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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


星月の間

 世の女性とは、大抵が綺麗な物を見るのが好きである。
 それが高価であれば殊更だ。そう、例えば宝石などは良い例であろう。

 ――東京某所、ひっそりと構えるは風月館。
 訪れるべき資格のある者しか辿り着くことができないとされるこの屋敷の応接室では、若き当主、神楽坂・有栖(かぐらざか・ありす)がうっとりと溜息を漏らしていた。
「ああ、何度愛でても飽き足りませんわ」
 彼女は掌に小さな紅色の石を載せ、それを引っくり返したりシャンデリアの明かりにかざしたりと、余念がない。
「そんなに褒めちぎってくれると、こちらとしても嬉しい限りね」
 くすくすとくすぐったそうに笑いながら、ティーカップを口元へ運ぶのは、向かいのソファに腰掛ける猫目石黒蜜(ねこめいし・くろみつ)。
「本当に有栖さんは魔石がお好きなのですね」
 と、猫目石白蜜(ねこめいし・しろみつ)が黒蜜の隣に座って、嬉しそうに微笑んだ。

 この黒蜜と白蜜、実は路地裏の仄暗い場所に店を構え、不思議な能力を持つ「魔石」を売っている『猫目石工房』の店主だ。まだ12歳と若くありながらも、商売熱心な双子の姉弟であった。
 時々、こうして風月館を訪れては他愛もない話に花を咲かせていた。そして、来訪時には必ず、魔石をいくつか携えているのだ。有栖は2人にとって得意客であり、珍しい効果を持つものを優先的に流している。彼らの期待に違うことなく、有栖もまた高額で取り引きに応じるのであった。
 そう。同年代の一般女性の嗜好とは異なり、彼女はどんなに希少価値のある宝石よりも、魔石を愛する『魔石コレクター』なのだ。

 さて、先程より飽きることなく机上の魔石を眺めては、含み笑いを漏らすちょっと怪しい女当主。
 その時、突然応接室のドアが勢い良く開け放たれたかと思うと、一陣の黒き疾風が室内を駆け抜けた。
「きゃっ!」
「な、何?」
 黒蜜、白蜜が短い悲鳴を上げる中、その黒いものはあっという間に去っていってしまった。
 一体、あれは何だったのだろう。
 2人が首を傾げていると、今度は有栖が鋭い声を発する。
「まあ、魔石がありませんわ!!」

「…………で?」
 主人(有栖)によって召喚された悪魔、裟那皇(さなおう)がソファにどっかと踏ん反り返り、来客用のザッハトルテをがつがつと頬張りながら、一同をねめつけた。
「魔石を取り返してきて欲しいのです」
 にっこりと悪びれる素振りなど微塵も見せない有栖。裟那皇はケーキを一気に紅茶で流し込むと、呆れ顔で溜息を付く。
「犯人も不明なのにかよ!?」
「盗んだのはインプですわ」 
 どうやら一瞬の出来事にも関わらず、有栖には黒き者の正体が見えていたらしい。恐るべし動体視力である。
「『星月の間』より彼の者の力を感じます。インプはそこにいるとみて間違いないでしょう」
 彼女の言う『星月の間』とは、先代の当主が使用していた部屋で、中は夜空と雲、星々のみの世界が広がっている。残念ながら何の用途で使っていたのかは、有栖にも分からない。
 裟那皇は憮然としたまま、もう一切れケーキに喰らい付くと、何も言わずに席を立ったのである。

●救世主
 時を同じくして、天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)は手製の和菓子とお気に入りの玉露を手土産に屋敷の門を潜る。
 アンティーク整理の一件以来、彼女は風月間に度々出入りするようになっていたのである。
 玉石の敷かれた小道を通って玄関へ着くと、呼び鈴を鳴らした。ややして、重厚感溢れる観音開きのドアが軋んだ音と共に開かれる。開閉する者はいない。
 このように、有栖が招き入れても良いと判断した人物のみが入館を許される。どういう仕組みなのかは定かでないが、多分、屋敷に施された不可思議な仕掛けの一つなのだろう。

 迷うことなく応接間へと向かう撫子。ノックしようとすると、それより早くドアが乱暴に開いた。
 裟那皇の邪悪気味な青の瞳と出会う。一瞬の対峙の後、ちびっ子悪魔は撫子の持っていた包みに視線を落とすと、こうのたまった。
「おお! あんたは『お菓子のねーちゃん』!」
 毎回、屋敷に訪れる度に手土産を持参してくるため、裟那皇の頭の中では撫子が『お菓子をくれる親切な人間』とインプットされている。数百年の時を生きる悪魔の威厳などは、微塵も感じられない。
 撫子がやや呆気にとられていると、はしゃぐ裟那皇の後頭部に有栖の白檀扇子が見事ヒットした。
「『ねーちゃん』ではありません。撫子さんとお呼びなさい」
 ちょっぴり変わった出迎えを受けつつも、撫子の来訪は大いに歓迎された。

「そのようなことが……」
 猫目石姉弟と簡単な自己紹介を交わした後、有栖より一連の騒動について一部始終を聞かされた撫子が、そっと口に手を当てた。
「この火炎魔皇・裟那皇様がインプごとき三流悪魔の相手なんざ、情けなくって涙がちょちょぎれらぁ」
 和菓子の包み紙を解こうとする裟那皇の手の甲を引っ叩きながら、有栖。
「とにかく、早くインプを捕獲しなくては。単に度の過ぎた悪戯であるのなら、お仕置き程度で済みますけれども――……」
 『お仕置き』という単語に、びくりと過剰なまでの反応を示した裟那皇はさておき、まずは奪われた魔石についてどのような効果を持つものか、特徴などを詳しく尋ねる。それ次第で捜索の方針が変わってくるからだ。
「あれはピジョン・ブラッド(=ルビーの中でも、特に赤い物。希少価値が高い)並みに濃い色合いが珍しいというだけで、力自体は大したことないのよね」
 件の魔石を思い出しては、言葉を選ぶようにゆっくりと話す黒蜜。姉の後を継いで白蜜が口を開いた。
「元々は中世欧州の貴族が所持していたもののようです。何でも、夜会の際、恋のお守りとして懐に忍ばせていたのだとか。実際には、ごく弱い魅了効果を有する程度なので、石そのものの魔力を感じ取って追跡するのは、ほぼ不可能に近いでしょう」
 霊的な効果を持つものであるならば、あるいは追い易くなるだろうと望みをかけていたのだが、これはどうも容易な仕事ではなさそうである。
 撫子は軽く息を付くと、次に『星月の間』の説明を求めた。
「簡単に言えば宇宙を模した部屋です。呼吸も出来れば地面もありますので、万有引力の法則は適合されます。ただ、とにかく厄介なのは、内部がかなり広いということです」
「広い?」
「限りなく無限に近い大規模な部屋、とでも申しましょうか」
 有栖のうんざりした様子にも臆することなく、撫子は『星月の間』にますます強い興味を抱いた。
 偽物とはいえ、何の変哲もないドアの向こうに、作り上げられた宇宙が存在している。何とも神秘的な話ではないか。
 これから体験することにあれこれと思いを馳せながら、撫子達は応接室を後にした。

●夜の闇、星月光りて
 見渡す限り、大小の星々で埋め尽くされた室内は、想像以上の壮大さで撫子を圧倒させた。
 擬似宇宙というよりも、地上から肉眼で見上げた時の夜空といった感じだ。太陽系などは存在せず、満月が他のどの星よりも大きく、冷たい白銀色の光を放っていた。
 白蜜が述べていた通り、魔石の力は感じられない。ではインプはといえば、こちらも気配を消しているのか今のところ、特に変わった様子は見受けられなかった。

「あのじーさんも、何だってこんな無駄にでかい部屋を作ったのかねぇ」
 有栖、猫目石姉弟に見送られつつ、『星月の間』へ魔石捜索に向かった2名。うち、裟那皇がつまらなそうにぽりぽりと後頭部を掻く。
「それは、こちらの先代の方のことですか?」
 撫子が小首を傾げて、裟那皇を見下ろす。
 彼女の祖父と風月館先代は、旧知の仲である。撫子が子供の頃、天薙家にもよく訪れていたというのだが、幼過ぎてよく覚えていない。しかも祖父は先代に関する情報を、何一つ――容姿すらも教えてはくれないのである。それもこれも理由あってのことなのだろうが、かといって気にならないといえば嘘になる。
 あからさまにげんなりとした表情を浮かべる裟那皇が、それでも先の質問について返答した。
「まあな。これまた風変わりなじーさんでな、ろくでもないことを思いついてはよく周りを巻き込んで騒動を起こしていたっけ。屋敷の所有権はもとより、その性格までもを有栖が引き継いじまったってわけさ」
 裟那皇が肩をすくめて見せるのと同時に、何かがさっと目の前を横切った。
 しゃべるのを止め、反射的に身構える2人。
 それは頭上数メートルの位置で停止すると、金属音のような耳障りな声を発した。
「きゃはははっ! 間抜けな人間共がぬけぬけと現れたね」
 赤ん坊程度の背丈しかないが、外見は裟那皇と同じくらいの歳に見える。中世的な顔立ちで、背に生やした一対の蝙蝠のような羽をせわしなくはばたかせていた。意地悪げに釣り上がった赤い瞳が余裕綽々といった風にこちらを見下ろしている。
 これが、インプ。
 静かに見据える撫子とは対照的に、裟那皇が烈火のごとく怒りをぶつけた。
「何だと!? テメェの目は節穴か! 俺のどこが人間だって――……」
 皆まで言わせることなく、撫子が手で制する。ここでインプを刺激してはいけない。もし、穏便に済ませられるのなら、それに越したことはない。
「大人しく盗んだ物を返してはいただけませんでしょうか? できれば、手荒な真似はしたくございません」
「はあ? 何言っちゃってんの? これは今、あたしが持っているんだからさ、あたしのものなの。返すだなんて、ぜぇーったい嫌だかんね」
 よく分からないインプ独自の理屈の元、自分が所持して当然といった口振りである。
「最後の慈悲をも撥ね付けるってか。そんじゃ、ご要望にお答えしてたっぷりと地獄を見せてやりましょうかねっと」
 インプに向かって睨みを効かせた後、撫子にちらりと目を走らせた。

 インプとは然程の魔力(そして、知力)を持たないものの、とにかく素早い魔物である。ここは連携プレイで一気に攻めるしかない。作戦は事前に打ち合わせ済みだ。
「ばっかみたーい! あんた達なんかに、あたしを捕まえられるわけないじゃん」
 小馬鹿にした態度で2人を笑い飛ばすと、ひゅっという風を切る音と共に、インプの姿が消えた。否、消えたのではない。高速移動しているのだ。
 裟那皇が有栖並みの目ざとさでインプを見失うことなく追いかける。なるほど、自負しているのは伊達ではない。
(「くそっ! ちょろまかしやがって」)
 単純悪魔が短い異界の言葉を唱えると、両手に掌程度の青黒い炎が現れた。それを、轟音を轟かせながら、問答無用でインプに向かって投げつける。威嚇射撃のつもりが、炎がインプの服の裾をほんの少しだけ焦がした。
「きゃあっ! な、な、な……」
 『何するんだよ』と言いたいらしい。生憎、よほど驚いたのか言葉になっていない。予想外の展開だったようだ。振り向きざまに目を丸くしているのが見て取れたが、それでも逃げるスピードは維持したままである。

 裟那皇の炎攻撃は雨霰と続き、インプはことごとく回避していった。しかし裟那皇のことだけでで頭がいっぱいなのか、撫子にまで気が回らない。
 着々と撫子の側へと追い立てていく裟那皇。撫子が張り巡らした神鉄製の鋼糸、妖斬鋼糸に全身系を集中する。
「へっへーん。どこ狙ってんだよ。このへなちょこ!」
 調子に乗ったインプが裟那皇を煽るのに夢中になっているその時――
 シュッ!!
 衣擦れにも似た乾いた音をたてて、見紛うことなく撫子が妖斬鋼糸を繰り、インプを巻き取った。見事なまでの手際である。
 これには裟那皇も思わず感嘆の声を漏らしていた。

●紅石の獣
 再び応接室では、招かれざる客を加えての一騒動が起こっていた。
「ばかやろー! 放せ! 放せよぉっ!!」
 動きを封じられたインプが、撫子の手の内できーきー鳴いた。手足をばたばたさせて、振り解こうとするのだが、もがけばもがくほど、糸は絡み付いていく。
「そういうわけには参りません。まずはなぜ、このようなことをしたのか、ちゃんと理由をおっしゃっていただかなくては……」
 やんわりと諭す撫子。
 面白がっておでこを小突いてくる裟那皇の指先にインプが思いっきり噛み付いた後、渋々口を開いた。
「……友達のもんだと思ったんだよ!」
「友達?」
 撫子と有栖の声がハモる。
「そ。あたしの友達がさ、赤い石をなくしちゃったんだって。それももの凄く大事なもんでね、ずっと探してたんだけど見つからなくて。んで、この部屋の前を通ったら、丁度この女がそれを見せびらかしていたんだよね」
 この屋敷、稀に奇妙な者が迷い込んでくる。
 いけしゃあしゃあとした態度に、黒蜜が食ってかかった。
「残念だけど、これは正真正銘うちの品物よ。盗品なんかじゃないわ」
 怒り剥き出しの姉を何とかなだめ、白蜜が至極もっともな疑問をインプにぶつける。
「ええと、それで友達というのは、一体?」
「相棒なら例の部屋の月の裏側に隠したよ。大分弱ってて、動くのもやっとって状態なんだ」
 先程より一転、しゅんと沈むインプに痛々しさを覚えた撫子が眉を潜める。心根の清い彼女の気持ちを汲み取ったのか、有栖が裟那皇に命を下す。
「裟那、お行きなさい」
 『星月の間』に行って、確認してこいと言っているのである。
「何で俺が!?」
 雉も鳴かずば打たれまいに、わざわざ要らぬことばかり口にして有栖の白檀扇子を顔面で受けてしまう裟那皇。

 数分後。
 顔に扇子の痕を赤く貼り付けた裟那皇が抱えてきたもの、それは一匹の獣であった。
 漆黒の瞳と、桑茶色の体毛を持つ子猫といった感じのそれが、裟那皇の腕の中でぷるぷると震えている。額の部分が、繰り抜かれたようにぽっかりと小さな穴が開いていた。
「まあ、カーバンクル!」
 獣を一瞥すると、有栖が息を呑んだ。
 やや興奮しているのか、説明を促す撫子に早口で説く。
「飼い主に幸運をもたらすと言われている珍しい獣ですわ。何でも、額の部分にはまっているルビーにその効果があるのだとか」
 だが、肝心のルビーがない。インプが探していたものとは、つまりカーバンクルの額のルビーだったのである。そして、猫目石工房製の魔石はピジョン・ブラッド並みの赤。ルビーと勘違いしたのも、無理はないのかもしれない。
「困りましたね」
 裟那皇からカーバンクルを受け取った撫子が頭を撫でてやると、安心したのか、きゅっと瞳をつぶってみせる。
 しばらく思案げにしていた有栖であったが、不意に顔を上げると
「持ち主に魔力を付与するといった効果の魔石はありませんか?」
 猫目石姉弟を交互に見やると、黒蜜がすかさず頷く。
「あるわ。ちょっとお高くなるけれど」
「構いません。加工代込みで、言い値でお支払い致しますわ」
 額のルビーの代わりに、同じような効果を持つ魔石をはめ込んでしまおうという有栖の強引な思いつきに、撫子が微笑んだ。
 その撫子に、すっかり懐いてしまったカーバンクル。
「あんたのことが気に入ったみたいだね。どうだい? あんた、相棒の面倒を見てやっちゃくれないか? その方があたしとしても安心なんだけど」
 妖斬鋼糸からやっと開放されたインプが撫子を見上げている。他の面々を見回すと、「それがいい」とばかりに、満場一致で頷き合った。
「分かりました。では、よろしくお願いしますね」
 カーバンクルを両手で包み込むと「なーん」と鳴いた。弱々しくも、その様子は喜んでいるようだ。

●大団円……?
 応接室では、玉露の柔らかな香りが漂っていた。有栖が撫子の手土産であるお茶と和菓子を、テーブルに置いていく。
 早速裟那皇が和菓子にがっつく中、
「んじゃ、ま、あたしはこれで……」
 何もなかったかのごとく部屋を出て行こうとするインプの首根っこを、有栖がむんずと捕まえる。
「まだ終わっていませんよ」
 ほほほ、と上品に笑みがこぼれるも、目は笑っていない。
「何だよぅ〜」
 半ベソ状態のインプに、和菓子に噛り付いていた裟那皇が意味深な鼬笑いを浮かべる。
「お仕置きですわ。……と言いたいところですが、ここは最功労者である撫子さんに一任するべきでしょう。いかがかしら?」
 言って、ちらりと撫子に視線を走らせる。
「わたくしは……素直に反省するのであれば、今回は特別に見逃しとう存じます」
 内心、阿鼻叫喚的展開を期待していた裟那皇が小さく舌打ちする。他人の不幸を楽しもうとする辺り、器の小さい魔皇である。
 撫子の慈悲により、一命を免れたインプは、そそくさと姿を消した。

 後日、猫目石工房より魔石が届いた。
 姉弟が気を利かしてくれたのか、元々カーバンクルの額にはまっていたものと同じルビー色だ。元気を取り戻したカーバンクルは、撫子と共にいつまでも幸せに暮らしたということである。


―了―

※※アイテム『カーバンクル』を入手しました。※※


【登場人物(この物語に登場した人物の一覧)】

◆天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)
整理番号:0328/性別:女性/年齢:18歳
職業:大学生(巫女)/天位覚醒者


◇神楽坂・有栖(かぐらざか・ありす)
NPC/性別:女性/年齢:21歳
職業:風月館の主/召喚士

◇裟那皇(さなおう)
NPC/性別:男性/年齢:372歳
職業:火炎魔皇(悪魔)


【ライター通信】
 こんにちは。ライターの日凪ユウト(ひなぎ・―)です。
 この度は、界鏡現象〜異界〜『星月の間』にご参加いただきまして、誠に有り難うございます。そして、お疲れ様でした。
 
 2度目のご参加、有り難うございました。
 今回はカーバンクルを子猫のような外見と描写しておりますが、実の所、この獣の生態は謎であると伝えられています。ただ、額に赤い宝石を持っていることだけは確かなようで、「カーバンクル」という単語も鉱物学では「ルビー」を指すのだとか。可愛がっていただければ幸いにございます。
 また、『星月の間』につきましては、使用目的などその多くが不明なままであります。もしかするとまた別の機会に語ることもありましょうが、とりあえずは謎の部屋ということでひとまず完結させていただきました。
 なお、違和感などありましたら、テラコンにて遠慮なく著者までお申し付け下さいませ。

 それでは、またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 2005/10/13
 日凪ユウト