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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


調査コードネーム:脱皮するパンダ
執筆ライター  :ゆうきつかさ
調査組織名   :草間興信所
募集予定人数  :1人〜

------<オープニング>--------------------------------------

「ねえねえ、パンダって脱皮するの、知ってた?」
 満面の笑みを浮かべながら、久遠・美麗(くおん・みれい)が手に入れたばかりの知識を語る。
 とある人物からの依頼を受け、草間が野良パンダの調査に乗り出しため、美麗が小遣い稼ぎのために頭を下げて仕事を貰ってきたらしい。
「んなワケねえだろ! 馬鹿にしているのか!?」
 住んでいたアパートを追い出された事もあり、鬼頭・一哉(きとう・かずや)が不機嫌そうに美麗を睨む。
「本当に何も知らないのね? パンダが脱皮するなんて常識よ。いまどき小学生だって知ってるわ」
 勝ち誇った様子で胸を張り、美麗が高飛車な笑い声を響かせる。
「‥‥そうだったのか。俺は何も知らなかったんだなぁ」
 あまりのショックにたじろぎながら、一哉がどんよりと沈んだ空気を漂わせる。
「最近、大変だったものね。競馬なんかに手をつけるからよ」
 呆れた様子で一哉を見つめ、美麗が大きな溜息をつく。
「仕方ねぇだろ。絶対に儲かるって言われたんだから!」
 紙切れと化した馬券をビリビリと破り、一哉が悔しそうに涙を流す。
「その結果がこれでしょ?」
 ダンボールの家を指差し、美麗がジト目で一哉を睨む。
「もし良かったら丈夫なダンボールを分けてくれよ」
 ガムテープを使ってダンボールの強度をあげ、一哉が捨てられた子犬のような表情を浮かべる。
「お店で捨てられているダンボールがあるけど、物凄くセクシャルなデザインよ」
 SMクラブで仕事を始めたせいもあり、美麗が冷たく答えを返す。
「それじゃ、遠慮しておくか。身体は暖かくなりそうだが、心は寒くなりそうだな」
 青ざめた表情を浮かべ、一哉が激しく首を横に振る。
「それじゃ、少しバイトしてみない?」
 妖艶な笑みを浮かべながら、美麗が妖しく和也の耳元で囁いた。
「‥‥バイト? 確かに……金がないしなぁ」
 お尻に危険を感じたため、一哉が青ざめた表情を浮かべて視線を逸らす。
「そんなに警戒しなくていいのよ。‥‥簡単な仕事だから。脱皮している間のパンダを守ってほしいの。脱皮中のパンダは無防備だから‥‥」
 一哉が勘違いをしていたため、美麗が慌てた様子で首を振る。
「そんな事でいいのか? お安い御用さ! 相手は誰だ? 悪徳業者か?」
 嬉しそうに立ち上がり、一哉がポンと胸を叩く。
「パンダ柄の全身タイツを身に纏った戦闘員よ。‥‥物凄くマゾな」
 真剣な表情を浮かべ、美麗がキッパリと応える。
「なんだそりゃ!」
 そして一哉がガムテープを叩きつけ、美麗にツッコミを入れるのであった。

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「このパンダの護衛をすればいいんですね」
 一生懸命になって脱皮をしようとしているパンダを見つめ、風宮・駿(かざみや・しゅん) が苦笑いを浮かべて呟いた。
 パンダの脱皮は数時間から数日ほどかかるため、鬼頭・一哉(きとう・かずや)のダンボールハウスを利用する事にしたのだが、なかなか古い皮から身体を出す事が出来ないため、とても苦戦しているようだ。
「どうでもいいが俺の寝る場所がないんだが‥‥」
 寝袋の中で縮こまり、一哉が不満げに愚痴をこぼす。
 美麗から前金でいくらか貰っている事もあり、あまり文句が言える立場ではないのだが、さすがに腹が立っている。
「体育座りで眠ればいいでしょ? それが嫌なら寝袋ごと木の下に吊るしてあげるから」
 満面の笑みを浮かべながら、美麗が仕事で使っている荒縄を用意した。
「わ、わ、分かったよ。しばらくベンチで寝てくるから!」
 寝袋の中に入ったままピョコンと立ち上がり、一哉が涙目になってピョンピョンと跳ねていく。
「あの〜。一哉さんって美麗さんの彼氏さんですか?」
 一哉がダンボールハウスを去った後、駿が美麗の耳元に近づきボソリと呟いた。
「まさか!? ただの友達よ。腐れ縁って言うか。可愛いペット?」
 パンダの脱皮を見守りながら、美麗が冗談まじりに微笑んだ。
「ペットですか。‥‥本人がこの場にいたら、泣きながらダッシュで何処かに行きそう感じですね」
 ほんの少しだけ一哉に同情し、駿が持参したストーブの温度を上げておく。
 パンダが脱皮するためには一定以上の温度が必要になるため、たまにチェックしておかないとうまく脱皮が出来なくなる。
「あ、これは一哉に内緒ね。気づいていると思うけど‥‥」
 ハッとした表情を浮かべ、美麗が気まずく両手を合わす。
「ええ、もちろんです。これでも口が堅い方ですから」
 そして駿は苦笑いを浮かべながら、美麗にむかって小さくコクンと頷いた。

「たくっ‥‥、何で俺がこんな思いをしなくっちゃならねぇんだ」
 サナギから美しい蝶に変身する過程を見せるようにしながら、一哉が寝袋の中から抜け出し不満そうな表情を浮かべて愚痴をこぼす。
 寒さで身体が冷えたため、自動販売機で缶コーヒーを購入すると、煙草に火をつけ溜息をつく。
「‥‥んあっ? 電話か?」
 神経質なミニパンダに気を使ってマナーモードにしていた携帯電話が鳴ったため、一哉が煙草を咥えたままポケットから携帯電話を取り出した。
 この携帯電話はジュジュ・ミュージー(ジュジュ・ミュージー)から借りたもので、バイトを探している一哉にとってはエクスカリバー並に偉大な代物である。
「はい、もしもし‥‥。うがっ!」
 それと同時に『テレホン・セックス』を憑依し、一哉がキリリッと凛々しい表情を浮かべてジュジュの指定した場所まで走り出す。
「‥‥あれか」
 ホームレスが拾おうとしていた紙袋に狙いを定め、一哉がスライディングをかまして掴み取る。
 紙袋の中にはジュジュがコスプレショップで注文したパンダ柄のコスチュームが入っており、着替える場所を探すため一哉がトイレに駆け込んだ。
「せ、清掃中だと!」
 あまりの衝撃に汗を流し、一哉が唇を噛み締める。
 すぐに着替えなければミニパンダが襲われてしまうかも知れないため、一哉がチィッと舌打ちするとその場で服を脱ぎだした。
「ねー、ママ。あれ何ー?」
 小さな子供にアンダーゾーンを指差され、一哉の表情が一瞬にしてカチコチに凍りつく。
 『テレホン・セックス』に操られているため、多少の事なら何の問題もないのだが、最悪の場合ポリスマンのお世話になるため、一哉もひどく動揺しているようだ。
「しっ‥‥、見ちゃいけません」
 慌てて子供の両手を塞ぎ、母親と思しき女性が何処かに電話をし始める。
「マ、マズイ‥‥」
 それと同時に一哉が全裸のままで母親に当て身を食らわせ、子供にむかって爽やかな笑みを浮かべると、コスチュームを持ったまま全速力で逃げ出した。
「か、格好イイ!」
 見知らぬ子供に間違ったヒーロー像を植えつけた事にすら気づかずに‥‥。

「ひょっとしてミニパンダを狙っている戦闘員って、前にもパンダを狙っていた人達かしら? 噂じゃ、パンダの脱皮した皮って高値で売れるらしいから、それを狙っているのかも‥‥」
 美麗からの連絡で一哉のダンボールハウスを訪れ、シュライン・エマ(しゅらいん・えま)がミニパンダの脱皮を見守った。
 脱皮はうまくいっているのか分からないが、古い皮の中から可愛らしいお尻が見えるため、あまりストレスを与えない方がいいようだ。
「とりあえずミニパンダの脱皮が終わるまで守ってあげないとね。パンダ柄の全身タイツを身に纏った戦闘員からさ」
 使い捨てカイロの風を切り、美麗が苦笑いを浮かべて呟いた。
「ところで戦闘員ってただのマゾじゃなくて、物凄くマゾなのよね? だったら放置プレイなんてどうかしら? 目の前に目的のものはいるのに、声も立てれず動けないままの自分を想像してみなさい、と、強く高圧的に言えばそれなりにやってくれそうな気がするけど‥‥」
 双眼鏡を使って公園の様子を窺いながら、エマが素朴な疑問を口にする。
 戦闘員達は真性のマゾであるが、上の命令には絶対のため、ミニパンダの奪取をメインにする可能性が高い。
「とにかく試してみる価値はありそうね。もちろん、失敗した時の事も考えて常に警戒しておくけど‥‥」
 最悪の場合も考えて作戦を練っていき、エマが公園の隅を見つめて大粒の汗を流す。
 そこには全裸で隠れる場所を探している一哉の姿が見えており、エマが呆れた様子で視線を逸らして溜息をつく。
「あれ? 何かおかしなものでも見たの?」
 エマの様子がおかしかったため、美麗が心配そうに首をかしげる。
「いえ、なんでもないわ。そろそろ春が近いから‥‥」
 慌てた様子で首を振り、エマが乾いた笑いを響かせた。
 ここで本音を言うのは楽だが、色々な意味で修羅場になりそうな予感がするため、出来るだけ自然な雰囲気を漂わせ、エマが額に浮かんだ汗を拭う。
 双眼鏡越しに一哉と目が合った事を伝える事が出来ないまま‥‥。

「物凄くマゾな戦闘員ですとッ!? ‥‥フッ、そんなものは私の手にかかれば、美中年のおみ足を捻るようなもの。この『キング・オブ・ぇむ』リュウイチ・ハットリが軽く捻っておしまいになってさしあげましょうぞ!」
 戦闘員にマゾッぷりに妙な対抗心をメラメラと燃やし、リュウイチ・ハットリ(りゅういち・はっとり)が拳をギュッと握り締める。
 妙にテンションが高いためか、美麗にすぐさまドツかれた。
「おぅっ‥‥、ナイスツッコミですっ! この一発があれば、ご飯が3倍食べられます〜っ!」
 辺りに血反吐を撒き散らし、リュウイチが空ろな瞳で親指を立てる。
 さすがに美麗の一撃は効いたのだが、ここで倒れるほどヤワではない。
「早くしないと戦闘員達がパンダセンサーを使ってこの場所を特定するわ。その前に何か対策を練っておかないと‥‥」
 リュウイチの背中をハイヒールで踏みつけ、美麗がイライラとした様子を浮かべる。
「パンダセンサーですとッ!? ‥‥フン、そんなもの。私にはこの究極アイテム『ぇすぇむセンサー』があるッ! これの力ですぐにこの私にふさわしいご主人様を見つけてくれるわ!」
 帽子に挿してある一本の羽根を手に取り、リュウイチが気合と共に放り投げた。
「こら! ふざけている場合じゃないでしょ!」
 ハイヒールの踵でリュウイチの背中を踏みつけ、美麗がブチブチと愚痴をこぼす。
「おお、あれこそわたくしめの求める女王様!」
 そしてリュウイチは羽根が生えたように飛び上がり、羽根の示した相手にむかって飛びついた。

「おお女王様! このわたくしめに御仕置きプリーズ!」
 恍惚とした表情を浮かべ、リュウイチがCOELAS・SCHRAIN(シーラス・シュレイン)めがけてダイブする。
「女王様って‥‥。違いますよ。色々な意味で‥‥」
 すぐさまリュウイチの顔面に蹴りを放ち、COELASが華麗に着地を決めた。
「だ、大王様ですね‥‥」
 血溜まりの中でグッタリと倒れ、リュウイチの魂がヒョロリと抜ける。
「何だか幸せそうな表情を浮かべているわね。抜け出した魂の方も、物凄く元気に辺りを飛び回っているし‥‥」
 暴走族の如くハイスピードで空を飛ぶリュウイチの魂をマジマジと見つめ、美麗が呆れた様子で溜息をつきながら、魂の尻尾部分を掴み取りそのままリュウイチの口へと放り込む。
「おお、三途のリバーが見えました」
 よほどあっちの世界が気に入ったのか、リュウイチが恍惚とした表情を浮かべる。
「とにかく可愛いパンダさんの身は私が守ります! ですからご安心を!」
 視界の隅で怪しげなダンスを踊るリュウイチを血祭りにあげたいと思いながら、COELASが美麗にむかって微笑んだ。
 脱皮するパンダと聞いてムカついているのも事実だが、それ以上にピンク色を愛するリュウイチを締め上げたい気分らしい。
「そんなに熱い視線でわたくしめを見るなんて‥‥。心と心が通じ合っている証拠ですねー」
 少女マンガの如く瞳をキラリと輝かせ、リュウエイチがCOELASの手を握る。
「‥‥仕方ありませんね」
 とうとう我慢の限界に達してしまい、COELASがリュウイチの顔面にビンタを浴びせ、用意しておいたロープでリュウイチの首根っこを縛り上げた。
「エ、エクスタシーッ!」
 再び天国が見えたのか、リュウイチがピョコンと飛び上がる。
「早く戦闘員が来るといいですね。‥‥でないとリュウイチさんが大変な事に‥‥」
 そしてCOELASはリュウイチを見つめて含みのある笑みを浮かべると、拳をプルプルと震わせるのであった。

「‥‥ミニパンダはあの中か」
 いつもの様に衛星からの画像中継でミニパンダの行方を追跡し、ブラック・ドリルガール(ぶらっく・どりるがーる:以下BDG)が美麗達の姿を発見する。
 ダンボールハウスのまわりで何人かの男達がじゃれあっているが、全く警戒している様子はないようだ。
「いまのところパンダは無事というわけか。それにしても隙だらけだな。こんな状況で本当にパンダを守れるとでも思っているのか?」
 上空から美麗達の様子を窺いながら、BDGが呆れた様子で溜息をつく。
 この様子だとこのまま強襲しても、ほとんど問題はなさそうだ。
「‥‥という事はあれが噂の戦闘員か。これは‥‥使えるな」
 少し離れた場所で妙な鳴き声をあげている戦闘員を発見し、BDGが怪しくニヤリと笑って飛んでいく。
「パンダ、パンダー!」
 分かりやすい鳴き声をあげながら、戦闘員がBDGのまわりを取り囲む。
「私を倒すつもりなのか? ‥‥甘いな」
 ルーンカードの『マンナズ』(自我・謙遜)をドリルバイザーにラウズし、BDGが超音波発生装置を使って戦闘員を催眠状態にして支配下に置く。
「さて‥‥楽しませてもらおうか」
 そしてBDGは戦闘員を引き連れ、パンダの奪取にむかうのだった。

「大人しくパンダを渡してもらおうか」
 ダンボールハウスの周りを取り囲み、BDGが戦闘員を従え美麗達に警告する。
「渡せるわけがないでしょ! こっちだってお金を貰っているんだから!」
 大きく頬を膨らませ、美麗がBDGに対して文句を言う。
「覚悟は出来ているというわけか。‥‥やれ!」
 すぐさま戦闘員に合図を送り、BDGが迷わずテントにむかって飛んでいく。
「パンダちゃんのハートが欲しいのなら、わたくしめを倒してみなさぁい! うぐっ‥‥」
 BDGの前に勢いよく飛び出そうとしたのだが、COELASがロープを持ったままだったため、首がキュッと絞まってグッタリした。
「まだ死ぬには早過ぎますよ! ‥‥一緒に戦いましょう」
 天国と地獄を行き来するリュウイチを揺さぶり、COELASがパンダ柄の全身タイツを身に纏った戦闘員を激しく睨む。
 戦闘員のパワーはそれほど高くないため、COELASが本気を出せばあっという間に撃退出来る。
「そっちはみんなに任せたわ。私は命懸けでミニパンダを守ってみせる!」
 ダンボールハウスの入り口を塞ぎ、エマがミニパンダの脱皮を見守った。
 既に体の大半は外に出ているため、あとは大きな頭だけである。
「変身!」
 タロットカードの『世界』を取り出し、腰に現れたベルトのバックルにある宝珠『マルクト』(王国)にカードを読み込ませ、駿がソニックライダーに変身するとBDGの前に立つ。
「‥‥あれはダンダリアン!?」
 駿の纏っている強化服を睨みつけ、BDGが驚いた様子で口を開く。
 TI社からかねてよりの指令でダンタリアン回収があったため、BDGがパンダ奪取を後回しにしてソニックライダーと交戦する。
「この場面‥‥。何処かで見たような気が‥‥」
 一瞬だけかつての記憶が蘇り、ソニックライダーがバランスを崩して膝をつく。
「喰らえ!」
 左手のドリルをフル回転させ、BDGがソニックライダーの命を狙う。
 それと同時にパンダノコスチュームを纏った一哉が現れ、クールな笑みを浮かべて駿を守る。
「あ、あなたは‥‥」
 謎のヒーローが現れたため、ソニックライダーが名前を聞く。
「‥‥俺か。俺はパンダの味方『パンダーマンZ』! とおっ!」
 デーモンの力によって戦闘力が急激に上がっている事もあり、一哉がパンチを放っただけで地面に大きな穴が開き、BDGが険しい表情を浮かべて後ろに下がる。
「コイツは化け物か。ここは一旦退却だッ!」
 ソニックライダーとパンダーマンZのふたりを相手にするのは分が悪いと思ったため、BDGが戦闘員を見捨てて涙目まじりに逃げていく。
「黒幕は逃げてしまったようですね」
 素っ裸にされた戦闘員を逆さ吊りにし終え、COELASがBDGの消えた空を睨む。
 既にBDGの姿はないが、このままで終わる予感がしない。
「みんなお疲れ様。ミニパンダの脱皮も終わったわ。ほら、見てツルツルよ」
 そしてエマはツルツルになったパンダを抱き締め、複雑な心境に陥るのであった。
 何か騙されているような心境に陥りながら‥‥。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号/ PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

 2980/風宮・駿/男/23歳/記憶喪失中 ソニックライダー(?)
 0585/ジュジュ・ミュージー/女/21歳/デーモン使いの何でも屋(特に暗殺)
 0086/シュライン・エマ/女/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員
 4310/リュウイチ・ハットリ/男/36歳/『ネバーランド』総帥
 4489/COELAS・SCHRAIN/男/44歳/モデル
 2644/ブラック・ドリルガール/女/1歳/戦闘用クローン人間

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■         ライター通信          ■
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 どうも、ゆうきつかさです。
 NPCである鬼頭一哉君のイラストが完成しました♪