麗な風景なんて見えやしない。
 だからトランクは人を迷わせるのだ。その人の行きたい場所に行かせなければ、ずぅ〜〜っと旅を楽しめるから。
 さてと、それでだからどうしようか?
 行きたい場所、行きたい場所、行きたい場所・・・。
 ん〜、でもまあ、やっぱり、彷徨えればいいや。それが夢だったのだし。そう、彼のように根無し草♪
 と、いう事で、ん? と、小首を傾げたセレスティはトランクの不思議な力によって歩を進める事になるのだ。



 +++


 数分、その場で立ち尽くしていたセレスティ。
 すると、その彼の目の前にひらひらと一枚のチラシが落ちてくる。
『クリスマスセール。ケーキセット通常650円が350円!!!』
 そのチラシの広告文句を口に出しながらセレスティはトランクを見る。
「ここに行きたいのですか?」
 別にそれはただの偶然では無いと想われる。
 だからセレスティは歩き出した。
 ここからその喫茶店まではそう遠くはないから、彼でも歩いて行ける距離なのだ。
 と、しかしセレスティは小首を傾げる。
 あるべき場所にあるはずのお店が無いのだ。
「おや、おかしいですね。確かにこのチラシには…」
 そう言いながらよ〜〜く見てみると、そのチラシは何かがおかしい。
 何か違和感が……
 そして彼はようやくそれに気付いた。
 そのチラシの喫茶店の名前は今日、24日に最終回を迎えるドラマの中の喫茶店の名前であったのだ。つい先日前まで、そのドラマはこの街でロケをやっていたから、だから……。
 セレスティがどうしてそれに気づいたかというと、なぞなぞ大好きの姫がそのドラマが大好きで、毎週メールでそのドラマの感想をセレスティに教えてくれるからだ。
 ちなみにそのドラマは付け髭をつけた店長がお客たちの恋を成就させるためにがんばるドラマで、姫はタクシーの運転手の女性が店長と恋人同士になれるように応援してるらしい。と、言っても、ネットによればそのドラマは大どんでん返しがあるようだが。
 姫のドラマの感想が楽しみなセレスティはくっくっくと笑い、そしてそのチラシをたたんで、ズボンに入れた。姫に見せたら喜ぶだろう。そうだ、昨夜、とっておきのなぞなぞが思い浮かんだから、その答えがわかったらこのチラシをあげますよ、などと言って、姫をちょっとからかうのも面白いかもしれない。「セレちゃんの意地悪ぅ」と。頬を膨らませながら言う彼女の顔が思い浮かんで、また笑えた。
 笑いながらセレスティはトランクを見る。
「やれやれ。さすがの私でも、しかし無いお店にはお連れできませんね」
 そしたらまたチラシが飛んでくる。
 そしてセレスティは苦笑しながら溜息を吐いた。
「ですから、現実にあるお店ではないと、無理ですって」
 また、どこからかドラマ内で使われていたチラシをここまで飛ばしてくるトランクにセレスティは肩を竦めた。



 +++


「あー、えっと、すみません。ここの場所、わかりますか?」
 その青年は雑誌の切抜きを持って、セレスティに話し掛けてきた。
「イラストの美術展に行きたいんですけど、場所がわからなくって……」
 雑誌の切抜きにはビルの名前とホテルの場所が大雑把に書かれているだけで、あとはそのビルとホテルから少し離れた場所にギャラリー、という印が付けられているだけだ。
 東西南北の印が無いから、ビルとホテルの名前だけでは方向がわからない。それでも目的地の近くに目印となる物が書かれていれば、別なのであろうが、それが無い。本当に簡素な地図。
「これには歩いて5分、って書かれているんですが…、もう30分ばかりこの辺りを歩いているんですが、見つけられないんですよね……」
 彼は苦笑を浮かべながらそう言った。
 セレスティは足下のトランクを見る。まさかこの青年まで……
「そうですね。確か地下鉄の出口はすべて向いてる方向は決まってるといいますから、進む先はこちらですね」
 セレスティはトランクを持って歩き出す。青年もついていく。
「なるほど」
 確かに5分間歩いたが、ギャラリーは無い。
「でしょう?」
 同意を求めてくる彼にセレスティは苦笑を浮かべながら、懐からモバイルを取り出し、それでネットに繋いで、検索する。すっかりと二人は迷子になっていた。
 本当はギャラリーに電話をかけた方が早いのだが、彼はすぐに見つかるだろうと想って、地図の部分しか切り取らなかったのだ。
「これですね」
「あ、ありましたか?」
「ええ」
 表示されたそのギャラリーのイラスト展示会の広告に描かれた地図を見ながらまた二人は歩き出す。ついた場所は地下鉄の出口から15分の場所だった。
 青年は何が5分だ! と、怒り、それからセレスティに頭を下げて、嬉しそうにイラストが展示されているギャラリーに入っていった。
「ふぅー、いささか歩きすぎて疲れましたね。休憩をしますが、どうかそれは邪魔をしないで下さいね、トランク君」
 セレスティはそのギャラリーの向かいにある喫茶店に入った。



 +++


 セレスティは紅茶を飲みながらウィンドウの向こうの風景を見つめていた。
 見つめながら彼はトランクの事をぼんやりと考えている。
 ――このトランクにはおそらくは行きたい先は無い。
 だから行きたい先にどうぞ、と言ってもどうにも向う先がでたらめなのだ。
 それで挙句の果てが迷子と引き合わせられて、こちらも迷子となる。
「子ども、ですか」
 そう、落ち着き無くうずく心のままうろちょろするのは幼い子どもの特性だ。
 セレスティは肩を竦めた。
「純粋な子どもの相手もまた、いいですか。面白い」
 ――だったら、こちらもまた、子どもになるのも面白い、かもですね。
「自走してくれるとありがたいんですが……」
 そうだ。試しに置き去りにさせてもらいますか♪
 そしてセレスティは席にトランクを置いたままレジを済ませて店から出た。



 +++


 ・・・。
 ―――――逃げやがった……。
 トランクは愕然とした。
 くぅそぉーーーー。
 先ほどは置き去りにされてもまた次を探せばいいや、とかと想ったが、しかし今は違う。
 あのセレスティ・カーニンガムを気に入ってしまったのだ。
 そっちがその気なら……
 トランクは不思議な力を発揮した。
 俺から逃げられると想うなよ、ベイビー。



 +++


 杖をつきながら歩く彼の来た方から何やら、「待ってください〜。お客さんーん」という声がする。
 セレスティは大きく溜息を吐いた。
「やれやれ。想っていたよりも早かったですね」
 立ち止まるセレスティ。
「いたいた。はい、お客様。お忘れ物です」
 はあはあと華奢な肩を上下させながらそう言うウェイトレスにセレスティは極上の笑みを浮かべる。
「すみません。助かりました」
「いえ。そんな。それでは失礼します」
 そして彼女がお店に入ったのを見届けてからセレスティは受け取ったトランクを見た。
「キミも意固地な方ですね」
 溜息混じりにそう言いながらもセレスティは実に楽しそうだった。



 +++


 それにしても気になる事がある。
 このトランクは帰れないトランク、などという都市伝説になるほどにさ迷い歩いている訳だが、しかしこのトランクの身元はどうなのだろうか? 身元がわかれば送ってあげるのだが……。
 セレスティはクレープ屋の前のベンチに座って、バナナチョコクレープを食べながらトランクを開けた。
 トランクの中身が気になったのだ。
 それにその中身から身元もわかるだろうし。
 その中には……
「日記?」
 そう、それは日記だった。
 セレスティはクレープを食べ終わると包み紙をゴミ箱に捨てて、そしてその日記を開いた。
 拙い子どもの字で書かれている。


 僕の夢。
 僕の夢は映画のあのおじさんのようにトランク片手に旅から旅への根無し草になって、色んな綺麗な風景を見て、色んな美味しい料理を食べて、そして色んなマドンナさんと恋をして、だけどふられて、それで旅をまたすることです。


「・・・」
 なるほど。このトランクはその男の子の夢が中に詰まってるが故にさ迷い歩く訳だ。
「しかし・・・」
 セレスティは眉間に皺を刻みながら頭痛を堪える表情をした。
「だけどまあ、まだあと少し時間はありますから、その時間をあなたと遊ぶのも良いかもしれません」
 そしてセレスティはトランクを手に持って、歩き始める。



 +++


 面白いな♪
 面白いな♪
 面白いな♪
 この人は面白い。
 この人とならどこにでも行けそうだ。
 だったらもう絶対にこの人を離さない様に、どこか遠い所へ連れて行ってしまおう。
 どこへ?
 うーん、そうだ。飛行機だ。飛行機に乗せて、外国に行かせてしまおう。
 では、まずは飛行場に。
 よし、シナリオはこうだ。
 トランクは海外逃亡しようとしているが、警察に追われている人間を呼び寄せた。
 ――トランクのパワーはそれほどまでに強力なのだ!!!
「てめえ、こっちへ来いや!!!」
 男はナイフをちらつかせて、セレスティを恫喝する。
 トランクはほくそ笑んだ。これでこの人は自分と一緒に海外へと行くのだ。
 ――しかし・・・・
「やれやれ。すみませんが、こういうトラブルはお断りです」
 溜息混じりに言いながらセレスティは手をマンホールへと向ける。転瞬、マンホールの蓋が飛んで、表れ出た水の蛇が男を締め上げて、気絶させたのだった。



 くぅそぉーーーー。
 トランクは悔しがった。
 だったらお色気だ!!!
 トランクはセレスティが向かう先に今話題のトップ女優を用意した。
 彼女はティーンズ雑誌の読者アンケートでもなりたい女優NO1の女性で、スタイル良し、性格良し、しかも料理番組で特級エプロンの称号を与えられるほどに料理も上手い!!!
 これでどうだ!!! 持ってけ、泥棒。
 トランクは興奮した。
 この女性でセレスティを釣って、それで二人と自分で、これからもずっと旅をするのだ。
 うーん、楽しみ。
 しかし、
「あの、一目惚れ、って信じますか…」
 潤んだ瞳でそう言い寄って来た彼女をセレスティは、
「すみませんが私は、浮気が男の甲斐性とか、芸の肥やしになるとは想いませんので」
 と、爽やかな笑顔でかわした。


 ・・・。
 トランクはただ唖然とするだけだった。
 その後もまた、トランクはずっとセレスティと一緒に旅をするためにトラブルを起こすのだが、彼はそれを実に軽やかにかわしていくのであった。心の奥底より楽しんで。



 ――――――――――――――――――
【ラスト】


「さてと、私とキミとは楽しく過ごさせていただきましたが、そろそろと明日の事もありますし、さすがに疲れてきました。キミのお相手にはまた別の人がいるでしょうから、その方を少し待っていてはどうでしょう」
 笑顔でセレスティはそう言い、「いつか帰れるといいですね」と最後にもう一言付け足して、彼は去っていった。
 愛しいセレスティにふられたトランクはしばらくの間、夕日を茫然と眺めて黄昏ていた。



 ― fin ―



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


【1883 / セレスティ・カーニンガム / 男性 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い】


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■         ライター通信          ■
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こんにちは、セレスティ・カーニンガムさま。
いつもありがとうございます。
このたび担当させていただいたライターの草摩一護です。


ちなみに迷子の青年のお話は草摩の実話です。
くぅ。30分ぐらいさ迷いまくりました。(><。
トランクなんぞ無くっても立派に迷子に。。。
いえ、あれは絶対に地図が悪いんですが。


トランクが純粋な子ども、という推測がとても面白かったです。
そこから今回のお話を書かせていただきました。
トランクの視点、トランクの中にあった日記、というのも故に。
セレスティさんの描写を書くのも面白かったですが、またトランク視点を書くのも面白く。
ある意味、トランクはストーカーでしたよね。喫茶店での行為は。^^
逃してたまるものか、と追いかけて。
でもラストはあっさりとセレスティさんにふられて、黄昏てしまっていましたけどね。^^
セレスティさんがトランクで遊んで楽しんだように、PLさまにも楽しんでいただけていましたら幸いでございます。


それでは今回はこの辺で失礼させていただきますね。
本当にご依頼、ありがとうございました。
失礼します。