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<東京怪談ウェブゲーム ゴーストネットOFF>


バスジャックされましょ♪




□発端

 件名 冬の肝試しツアー! 名前 みーこ

 東京の下町に超スーパー心霊スポット発見しましたぁ!**って場所なんだけど、みんな知ってるかな?
 1人で行くのは怖いけど、どーせだったらみんなで一緒に行ってみたいって子がいたら一緒に行きませんか!?
 待ち合わせは○×バス停に明後日の午前6時!遅刻厳禁だよ!
 いきなり参加もOKだけど、みーこに事前に言ってくれると嬉しいな。
 それじゃぁ、みんなで一緒に肝試しに行こう〜!


 掲示板に書かれたそれには、いくつかレス付けがされていた。
 その大半が「私も行く」と言う参加表明だった。・・これだけ人が行くのであれば、それなりに面白いだろう。
 みーこはここの常連だった。
 いつも怪しげな心霊スポットを見つけては肝試しツアーを立てている・・。
 今まで参加したことはないが、丁度その日はあいているし・・気晴らしにでも行って見るか。


 当日

 ○×バス停にはそれなりに人が集まっていた。
 しかし、このうちの誰が参加者で誰が一般人だかはわからない・・・。
 午前6時。
 バスは滞りなくバス停から発車した。
 **はバスの終点だった。つまり、何も気にせずにこうしてバスに揺られていれば着いてしまうのだ。
 流れてゆく景色をじっと見つめる。
 外は寒そうだった。待ち行く人々は重苦しいコートを着て、マフラーで首をぐるぐるに巻いている。
 その点バスの中は暖かく快適だった。
 いくつかの停留所が過ぎ、人が降りたり乗ったりを繰り返している。
 最初はぎゅうぎゅうだった車内だが、今では空席がいくつかある。
 多分、○×バス停からずっと乗っている人物の大半が肝試しに行く連中だろう。
 そんな事を考えながら窓の外を見ていると、丁度止まったバス停で3人組の男達が乗ってきた。
 サングラスをかけ、大きなマスクで口元を覆い、頭にはニット帽をかぶっている。
 ・・・なんだかおかしい・・・。男達は、右手を薄汚れた緑色のジャンパーのポケット部分に突っ込んでいる。
 その3人を飲み込んだ後で、バスが音を立てて発車する・・・。
 「おい、てめぇら手を上げろ!!」
 3人組の内の1人がそう高らかに宣言し、ジャンパーのポケットから拳銃を取り出した。
 残りの二人も同じようにジャンパーのポケット部分から拳銃を取り出す。
 そして、1人が車内に向けて撃った。
 それは丁度誰も座っていない椅子に当たり、座席のシートを貫通した。
 「おらっ!手ぇあげろっ!」
 「このバスは今、ジャックした!てめぇら大人しく従えっ!!」
 3人組のうち1人が車掌に拳銃を突きつけ、1人が乗客へと銃口を向ける。
 


■発生

 桐生 暁は、ニヤリと小さく微笑むと大人しく両手を顔の真横にあげた。
 しかしその微笑みは直ぐに押し殺す。
 バスジャックされているのに・・微笑んでいるなんて、どう考えても常識的に間違っている。
 自己を守る術の無い人間の大半は、そう思うだろう。
 しかし生憎暁には自己を守る術がある。
 だからこうして他の人よりも余裕で構えていられるのだ。
 暁はグルリと車内を見回した。
 同じように余裕で構えているものもいれば、恐怖に打ちひしがれているものもいる。
 暁は目の前で銃を構える2人組を見つめた。
 手元がかすかに震え、銃口が上下している・・・。
 どう見ても素人だ。
 綿密に計画は立てていたのだろう。しかし、凶悪犯特有の慣れや余裕が見られない。
 つまりは、崩す事はそれほど難しくないと言う事だ。
 ふっと零れそうになる笑みを必死に堪える。
 さて、まずは・・・。
 「ねぇ、犯人さん。俺さぁ、ちょーっと思ったんだけど・・」
 「・・・なんだ!?」
 ピリピリとした声で、2人組の内の一人がこちらに銃を向けた。
 その指は震えながらもしっかりと引き金にかかっている。
 どこかの席で誰かが息を飲む音がはっきりと聞こえた。
 「車掌さんってさ、意外と人質には向いてないんだぜ?んな事もしらねェの?」
 「・・・なんだと・・?」
 「車掌さんに銃を突きつけたまま運転させてて、緊張のあまり運転ミスして事故ったってケース、よくあんじゃん。」
 「じゃぁ、どうしろって言うんだ?」
 「大体さぁ、よく考えてみなよ。車掌さんだってコレが仕事なわけなんだし、お客さんに怪我人出したらまずいわけっしょ?」
 「つまり・・客の中で人質を決めろと?」
 マスクが僅かに動き、男が微笑んだ事を教える。
 車掌に向けて銃を突きつけていた男が無言で銃を下ろし、2人組の内の一人に指示を出す。
 この男がリーダーなのだろうか・・・?
 他の2人とは違い、それなりに度胸がある・・つまり、場慣れしていると言うことだろうか?
 指示を出された男が、すぐ近くにいた老人の手を引っ張った。
 よろりとおばあさんがよろけ、力なくその場に座る。
 青ざめた顔に銃口が突きつけられ・・・。
 「あ〜、その人は駄目でしょ。ほら、お年寄りには優しくしなくっちゃあ。ね?」
 ニコっと口元だけの微笑を作る。
 瞳は真っ直ぐに、サングラスの奥に潜む瞳を見つめている。
 「本当、なんにも知らないんだねぇ。お年寄りって、運転手さんの次に人質には向いてないんだよ。逃げる時なら、なおさら・・ね?」
 「・・じゃぁ、なんだ?お前が人質になるのか?そんな偉そうな口きいてっけどよ。」
 「俺が?う〜ん、そうだなぁ・・。そのおばあさんを放すって言うんなら、良いよ?」
 「へ〜ぇ、こりゃ相当なフェミニストがいたもんだなぁ。」
 「そんならお前、さっさとそのばあさん放してやれよ。」
 ドンと、半ば突き飛ばすようにしておばあさんを席に座らせ、リーダーらしき男が暁に向かって手を差し出した。
 暁は素直にその手をつかむと、大人しく銃口をつきつけられた。
 「謝るなら、今のうちだぞ。」
 耳元で低く男が囁き、暁は少しだけ顔をしかめた。
 生暖かい息が耳にかかり・・・とにかく気持ちが悪い・・・。
 こんな中年のおっさんに耳元で囁かれたって嬉しくないんだよ。
 苦々しく心の中で吐き捨てながら、しかめた顔を元に戻す。
 「俺、なにか謝らなきゃならない事したっけ?」
 にっこりと、何も分からないような微笑を見せる。
 それははたから見たら酷く場違いな笑顔であったが・・・。
 「はっ、お前、名前はなんて言うんだ?」
 「桐生 暁。」
 「見た所・・高校生か?」
 「そうだよ、17歳。おじさんは・・・30代後半から40代前半って感じ?」
 カっと、男の表情が見る見る変わっていく。
 無論表情なんて見えない。しかし、気配で分かる。
 “凄く動揺している”と言う事が・・・。
 ドンと、避けようもないほど急に突き飛ばされ、暁は咄嗟に出そうになる手をグっと引っ込めた。
 鈍い音が全身を駆け巡り、衝撃で息が詰まる。
 運転席の真後ろのシートに突き飛ばされた暁は、数秒間むせた後ですぐに呼吸を取り戻した。
 背後の席で子供が叫ぶ声が聞こえてくる。
 「ママ!お兄ちゃん死んじゃうよ!!!」
 ・・・勝手に殺さないでくれ。
 暁は苦笑交じりに心の中で呟くと、身体を起こした。
 「席に座ってほしいんだったら、もっと先に言ってよね〜。ちゃんと素直に座ったのに。んな、突き飛ばさなくったっていーじゃん。」
 「・・・お前は、まだ自分の立場を理解していないようだな。」
 ジャキリと胸元に銃口を突きつけられても、暁は微動だにしなかった。
 「銃を見るのは初めてか?おもちゃじゃないんだぞ?」
 「おじさんは銃を持つのは初めてじゃないね?」
 真っ直ぐに見つめたサングラスの奥で、微かな動揺が走るのが分かる。
 それと直結して、銃口もかすかに揺れる・・・。
 「でも、他の2人は初めてだ。・・・違う?」
 「お前・・」
 にこっと、暁は無垢な笑顔を振りまいた。
 それは見ようによっては凄く純粋な、穢れのない微笑だったかも知れない。
 けれど“見ようによっては”小悪魔的な微笑だった。
 酷く女性的な甘い微笑み・・・。
 「おじさん達、何してきて逃げる途中なの?そーだな・・・銀行強盗?」
 ビクリと、3人のうちの1人が肩を震わせる。
 ・・・ビンゴ。
 「そうだ、銀行強盗やって来たんだよ。なんでお前が知ってる?」
 「ん〜?勘??」
 キョトリとした顔で、小首をかしげる。
 そもそも、それは典型的な銀行強盗スタイルではないのか??
 テレビや漫画、その他諸々で紹介される銀行強盗は、皆一様にそのような格好をしている・・・。
 「それじゃぁ・・・暁。俺達の逃走ルートは勘で答えられるか?」
 リーダーらしき男が始めて暁の名前を呼び、隣に腰掛ける。
 「そうだなぁ。あの山を越えたら一本道でそのままハイウェイになっちゃうから、近くの山林で用意してあった車に乗り換えて・・・」
 「はっ、やっぱ暁もガキだな。そんなメジャーな手段を・・・」
 「乗り換えたと見せかけて、このままバスで山を越える。その先には料金所がある。その直ぐ近くにはサービスエリア。」
 暁は窓の外に視線を彷徨わせながら静かに言葉を紡いだ。
 隣に座った男が極度に緊張するのが気配で感じる。
 「サービスエリアでお金を下ろし、待っている仲間に引き渡す。自分達はそのままバスで数キロ先のサービスエリアまで・・・」
 1人が持った大き目のボストンバッグにチラリと視線を投げた時、隣の男が暁の腕を思い切り引っ張った。
 「暁。お前は人質だ。このままどこかまで連れて行って、殺す。・・・けどな、チャンスを与えてやる。」
 やけに鼻に付く物言いで、男は暁の腕をしっかりと握った。
 ・・男と腕組んだって何も楽しい事はない。
 「お前は頭がきれる。仲間にしてやるよ。」
 ・・チャンスを与えるも何も、暁に選択権はなかったではないか。
 なんて自己中な・・。
 「俺が?おじさん達の仲間?冗談、無理だね。」
 「だから、チャンスを与えてやると言った。」
 ジャキリと、乾いた音を立てて銃口が先ほどの親子を狙った。
 “お兄ちゃん死んじゃうよ!”と叫んだ少年の身体に、一直線に銃口が伸びる。
 「なんのチャンス?」
 「お前が承諾すれば、あのガキは生き残る。お前が拒否すれば・・」
 「あの子が死んじゃうってワケ?それってチャンスとは言わなくない?」
 「もともと子供は嫌いなんだよ。」
 「つまり・・最初から」
 「殺すつもりだったって言ったら、お前はどう思う?」
 “最低”以外に思いようがあるのなら教えてほしい。
 「それってさ、俺が承諾すればあの子は助かるってわけだよね?」
 「あぁ。」
 「ふーん。それで、おじさん達は俺を仲間に引きずり込んでどうするつもり?何の役にも立たないと思うけど?」
 「それだけ頭がきれるんだ、役に立たないって事はないだろう?」
 「そうかなぁ・・。ま、良いや。それじゃぁ仲間になるよ。俺のせいであの子が死んじゃったら嫌だしね。」
 「良い子だ。」
 男は立ち上がると、手を差し伸べた。
 暁はその手を素早く払うと、男の子に向かって突きつけられている銃口を蹴り上げた。
 乾いた音が車内に響き、バスの天井に小さな穴が開く。
 「おじさん達さぁ、分かりやすすぎ。俺がどう言おうが、引き金を引こうとしてた。違う?」
 暁は小さく微笑むと素早い動きで、唖然とその場を見つめていた男の銃も取り上げ、ついでに2人とも手刀で眠りの世界へと送り出した。
 「俺はアンタ達の仲間にはならないよ。意地でも・・ね?」
 にこっと可愛らしく微笑むさまは・・完全に小悪魔だった。
 暁はその表情のまま、残る1人の銃を取り上げて・・突きつけた。
 「騙されたアンタ達が悪いんだよ。でもさ、ちょーっと考えれば分かりそうなものじゃん。俺が、アンタ達の仲間になる事なんて・・絶対無いって。」
 「ただのガキだと思ってたんだよ。」
 「ただのガキだよ、俺はね。」
 「嘘付け。ただのガキが銃にビビらないはずがねぇ。・・・お前、何者だ?」
 「桐生 暁。さっき言ったでしょ?」
 「うそ・・」
 「か、どうかを決めるのはアンタじゃない。」
 暁はすっと目を細めた。
 それは先ほどまでの小悪魔的でやんちゃな微笑とは違い、それこそ年齢不相応の微笑だった。
 美しい外見、金色の髪、そして・・恐ろしいほどに妖しく輝く赤の瞳。
 薄く微笑む口元は、カレに確実な敗北を告げる。
 「銃を下ろせ、暁。」
 「それを決めるのも、アンタじゃない。」
 「撃つのか?」
 「さぁね。・・・どーかな?」
 ニヤリと、微笑む。
 一切の感情を排除した微笑みは、見るものを惹きつけ、恐怖の底に叩き落す。
 それでも目が離せないのは・・きっと瞳の奥に感情が残っているせい・・。
 男が目を閉じ、背後で誰かが息を飲む声が聞こえた。
 暁はそっと息を整えると・・・。





 車内に響く乾いた音は、いっそすがすがしいくらいに冷たかった。
 それは生命の終わりを暗示しているかのように・・・。
 無情で、無機質で、突き放すような音だった。






 「アンタが、あの子に向かって引き金を引いてたら・・」
 暁の声だけが静かに室内に響き渡る。
 エンジンだけが五月蝿くしゃべり続ける、そんな無音の空間で、暁だけが薄い微笑を浮かべる。
 「迷わず撃ってたかもね。アンタに向かって。」
 男の直ぐ横で煙を上げる小さな穴が生々しい。
 暁は銃を服の裾で拭うと、ポイと床に放り投げた。
 「人の命を奪おうとする時、同時に自分の命が奪われるかもしれないという事を考えなくちゃいけない。」
 バスがゆっくりとしたスピードでバス停に止まり、運転手が慌てた様子で無線の向こうに状況を伝える。
 「人の命を奪っておいて、自分の命は奪われる事を拒むなんて、どう考えたっておかしいでしょ?命なんて、皆平等の価値なんだから。」
 ふっと、暁は小さく微笑んだ。
 それは下を向いていたために、誰にも見られる事はなかった。
 自分と、バスの床だけがその表情を知っていた。
 哀しさと混じる、様々なモノ。
 「人は常に命を奪われる危険と、命を奪う危険。両方の危険の中で生きてる。だけど俺は・・・。」
 “人の命を奪う事はしたくない”
 そう続くはずだった言葉を飲み込み、暁はそっとバスから降りた。
 運転手の静止も聞かずに、ただ一目散にバスを後にする。
 ・・・だって、銃刀法違反で逮捕されたくないもん!
 と言う少々格好悪い現実は置いておくとして・・・。
 「アンタ!ちょっと待ちなさい!」
 ガシっと背後から腕を取られて、暁は思わず振り返った。
 先ほど同じバスに乗っていたおばあさんだ・・人質になりかけて、暁が身代わりになった・・。
 「顔、すりむいてるよ。」
 「え?」
 触れたそこ、ぬるりとした感触が指先に伝わる。
 そして見る・・“血”と言う名の自身の証。
 「あ、本当だ。血が出てる・・。」
 「ちょっとしゃがみなさい。」
 暁より大分背の低いおばあさんが、顔を下げるようにチョイチョイと手で合図をする。
 それに素直に従うと・・ピっと、血が出ている部分に絆創膏を貼り付けられた。
 「・・いっ・・。」
 それは僅かな痛みを伴うもので、暁が思わず顔をしかめる。
 「家に帰ったらちゃんと消毒しときなさい。」
 「はぁ〜い。」
 「それと・・さっきは助かったね。」
 ふっと小さく微笑みを覗かせると、おばあさんはクルリと暁に背を向けてバスへと戻っていく。
 「おばぁさん、長生きしてね。」
 「当たり前だ。」
 小さな呟きが、力強い言葉となって暁の耳に届く。
 「お兄ちゃぁ〜ん!助けてくれて、ありがとっ!!」
 バスの窓を開けて、手を振るのは先ほどの少年だった。
 満面の笑みで大きく手を振る、その姿は生気に満ち溢れていた。
 暁は小さく手を振り返すとすぐに背を向けた。
 夕暮れ近くで潤む陽が、穏やかに暁の背中を照らす。
 振り向かない。
 そう決めた暁は、目の前に続く道を真っ直ぐに歩いていった。



 「お客さん!これから事情聴取だってばっ!!」
 そんな運転手の声は無視して・・・。






 〇後日談


  件名 人捜し! 名前 みーこ

 この間の肝試しツアーで、うっかりバスジャックにあっちゃったんだけど・・・。
 金髪赤目の超カッコイイ☆人が助けてくれたの!
 そこで、人捜し〜!!
 名前は“桐生 暁”って言うみたい。偽名か本名かはわかんないけど・・多分本名!
 情報提供者には、お礼します!


 そしてその下にはいくつかレスが付いていた。
 どれもこれも皆、暁の知り合いばかり・・・。
 挙句全部が『その人知ってるけど、お礼って?』と言ったものばかり・・・。
 「もしかして俺、普通に売られてる??」
 暁は物凄く遠くを見つめると、そっとため息をついた。


   〈END〉


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 ■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  4782/桐生 暁/男性/17歳/高校生兼吸血鬼


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 ■         ライター通信          ■
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 何時もありがとう御座います!
 そして、この度は『バスジャックされましょ♪』にご参加いただきありがとう御座いました。
 ライターの宮瀬です。
 私の描く暁様は、お茶目で悪戯っぽくて、可愛らしい感じなのですが・・今回はカッコ良い暁様を!と思い執筆いたしましたが如何でしたでしょうか?
 ・・・けれどやっぱり最後は小さなおちがついて・・・。
 お気に召されれば嬉しく思います。


   それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。