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<東京怪談・PCゲームノベル>


具現化協奏ファントムギアトルーパー――testee2

 ――燦燦と輝き照り付ける陽光。
 雲一つ見当たらない澄みきった青空。小波の音と共に揺れる紺碧の水面。ジリジリと熱を帯びた気温と焼ける砂浜――――
 歓声を響かせながら幾つもの足跡を残して砂浜を駆けて行くのは少年少女達だ。はしゃぐ声が時折流れて来る心地良い潮風に運ばれて行く。
 ここは貸し切り状態の楽園そのものだった‥‥。

■testee2:臨海学校の中で
 ――ササキビ・クミノは自宅であるネットカフェモナスに戻っていた。
 確かに臨海学校へ辿り着いたまでは生徒達の中にいたが、今はパソコンのキーを叩いて、モニターに映し出される情報に冷たい瞳を走らせている。彼女の能力は臨機応変なのだ。例えるならアメコミヒーローや魔法少女そのものと言える。況して、クミノが自動的に張り巡らす障気は能力者と言えど体力を消耗させるのだ。任務として学園で生活するものの、接する時間は少ないに越した事はない。
「‥‥不完全捕捉を証左として牛鬼が本体、セイレンは疑似餌と見るべきね。一応複数の恐れもあるかしら。提灯鮟鱇や鰐亀の姿というのも考えられるわ。‥‥一本釣?」
 細い顎に指を当て、少女が思案するは、例の男ばかりが行方不明になるという騒動対策だ。もし、鎮芽が言う事が事実ならば、あの海岸に姿を見せる可能性は高い。
「深闇の海中から夜明りに映る者を襲うのかしら? 視覚催眠束縛‥‥影写し? 津波‥‥それらを阻害する装備が必要ね」
 クミノは必要な装備を把握すると、窓に向かって飛び出した――――。

「‥‥強力サーチライト、刺着し発光料を放出し続けるマーカー弾、音波・電波発信観測により敵を見るソナー、レーダー、光学迷彩、FGTサイズのボードを用意してくれるかしら? あ、それと‥‥‥‥刺身包丁も」
 小柄な少女が対峙するのは、大きな机を前に腰を降ろしている鎮芽だ。クミノは宿泊施設に戻るなり、理事長に面会を申し込んだのである。本来なら容易に面会など出来るものではない。生徒や教師の中でも理事長の存在は知られていないからだ。しかし――――
「クミノ様はファントムギアトルーパーで戦ってくれた方ですから面会も承諾いたしましたの☆」
 銀髪の少女はゆったりと椅子に腰掛け、赤いリボンを結った長い黒髪の少女を見据えて続ける。
「わたくしは秘密組織の権力者や何かと勘違いされては困りますわ」
「‥‥いや、十分秘密組織の娘に見えるけど」
「どうしてファントムギアトルーパーが、能力具現システムに特化しているかお分かりになります?」
 クミノは口を開かず先を待つ。
「皆様の能力に期待しておりますのよ☆ それに、簡単に何でも用意できる余裕はありませんの♪ これでも大変ですのよ?」
 小首を傾げて微笑んで見せる。
「なら用意できないのかしら?」
「できませんわ。特にFGTサイズのボードなんて無理ですわよ。尤も‥‥」
 満面の笑みで答えた後、鎮芽は表情を変容させて続ける。
「能力で具現化させれば波乗りも可能とは思いますわ」
「‥‥分かったわ。なら勝手に用意するわ」
 クミノは踵を返して部屋を出ようと歩き出す。
「クミノ様」
「‥‥なに?」
 肩越しに顔を向けて振り返る少女。僅かな沈黙が流れた。
「わたくしに頼らないで下さいませね☆」
 クミノは無言の侭、冷たい視線を向けた後、部屋から出て行った。

●闇の中で
 ――霊的な存在は特殊な音波に反応するらしい。
 ホラー映画やドキュメンタリー番組で語られる事だが、学術的にも実証されているとも聞く。
 クミノは霊駆巨兵に光学迷彩能力を施し、コックピットの中で息を潜めていた。周囲には用意した受信装置を設置し、準備は万全だ。
「‥‥反応?」
 受信機が何かをキャッチした事を知らせるべき、発信音を鳴らす。クミノは機体頭部の視界を流し、レーダーと見比べる。
「‥‥男の人? こんな夜中に何を‥‥」
 しかし、少女は近づくつもりはないらしい。妖怪濡れ女は男を誘い襲うと謂われている。たった一人で明かりも無しに、砂浜にいるのだ。囮として悪くない――――。

■できること・できないこと
 少年は一人、月明かりに照らされながら躍動していた。
 硬い動作の中で気合と共に突きを繰り出し、半歩踏み込むと蹴りを放った。紫桜をバックに荒れ狂う大波が迫力を増しているようだ。
 その時だ。彼の背後を突くように、水面を揺らす事なく、スゥーと白い着物を纏った影が浮かび上がった。
 クミノは視界を限界までズームさせる。ポタリポタリと雫を滴らせる髪の長い女だ。
「妖怪、濡れ女‥‥」
 少年は型の稽古らしき途中で動きを止めた。簡単に振り向こうとはしていないようだ。何か会話をしているのか? クミノに聞えはしない。女が膝を付いて崩れた。それでも彼は振り向かない。
「‥‥賢明な判断ね」
 すると女は滑るように少年の背中に近付いた。クミノはスナイパーライフルを具現化させ、備える。彼が姿勢を正すとゆっくりと肩越しに顔を向けた。このタイミングなら背中に寄った女と視線が合う筈だ。驚いて腰を落として震えるだろうか? それとも走って逃げるのか?
 しかし、正解はどちらでも無かった。彼は女と対面すると首を横に振る。刹那、少年は何かを避けるような動作を行い、動き始めたのだ。クミノは瞬時にレーダーに瞳を流す。
「‥‥何か、攻撃を受けているみたい。彼には見えているの?」
 その時だ。大きな波飛沫があがり、少年は顔をあげた。刹那、彼は動きを止めたのだ。あまりに突然過ぎる不自然な停止運動。
「深闇の海中から夜明りに映る者を襲う、視覚催眠束縛‥‥あれが牛鬼ね。でも‥‥レーダーには二つの反応があるわ。敵は複数」
 クミノは操縦桿を握り、フットペダルを踏み込んだ。霊駆巨兵が夜空に跳び、眼下に五本の指を向ける。
「レーダーとの距離、方向は合っているわ」
 彼女には妖機怪を見る能力が無い。そのデメリットを補う為に、あらゆる電波・音波をキャッチする装置を用意したのだ。
 クミノが操縦桿のトリガーを引く。
 射出音と共に黒煙があがった。
 機体は少年の傍に着地する。砂飛沫が一気に噴き上がり、彼は腕を顔に寄せ、砂が目に入るのを遮る。クミノは急かすように外部スピーカーから声を出す。
「もたもたしないで、乗るの? 乗らないの?」
「‥‥乗せて下さい! 俺には敵が見えます!」
 返事の代わりに背中からタラップを降ろす。
「急いで‥‥振り落とされても責任もたないわ」
「振りおと‥‥? うあッ!」
 前触れもなく巨人が動き出し、紫桜は強かに背中をタラップに打ち付けた。左右上下に身体が振られ、彼は必死に手摺にしがみ付く。
「乱暴ですね。振り落とされないようにって、こう言う事ですか」
 それでも少年はタイミングを合わせてタラップを登った。何度も落ちそうになりながら‥‥。
「ハァハァ‥‥こ、これは‥‥」
 そこは複数の座席のある機械の部屋だった。例えるなら、ゲームセンターの横並びになった対戦筐体が似ているだろうか? 二本のスティックが突き出しており、その周りには複数の赤や青色のスイッチやレバーが覗えた。足元にはレースゲームで目にするアクセルとブレーキに酷似したものが見える。
 そして、シートの一つに、リボンを髪に結った女が座っていた。小柄で身体を左右に揺らし、細い腕がスティックを操っている。
「適当に座ってて! それから、邪魔しないで」
「‥‥はい。!? 女の子?」
「‥‥気が散るわ。こっち見ないで」
「申し訳、ありません‥‥あの、差し出がましいようですが‥‥」
「なに?」
「狙いがズレています。もしかすると‥‥見えないのですか?」
 僅かにクミノの眉が動いた。
「あ、気にしないで下さい。俺の力は役に立たないだろうとパイロットに立候補しなかったのですから‥‥あなたには、きっとパイロットに相応しい力があるのでしょう」
 少年は顔色を曇らせ苦笑する。しかし、クミノに彼の顔を見る余裕は無いようだ。否、見るつもりがないのか。
「なら黙ってて! もう一体は‥‥くっ!」
 鈍い振動がコックピットを襲った。恐らく妖機怪の攻撃を受けたのだろう。クミノは別のレーダーに顔を向けた。どうやら探知系が違うようだ。刹那、少年が声を響かせる。
「9時の方向です! そこです!」
 僅かに訝しげな表情を浮かべたものの、クミノはサポートに応じて操縦した。度々コックピットを揺らした敵の攻撃も、命中しないようになっている。少年は瞳を研ぎ澄まして口を開く。
「俺の力で刀を出現させる事が出来ます! 俺が持てば木刀並の切れ味でしかありませんが、他人が持つと鉄だろうが霊だろうが蒟蒻だろうが切り裂く事が出来ます。‥‥使ってみませんか?」
「‥‥皮肉な力ね。つまり、あなたが具現化させて操縦しても効果は木刀なみ‥‥って事ね」
「‥‥仰る、通りです」
「何でも切れるのね?‥‥いいわ。なら、使ってあげる」
「分かりました。巧く使って下さいよ!」
 少年は操縦桿を握り、右腕に集中した。スティックが青白く放電すると共に、巨兵の手に日本刀を模った剣が出現。彼は意識を刀の制御に集中し、操縦をクミノに委ねた。
 ――なに? 操縦桿が勝手に‥‥。
 クミノは僅かに驚愕の色を浮かばせる。制御が思うように出来ない。恐らくその理由は少年の具現化させた刀――――
「何をしたの?」
「‥‥言いましたよ。巧く使って下さいと」
 整った精悍な顔を向け、少年が不敵な笑みを浮かべ、続ける。
「俺は『鞘』なんです。この刀は周囲の気を糧に切れ味を増す、言って見れば、自動辻切り機なのです。あ、ご心配なく、気を糧にすると言っても、影響は多分ありませんから」
「多分って!? くッ!」
 クミノは歯を食い縛って操縦する。それは正に釣りで大物が釣れたような雰囲気と酷似していた。両手を使いたいが、生憎左手は旋回に必要だ。
「そのまま真っ直ぐです! 刀を横に構えて! 今です!」
 横薙ぎに刀身を振るうと、妖機怪濡れ女の口から尻尾まで閃光が疾った。まるでバターでも切ったように、何の抵抗もなく妖機怪は真っ二つにされたのだ。背後で断末魔を響かせ、光の粒子と化して失散する中、巨兵はそのまま駆け、牛鬼へと切先を向ける。
「奴はかなり大きいです」
「当てたマーカー弾の範囲で分かるわ!」
「あれは相手を金縛りにしますから、横から上段切りしましょう」
 少年の提案に、クミノは僅かに微笑んだ。
「あなたが受けていた攻撃ね」
「‥‥見破れなかったのは認めます。俺の鍛錬不足ですよ。右に旋回して下さい」
 少年の瞳には、巨兵を捉えようと動き回る牛鬼のシルエットが浮かんでいる。時折、大きな口から火炎を放射し、水面が燃えた。
「‥‥あなた名前は?」
「? こんな時に何を‥‥」
「呼び難いのよ!」
「櫻です。櫻紫桜‥‥あなたは?」
「私は‥‥ササキビ・クミノ。櫻さん、次は?」
「ササキビさん、さっきと同じように横薙ぎに!」
 少年の瞳に捉えたのは牛鬼の大きな足だ。倒すなら動きを止めるが安全。視界に巨大な機械の柱が迫り、紫桜の指示で振るわれた切先の残像が、光の粒子を舞い散らせた。成功だ。機体を旋回させると、大きく体勢を崩した妖機怪が捉えられた。
「このまま跳んで上段斬りです!」
 巨兵が跳び、そのまま太刀を構えて落下する中、閃光と共に牛鬼の胴体が二つに裂けた。ゆっくりと割れてゆく巨体は幾つモノ光の粒子と化し、同じように失散する。後から小さな飛沫をあがり、数名の男が浮かんでいた。
「やりましたね! ササキビさん」
「‥‥そうね。櫻さん、これからも乗るの?」
 取り敢えずクミノは訊ねた。自分自身では効果を示さない刀。否、他にも能力があるのかもしれない。サポートに徹した故に行使した能力とも考えられる。
 しかし、彼は返事をしない。未だ迷っているかのように。

●格納庫にて
「皆様、お疲れ様でしたわ☆」
 胸元で手を組み、鎮芽は満面の笑みと共に霊駆巨兵ファントムギアトルーパーのパイロット達を迎えた。皆、後部ハッチを開くと次々と咳き込んだり、顔を顰めたり、リアクションは様々だ。何故なら機体は砂浜や浅瀬で戦いを繰り広げた為、砂と潮に塗れていたのである。
「まあ☆ 大変でしたわね。後でFGTも洗ってあげなきゃですわ」
 あまり大変そうに聞えない。
「それは兎も角として、まあ☆ 沢山集まってくれましたのね♪」
 瞳を輝かせてパイロット達に視線を流す。ずらりと並ぶ人数は11名の生徒に教師だ。
「では、折角ですから自己紹介でもしませんこと?」
 両手を合わせ小首を傾げての笑顔に、小麦色の肌が健康的な青年が苦笑してみせる。
「まあ、共に事態を収めた仲間だからな。俺からいくぜ? 藍原和馬だ。知ってる奴もいるだろうが、麗刻学園の体育教師を務めている。ま、ヨロシク頼むわ」
 次に口を開いたのは、切れ長の瞳が落ち着いた雰囲気を醸し出す中性的な女だ。
「シュライン・エマよ。外国語講師を務めているわ。ヨロシクね」
「では、教師ですので、わたくしが」
 丁寧で何処か、おっとりとした口調の和服姿の淑女がお辞儀する。眼鏡の奥に浮かぶ瞳は優しげだ。
「古典補助教諭の天薙撫子と申します。皆様、宜しく」
「えーと、撫子お姉様とエマ先生に藍原先生‥‥これで先生方は終わりね☆ わたくしから始めます♪」
 長い黒髪の美少女が手をあげる。
「高等部の榊船亜真知ですわ☆ 皆様、頑張りましょうね♪」
「次はあたしでいいかな?」
 茶髪のショートヘアを掻きながら、背の高い少女が微笑む。
「あたしは高等部の月見里千里だよ。誕生日は8月12日。身長166cm、体重50kg。3サイズは秘密ね☆ ゲームが好きで、コスプレが趣味。あのパイロットスーツはあたしがデザインしたんだ♪」
 気に入ってくれた? と訊ねるものの、数名は苦笑いだ。千里は、「ま、いいか☆」と笑うと次へバトンを回す。流石に年頃の女には抵抗があるかもしれない。
「レディファーストよね。クミノちゃん、どーぞ」
「私は、別に‥‥」
 流れるような優麗な黒髪に、赤いリボンをあしらった小柄な少女が溜息を吐く。
「‥‥ササキビ・クミノ。中等部よ‥‥よろしく」
「‥‥えっと、それじゃ僕かな」
 簡単な挨拶に終わりなのかと戸惑いながら、灰色に近い銀髪のショートヘアの少年が口を開く。
「尾神七重です。あ、中等部です。よろしくお願いします」
 これで前回の妖機怪小豆荒いの時から参戦したメンバーの紹介が終わった。
「次、誰から? あたしから始めよっか?」
 丸眼鏡を掛けた少女が元気な声を響かせた。彼女が顔を左右に向ける度に、長い三つ編みの後ろ髪がブンブンと揺れる。
「お先によろしくてよ」
「私はマスターの後で構いません」
「レディファーストで来たなら、俺は一番後で構いません」
 三人の少年少女が先を譲った。
「そう? こほんっ☆ 銀の螺旋に勇気を込めて、回れ正義のスパイラル! ドリルガールらせん、ご期待通りに只今見参! ドリルガールこと銀野らせんよ☆ ヨロシクね♪」
 大きなドリルを召喚し胸に抱くと、らせんはウインクして微笑んで見せた。‥‥なるほど、確かにドリルガールだ。
「では、わたくしですね〜」
 ニッコリと微笑んだのは、金髪の少女だ。ほがらかな雰囲気を漂わせ、何処かノホホンとした印象を与える。
「ファルナ・新宮と申します〜☆ キャッチフレーズは、いつも笑顔でマイペースにです〜♪ 宜しくお願いしますね」
「私は護衛メイド・ファルファと申します。マスターであるファルナ様に仕えております。皆様、お見知り置きを」
 青い髪のシャギーヘアの少女が丁寧にお辞儀する。確かにメイド服を纏った彼女は、護衛は兎も角、紛れも無くメイドだ。
 最後に残った、整った風貌に精悍さを漂わす少年が、組んでいた腕を下ろして背筋を張る。
「俺は櫻紫桜です。偶然、ササキビさんに乗せてもらっただけの、普通の高等部生徒です」
「‥‥普通? 紫桜さん、妖機怪が見えてたでしょ?」
 クミノが冷たい視線を流してポツリと洩らす。すると話に割って入ったのは、和馬だ。
「妖機怪が見えるのかよ! 俺と同じ能力じゃん。謙遜するんじゃねーぞ? 少年は、自己主張も大事な勉強だからよ」
「勉強、ですか。覚えておきます」
 総数11名の挨拶が終わると、鎮芽が締め括る。
「頼もしい方々ですわ☆ もっともっと増えると部隊編成が出来て楽しそうですわよね? 次もお願い致しますわ♪」
 結局、新たな情報は見つからなかったが、戦いは始まったばかりである。妖機怪とは? 作られる目的とは何なのか?
 ――不明な点は多々ありますが、戦い続ける事で真相に近付けると信じています――――。

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号/PC名/性別/年齢/担当】
【5453/櫻紫桜/男性/15歳/高等部学生】
【0165/月見里千里/女性/16歳/高等部学生】
【1533/藍原和馬/男性/920歳/体育教師】
【1166/ササキビ・クミノ/女性/13歳/中等部学生】
【2557/尾神七重/男性/14歳/中等部学生】
【0086/シュライン・エマ/女性/26歳/外国語講師】
【0158/ファルナ・新宮/女性/16歳/高等部学生】
【0328/天薙撫子/女性/18歳/国語・古典補助教諭】
【1593/榊船亜真知/女性/999歳/高等部学生】
【2885/護衛メイド・ファルファ/女性/4歳/完全自立型メイドゴーレム】
【2066/銀野らせん/女性/16歳/高等部学生】

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■         ライター通信          ■
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 この度は御参加ありがとうございました☆
 引き続き参加して頂き、嬉しく思っています。切磋巧実です。
 一応、切磋が提示した必要事項は明記して下さると助かります。明記されていない場合、どんな流れでも構わないと解釈させて頂きますので、ご了承下さい。
 また、このシナリオは能力を具現する事で解決に導く物語です。出来る事と出来ない事を理解して、出来る事の中で活躍の場を考えて頂けると幸いです。NPCに依頼は、なるべく控えて下さいね。
 他のPCの活躍と視点が違っていたりする部分もございますので、お時間があれば読んで頂けると嬉しいかも。
 楽しんで頂ければ幸いです。よかったら感想お聞かせ下さいね。
 それでは、また出会える事を祈って☆