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■はぴ干支■
それは年明けて早々のこと。
デリク・オーロフとウラ・フレンツヒェンの二人は、3LDKの部屋を出てあれやこれやと時にはいささか特殊な分野の話題も交えつつ、神社に向かっていた。
正月という期間なだけあって街中は普段より人気が無い筈なのに、目的地に近付くにつれて賑やかになっていく。その独特の騒々しい空気にウラが咽喉を引き攣らせたように笑う。聞きながらデリクは歩く。取り立てて変わった事の起こる気配も無い外出の筈だった。
ウラの和装ゴスロリと言おうか、華やかな振袖姿の襟袖の各所にひらひらと踊るフリルの群れ。これがまた意外とマッチしているし、非常に似合っている。時折通る娘さんなぞが視線を投げるだけの事はあるのだろう。素直に見下ろすとウラの豊かな黒髪が揺れるその頂点あたりを見る事になるデリクは、対照的に普段とさして変わらぬスーツ姿にコートだけ。
「それにしても、皆さん朝から元気デスねェ」
「文句言いながら出てくるデリクもね。ヒヒ」
愛らしい、と簡潔に言ってそれで納得するウラが咽喉が引き攣れたような声で笑う。
わざとらしく肩を竦めてみせてデリクは特に何を返すでもない。ただ「おや酷いデスね」とおどけてみせる程度はしておいた。
「まあ折角ですから御神籤くらいは、引いてみましょうカ――オヤ」
その間にも人はじわじわと同じ方向に増えていたのだけれど、途中でデリクが瞳を動かした。
少しだけ、風変わりな気配の子供達が道の隅をちょこちょこと歩いているのを見たのである。
隣のウラも提げたこれまたフリルばっちりな巾着を軽く振りつつ同じ方向を、唇をゆったりと撓めて見る。楽しめそうな予感でもあったか、クヒッと笑い声がデリクの耳を擽った。
その子供達は、二人同時に足を止めるとぴたりとデリクとウラを見る。
「気付かれてしまいましたヨ」
「怪しい男に見られたんじゃ当然だわね。クヒヒッ」
「失礼ナ。怪しくありまセンよ」
ねえ?
ウラと並んで話しつつ、同意をついつい求めてしまう相手はその子供達。
時に通行人が間を通り抜ける距離でそれぞれの二人組が向かい合う。
「何かしらあれ」
しかしすぐにウラの怪訝そうかつ愉快そうな声が上がったのは、向かう先の子供達がなにやら巾着から器を取り出し、水筒から何やら注ぎ出したからである。くん、と鼻を軽く動かしてみても正体は解らず二人は興味のまま二人の傍に近付いた。
無論、デリクの本職絡みの危険なぞ無いと知った上でだ。
「お酒デスか」
覗き込むようにすれば届く酒精の香りにデリクが声を洩らす。
そこで子供達はきょとりと瞳を瞬かせて、何やらお互いの顔を見ると頷き合った。
興味深げに見るウラとデリクを見比べる。
そうして少し育った外見の方が腕を伸ばしてデリクに盃を差し出して。
「おみき、どうぞ」
小さな盃に注がれた酒を、デリクは無言で見る。
ゆったりと、微かな笑みを佩いて「そうデスネ」と言いはしても手は出さない。
「飲まないのかしらデリク」
「ウラ。あなた私に何をさせたいんデスか」
「ただの酒じゃないの」
「御神酒はただの酒じゃないんデスよ」
ヒヒと笑うウラに溜息を吐きながらデリクが返す。
白い息が広がる間にウラは振袖を器用に扱って子供から盃を受け取り、差し出してくる。それを受け取るだけ受け取りながら、視線で先を促すウラと見上げてくる子供達を順に見てから軽く盃を揺らした。
「お供えして祀った酒に霊力が宿るとされまシテ、それを御神酒と言うんデスよ。それを飲む事で神様の霊力を体内に、という神道のそもそもの」
「風習です」
「しきたり」
「……イエ、そりゃまあ確かにそうとも」
「まあ!日本のしきたりなのね!」
一般的な方向から言ってみたデリクの言葉を子供達がすぱんと遮って一言で片付けた。
しかもウラがその単語に声を弾ませた。素敵だわ、と引き攣った笑いを零している。
「ウラ。ですから子供が御神酒であろうとなかろうト、酒を道端でですネ」
「折角だから飲みなさいよ」
「――ウラ」
「飲むのよデリク!なんて素敵なしきたりかしら!」
どう考えても怪しいじゃないデスか、と言いかけてデリクは結局諦めた。
ウラが巾着まで踊らせてそれはもう愉快そうにしているので。
こうなるとパターンも読める。せがまれてせがまれてせがまれて、負けるのだ。
「ほら!しきたりよデリク!」
持った盃をつつかれる。
まあ、妙な気配も無し。仕掛けがある訳でも無し。
「仕方無いですネ」
「ちゃんと飲み干すのよデリク――クヒッ」
軽く一度唇をつけてみただけでは駄目らしい。
目敏いウラの言葉にデリクは小さな盃の中で揺れる残りを一息に口に含んだ。
(妙に何か引っ掛かるんですが、霊力とやらですかねぇ)
思いつつも厄介なものではないからと。
** *** *
ヒッヒッヒ、ヒーッヒッヒッヒ。
そんなけたたましい笑い声が聞こえるのも気にならない。
ああウラが楽しそうですねと思いつつデリクは静かに鏡の中の自分を見つめるだけだ。
普段と変わらぬ金髪と青瞳が見つめ返す。が、少し距離を置いて見える頭のそれ。あとコートの下からもなんとなく気になる感触があったり。
「クヒッ、ヒヒヒ、よく似合ってるわよデリク」
もはや元々の笑い方なのか笑いすぎて呼吸困難気味なのか判別出来ないウラの様子を鏡の向こうに見ながらデリクは静かに腕をコートの中へ潜らせた。間違いなく、ある。ぴったり尾てい骨の辺りに間違いなく、尻尾が。
「なんデスカこれハ」
思わず零したのは、己の頭にある別種の耳を見ながらで、まさにそれは犬の耳。
「これはドーベルマンあたリ……尻尾も長毛種ではないみたいデスね」
「ヒヒ、さすがの呼び名だわねデリク」
「……ウラ、あなたねェ」
「なんなら首輪でも用意しようかしら!ヒヒッ」
「飼い犬じゃナイんですから、それはチョット……と、いうか」
本人としてはあまり望まない二つ名を匂わせてまで笑うウラに渋い顔をしながら鏡に映る耳を見る。道行く人々はおふざけとでも思ってくれているらしくあまり注目されていない。
「どうせナラ、こう」
片手を緩く動かしつつ考えたのはどちらかと言えば小さな、屋内で飼われるような可愛らしい犬種であった。思い浮かべながら己の頭で踊る犬耳を見る。むしろこれは猟犬。まさにその手の犬。
「……やっぱり私の性質とは違うんでショウか……」
「耳も垂れてるわよ。クヒッ――ああ、おかしい!」
「…………」
どうせなら可愛い室内犬の方が。
そんな風に思って鏡を見るデリクは、しかしのんびり落ち込んでいる時間も無かった。
するすると音も無く寄って来た小さな影があったのである。
「あら」
ゴスロリ着物で半ば踊るようにして笑っていたウラが、ふと声を収めて見た先の生物をデリクも御神酒寄越した子供達も見た。視線の先で、しかしそれに怯える様子も警戒する様子も無くデリクただ一人を見る猫。
微妙に敵意を感じて眉をひそめるデリクの周囲にまた猫。猫、猫、猫。
「……なんとなく嫌な予感がするんデスガ……」
言う間にも猫達は増えている。
じりじりと逃れるように後ろ向きで壁に寄っていくデリクに近付く猫。
「嫌われてるのねデリク」
「心当たりありまセンよ――っとっとット!」
「ヒッヒ――嫌われてるじゃない」
まさに「しゃーっ!」という威嚇音が猫達から溢れたかと思えば近くの数匹が素早く前足を伸ばした。
咄嗟に足を上げて交わしたその位置を走る鋭い爪。だがそれで終わらない。
「ちょっと!私は犬じゃありまセン!」
「耳と尻尾があるじゃないの」
「ウラ!」
「クヒッ」
その一撃を皮切りに次々に飛び掛り引っ掻いてくる猫の群れ。
ひょいひょいと足取りは軽く踊るようであるが、一箇所に留まっていられない。気付けば上からもどう移動したのか数匹が飛び掛る。デリクが上体を逸らす。ウラの拍手。逸らした胸に乗って引っ掻く猫を寸前で姿勢を戻して振り落とす。惜しいと笑うウラ。
流石にこうなっては通行人も注目し始めた。
「み、見世物じゃないデスカ!これはちょっと」
「逃げ込むズルは無しよデリク!折角の見事なダンスなんだから」
物陰にでも走って、と瞬間考えたデリクに助手なだけあってウラが先を取る。
言葉にされない逃げ込み先は当然異空間であったのだけど、言われてデリクはぱくりと声を飲み込んで、その間にも猫を避けたり振り落としたりと忙しい。
「いやデモちょっとこれは洒落にならないデスよ!?」
「ヒヒ、あたしも助手らしいことしなきゃ駄目だわね」
「なにするつもりデスかウラ」
少女の気質を理解しているデリクが問う声は、ぱんぱんと両手を打つ音に阻まれる。
どこぞの高飛車なご令嬢を思わせる仕草であるそれはウラに不思議と似合っていた――ではない。それどころではない。見事なダンスとは確かに正しく思えるステップで、本人必死に猫の鋭い爪の襲撃を避けているところにウラの仕草が意味するところ。
「もっと来るといいわ!」
独特の笑い声に応じて猫が更に増える。
いや、応じたのかは不明だがデリクから見ればそんなタイミングだった。
「増やしてどうするんデスカーッ!」
「楽しいじゃないの、ねえ?」
笑いながらぼけっと見ている子供達に顔を向ければ、揃って首を傾げてみせる。
咽喉を鳴らして笑うウラと見るだけの子供達。そして楽しそうに足を止める通行人。
デリクに今、味方はいない。
その長い脚を生かして跳躍する度にコートがはためく。猫の群れを飛び越えて距離を取る度にはためいたコートからちらりと尻尾が覗く。そして距離を取って走った先で増えた猫に飛び掛られ威嚇され、戻って来る。
「ヒヒヒッ、運動になるわね」
「クウゥッ!き、筋肉痛が待ってそうデスヨ!」
ばたばたと神社へ向かう一角で一人の男が犬耳を微妙に動かしつつ、右往左往であった。
** *** *
――デリクが猫の前足に当たる回数も増えてきた頃。
「飽きたわね」
散々に彼を笑ったウラが一転、トーンダウンした声で言う。
なにか誤解した人々が小銭を放り投げたりした歩道をデリクはまだ、時に転びそうになりつつもかろうじて軽快と言える足取りを維持して走っている状況だ。
それを眺めながら、ふん、と鼻を鳴らしてウラは傍らの子供達を見下ろした。見上げる子供達。
「……おみき」
「あたしはいらないわ」
きゅ、と同じポーズで首を傾げる二人を見下ろしたまま即答する。
子供はといえば、気にする様子もなく素直に手に持っていた盃から水気を拭って袋にしまう。
「ところで、その御神酒って何」
「御神酒です」
大きな子供の方がしまうのを見ながら問うと、小さな赤毛の子供が答えた。
ひょいと眉を上げて果実のような赤の唇を弓形に引くウラ。
「それは聞いたわよ。何処から持って来たのか言いなさい」
「マンションからです」
「マンション?」
「はい。朝霧から預かったです」
「ふぅん」
赤毛の子供の隣でもう一人の、こちらは金髪の子供が水筒の口を閉めなおす。
きゅ、とまた同じような動きで首を傾げてから二人が背を向けた。
「ちょっと待ちなさい」
「ま、待って下サイ」
ウラとぴったり同じタイミングでデリクからも制止の声が上がる。
デリクは、いい加減体力が限界にきそうなのか浅い呼吸になりながら猫とダンス中。いやいや猫の爪から逃れている、その状態のまま子供達を見ていた。端正な外見に猫の爪跡がそろそろ増えてきている。それを見てウラがヒヒとまた笑った。
「一日中でも踊れそうねデリク」
「冗談じゃありまセンよウラ。それよりもデスね」
時々「あイタタタ」などと小さく零しつつデリクが近付いてくる。その困った様子の眉の寄り具合にまたウラが笑うのに、いささかわざとらしい顰め面を向けてデリクはぼけらと立っている子供達に寄った。
「まず挨拶しまショウ。私はデリク」
「ウラよ――クヒッ」
「で、あなた達は何者デスカ」
「茶々です」
「しいな」
赤毛、金髪と順に名乗ってからふと互いの顔を見る。
デリクが更に話しかけたところで猫が背中に飛び掛り、咄嗟に逃げた。
ああ冬の衣類でよかった!
安堵しながらコートの傷み具合を思って少し切ない。
「それで名前は解りましたカラ、あなた達は――ぁイタッ!」
新手に引っ掻かれて咄嗟に見ればウラがまた猫を増やしている。
やたら毛艶のいい猫なんかも居て典型的な外見が血統書付きだと主張して。
「そんな事はどうでもいいデスよ!ちょっとウラあなた私の顔を格子模様にする気デスカ!」
「それも良いわねぇ、ヒヒヒ」
「ってあなた達もなに背中向けてるんデスカ!あなた達が唯一の手がかりなんデスよ?これさっきの御神酒が原因デショ、だったらちょっと製作者サンに会わせて頂きたいんですケド、痛!」
「こんな愉快なしきたり作った相手だものね」
猫を捌きつつ一気に話すデリクの慌てた声に笑ったウラも、巾着をぐるんと一つ回して頷いたのは『製作者に会う』という点なのかどうなのか。デリクには聞こえない程に小さく、むしろ口中で響く程度の音量で言った事の方が理由かもしれない。
曰く。
「作った奴いる場所なら、猫も集まっている筈だわね――クヒヒッ」
** *** *
クライン・マンション住人アルバート・ゲインは犬耳をてろんと萎れさせて腰を下ろしていた。
足元に群がっていた大量の猫を、威嚇されながら苦労して管理人室に放り込み続け――無論、管理人の少女の許可は取っている――ようやく終わったところだ。
「どこから湧いて出たんだか」
マンションのどこかの部屋に決まっている。
今も思い出したように猫が足元まで来てはフーフー毛を立ててくれるのだが、それはこまめに管理人室へ放り込んでいる。飛び出される割合も減って順調だ。
座り込んで、ぼけらと外に出た子供達と図らずもシンクロした顔つきで遠くを眺めて肩を落とす。
なんとなーく、なんとなくだけれど、嫌な予感がする。
犬耳を微妙にへたれさせてしばし思案。ややあって、立ち上がり部屋に戻ろうと決断したが。
「あなたデスか!あなたが朝霧さんデスカ!」
「違いますってうわ!閉めて閉めて閉めて!」
「クヒッほらこっちに来るがいいわ、クヒヒッ」
「まだ呼びマスカ、ウラ!」
「なんであなた尻尾まで生やして――っ!」
「あら尻尾無いと引っ掻かないのね。つまらないわ」
「尻尾?尻尾の差であなた無事なんデスか!」
遅かった。
ばたんと景気良く開いた扉の音も消えぬ間に雪崩れ込んで来た男女と猫の群れ。
言わずもがな、デリク・オーロフとウラ・フレンツヒェンである。
たとえばウラの華やかな和装ゴスロリだとか、薄く走る赤線が泣けてくるデリクの顔だとか、そうういった諸々に目を瞬く余裕も無くアルバートは突然の騒動に組み込まれた。
「ただいまです」
「ただいま」
茶々さんと椎名のそんな言葉、返事以前に聞こえやしない。
「朝霧さんが御神酒を造ったと聞きまシタ。あなたが違うなら朝霧さんは何処デスカ!」
「どんどん猫が集まってるわよデリク。もっとおいで!ヒヒ」
「と、とにかくですネ、朝霧さんニ」
「会っても治りませんよ」
「治っても面白くないから問題ないわ」
「ありマス!でもまず会いマス。やはりこの状態ですシ」
猫にたかられ引っ掻かれ。
それでもなお言い募るデリクがふと眼差しを、それはとても真摯なものにと変えて。
「なによりも、真実を知りたいと思うのデスよ――探求者たる魔術師であるが故に、ですカ」
……言葉の後半は、実は言えなかった。
言おうとしたところに、ウラが管理人室の扉を開けたのである。
「この向こうに猫が集まってるのね。そう、それはいいわ」
群がる猫が溢れて溢れて溢れて、その中でウラは咽喉を引き攣らせるような笑いを零しつつ肩を揺らしていた。細い手がドアノブを握る。きぃと小さな音がまるでたった一つの宝のようにその場に響く。猫の声もデリクの言葉もそれに叶わないとばかりに窄んでいく。
扉が開く。細かった隙間が拳の幅になり猫の頭が通る程になりそこからするりと一匹ずつ出てきてその間も扉は開き見る間に大量の毛玉が向こうに見えて。
「痛ッ!ちょっとなんデスカこの猫の海――ッ!」
尻尾の有無の差は大きかった。
ちょっと意識がシリアスしたところだった為にデリクは背後からの襲撃を防ぎきれなかったのである。たしたしたし、と見る間に猫が群がり乗り引っ掻いて。
「ヒヒヒヒヒッ、溺れたかしら」
けらけらと特徴的な笑い声を上げるウラがドアを揺する間も猫は氾濫してデリクを飲み込んでいく。時折猫の海の底から「爪研ぎデハありまセン」だの「めり込んでますカラ!」だのと声が上がる度にウラが大笑する。更に湧いて出る猫、猫、猫。
「……うわぁ……」
目の前で人が一人、猫に埋もれた。
たまに見える手がどんどん引っ掻き傷だらけになっていく。
犬耳を思い切り恐怖に震わせてアルバートが見る先で、哄笑して時に踊るようなウラと猫に溺れて必死なデリク。とんでもない遭遇であったが、その光景は製作者である朝霧が顔を出すまで変わらなかった。
そしてその頃には、デリクは身体中に爪研ぎの跡をつけて数匹がぶら下がり、ウラは笑いすぎて軽く腹筋が痛んでいたという話。
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■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■
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【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【3427/ウラ・フレンツヒェン/女性/14/魔術師見習にして助手】
【3432/デリク・オーロフ/男性/31/魔術師】
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■ ライター通信 ■
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はじめまして、ライター珠洲です。
今回完全に同一ノベルとなっております。想像すると凄く賑やかだなぁと思いつつひたすら場面を進めた結果、こういった形になりました。
ギャーギャーと騒ぐだけのお話はライターが好きなので、楽しませていただきましたが言い回し等で違和感があればお教え頂ければ幸いです。御参加ありがとうございました。
・ウラ・フレンツヒェン様
なによりもキャッチフレーズが素晴らしく、そりゃあ猫集めて楽しむよね!とプレイング拝見しながらこっそり親指立ててみたライターです。ゴスロリ風味の振袖って意外とバランス取れてそうで可愛らしい気がしますね。
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