コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談・PCゲームノベル>


All seasons 【穏やかな日々】



■本日の扉■


 桐生 暁は、普段と同じように夢幻館に足を踏み入れると、そっと1つの部屋に忍び込んだ。
 そろそろとベッドに近づき、その上で瞳を閉じている梶原 冬弥をそっと見つめた。
 すやすやと小さな寝息を立てながら眠り込む冬弥。
 暁はニヤリと小さく微笑むと、そっとその布団の中にもぐりこんだ。
 「うぅん・・・。」
 冬弥が眉をしかめながら寝返りを打つ。
 顔が暁の直ぐ近くまでくる・・・。
 「と・う・や・ちゃん。」
 「うぅ〜・・・」
 「お・き・て☆と・う・や・・・」
 パチリ
 冬弥が瞳を開け、暁の瞳と合わさる。
 その間、数秒。
 「どぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!?!???!?!?」
 のけぞった冬弥が、凄まじい勢いで後退し・・・ズデンと、ベッドから落ちた。
 その驚きようには流石にこちらも驚いてしまう。
 あまりにもオーバーリアクション過ぎだ。
 「いってぇ・・・」
 「わわ、冬弥ちゃん、大丈夫!?」
 慌ててベッドから下を見る。
 したたかにお尻を打ったらしく、顔をしかめながら痛む部分をさすっている。
 「もー、冬弥ちゃんってば、起きる時くらいもうちょっと大人しく起きなよねっ。」
 「なんでテメェがいんだ、なんでっ!しかも人の布団に入りやがって!」
 「だぁぁって〜。ねね、冬弥ちゃん、どっか行こうよ〜!」
 「はぁ〜?」
 「ここは夢幻館でしょ?何処かへと続く扉がいっぱいあるんでしょ?」
 「あぁ、まぁな。」
 「好奇心がわかない!?」
 「ワキマセン。毎日此処で生活してるんだから、わくわけないだろう。幾ら命があっても足りやしねぇよ。」
 「ねー、いーじゃん、いこーよー!」
 駄々っ子のようにベッドの上でジタバタと暴れる暁に、冬弥は小さくため息をつくと、立ち上がった。
 「しゃぁねぇなぁ。」
 「本当!?冬弥ちゃん、大好きっ!」
 「はいはい。」
 めんどくさそうに頷くと、冬弥は1つだけ大きなあくびをした。
 冬弥の自室を出ると、暁はめちゃくちゃに夢幻館の中を歩いた。
 そして・・・1つの扉の前に立った。
 「この扉、どこにつながってんだろー!」
 「開けてみりゃぁいーだろ。」
 「うん。」
 1つだけ頷くと、暁はノブを回して押し開けた。


□学校に出ちゃいました□


 「・・・って、学校じゃん!」
 暁はそう叫ぶと、肩をすくめた。
 目の前には見慣れた建物、なじみの風景・・・。
 「学校・・ね・・・。」
 ポツリ、呟く冬弥の声はどこか寂しげだった。
 「まいっか。ココが俺の学校で〜す!」
 冬弥の前に出て、背後に聳える建物を紹介する。
 「お、やっほ〜!」
 昇降口から出て来た男の子の集団に、暁は愛想良く手を振った。
 「あれ?暁じゃん!?」
 「お前、どうしたんだよ!?」
 「え、ちょっとね〜。あ、コイツらが俺のダチだよ〜。」
 「あ・・・あぁ・・・。」
 「おい、暁!?誰だよ、この超美形な人はっ!?」
 1人がそうきき、暁は冬弥の腕をぐいっと引っ張った。
 「で、こっちが俺の愛しの君w」
 おぉ〜っと言う歓声に、カクリと冬弥は脱力した。
 つまりは、暁の友達=類は友を呼ぶとでも言うのだろうか・・・?
 ここにいる全員が暁に見えてくる。
 「・・・ゴメン・・・。」
 急に声のトーンを落とした暁。
 そして、その前に立っている一人の少年・・・。
 「お前の事も好きだったんだけど・・もっと好きな人が出来たんだ。」
 「暁・・・。」
 「俺が悪いんだ!だから、責めるなら俺を責めてくれ!冬弥は何も悪くないんだ!」
 「いや・・・俺が、お前の心を繋ぎとめてやれなかったから・・・。」
 「お前っ・・・。」
 周囲は涙涙で成り行きを見守っている。
 中には律儀にハンカチを取り出して目元を拭っているやつまでいる。
 「・・・おいおいおいおい・・・。」
 「冬弥ちゃん!何も言わないで!これはコイツと俺の問題だからっ!」
 「・・いや、もう良いんだよ暁。どうか・・・幸せに・・・。」
 「ごめん・・・。」
 「おい、だから・・ちょっと待てって・・。」
 「冬弥さん、どうかコイツを・・幸せにしてあげてください・・・。」
 「だから、ちょっ・・・」
 「うん。俺ら、幸せになるよ。」
 わーっと、歓声が上がる。
 拍手拍手に包まれる校庭のど真ん中。
 「ちょっと待て!俺の話をきけっ!」
 そんな必死な冬弥の訴えも、歓声が全て消し去ってしまう。
 なんと非力な存在なのだろうか。
 冬弥は全てを諦めると、くたっと力を抜いた。
 暁1人でさえも、何を言っても聞かないのだ。
 こんなにも沢山の暁がいたのなら、なおさら冬弥一人の意見は塵以下なのだろう。
 そんな諦めモードの冬弥に気がついた暁が、思わず苦笑する。
 「ありゃ。冬弥ちゃんがすねちゃうからまた今度遊ぼうな〜。」
 「おう!んじゃ、またな暁っ!」
 「お〜!」
 「冬弥さんも、また今度一緒に遊びましょうね?」
 「あぁ、こっちに来てくれればいつでも暇だからよ。」
 冬弥はそう言うと、ポケットから一枚の名刺を取り出した。
 右隅に小さく夢幻館と表記されており、中央には梶原 冬弥と印刷されている。
 そして左隅には住所と電話番号・・・。
 更にポケットからペンを取り出すと、さらさらと裏側に何かを書き付けて、その場にいた全員に配った。
 「俺の携帯番号。なんかあったら、いつでも電話していーからな。」
 ふわっと、穏やかな笑みを浮かべると、冬弥は手を振った。
 去って行く、一行の姿を見送りながら、暁はニヤニヤと冬弥を見つめていた。
 「・・・で、なんだよ。キモチワリィなぁ。」
 「ん〜、冬弥ちゃんは、そうやって自覚のないところがまた面白いよな〜と思って。」
 「あぁ!?」
 「あの中の何人か、冬弥ちゃんに恋しちゃったかもよ〜?」
 「はぁ〜??」
 「ほら、俺と同じよ・う・にっ☆」
 「・・まじ、暁は1人で勘弁だわ。」
 そんな冬弥のボヤキに、暁はふっと微笑むと、その腕を取った。
 「それじゃぁ、学校の中でも探検しようか!」
 「おいおい。」
 「だってここは、夢幻館から繋がってたんだから!夢幻館の一部でしょ?」
 「まぁ、そう言えなくもないわな。」
 「ほら、早くっ!」
 「わぁったから、引っ張るなっ・・・。」


■走って走って跳んでシュート■


 ぐるぐると校内探検をしているうちに、暁と冬弥は体育館まで来ていた。
 中ではバスケ部の生徒達が、ダムダムとボールをついては走り回っている。
 「お〜!バスケだ〜。冬弥ちゃん、バスケは出来る?」
 「・・馬鹿にしてるのか?」
 「まさか。んじゃぁ、勝負!」
 「おい、だから、なんでお前はこう、事あるごとに俺に勝負をふっかけるんだよ!?」
 「だから、俺が負けたら俺をあげるから、冬弥ちゃんが負けたら俺と付き合おうね〜って何度も・・」
 「どっちがどう違うんだよ!?」
 「俺をあげるって言うのは、こう・・・ニュアンスがね?」
 「ぜんっぜんわかんねー!!」
 「ほら、ぶつくさ言ってないで早くコッチコッチ!」
 暁はコートの中に走って行くと、冬弥を手招きした。
 近くにいた部員の一人に声をかける。
 「なぁ、俺らもちょっと入っていー?」
 「おぉ。暁じゃん。あぁ、ぜんぜんいーよ。今日はコーチもいないし、結構皆暇してたから。」
 「本当!?じゃぁさ、試合でもやんない?」
 「それいーな。んじゃ、みんな集合!」
 ピーッと、甲高い笛の合図でその場にいた全員が集合した。
 「それじゃぁ、チームは・・・」
 「とりあえず俺と冬弥ちゃん・・・あ、この人冬弥ちゃんって言うんだ。梶原 冬弥ちゃん。」
 「・・・ちゃんはどう考えてもいらねぇだろ?」
 「ヨロシクお願いします!冬弥ちゃんっ!」
 低く呟いた冬弥の台詞をまったく無視して、バスケ部全員が声を合わせる。
 ここも、暁天国なのだ・・・。
 「んで、俺と冬弥ちゃんはチーム分けてねw」
 「いーのか?」
 「うん。俺ら勝負してっから。」
 「ふーん。何を賭けて?」
 「俺☆」
 その一言に、ピシっと周囲が凍りつく。
 「だからね、俺が負けたら俺をあげるんだ。んで、俺が勝ったら冬弥ちゃんと付き合うの。」
 「・・・へ〜そっか。」
 少々の間の後で、一同が頷いた。
 「おい、お前ら・・頷いてはいるけど全然意味わかんねぇって顔してんじゃねぇか・・・。」
 「それじゃぁ、部員は俺が適当に分けちゃっていー?」
 「うん、よろしく。」
 暁はヒラヒラと手を振ると、赤いゼッケンを着た。
 そして、緑のゼッケンを冬弥に投げた。
 「さぁ、冬弥ちゃん・・・勝負っ!」
 「暁・・引き分けだ。引き分けを目指すんだ・・・。」
 「問答無用!絶対俺が勝つっ!」
 「だから、引き分けを目指そう!」
 なんとも間の抜けた会話である。
 先ほどの暁の発言より、こちらの発言の方が意に介さない。
 「それじゃぁ、始めっ!」
 ピーッと言う、笛の合図で、ボールが高く宙を飛び・・・冬弥がそのボールを跳んで弾いた。
 それは綺麗な弧を描いて味方の胸に着地し、一直線にゴールへと向かう。
 ドリブルをしながらゴールへと走って行くその背後から、暁はそっと近寄るとほんの少しだけボールに触れた。
 ボールが軌道を変えられて、暁の手の中に入る。
 そのまま驚異的なスピードでドリブルをすると、立ち止まってすっと腕を伸ばした。
 綺麗な弧を描いてボールはゴールへと吸い込まれ、ネットを揺らす事無く地面に落ちた。
 3ポイントシュートだ。
 一気に暁の方に3点が入る。
 「どう?冬弥ちゃん、見た!?」
 「はいはい。上手かった上手かった。」
 「なにその心のこもってない言葉。」
 「敵を褒めてどうするんだよっ。」
 外に出ていたボールが、笛の合図で再びコートの中に戻ってくる。
 冬弥が俊敏な動きでボールを取りに行き、一気にドリブルでゴールへと近づいてゆく。
 そして、先ほどの暁同様、すっと立ち止まると・・・ボールを手放した。
 3ポイントシュート。
 得点が並ぶ。
 「チッ冬弥やるねぇ。で〜も、まだまだっ!」
 笛の合図。
 コートに戻ってくるボール。
 ドリブル・・・シュート・・リバウンド・・・ドリブル・・シュート・・・。
 動く得点。
 走って・・・跳んで・・跳んで・・・走って・・・跳んで・・・。
 夕方近くまで、そのゲームは続いた。


□お宅拝見の時間です☆□


 くたくたになった身体を、体育館の床に広げる。
 天井は高い。
 呼吸が速い。
 心臓の鼓動が、すぐ耳の側で聞こえてくる。
 「っ・・・っつっかれたぁぁぁ〜〜〜。」
 「なんか、身体がいてぇ。」
 「それは歳だよ、冬弥ちゃん。」
 「るっせー。」
 同じように隣でのびている冬弥の横顔をそっと見る。
 瞳を閉じて、肩で呼吸をしている。
 「ほらほら、お二人さん。伸びてないで。」
 部員が二人の肩を抱いて立ち上がらせる。
 「ほとんど2人で頑張ってたもんね。そりゃぁ疲れるだろう。」
 肩をすくめながら言われた言葉に、2人は思わず得点板を見た。
 同じ数字・・・また、同点だ。
 ほっと、冬弥が安堵のため息をつく。
 「あ〜、また同点だったね。んじゃぁ、次の勝負を考えとくから・・・」
 「も〜いらんわっ!」
 冬弥が叫び、ゼーハーと肩で荒い呼吸をする。
 「あ〜あ、ほら、叫ぶから・・。」
 「るっせー・・・。」
 「んで、みんなこの後どうするの??」
 「・・・よし、暁の家に行こう。」
 バスケ部の部長らしき少年が、そう言いきると部員全員が頷いた。
 「は〜??」
 「ほら、行った事ないし!興味が・・・。」
 「まぁ、いーけど。」
 「よし!それじゃぁ来れる人皆で暁のお宅拝見だ!」
 「鑑定できる物があれば、即刻持ち帰り・・・」
 「泥棒かよっ!」


 暁の家まで行く途中で、一行はコンビニに寄った。
 なにしろ、酷く暑いのだ。
 なにか・・・そう、アイスでも・・・と、誰かが言いだしたのだ。
 「やっぱ、部活後のアイスは格別だね〜w」
 カップアイスをぱくつきながら、暁が満足気な笑みを浮かべる。
 「あぁ、まぁ・・・美味いな。」
 冬弥が賛同し、アイスを一口口に放り込んだ。
 暁のはイチゴ味。
 冬弥のはバニラ味だ。
 他の部員も、めいめいが自分の好きなアイスをぱくついている。
 その料金は冬弥が全て出していた。
 何の事はない。
 みんな、アイス選んだか〜?ほら、コレが金だ。買っとけよ〜。
 と言うわけだ。
 なんとも太っ腹である。
 「ね〜冬弥ちゃん、ソレもちょーだいv」
 「あ?ほら。」
 クイクイと暁に袖を引っ張られ、冬弥はスプーンにこんもりとアイスを盛ると、暁の口まで運んだ。
 ぱくり。
 甘いバニラの香りが口いっぱいに広がる。
 「・・おぉっ!あれだよあれ!『ほら、アーンしてっ☆』だよっ!」
 「間接チュー!間接チュー!」
 はやし立てる周囲に、冬弥は思いっきり今気がつきましたと言う表情を浮かべて、小さく舌を出した。
 やってしまったと言う顔。
 思わず暁が噴出す。
 「・・作戦か?」
 「まさか。不可抗力って言葉を覚えた方が良いよ☆」
 「お前の場合は全てが必然な気がしてな。」
 「それは、必然も偶然も同じようで違う物だからじゃない?」
 にこっと、不敵な笑みを浮かべる。
 冬弥は暁をじっと見つめた後で、その頭をぐしゃぐしゃと撫ぜた。


 「何もないトコですがどうぞ〜。」
 暁はそう言うと、鍵を差し込んだ後に扉を押し開けた。
 「お邪魔しま〜す。」
 と言う、挨拶と言うよりは予告と言った感じの言葉を発した後に、どやどやと部員達が入って行く。
 「っつーか、ほんとなんもないじゃん。」
 「ん〜・・・寝に帰ってるだけだしねぇ。」
 暁はそう言うと、玄関を閉じた。
 最後に入った冬弥が、律儀に靴を揃えている。
 「んな事しなくても、俺しかいないから・・・」
 言いかけた暁の瞳に、見慣れた靴が一足置かれているのが映る。
 黒い革の靴・・・。
 「あっ・・・お邪魔してますっ!」
 少々驚いたような、緊張した声・・・。
 暁はそちらに走った。
 そして立っている、見慣れた人物・・・。
 「うお、なんでアンタがいんだよ!?」
 驚いた暁に、その男性は優しい笑みを浮かべてペコリとお辞儀をした。
 「お邪魔してます。」
 「お邪魔してますじゃねーよ。」
 「・・暁?」
 「ん?この人?俺のストーカー。」
 真顔で言い放った暁に、場の空気が凍りつく。
 「・・・暁・・。」
 男性が、ヤレヤレと言った感じで頭を抱え、ため息を1つだけつく。
 「ってのは冗談で、親代わりってトコかな。」
 少しだけ恥ずかしそうに視線を逸らす。
 男性がつかつかと歩み寄り、暁の頭をわしゃわしゃと撫ぜた。
 その瞬間・・・ふっと、暁の顔が変わった。
 まるで子供のような・・・無垢で純粋な喜びの笑顔・・・。
 しかしそれはほんの一瞬だけだった。
 すぐに真顔に戻る・・・。
 「元気にしてましたか?」
 「見ればわかるだろ。何しに来たんだよ。」
 「様子を見に・・・」
 「よけーなお世話。」
 暁はぷいとそう言い放つと、キッチンの方へと足を向けた。
 「こいつ等によけーな事言うなよ。」
 背中越しに釘を刺して、キッチンに消える。
 「・・暁の、お友達・・・ですか?」
 「あ、はい。」
 「そうですか・・・。ああ言う子ですけど、仲良くしてやってくださいね。」
 穏やかで優しそうな人・・・。
 冬弥はそう思うと、ほんの少しだけほっと安堵の息を漏らした。
 こう言う人が、暁の周りにいて良かった・・・。
 そう思った時・・ふわりと甘い温かな香りが鼻をかすめた。
 大き目のトレーに、人数分のカップを乗せた暁が仏頂面でやってくる。
 この甘い香りは・・ココアだろうか?
 「ほら、これ飲んだら帰れよ。どーせなんもないとこなんだから。」
 言いながら、目の前にカップを置いてゆく。
 カップを取り上げ、一口飲む。
 暁も、同じように一口だけ飲む。
 甘い甘い・・・。
 暁はふっと息を吐き出した。
 いつもとは打って変わって、賑わいを見せる室内。
 色とりどりに染まる空気を感じながら、暁はそっと心の中で微笑んだ。
 優しく・・・甘く・・・。


         〈END〉 


 □■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
 ■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
 □■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  4782/桐生 暁/男性/17歳/高校生アルバイター、トランスのギター担当


  NPC/梶原 冬弥/男性/19歳/夢の世界の案内人兼ボディーガード


 □■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
 ■         ライター通信          ■
 □■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□

  この度は『All seasons』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
  そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 
  この度はこちらの諸事情により、納品が大変遅れまして、心よりお詫び申し上げます。


  さて、如何でしたでしょうか?
  今回は穏やかで柔らかな感じを目指して執筆いたしました。
  日常の中での動(バスケのシーン等)と静(ココアのシーン等)を上手く表現できていたらと思います。
  今回は暁様の視点と冬弥の視点が交じり合っているように執筆いたしましたが如何でしたでしょうか?
  お気に召されれば光栄です。
  

  それでは、またどこかでお逢いいたしましたらよろしくお願いいたします。