コミュニティトップへ
高峰心霊学研究所トップへ 最新レポート クリエーター別で見る 商品別一覧 ゲームノベル・ゲームコミックを見る 前のページへ

<東京怪談・PCゲームノベル>


おいでませ、まほろ温泉〜年越しの祭〜

今年、最後の夜が来ようとしていた。東の空は既に群青の黄昏に覆われている。まだうっすらと薄明の残る西の空にも、ぽつりぽつりと星の輝きが見えた。そんな空の色に気を取られていたせいだろうか。街灯のつき始めた道を歩く内、不思議な社に迷い込んでいた。いや、これを社と呼んでも良いのかどうか。参道の入り口には巨大な鳥居があるものの、中はこれまで見たどんな社とも違っていたからだ。参道の中央を流れる小川が湛えているのは水ではなく、湯だ。湯の川。奥の社から流れ出ているらしいそれは、参道の右手に出来た大きな池に注ぎ込んで居る。池を囲む岩に腰を下ろした参拝客たちが、気持ち良さそうに湯に足を浸している。足湯になっているのだ。向かいにはゆったりとくつろげる東屋が出来ており、社殿の横には巨大な露天風呂が出現していた。独特の白い浴衣を着て、参拝客たちが楽しげに湯につかっているのを見て目を丸くしていると、白い髪の少女が振り向いて笑った。
「ここはまほろの社。冬にはこうして湯が沸いてな。皆くつろいで行く。今宵は年越しの祭り。少々変ったものが見られるぞ?わしは商売がある故、そうのんびりはしておられぬが…」
 彼女の名は、天鈴(あまね・すず)。手にしているのは、籠一杯の桃の実だった。
「また、迷い込んだのか…」
 櫻 紫桜(さくら・しおう)は呟いて、やれやれと溜息を吐いた。ここには前にも来た事がある。その時はまだ夏の盛りで、当然ながら温泉など涌いては居なかったが。彼女、天鈴と出会い、社の夏祭りを案内して貰ったのは、よく覚えている。
「余程縁があると見えるのう、紫桜殿は」
 彼女も覚えていてくれたらしい。にっと笑って、片目を瞑って見せた。
「社が開くは年に二度。夏はまだしも、今宵の祭はたった一夜の年越しの祭りじゃ。迷い込むにも確率と言うモノがあろうて」
「俺も、そう思います」
 何となく鈴について歩きながら、紫桜は辺りをまた、見回した。ほぼ人間と同じ者からどう見ても違うものまで、姿はまちまちだが、参拝客の大半は人ではない。夏祭りの時と同じだ。それにしても、さっき鈴が言っていた『少々変ったもの』とはどんなものなのだろうか。だが、紫桜が聞くより早く、鈴が声を上げた。
「おお、もう列が出来て居る」
 見ると、小さな屋台の前に十人(?)近くの列が出来ているのが見えた。どうやら鈴の屋台らしい。
「玲一郎も居らぬし、魅月姫殿もまだ…済まぬが紫桜殿、少々手伝うては下さらぬか」
 じっと見上げて頼まれれば、頷くより他無かった。困っている女性を助けるのもまた、男としては至極当然の事だ。鈴は心から安堵したように息を吐いて、微笑んだ。
「それはありがたい。…では、こちらを」
鈴の屋台は冷たい桃のジュースを売っており、御代は300円。紫桜の役目は竹のコップに桃ジュースをついで鈴に渡す事、それから、飲み終えた竹コップを回収する事。だったのだが。列は減るどころかどんどん長くなり、鈴はそれこそ神業に近いスピードでさばいてゆく。紫桜は何とかついて行っていたのだが、限界はふいに訪れた。竹コップが無くなったのだ。残るは、あと十かそこら。
「鈴さん」
「仕方ない、ここを頼めるか?」
 まだ列は長い。じっと紫桜の手元を見詰めているのは、多分座敷わらしと言う奴だろう。どう見ても人ではない彼らだが、握り締めて来る金は何故か人界のそれだったから、まあ、勘定も出来ない訳ではない。頷いてみせると、鈴はよし、と紫桜の肩を叩いて場所をかわり、たらいを持って駆け出した。そこから先は、無言の戦いとなった。ぐっと突き出された手から落とされる小銭の金額に合わせて、ジュースを出す。突き出された手が手ではなかったり、小銭が時折ぬめっていたりするのはもう、気にしては居ない。隣の屋台から差し出された竹コップのさし入れは、ありがたく頂いて使ったがもう間に合いそうにない、鈴が帰って来た時には、残りあと一つと言う所だった。
「すまなんだな!」
 いや、と首を振る。
「さあ、ここから急ぐぞ!」
「了解」
 鈴が持ち場に戻った所で、仕事に最初のリズムが戻った。鈴が注文を取り、紫桜がジュースを出し、残りのコップの量を見てどちらかが洗い場に走る。中々のチームワークで列をさばききった時には、軽く汗が滲んでいた。
「ふう、とりあえず、ひと段落かのう」
 やれやれ、と二人同時に溜息を吐くと、そこへ見計らったように、若い女性がやって来た。さらさらの黒髪に、翠の瞳。多分、これは人間だ。
「おっす!やっぱり店出してたんだ」
「葛殿!」
 目を丸くした鈴に、葛、と呼ばれた女性はお代の300円をぽんと渡した。
「喉渇いちゃって。…あれ、手伝ってるの、玲一郎さんじゃないんだ?」
 と、紫桜を見て首を傾げる。
「櫻紫桜殿じゃ。偶然行き合わせてな、手伝うてもろうておる」
 頭を下げると、女性も笑って、藤井葛(ふじい・かずら)と名乗った。紫桜よりは、少し年上らしい。
「繁盛してるみたいだけど…忙しいの?」
「ひとやま越えたところじゃ。…ああ、紫桜殿もそろそろ良いぞ?後は来てもぱらぱらじゃろうて。祭りをあちこち見て回るのも楽しかろう。この分では帰還は見逃したやも知れぬが」
「帰還…って」
 鈴が答えるより早く、葛がああ、と声を上げた。
「それってあれ?何か空を色々飛んでった…」
「そう。それが歳神の帰還じゃ。わしは毎年見て居るから良いが、紫桜殿には悪い事をしたのう」
 心底済まなそうに言うと、鈴はまあまあ、と紫桜の背を叩いた。肩には手が届かないからだろう。
「まだ、降臨は見られる。この一年、街を見守ってきた歳神たちの帰還と降臨を見届けるのが、この年越しの祭りのメインイベントなのじゃ。降臨まではまだ間がある」
「じゃあ、ちょっと見て来るね」
 と、歩き出したのは葛だ。少し考えて、紫桜もそうする事にした。湯の川に沿って、露天に向かう参拝客の流れに逆らって歩く。露天の方に向かう客の中に、一風変った少女の姿を見かけたが、一瞬で消えてしまった。鈴と同じ真紅の瞳。長い黒髪に、同じ色のアンティークドレス。一際目立つ少女だったが、振り向いた時にはもう姿は見えなくなっていた。

「歳神、って、どんなものなんですか?」
 人ではない人ごみの中、葛に追いついて聞いてみた。
「うーん。俺が見たのは、こううっすら光る、人影みたいなのだった。それが空を歩くみたいにして飛んで、もっとずっと高い所に昇っていくんだ。しゃん、しゃんって音をさせてさ。綺麗だったよ。もっとも、俺が見たのは最後の方みたいだったから、ぎりぎりだけどね」
 その頃多分、紫桜は出店でひたすらジュースを汲んで居ただろう。更に聞こうとしたその時、葛があっと声を上げた。
「あの人、知ってる!…鈴さんの弟さん。玲一郎さんって言うんだ」
 その名はさっきも聞いた。出店に行く途中、鈴がぽろりとこぼしたのを聞いたような気もする。葛がまた名前を呼んで手を振。柔らかそうな銀色の髪に、同じくらい柔和な雰囲気を漂わせた青年だった。
「…あれが、弟?」
 どう見ても兄だ。だが、そう言うと、葛はきっぱりと首を振った。
「弟だって。そう呼んでたし、鈴さんだって、見た目通りの年じゃないよ」
 葛の言った通り、天玲一郎(あまね・れいいちろう)は丁寧に挨拶した後、やはり弟だと言った。鈴と同じく仙人だが、彼女の方がずっと先輩なのだと言う。直接の血の繋がりは、無いのかも知れない。てきぱきとした鈴とは対照的に、穏やかな笑みをたたえた彼は、店の手伝いで歳神の帰還を見逃したと言う紫桜の話を聞くと、すみませんね、と申し訳無さそうに笑った。
「いえ。手伝いも面白かったですから。でも、降臨は見たいと思います」
「ええ、是非。もう少ししたら、一緒に行きましょう。…おや、あれは」
 と言って眉根をあげた玲一郎の視線を辿ると、参拝客たちの向こう側に若い女性がちらりと見えた。
「友人がもう一人、来ていたようです」
 人(?)の流れを横切って辿りついた休憩所に居たのは、ひと目で欧米系と分かる容姿の女性だった。中性的な雰囲気は、葛と少し通じる所があるかも知れない。だが、瞳は深くも明るい、青だ。彼女はシュライン・エマと名乗った。紫桜と葛も続いて自己紹介し、ずっとこの東屋に居たと言うシュラインの話を聞いた。彼女も紫桜と同じく、迷い込んだクチらしい。
「私は烏天狗さんとお知り合いになってね。色々教えてもらってたんだけど。…歳神の帰還はちょっと見逃しちゃったかも。そこを飛んで行く所しか見られなかったわ」
 湯の川の上を指差すシュラインに、紫桜はつい心から、いいですね、と呟いた。玲一郎によれば、鳥居に戻るまで、歳神たちは干支の姿をしているのだそうで、それもまた興味が涌いた。と言う事は、今年の歳神たちは鳥居の外では犬の姿になると言う事なのだろうか。やはり、降臨は見逃せない。紫桜はうむ、と頷いた。
「ねえ、貴方が居るって事は、鈴さんもここに?」
 シュラインの問いに答えたのは、葛だ。
「露天風呂へ行く途中に、少し奥まった出店スペースがあるんです。紫桜くんは、手伝ってたんだけど」
 と、玲一郎を見上げる。鈴は玲一郎を待っていた節があるが、結局彼は顔を出していない。
「珍しいわね。手伝ってあげないの?」
「年末年始くらいは、弟も休業です」
 のんびりと返す玲一郎にシュラインが笑い出し、玲一郎も困ったような顔で笑った。出店を見て見たいと言うシュラインと別れて、紫桜と玲一郎は椅子に腰を下ろした。ずっと立ちっぱなしだったせいだろう。さすがに少々、疲れている。
「歳神って、どういうものなんですか?」
 ふと見ると、葛は既に、河童の集団に囲まれていた。何か文句でもつけられているのかと思ったが、そうではないらしい。
「正確な所は、誰も知りません。ただ、この世界の者ではない事だけは、確かです。我々は星の世界、と呼んでいますが…。そこから年に一度、この世に降りてくる者なんです」
玲一郎はそれから少し、星の世界について話てくれた。河童と和んでいた葛を呼んで、三人で露天風呂に向かった。女性である葛が一緒なのが気になったが、玲一郎は大丈夫、と笑った。何のことはない、ここの露天風呂には、『着替え』が必要なかったのだ。

「うっわあ、これは便利!」
 と葛が言ったのも無理は無い。目の前が銀色に輝いたと思った次の瞬間、紫桜の学生服も、玲一郎のシャツも、葛のコートも消え、白い浴衣姿に変っていたのだから。
「この露天に入る時は、皆この浴衣になるんです」
 ざぱざぱと風呂に入っていく玲一郎に、紫桜も続き、葛もやって来た。湯に入ると今度は掌サイズの娘たちが湯の上を飛ぶようにしてやってきて、飲み物の注文を取っていく。湯の花の娘なのだそうだ。彼女らに指定された四種の飲み物の中から、紫桜は日本茶を選び、葛はワインを頼んだ。ここの飲み物にはそれぞれ効能があって、日本茶なら学業運、ワインなら恋愛運、芸術運をそれぞれアップさせるのだと、玲一郎が教えてくれた。紫桜にしてみれば、唯一ノンアルコールであった日本茶を選んだだけなのだが、まあ、学業運ならば悪くは無かろう。やがて湯の花娘が戻ってきて、
「よう学ばれますよう」
 と、紫桜に日本茶を、
「良き方にめぐり合えますよう。美しきものに出会えますよう」
 と、ワインを渡した。玲一郎もワインを頼み、軽く乾杯をした所で、もう一人合流した。セレスティ・カーニンガムと言う名のその人もまた、玲一郎たちとは知り合いのようだ。彼もまた、ひと目で分かる西洋系の風貌をしている。四人は並んで、何とはなしに空を見上げた。
「歳神って、やっぱり上から降りてくるのかな」
 葛に言われて、紫桜は頷いた。
「俺はそう聞いてます。確か別の世界…星々の世界から、降りてくるそうですよ」
「星々の…か。ふうん」
 と、そこへ先ほどの湯の花娘がひらり、とやってくる。セレスティにワインを渡した湯の花娘は、また首を傾げるようにお辞儀をして、
「良き方にめぐり合えますよう。美しきものに出会えますよう」
 と、愛らしい声で言った。
「ありがとう。君もね」
 セレスティに言われて、娘はまあ、と嬉しそうな声を上げて去って行く。首を傾げたセレスティに、別の声が教えた。
「ここの飲み物は、それぞれ意味があってのう、セレスティ殿。ワインには、恋愛運、芸術運上昇の力があるのじゃ」
 鈴だ。隣に居る少女は、休憩所に行く途中、すれ違ったあの少女だ。黒榊魅月姫(くろさかき・みづき)、と紹介された。
「あれ、お店は?」
 聞いたのは、葛だ。
「もうしまいじゃ。わしとて、年越しの瞬間まで商いしようなどとは思うておらぬ。それに」
 と、鈴が空に視線をあげ、皆もそれに続いた。社の空が、揺らぐ。すうっと何かが開くのが分かった。
「もう、降りて来るぞ」
 鈴に言われずとも皆分かっていただろう。開かれたのは、空。聞えてきたのは、小さな澄んだ鈴の音だ。しゃん、しゃん、しゃん…。規則正しく聞える鈴の音と共に、白く輝く人影が幾つも列をなし、開いた空から降りてくる。ざわめいていた露天風呂は静まり返り、皆一様に空を見上げていた。妖怪も、仙人も、樹精も、水精も、誰もがじっと、降りてくる歳神たちを見上げている。物音一つしない中、一列になった彼らは湯煙のすぐ傍まで降りて来ると、鳥居の方に向かってゆっくりと進んで行く。しゃん、しゃん、と言う不思議な音は、彼らの歩みとほぼ同調しており、まるで足音のようだった。
「歳神はな、星々の世界から降りてくる星の子らじゃ」
 鈴が言った。
「星が降りてきて、神様になるって事かしら?」
 シュラインが聞いた。
「そうじゃ。なぜ星が降りてくるのか、なぜ神となってこの世を見守るのか、穢れと共に戻って行くのか。理由を知る者は居らぬ。が、年に一度の年越しの夜、嵐であろうが晴れ渡っておろうが、穏やかであろうが戦があろうが、歳神達は還り、そして降りる。古より繰り返されてきた不思議の一つよ」
「とても、綺麗ですね」
 魅月姫が呟くように言い、鈴が嬉しそうに頷く。その間にも、輝く人影の列は、鳥居に向かって伸びて行く。
「ねえ、鳥居を抜けた歳神は、やっぱり犬の形になるのかしらね」
 ぽつりと言ったシュラインに、玲一郎が多分、と微笑んだ。それ見たい、と立ち上がったのは葛で、紫桜も立ち上がった。さっきの疑問を解消する事が出来そうだ。駆け出した二人の上にまた雪娘たちが現れて、光る粉を振り掛ける。浴衣は元の服に戻り、紫桜は前を行く葛に並んで駆け出した。空が閉じようとしているのが、不思議と気配で分かる。頭上を行く歳神たちを追うようにして、鳥居に着いた二人の目の前で、彼らは軽々とそれを抜けた。姿は一旦、光の固まりとなり、鳥居を抜けきった所で輝く犬の姿となって大きく飛ぶ。光り輝く犬の群れは、夜の灯りが煌く街の空を駆け、それぞれどこへとも無く消えて行く。神が、街に降りる瞬間を、紫桜は息を呑んで見守った。歳神たちが次々と降りていくに従って、背後の湯の音が段々と消えていく。やがて、最後の歳神が鳥居を抜けるその時、空間が揺らぐのを感じた。年が、明けるのだ。
「あけまして、おめでとう」
 葛と紫桜、どちらからともなく、そう言った。振り向くと、既に社が閉じようとしているのが分かった。全ては残った湯煙の中に、消えて行く。手にしていた湯のみに残った日本茶を飲み干すと、それもまた消えて行った。新しい年が始まる。きっとまた、不思議に満ちた一年になるに違いない。だが、それでもやはり、紫桜は思うのだ。
「日々平々凡々、これ至福なり」

<終り>


□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
□■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】
【5453/ 櫻 紫桜(さくら・しおう) / 男性 / 15歳 / 高校生 】
【0086/ シュライン・エマ / 女性 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【1883 / セレスティ・カーニンガム / 男性 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い】
【4682 / 黒榊 魅月姫(くろさかき・みづき) / 女性 / 999歳 / 吸血鬼(真祖)・深淵の魔女】
【1312 / 藤井 葛(ふじい・かずら) / 女性 / 22歳 / 大学院生】


<登場NPC>
天 鈴(あまね・すず)
天 玲一郎(あまね・れいいちろう)

□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
■         ライター通信          ■
□■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□

櫻 紫桜様

この度はご参加ありがとうございました。ライターのむささびです。夏祭りに続いてのご来訪となりましたまほろの社ですが、年越しの祭はお楽しみいただけましたでしょうか?紫桜氏には、鈴の手伝いをしていただきました。ありがとうございました。学業の方も決して手を抜かれるようには思えない紫桜少年ではありますが、日本茶の効果もしっかり期待して下さいませ。『学ぶ』全般に有効ですので、武道やその他の事に対しても影響があるかと思います。それでは、遅ればせながらご挨拶を。
昨年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

むささび。