コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談ノベル(シングル)>


Shine


 新緑の季節だからこその新曲と言えるだろう。今回ご紹介するのは、STILL IN LUVの新曲『Shine』だ。もしかしたらタイトルから想像がつくかもしれないが、この曲はやがて来る夏をイメージしたナンバーである。ヴォーカルはメインを張る松田 真赤が明るくパワフルに歌い上げている。作詞と作曲はバンド名義になっているが、ドラムスとキーボードの娘がそれぞれ担当した。ファンの間では定番とも言えるメンバーで制作されたこの曲は、曲間にメンバーそれぞれが歌詞をシャウトする場面が存在する。おそらくライブではこれに真赤のアグレッシブなパフォーマンスが加わり、盛り上がること請け合いだ。なお、誰がどこのソロを歌っているかは曲を聞いてのお楽しみとさせていただく。
 では前置きが長くなったが、さっそく今回の新曲『Shine』を堪能してもらおう。


 ■Shine

  不思議だね Heat Inland 暑くなれば
  ココロが服を脱ぎ始めるんだよね
  スーツの下は Cool Style いつも水着さ
  いつでも人の波を泳いでいける

  Red Sun 身を焦がすほど
  波のしぶきを通って (Shine! Shine! Shine! Shine!)
  灼けつく肌に刺さって (Shine! Shine! Shine! Shine!)
  Full Body 夏のアツさ感じたい

  燃え上がる Shine 太陽が連れてきた
  まぶしくて (Shine!) 狂おしくて (Shine!)
  乱反射する視線の中で
  駆け抜けるパルスを捕まえよう! Shine!


  不思議だね Hot Dream こんな時に
  目の前はもう輝く海が広がる
  頭の中は Good Timing リゾート気分
  いざ砂を蹴り上げて走っていこう

  Blue Sea 満たされるほど
  光に心奪われ (Shine! Shine! Shine! Shine!)
  波が理性流して (Shine! Shine! Shine! Shine!)
  Full Body 夏の魔力のとりこさ

  揺れ動く Shine 気持ちと同じ青空
  まばゆくて (Shine!) 悩ましくて (Shine!)
  蜃気楼がリアルになっても
  覚めないようにがんばればいいさ! Shine!


   Shine! 細かいことは全部ムシして
   Shine! リアルなフェイクを楽しもう!
   Shine! 夢心地が最高にいいのさ
   Shine! 飢えたソウルが潤ってくから
   Shine! 我に返るなんてもったいない
   Shine! 流されていけ、雲の彼方まで!


  Shine! Shine! 素直なままで Shine! Shine! 素顔のままで
  いつも来る夏をもっとアツくするのさ (Shine!)

  燃え上がる Shine 太陽が連れてきた
  まぶしくて (Shine!) まばゆくて (Shine!)
  狂おしくて (Shine!) 悩ましくて (Shine!)
  乱反射する視線の中で
  駆け抜けるパルスを捕まえよう!


  Shine! Shine! Woh,oh oh oh oh!
  Shine! Shine! Woh,oh oh oh oh!
  Shine! Shine! Woh,oh oh oh oh!
  Shine! Shine! Woh,oh oh oh oh……Shine!


 細かい部分では曲中に多く登場するコーラスも工夫が凝らされており、コアなファンならどこでどのメンバーの組み合わせで歌っているかなども楽しめるだろう。またメンバー全員でのシャウトに繋がるまでギターとベース、そしてドラムによる盛り上げはいつものスティルらしさ満点。そして曲の最後もその盛り上がりのまま突っ込んでいく。誘惑の言葉が散りばめられた歌詞とは正反対の力強いシャウト、これがこの曲のらしさを引き出しているのだろう。
 歌詞もさまざまな趣向が練りこまれている。そのもっとも特徴的なのが、男女の区別が明確になっていないところだ。これは作詞担当が『誰でも歌える、誰でも聞けるサマーソング』を意識したからだと思われる。中性的な歌詞イメージが人を選ばずに等しく夏を感じさせるというわけだ。湿った時期を向かえる前だからこそ、この曲で夏や話題を先取りしてみてはいかがだろうか。