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<東京怪談ウェブゲーム 草間興信所>


声なき声


「声が聞こえるんです、うっすらと言葉になってないような」
 依頼人の女性のその一言から、始まった。
 自分にだけ聞こえるらしい声の原因を突き止めてほしいとの依頼。
 草間・武彦は依頼人の女性の嘘泣きにはまり、依頼を請け負うことになったのだ。そして解決のため集められたのは三人。おおよその流れは草間・零からは聞いているようだった。
 シュライン・エマ。
 セレスティ・カーニンガム。
 玖珂・冬夜。
 シュラインは草間の左斜め後ろ、セレスティはその隣、草間の右斜め後ろ、そして冬夜は依頼人の後ろあたりに立っていた。
「ま、頑張りましょ。いつものごとく手伝うから」
 シュラインは草間の背中をぽむぽむと叩いて励ます。
「それじゃ、色々詳しいこと話してもらおうか」
 草間はシュラインに励まされ、依頼人の女性を促す。彼女ははい、と頷いた。
「ええと、まず名乗ってませんでしたよね。私は中河一二三と言います。なかは中心とかの中でかわは大河の河、いちにさんって書いてひふみですね」
「はいはい、それはいいから。声の詳細とか……あーもう、面倒だな。こっちから知りたいこと聞くからそれに答えてくれ」
「いいですよ、どうぞ」
 一二三はにこりと微笑んで言った。空で四人は視線を合わせ、それとなく意思の疎通をする。そして最初に切り出したのはシュラインだった。
「じゃあ……その声の性別や、あと一二三さんが身体のどの辺り……例えば耳元とかお腹でとか、聞こえているか、教えて頂戴」
「えーっと……声は……」
 そう呟くと、一二三は瞳を閉じて、耳を澄ましているようだった。その様子を後ろから冬夜は見ている。
「声は耳元、で……どっちかというと女性、というか女の子みたいな……くぐもった感じで、なんて言ってるかはわからないんですけど」
「そう……私には何も聞こえないわね」
 皆はどう、とシュラインは問うが、草間はもちろんセレスティも冬夜も聞こえないと首を横にふる。
シュラインは腕を組んで、何か考え事を始める。自分に聞こえない声がどんなものか、本当に知ることはできないがイメージとしては何かを掴んだようだった。
「何か……仮に霊として、一二三さんと霊の波長が合ったのかもしれませんね。聞こえるようになったのは……湖に行かれてから、でしたよね」
 セレスティは、穏やかにゆるりと礼儀正しく問う。一二三は一瞬、その優美さに見蕩れていたようで、はっとする。
「ええ、はい。この前……先々週に友達と観光地の湖に行ってからですね。あ、パンフレットとか持ってきましたよ」
 一二三は隣においてあった鞄からごそごそと数部、パンフレットを出して差し出す。
 草間はそれを受け取ってぱらぱら、とめくると後ろへとまわした。セレスティとシュラインはそれを受け取ってざっと眼を通す。
「……水神伝承のある、湖らしいですね。これは……」
「何かいそうね」
 セレスティの言葉にシュラインは頷く。
「それにここ……どこかで地名見たような気がするのよね……うーん、思い出せない。あ、玖珂さんは、何かあるかしら?」
 シュラインにふられ、一テンポおいて、冬夜は反応する。
「え……んー……大丈夫、かなぁ」
 少し眠そうなそぶりを見せながら、冬夜は言う。
「じゃあ、直接現地に行くかなぁ、明日」
 草間はこのままここで問答していても無駄だと思いそう言う。いきなりの言葉だが、なんとなくそれぞれ予想していたらしい。
「そうね……じゃあ今日は、もう解散かしら?」
「そのようですね。では湖までは私の車を出しましょう、明日の朝こちらで」
「お、悪いな。頼むぜ」
 草間の言葉にセレスティは穏やかに微笑んだ。
「あと、このパンフレットいただいてもよろしいでしょうか。少し目を通しておきたいもので」
「ああ、いいぜ。それじゃ、明日の朝な」
 では、とセレスティは言い、草間たちの横をゆっくりと進んでいく。
 シュラインはふと一二三をみて、もう少し質問していいかと問う。
「湖周辺の行動ルートと、あとどの辺りから聞こえ始めたかとか、覚えてるかしら。他にも購入したものとか、拾ったものとか……」
「ルートは普通に散策コースですね、パンフレットに書いてある通りの。聞こえ始めたのは……こけてから。舗装された道が終ったところ、だったかなぁ……あれ、どうだろう」
「ゆっくりでいいわ、思い出したらで」
「そうですか。じゃあおいといて、買ったのは普通に土産物屋でお饅頭を。持ってきたものは、ないかな、うん」
 買ったお饅頭はパンフレットにのってますよーと間延びした調子の声で一二三は言う。確かに、パンフレットを見ると名物としてのっている。
「何か持ってきてしまっていたのならそれを返せばおさまりそうだけど……違うみたいね」「助けて、って。そんな、感じがするよ。氣を見てたんだけど、悪くないけど……苦しそう、な感じがするかな?」
 冬夜が、シュラインと一二三の会話に入る。氣を見るのが癖で、ずっと見ててそう感じたんだ、と告げて彼は笑む。
「そうなの、じゃあ……やっぱり現地がポイントね」
 少しネットで調べてみようかしら、とシュラインは呟き一二三を見る。
「ありがとう、参考になったわ。また何か思い出したら明日教えて頂戴」
「わかりました」
「それじゃあ私は先に失礼するわね、また明日」
 シュラインは出口に向かって歩く。そして冬夜に明日はよろしく、と笑いかけ、多めに受け取っていたらしいパンフレットを渡す。
「一人で三部もいらないし、目を通しておきたいでしょ?」
「ありがとう、うん」
「それじゃあまた明日」
 シュラインは颯爽と、興信所を後にした。



 そして、その依頼の日の次の日。
 一向はセレスティ所有の車にて問題の湖へと到着する。
「あら、なかなかいいところね」
「観光地だからなぁ。ああ、のんびり過ごしたいぜ」
「依頼を解決したら思う存分羽根をのばせますよ」
 草間の言葉にセレスティは苦笑しながら返す。確かに天気もいい、穏やかな場所でゆっくりしたいとは思う。
「じゃあ、中河さんと一緒にその散策ルートってやつを行くか。中河さん、声ってやつはどうだ?」
「いつもより大きな感じで聞こえます。でもなんて言ってるかはわからないんですよねー」
 そうか、と草間は頷き歩み始める。それに続いて舗装された細い道をてくてくと、進んでいく。
「途中で色々とお店もあるから休憩がてら話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。水神伝承をパンフレットで見ましたが、もう少し詳しく聞けるといいと思います」
「そうね、それに最近、といっても二年前なんだけれど、この近くで行方不明者がでてるらしいの。湖の名前に引っかかったのはニュースで聞いていたみたい」
 シュラインは昨日、自宅に戻ってからネットを使い軽く調べたことを話す。
 当時遠足でここへ来た小学生の女の子が行方不明になったこと。
 友人たちの話では何かみつけた、と言って一人散策路から外れていったこと。
 そして、まだ彼女が見つかっていないこと。
「水神が連れて行った、とか地元では言う人もいるらしいわね」
 特に気になるものは無く、整備された道をしばらく歩いていくと一件の茶屋が見えてくる。聞き込みもかねてそこで一休み。
 抹茶と和菓子を頼んでしばしまったりとする。この茶屋の店主は年の頃は四十路過ぎといった話好きそうな女性だった。水神伝承の話を振るとうれしそうに、話し出す。
「水神伝承で一番有名なのはその大蛇がとぐろを巻いてっていうのだけども、そうね、水神が連れて行ったっていうのは、一時期大増水で生贄として子供が捧げられたとかいう言い伝えからかしらねぇ……あとはその大蛇の子が水神だっていう話もあるわねぇ……昔のことだからよくはわからないけれども、詳しく知りたいなら博物館があるわ、丁度この対岸あたりに。そういえばどこかに祠もあったわね」
 そう言って指差した先には確かに青い湖の対岸に白い建物が見える。
「散策路を歩いて、解決方法が見つからなければ言ってみましょうか」
「そうね、対岸だもの、このまま進んで行ったほうがよさそうね」
 抹茶と和菓子、それを全員平らげ店を出る。支払いは一二三がしたようだった。依頼の必要経費、ということらしい。
「そういえば、玖珂さんはコンビ二袋持ってるけど、それ何が入ってるの?」
「うん? これはお酒」
 シュラインに問われ冬夜はその袋を広げてみせる。カップ酒がそこには三つ。
「お神酒代わりだよ、何もないよりかあったほうがいいかなーって」
「なるほど。確かにあって困るものじゃないわね」
「おーい、置いていくぞー」
 立ち止まって話していたせいか、草間たちとの距離が少し空いてしまっている。二人はちょっと小走り気味に急いだ。
 そしてしばらく進むと、突然一二三が立ち止まる。ちょうど整備された道が終わり、そこからは土の道が続いている。
「ここ、ここあたりでこけて、それで、声が聞こえ始めた、ような気がするようなしないような」
「結局どっちだ」
 曖昧な言葉の一二三に草間は少しばかり苛ついたようだ。確かに、はっきりとはしてほしい。
「この辺りで声が聞こえ始めたと仰るなら、少し調べてみますか。何もしないよりかはいいでしょう」
「賛成、手分けして何か怪しげなものがないか探しましょう」
 セレスティの言葉にシュラインは賛同し辺りを見回し始める。それぞれ思い思いの方向にだ。
 土でできた道はいたって普通だ。その道のそばからは暗く林が広がっている。何かあるとすればそちらだろう。目を凝らして林の奥をみるが、それといって特徴的なものは無さそうだ。耳を澄ましても風のざわめきくらいしかない。だが小川のせせらぎのような音も聞こえる。
 そしてそれぞれ調べ終わり一つどころに集まって何かあったかと情報を交換。
 シュラインがせせらぎについて言うとセレスティは湖に流れ出る支流らしきものがあることを伝える。そして冬夜は獣道があることを。
「どうするの、武彦さん」
「どーするってもなぁ……ここ歩いていくか……林に入るか、だよな」
 草間はしばらく考えて一二三の方を見る。最終的決定権を任せてみよう、ということらしい。
「どうしたいんだ、決めてくれ」
「え、私がですか? えー……声聞こえ始めたのはこの辺だし……うーん……」
 彼女は四人の視線を一斉に受けて考える。
「……じゃあ林の中に入ります。なんとなくだけど声も、林から響いてるような気もするし」
「そうか、じゃあ行くか」
 がさがさと散策ルートから外れて林へと入る。冬夜のみつけた獣道から入り込みしばらく行くと小さな、人が通れるような道があった。今度はそこを歩いてどんどん林へと入っていく。
「この道なんだろうな……草は生えてるが、獣道じゃあないよな」
「祠に続いてたりするんじゃないの、当てずっぽうだけど」
「……シュラインさんの言うこと、あたっているようですよ、ほら」
 ふと先を見据えていたセレスティは林の奥を指差す。それは木に隠れていて見落とすかもしれなかったが小さな祠で、そこまで道は続いているようだ。
「……あそこ、すごく綺麗な氣が漂ってる。あと一二三さんに感じた氣もある、かな……」
「水の気配もありようですね。おそらく先ほどの茶屋で聞いた祠じゃないでしょうか」
 一行はその祠へとたどりつく。変わったところは何もない。ただ小さな祠がちょこんとあるだけだ。
「ちょっと、声大きくなったかも……」
 一二三はそう言って視線をめぐらせる。聞こえている方向を定めようとしているようだった。
「私には聞こえないわ。やっぱり一二三さんだけに聞こえるようね」
「波長がよほど合ってらっしゃるか、よほど彼女しか合わないか……と言ったところでしょうか」
「一二三さん、声……あっちからじゃない?」
 冬夜が指差した先は祠の丁度先だ。その奥は道もなく荒れている。
「言われてみれば、そうかも。なんでわかったの?」
「そっちから、流れてきてるんだよね……」
 聞き取れるかどうかそれは微妙な声量だった。そして、物悲しげな声色。なんとなく、予感が誰の胸にも生まれる。
「じゃあそっちに行ってみるか」
 草間はがさがさとその草を分け入りそれに一二三も続こうとする。が、それをやんわりとセレスティが引き止める。
「キミはここにいたほうがいいでしょう」
「え、でも……」
「そうね、私も行かない方がいいと思うわ」
「うん」
 三人に止められては無理に進むわけにも行かない。一二三は行きたい衝動をそこで抑えた。
「俺……行ってくるね。あ、このお酒、祠にお供えしておいて」
 冬夜は手に持っていた袋を一二三に渡して、そして草間を追う。
 受け取った酒を一二三はみつめ、なんとなくシュラインとセレスティの方を見る。二人とも供えるといい、といった雰囲気だ。
「お供えをしたら声、止まったりするかもしれないわね。今も聞こえているんでしょ?」
「ええ、よく……今はとてもよく聞こえます」
 セレスティは自分の能力を使い、水で軽くその祠を洗い流す。埃や汚れなどが落ちて、すこしさっぱりしたような感じだ。
「さ、供えてあげてください」
「はい……これって手、叩いてお祈りですかね?」
「それは個人の自由じゃない? 誠意が伝わればいいと思うわよ」
「そうですね。シュラインさんの仰るとおりでしょう」
 二人の言葉にそうですね、と一二三は笑いかけるとお神酒代わりのカップ酒を供え、そして手を合わせて何かを祈るようだった。
 シュラインとセレスティもそれに合わせる。
「よし。でも残念、まだ声は聞こえ続けてます。うーん、もうずっとこのままだったらそれはそれで慣れちゃいそう」
 苦笑しながら言う一二三に、大丈夫ですよ、とセレスティは笑む。それで、なんとなく安堵を彼女はする。
「それにしても、私、あんたも林の奥に行くと思ってたんだけど」
「まぁ、若者もいますし、歩きづらいでしょう。それに女性二人を放っておくわけにもいきませんし」
 確かにここで女二人置いていくなんてちょっと薄情ね、などとシュラインは笑う。
「あ」
 突然、一二三が声を漏らす。それに何事だろうか、とシュラインとセレスティは反応する。
「もしや、声が止まりましたか?」
「あ、はい。止まりました、今まであんなにしっかり聞こえてたのに……」
「きっと二人が何か、原因を見つけたんでしょう」
 そう言って二人が行った先を見る。しばらくすると二人が戻ってくる姿が見えた。
「一二三さんに聞こえる声、止まったそうですよ」
「そうか……じゃあきっと……」
 草間はセレスティの言葉に頷き、戻るぞと言う。
「え、原因は何だったんですか?」
「ん、ああ……何と言うか……」
「はっきり教えてください」
 詰め寄る一二三に草間は困り顔を浮かべる。セレスティとシュラインはなんとなく、その様子から原因を悟っているようだった。
「仏さん……だな……詳しくはわからないが女の子、だった」
「え……」
「一二三さん、しっかり」
 その言葉の重さに一二三は少しふらついて、それをシュラインが支える。大丈夫、と問われてもすぐには大丈夫とは返せない。
「きっと一二三さんだけに聞こえる声で、見つけてほしいって言ってたのね。あなたはそれをかなえてあげたの」
「そう、なのかな」
「そうなの」
 力強くシュラインは肯定し、一二三はそうだといいな、と力なく笑う。
 道なき道を戻って、そしてだんだんと林の暗さが消えて行く。もとの散策路に戻ってきたのだ。
「一応解決、だな。俺は警察に行ってくるが……」
「それなら私もご一緒しましょう。一人で行ったのでは説得力が足りないかもしれないですから」
「そうか、おまえが一緒に来てくれるとそれはありがたいな。おまえたちは……」
「少し、彼女を休ませてあげたいわ。気持ちの整理があるでしょう」
「そうだな……じゃあ茶屋にいてくれそこでまたあとで」
 そう決めると草間とセレスティはそろって歩んできた道を戻っていく。
 その後をゆっくり、一二三、シュラインと冬夜は歩む。
 何か話そうと思っても、なんとなくそうできない。茶屋についても、同じだった。
 話すことがない。しばらくしてセレスティだけが、戻ってきた。どうやら草間は警察に同行するようだ。
「一二三さん、大丈夫ですか?」
「えっと……はい。まだなんとなく、実感がないだけで。聞こえてた、声がもう聞こえないのも……なんだか違和感があるのかな」
「一二三さんは悪いことは何もしてないんですよ。ただ、声の主の……彼女が見つけてほしいと声にしていたのを聞いて、そしてそれを助けただけ。良いことをなさったんです」
 穏やかに、諭すような言葉でセレスティは語る。その言葉にシュラインも冬夜も同意するような表情を浮かべていた。
「そうですね、うん。せっかくみつけてもらったのに、それを手伝った私がくよくよしてちゃ駄目ですよね」
 彼女はよし、と立ち上がって一つ深呼吸をする。
「ところで、これからどうするんですか?」
「どうしようかしらね……武彦さんだけ置いて帰るわけにも行かないし……」
「では彼から連絡が入るまで観光していますか?」
 セレスティの提案にそれがいい、と皆頷く。
「じゃあ私、皆さんにお礼にお土産でお饅頭一箱ずつプレゼントしますね」
「あら、嬉しいわねそれ」
「俺も、何かお土産買おうかなって思ってたから」
 行きますか、と一二三は真っ先に立ち上がり歩み始める。
 途中で止まりシュライン、セレスティ、冬夜がまだ来ていないことを知ると早く、と急かすくらい張り切っている。
 そんな彼女に苦笑して、彼らはその後ろをついて行く。
 まだしばらく彼女に振り回される時間を過ごさなければいけないようだ。



 後日談。
「……依頼料、貰うの忘れてましたね……」
 シュラインは煙草をふかしながら微妙な笑いを浮かべる草間を見下ろしていた。
「……ノーギャラ、ただ働き……ってことになるな」
「ああ、もうそんなだから貧乏暮らしなんですよ……!」
 そう言っても、終ってしまったことはしょうがない。依頼の対価はこの土産ものの饅頭一箱。それももう残り一個だ。
「あーあ……でも、解決してよかったわ。だから最後の一個は私がもらいます」
 草間が手を伸ばした瞬間、それをさっと奪いシュラインは笑う。悔しそうな草間の表情がちょっと嬉しい。
 今日も興信所は平和で穏やかだ。


<END>


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号/PC名/性別/年齢/職業】

【0086/シュライン・エマ/女性/26歳/翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1883/セレスティ・カーニンガム/男性/725歳/財閥総帥・占い師・水霊使い】
【4680/玖珂・冬夜/男性/17歳/学生・武道家・偶に頼まれ何でも屋】
(整理番号順)

【NPC/草間・武彦/男性/30歳/草間興信所所長、探偵】

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■         ライター通信          ■
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 はじめまして、ライターの志摩です。此度はどうもありがとうございました!
 初草間デビューのお話だったのですが、とりあえず「題が声なき声なのに内容がなんかずれてるじゃん!」と後々に自己ツッコミしてしまいました……ネーミングセンス磨かなきゃ…!もっとよく考えなくては…!

 皆様からいただいたプレイングを色々と試行錯誤で、ちょっとずつ削らせていただいたところもあるのですが色々と自分が当初予定していた話からさらに想像掻き立てていただき、話も膨らませれて楽しかったです。自分が楽しんでも、皆様に楽しんでいただけなければ駄目なのですがね。シュラインさま、セレスティさま、冬夜さまがこれを読んでちょっとでも楽しんでいただければ幸いです。
 なお誤字や不都合などありましたらどうぞ突っ返してくださいませ。

 シュライン・エマさま

 ご丁寧なプレイングありがとうございました!
 背中ぽむぽむは絶対いれなきゃ…!と何故か最初に心に決め、書かせていただきました。シュラインさまらしさ、がこのお話でちょっとでも出て、感じてもらえたら良いな、と思っております。
 それではまたどこかでお会いする機会があれば嬉しく思います。