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<五行霊獣競覇大占儀運動会・運動会ノベル>


五色応援合戦!



 大々的な運動会が催されることになった。
 参加者たちは集う。中には見知った顔もある。もちろん知らない顔も。
 様々な競技で競い合うのが運動会の醍醐味だろう。昼食のお弁当も、運動会の楽しみの一つと言える。
 心の叫びを発揮する応援合戦。それぞれが色に応じた衣装を着込み、己の組をあらん限り「応援」する。
 さあ応援合戦が始まる。己の組の勝利を信じて応援せよ!

***

 応援合戦には参加しない羽角悠宇は、もうすぐ昼食の時間なので初瀬日和を探していた。
(どんな弁当なんだろうな……)
 想像するとわくわくする。きっと美味いんだろうなと予想もしていた。
「あ、いた!」
 佇んでいる日和を見つけて悠宇は駆け寄る。
「お〜い! メシにしよう、日和!」
 しかし。
(あ、あれ?)
 日和の様子がおかしい。唇を引き結んでいる彼女はどこかを睨むように凝視していた。
「ひ、日和……?」
「…………悠宇、ちょっとこの荷物持ってて」
 冷たい声でバスケットを渡された悠宇は、素直に受け取る。
 彼女は颯爽と歩き出してしまい、悠宇はその場でよくわからずに首を傾げていた。
 数分後、戻ってきた日和の衣装に悠宇は顔を真っ赤にする。彼女は深いスリットの入った黄色のチャイナドレスを着ていたのだ!
「ひ、ひ、日和!?」
「持っててくれてありがとう悠宇」
 バスケットを受け取った日和は、一目散に駆け出す。その素早さに悠宇はぽかんと見送るしかなかった。
 日和が走っていくのを目で追う悠宇は、ぎょっとして見開く。
(あ、あれは遠逆!)
 日和は遠逆和彦の前で足を止め、笑顔で挨拶している。和彦は赤くなって目を伏せた。
 それはそうだろう。日和の衣服は純情な男にとっては目のやり場に困るものだ。
「待て待て待て〜い!」
 二人の間に割り込むように、悠宇は物凄い速度でやって来た。



「すいません、焼きそば四つ」
「まいどー!」
 露店を出していた梢飛鈴はこの昼食を終えて出る応援合戦の衣装をすでに着ていた。
 着替える時間も惜しいし、尚且つ目立つ。お客もくる。得である。
 飛鈴から焼きそばを受け取ったマイ・ブルーメは飛鈴の衣装をちらっと見た。赤い袴に白い着物姿ということは、飛鈴は朱雀組なのだ。
 買い物を終えた高見沢朱理たちがいる場所へ戻ってくる。作ってきたおにぎりは配布して回ったが、おかげで自分たちの分がなくなってしまったのだ。
「お待たせしましたー」
 慌てて戻ってくるマイを、一ノ瀬奈々子が半眼で見ている。
「マイさん、その格好はやめたほうが……」
 なにせマイは体操着にブルマ姿だったのだ。
「え? どうしてですか? これ、日本の運動時に着る伝統的衣装では?」
「それは間違ってますし! 見ていると恥ずかしいですから!」
「まあまあ奈々子。とりあえず食べてからにしようよ」
 呑気に言う朱理の頭を、奈々子が容赦なく殴った。マイから焼きそばを受け取った薬師寺正太郎がそれを見て悲鳴をあげている。
 すぐそばを通りかかっていた小坂和樹に、殴られた朱理が吹っ飛んでのしかかる。和樹は突然のことに「わあ!」と声をあげた。
「わあ〜! ごめんなさい!」
 謝る正太郎は気絶している朱理を引っ張って戻す。和樹は苦笑して「大丈夫」と手を振った。

 一方。
「和彦さん、早朝から頑張って作ってきたんです! 月乃さんと一緒に召し上がってください」
「あ、あの、よければ私のもどうぞ。一緒に食べてもいいですか……?」
「俺の自慢の重箱弁当だ! ささ! 遠慮なく食え!」
「あー、じゃあ俺のはいらないかな。でもせっかくだし、みんなで食べるか?」
 神崎美桜、日和、嘉神真輝、鷹邑琥珀に言われて、和彦は面食らったように硬直している。
 広げられた弁当は多種多様でどれも豪勢で美味そうであった。
 応援合戦に出ることが決まっている和彦と月乃は鎧を外した格好で居たのだが、そこへワッと人が押し寄せたのである。
 一緒に観戦していた美桜は元々居たのだが、他の者は昼食になるとあっという間に集まってきたのであった。
「いや、えっと……あの」
 困っている和彦は並べられた弁当の数に言葉が出ないようで妹のほうを見遣る。月乃は日和の弁当からサンドイッチを取り出してもぐもぐと食べていた。妹は助けてくれないようだ。
「和彦さん、どうぞ!」
 お皿に乗せて和彦にすすめる美桜と日和もそれぞれ応援合戦の姿だ。美桜はミニの袴を履き、日和はスリットの深い黄色のチャイナドレス。それぞれ朱雀と黄龍のようだ。
「あ、ありがとう。いただきます」
 二人に苦笑しながら受け取る和彦に憎悪の念波を送っている男がいた。
 日和があっという間に和彦のところに走っていってしまったため、ここに来るのが決定してしまった可哀想な男・悠宇である。
(おのれ遠逆和彦〜っ! ちゃっかり日和の横に座りやがって!)
 ちゃっかりではないのだが、悠宇からしてみればそうらしい。だが日和のサンドイッチは美味かったので余計に哀愁が漂う。
「嘉神先生、これはなんですか?」
「よくぞ訊いてくれた! これはなんと『蕎麦寿司』だ!」
「……ちょ、先生これ大丈夫なのかぁ?」
 月乃に胸を張っている真輝の横で、琥珀が青ざめて重箱を覗いていた。

 そんなワイワイ騒ぐ一団から少し離れたところでは、同じく昼食をとっているメンバーがいる。
「うるさいですね、あそこ」
 苦笑するのは菊坂静。自作のサンドイッチを頬張りながら眺めていた。
「あれって遠逆和彦さんじゃないですか? 朱雀、勝つかもしれませんね。随分やる気みたいですけど、あの人」
 静の視線の先を見て、遠逆欠月は少し面白くなさそうな表情を浮かべるが肩をすくめる。
「静君、嘘は言っちゃいけないよ。あれのどこがやる気満々なの?」
「なんだか……巻き込まれてる可哀想な人に見えますね」
 欠月の横に座って食べているのは守永透子だ。彼女は欠月と同じ玄武組である。持参したお弁当は欠月のために作ったものらしく、洋風でまとめてあって可愛らしい。
「あれがおまえの親戚なのかあ? なんかモテてるけど不憫に見えるなあ」
 爆笑している梧北斗は静のサンドイッチに手を出そうとして静に冷たい目で見られている。
 北斗におにぎりを差し出したのは透子だ。受け取った北斗は感謝して頬張る。
 静は自分以外の三人を見回して嘆息した。
(僕以外はみんな玄武か……)
 そして騒がしいほうを見る。
(あとで呼びに行かないとな)

 あらかた食べ終えた頃、和彦たちのところに朱理と静、日無子、マイがやって来る。
「カズ! いつまで食べてんだよ! 行くよ!」
 膝丈の着物姿の朱理に怒鳴られて、まだ食べていた和彦は咳き込んだ。
「美桜ちゃんも早く!」
「は、はい!」
 弁当を慌てて片付ける美桜。
「初瀬さん、準備はいい?」
「あ、はい!」
 日無子に名前を呼ばれて日和は立ち上がる。
 のんびりとしていた真輝は、ハッとして青ざめた。
「先生……なにをのんびりしてるんですか? 僕たち同じ、白虎組でしょ……?」
 ひんやりした空気を漂わせる静に、後ろのマイが苦笑している。二人とも白い神父服に、豪奢なシスター服を着ている。
「あ、いや、だ、だって一服して昼寝しようかなって……」
「へえ……。面白いこと言いますね」
「あ、あの、菊坂さんお手柔らかに……」
 マイの言葉など聞いていない静はガッ、と真輝の腕を掴んで勢いよく歩き出した。「ぎゃー!」と悲鳴をあげて引きずられる真輝の姿はすぐに見えなくなる。
「ちょ、俺も白虎なんだけど!」
「あ、じゃあご一緒に行きましょう」
 残された琥珀が慌てて立ち上がり、マイと並んで静のあとを追った。
「ま、待ってぇ日無子さーん!」
 正太郎がやって来てぜぇぜぇと息を吐き出す。悠宇が心配そうに「大丈夫か?」と声をかけていた。
 日無子は朱理の視線に気づいてそちらを見る。
「おヒナ、黄龍には負けないよ」
「……ヒナって呼ばないでよ」
 嘆息する日無子は日和と並んで歩き出す。
 残されたのは朱雀のメンバーと、見学の悠宇だ。
「え、ちょ! もしかして俺だけ居残り!?」
 朱雀メンバーは準備を終えてがさがさとその場をあとにする。
「あー! ちょ、待……!」
 残された悠宇は、最後まで残っていた月乃を見遣ってからぎこちなく微笑む。
 だが月乃は無情にも立ち上がった。
「じゃあ留守番お願いします。荷物、盗まれたら殺しますから」
「え……」



 まずは朱雀の応援合戦だ。
「とにかくこれは目立ったもん勝ちだからガンバロー!」
 全員に説明をしているのは桐生暁だ。真っ赤な着物の彼は今までの練習を振り返ってから頷く。
(大丈夫。あれだけ練習したんだし)
 動きが揃ったときの感動も思い出してうっとりする暁の眼前で、飛鈴がひらひらと手を振っていた。
「だ、大丈夫? リーダーがぼんやりしてたら動きがズレるわよー?」
「大丈夫! いよーし! 朱雀、ファイトー!」
 そんなやり取りを眺めていた和彦は嘆息する。
「あの、大丈夫ですか和彦さん? 私もすごく不安なんですけど」
 もともと運動神経のない美桜がこれに参加するほうがおかしいのである。だが激しい動きのものには出ないので、ここに居るのだ。
「いやぁ……実は今から疲れてて……」
「え……」
「鎧が重い……」
 鎧姿の和彦は暁や飛鈴たちと同じく激しい動きをする方面に割り振られているのである。それを思い出して美桜が青ざめた。
「は、はわ……。が、がんばってください〜!」
「そんな泣きそうな顔で言わないでくれ……」

<それでは応援合戦開始です! まずは朱雀チーム!>
 アナウンスが聞こえて朱雀の応援合戦チームはグラウンドにだーっと出てきて散らばった。
 観客たちからは拍手が聞こえた。
 散らばった朱雀の者たちはそれぞれ位置につく。四列に分かれて縦に並び、均一な空間を空けている。
 外側の二列にいるメンバーは少なめだ。
 中央の二列の先頭に位置する場所に暁が扇子を片手に立っている。
 ぱちん、と扇子を閉じたと同時に曲が流れ出す。
 ダン! と中央の二列のメンバーが一斉に右足を地面に打つ。
 それが開始の合図だったようでポップな曲に合わせて中央の二列は激しい踊りを開始した。しかも、全員動きが合っている。
 中央の二列が動きを止めると外側の二列の者たちがゆるやかに舞いのような踊りを披露するが、すぐに中央の二列がダンスの主導権を持つ。
 朱雀は全員赤や桃色の和服を着用しているため、それが余計に映える。
 と、曲が変わった。
 観客席に居た悠宇が「これはー!」と仰天する。
(ゴツい男が女装して踊ってた曲じゃないか!? もしかして!)
 微妙にしか知らない悠宇は朱雀の中央の二列が一斉に踊り出したのを見てさらに驚く。
 明るい曲に合わせて動きを一切乱さない朱雀組の踊りは見事だ。
 どちらかと言えばこれは女子の踊りのような気もするが、赤と桃色で統一された和服でのダンスは違和感など感じることがなかった。
「朱雀、絶対勝利ーっ!」
 大声で叫んだ暁が扇子を広げる。同時に外側の二列が隠し持っていた小さく切られた赤い折り紙をぱあっと空に向けて投げた。
 そこで丁度曲が終わり、大喝采の中で朱雀のダンスは終了したのである。



 青龍を終えて、次は黄龍だ。
「うわ……緊張してきたな」
「あ、あはは……ボクも」
 ひそひそと話す和樹と正太郎。
 日和は観客席に居る悠宇がこちらに向けて手を大きく振っているのを見て微笑んだ。でもちょっと恥ずかしい。
「日無子さん、頑張りましょうね」
 張り切る日和に、日無子は頷く。
 そうだ。練習した期間のことを考えれば、きっとうまくいくに違いない。

<次は黄龍チームの登場です!>
 アナウンスと同時に拍手が起こった。黄龍のメンバーはそれぞれ楽器を持って入場する。
 だがどれもあまり見ることのないものだ。
 竹笛や二胡、琵琶など……どうやら中国古典楽器のようである。
 グラウンドに出た黄龍のメンバーはごそごそと準備を始めた。
 準備を整えた彼らは楽器を構える。
 観客席に戻った朱雀や青龍の応援合戦のメンバーたちは全員注目していた。
「おい見ろよ! 日和が黄龍のリーダーなんだぞ!」
 胸を張る悠宇が和彦の腕をぐいぐいと引っ張る。
 楽器が一斉に演奏を始める。朱雀のダンスも一糸乱れぬものであったが、こちらの演奏も揃っていて身震いする観客も居た。
 どれもテンポの速い曲ばかり。
 最近のヒット曲まである。
 黄龍の者たちは黄色と金色の中国系衣装で統一しているせいか、楽器と合っていて迫力があった。



「うわ、すごいなあ黄龍も。朱雀も色が派手だからかっこよかったし」
 琥珀が黄龍の演奏を聞いて感心している。
 めそめそと泣く声が聞こえて振り向くと、真輝が鼻をすすっていた。
 それもそうだろう。彼は女装しているのだ。それも、聖母マリアである。
「なんで俺がマリアの格好なんだよぉ……」
「先生、持っている煙草は没収しますよ」
 静の容赦のない言葉に涙目になる真輝であった。
「終わったらいくらでも吸えますから」
「うぅ〜!」
 マイの慰めの言葉でも真輝は立ち直っていない。

<次は白虎チームです! どうぞ!>
「どうぞじゃねーよ!」
「先生落ち着いて」
 琥珀が言うものの、真輝は大またを開いてグラウンドに出て行く。
 白虎のメンバーは全員が白だ。衣服のすべて神父やシスターなどのものだが、それぞれデザインが違っており、凝っている。
 観客席からは朱理や奈々子、正太郎がマイを応援している声が聞こえた。
 ちらっと観客席を見た真輝は、和彦たちが真輝の格好に絶句しているのが見えて悲しくなる。
 白虎のメンバーは位置につく。見たところ全員なにも手に持っていない。
 朱雀のようにダンスなのだろうかと思われたが、そうではないようだ。
 一番に口を開いたのは静だ。彼はすぅ、と息を吸い込んでオラトリオを歌い始める。
 それに合わせて琥珀が歌い始めた。二人の歌が終わると、真輝が指を鳴らしてリズムをとる。
 その合図を見ていたマイが声を高らかにあげた。高音のマイの美しい声が辺りに響く。
 と。
 一斉に全員がリズムをとりながら歌い始めたではないか!
「ゴスペルですか」
 観客席の月乃が感心したように呟く。
 その通り。白虎チームはゴスペルソングなのだ。
 静かな曲からゆっくりとテンポを早くして明るいものにアレンジしたその歌に、観客席も手拍子を始めた。



「うわー、盛り上がってんじゃん、白虎! あの格好でなにするのかと思ったらゴスペルか。迫力だなー」
 残る玄武の北斗は手袋をつける。
「欠月さん、頑張りましょうね!」
 笑顔で言う透子に、欠月は笑顔で頷いた。
「まあ適当に」
「適当じゃなくって!」
 透子と北斗の声がハモる。欠月は笑いを堪えた。

「玄武の勝利のためにー!」
 北斗の合図で玄武の演目が開始される。
 全員和太鼓の前に立っていた。小さいものから、大きなものまである。
 どんどん!
 派手な音をたてて太鼓を叩く玄武チーム。
「太鼓かぁ……!」
 観客席から見ていた人々の囁きであった。
 学生服姿の玄武は、長い紫のハチマキをしている。同じ紫の紐でたすきがけをしているのがまた似合っていた。
 女性陣は小さな太鼓を叩いている。
 太鼓の音だけが力強く響いた。かなり迫力がある。
 叩くたびにハチマキが強くなびき、それがまた鮮やかだった。
 応援団のような格好だったが、声をあげての応援ではなく太鼓の演奏だけのようだ。だがそれがまた、かっこいい。
 時々掛け声をかけては一斉に叩くので、それがまた観客を感嘆させていた。



<応援合戦に参加されていた朱雀、青龍、黄龍、白虎、玄武の皆さんお疲れ様でしたー!>
 終了のアナウンスが流れて観客席から盛大な拍手が起こる。
 その拍手はしばらく鳴り続けていた――――!



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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PC
【0413/神崎・美桜(かんざき・みお)/女/17/高校生/赤】
【2227/嘉神・真輝(かがみ・まさき)/男/24/神聖都学園高等部教師(家庭科)/白】
【4787/鷹邑・琥珀(たかむら・こはく)/男/21/大学生(退魔師)/白】
【5698/梧・北斗(あおぎり・ほくと)/男/17/退魔師兼高校生/黒】
【5778/守永・透子(もりなが・とおこ)/女/16/高校生/黒】
【4782/桐生・暁(きりゅう・あき)/男/17/高校生アルバイター、トランスのギター担当/赤】
【3524/初瀬・日和(はつせ・ひより)/女/16/高校生/黄】
【3525/羽角・悠宇(はすみ・ゆう)/男/16/高校生/黄】
【0126/マイ・ブルーメ(まい・ぶるーめ)/女/316/シスター/白】
【5282/梢・飛鈴(しゃお・ふぇいりん)/女/17/高校生兼中華飯店店員/赤】
【5566/菊坂・静(きっさか・しずか)/男/15/高校生・「気狂い屋」/白】
【5734/小坂・和樹(こさか・かずき)/男/16/学生/黄】

NPC
【遠逆・和彦/男/17/退魔士/赤】
【遠逆・月乃/女/17/退魔士/青】
【遠逆・日無子/女/17/退魔士/黄】
【遠逆・欠月/男/17/退魔士/黒】
【高見沢・朱理/女/16/高校生/赤】
【一ノ瀬・奈々子/女/16/高校生/青】
【薬師寺・正太郎/男/16/高校生/黄】

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■         ライター通信          ■
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 運動会ノベルにご参加ありがとうございます、羽角様。ライターのともやいずみです。
 応援合戦には不参加でしたが色々と活躍していただきましたが、いかがでしたでしょうか?
 少しでも楽しんで読んでいただければ幸いです。
 今回は本当にありがとうございました! 書かせていただき、大感謝です!