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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


 ◆◇ ココロ探しゲーム ◇◆


 それは、暑さが僅かに翳り始めた、初夏の夕刻のこと。
「この小箱を、開けて欲しいのです」
 生成りのシャツに、洗い晒しのジーンズ。少し品の好い大学生、と云った風情の青年は古びたテーブルのうえに小さな宝石箱を置いた。
 白木で組まれ、ちょっと愛らしい花などが掘り込まれた、他愛もない品だ。幼い、あどけない少女がガラスの指輪を忍ばせるのに相応しい宝石箱。間違っても立派に成長した青年自身には似合わない。
「小学生の、妹のものなんです」
 草間の胡乱げな視線に気付いたのか、青年がうっすら苦笑する。
「ああ、さよで……妹さんの私物を暴こうって心根はどうかも思いますけどね。でも、それなら鍵屋にでも行った方が手っ取り早いんじゃあないんですか。じゃなきゃ勿体無いがぶっ壊すとか」
 なんとなく、青年が所内に入ってきてからと云うものの背筋がぞくぞくする。これは、アレだ。名を口にするのも疎ましいアレ系の依頼に違いない。口調は自然、ぶっきらぼうなものに変わる。
「確かに妹のものを持ち出す兄なんて感心しませんね。でも、妹のものであるのは外側の箱だけ。内側は、僕のものだそうです。手に取って好く見て下さい。鍵自体がないでしょう? なのに、蓋をずらすどころか壊そうとしても開きやしない。妹の仕業です」
「妹さんってのは、随分とやる気満々な方なんですねえ……ああ、こういう因縁めいたブツを扱う店でも紹介しましょうか? 興信所の、探偵の、俺よりかは扱いに詳しいかも知れない」
 一言一言スタッカートを掛けて、草間は云う。妹でも兄でもどうでも好い。鍵のない箱に鍵を締める呪術は草間の守備範囲内じゃない。誰がなんと云おうと、守備範囲外だ。遥か外だ。そりゃあもう何億光年も向こう側だ。
 鼻息荒く頭のなかで付け加えた草間に、青年はしかし、ゆっくりと首を振った。
「他所ならいくつか当たりました。皆さん、口を揃えてそういう事件なら草間のところに行け、とおっしゃったのでこうして伺わせて頂いたのです」
 がくん、と頬杖を突いた草間の頭が落ちた。ぼろり、と煙草の灰が膝に落ちて、草間は間抜けな悲鳴を上げる。慌てて払ったものの、スラックスには小さな穴が空いていた。
 ――畜生。
 おしゃかになったズボンの分を込めて、呻く。俺が怪奇現象のエキスパートだって云うのなら、いますぐ、そいつらを呪ってやりたい。
「数日前、妹と喧嘩をしましてね。そのままむくれていたと思ったら、いきなりにこにこしてこの宝石箱を持って来たんです。なんでも、僕の一番大切なものを奪ってこの箱のなかに籠めた。悔しかったら出してみろ、だそうです」
 淡々と、妹の為した超常現象について語る。若さに乏しい平坦な語り口ながら、僅かに、妹の為した超常現象の凄さを見せびらかすような誇らしげな気配を草間は嗅ぎ取った。
 勝手にやってろ、と思ったところで、昨日突き付けられた請求書の束を思い出す。デスクのうえで鎮座ましましている未払い請求書。トータル金額は即刻忘れた。努力して忘れた。
 草間が忘れても、借金取りは律儀に顔を見せるだろう。
「その箱の中身は?」
「わかりません。それも、秘密だそうです」
「ご自分ではわからないんですか?」
「さあ……妹のことだから、かたちあるものとも限りませんし。なんなのか、皆目見当が付きません」
 妹の手際の好さを褒めるように、青年が応える。問答を続けていくたびに兄馬鹿光線で草間の生気が吸い取られていく気がした。
 確かに、小学生にしてそんな呪術を兄妹喧嘩で噛ます妹は、将来が愉しみ――末恐ろしいとも云うが――だろう。だが、それを持ち込まれるこっちの身にもなって欲しい。
 ――やってられるか。
 投げやりな気分で、最後の切り札に草間は喚いた。
「わかりました! 万事、こちらで取り計らいましょう!」

       ◆◇ ◆◇◆ ◇◆

「で、これが件の箱ってワケなんだ」
 テーブルに嫌そうに乗せられた小箱を覗き込んで、十里楠真雄が面白そうに笑う。
 対する草間はぶすくれたまま、そっぽを向いて煙草をふかしていた。
「少し、触っても構いませんか?」
 真雄の真横で、潰れ掛け興信所にあるまじきハイソサエティな空気を醸し出していたセレスティ・カーニンガムが、気まずい空気を逸らすように云う。草間の返事は、ぷかあ、と吐き出された煙草の煙。
「どんどん見てみてちょうだい」
 真雄の手土産である西瓜を切り分けて持って来たシュライン・エマが取り成すように云う。草間の横を摺り抜け様、さり気なく脛に蹴り一発。
 尖ったつま先が見事に、無防備な肉にめり込んだ。
「ふごおおッ!?」
 草間は、一発KO。敢えなくソファに沈む込む。
 労働と縁のない、滑らかな手でセレスティは小箱を調べていく。開けるため、と云うよりも開かないことを確かめるための作業だ。最後にかち、と蓋が鍵に阻まれる音を確認して、傷だらけのテーブルに戻す。
 しゃく、と一口西瓜を齧って、真雄は思案げに首を傾げる。
「依頼人は?」
「もう帰ったわ。連絡先だけ貰ってあるけど?」
 苦悶する所長の代わりに応えたシュラインに、真雄は手を差し出した。
「それ、ちょうだい。箱自体を能力で開けるのは簡単だけど、そんなのつまんないじゃない。ボクは、他のアプローチをしてみるよ」


 真雄が離れた後の、草間興信所。
 買い物がてらに近所を通り掛かった羽角悠宇はふと、興信所のビルを見上げる人影に気付いた。
 浴衣姿の幼い少女の姿。その浴衣も花火大会風の好くも悪しくも気張ったものではなく、普段使いの匂いがする着こなし方だ。おそらくこの少女は、普通に着物を身に付けて生活している、さらにおそらくはある程度の家の子供なんだろう。トータルで見て、そう感じる子供だった。
 長い黒い髪に隠れて、顔立ちまでは見て取れない。好奇心を刺激されて、悠宇は彼女に近付き、背後から肩を叩いた。
 物凄い勢いで、少女は振り返る。
「あれ……?」
 少女の灰色の双眸を見て、悠宇は首を捻る。誰かに好く似ている気がする。
「なんですか?」
 ぴりぴりと毛を逆立てた猫のような風情で、少女が睨んでくる。言葉遣いが子供らしくなく、声はあどけないが口調は淡々と大人びたものだった。
「お前、草間さんに用か?」
「クサマ?」
「そう、お前が見ていたビルに入っている興信所だよ」
「こんな貧乏臭い場所に用はありません」
 きっぱりと少女が云い切る。あんまりにもはきはきと応えられてしまうと、悠宇は脱力するしかない。腰砕けになった身体をどうにか立て直して、悠宇は少女を眺めた。まっすぐ見返すと、戸惑ったように視線を外す。
「……兄さまが、こちらに伺ったようなので。小汚い興信所なのに、不可思議な事象に強いそうですね。兄さまが笑っていました。あたしの小細工なんか、簡単に解いてしまうって」
「……どう云う話だ?」
「簡単ならご自分で解けば宜しいのに、他人に頼むなんてずるいと思いませんか?」
「だから、どういうことなのかわかんないって」
「ずるいです。ひどいです。ルール違反です。そんなの意味がありません」
「ああ、もうちょっと待て!」
 語るごとに無表情の皮が剥け、みるみる泣きべそになっていく。大粒の眸が潤み出したところで、悠宇は少女の手を掴んで歩き出した。
「取り合えず、お茶でも飲みながらゆっくり話、聞くから。甘いものの方が好いか?」
 ――これってナンパになるのか? ……小学生にナンパ?
 自分の口にした台詞に、ちょっとした苦悩が悠宇の頭を過ぎる。少女はこくん、と頷いて素直に付いて来た。


 遠くで、ししおどしの音が聞こえる。
 絹の座布団に腰を下ろして、真雄はつらつらと床の間に飾られた花器を眺めていた。
 シュラインから貰った住所を頼りに、この屋敷に着いた。呼び鈴を鳴らして最初に出てきたのは依頼人の青年。それからこの座敷に通されるまで、真雄は屋敷の人間誰にも会っていない。
 それでも、この屋敷は隅々まで人の手が届いたものだ。庭の木ひとつ取っても手入れが為され、屋内は廊下の隅に至るまで念入りに磨き込まれている。
 人の手は感じられる。なのに、人の気配は感じられない。
 どこか、空気が歪んでいるような気がする。真雄が『タイマー』を使っているときに、感覚が近い。
「お待たせ致しました」
 冷茶を手にした青年が、音もなくふすまを開ける。
 微かに、真雄は会釈をした。
「あの小箱は、妹さんのものだとか」
「ええ。なにかわかりましたか?」
 冷茶を口にして、青年が訊ねてくる。
「いや……ボクはキミの担当。情報収集がまず先だよね」
 真雄も冷茶を啜る。
「特別なものじゃありませんよ、あれは」
「それは、ボクが決めさせて貰う」
 にっこり笑って、真雄が青年の言葉を封じる。笑顔で物事を押し通すのは、真雄の得意技だった。果たして、圧されたように青年が口を噤む。
 記憶を探るように、青年は視線を庭に彷徨わせた。
「あれは、僕が作ったものだったと思います。高校生くらいのとき、自分で彫ったものを戯れに妹にあげて、あの子はそのまま使っていたようです」
「ふうん。思い出の品、ってやつなんだ」
 妹思いだね、と気もなく付け足して、真雄は更に問いを重ねる。
「なぜ、喧嘩なんてしたの?」
「さあ……理由は好く憶えていないですが……」
 青年はどこかどうでも好さそうに呟いてから、薄く笑みを浮かべた。
「でも、あの子は怒ると、本当に可愛いのです。本当に」
 ろくでもないことを、笑いながら云う。
「あ、っそう」
 話をしているうちに、段々やる気が失せてくる。真雄は、とっとと立ち上がった。
「お邪魔さま」
 背を向けてからふと、真雄は青年に手を差し出した。
「握手」
 不審そうな目で見返す青年に、放り出すように云う。
 肌に触れればおそらく、真雄は彼に纏わる全てのことがわかる。真雄は医者で、それも超が百個付いても追い付けない名医なのだから。
 疑いもなく、青年は真雄に手を預けた。


 その頃。
 シュラインとセレスティは、仕事放棄の所長を殴り倒して(実行犯はシュライン)から、件の箱を眺めていた。
 セレスティはそっと、中身を壊さないよう緩い動きで箱を揺すってみる。
 中身を窺える音は、なにひとつしなかった。
「本当に、これになにかが入っているのでしょうか?」
「確かにねえ……。持ち重りもしないのよね。空っぽだって云われても納得できるわ」
「それこそ、妹さんが閉じ込めたのは、物とは限らない。かたちないものを奪って、封じ込める。それもまたありうることですよね」
「うーん……」
 アイスコーヒーのお代わりを持って来て、グラスを替えながらシュラインは唸る。もう、好い加減何杯目だろうか。腹のなかがたぽたぽしていた。
「単純だけど、こんなのはどうかしら?」
 戯れに呟いて、シュラインは息を吸い込む。
『開け、ごま』
 可愛らしい、あどけない声が艶美なシュラインの唇から紡がれる。
 だが、小箱は沈黙したままだった。
「もうッ! あとは、真雄くんが戻ってくるのを待つかなあ」
 ごろん、とシュラインはソファに転がってお手上げのポーズ。
 放り出された小箱を、セレスティが受け取った。
「取り合えず、中身を視てみましょうか」
 呟いて、静かに意識を手の中の小箱に集中する。小箱の記憶を読み解く。するすると、糸が解けるように無機物が開いて、セレスティの欲しい情報を与えてくれる。
 数秒、もしくは数分の沈黙。
 ふわりと、セレスティが微笑んだ。苦笑にも似た、困ったような笑みである。
「どうしたの?」
 シュラインの問いに、セレスティはひとつ首を振り、口を開こうとする。
 その瞬間、耳障りな大音量がふたりの会話を遮った。
 ひとによってはブタを踏み潰したような音、もしくは、おんぼろビルの断末魔などと称される興信所名物の呼び鈴である。
「こんにちはー!」
 そして、同じくらいのテンションの声が、続く。
 振り返れば、しおしおと俯く小さな少女を連れた悠宇が、部屋に脚を踏み入れるところだった。


 後日の、昼下がり。
 草間興信所には、空気が薄くなりそうなほどの人数が集っていた。
 所長の草間に、事務員のシュライン。そして、セレスティと悠宇、真雄。
 張り詰めた雰囲気を纏っているのは、お互いに見詰めあう依頼人の青年と、その幼い妹だ。
「こんな風に、謎々に他人の力を借りるのはルール違反です」
 シュラインが出したアイスココアには手を付けず、妹がまず口火を切る。大人に囲まれて緊張しているのか、ぴりぴりと気配を尖らせていた。
「そんなルール、あったのかな?」
 対する兄は、ソファに深く腰を掛け寛ぎモードだ。むしろ、苛立つ妹を愛しげに見返していたり、する。
「うっわ、ムカつく兄だねえ」
 真雄が呟いて、悠宇がそれに同意する。シュラインと草間は顔を見合わせ困惑気味。セレスティはなにを知っているのやら、どこか興味深げに兄弟喧嘩を行方を見守っている。
「兄さんだって、少しは考えてください。困ってください。他人様にご迷惑をお掛けするために、あたしはこんなことをしたわけじゃないんです」
 赤地に朝顔が染め抜かれた浴衣の袖を振って、妹が声を張る。
「迷惑だと、わかってはいるんだね」
 冷静な兄の言葉に、彼女の頬に朱が散った。
「少し、待って貰えますか」
 収集の付かない事態に、セレスティが柔らかく割って入る。
 その手には、すでに忘れ去られていた件の品。白木の宝石箱がある。
「お兄さん、あなたはこの中身、なにが入っていると思いますか?」
「一番大切なものが入っているらしいですね」
「では、あなたの一番大切なものは? こんななかに入れてしまえるものですか?」
 穏やかに、セレスティが促す。
 セレスティの意図がわかったのか、わからないのか。青年は首を振った。
「そんななかには、入りきれません」
 云って、そっと妹の頭を撫でる。妹は、泣きそうな顔でその手を振り払う。
「一番大切なものは、この子ですから」
――ごめんね。
 小さく、青年が付け加える。その瞬間、セレスティの手のなかで、箱が空いた。
 一同、そのなかを覗き込んで息を飲む。
 中身は、なにも入っていなかった。
「こんな答えが、貰えるなんて思わなかった。ただ、謝って欲しかったの。ただ、一生懸命にあたしのことで、頑張って欲しかったの」
 そんな少女の囁き声が響いて――消えた。


「……え?」
 悠宇が、素っ頓狂な声を上げる。
 部屋にいるのは、悠宇自身と、所長の草間、事務員のシュライン、そしてセレスティと真雄。
 依頼人とその妹は、まるで霞のように消え失せていた。
 テーブルの上には、ぱっかりと口を開けた白木の宝石箱。
「どういう、こと?」
 シュラインも、狐に摘まれたような顔で、周囲を見渡す。だが、どれだけ探してもあのふたりの姿はどこにもない。
「……そういうことだと、思ったよ」
 真雄だけが、冷静にそう評する。
「触ったとき、あのひとは脈がなかったんだよねえ。生きている人間の感触が、なにもなかったよ」
 幻か、幽霊か。取り合えず人間ではあるまいと、真雄には彼と会ったときから見当が付いていたのだ。
「俺、手も繋いだのに……」
 両手を見返して、呆然と悠宇は呟く。あの、知人に似た少女の手。あれも幻だったなんて、想像の範囲外だ。
 そんなところに、買い物から帰った零が、顔を覗かせる。
「あら、兄さん。その小箱、どうしたんですか?」
「へ?」
「私が、拾って来たんです。捨てられていたんですけど、なんだか可愛らしくて」
 そう云って、零は両手で小箱を持ち上げた。
「鍵が開かなかったのに、直してくれたんですね」
「へえ!?」
 ぱっかりと口を開ける草間の肩を、シュラインが宥めるようにぽんぽん、と叩いた。
「つまりは、私たちはこの小箱に夢を見させられていた、と。もしかしたら、この小箱を巡って昔、本当にあったことなのかも知れませんね」
 セレスティが結論付ける。
 それで収まらないのは、草間だ。
「俺は、俺はあの請求書の束のために、こんなわけのわからない依頼を受けたんだぞ! それが夢や幻で済んで堪まるか〜〜〜〜〜ッ!」
 溜まりに溜まった請求書が飛び散り、空を舞う。
 悲痛な叫びが、空しく所内を響き渡った。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【 0086 / シュライン・エマ / 女性 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員 】

【 1883 / セレスティ・カーニンガム / 男性 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い 】

【 3525 / 羽角・悠宇 / 男性 / 16歳 / 高校生 】

【 3628 / 十里楠・真雄 / 男性 / 17歳 / 闇医者(表では姉の庇護の元プータロー) 】

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■         ライター通信          ■
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 この度は不束ライター、カツラギカヤにご依頼を頂き、ありがとうございました。こんなちょっと反則気味な結論となりましたが、いかがでしょうか? 少しでも、お話として愉しんで頂ければ幸いです。

◎シュライン・エマさま … 再度のご依頼、本当にありがとうございました。今回は、ドツキ漫才重視! で進めさせて頂きました。草間さんとの絡みは、正直私自身とても愉しく描いてしまいました。

◎セレスティ・カーニンガムさま … 再度のご依頼、本当にありがとうございます。ひとり本当のことを知っている調停役的なものを、今回は担って頂きました。セレスティさまの魅力が出ていれば好いのですが。

◎羽角・悠宇さま … 私のお話を気に入って頂けて本当に嬉しいです。ご依頼、ありがとうございます。『彼女』と『彼』ですが……件の兄妹に関係があるかどうか、ご想像にお任せと云うことで。本当にありがとうございます。

◎十里楠・真雄さま … この度は初めてのご依頼、ありがとうございました。十里楠さまの個性はこんな感じかな、と考えつつ迷いつつ、描かせて頂きました。はまっていれば好いなあ、と思います。

繰り返しになりますが、この度はご依頼、本当にありがとうございました。またのご依頼をお待ちしております。宜しくお願い致します。