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<東京怪談・PCゲームノベル>


クローバー マイナス1

 御酒殿黒酒が今回IO2の仕事を引き受けたのは、報酬の良さとその特殊性に惹かれたからだった。
 正直な所、まとまった金はしばらく稼がなくとも良かった。
 ただ、黒酒は退屈で歯ごたえのない依頼をこなすのに飽きていた。
 ……ボクのピンキー・ファージちゃんが強すぎるのがイケナイのかなァ。
 黒酒は『血の契約』で得たデーモン、ピンキー・ファージを使役する。
 ピンキー・ファージの同化能力は、黒酒の用意周到さも相まって無敵だった。
 目的地に向かう輸送用ヘリの中で、黒酒は喉の奥で笑い声を立てる。
 ま、ザコがどんだけ群れても負けやしないけどォ?
 向かいのシートには同行者であるIO2エージェント・ヨツメが座っているが、黒酒の笑い声にも反応せず、ぼんやりと無表情に膝の上に置いた手を見つめている。
 ジーンキャリアだって言うからどんなバケモノかと思ったけど、案外フツーのガキじゃん。
 お偉いさんが必死んなって取り戻そうってターゲットと、同じ風には見えないけどねェ。
 全身を覆うパワードプロテクターが物々しい雰囲気を醸し出しているが、ヨツメ自身は褐色の肌に銀髪と繊細な顔立ちをのせた少年だった。
 『四つの瞳』を持つという意味の名前、ヨツメ。
 IO2であらかじめ説明を受けたターゲット――ヨツバと同じ『ティターニア計画』で生み出されたハイブリッド・チャイルド。
 今回の目的はジーンキャリアにしてIO2エージェント、ヨツバの保護だ。
 配られた資料――もちろんこれも公開できる情報のみだ――にはターゲット・ヨツバの写真が数点添えられている。
 写真にはトレーニング場で走りこむ姿や、何かに笑っている少女が映っている。
 それだけを見れば、ヨツバはごく普通の高校生にも見えた。
 『四つの刃』という意味を含んだ名前、ヨツバの働きは黒酒も伝え聞いている。
 冷酷な任務遂行者として。
 ヨツバはヨツメと同じくティターニア計画の成功例で、二人は親しかったようだ。
 親しいと言っても常に監視された研究所内での事だ。実験で出会えば言葉をかわす程度だったらしい。
 ヘリに乗り込む前、ブリーフィング・ルームで先にヨツメを退出させた後、作戦指揮者であるIO2職員は声をひそめて黒酒に言った。
「ヨツメの監視を怠るな。ヨツバをわざと逃すかもしれない」
「ヨツメは任務に忠実と聞きましたけれど?」
 苛立ちを隠しもしないで、彼は言葉を続ける。
「それを言えばヨツバの方が聞き分けも良くて優秀だった!
そろそろ抑制剤も尽きる頃だ。まったく、どこで何をしてるんだか……」
 ヨツバが逃亡してからすでに三日が過ぎていた。
 ジーンキャリアは常に肉体の崩壊と戦いながら生きている。
 全く、かわいそうにねェ。 
「ヨツバの肉体が崩壊する前に保護しろ。
放って置いても死ぬだけだが、ティターニア計画の情報が漏れるのは困る」
「それでは、ヨツバを優先した場合にヨツメの抹消も許可されるのでしょうか?」
 黒酒はあくまで丁寧な物腰で訪ねる。
 ジーンキャリアの再生能力を一度は間近で見てみたかったのだ。
 どの位切り刻めば、壊れて動かなくなるんだろうねェ。
「場合によってはだ」
 黒酒はピンクのルージュが艶やかな唇を凶暴にゆがめた。
「……了解しました」


 蝉が鳴く声が緑濃い谷間に反響し、むせ返るような生き物の気配が満ちている。
 その中央で、黒酒がけだるく遠ざかるヘリコプターを見送った。
 黒で揃えられたシャツと革のパンツ、唇と髪をピンクで彩る黒酒の服装は危険な作戦に赴くには不釣合いだったかもしれない。
 もっとも黒酒は自分の服装を変えるつもりはない。
 きっちりお仕事しとけば文句ナイでしょ?
 輸送用ヘリから黒酒たちが降り立った場所は、ほんの数年前まで子供たちが駆け回っていたグラウンドだ。
 けれど今、そのささやかに開かれた平地は背丈ほどもある草で覆われていた。
 上空からも確認していたが、グラウンド跡地の角に蔦で覆われた二階建ての校舎が見える。
 窓ガラスは全て無くなり、暗い内部がのぞいていた。
「何か見えるゥ〜?」
「いや。この距離じゃわからない」
 隣に立つヨツメが抑揚の無い声で答える。
 ヨツメは額に開いた第三の目を校舎に向け、しばらくそうしていた。
 IO2で幾つも行われている計画の一つ、『ティターニア計画』の成功例・ヨツメは人間の瞳の他に『第三の目』――魔を見破る妖精の瞳を手に入れた。
 ヨツメは精神的に不安定なためか、まだ任務にあたる場合には他のエージェントがつく。
 エージェントではないが、その危険性から多額の報酬で雇った外部の人間――今回は黒酒が同行していた。
「キミ、ヨツバを逃がそうなーんて思ってないよねェ?」
 ヨツメの伏せられた瞳が上がり、第三の目も冷ややかな視線をこちらに向ける。
 瞳というよりも、額にはめ込まれた青い輝石のようだ。
 それが揺れている。
 カワイイ瞳はとっても正直じゃないの〜。
「そうだったら?」
 頬を撫でて過ぎ去ってゆく風を感じながら、黒酒は楽しむように言葉を続けた。
「そうだねェ〜……どうしよっかなァ?」
 瞬間、黒酒の姿がヨツメの前から消えた。
 ピンキー・ファージの同化能力を、あらかじめ黒酒は展開していたのだった。
 土中に潜んだ黒酒がヨツメに話しかける。
「少しでもおかしなマネしたら、キミもお仕置きしてあげちゃうよン?
あー光学迷彩なんかで消えようってもムダだから、ヨロシク」
 ククッ、と黒酒は笑ってヨツメを促す。
「さ、わかったらとっととヨツバを探しに行っちゃって」


 校舎に足を踏み入れるヨツメの足音、鼓動、息遣いは全て同化したピンキー・ファージが拾い上げて黒酒に伝えてきた。
 ヨツバと思われる微細な震動はまだ聞こえてこない。
 ヨツメは特に黒酒に逆らいもせず、淡々と荒れた校舎の中を進んで行った。
 んん〜今回も楽勝なカンジ?
 土中でも、黒酒の呼吸はデーモンの作り出した空気穴から取り入れる事ができる。
 黒酒が退屈さを感じ始めた頃、ヨツバの足音が変化した。
 床板の軋んだ音から、柔らかな草を踏む音へ。
 中庭にでも出たのか?
「久しぶりだね、ヨツメ。やっぱりヨツメが来たね」
 黒酒の耳に穏やかなアルトの声が伝わってきた。
 抑制剤が切れ掛かった状態のはずなのに、ヨツバから伝わる鼓動も息遣いも、ゆったりと落ち着いている。
 不自然なほどの違和感を黒酒は覚えた。
 くたばりかけの死にぞこないじゃない訳ェ?
 黒酒は土中を移動し、二人が佇むすぐ側まで来た。
 そして二人が見える中庭を伺える位置に出て、肉眼で確認する。
 荒れ果てた温室らしい鉄骨の骨組みの側に、ヨツメと同じくパワードプロテクターを身につけた少女が立っている。
 眉間に第三の目を開眼した銀髪の少女は、資料写真で見たヨツバに間違いなかった。
「ヨツバ……迎えに来た。戻ろう?」
 構えた銃を下ろさず、ヨツメは少女に話しかける。
「どうして戻らなきゃいけないの?」
 不思議そうに言葉を返すヨツバに、ヨツメの声はわずかに苛立ちを含んで投げられた。
「このままじゃ死ぬんだぞ、ヨツバ。抑制剤だってとっくに切れてるだろ?
俺はヨツバを殺したくない」
 苦々しく言い放つヨツメに、ヨツバは本来の二つの瞳を大きく見開き、ついでわずかに視線を伏せた。
「かわいそうなヨツメ。まだ気が付いてないんだね」
「何の事だ?」
 ヨツメのいぶかしげな視線を受け止めたヨツバが小さく笑って、今度は黒酒に話しかけた。
「そこから出て来たら?
それとも姿見せるくらいで不利になっちゃうの?」
 この女、挑発してくる度胸があるとはねェ。
 なかなかステキなお嬢さんじゃない……悲鳴もきっとキレイな声だろうね。
「別にそんなんじゃナイけどォ?」
 ヨツメを挟んで、向こう側からヨツバが黒酒に挑戦的な瞳を向けた。
「IO2に戻る理由なんかないよ」
「そう言うと思った」
 ヨツバの足元の土がせり上がり、その身体をプロテクターごと大きく飲み込んだ。
 黒酒がピンキー・ファージを操ってヨツバを拘束する。 
 何て単純な思考回路なんだろうねェ。
 短絡的でわかりやすーいのは素直とも思えるけど。 
「ヨツバを離せ」
 振り返ったヨツメが硬い表情で黒酒に言った。
「ん〜? ボクに銃なんか向けちゃって良いのかなァ」
 ヨツバの足元が液化し、どろりと溶けた土の間に少年の身体が飲まれて行く。
 見下ろす黒酒の元、掴む物がないヨツメの腕がむなしく宙をさ迷った。
「ヨツメ!」
 顔だけを土塊の合間から露出したヨツバが叫ぶ。
 やっぱりいい声してるよ、キミ。
 パワードプロテクターに包まれていたはずのヨツメの身体は、ピンキー・ファージが装備ごと飲み込んでまだらに肌を露出していく。
 黒酒はもがくヨツメの側から、浮き上がったヨツバ用の抑制剤アンプルを拾った。
「ヨツバの方は保護しろって命令だけど、キミに関してはアヤシイ動きしたら殺しても良いってさ。
ま、殺すのもアレだけど……少しは楽しませてくれるよねェ?」
 動きを封じられた中でも、ヨツメの第三の目は完全に開いて黒酒に向けられている。
「第四の目、開いても良いんだよ〜?
キミがここで溺れちゃってるうちに、ヨツバはどんどん弱ってくよォ。
早めにギブアップした方が利口じゃなァい?」
 額の第三の目は帯状の泥が厚く覆ってしまい、かろうじて本来の瞳と口だけが露出している。
 黒酒はヨツメの鼻先でアンプルを振って嗜虐的な笑い声を立てた。
「ク、ク、クッ……ク、ハハッ! 大した事ナイね、ジーンキャリアって言ってもさァ!」
 鈍い音が土中のヨツメの身体から鳴った。
 叫び声こそ上げなかったが、ヨツメの表情は苦痛に歪む。
「作戦中の事故なら不可抗力だよねェ。何本折ったら気絶するのかなァ?」
 圧搾した土の中、ヨツメの骨が折れる音が響く。
「……もういいよ、ヨツメ」
 ひどく物事に倦んだような声がヨツバから発せられ、黒酒の指に挟まれたアンプルが、鋭く伸びた針状の物に貫かれ砕け散った。
「キミ、自分が何して……」
 ヨツバの皮膚の一部が刃のように伸び、アンプルを撃ったのだ。
「もうこんな薬いらないんだよ。
だから、私のためにそんな所で我慢しなくても良いよ」
 ヨツバの生体刃……手や足以外にも出せるのかよ!
「ジーンキャリアが抑制剤ナシで、どうやって生きていけると思ってるんだ?」
 ふ、と息を吐いて、ヨツバは声を出す。
「いつの世代の話? 
いつまでもそんな不自由な弱点、兵器に持たせてる訳ないじゃない。
抑制剤はね、私たちをIO2に縛る大義名分だよ」
 黒酒は冷やりとしたものが背筋に忍び寄るのを感じた。
 何だ? この、手足の先から冷えて消えてしまうような感覚は。
「ティターニア計画の第四世代は、とっくにそんなの克服してるよ。
本人たちには知らされてないけどね。
三日だけだけど、IO2から出て間違いじゃなかったってわかったわ」
「それを、確かめるために……ッ!?」
 それだけの為に命がけでIO2の監視下から抜け出したのか。
「……イ、イカレてんじゃないのォ?」
 黒酒は自分の身体がわずかに震えているのに気付き、わざとヨツバを見下すように言った。
 ヨツバはにこりと微笑んだ。
「あなたの服装くらい、イカレてるでしょ?」
「ハ、嬉しい事言うじゃなァい」
 口の減らない女は好みだよ。張り倒したくなるくらいサ。
 ヨツメに近寄ろうとした黒酒のブーツを、泥だらけの腕が掴んだ。
 末端の骨は、ぐずぐずになるまで砕いたはずだった。その手ごたえもあった。
 しかしそのヨツメが身体を土の中から起こし、ゆっくり立ち上がる。
 パワードプロテクターはほとんどピンキー・ファージが喰らいつくし、四肢にかろうじてボロ布のような生地がまとわり付いているだけだ。
 ゆらりと立ち上がったヨツメの下腹部に刻まれた図形が、息づくような青い燐光を放っている。多角形と円が組み合わされたそれは魔方陣だろうか。
 ジーンキャリアの再生能力!
 土を操ろうとした黒酒は、ピンキー・ファージの反応が返ってこない事に気が付き、愕然とした。
「ボクのデーモンをどこにやった!?」
「……ヨツバに、手を出すな」
 黒酒の肩に触れている手のひらの部分から、シャツ、皮膚が痛みもなく溶け出してヨツメの手の中に消えていく。
 肉体が失われていく恐怖に黒酒は硬直した。
「ヒ……ッ!」
 三つの青い瞳の他に、うっすらと額に四番目の青がにじみ始めていた。
 ヨツメの意識は半覚醒状態なのか、目前の黒酒の身体を溶かしても、何の反応も返さない。
「ヨツメ!!」
 ヨツバの腕から伸びた刃が、ヨツメの四肢を拘束して動きを止めた。
 無意識に後ずさる黒酒に、四肢の痛みに意識を取り戻したヨツメが抑揚無く言った。
「デーモンなんて、知らない……」
「何!?」
 腕を一振りし、ヨツバは刃を身体に戻した。
「……何のために私たちがこんな重いプロテクター着けてるか、本当の理由知らなかったんだね、あなた」
 泥が拘束する力を失って、地面に膝をついたヨツバが言う。 
「私たちの身体、この世界では不安定なんだよ。
だから、このプロテクターで中に固定して魔方陣で人の身体を保ってるの。
それが無くなったから、デーモンはヨツメに取り込まれちゃったんだよ」
 咳き込んだヨツバをヨツメは抱き起こす。
「研究室では建物全体に安定化処理が施されてるから、まだ薄着だけどね」
人間の身体に、デーモンまで取り込む能力を持たせてるのか。
「……IO2は何を作るつもりなんだ?」
 ジーンキャリアの能力からも大きく外れている。
 黒酒の前に寄り添う二人は人の形をしているが、限りなく別の存在だった。
「ティターニア計画は、神を人の世界まで降ろす計画だよ。
不可視領域からこちら側に実体化させるために、半分向こう側にいる私たちが作られたの」
 ヨツバは抑制剤を必要としていなかったが、疲労が激しいようだった。
 体力が少なくなっている上に、ヨツメを止めるために生体刃を使用したためらしかった。
「デーモンは心配しなくて良いよ。
しばらくたてば取り込まれたものも、また外に出されるから。
……もうすぐ迎えのヘリが来るんでしょ? 悔しいけど、一旦IO2に戻るよ」
 ぐったりとヨツバはヨツメに身体を預け、紫色の瞳を閉じる。
「その手帳になんて書くつもり?」
 懐から手帳を取り出そうとしていた黒酒は、ぎくりと身体を震わせた。
「未来予見て奴ゥ? ムカつくくらいカワイイ、キミの名前でも書いておこうかァ〜?」
 まったく、食えない女じゃないの。
「未来ね……そんなの私にもよくわかんないけど。
もし次に会っても、私あなたの事忘れてるよ。本部に戻ったら、記憶きっと消されてるから。
また、初めましてからやりなおし」
 そう言うヨツバの笑顔はどこか、何かを諦めて、その代わりに何かを得たように見える。
 ささやかな幸福の欠片を胸に秘めるクローバー。
 ヨツバにこめられたもう一つの名前。
 けれどその緑の葉は、いつも記憶という一枚が欠けた状態なのだ。
「キミ、今までも記憶が消されて……?」
 黒酒の耳に、輸送ヘリが近付く音が聞こえてくる。
 もう作戦終了の時間が来ていたらしい。
「平気だよ。記憶なんか何度消されても、私は変わんない、よ……」 
 ヨツメに抱かれながら、ヨツバは意識を手放した。
 ヨツメの方はまた無感動な表情に戻り、自分を痛めつけた黒酒にも特に敵意を抱いていないようだった。
 身体を再生してしまえば、受けた痛みも忘れてしまえるのかねェ。


 IO2本部に戻る輸送ヘリの中、身体に合わないサイズの服を着て、ヨツメはヨツバの側にじっとうずくまっていた。
「記憶なくしても、変わんないなんて話、信じられナイよねェ〜」
 ペンを走らせた手帳から視線を上げて黒酒がそう言うと、ヨツメは言葉に込められた皮肉にも気が付かないのか、真顔で言葉を返した。
「信じるよ」
「ハァ? マジでかよォ」
 裏返った声で黒酒は肩をすくめた。
「ヨツバはもう何回も、記憶消されたけど……その度に、俺に好きだって言ってくれたから」
 淡々とヨツメは言葉を続ける。
「だから、信じる」
「あ、そお……」
 今時そんなロマンチックな戯言信じてる奴がいたなんてねェ。
 黒酒はもう一度ヨツバとヨツメを眺め、本部に着くまでの時間を眠りに当てるため瞳を閉じた。

(終)

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 596 / 御酒殿・黒酒 / 男性 / 18歳 /デーモン使いの何でも屋(探査と暗殺) 】

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■         ライター通信          ■
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御酒殿黒酒様
お待たせ致しました!ご注文ありがとうございます。
今回のシナリオはかなりPC様を選ぶ感じでしたので、ご参加頂けて嬉しいです。
ほぼ無敵のピンキー・ファージでしたが、魔法生成物の側面も持つヨツメたちは視覚化→攻撃が可能なようです。
機会がありましたら、またヨツメたちにお付き合い下さればと思います。
少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです。