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<東京怪談・PCゲームノベル>


迷いし君へ 〜未ダ眠ル…〜

■遭遇、捕獲

「困ったわねぇ……お嬢ちゃん、お名前は?」
 休日のデパート。
 化粧品の匂いや、煌びやかな女性でごった返すフロアーからは隔たった書店スペース。
 『本屋』というのは集客効果があるらしい。よって他の店舗よりテナント料金が安いという噂を聞いたこともある――それだけ人が密集する地帯。
 そんな場所にでも、人が寄り付きにくい場所があった。
 専門書を扱うコーナー。興味のない人間にとっては、お高く分厚い、まるでミステリードラマで凶器に使われそうな本がずらりと並ぶ一画。
 現在とりかかっている論文の資料にならないか、と棚から引き出したハードカバーの一冊を元の位置に戻そうとしていた藤井・葛は、雑踏から聞こえてきた声にふっと首を巡らせた。
 目立つ真っ赤なパンツスーツに身を包んだ女性が、一人の子供の手を引き歩いている。店員の姿を探すらしい彼女の声から判断するに、連れの子供は迷子のようだ。
 ヒールはないに等しいパンプス、背伸びをするためにぎりぎりまで反らせた足首を定位置に戻し、安定感を取り戻した体に衝撃が走る。
「……え?」
 うつむいていた子供と目が合う。
 小学校低学年くらいに見える幼い少女。ブルーのワンピースに、袖口にフリルのあしらわれた白っぽい上着。肩口できっちりと切り揃えられた黒髪は。どことなく日本人形を彷彿とさせるような。
 けれど、葛の目を惹き付けたのはそれらではない。
 明らかに日本人と分かる顔立ちなのに、少女の容貌を彩るのは翠色の目――葛と同じ。
「ちょーーーっと! そこの貴女っ! はい、ジーンズに白ジャケの貴女よ貴女!!」
 今度は赤スーツの女性と目が合わせられた――かなり、強引に。


■困惑、現在進行形

「この子、名前も言ってくれないし。なかなか動こうとしないし。かといって放っておくわけにもいかないでしょ。だから暫くこの子、見ててくれないかしら? 私は暇そうな店員さん探してくるから」
 はいっ! と少女の背中を押すのは、火月と名乗った女性。年齢は葛よりいくらか上なぐらいだろう。
「でも……俺、子供の面倒なんて……」
 しまった、と思った時はもう遅かった。
 ドキリと胸を弾むような感覚に表情を変えた葛を、火月は見逃さず『関係者かも』と声をかけてきたのだ。
 確かに、特徴的な瞳の色は葛と同じ。姉妹か――何らかの血縁者に見間違われても仕方ない。
 押しやられた形の少女の姿を見下ろす。近付きすぎたために、視界に入るのは少女の形の良い旋毛と、不安気に揺れる細い肩。
 うっかりすれば壊れてしまいそうに見えるそれに、葛はますます表情を強張らせた。
「そうだ、俺が係の人探してくるから――」
「駄目! どう見ても貴女といる方が目立つもの。本当の連れの人が見つけやすいって! 大丈夫大丈夫、そう簡単に壊れたりしないから」
 ぽんっと気楽に叩かれた肩が、ずっしりと重い。
 子供が苦手というのでもないのだ、自宅には似たような存在がいるわけだし。それなのに、これほど腰が引けてしまうのは、この少女を見た瞬間に自分の脳裏に過ぎった不思議な感覚のせい。
 もしも『母親』になって、子供を産んだらきっとこんな風なんじゃないか。
 自分と誰かの間の子供――……‥・・・・は?
 思考はそこで強制中断。有り得ない、恋を理解できない自分に、そんな日が訪れるはずがない――というか、いったい何がどうしてそんな所へ考えが飛んでしまったのだ。
 いや、まぁ、確かに想いを寄せてくれる人はいるようだけれど。
 実際問題現在進行形でどうしていいのか分からないまま、混迷の日々は続いているわけで。優しく見守られるような視線を向けられると、むずがゆいようなそうでないような。そもそも根本からして何がどうしてそうなっているのかが理解出来ないのだから、対処のありようもない。
 はっきり言って、論文を仕上げるよりもこっちの方がずっと難題である。
 ゲームのように時間をかけてレベルを上げたら何とかなるものでもないようだし、小手先の技で回避して通り抜けることも出来ないし。
「もしもーっし、大丈夫?」
 走馬灯のように駆け巡る思いを垣間見たのか、火月の口から発せられた心配そうな声に葛は我に返った。
 現在所在地は、都心のデパート上層階の書店の片隅。訪れた理由は論文用の資料探し――良い本は見つからなかったけれど――で、諦めてそろそろ帰ろうかとしていた所。
 偶然みかけた迷子連れに気をとられたがために、関係者と間違われて声をかけられた。
 混乱を来たしかけた頭を軽く整理し、いつもの冷静さを取り戻す。
 そしてもう一つ、気付く。
 幼い手が自分の指をきゅっと握り締めている事に。
「ってわけで、決定ね。ミドリちゃんのことお願い♪」
 軽く頭を撫でたら、驚いたように顔を上げられた。
 交差するのは翠の視線、胸に既視感を呼び込むのも仕方ない。
「――って、この子の名前?」
「呼び名がないんじゃ大変でしょ。ってわけで、勝手に仮称『ミドリ』ちゃん。じゃ、私は行くから」
 今度は止める言葉を投げる隙もなかった。翻った真紅のビジネススーツは、あっという間に人ごみの中へととけ込み、視界の中から消えていく。
「………参った」
 もう一度、軽く撫でる。
「ミドリ……ちゃん? これからどうする?」
 髪に触れてくる指の感触が気持ちよかったのか、それともそうされる事が好きなのか。ほわりと無邪気な笑みを向けられ、葛は覚悟を決めた。
 これもきっと何かの縁。
 せめてこの少女が『迷子』でなくなるまでは一緒にいよう、と。


■おにごっこ勝負

「だから、待てって! こら!!」
「いやだもーん」
 小さな体を最大限に活かして、立ち並ぶ大人の林を少女――ミドリがちょこまかと駆け抜ける。
 純粋な体力勝負なら、葛が幼い少女に負けるはずはない。だが、厄介なのはこの人ごみ。走り出そうとすれば、即座に見知らぬ誰かの肩に自分のそれがぶつかってしまう。
「悪い、ちょっと退いて」
 思い出したように時折立ち止まっては、此方の様子を伺っている。そして葛との距離が一定まで縮まったら、再びくるりと身体を翻す。
 まるでじゃれつく小犬のような態度に、彼女が心底自分から離れるつもりはないのだと知りながらも、葛は人々の間を縫うように進みながらミドリを追いかける。
「まったく、俺は何をやってるんだ……」
 すれ違いざま、ぶつかりかけた中年の女性に軽く頭を下げ、小さく溜息をつく。勿論、ミドリのことは目で捉えたまま。
 頬にかかった髪をかきあげれば、指の間からするりと零れていく。癖がないのも、こういう時は少し考え物である。
「ちょっと、待てこら!」
 思わず込み上げてきた大きな溜息に足を止めた瞬間、ミドリがくるりと方向転換。
 どうやらエスカレーターに乗る気でいるらしい。手すりに一度ふれると、軽い身のこなしで反動をつけて一気に数段飛び上がった。
「……本当にただの小学生か?」
 垣間見えるのは抜群の運動神経の良さ。そんなところまで葛にそっくりだ。
 火月の姿が見えなくなってすぐ、少女は何を思ったか握っていた指を解いて走り出した。
 慌てて『ミドリ』と名を呼ぶと、弾けたように声を上げて笑い出す。
『おにごっこしよう! 捕まえたらおねえちゃんの勝ち!!』
 火月に預けられたから、とか、迷子だから、とか。そんな義務感よりも、やはり気になってしまうのは、彼女の正体。
 ただ似ているだけなら、こんなにも胸は騒ぎはしないだろう。脳の奥がチリチリと焼け焦げるような不思議な感覚に突き動かされ、葛はミドリの背中を追いかけることを決意した。
 もちろん、こんな長い鬼ごっこになるとは予想していなかったのだけれど。


■『物』じゃない

「――これ、あんたの?」
 遠慮なくつかまれている襟首に、ミドリが不快そうに自分を捕らえた少年をぎっときつい目で睨み上げている。
「俺の連れってワケじゃないけど――あ、でも」
 不意に物悲しげな翠の瞳に見つめられ、言葉がつなげなくなった。先ほどまでの葛を振り回しながらの笑顔とは裏腹な、酷く傷付いたような色のそれ。
 気まずくなり、視線を反らす。
 都会特有の低い青灰色の空から降り注ぐ紫外線、遮るために翳した手を容赦なく焼いていく。別段、拘って気にするほどのことでもないけれど。
 五月の爽やかでありながら、どこか緊張感を漂わせる陽光に、葛は顔を上げて目を細めた。
 ミドリを追いかけ辿り着いたのはデパートの屋上。夏になるとビヤガーデンなどで解放されるその場所は、今日は子供向けのイベントが開催されていた。
「じゃ、無関係? それなら適当に放るけど」
 屋上直通のエレベーターに彼女がぎりぎりで滑り込んだのを冷や汗もので見送り、その後の便で同じ場所を目指した。後から乗り込んでくる家族連れに、『急いでくれ』という苛立ちと、言いようのない感傷のような複雑な感情が浮かぶ。
 しっかりと手を繋いだ母親と子供、父親の腕に抱かれた子供。親の気持ちは様々かもしれないが、子供の表情は一様に明るく喜びに溢れていた。
 ――手を握り返してやればよかったのかな。
 最初、指を握り締められた時。そうやっていれば、ミドリはこんな風に逃げ回らなかったのかもしれない――否、単純に追いかけっこがしたかったのかもしれないけれど。
 見つけて、手を取る事が出来たら。今度はそうしてあげようと心に決めて辿り着いた屋上、そこで葛を待っていたのは。
「放るって! 物じゃあるまいし」
「持ち主がいないんじゃ、遺失物とかわんないだろ、こんなの」
 季節に合わない漆黒のゴシック風ファッションに身を包んだ高校生くらいの少年と、その手に無造作に掴まれた少女の姿だった。
 状況から推察するに、エレベーターから駆け出した少女が、前方不注意で少年に激突したといったところだろう。少しだけ赤くなった額と鼻の頭をさする少女の姿が、どことなく痛々しい。
「違うだろ、人間と物は違うだろ。その子は俺の知り合いだ、そんなぞんざいに扱うな」
 始めは少年に謝罪しようと思ったのだ、彼女が少年に迷惑をかけたのであれば、それは自分の注意が行き届かなかったからだと。
 しかしそんな気持ちは、二人に歩み寄る葛に発せられた少年の言葉で、深い水底へと沈んで消えた。
 はっきりと『連れ』と明言できなくて、目を反らしてしまったことさえ悔やまれる。
「一緒にいてくれたことには礼を言う。後は俺が面倒みるから、その手を離してやってくれ」
「……へー、アンタって物好き? 今の反応からすると、これどうこうしたからってアンタになんか得があるわけじゃないんだろ?」
「子供を『これ』とか『物』とか言うな」
 少年の腕からミドリを奪うように受け取り、胸に抱きこむ。鼻先を擽るのは、黒髪から立ち昇る仄かな太陽の匂い。
「――損とか得とか、そんなんじゃ推し量れないものもあるだろ」
「さぁ、俺には自分に益があるかどうかが一番重要なもんでね。人間の複雑な感情とかって邪魔なだけ、理解不能」
 それじゃ、お姉さん頑張って。
 嘲笑めいた言葉を残し、少年が二人から離れる。わざとらしく振られた手首は、『荷物』がなくなったことを意味するように見えた。
 確かに、人間の感情というものは理解不能であるけれど。
 けれどだからといって、そんな風に割り切れるものでもない。
「……大丈夫だったか? 怪我とかしなかったか?」
 抱いていた腕を解き、少女を地面へ降ろす。そうして自分もしゃがみこんで、視線の高さを合わせてみた。
 そうすれば、もっと色々なことを知る事が出来るような気がして。
 静かにそっと手を繋ぐ。
 握り返された体温は、ほんの少し自分よりも高かった。


■子供の視点と子供の意見

「おとこの人は顔だけではんだんしちゃダメね」
 自分の顔とそう大差ないサイズのソフトクリームを舐めながら、直前まで興じていたゲームの余韻を引き摺るようにミドリが大きくファイティングポーズを作る。
「なんだ、それは?」
 二人並んで座るのは屋上に設置されたカラフルなベンチ。ソフトクリームをパクつきながら、葛は器用に膝で頬杖をつきながら少女の顔を覗き込む。
 その顔には、黒尽くめの少年に捕獲された後のしょげた気配はもうどこにも浮かんでいない。せっかくだから、と二人で参加したドッジボールイベントの効果はそれなりにあったようだ。
 球技は元から得意な葛、親子参加型のそのゲームでは大いに活躍。小さな少女は、葛の姿に歓声を上げては自分の事のようにはしゃいでいた。
「さっきのコワイおにいさん。かおだけは良かったのに、もったいない」
「……はははは」
 ベンチに座ると爪先が浮いてしまう足をぶらぶら揺らしながら、少女が不満気に頬を膨らませる。確かに、彼女の言うとおりな気はするが、この年の少女にそんな事を言われると、年長者の葛としては笑うしかなかった。
 幼くても、少女も『女性』ということなのだろう。
「なに、その笑いかた。おねえさんもキレイなんだから気をつけなくちゃだめよ?」
 葛の態度が気に食わなかったのか、今度は怒りの矛先が此方へ向けられる。唇を尖らせ可愛らしく睨む様子に、思わず頭を撫でたくなったが、気合でぐっと堪えた。
 そんな事をしようものなら、ますます怒られるような気がしたのだ。子供とは気紛れで正直なものだから。
「ねぇ、おねえさんも『リカイフノウ』って思ってる?」
 ジャケットの袖口をツイツイっと引かれた。体を傾け葛の顔を真下から覗き込んでくる。
「え?」
 不意打ちに、葛の翠の瞳が大きく見開かれた。
「前ね、パパとママが言ってたの。あたしが悪い事して、なんで怒られてるか分かってるかって」
 初夏の陽気に、ソフトクリームがじりじりと溶け出す。危く大きく零れかけた白い塊を口の中にしまい込み、少女は再び座りなおして姿勢を正す。
「分からない時は、自分の心にウソをついてるんだって。だからね、そういう時はちゃーんっと自分の心とお話しなきゃいけないんだよ」
 言いながら、少女はソフトクリームをじーっと眺めた。まるでそれが自分自身の心であるように。それから大きな口を開け、残りの山の制覇を試みる。
 どうやら、なぜこんな話になってのか自分でも分からず、少しだけ緊張したらしい。
 ミドリの様子から、そんな事を読み取り、葛はふっと柔らかな笑みを頬に刻んだ。
「……分からないことはない、か」
 うっかり垂れかけていた自分のソフトクリームをコーンごと片付け、葛は空を仰ぐ。
 自分に分からないもの、それは『誰かに惚れる』という気持ち。けれど、本当にそうなのだろうか? 分からないのだったら、こんな風に考えたりする事もないのではないだろうか。
「自分の心に嘘――か」
 いや、確かにこれまではそうであったのかもしれない。
 けれど今、この胸の内側で燻るものは何?
「おねえちゃん……ひょっとして好きなひといる?」
「――――はぁ!?」
 誰にも知られないはずの奥の奥の、内側の。そんなところのもやもやをズバッと一刀両断されたように、開いた口が思わず塞がらなくなる。
「なぁ……ちょっと、おい」
「あ! ママ!!」
 何がどうなってそんな結論に到達したんだ? 問いかけようとした瞬間、まるで計ったようなタイミングで少女がベンチをひょいっと飛び降りた。
 着地したのは葛の手がギリギリ届かない、そんな距離の向こう。
「じゃぁね! おねえさん!! アイスありがとう。それとね、わからないものはわからないって言ってたら、ずーーーっとわからないまんまだよ!」
 夏の空のように真っ青なワンピースをふわりと踊らせ、次の言葉をかける間もなく少女は屋上の入り口へと駆け出した。そしてそのまま、人ごみの中へと消えていく。
 慌てて立ち上がってその姿を探すが、既に小さな体はどこにも見当たらない。
「……ったく、本当に親だったのか?」
 最後の最後で妙な爆弾を投下して、挙句に絶妙な間で姿を晦まされ。
 しばらくぼんやりとその場に立ち尽くし、すっかり忘れていた火月にどう報告しようと頭を捻る。
 青空の下、翠の瞳が遠くを見遣るように細められた。映し込まれるのは、現在進行形の日常と、かすかな疼きを訴える胸の奥の混合画像。
 考え事の答えは、難解な論文と同じように、何か閃きが降臨するまでは当分頭を痛めることになるかもしれないけれど。
「分からない事を分からないって言ってたら、ずっと分からないまま、か」
 コンクリートで固められた足元を軽くパンプスの爪先で蹴り、ゆっくりとした瞬きを数回。それで世界が劇的に変わるわけではないけれど。
 唐突な迷子に、その少女と過ごした短い時間。
 彼女を『物』のように扱われ気分が悪かったのも、『人』には『心』があると知っているから。
 いや、ひょっとすると。
 それよりも自分の大事な物を軽んじられ、怒りに似た感情を覚えたのかもしれない。なにせあの少女を最初に見たとき、葛は彼女を『未来の子供』のように思ってしまったのだから。
「だーかーらっ、そんなことは――」
 有り得ない、そういいかけて言い澱む。本当に、そうだろうか?
「……まずは、火月って人を探さないとな」
 日に直接照らされたからではなく、はたまた人の熱気に当てられたわけでもなく。ほんのり上気した頬を両手で叩き、葛も少女が消えた方向へと歩き出した。
 様々な答えは、まだどこかに眠ったまま。
 けれど、眠っているものは、きっといつか起き出すだろうから。


『わからないものはわからないって言ってたら、ずーーーっとわからないまんまだよ!』


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名】
  ≫≫性別 / 年齢 / 職業
   ≫≫≫【関係者相関度 / 構成レベル】

【1312 / 藤井・葛 (ふじい・かずら)】
  ≫≫女 / 22 / 学生
   ≫≫≫【 GK+1 / F】

 ※GK……ゲートキーパー略

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■         ライター通信          ■
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 こんにちは。ライターの観空ハツキです。
 この度は『迷いし君へ。』にご参加下さいましてありがとうございました。
 そして……納品がギリギリになってしまい申し訳ございませんでした……(既に恒例化しているのですが;)


 藤井葛さま、初めまして。改めまして、この度はご発注頂きありがとうございました。
 発注文を拝見し、好みのツボど真ん中な内容に思わずクラリとしてしまいました。
 感情の変化とか、もっとしっかりと追えればよかったのですが、上手く表現する事ができず申し訳ありませんでした。
 またGKをご指名頂きましてありがとうございました。展開から名無しの権兵衛さん的登場となってしまい(嫌味な黒服少年です…)更に申し訳ありませんでした。
 何にせよ、これからの葛さんの『恋心』のきっかけに少しでもなっている事を、祈っております。
 そして密かに……お相手の方(?)も大応援しております。

 誤字脱字等には注意はしておりますが、お目汚しの部分残っておりましたら申し訳ございません。
 ご意見、ご要望などございましたらクリエーターズルームやテラコンからお気軽にお送り頂けますと幸いです。
 それでは今回は本当にありがとうございました。