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<東京怪談ウェブゲーム 神聖都学園>


真冬の花火

【オープニング】

 それは月神詠子 (つきがみ・えいこ)が、夜近くまで学園に留まっていたときの出来事だった。
 運動部に入ってでもいない限り、この時間帯に学園にいることはまずない。図書室に寄っていて遅くなった詠子は慌てて家に帰ろうと校舎を飛び出した。
 今は冬だ。底冷えするような寒さが詠子を襲う。
 と、すでに“暗い”と言っていい視界の中に、誰かの気配を感じた。
「……誰だい?」
 小さく呼びかける。少しだけ警戒した。
 見える人影の輪郭が、ひどくぼんやりとしていたから。
『わたし……』
 遠くに呼びかけるような声が返ってくる。
(……女の子の幽霊?)
 詠子は近づいた。
 それはたしかに、詠子と同じ服装をした少女だった。ただし輪郭がはっきりとせず、目がぼんやりと、遠く運動場を見つめている。
「何をしているんだい」
 詠子が尋ねる。
 か細い声で、返事があった。
『花火……』
「花火?」
『花火をやろうって、約束してた……』
 花火が見たいの、少女はそうつぶやく。
 詠子はいったん首をひねってから、(まさか夏にその約束をして、その直後に亡くなって、そのままここにいるのか……)と思い至った。
 花火さえ見られれば、この少女は満足するのだろうか。
 花火。今は冬だ、簡単に見られるものではない。
「……誰かに、相談して手伝ってもらおうか」
 詠子は独りごちた。
 幽霊の少女は、何も聞こえていないかのように、遠い目でそこにいた。

     **********

「何をしているのだ」
 傍らからそんな声が聞こえて、詠子ははっと振り向いた。
「夜は危ない。早く帰ることをおすすめする」
 抑揚のない声でそんなことを言ったのは、突如現れたどこかの学生らしき女生徒。
 詠子は幽霊少女を指差した。
「……見えるかい?」
「幽霊か」
 後から現れた女生徒は、何を驚くでもなくそうつぶやいた。
「そう、幽霊だ。花火が見たいと言っている。誰かと約束していたらしい。何とかできないだろうか?」
「ふむ。この真冬に花火。けったいな話だ」
 すばるも手伝おう――と、口調にまったく抑揚のない女生徒はそう言った。
「すばるは亜矢坂9・すばる (あやさかないん・―)と言う。意識の端ででも覚えておいてくれ」
 すばるは詠子に言っているのか、幽霊に言っているのかよく分からない口調でそう言った。

「ところで月神詠子殿」
 すばるは突然詠子の着ている制服をじろじろと見て、「いつも着ている服とは違う。なぜ今日に限って正規の神聖都学園の制服でいるのだろうか」
「な、なんでいつもは違うことを知っているんだい?」
「サーチした。すばるに分からないことはない」
「……今日に限って……」
 詠子は虚空を見て、「特に意味はないんだ。気分転換」
 と何となくそらぞらしい言い訳をした。
 正規の神聖都学園の制服が似合うかどうか試してみて、……似合わないな、と思ったなんてことは秘密にしておこう。
「うむ。気分転換。よいことだ」
 すばるはよく分からないことを言った。「では花火について考えることにしよう」
「どうしたらいいかな。今の季節、花火って売っているかい?」
「サーチ。……近隣商圏流通情報から開店中五店倉庫在庫あり」
「あるのかい!?」
「概算八万円相当調達可能」
「は、はちま……いや、そんなにいらないから」
「要値引き交渉」
「値引き交渉してまでいらないよ」
「では今日の装備からどうにかすることにしよう」
 すばるは無表情で「本日の装備」と淡々と話し始めた。
「テラリンク・テラネットへのアクセスを強化する」
「……???」
「ミサイルポッド」
 言うなり、肩部、胸部ががしゃこんと機械のように――実際機械だが――開いた。
「発射」
 どひゅううううん
 無数のミサイルが、夜闇に発射される。
「うわあっ!」
 詠子が悲鳴をあげた。「ちょ、ちょっと……今のはまずいのじゃ……」
 どどん! と花火のごとくの火花が夜空に散った。

『神聖都学園女生徒(幽霊)が真冬に花火をしたし。至急手助け妖精』

 ……そんな文字が描かれていた。
「……あれで助っ人がくるのかい?」
「む。字を間違えた」
 最後の『要請』が『妖精』になってしまっている。
「よくある失敗だな。うむ」
 自分で勝手に納得し、そしてすばるは「少し待ってみようではないか」とどこか楽しげにそう言った。

 果たして、助っ人はやってきた。
「真冬に花火したがってる女生徒幽霊が神聖都学園に出るってほんとかよ?」
 そう言ってやってきたのは、とてもいい体つきをした青年だった。
「……本当に来た……」
 唖然とする詠子に、すばるがピースのサインをしてみせる。
「そのとおり。あちらを」
 すばるが青年の視線を幽霊少女へと促す。
 少女は相変わらず遠く、夜闇を見上げながら『花火……』とつぶやいていた。
「おわっ。マジか!」
 青年――五代真(ごだい・まこと)はぎょっと一歩退いてから、「しかし、このくそ寒いのに花火がしたいたぁわがままなとこあるな、その子」
「わがまま? そうかい?」
 詠子が不思議そうな顔をする。
「幽霊のすることにわがままも何もないだろう」
 すばるが重々しく言った。
「分ぁーった分ぁーった。しかし、放っておくわけにもいかないな。俺に任せてくれないか? 何とかしてみるよ」
「それは心強い」
 すばるは真になぜかピースサインをしてみせた。「任せる」という意味らしい。
 真はぐっと親指を立てて、そしてどこかへ走っていった。
「さてすばるは、次の段階に移ることにする。――カメラアイ・視聴したものを記録、外部出力できるペタバイトメモリ内臓アイ」
「……見てどうするんだい?」
「ちなみにお小遣い、お金、使っても使わなくてもなくなる」
「それって意味ないんじゃないか……?」
「ハイドロデリンジャー」
 パシン
 すばるの右の掌が開き、ものすごい勢いで水流が放出された。
「このように勢いのある水流でもって対象を粉砕する」
 粉砕してどうする、とは今回はつっこめなかった。
「………」
 詠子は水流をまともにあびて、びしょぬれでぶっ倒れていた。
「……痛い」
 顔をしかめながら、ぴりぴりと痛む体で身じろぎすると、
「む。それは申し訳なかった」
 すばるはほんの少しばかり「許せ」な沈痛な表情になった。
「ひ、人に向かって放つな……はっくしょん!」
 水浸しだ! とようやく体を起こして自分の制服を見下ろし、詠子は嘆いた。
「このように、対象を洗浄することも可能」
「洗ってどうす……はっくしょん!」
 今夜中に、詠子が風邪を引くのは間違いなかった。

「おいおい、誰ださっきから寒そうにくしゃみしてんのは?」
 突然新しい声がわりこんでくる。
「む。新たな助っ人登場」
 すばるがまたもやピースサイン。
 二十代後半に見える男性だった。名を、門屋将太郎(かどや・しょうたろう)と言う。
「真冬に花火をしたいって女の子の話を聞いて……つーか、大丈夫かお前」
 将太郎はびしょぬれの詠子に、自分の着ていた上着を脱いでかけてやった。
「あ、ありがと……う、っくしょん!」
「花火じゃなくて水浴びがしたかったのか?」
「違う。詠子殿は関係ない」
 すばるが重々しく、真にやったように将太郎の視線を幽霊へと向かわせる。
「ああ、あの子か。俺のところに相談に来る生徒たちからそういう話を聞いたよ」
 臨床心理士の将太郎が眉根を寄せてそう言う。「何でも、屋上で花火をしようとしてたらしいんだけど、飛び降り自殺したとかそうでないとか……」
「屋上」
 すばるが抑揚なくつぶやいて、屋上を見上げた。
「ふむ。花火には最適だ」
「地縛霊だろう、と言いたいところだが、どうも違うような気がする」
 幽霊少女を見つめて、将太郎はつぶやいた。「せっかく来たからな。話を聞いてみることにするよ」
 少女の前まで歩いていき、将太郎はカウンセリングを開始した。
「お前か、花火をしたいって現れる少女ってのは。聞いたぜ。真冬なのに花火したいんだってな」
 少女はぼんやりとした視線で将太郎を見つめる。
『花火……花火が見たいの……』
「どうしてだ? 話を聞かせてくれ」
『花火……』
「お前が話すまで、俺は動かない」
 以降、将太郎は一切口を開かなくなった。じっと少女を見つめるまなざしをそらすことなく、待ち続ける。
 その間に、すばるがさらに次の段階に入っていた。
「冷線メーサー砲」
 両の掌より光線が放たれた。
 見事、少女の前で動かずにいた将太郎にヒット。将太郎は冷たすぎる光線によって凍りついた。
「おお。これで幽霊殿が口を開くまで動かずにいられる」
「って違うだろ!」
 詠子は将太郎にかけよった。
 しかし将太郎を溶かす方法が見つからない。
 すばるはさらに続けていた。
「ロケットパック・背面に装着する小型ロケットモーターと滑空用主翼……」
「そ、空を飛んでどうするんだい……」
「自爆装置。自爆可能」
「自爆するなーーー!」
 詠子らしからぬ悲鳴でもって、すばるが自爆することはかろうじてまぬがれた。

「ど、どうしたんだよ、今の悲鳴……自爆ってなんだ?」
 ちょうどそこへ帰ってきたのは真である。
「寒い中待たせたな。花火、持ってきたぜ……って、ありゃ?」
 真の視線が、凍り付いている男性に釘付けになった。
「し、将太郎……?」
 慌てて花火用に持ってきたらしいライターを灯し、凍りついた将太郎を地道に溶かし始める。
「――あちっ」
 火が皮膚にあたって、将太郎が悲鳴をあげた。
「あ、悪ぃ」
「どわー……えらい目にあった……って、ま、真、どうしてここへ?」
 親戚関係にある二人は、突然の顔合わせにお互い苦笑いをした。
「花火をなー、取りに行ってたんだけど」
「おっ、手に持っているのは花火だな。ちょうどいいや、やろう!」

 どこで手に入れたかって? バイト先のコンビニの片隅にあったのをくすねてきたんだよ。あとは、俺が友達とやろうとしてやらなかった残り。
 んじゃ、始めようか。

 真がライターでロウソクに火を灯し、花火に火をつけた。

 しゅわ……
 ぱちっ ぱちぱちっ

『花火……』
 幽霊少女のうつろな瞳に、美しい火花が映る。
「どうだ? 綺麗なもんだろ?」

 しゅううううっ……
 ぱちぱちぱちっ!

 少女のずっと遠くを見ていた目が、真と将太郎、そして詠子の持つ花火に焦点をあてる。
 透き通るような目に、花火の色はよく映えた。

「……ひとつ聞いていいか?」
 真がぽつりと、少女に尋ねた。「あんた、何で花火がやりたいなんて言ったんだい?」
「それを聞くのが俺の仕事だったはずなんだけどな……」
 将太郎が横目で見るのは、すばる。
 すばるはひとり、花火には参加せずに、目を半ばとじて何事かをぶつぶつ言っている。
「友達とここで花火をしようって約束してたけど、思い半ばで死んじゃった……とか?」
 言いながら、真が気まずそうに少女の顔をうかがった。
「悪気があって聞いてるんじゃないぜ。おれはただ、あんたの望みを叶えてやりたいだけだ」
「そりゃ俺も同じだっての」
 親戚にすっかりお株をとられて、将太郎はため息をついた。
 そして花火を一本手にしたまま少女に歩み寄り、少女の触れられない右腕に自分の腕を重ねた。
 まるで少女が花火を持っているかのような形に、背後から腕を回して。
「ほら、お前さんも一緒に花火……な」
 少女の瞳が――
 色とりどりの花火を映したままうるみ始めて――

「……検索終了」

 すばるの声が重々しく響いた。
「聴き取り情報・制服年代・生徒記録から当該者の周辺状況判明、幽霊化による欠落記憶補填、本人忘却の者含め希望される人間、約束の相手、を招聘中……」
「……え?」
 やがて、
 空から、ぽつぽつといくつもの影が降ってきた。

 どさどさどさっ

 次々と落ちてきたのは人間だ。
 十人を超す人数の。
 ……空から落ちてきて全員無事だったというのは奇跡に近かったが、それよりも。

『………!』
 幽霊少女が大きく反応した。
「……いってえ……あれ?」
「なに、ここ神聖都学園?」
 真も将太郎も詠子も唖然と立ち上がっていく彼らを見つめる。
 彼らは、二十代も半ばをすぎたような大人ばかりだった。
「幽霊の名前、桜谷ひかる。死亡、今から十年前の夏。当時の友人と思われる約束の相手の方々をお招きした」
 すばるが目を開いた。
 無表情に見えるが、どこか達成感のある顔をしていた。
「十年前……?」
 詠子がつぶやく。と、
「桜谷!」
 空から落ちてきた大人たちのひとりが叫んだ。
「桜谷! お前桜谷だな……!」
 次々と。わらわらと幽霊少女のまわりに集まってくる。
「お前……約束覚えてたんだな」
 招聘された人間のひとりが、まじまじと少女を見つめる。
 幽霊少女の瞳のうつろさは、すでになくなっていた。
「ひかるぅ……ごめんねえ」
 女性のひとりがわっと泣き出す。それを皮切りに、ほとんどの人間が涙ぐんだ。
「こんな長い間さまよわせてごめんね、ごめんね……」
 真と将太郎、そして詠子が花火をいったんやめて、顔を見合わせる。
「……けっきょく、何なんだこりゃ?」
 と将太郎がつぶやいた。

 話は十年前にさかのぼる。
 当時の神聖都学園、高等部三年生の仲良しグループは、夏に夜の学校に忍び込んで花火で楽しんでいた。
 と、そのとき。あるひとりが言ったのだ。
「なあ、夏ばっかりに花火やってんのも面白くなくないか? 今度は冬に挑戦してみようぜ!」
 冬に花火をしよう――と。
 彼らは、約束したのである。

 しかし、約束は破綻した。
 仲良しグループの一員、桜谷ひかるがその年の秋に……屋上からの転落事故で亡くなった。
 けっきょく冬になっても彼らは花火をやる気になれず、そのままお流れとなっていたのである。

 そして――
 当の桜谷ひかるは、その約束を決して忘れていなかったのだ。

 毎年、冬になるたびに、『花火をやると約束したの』と神聖都学園へと姿を現す。
 それを繰り返し、繰り返し……
 そして、十年。

「今、ここにつどったってわけだ。そのときのメンツが」
 将太郎が面々をぐるりと見渡して、にやりと笑った。
「こりゃいいや。すばるとか言ったっけか? よくやったな」
「うむ。すばるの仕事が失敗しなかったことは珍しい」
「………」
「よっしゃ!」
 真が気合を入れて、右腕を夜空へと突き出した。
「最後は盛大に、みんなで屋上・打ち上げ花火連発で楽しもうぜ!」

 どやどやと――本来立ち入り禁止の――屋上にみんなで駆けのぼる。
 ちなみにかかっていた鍵はすばるがぶち壊した。
 やってきた屋上。花火をすると約束していた場所。
 そして――桜谷ひかるが転落したその場所……

「ここで……やるの? ひーちゃんが嫌かもしれないじゃない」
「甘い甘い」
 将太郎がにっと片目をつぶって、不安そうなひかるの友人に笑いかけた。
「ここでやるからこそ、この子へのはなむけになるんだよ」

 真が次々と花火を設置していき、ひかるの友人たちがそれを手伝い、詠子とすばるは幽霊少女ひかるの傍らに立ってそれを見つめていた。
 将太郎が空の様子をたしかめる。雨が降りそうではないか。打ち上げ花火を、綺麗に見られる空であるかどうか――
「どうやら空も、歓迎してくれてるみたいだぜ」
 火をつける仕事は、ひかるの友人たちに任された。
 そして――
 十年前の約束が今、はたされる。

 火花は盛大に、夜空をいろどった。
 熱くて美しい華は、彼らの友情を心から祝福していた。

 火花がひかるの透き通った体に降りかかる。
 ひかるが、
 初めて――
 そっと、微笑んだ。

 誰かが、約束しようと言った。
 ――この先毎年、このメンバーで集まって冬にどこかで花火をしようと。
 ひかるのために、花火をしようと。

 反対するものはいなかった。

「だから……ひかる」
 女性のひとりが、幽霊となったかつての友人に歩み寄る。
「安心して、逝っていいからね」
 私たちは毎年必ずあなたを思い出す。
 それは必ずの約束。誓いだから。

 ひかるの顔を、満面の笑顔がいろどった。
 それは夜空に輝く花火よりも、ずっと美しい華だった。

【エンディング】

 桜谷ひかるがこの世から姿を消して――
 その余韻も消えて、まもなく。
 現実感を取り戻し始めた彼女のかつての友人たちが、がやがやと騒ぎだした。
「どうでもいいけど、私今北海道に住んでるのよね……」
「あ、私高知!」
「俺は大阪……」
「そりゃあ帰るのに大変だなあ」
 真や将太郎が気の毒そうに彼らを見守る。
「というか、来るときがすばるくんの能力だったんだから」
 詠子がつぶやいた。
 みんなの目がいっせいにすばるに集まる。期待のこもった目で。
 すばるはピースサインをした。
 顔を輝かせるみんなの前で、重々しく。
「すばるの能力に、返却機能はないのだ」

 ――その後、すばるがどんな目にあわされ、彼らがどんな方法で家に帰ったのかは不明である。
 ちなみにその夜の出来事の一端は、各地で『謎の人間失踪事件』として語り継がれている――


 ―Fin―


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】

【1335/五代・真/男/20歳/バックパッカー】
【1522/門屋・将太郎/男/28歳/臨床心理士】
【2748/亜矢坂9・すばる/女/1歳/日本国文武火学省特務機関特命生徒】

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■         ライター通信          ■
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亜矢坂9・すばる様
初めまして、笠城夢斗と申します。
このたびは依頼に参加してくださり、ありがとうございました!
とても面白いキャラクターさんで、結局一番目立っていますねv最後に口では言えないような目にあわせてしまい(?)申し訳ございません。
書かせていただけて光栄でした。
またお会いできる日を願って……