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黄昏は笑う〜夢〜
●序
ゆらゆらと、陽炎のように揺れる。ゆらゆら、ゆらゆら。いつしかそれが、青き炎へと変化していくのだけを見ていた。
ゴーストネットに、新しいスレッドが出来ていた。今、ネット世界で話題になっている現夢世（げんむせ）というオンラインゲームについてのものである。
プレイヤー登録も、遊ぶ為のツールダウンロードも、用意されたイベントへのアクセスも、全てが無料である。自分の視点で進み、様々な場所で起こる出来事を体験できたり解決できたりするという、自由度の高い世界性と、やりこみ要素の高いゲーム性。無限に広がる多彩なイベント。リアルに進んでいく時間等のシステムで人気が高い。一つのイベントに、特定の人数しかアクセスできないのも大きな特徴だ。だが、結局誰が作っているのかは未だに不明である。
題名は『特殊アイテムについて』で、その内容は「現夢世において、特殊アイテムがあるというが本当かどうか」だった。それについては様々なレスがつき、その中で一際目立つものがあった。
「題名：特殊アイテムについて 投稿者：ショウ
そんなに欲しいのなら、その場所を用意しよう。場所は月鈴の湖。時刻は明日午後６時にしようか。本当に変わりたい者だけが入ってきて、探してくればいいよ」
「題名：駄目だよ 投稿者：しょーじ
その特殊アイテム、危ないよ。変わるっていう意味が違う。自分が自分じゃなくなるんだよ。絶対に、行ったら駄目だよ」
その書き込みに対し、賛否両論が飛びかった。それでもいいから、特殊アイテムが欲しいという者や、やっぱりやめた方がいいという者。それらを纏めるかのように、再び書き込みがある。
「題名：なら 投稿者：ショウ
どうしても止めたいのなら、止めてみれば？明日の正午に特殊なゲートを開くから、止めたければ止めに来ればいいじゃないか。……ただし、自らの力でね」
書き込みは、それで終わりだった。そのため、だんだんそのスレッドは下へ下へと潜っていくのであった。
●誘
探している。何を、だなんて言われても困るだけだけれど。ずっとずっと探しつづけているんだ。……気が遠くなるほどに。
シュライン・エマ（しゅらいん えま）は、件の書き込みを見つけて一つ溜息をついた。
「これは……前の昭二くんの」
シュラインは呟き、再び溜息をつく。前にあった、突如人格が変わってしまった少年がいたことを思い出したのだ。その少年が使っていたキャラクターが、確か『ショウ』であった。
（また、あのゲームに入ることになるなんてね）
シュラインは小さく苦笑する。現夢世で使われぬキャラクターが暴走し、自らの意志を持ってしまった存在を総称して『キョウ』と呼ぶ。書き込みから、ショウがキョウになってしまったのではないかというのは容易に想像できるのだ。
「だとすれば……昭二くんに確認を取った方がいいかもしれないわね」
昭二少年だけが、特殊アイテムを手に入れたことがあるのだ。ならば、昭二にアイテムの詳細を確認してみた方がいいのかもしれない。
シュラインはふと、書き込みに目を向けた。すると、そこには投稿者「しょーじ」が新たに書き込みをしていたのだ。
『明日の正午に入ろうとしている人がいれば、僕でよければ力になります。明日の１０時に、公園で待ってます』
「……公園、ね」
シュラインは小さく呟く。そうしてパソコン画面から目を離し、窓の外を見つめる。青く透き通った空の色に、目を細めながら。
翌日１０時、公園でシュラインは待った。すると、向こうから見慣れた金髪に派手な格好の青年がこちらに向かって歩いてきた。真名神・慶悟（まながみ けいご）だ。
「あら、奇遇ねぇ」
「この件に関わるのは久々なんだが……相変わらずか？」
慶悟の言葉に、シュラインは苦笑しつつ頷いた。慶悟は「そうか」とだけ答え、溜息をつく。
「そう、変わるようなものじゃないわ。……それは、あなただって感じていたでしょう？」
「確かにそうか……」
今度は慶悟が苦笑する。
「あの……」
話していた二人の後ろから、少年が一人現れた。シュラインはにっこりと笑う。
「昭二君、元気だったかしら？」
「うん。……もう、あのゲームもしてないよ。ネットをうろついてはいるけどさ」
何があったのか、という顔をしている慶悟に、シュラインは苦笑しながら口を開く。
「昭二君はこの間、現夢世で特殊アイテムを手に入れたのよ」
「特殊アイテム……という事は、それを手に入れた状況は覚えているのか？」
慶悟が尋ねると、昭二は俯き首を振る。
「曖昧にしか、覚えてないんだ。僕はあの時、余りその……正気じゃなくて」
「キョウ絡みという事か」
慶悟はそう言い、溜息をつく。キョウに関わってしまうという事は、本人に意識がはっきりあるかどうかすら怪しいのだ。気づいたら変わっていた、という事は珍しくない。
「だけど、そのアイテムを手に入れたのは間違いないんだ。僕はあの時、本当に変わりたかったから……」
昭二は言いながら、言葉を濁す。昭二にとって、特殊アイテムを手に入れたことは最早苦い思い出でしかない。思い出しても嫌な思いしかしないのだ。
「ねぇ、昭二君。そのアイテム……何か色がついていなかったかしら？」
「色？」
「そうねぇ……群青色とか」
昭二の顔つきが変わった。シュラインが口にした『群青色』に反応したのだ。
「うん……そうだ……そうかもしれない」
「昭二君がキョウに関わってしまった時、群青色の目になっていたから」
慶悟に向かって、シュラインが説明する。慶悟は「ふむ」と言いながら手を口元に持っていく。
「群青……青、か。指示された場所も、確か湖だったな」
「関連があるのかしら？」
「まだ分からないが、全くの無関係というわけでもないだろう」
「そうね。無関係にしてしまっては、いけないのかもしれないし」
シュラインと慶悟は互いに顔を見合わせ、頷きあう。そんな中、昭二は「あ」と声をあげる。
「あまり関係ないかもしれないけど……僕がアイテムを手に入れた時、声が聞こえたんだ」
「声？」
慶悟が聞き返すと、昭二はこっくりと頷きながら口を開く。
「笑いながら、確かに言ってた。『強く望むのなら、作られるよ』って」
シュラインと慶悟は再び顔を見合わせた。
「作られるって……そのアイテムは、キョウが作ったものなの？」
「分からないけど……」
「シュライン、奴は『作られる』といったんだろう？ならば、作ったのはキョウではないんじゃないか？」
慶悟の言葉に、シュラインは「そうね……」と言いながら考え込む。
「情報、有難う。何とか頑張ってみるわ」
シュラインはそう言い、昭二に向かって手を振った。
「あの、僕がこんな事を言うのも変だけど……気をつけて」
「大丈夫だ。色々、ありがとう」
慶悟はそう言い、すっと手をあげた。そうしてシュラインと慶悟は互いに顔を見合わせて頷きあい、一番近いインターネットカフェへと急ぐのだった。
●湖
欲しいのは手段だ。自分に与えられた情報で、たった少ししか与えられていない知識で、得られたのは方法だけだった。それを実践するしかなかったんだ。
インターネットカフェにつくと、シュラインと慶悟は別々のパソコンの前に座り、互いに手をひらひらとさせてからマウスを握った。
「……これね」
現夢世のトップページに行くと、予告通りの入り口があった。
『特殊ゲート……ここは特殊アイテム入手阻止をする為のゲートです。阻止以外の目的では入れません』
「ええ、阻止目的で行くわよ」
シュラインは悪戯っぽくそう言うと、特殊ゲートをクリックした。途端、シュラインは目の前が一瞬真っ白になるのを感じ、ゆっくりと意識が下降していくのであった。
＜ＤＩＶＥ＞
目を開けると、そこは夜だった。空を見上げるとぼんやりとした三日月が浮かんでいる。
「ここが月鈴の湖……」
シュラインは呟き、辺りを見回した。蔦の絡まった門があり、表札のように『月鈴の湖』と書いてある板がかかっていた。パソコンからアクセスしてれば、場所の確認をしやすい位置となっているのかもしれない。
「相変わらずみたいだな」
気づけば、隣に慶悟がいた。ほぼ同時期に入ってきたのだ。同じタイミングで同じ場所にいたとしても可笑しくは無い。
「本当に夜なのね。群青色だったら、判別つきにくそうだわ」
「三日月だけでは、光は心もとないからな」
「勿論、そのための準備だけはしてきたけど……」
シュラインはそう言いながら、ポケットから小さな懐中電灯を取り出した。が、とりあえずはポケットに入れなおす。
「シュラインさん、それに真名神さんも」
中から声がし、その方を見るとセレスティ・カーニンガム（せれすてぃ かーにんがむ）が立っていた。
「ああ、いらしたんですね。第二陣ですか？」
その後ろから、ひょっこりとマリオン・バーガンディ（まりおん ばーがんでぃ）が顔を覗かせた。
「ええ、もう見つかったかしら？」
シュラインが尋ねると、更にその後ろから声が響く。
「まだですよ。……流石にすんなりとは見つけさせてはくれないようで」
声の主を見ると、桐崎・明日（きりさき あした）が立っていた。いつもにも増して冷たい眼をしている。女性にそのような目をしたまま言葉をかけることなど、ほぼないといっても過言ではないというのに。
「……ただ闇雲に探そうとしても、何もならないだろうな」
慶悟はそう言い、足を踏み入れた。それに続き、シュラインも中に入った。その瞬間、蔦が絡まっていた門がギギギという軋み音をさせて閉まった。一同はそれを見、しばらく沈黙をしてしまった。
「……以上、という事か？」
ようやく、ぽつりと慶悟が口を開いた。
「まあ、そうなんでしょうね。これ以上は誰も入らせない、という事なんでしょう」
マリオンはそう言い、溜息をついた。
「徹底しているというか……ある意味徹底していないというか」
セレスティはそう言い、苦笑した。
「徹底していないというのは、どういうこと？」
シュラインが尋ねると、セレスティは「だってそうでしょう？」と言ってから続ける。
「徹底したいのならば、こんな特殊アイテム入手を阻止させるようなイベントをする必要な無いんですよ。勝手に進めてしまえばいいだけです」
「それは俺も感じていました。……尤も、そんなクソみたいなアイテムなんて入手阻止して当たり前なんだけどな」
眉間に皺を寄せながら、明日が言った。
「まあいい。今は先にその特殊アイテムを手に入れる事が先だ」
慶悟はそう言い、ゆっくりと歩き始める。懐から符を取り出し、式神を呼び出す。それらに辺りを探らせようというのだ。
「私達も探したのですが、怪しいのは……」
セレスティはそう言い、湖に視線を動かした。
「そうね。そこが一番、怪しいわよね」
シュラインはそう言いながらゆっくりと近付いた。他のメンバーも、同じように湖に近付く。
「……どうして三日月なんだ？」
慶悟がぽつりと漏らす。
「月の鈴、という玲瓏たる月を思わせるというのに、三日月では様にならんだろう？」
「私は、月の鈴っていうからには音が聞こえると思っていたんだけど」
シュラインは苦笑しながらそう言った。
「こういう特殊イベントって、その場所でしか発生しないものなのかもしれませんね。そうなると、発生する場所自体をどうにかするって思うんですけど」
マリオンはそう言いながら、うーん、と考え込む。
「この湖が怪しいのは分かっているのに、どうして何も出来ないんですかね？この水になにか秘密でも？」
明日はそう言いながら湖に触ろうと手を伸ばした。すると、リン、という音が鳴り響く。
「……今、水から音がしませんでした？」
セレスティはそう言いながら、皆を見回した。皆、神妙な顔をして頷く。
「どうして水からそんな音がするのかしら？」
シュラインはそう言いながら明日のように手を伸ばした。本当ならば『ぱしゃ』というような音がする筈の水はやはり、リン、と鳴り響いた。
「だから、月鈴の湖なのか……」
妙に関したように明日が呟いた。その時、慶悟がはっとして湖に浮かぶ月を見つめる。
「おい、あの三日月が多少満月に近付いていないか？」
慶悟の言葉に、皆が立ち上がって湖の月を見つめた。それから、空を見上げる。空の三日月よりも、湖に浮かぶ月の方が多少満月に近付いている。
「水面……鏡……キョウ」
ぽつり、とシュラインが呟いた。
「変化……そう、変化なんですね」
ぽつり、とセレスティも呟いた。それぞれが考える言葉が、思わず出てしまったかのように。
「だから、ボートなんて必要なかったんですね。湖に浮かぶ月を何とかするのは、直接行く事ではないから」
マリオンが、ぽんと手を叩きながら納得した。
「……馬鹿げてる。ふざけてるとしか言えねぇな」
ちっ、という舌打ちとともに、明日が呟いた。吐き捨てるかのような言い方だ。
「本当ならば、草木の生育は月を追ってなる事象だから、周囲の草木を五行の水気を充てて生育させて月を満ちさせようと思っていたんだが……手間が省けそうだ」
慶悟はそう言うと、手をすっとあげて式神達を戻らせた。そして、一斉に水音をたてさせる。リンリンと激しく鈴の音が鳴り響く。それに伴い、月が満ちていく。
「月は満ち、空に浮かぶ三日月とは変わった姿となる」
ぽつり、と慶悟が呟いた。そうして、月はついに満月となった。空に浮かぶ三日月とは全く違った姿を、その湖の上に現したのだった。
●鏡
狂っているというのならば、とっくに僕は狂っている。そんな事は分かっているんだ。それでも、僕の望みを叶えたい。僕には願わずにはいられない望みが、確かにあるのだから。
満月となった月から、光が溢れてきた。群青色の光だ。群青色の洪水は辺りを照らし、６つに分裂して５人の元に一つずつ落ちていった。
「お見事」
ぱちぱちという手を叩く音が聞こえ、５人は顔を上げた。手の中には群青色のコインがある。
「そんなに阻止したかったんだね。僕もびっくりだよ」
手を叩いていたのは、全身を黒に包み、髪と目が群青色の青年だった。
「あなた、ショウね？」
シュラインが言うと、こっくりと頷いた。
「あいつ、もうログインしなくなったから。僕は昭二のＰＣだからね、自由に動けるようになってなによりだよ」
くつくつとショウは笑った。
「もう昭二君はゲームをしていないんですね。良かった」
安心したかのように、マリオンが言った。おそらくは、ショウが言いたかった事とは違っているのだろうが。
「ねぇ、用意された居場所って、元は誰のものなの？このアイテムは変わるんじゃなく、入れ替わるものなんでしょう？」
「元は誰のものだなんて、僕だって知らない。そのアイテムは、僕が作ったんじゃないし」
シュラインの問いに、ショウは答える。
「なんなんですか……このアイテム。人のあり方を丸ごと変えるなんて」
明日はそう言い、手の中のコインをぐしゃりと握りつぶし、ショウを睨みつける。
「虫唾が走る。……殺してやりたいくらいにな！」
「ははは……あはははは！そうそう、そんな感じ。そういうの、僕、大好き」
「貴様！」
明日の握り締めた飛針が空を舞う。それは確かにショウを捉え、ショウの左肩にぶすりと突き刺さった。が、血は一滴も出なかった。
「残念だね。僕、こういうのでは死なないんだ。勿論、多少のダメージは受けるんだけど」
ほら、と言いながらショウは左手を差し出した。左肩から先が、さらさらとした群青色の砂へと変わっていた。
「どうしてこのような事をする？目的は何だ？」
「僕はただ、望まれているからやっているだけなんだけどね」
慶悟の問いに、ショウはそれだけを答えた。なくなってしまった左腕を、つまらなさそうに見つめながら。
「……何故、徹底させなかったんですか？ただ特殊アイテムをばら撒きたいだけならば、このようなことはしなくて良かったでしょう？」
「徹底させなかったんじゃなくて、それじゃ意味が無いからだよ。僕の……僕らの目的には」
ショウは初めて自らを複数形で話した。つまりは、キョウ化したＰＣ達の目的があるという事なのだろうか。
「君らに手渡したそのアイテム、好きにしていいよ。……まあ、阻止したいんだったら底の人みたいに壊すんだろうけど」
ショウはそう言い、ちらりと明日を見た。明日は再び飛針を構えたが、次の瞬間、光に包まれてしまった。
「そのアイテムを作ったのは僕じゃなくて……」
ショウの言葉が響く中、マリオン・セレスティ・シュライン・慶悟の四人も次々にアイテムを手の中でぐしゃりと潰していった。何とも呆気なく、簡単にアイテムは崩れていった。それと同時に、皆、光に包まれていく。
「僕じゃなくてね……」
ショウの声が光の中で響き渡す。くすくすという笑い声が響いてくる。
「……黄昏だ」
最早、誰の声かも特定できなかったが、笑い声とともに確かに誰かが言っていた。耳の奥には、いつまでも笑い声が響いて離れる事は無かった。
●終
実験は実験でしかなく、実践に入るにはまだ心もとない。それでも、進むしかないのだと感じている。それは予感ではなく、確信。
「くだらないね」
ぽつり、とキョウは呟く。
「ねぇ……そう思わないかい？僕はこうしているのに、僕は……」
キョウは呟き、くすくすと笑った。目は虚ろなままだが、口元は笑みを浮かべているままだ。
「僕は、こうしていて……こうやって……」
キョウは立ち上がる。足元にある湖を虚ろな目のまま見下ろした後、何も未練が無いかのようにくるりと踵を返した。
後に残った月鈴の湖には、真っ黒な新月が浮かんでいるのであった。
＜黄昏は笑いながら・了＞
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■ 登場人物（この物語に登場した人物の一覧） ■
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【 0086 ／ シュライン・エマ ／ 女 ／ 26 ／ 翻訳家＆幽霊作家＋草間興信所事務員 】
【 0389 ／ 真名神・慶悟 ／ 男 ／ 20 ／ 陰陽師 】
【 0604 ／ 露樹・故 ／ 男 ／ 819 ／ マジシャン 】
【 1883 ／ セレスティ・カーニンガム ／ 男 ／ 725 ／ 財閥総帥・占い師・水霊使い 】
【 3138 ／ 桐崎・明日 ／ 男 ／ 17 ／ 最悪（フリーター） 】
【 4164 ／ マリオン・ガーバディ ／ 男 ／ 275 ／ 元キュレーター・研究者・研究所所長 】
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■ ライター通信 ■
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お待たせしました、コニチハ。霜月玲守です。この度は「黄昏は笑う〜夢〜」にご参加いただき、本当に有難う御座いました。如何だったでしょうか？
今回は「現」「夢」の二部作のうちの後半となっております。一応「夢」だけでも分かるようにはしておりますが、至らぬ点があればすいません。また、＜ＤＩＶＥ＞の部分でログインしております。
シュライン・エマさん、いつもご参加有難う御座います。三日月と音に注目いただき、有難う御座います。キョウの意味まで考えていただけて、嬉しいです。
今回は個別の文章となっております。時間がある時にでも、比べてくださると嬉しいです。
ご意見・ご感想等、心よりお待ちしております。それではまたお会いできるその時迄。
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