コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<五行霊獣競覇大占儀運動会・運動会ノベル>


タイトル   :ティータイム
執筆ライター :間垣久実

------<オープニング>--------------------------------------
「…と、言うわけで」
 火の付いていない煙管をゆらゆらと動かしながら立つ蓮の前にずらり並べられているのは、様々な食材。主に粉物や砂糖、牛乳、卵と言ったお菓子作りに合いそうな食材が多いのは、これから作らせようとしている物に関係があるらしい。
「競技大会の合間に、ちょっとつまむ物や飲み物を作って貰おうと思ってね」
 ここは競技場の控え室…の筈だが、運び込まれたテーブルやまな板、包丁の他にも一通りの道具が揃えられていて。
「まあそれだけじゃつまらないから、一応個人競技、と言う事で。審査は…あたし、草間、碇、三下と響の5人。上位3人には点をあげるよ」
 ――競技の説明は以下のようなものだった。
 ここにある材料、または持ち込みの材料を使い、「食べられるもの」を作る事。
 料理のジャンルは問わないが、お菓子やおにぎりのような「競技中、休憩中にちょっとつまめる物」が好ましいと言う事。もちろん固形ではなく、ジュースのような飲み物でも問題ない。
 審査員は競技に関わらない5人。各自離れた場所にいるが、確実に食べさせる事。
「…点が入るのは午後3時以降というところかね。ああ、ちなみに今回作ってもらう料理は、競技の合間や休憩時だけじゃなく、打ち上げの時にも皆に食べて貰うつもりだから、豪華料理でも全然構わないからね」
 リミットは午後3時。それまでの間なら、空いている時間を使えばいつ参加しても良い、というゆったりとした競技になりそうだった。

*****

「チカも出るのか。……じゃあ僕も出てみようかな。組は違うけど」
「チカとしょうぶするの? 負けないよ?」
 にっこりと笑った千影に、料理競技がある事を教えた栄神万輝がうん、と頷いて微笑みかける。
 それも面白いかなと思って参加表明してみたのだったが。
「チカ、その人は?」
「詠子ちゃんだよ。チカの組のいちばんえらいひと〜!」
「……応援団長。偉いというのとは少し違うと思う」
 チカが料理をすると聞いて、興味を持ってついて来たものらしい。
 黒組の応援団長であり、場合によっては本人も競技に参加する事が出来る少女、月神詠子がチカと手を繋ぎながら一緒に来ていた。
「なるほど」
 千影の説明を聞いて納得した万輝が、千影ひとりで料理する事に少し不安だったらしくほっとした顔で詠子に向かい、
「その、まあ、宜しく」
 と、軽く頭を下げた。
「ううん。ボクの方こそ教えられる事があるかもしれない」
 あまり感情を表に出す事の無い詠子が、それでもほんのりと微笑んでチカと一緒の調理台へと移動する。
 そこで万輝が手を振って、
「がんばれ」
 と、自分も自分用の調理台へと向かっていった。
「チカとは一緒じゃないけど……ま、いいか」
 詠子と二人で組んだ千影とは違って一人で調理台に立った万輝がうーん、と唸る。
 割烹エプロンを腰にきゅっと巻いたのはいいのだが、いざここに立って何を作るかを考えると、料理という言葉だけではそれこそ万通りの料理があるだけに迷いが立つ。
「軽食系、ね……おにぎりとかサンドイッチとかは誰かやりそうだよね。重なるのは面白くないし。――よし」
 ぱん、と手を軽く叩き合わせた万輝が、丁度すぐ近くをふらりと通りかかったらしい蓮の後姿を見つけて後を追った。
「蓮。お皿かお重貸して」
「皿は部屋の中のどこかにあるよ。……そうか、お重ねえ……いわくありかもしれない入荷したてのものならすぐ用意できるけど」
「審査員専用ならお重でもいいけど。まあいいや、お皿はあるんだね。あ、あとご飯は炊けてる?」
「ああ、それならご飯ものを作る人がいるかもしれないと思って大釜で炊いてあるよ。まあ、余ったら炊き出しおにぎりみたいにして配るつもりでいたから余ってもいいんだけどね」
 そういうわけで、がんばんな、と言ってまたふらりと消えていく蓮を見送りながら、
「……いわくありげなお重って……店の売り物になりそうなのを使っちゃまずいよね」
 蓮なら黙ってやりかねないと思いながら、盛り付け用の大皿と材料を探すと、流石は古物を扱うだけはあり、器も探せば質の良い、秋らしい絵皿がいくつも見付かった。
「いや、これはこれで……壊したら弁償するのが怖いような皿っぽいんだけど……」
 鯉が泳ぐ池に紅葉が舞い散る様子を描いた絵皿を台の上に置きながら、ぽつりと万輝が呟いた。
 そして用意した食材は、旬のサンマと卵にレモン、かんぴょう、桜でんぶにキュウリにカニカマ、ぱりぱりの海苔。他にもシソのふりかけなどを持って、台の上にどさどさと置く。
 サンマはどこからともなく取り出した研ぎの良い包丁で手際良く捌き、三枚におろして骨を取ったそれをさっとレモンでしめる。その間に薄く見事な黄金色に焼き上げた卵を千切りにして錦糸玉子にし、その二つを合わせて海苔で細巻きを作り上げた。
 旬のサンマは味もそうだが脂も多い。それに合わせてさっぱり感も、とすりおろしたショウガ、小口切りにした細ねぎをお好みで取れるように脇に添える。
 細巻きが済めば次は太巻き。
 こちらは色鮮やかに桜でんぶやシソのふりかけでご飯に彩りを加え、他の具材も加えて海苔で何重にも巻いた花巻寿司を作り上げた。ひとつは梅、そしてもうひとつはバラのモチーフが、太巻きの中に隠れている。
「おおー、これは綺麗だね」
 それを覗き込みに来た、自分と同じくらいの年の少年、真人が驚いた顔で褒め、
「ちょっとこつはいるけどそんなに難しいものじゃないよ」
 と、謙遜しつつも褒められてまんざらでもない表情で万輝が言う。
「そっちの細いのは?」
「ああ、こっちはサンマの巻き寿司だよ。旬だからね」
 じゅわじゅわと今度は乱切りにしたサツマイモを揚げながら万輝が言うと、ふーん、と興味深そうに眺め続ける真人に小さく苦笑を浮かべながら、
「良かったら食べてみるかい? 端の切り落とし部分なら、出すものじゃないから食べてもいいよ」
「え? いいの? ありがとう」
 早速と一口食べて目を丸くする様子を見て、からりと揚がったイモに今度はあんをまぶしていく万輝。その背中に、
「美味しかったよ。……端っこ、もう少しもらっていっていいかな」
「うん? 端ならいいよ。僕も味見は終わってるからね」
 千影にちょっとあげようかなと思いはしたが、どうせなら綺麗に盛り付けてある方を後で食べて貰おうと考え、振り向かずにそう答える万輝。
「良かった。じゃあこれも……」
 いくつか持って、自分の調理台へ移動していく足音を聞きながら、万輝は皿の最後の彩りとして置く大学イモの配置を考えていた。
「――ええと…万輝さんはいくつでしたっけ?」
 山羊の手で食べにくそうに、でもしっかと掴んでぱくぱくもぐもぐと食べている忠雄が自分の分を綺麗に食べ終えて、まだ残っているのり巻きにちょっと未練げな視線を注ぎながら訊ねてくる。
「14ですけど?」
「……じゅ、じゅうよん……そうですか、その年でもうこんなものまで」
「男のたしなみですよ」
「ううっっ!」
 万輝の言った一言が、忠雄のどこかにクリーンヒットしたらしい。忠雄は胸を押さえ、苦しそうによたよたと頭のある方向へ歩いていってしまった。
「……?」
 万輝は何がなんだか分からずに、その様子を首を傾げて見送っていた。
 他の者もほとんどがべた褒め状態で、先に食べたらしい他の競技者となにやら悩んでいる様子に、結構良い点が出たのかもと満足して戻る途中、完成したらしいクッキーを手に、喜び勇んで調理場から飛び出してくる千影と詠子を見かけた。
「ころぶなよー」
 下手に声をかけてその速度を急に止めさせるともっと危ない事になる、と予想した万輝が、小さな声で声をかけてから、片付けをしに調理場へ入って行く。
 そうして、千影たちが戻るまで待って合流し、一旦競技場へ戻る事にした。
 順位が確定するまでにはまだ暫く時間がかかりそうだったからだ。

*****

「結果発表……って、こんな所で悪いね」
 他の競技もまだ続いている中、本部前に集まった12人に蓮がねぎらいの言葉を掛けた。
 そこにはやや緊張したふうの参加者たちと、何かを思い出して複雑な表情を浮かべている審査員の4人、プラス飄々とした表情の蓮がいる。
「手短に行こうか。――1位は全員一致で決定。シュライン、あんたの料理は美味かった。豪勢だけど凝り過ぎずだね。パーティ料理にも使えるよ、と言う事でおめでとう」
 どこか気だるげな調子の蓮ではあるが、1位の証として小さな金銀銅の色が付いたコック帽型のピンをシュラインへ手渡す。
「おめでとうございます、シュラインさん」
 シオンがにこにこと笑いながら、同じ組のシュラインへぱちぱちと拍手を送るのを、やや照れくさそうに笑いながらシュラインがありがとう、と呟いた。
「次は2位の――万輝。和食は強いね。他は……一部を除いて洋風だったけど、あんたひとりご飯物を作ったのが好印象だったようだ。おめでとう」
 うんうん、と深く頷いているのは武彦と忠雄の二人。
「秋はサンマだよな」
「ですよね」
 首から下は脱げないのか、着ぐるみ姿のままの忠雄が武彦の言葉に大きく頷いて同意していた。
「あら? そう言いながら二人とも1位は文句無しに彼女だったんでしょ?」
「そ、それは……旬の物で確かにとても美味しかったんですけど、この会場であんな料理が出るなんて驚きだったので、そっちの方が点が高かったんですよう」
 麗にじろりと横目で見られながら、しどろもどろになりつつ言葉を続ける忠雄に、くすりと詠子から笑いが漏れた。
「次いいかい?」
「あっ、はいどうぞどうぞ」
 着ぐるみの腕を蓮に向けながら、随分とその衣装に慣れたらしく、すざざ、と後ろに下がる下半身が山羊な男にちらと目をやってから、
「3位――やや評が割れたものの、僅差でこっち。千影、あんただよ。こっちにおいで」
「えっ? チカなの?」
「やったじゃないか! おめでとう、チカ」
 万輝が組違いとは言え、自分のことのように喜んでチカの背を押す。
「……ポイントは食べやすさだね。それに、色々と頑張って作ったんだろ? その辺りもポイントに入ってたみたいだよ。――で、次点がシオンなんだが。あんたのも良かったんだけど、ねえ」
 蓮の言葉と同時に、じろりと武彦がシオンを見た。
「あ、やっぱり」
「? ……そう言えば。武彦さん、いつの間に着替えたの?確か朝見た時は白いシャツだったと思ったんだ、け、ど……」
 小さくなっていくシオンと、そんな彼を睨みつける武彦に不思議そうな声を上げたシュラインが、ぱちぱち、と目をまたたかせて二人を見た。
「まさか?」
「……確か材料はドラゴンフルーツだったね。それも、真っ赤なものを使ったジュースと、フルーツポンチ。発想は良かったし、味も間違いないものだった」
「お肌に良いって言われたら、ねえ?」
「まあね」
 これに関しては女性陣からのプッシュがあったらしく、麗香とカスミが顔を合わせて頷き合う。
「あ、一応補足しておけば、好評だったのよ? 女の子には」
 確かもうほとんど空になってる筈だし、とカスミが言い、
「そうですか、それは何よりでした」
 自分の作ったものが無駄にならなかった事を、シオンがにこにこと笑いながら嬉しそうに言う。
「――頭から飲む事にならなければ、だがな。すまない、シュライン。今日帰ったらクリーニングに出しておいてくれるか。……落ちればいいんだが」
 朝とは打って変わってピンク色の、それもややまだらに染まったシャツを見下ろした武彦が、怒りと諦めの混じりあった声で言った。
「やっぱり……って、武彦さんも早く言ってくれれば、替えも用意できたしその服だって染みにならなかったかもしれないのに」
「…………」
 聞こえなかったふりをしてそっぽを向く武彦に、1位になった喜びもつかの間のシュラインが小さくため息を付いた。
「それから……一応、言っておこうか。次は底辺争いだけど……5位が桂。6位は真人だね。優劣を決めるのに苦労したよ」
「……ひとつ、聞いていいですか?」
 恐る恐る、カスミが手を上げる。
「何?」
「どうやってあの料理で優劣を?」
「とりあえず――」
 ちら、と蓮が桂と真人を見る。
「二人とも、料理を作ろうとした事は合格点。――材料にサンマが混じった時点で真人の方が落ちた。あれがなければ、もう少しマシだったかもねえ」
「「「あれで!?」」」
 何人かの悲鳴のような声が混じり、競技に参加した他の四人と詠子がまじまじと二人を見た。
 ……一体、どんな料理を作ったのだろうと思いながら。
「サンマ……って、そう言えば僕ののり巻きを持っていったけど」
「チカのクッキーのタネも、だよね?」
「うん、そうだったよ。ボクも覚えてる」
「……ジュレとか……」
「ジュースは沢山作りましたから、少し分けましたけど……って」
 それぞれ、自分の料理の方に集中していたから気付かなかったが、そう言えば調理場の一角から不穏な気配があったような、と思い出した5人が、平然とそこに立っている二人を見る。
「不思議だなぁ。食べられるものを混ぜただけなのに、あんなになるなんて。そうするとお好み焼きも不評だったのかな」
 ぽつりと不思議そうな声で真人が言う。してみると、作ったものは2品らしいが……。
「ボクは普通に作りましたよ? ……ほんのちょっとばかり、普段より豪華に、と思って、調味料の量を3倍にした以外は」
「そうだね。食べられないくらい味が濃いという以外は割と普通だったよ、あんたのは」
「そうでしょう?」
 やっぱり、とほんのり桂が微笑む。そして、そうでしたよね?とにこやかに語りかけられた忠雄が、酸っぱいようなしょっぱいような顔をして横を向いた。桂の料理の味を思い出したらしい。
「二人の料理は共に放っておけばうちの店に並べられたかもしれないけど、今日は仕入れじゃないから、業者を呼んで処分させてもらったよ。特に真人のは――量がね」
「色々なところから集めて来たから、ちょっと増えてたかもしれないね。勿体無いなぁ」
 1+1が2であるように、加算しただけなのに違うものになってしまうらしい、と知っただけでも彼にとっては収穫だったらしく、恨めしげな審査員の表情もどこふく風で笑顔を向ける。
「そう言うわけで、表彰は以上。上位三人の点数はこれ、と――山羊、こっちにおいで」
「せ、せめて名前で呼んで下さいよぉ〜」
 ちょこまかと短い足を駆使して蓮の元へ移動しながら、忠雄がぼやく。
「はい。これが今回の点数だから、麗香と一緒にいっておいで」
「じゃあこれで解散ね? お疲れ様。美味しかったわよ、あなたたちは。さ、行くわよ三下」
 元々得点係は麗香の方なのだが、麗香ではなく忠雄を中継させた蓮へ、特に疑問を抱かずに、麗香に言われるままにちょこまかと足を動かして付いて行く忠雄。
「先輩、それが終わったらこっちの応援お願いしますね」
「応援って?」
「得点ボードの真反対側で競技があるんですよ。もうじき始まると思います」
「そっちまで走っていかないといけないんですか!?」
「三下は雑用兼てらやぎでしょ? 文句言わずにやりなさいよ。こっちだって忙しいんだから」
「ひぃぃ〜〜〜」
 じたばたとまだ抵抗ありそうな忠雄を引っ張って麗香が消えた後で、
「……マイナス得点があればなぁ」
 しみじみ呟きながら、武彦が別の競技の審判をしに消えていく。
「あっ、武彦さん、帰りと言わずに今着替えて……って、もう行っちゃったわ。しょうがないわね」
 ピンクのまだらに染まったシャツと、他にも上着にきっと染み込んでいるだろう果汁の事を思って、シュラインがこめかみに手をやる。
「すみません」
「ああ、やっちゃったのは仕方ないわよ。しょうがないのは武彦さんの方。それならそれで早く着替えた方が良かったのに。もう」
「どうしよう、3位だって、チカびっくり! 色ちがいだね、このバッジ」
「そうだね。チカ頑張ったもんな」
「頑張ってたよ。ボクが手伝ったのはほんの少しだけだったからね」
 困った顔のシオンに首を振りながら、呆れた顔をするシュラインとは別に、2位と3位を取って大喜びの3人がいる。
「こっちもそろそろ戻らないと。美味しい料理をありがとね、受賞者のみんな」
 カスミはそう言ってにこりと笑いかけ、本部近くの放送席へと戻っていく。
「――さて、と。それじゃこれからだけど」
 そうして審査員が4人とも消えた後で、蓮が皆を見て、
「審査員の皆は知ってた事だけど、競技場の一角に料理を運ばせてあるから、試食したかったら行ってみればいいよ。生徒や教師の立ち入りも自由だから、人気のある品は無くなってる可能性はあるけど、ね。お互いに作った料理を食べ比べてみるのも良いんじゃないかい?」
「あっ、チカのり巻き食べてみたい!」
「それは確かに。じゃあ、行ってみようか」
「僕も行かせてもらおう。どうして僕のが駄目だったのか、いいヒントになるかもしれないね」
 食べ比べ、という意味では真人と桂の品はもう除去された後なのだが、その点について追求する者は無く。仲良く蓮が教えた方向へと去っていく。
 千影と万輝は手を繋ぎ合って。組は違うのだが、シュラインと詠子も仲良さそうに話をしながら消えていく。その後をシオンがのんびりと付いていき、最後に桂と真人が、何が悪かったのかを互いに話し合いながら消えて行った。
「……ふぅっ」
 すぱぁ、と人がいなくなった本部でようやく煙管に火を付けた蓮がぽわんと煙を吐き出して、秋晴れのグラウンドを眺める。
 順調に進んでいる大会に、これなら上手くいくだろうという予感を感じつつ。
 またどこかで歓声が聞こえるのを耳にしながら、蓮はゆったりと煙草を味わっていた。


□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業 / 組 / 順位】

【0086/シュライン・エマ/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員/白組/1位】
【3480/栄神・万輝   /男性/14歳/モデル・情報屋          /青組/2位】
【3356/シオン・レ・ハイ/男性/42歳/びんぼーにん+高校生?+α    /白組/4位】
【3689/千影・ー    /女性/14歳/ZOA【魂の獣】栄神・万輝の守護獣/黒組/3位】
【5742/荘子・真人   /男性/14歳/中学生兼客員教授         /赤組/6位】

NPC
碧摩・蓮
草間・武彦
碇・麗香
三下・忠雄
響・カスミ
桂     黄組/5位
月神・詠子 黒組/手伝いのため点数は無し

□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■          獲得点数           ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□

青組: / 赤組: / 黄組: / 白組: / 黒組:

青組:20/ 赤組:0/ 黄組:0/ 白組:30/ 黒組:10

□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
遅くなりまして申し訳ありません。
運動会ノベル「ティータイム」をお届けします。
料理競技という、競技なのかなんなのか分からないようなイベントへ参加していただき、本当にありがとうございました。
そして、それぞれ思い思いの料理を書いていただき、楽しみながら文章にさせていただきました。こちらのアレンジが入っている個所もいくつかありますが、想定の範囲内である事を願います。意図と外れてしまっていた場合は申し訳ありません。
ひとり、ハジけさせていただいた方もいましたが、こちらも楽しんで書いています。
審査員の皆様はご苦労様でした、とねぎらいの言葉をかけつつ、ノベルの締めとさせていただきます。
気に入っていただければ幸いです。
また、どこかでお会い出来る事を願って。

間垣久実