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運動会の、その後で……
「おーわったー!」
大きくのびをした高見沢朱理はがし、がし、と手を掴む。
掴まれたのは遠逆和彦と、遠逆日無子だ。
「? どうした?」
「どうしたの?」
「こうして集まるのって滅多にないし」
そこに居た全員が不思議そうな表情をしている。
「せっかくだし、パーっとどっかでご飯食べない? ほら、カラオケでもいいし!」
しーん……。
「ボーリングでもいいし!」
青ざめる薬師寺正太郎。その横では拳をぎゅっと握る一ノ瀬奈々子の姿があった。
「焼肉でもいいし! パスタの店でもいいし!」
肉と聞いて思わず正太郎は気持ち悪そうにする。運動後にそんな濃いものが食べられるかわからない。
一人だけニカっと笑っている朱理に対し、そこに居た全員が顔を見合わせたのだった……。
***
ごん!
という音がした後、朱理がその場に倒れる。
青ざめて唇をわななかせる正太郎は、周囲に助けを求めるように見回した。が、遠逆の四人は呆然と見ているだけで動いてくれない。
「あ〜な〜た〜は〜っっ! 運動の後でなにが焼肉ですか! なにがボーリングですかっ!
そんな体力、どこにあるっていうんですか! 遠逆の方たちやあなたとは違うんです! か弱い人間なんですよ、私は!」
「か、か弱い……?」
ぽそっと呟いた正太郎を、ギロリと睨む奈々子。
頭の上に大きなコブを作って気絶している朱理に、奈々子は続けて説教をする。
「奈々子さん落ち着いて! 朱理さんは気絶してるよ!」
「そ、そうだぞ一ノ瀬。少し落ち着け」
正太郎の加勢をする和彦。二人は奈々子の鋭い視線に青ざめた。まさに蛇に睨まれた蛙である。
ぴく、と指先を痙攣させた朱理はむくりと起き上がった。どうやら意識が戻ったらしい。
彼女は立ち上がり、足踏みする。
「だってえ〜! みんな集まるなんて滅多にないじゃん!」
「ワガママ言うんじゃありませんっ!」
奈々子の一喝に、思わず日無子と遠逆欠月が顔を見合わせて肩をすくめた。
「すごい怒鳴り声だな。かなり響いてるぞ。で、なに話してるんだ? 良ければ俺も仲間に入れてくれよ」
そう声をかけてきた門屋将太郎を、全員が見つめる。いきなりの視線集中に将太郎は疑問符を浮かべた。
朱理が将太郎の腕を掴む。
「保護者もいるから行こうよぉ!」
「保護者? 俺、まだ若いんだが……」
言われてみればそこにいる全員が十代だ。将太郎が一番年長らしい。
「打ち上げ賛成! ボーリングでも焼肉でもドンと来いって!」
いつの間にか来ていた梧北斗は「はいは〜い」と片手を挙げた。
「やった! さすが梧さんは話がわかるぅ〜!」
「楽しそうなのは大賛成だからな、俺……うっ」
びくっとして北斗は動きを止める。奈々子の怒りのオーラにびくびくと震えた。
朱理は奈々子に不敵に笑ってみせる。
「これで三対一だね。ふふーふふふ!」
「くっ。なんですかその勝ち誇ったような顔! 初瀬さんはどうです!?」
「えっ、わ、私ですか?」
突然話を振られて初瀬日和は困惑した。隣に立つ羽角悠宇と目配せをする。
「そうですね……。甘いものを食べるくらいならいいですけど、ボーリングやカラオケをするほど体力がないです」
悠宇が「そうそう」と頷いていた。
「こういうのって、普段は使ってない筋肉も使うからな。さらに運動っていうのはよしたほうがいい」
「え……。そうなのか?」
「遠逆みたいなちょっと規格外の人は別だ!」
和彦にきっぱりと言い放つ悠宇。遠逆という苗字のつく四人は明らかにケロっとしたような表情だ。彼らのスタミナはやはり常人ではない。
「ほほほ! 三対三ですよ!」
哄笑をあげる奈々子に、朱理は悔しそうに唇を尖らせる。
将太郎から手を離すや欠月を捕まえた。腕を両手で握る。
「かづきんはあたいの味方なんだから四対三だっつーの!」
「また変なアダ名で呼んで……。って、ボクは行くなんて一言も……」
「欠月さんが行くなら、あの、わた、私も……」
「ええっ!? ちょ、待ってよ守永さん!」
「ほ〜ら五対三だ〜!」
守永透子の発言に慌てる欠月と、にやにや笑う朱理。眉を吊り上げた奈々子は正太郎を引っ張った。
「薬師寺さんは勿論こっちですよね?」
「あ、あの……ごめんね朱理さん。ボクは重いものはヤだな……」
「うらぎりもの〜」
それを見た朱理は日無子と遠逆月乃を引っ張り込む。
「おヒナとつきのんはこっちの味方だよね〜。体力あるから大丈夫だよね〜?」
「あたしはべつにどっちでも……」
「私はあまり興味がないんですが」
二人の意見を無視して朱理は「七対四〜」と言っていた。
体力に自信のない者は他にもいる。遠逆和彦のそばに立っていた神崎美桜だ。
(どうしましょう……。でも、皆さんが行くなら……)
ちら、と和彦を見るが俯いてしまう。
「美桜、大丈夫か?」
俯いた瞬間和彦から声をかけられ、美桜は顔をあげた。
「あ、だ、大丈夫ですっ」
「……無理なら言えよ」
彼の言葉が嬉しかったが、美桜はこくんと小さく頷いただけだ。
結局、通りかかった小坂和樹、物部真言、菊坂静まで巻き込んでの打ち上げとなった。
*
二組にわかれることになった。
焼肉チームと、甘味チームだ。
甘味チームは日和、悠宇、美桜、奈々子、正太郎、和彦、日無子の七人。
焼肉チームは将太郎、真言、北斗、透子、静、和樹、朱理、月乃、欠月の九人。
食事をそれぞれ終えた後はボーリング、カラオケという流れだ。
勿論、食事だけで帰ってもいいこととなっている。
*
甘味チームのメンバーは行き先を色々思案したが、結局はそれほどおなかに入らないという結論になり甘味処へ行くことになった。
静かな店内で、七人は穏やかに注文したものが運ばれてくるのを待つ。
「あの、良かったんですか和彦さん? たくさん食べるなら焼肉のほうが良かったんじゃ……」
日無子の横に座っている美桜が、おずおずとそう言った。和彦は「気にするな」と答える。
「俺は来たいほうに来ただけだ」
「ふん。澄ました顔でなに言ってんだか」
悪態をつく日無子だったが、悠宇の視線に気づいてにこっと笑顔になった。
日無子は横の美桜に話し掛けることにしたようだ。和彦を見たくないらしい。
「あのぉ……和彦さん、今日の私の格好……変じゃなかったですか?」
横の和彦に声をかけた日和は、照れ臭そうにそう尋ねた。
和彦は飲んでいたお茶を吹きそうになるが堪え、困ったような顔をする。
「に、似合っていたが……」
「本当ですか?」
「おい日和、なんで遠逆和彦に訊くんだ?」
ムッとした顔の悠宇に日和は振り向く。
「だって悠宇はなに訊いても肯定的な意見しか言わなそうなんだもの」
「それは言えてますね」
奈々子が頷いた。
「とてもよくお似合いでしたよ、初瀬さん」
「あ、ありがとう一ノ瀬さん」
「ボクも似合ってたと思うよ」
「ありがとう薬師寺さん」
照れながら言う正太郎に日和は嬉しそうだ。
日和は運動が苦手なので運動会はあまり得意ではない。だが、今回は違った。
楽しかったのだ。かなり。
普段は着ないようなものまで着たのだから。
運ばれてきた料理を口に運ぶ面々。
その中で悠宇は和彦をツンツンとつつく。和彦は手を止めて悠宇を見た。
「やるよこれ」
「? なんだ?」
「写真だよ、日和の。俺は大抵会えるけどおまえはそうはいかないし。あ、誤解すんなよ? 日和はやらねーぞ」
「…………」
写真を受け取った和彦が顔をしかめる。応援合戦の衣装の日和が写っていた。
「しかしおまえってなんでフレームから外れるかなあ? 野生動物かと思ったぞ」
「写真には写らないことにしている」
「はあ?」
疑問符を浮かべる悠宇に正太郎が何かを差し出す。それは写真だった。
「ボク、遠逆シリーズの写真持ってますよ? いりますか?」
ぶーっ、と和彦と日無子が吹き出す。
二人はがたんと同時に立ち上がって「なにーっ!?」と叫んだ。
正太郎がびらっと出した写真には、妖魔と戦っている最中の和彦や日無子、月乃や欠月の姿が鮮明に写し出されていた。
「あら。綺麗に写ってますね。薬師寺さんの怪奇写真とは思えないほどかっこいい写真です」
「し、失礼だよ奈々子さん。これは、別のを撮ろうとしたら撮れた偶然の産物なんだけど……」
それはいわゆる失敗写真ではないのだろうか……?
だが皆、正太郎の写真に視線が釘付けである。
「す、すげぇ……映画みたいだ……」と、悠宇。
「薬師寺さん、これ一枚ください!」と、日和。
写真をどれにしようか選んでいる美桜。
刹那、和彦と日無子の手にいつの間にか漆黒の刀が握られており……殺気が瞳に宿る。
「奇遇だな」
「気が合ったわね、珍しく」
和彦と日無子のセリフに正太郎は蒼白になり、顔を引きつらせたのであった。
日和と悠宇はボーリングには向かわず帰ることになったので、メンバーと別れる。
「いや、でも似合ってたぞマジで」
「はいはい」
上機嫌の日和は悠宇に微笑んだのであった。
*
ボーリングで集合したメンバーは、今度は勝負のためにチームにわかれる。
全部で4チームだ。
朱理を筆頭にした、将太郎、透子、欠月の四人。
北斗、美桜、和彦、奈々子の四人。
和樹、月乃、正太郎の三人。
真言、静、日無子の三人。
とは言っても、透子と美桜は少し疲れているのでチームに入っているだけで投げない。
「任せてください」
笑顔で一番最初に投げたのは静だ。彼はスピードがあるわけでもないが、確実にピンを倒していく。
「俺か」
腹ごしらえの後の軽い運動、と将太郎は思うが……実はボーリングは苦手なのである。
勢いよく投げたボールは凄いスピードで転がりピンへと向かう!
向かう……が、途中で思い切り逸れてゴトンとガーターへ。
三番手は和樹だ。彼は薄く笑ってからボールを持つ。
投げたはいいが、ガーターに落ちてしまった。本人的には、「やっぱりね」という感想であったが。
「和彦さん頑張ってください」
美桜の声援を受けて立ち上がった和彦はボールを持つ。しかし持ち方がわかっていないようだ。
「とにかく投げて、あそこのピンに当てればいいのか」
ぶつぶつと呟く彼は、周囲の投げている人々と同じ格好を見よう見真似で構え、ボールを投げた。
だがその投げたボールは野球のボールのように一直線にピンまで飛ぶ。
かなりおかしな光景だった。
どぎゃんという音を立てて………………ピンが破裂する。いや、破壊された。
「ひっ」
と、青ざめる正太郎が月乃にしがみつく。
「兄さん、力加減が間違ってますよ」
冷静に言う月乃の言葉に、和彦は首を傾げた。
「同じ動作をしたぞ?」
彼の呟きに嘆息したのは真言だ。
「なにやってんだおまえは〜」
将太郎が壊れた箇所を見て青ざめる。
始めて数分で彼らのボーリングは幕を閉じたのであった――――。
*
早々にカラオケに来たのでまだ時間は早い。
男女のデュエットをしているのは北斗と朱理だ。どうも性格が明るいこの二人はやたらと同じノリで騒いでいた。
古い歌を歌う二人は悪ノリしているのが明らかである。
「欠月さんは歌わないんですか?」
静は欠月にそう言うが、欠月はきょとんとした。
「歌ってもいいけど……ボクの知ってる曲ってちょっと極端なんだよね」
「え? 欠月さん、どんな歌が好きなんですか?」
興味を持った透子まで会話に加わってくる。
欠月は首を傾げた。
「そうだねえ。好きな曲っていうのはないんだけど、歌えるのは少しあるよ」
「どんな?」
静も身を乗り出して尋ねる。
二人のきらきらした目を見てから欠月はにたりと意地悪く笑った。
「な〜いしょ。そこまで興味津々なら、あえて内緒にしておくよ」
「ええ〜!」
二人が悲痛な声をあげる。
一方ちんぷんかんぷんな顔をしている和彦は、歌う気がないようでぼんやりと皆の様子を眺めていた。
美桜は和彦の近くではなく、月乃のそばに座っている。
「神崎さん、どうして兄さんのそばに座らないんですか?」
運動会が終わってからというもの、美桜はあまり和彦の近くには居ない。月乃はそれが不思議だった。
視線を伏せた美桜は苦笑する。
「気にしないでください」
「気になります」
兄に似てはっきりものを言う月乃に、美桜は困ってしまう。
現在歌っているのは正太郎と和樹だ。アイドルの曲らしいが、おどおどしつつ歌う正太郎を和樹がうまくフォローしている感じであった。
将太郎と真言は飲み物を飲みつつ手拍子などもしている。
美桜は周囲の様子を眺めつつ、月乃を見た。月乃はこちらをじっと見ている。
「私……和彦さんの傍に居ていいのかと思って……それだけです」
「いいに決まってるじゃないですか」
「でも……」
「そんなに言うなら兄さんに直接確かめたらどうです?」
そんな勇気はないと、美桜はまた苦笑してみせた。
歌わない者以外は、ほとんど全員歌ったようだ。静は歌が上手く、歌い終わると全員が拍手する。
わいわいと騒がしい中で、誰が歌っていないのかと静は見回した。
もうかなりの時間を歌っているので疲れている者は眠そうにしている。
控え目にジュースを飲んでいる奈々子に気づいて、静は声をかけた。
「一ノ瀬さん、次どうぞ」
「え? わ、私?」
奈々子は驚いたように瞬きし、それから遠慮する。
「いいです、私は」
「なーに言ってんだよ。歌いなよ、奈々子」
朱理が言い出し、奈々子は困ったように眉をさげた。
「嫌なら俺が歌うけど」
将太郎が手を挙げるものの、朱理は静からマイクを奪って奈々子に渡す。
「せっかくだし、歌ってみなよ」
明るい笑顔で言われてしまい、奈々子は日無子を見てしまう。日無子は肩をすくめた。
奈々子はちょっと考えて立ち上がる。
「わかりました! そうですね、もうこんな機会はないかもしれませんし、歌います!」
曲名を言うと、北斗がささっと番号を入れた。
メロディが流れ始める。たしか、ドラマの主題歌だったような……。
奈々子が息を吸って、ゆっくりと歌い出した。
数分後――。
全員が屍のような状態になっていた。
奈々子の破滅的音痴の力によって、意識を失っていたのである。
*
なんだか微妙な最後ではあったが、それぞれ打ち上げを楽しんだ。
「あー、楽しかったな。少し疲れたけど。じゃあこれで解散して家で休もうぜ」
将太郎の声に、全員が同意を示す。
「遠逆、送るぞ」
真言が日無子にそう言うものの、一斉に遠逆の苗字の四人が真言を振り向いた。ぎょっとしてのけぞる真言は、手を振る。
「ちっ、違う。日無子だ、日無子!」
「紛らわしいなあ」
と、欠月が洩らした。疲れている透子を背負っている彼は、静に声をかける。
「じゃ、静君とは方向が同じだから送ろうか」
「いいですね。一緒に月を見ながら帰るというのもなかなか洒落てます。守永さんも無理しないで欠月さんに甘えててください」
「ち、違いますって! そんなんじゃ……」
静の言葉にオロオロする透子だったが、しっかり欠月の背中にしがみついていた。疲れて足がうまく動かないのだ。
静は欠月と共に歩き出した。
日無子は真言を見上げる。
「じゃああたしたちも行こうか、物部さん」
「お? おお。じゃあ行くか」
「それじゃあね」
日無子は笑顔で手を振って歩き出す。将太郎もそれに続いた。
「じゃあ俺たちも失礼させてもらう」
すっかり眠ってしまった美桜を背負っている和彦がそう言う。
「美桜を送らなければ。疲れているのに無理をするからこうなるんだ」
「兄さんのせいですよ」
「なんで俺のせいなんだ?」
「この鈍感」
歩き出した月乃を、和彦は不思議そうに追いかけた。
残されたのは北斗、和樹、朱理、奈々子、正太郎だ。
五人は顔を見合わせ、笑った。
「いやあ〜、でも今日は楽しかったな!」
「そうだね。こんなことって、一生に一度あるかないかだと思うよ」
北斗の言葉に頷く朱理。
正太郎はこそこそと言う。
「でも奈々子さんがあそこまで音痴とは思わなかったなあ……」
横で和樹もこくこくと頷いていた。なにせ三途の川が見えたほどだ。あやうく川を渡りそうになってしまった。
月夜の明かりの中、五人は歩き出す。
そして宴は幕を閉じたのである――――。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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PC
【5566/菊坂・静(きっさか・しずか)/男/15/高校生・「気狂い屋」/白】
【5778/守永・透子(もりなが・とおこ)/女/16/高校生/黒】
【5698/梧・北斗(あおぎり・ほくと)/男/17/退魔師兼高校生/黒】
【0413/神崎・美桜(かんざき・みお)/女/17/高校生/赤】
【5734/小坂・和樹(こさか・かずき)/男/16/学生/黄】
【1522/門屋・将太郎(かどや・しょうたろう)/男/28/臨床心理士/赤】
【3525/羽角・悠宇(はすみ・ゆう)/男/16/高校生/黄】
【3524/初瀬・日和(はつせ・ひより)/女/16/高校生/黄】
【4441/物部・真言(ものべ・まこと)/男/24/フリーアルバイター/青】
NPC
【遠逆・和彦/男/17/退魔士/赤】
【遠逆・月乃/女/17/退魔士/青】
【遠逆・日無子/女/17/退魔士/黄】
【遠逆・欠月/男/17/退魔士/黒】
【高見沢・朱理/女/16/高校生/赤】
【一ノ瀬・奈々子/女/16/高校生/青】
【薬師寺・正太郎/男/16/高校生/黄】
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■ ライター通信 ■
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運動会の打ち上げノベルにご参加ありがとうございます、羽角様。ライターのともやいずみです。
今回はずっと初瀬さまのそばに居させたのですが、いかがでしたでしょうか?
少しでも楽しんで読んでいただければ幸いです。
今回は本当にありがとうございました! 書かせていただき、大感謝です。
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