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<東京怪談ウェブゲーム 神聖都学園>


落書き悪魔

「だからさ、ね、先生。お願い」
 友人に話しかけるように明るく言う女子生徒に、響・カスミは少し引きつった笑みを向けた。
「だからね、そんなことあるわけないでしょう? ぐ、偶然よ、偶然」
 微妙に声が震える。
 女子生徒は気付いた様子もなく、ほらほら、と携帯電話の画面をカスミに見せてくる。
「見て見て、これがその悪魔≠ネの」
 やや身を引きながらカスミが見ると、校舎内廊下の壁を撮影したらしき画面に、黒い落書きが写っている。
 一見それは、ピエロのように見えた。
 多少の絵心がある者が描いたのか、線は迷いなく引かれ歪みもなく、一見コミカルなイラストにも見える。
 帽子は二股に分かれて弧を描き、その先には丸いポンポンがついていた。
 顔も目の周りを十字に、ピエロのように化粧している。
 しかし手足は針金のように細長く、片手には巨大な鎌を握っていた。
 鎌の刃はその身の丈ほどもあり、それを提げて笑みを浮かべている姿は、コミカルな落書きとは言え薄ら寒いものがあった。
「これがね、動くんだってば。前見たところになくて、別なとこにあったりすんの。んで生徒の家まできて、寝ている間にその鎌でそのコを斬っちゃうの。夢に出てくるんだって。あたしの友達もそれで一週間寝込んでたんだから、ホントなんだよ」
 話が本格的にオカルトめいてきて、カスミは眉を八の字にし、
「確かに、最近一週間くらい休む生徒が多いけど。でもまさか、そんなこと……」
 言いながら、語尾を自信無げに飲み込んだ。
 いつものことながら言葉では否定しながら、本心は怖くて仕方がない。
(あるわけないんだわ、落書きが人を斬るなんてそんなこと。で、でも、生徒が休んでるのは本当だし、あぁ、どうしようっ)
「先生に相談すれば、こういうこと解決してくれるって噂なんだから。ね、お願い、先生」

■■■

 音楽室の前で、霧杜・ひびきは噂の落書きを見ていた。
(これがそうかな)
 ひびきは、カスミからもらったプリントアウトされた写真と見比べる。
 早朝、当番で職員室を訪れたびひきは、カスミから噂の悪魔の落書きの話を聞いた。
 それならばと、調査役を買って出たのだ。
 音楽室は廊下の突き当たり、少し奥まった場所にある。
 元々人通りが少ない場所な上、問題の落書きのある壁は廊下のせり出した柱の陰になっている。
 これでは誰かがこっそり描いても見つからない。
(誰がこんな所に絵を描いたんだろう)
 ひびきは絵に近付いた。
 実際の落書きの大きさは、片手で覆い隠せるほどだった。
 霊的なものを何も感じないため、思い切って掌を落書きに当ててみる。
 数秒、そのままにしてからゆっくりと手を離す。
 落書きにも、ひびきの掌にも何も変化はなかった。
(なんか、動く条件とかあるのかな)
 顔を近づけて匂いをかいで見ると、油性マジックの匂いがする。
 あとでベンジンでも持って来ようかと思いながら、ひびきは落書きから離れた。
 それから向かいの音楽室入り口に立ち、持ってきていた自分の鞄に手を入れる。
「よっ」
 小さく掛け声をかけて、能力で一メートルほどの三脚を引っ張り出す。
 それを入り口脇に邪魔にならないように設置し、次にデジタル・ビデオカメラを取り出す。
 液晶モニタの中央に落書きが来るようにして、録画を開始。
 それから撮影中 響先生許可済≠ニ書いた紙をカメラに貼る。
 書いたのはひびきだが、ちゃんとカスミの印鑑ももらってある。
(これで、なんか動いたら録画されるよね)
 よし、と確認して、ひびきは次の行動に移った。

 カスミから聞いた、悪魔の落書きが原因だと思われる症状で欠席した生徒は、全部で五人いた。
 ひびきは休み時間を使って、その生徒たちから話を聞きだしていく。
 その話の中で特に気になったのは、夢の内容とその前後のことだった。
「うーん、あの夢はなんか、普通のとは違ってたんだよね」
 そう言って、三日前まで休んでいたという二年の女子生徒は眉根を寄せた。
 時刻は昼休み。
 休んだ生徒を順に辿って話を聞き、彼女の話が最後だった。
「場所が学校でね、しかも深夜っていうかちょうど寝てた時間と同じくらいで、真っ暗なのよ。しかも私は寝てたときの格好で、あの悪魔の落書きを見た場所に立ってるの」
 妙に意識ははっきしりしていたが、体は全く動かなかったという。
 そして目の前の壁にある落書きが壁から出っ張り、膨らんで女子生徒が見上げるほどの大きさになった。
 驚くが、体は動かない。
 そして実体化した悪魔は巨大な鎌を振り下ろし、
「そこで目が覚めたってわけ。でも体が全然動かなくて、まだ夢の中なのかと思った」
 それから一週間、彼女は学校を休む羽目になった。
「大変だったね」
 ひびきが言うと、女子生徒はため息をつく。
「まあね。おかげで出場危うくなっちゃうし。あ、でも医者にただの過労だって言われたの。おかしいよね、夢見てただけなのに、合宿で二時間ロードしたときより体動かないんだもん」
 そう困ったように笑う彼女は、女子柔道部の選手だった。
 身長百七十を越える彼女よりも、実体化した悪魔は巨大だという。
(他の人もそう言ってたけど)
 ひびきは女子生徒に礼を言って、音楽室へ向かった。
 とりあえず聞きたいことは聞いた。
 あとはカメラに何か映っていないか確認をしたかった。
 五人の生徒全員に話を聞いたが、夢の内容はどれも同じだった。
 夢を見たのも同じ、落書きを見た日の夜だという。
(でも、見た人だけなら他にもいっぱいいる)
 休んだ生徒に共通するのは、全員が高等部の生徒で、そして運動部で活躍しているということ。
 だとすると、悪魔はそういった生徒を選んで夢に出ていることになる。
 疲労ということは、体力なりそういったものを奪っているのだろうか、と考えているうちに音楽室へ到着する。
「あっ」
 柱の陰を覗いた瞬間、ひびきは思わず叫んでいた。
 その声に振り向いたのは、同じ神聖都の制服を着た黒髪の女子生徒。
 彼女は片手に布切れを持ち、今にも落書きを消そうとしていた。

■■■

 美術室に入った少年は扉を後ろ手に閉め、小さくため息をついた。
 俯く視線の先には、手に持ったスケッチブックがある。
 そのまま、彼は美術室の中へ進んだ。
「こんにちは」
 突然の声に顔を上げた少年と、シュラインは目を合わせる。
 窓際に立っていたのだが、俯いていた少年は気付かなかったようだ。
「お話を聞きたいんだけど、いいかしら?」
 少年は持っていたスケッチブックを抱え、振り向く。
「それ、大事なんだ?」
 彼が入ってきていた入り口には、ひびきが立っている。
 少年は眉を寄せ、不安そうに辺りを見回す。
「そんなに警戒しないでよ。ちょっと話聞きたいだけだから」
 言ってひびきは片手を振ってみせる。
 少年がはっと気付いたように見た後ろの出入り口には、紅音が立っていた。
 彼女は、サングラスをしている。
「あ、緋姫宮さん……」
 少年、紅音と同じ美術部の男子生徒はぽつりと呟き、それから改めて美術室内を見回した。

 ひびき、シュライン、紅音の三人は音楽室前での出会いから、まず紅音が言葉少ないながらも誤解を解いた。
 その後三人それぞれの情報を交換し合い、シュラインが聞き出した、入院している生徒の友人である男子生徒が何か知っているのではという結論に至った。
 幸いにして紅音が美術部に所属しているため、男子生徒の行動はすぐに掴めた。
 彼は休み時間中はいつも学園内のどこかでスケッチをし、放課後一番に美術室に来るという。
 カスミにも協力してもらい、今日は他の美術部の生徒には部活を休みにしてもらっている。
 美術室を閉め切り、三人で男子生徒から話を聞く算段だった。
 ちなみにカスミは、やり残した急務があるからと断り、誰もそれには突っ込まなかった。

 男子生徒はようやく観念したのか、肩を落とす。
「ま、とりあえず座って座って」
 ひびきが明るく言い、椅子に彼を座らせる。
 スケッチブックを抱えた男子生徒は、数分の沈黙の後、ようやく口を開いた。
「あいつ、小さいときからよく病院行ったりしてたんだ。よくわかんないんだけど、心臓が悪いんだって言ってた」
「あいつって、入院してる子のことね」
 シュラインの確認に、男子生徒は頷く。
 それまでは通院で済んでいたらしいが、先月から入院するようになったという。
「なんか移植とか必要なくらい悪いって。でも俺、何にもできなくて」
 自分ではどうにも出来ず、祈るだけの日々。そんなある日、夢にそれは出てきた。
「悪魔だって、そいつは言うんだ。誰かの命をもらえたら、あいつを助けてくれるって」
「それで、キミはなんて答えたの?」
 ひびきの問いに彼は俯き、一つ息を吐いてから答える。
「誰かを死なせるのは嫌だって言ったんだ。そしたら、色んなやつから少しずつエネルギーをもらうのでもいいって。それならちょっと寝込むだけだし、誰も死なないって。だから、俺……」
「承諾したの」
 紅音の言葉に男子生徒は力なく頷く。
「夢の中でそいつ、俺のスケッチブック借りるって言ったんだ。何のことかわからなかったけど、朝起きたらそいつの姿がスケッチブックの中にあったんだ」
「それ、見せてもらっていいかしら」
 シュラインが言い、彼は大人しくスケッチブックを渡す。
 机の上に広げて三人で覗き込む。
 スケッチブックの中には、学園内の風景が描かれていた。
 正門や校庭、昇降口から階段、廊下や教室の中などが何ページにも渡って描写されている。
「練習用に、学校の中を色々描いてたんだ。なんでかわかんないけど、悪魔は俺の絵を使って移動してるみたいで、このスケッチブックの中と同じ場所に、悪魔の絵が出てくるんだ」
 彼の話を聞きながらシュラインがページをめくる。
 と、その手が止まった。
「あった」
 ひびきが言い、皆の視線が集中する。
 それは、美術室をスケッチしたページだった。
 教室の後ろから全体を見た構図で、正面の黒板の上、放送用スピーカーの真横に黒い落書きはあった。
 指の爪ほどの大きさだったが、間違いなく鎌を持った悪魔の絵だ。
 最初に動いたのは紅音だった。
 無言で素早く黒板の前まで移動し、スピーカーの横を見上げる。
 シュラインとひびきの位置からもそこに黒い落書きがあるのがわかった。
「ねえ」
 ひびきが男子生徒に視線を戻す。
「そんなことして、その子は喜ぶのかな。他の人から無理矢理とったエネルギーとかで元気になって、嬉しいと思うような子なのかな、キミの友達は」
 彼はひびきから目をそらし、唇を噛んで俯いた。
 また少し、沈黙が降りる。
「――喜ばない。わかってるんだ、俺だって。ホントはこんなこと良くないって。でももしかしたら、本当に良くなるかもしれないって思って」
「それで、その子は良くなってるのかしら?」
 シュラインの問いに彼は弾かれたように顔を上げる。
「全然、変わらない。でもあいつは、悪魔はもう少しだからって、あと何人分かでできるからって言うんだ」
「それ、詐欺とかと同じ」
 黒板の方から紅音の声が飛んできて、男子生徒は言葉に詰まった。
「そうね、貴方がその子のことを思うなら、もっと他のことが出来るんじゃないかしら。できるだけお見舞いにいってあげるとか、移植とかするのだったら募金を募ったりとか。そういうことの方が、きっと彼女も嬉しいと思うわ」
 シュラインが、ゆっくりと優しく語りかける。
 彼はその言葉を飲み込むように一度俯いて、そして顔を上げた。
「俺、もうあいつの言うことは聞かない。これ、消せるかな」
「やってみようよ。はい」
 ひびきが消しゴムを鞄から取り出し、男子生徒に渡す。
 少年はそれを受け取り、それから眉間に力を入れた表情で、悪魔の落書きに消しゴムを乗せた。
『サセナイヨッ』
 黒板から、甲高い声と風切り音が跳んできた。
 咄嗟に男子生徒を抱えて倒れこんだシュラインの頭上を、大きな黒い影がかすって行く。
 飛んできた物は、背後の掲示板に突き刺さった。
 ひびきとシュラインが見ると、刃先を深く沈めているのは全長二メートルほどもある黒い鎌だった。
『ジャマスンナッ』
 再びの耳に障る声に黒板の方を見ると、鎌と同じ大きさの、悪魔の落書きがいた。
 巨大な縫いぐるみのように立体化したそれは、細い手を上げた。
 黒い鎌が震え、壁から抜けてその手に戻る。
『オマエラ、ジャマ』
 甲高い声が吼えた。

■■■

 紅音は、出入り口の前に退避していた。
 鎌が出現したときは危うく頭を削られそうになったが、なんとか回避した。
 壁の落書きから膨れ上がって実体化した悪魔は、戻ってきた鎌を持ちひびきとシュライン、そして男子生徒の方へ進んでいく。
 紅音に気付いていないというよりは、スケッチブックを守るためだろう。
(何か、赤いところ)
 能力で発火させられる赤い色が悪魔にないかと捜すが、紅音の位置からでは真っ黒い後姿しか見えない。
 悪魔は三人の方へと、進んでいく。

 シュラインは咄嗟に男子生徒を後ろにかばい、用意していた聖水を瓶ごと投げつけた。
 迫ってきていた悪魔は鎌でその瓶を受ける。
 小瓶は割れ、聖別された浄水を被った鎌が見る間に溶けていく。
『オマエラ、ムカツク』
 だが悪魔には微量にかかったのか数箇所が煙を上げるが、それだけだった。
(もう少し、用意してくれば)
 悪魔は解けた鎌を投げ捨て、シュラインたちの前に立ちふさがる。
 と、その頭が線状に削れた。
『!』
 悪魔の叫び声にシュラインは後ろを見た。
 男子生徒が、消しゴムでスケッチブックの絵を消している。
『フザケンナッ』
 悪魔がその腕を大きく振り回した。

 鈍い音がして、ひびきの両腕に衝撃が走った。
「っ」
 鞄から出した透明の防護盾を両手で構え、ひびきは悪魔を見上げた。
 警察なんかでも使用される盾の小型のものを取り出したはいいが、悪魔の腕による衝撃は予想以上だ。
(ちょっと、やばいかもしんない)
 一度は受け流したが、次は危険だ。
 不安に襲われたひびきは、紅音の強い声を聞いた。
「赤い色を掛けてっ」
 瞬間的に理解した。
 紅音の濃緑は、美術室に来る前に聞いていたことだ。
 ひびきは盾を放り投げ、鞄から一つの缶を引っ張り出した。
「緋姫宮さん!」
 言って缶の中身、赤いペンキを悪魔の頭部めがけて思い切りかける。

■■■

 紅音はサングラスを外した。
 シュラインの臙脂の服は、悪魔の陰で見えない。
 ひびきの放ったペンキは見事に、削れた悪魔の頭部からこちら側に流れ出した。
 面積も広すぎない。
 紅音は視線に力を入れる。
 悪魔の背後に流れた赤いペンキが、まるでガソンリンのように一気に燃え上がった。
『オマエッ』
 悪魔が紅音へ振り向く。
 するとその正面にかかったペンキも燃え上がる。
 耳障りな悲鳴を上げる悪魔の背後で、ひびきが立ち上がるのが見えた。
 手にしているのは、シュラインが持っていたよりも大きなガラス瓶。
「いっぱいあげるからっ」
 投げた瓶が悪魔の後頭部で割れ、中の液体を浴びたところから煙を上げて溶け始めた。
 同時に、悪魔の両足が削れるように消失。
 バランスを崩した黒い体が机や椅子をなぎ倒して倒れる。
 その向こうで男子生徒が呆然と座り込んでいる。
 そしてその前で、シュラインが手早くスケッチブックに消しゴムを走らせていた。
「事務員を甘くみないでね」
 シュラインの手が動くたびに悪魔の体は削れてなくなり、そして数秒で炎ごと消えてなくなった。
 不意に辺りが静かになる。
「お、終わった?」
 辺りを見回しながら言うひびきに、シュラインが笑みを向ける。
「そうみたいね」
 紅音は既にサングラスを再びかけ、悪魔の消えた床を見下ろした。
 聖水がかかったとはいえ、さすがに焦げている。
 後ろの掲示板には鎌が刺さったあともあり、机や椅子もなぎ倒され壊れているものもある。
「響先生に、報告」
 紅音が言い、皆で互いの顔を見る。
「あの、俺行ってきます」
 座り込んでいた男子生徒がまだ震える声で、それでもはっきりと言った。
「俺が駄目だったから、こんなになったんだ。だから、俺が先生に謝ってきます」

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 結局、四人でカスミに報告に行った。
 話を聞いたカスミは解決したとの話に喜び、理由を聞いて男子生徒に、
「学園内で募金を募りましょう。きっと皆協力してくれるわ」
 と励ました。
 そして最後に被害状況を聞き、がっくりと肩を落とした。
「……仕方ないわ。書類、書かなきゃね」
 始末書の類なのだろうと皆が思いつつ、誰も突っ込まなかった。





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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【3022/霧杜・ひびき(きりもり・ひびき)/女性/17歳/高校生】
【0086/シュライン・エマ(しゅらいん・えま)/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【5543/緋姫宮・紅音(ひめのみや・あかね)/女性/17歳/高校生】。

※受注順

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■         ライター通信          ■
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初めてのご参加、ありがとうございます。
こんにちは、ライターの南屋しゅう です。

今回は冒頭部分で皆様それぞれ個別の行動をしていただき、
途中から合流するという流れになりました。
他の方の個別行動部分も読んでいただけますと、
知らない場所でどういった出来事があったのかをご覧いただけると思います。

至らないところも多々あると思いますが、
楽しんでいただけましたら幸いです。