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約束
【T】
セレスティ・カーニンガムがドアを開けると同時に向き合った視線はひどく鋭いものだった。制服姿の少女にはどこか似つかわしくないその鋭さはまっすぐにセレスティを捉えて離さない。その向こうで草間興信所の所長である草間武彦が辟易したような体でデスクに頬杖をついていた。
「話しだけでも聞いてやってもらえるか?」
云う声には平素感じることのできない大人のやさしさのようなものが香る。しかし少女が持ち込んだ以来を厄介だと思っていることをその態度が物語っていた。やる気がないのは常のことだといえども、今日は殊更に面倒だと思っているのがわかる態度だ。
「えぇ。お話くらいならいくらでも」
云うセレスティに少女は不意に武彦に視線を返して、どういうことかと詰め寄る。それも無理も無いことだ。セレスティは時折調査の手伝いをすることはあっても正式に興信所の所員であるわけではなく、少女にしてみれば今ふらりと訪れた客の一人にしか見えなかったことだろう。それを説明もなしに話しを聞いてやってくれと云うのはいささか乱暴な気がした。説明を省いたのは面倒だというそれだけの理由だろうが、依頼人である少女に詰め寄られれば武彦も説明せずにはいられない。
ステッキを手に慣れた足取りで応接セットのソファーに腰を下ろし、少女と武彦の間での話し合いが終わるのを待ちながらセレスティは一番初めに触れた少女の視線の鋭さについて考えていた。総ての大人が疎ましく、不満ばかりを抱えているといっても過言ではない十代の多感な時期を過ごしていれば視線も鋭くなるかもしれない。だが、あの視線には確かに僅かながらも殺意のようなものが感じられた。追い詰められて、殺さなければならないのだと思い込んだようなそんな切迫した気配が漂っている。だから刹那、覚られることがなかったとしてもセレスティは怯む自分を自覚したのだ。
「さっきも関係ないような人が来てたの。その時も大丈夫だって云われたけど……本当に大丈夫なの?」
武彦と折り合いをつけたのか短いスカートの裾を気にすることもなく、セレスティの向かいに無造作に腰を下ろして少女が問う。
「少なくともここで見聞きしたことを公にするつもりはありません」
「そう云うなら信用する。……どうせ独りじゃどうしようもないんだもん」
何気なく少女の口から紡がれた信用という言葉がひどく重たい意味を持って室内に響いた気がした。しかし少女はそれに無自覚でさらさらと言葉を続ける。
「人を探してほしいの。私と同い年の女の子。手がかりは同じ高校で同い年だってことだけ。あとメアド知ってる」
「探し出してどうするおつもりですか?」
「見つかったら……見つけ出してくれるなら殺すわ。それが約束だから」
「約束……ですか?」
「そうよ」
はっきりとした声音で答える少女がふとひどく頼もしく見えた。けれどそれが取り繕われたものであるということが、不意に伏せられた目からわかる。何かに戸惑い、躊躇しているとセレスティは思う。
「本当にその約束を果たすおつもりなのでしょうか?」
「勿論よ。そのために探しているんだから」
「もし宜しかったら、どのようなご関係なのかお聞かせ願えますか?」
「友達よ」
さらりと返される答えにセレスティは少女の云う友達はとは一体どこからどこまでを指すのだろうかと思った。メールアドレスを知っているということは、インターネット上での付き合いがあったことはなんとなくわかる。だがそれだけの相手を殺してやることなどできるのだろうか。インターネットを介した付き合いなど細く脆いものだ。
「先ほど同じ高校だとおっしゃいましたが、知り合ったのは学校でですか?」
「違うわ。映画のコミュニティサイトよ。掲示板で知り合ったの」
少女の言葉からは肝心な何かが抜け落ちている。わざと隠そうとしているのか、それとも無意識なのかはわからないけれど約束を交わすことになったきっかけが語られることはない。
「私でよければ失踪した君のご友人を捜索させて頂けませんか?君の通う高校で休んでいる生徒などがわかれば探し出すこともできると思うのですが……」
肝心なことがわからない今はとにかく少女のいう失踪した友人を探し出さなければならないような気がした。二人が揃わなければ解決しない問題もある筈だ。二人の間で何か擦れ違いが生じているのだとした尚更に失踪している友人の存在は必要不可欠だろう。そして何より目の前にいる少女がその友人が現れることを待ち望んでいるような気がした。口では殺してやるのだと云いながら、何よりも友人が帰ってくることを待ち望んでいるのは誰でもなく彼女なのではないだろうか。
「見つかればそれでいいの……」
呟いて俯く少女はひどく果敢ない生き物に見えた。
「もし探しに行くならもう少し待ってみてもいいと思うが」
席を立とうとしたセレスティに武彦が云う。
「一人、一足先に調査に向かっているんだ」
さっきも関係ないような人が来た、そう云った少女の言葉の意味がわかった。一足先に誰かがこの依頼の調査を始めているのだ。セレスティは淡く笑んで、しばらくここで待たせて頂きますと答えた。
【U】
ファルス・ティレイラは都内私立高校の前に張り込んでいた。だからといってあからさまに張り込みの体を示しているのかといったらそうではなく、15歳の外見をフルに活用したさりげなさで下校時刻となり校門から軽やかな足取りで出て来る生徒に片っ端から気さくに声をかけていた。
社会を知った大人とは違って、高校生は年の近い者に対してひどく親切な一面を見せる。他愛も無い言葉をきっかけに、友達なのだと称して先ほど草間興信所に依頼主として訪れた少女の名前を出し、その少女の友達の名前を出す。声をかける生徒の数を増やしていけば自ずと情報は厳密なものになっていった。学校という空間のなかにある関係は人が思っているよりも狭いものだ。噂は瞬く間に広がり、真意のほどが定かではなくともそこかしこに満ちる。幸か不幸か依頼主の少女もその友人も、高校では有名な部類に属する生徒だったようでファルスが依頼主の少女の名前を出すと、大部分の生徒が変わり者の子だよとさらりと答えた。そして失踪した少女は休みがちなおとなしい少女だという。
しかし依頼主の少女と失踪した少女の繋がりを示すと、そんなことがあるわけがないという答え。そうでなければ友達だったことなんて知らなかったと、正反対の二人だから友達になれるわけがないと二人の繋がりを断ち切るような答えばかりが紡がれた。
いい加減二人の繋がりなんてものは本当はなかったのではないかと思い始めていた頃、不意にファルスに声をかける者がいた。真面目の一言で通っていそうなおとなしそうな少女だ。
「あの二人のこと聞いて歩いている人ってあなたですか?」
「あの二人?」
ファルスが問うと少女は依頼主の少女と失踪しているという少女の名前を告げる。
「何か知ってるの?」
これまでとは違う何かが聞ける予感がファルスの声を弾ませる。しかし少女は詳細を知っているわけではなかったようで、ただ一枚の封筒を差し出しただけだった。
「もし何か聞きに来る人がいたら渡してほしいって頼まれたんです。またずっと学校に来てないから何があったのかわからないけど……」
差し出された封筒を受け取りながらファルスは問う。
「そんなに休む子なの?」
「私、話しはするけどそんなに仲がいいわけじゃないからよくわからないんですけど、休むことが多いのは確かです」
しばらくいくつかの言葉を交わしていたけれど、収穫と呼べるものは休みが多いというそれだけだった。少女と別れ、人の往来もまばらになった校門の前に立ってファルスはそろそろ興信所に戻ろうかと思った。歩きながら手にした封筒の封を切って、取り出した便箋に書かれた文字にふと足が止まる。
―――あなたが私を殺すなら、私は自分で自分を殺すよ。
ファルスは便箋を握り締めて興信所目指して全力で駆け出した。
【V】
所内に落ちる気まずい沈黙を一掃したのは、金具が壊れるのではないかというほど勢いよく開け放たれたドアの音だった。所内にいる全員の視線がドアのほうへと向けられて、明らかに取り乱したファルスはそれによってようやく自分が取り乱していたことを知った。
「何か、わかったの……?」
腰を上げて少女が問う。
ファルスは深呼吸を一つして、ゆっくりと少女の前に立った。そして手にしていた便箋を差し出して云う。「失踪した子と面識のある子に渡されたの。―――ねぇ、どういうことなの?」
便箋を目の前に広げ、少女はファルスの問いに答えることなくその場に力なくしゃがみこむ。俯けた面には薄い自嘲するような笑みが浮かび。便箋を握り締める手は細かく震えている。小さく細く響く笑い声はどこかすすり泣くようにも聞こえた。
「一体、どうしたというのでしょう?」
ソファーから立ち上がる。ファルスと少女の間に立ってセレスティが訊ねる。ただ静かに笑い続ける少女を他所にファルスが手短に事情を説明すると、一呼吸置いてセレスティが少女に問うた。
「何か、勘違いをなさっていたのではありませんか?」
「勘違いなんてっ!」
「本当にしていないと云い切れますか?」
「……それは、わからないけど、でも!私たちはきちんと約束したの。だから勝手にあの子が死ぬ筈なんてないの。私に殺されたくないからって勝手に自分を殺したりしない。きちんとそういう約束したんだもの、勝手に死ぬことなんてない」
「では、まだ生きていると信じていられるのですね?」
「当然でしょ」
「ならば安心しました」
あっさりと少女の言葉を信じるセレスティにファルスが異を唱える。それを柔らかに制して紡がれた答えは、短い言葉。
「人はそう簡単に死にません」
「でももしもとのことがあったらどうするの?」
一番初めに便箋に記されていた言葉を目にしたからなのか、動揺するファルスにセレスティは微笑みかける。「本当に自ら命を絶つようなことがあるとしたら、彼女は誰よりも取り乱した筈です。けれど彼女はそうではない。ということは彼女が死ぬことはないと確信しているからではありませんか?少なくとも今は依頼主である彼女を信じればいいと思います。私たちが焦ったところで救えるわけではありませんから」
柔らかな声音で言葉を重ねるセレスティにファルスは言葉を紡ぐのをやめて、少女に視線を向ける。少女は黙り込み、握り締めた便箋を開き改めてそこに視線を落とした。そしてファルスの気付かなかった何かに気付いたとでもいうようにはっと目を見開くと縋るように視線を上げる。
「連れて行ってほしい所があるの」
「連れて行ってほしい所?」
ファルスが問い返すと少女ははっきりと頷く。
「もう随分前に閉鎖された映画館。……死ぬならそこがいいって云ってたの。私も殺してあげるならそこにしようと思ってた。そういう場所。一人で行くわけないと思ってから忘れてた。一人になってあそこ以外に行く所なんてなかったんだ。私もあの子も行き場所なんてどこにもなかったんだもん」
「車は私がご用意しましょう。ただ一つだけ条件があります」
セレスティが云うと所内の視線が一瞬にしてセレスティに集中するのがわかった。
「二人の間に何があったのか、きちんとお話して下さいますか?」
「全部……?」
弱く問う少女にセレスティは軽く頸を横に振る。
「話したいと思うことだけで十分です」
少女の答えは小さな頷き一つだった。
【W】
行きたい奴だけ行けばいいと云って所内に残ることを宣言した武彦と、武彦を一人にしておくと何が起こるかわからないという零を所内に置いて、セレスティとファルス、そして少女の三人はセレスティの持ち物である明らかに高級車だとわかる車の中に在った。後部座席に少女を中心に三人で肩を並べ、向かう先は随分前に閉鎖されたという映画館だ。
少女はしばらくの間、話すタイミングを見つけられないといったような素振りを見せていたが、セレスティが柔らかく言葉を促したのを契機に一つ一つ、言葉を拾い上げるようにしてゆっくりと言葉を紡ぎ始めた。
失踪した友人と知り合ったきっかけ。それは映画のコミュニティサイトだったという。互いに好きな映画、作品の傾向が似ていたこともあってすぐに仲良くなったそうだ。メールを交換し、年齢が近いことを知ってこまめに連絡を取り合うようになり、いつしかインスタントメッセンジャーを使って会話をするようになっていった。
「私たち一人っ子だったから、なんでも話せる姉妹が出来たみたいだったの。家族とも上手く馴染めなくて、学校も楽しくなくて、一人で映画を見ているときが一番楽しかった。でも、あの子と会って初めて誰かと話すのも楽しいことを知ったんだ。それはあの子も一緒で、だからすぐに何でも話せるくらい仲良くなった」
いつからか話題は映画のことばかりではなくなった。家族のこと、学校のこと、自分たちの生い立ちのことや日頃考えていることなど、たくさんのことを話したという。そしていつしか互いにリアルに会ってみたいと思うようになったという。
「どっちから先にオフで会おうと云ったのかは覚えてないけど、そうすることが当然みたいにして会う約束をしたの。そしてすぐ近くに住んでいることを知って、同じ学校にいることを知って、嬉しくなった。でもね、同時にとても怖かったの。それまではネットで会ってたから自分が今いる場所との間に距離があって、無意識に安心できてた。でもすぐ近くにいて、いつでも会えることがわかった途端怖くなった。それはあの子も一緒で……」
「だから学校では友達じゃないふりをしてたの?」
ファルスが問う。その言葉にセレスティがどういうことかと訊ねた。
「学校で聞き込みをしたの。そうしたら思いがけず二人が有名人で、誰でも知ってることがわかった。でも友達だったなんて云う人はいなかった」
「有名人なんて……ただ学校に馴染めない変わり者で有名だっただけ。私もあの子もどこに行っても馴染めなかったの。だから自然と浮いちゃってたんだ。どこにも居場所がないと思ってた」
「それでも二人でいる時は楽しかったのでしょう?」
セレスティが訊ねると少女は頷く。
「楽しかったよ。だからね、死ぬ時は私が自分で死ぬのが怖いっていうあの子を私が殺して、その後を追っかけて行くよって約束したの。二人だけで死ねたらいいねってそんな話ばかりしてたから」
浅はかだと思う。けれどセレスティもファルスもその気持ちが、過ぎ去ってしまったいつかにならわかるような気がした。十代というどこか特別な年代。そのなかでしか理解できないことが確かにある。今、少女が口にしたことはきっとそうしたことに含まれるはずだ。
「だから自分で死ぬのが怖いって云ってたあの子が一人で死ぬわけなんてないんだよ。絶対に」
疑うことなく純粋に信じているのだということがわかる強い口調で少女は云った。その強さにセレスティもファルスも我知らず強く頷いていた。
【X】
草間興信所を出て数十分が過ぎて三人は古びた映画館の前に立っていた。少女が二人を先導するように裏口に回り、慣れた手つきで鍵が壊れた通用口として使われていたと思われるドアを開ける。
「閉鎖する前は、私たちが小さい頃、いつもここに映画を観に来ていたの。知り合ってもいなかったのに同じ場所で会ってたんだねってよく話したんだ」
閉鎖され、朽ちた映画館を慈しむようにしながら少女は前に進む。その背が二人の目にはひどく力強いものとして映った。過去が強く香る館内を少女はそれまで見せなかった明るさで進んでいく。まるでいつまでも今という時間を生きていたいと願っているかのようだった楽しいと思うことができる今が失われていくことを知ってしまった悲しみが強く今へと彼女を引きとめているような気配がしたのだ。
分厚い防音扉を力強く開け放ち、少女が大きな声で名前を呼ぶ。
敗れたスクリーンを前にずらりと並ぶ朽ちた客席の間にそれは響き渡り、残響のなかに小さな影が立ち上がるのがわかる。振り返る影は少女が呼んだ名前の持ち主のようで、よく通る澄んだ声が、わかってくれた?と云った。
「何がわかったっていうのよ。勝手にいなくなってわかったも何もないじゃない」
「じゃあ、なんのために来たの?本当に私を殺すの?」
「殺してって云うなら殺すよ。そして私も死ぬ」
「私、あなたと一緒で家になんて居場所がないからずっとここにいたの。そしてわかったんだ。一人でいてやっとわかった。もう一人じゃないんだって気付いた時からずっと思ってた、でもはっきりしなかったからどうして云えなかったんだけど今なら云える。私、思い出になんてなりたくないよ」
その言葉にセレスティは思わず笑みが零れた。
「約束も大切だけど、今彼女が云ったことも大事なことだと思うよ」
ファルスが云うと少女はわからないというように小さく頸を振って呟く。
「だって……約束したんだよ」
「一つだけが約束ですか?」
云い含めるようにセレスティが云うと少女は何かにはたと気付いた風な顔をする。そしてゆっくりと間違うことのないよう気をつける慎重さで言葉を紡いだ。
「まだ、生きてたいの?」
「あなたと生きていたいと思ったから逃げたの。いなくなることで私のことを思い出して、そればっかりじゃ厭だと思ってほしかった。私はもっとたくさんのことをあなたと経験したいんだ。今まで全部終わってしまえばいいって思ってたけど、今は違うから」
「じゃあ、今までの約束はどうしたらいいの?」
「また新たな約束をかわせばいいのではありませんか?」
それだけしか縋るものはなかったのだというかのように切実な声で云う少女に、セレスティが云うとそれを肯定するかのような声が響く。
「これからもずっと一緒にいていろんなものを一緒に見て、楽しいことをいっぱいしよう」
言葉を合図に二人の少女の距離が縮まる。それはまるで今までの関係のなかにあった決定的な距離が縮まるかのようだった。
「本当は……私だって殺したくなんてなかったよ」
云う少女をやさしく抱きとめる腕がそこにある。セレスティとファルスはさりげなく視線をかわし、密かに笑った。
人と人の関係などいとも容易く崩れてしまう。確かなものなど何もない。ただ傍にとか、一緒にいようという約束などひどく脆弱なものだ。それでも人が約束をかわし、それを守ろうとするのはただ失いたくはないという思いが強く心の奥底に存在しているからである。どんな痛みを伴う約束であったとしても、タダ一つの約束で大切なものを失わずに済むのならと願う心が約束を生む。それが悲劇を生み出すことになったとしても、人は約束を忘れるということはできない。
「間違わなくて良かった……」
呟くファルスにセレスティが頷く。
間違い一つで総ては狂い、悲劇に繋がる。けれどそれを断ち切ることができるのは生きているからこそであった。総てを止めてからではもう手遅れだ。生きていればいつか総てが報われる日が来ることもある。
「ネットだけじゃなくて、どこでもずっと友達でいようね」
云う少女の言葉がこれまでの不安の総てを象徴しているかのようだった。インターネットという繋がっているようでどこか隔てられた環境のなかでのコミュニケーション。それがもたらす不安を少女は終始感じていたのだろう。繋がっていることをわかっていても感じる孤独がある。それは互いの存在を身近に感じていなければ解消することなどできないものだ。
これからの二人はきっと現実の学校生活を含めた総てのなかで繋がりを持って、それまで抱えていた不安の一切を癒していくだろう。
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登場人物(この物語に登場した人物の一覧)
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【1883/セレスティ・カーニンガム/男性/725/財閥総帥・占い師・水霊使い】
【3733/ファルス・ティレイラ/女性/15/フリーター(なんでも屋)】
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ライター通信
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この度はご参加ありがとうございます。沓澤佳純です。
少しでもこの作品がお気に召して頂ければ幸いです。
この度のご参加、本当にありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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