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楽し! おそろし? 運試し!
「もう、お兄さん。お正月早々、そんなところで寝てばかりいないで下さい!」
零の言葉に、ところどころ色の剥げた皮のソファに寝そべっていた草間武彦は、視線だけを彼女にやる。
あいかわらず薄暗く、散らかったまま年を越してしまった草間興信所。窓ガラス一枚隔て相対する青い空が、サングラス越しでも目に眩しい。
傍らの映りの悪いテレビから聞こえるのは、駅伝の遠い歓声。
良き哉、今年も平和でなによりだ……。
「ってお兄さん、また眠らないで下さい! もうこんなに日は高いんですよ? お正月だからって、ダラダラしすぎです!」
とうとう癇癪を起こした零が、ソファから武彦を叩き落す。はずみでテーブルの角に頭をぶつけてしまい、草間は新年早々の「大当たり」にしばし身悶えることになった。
「……お、おい、零……お前な。正月なんだから、俺だって少しぐらいゆっくりしたいんだよ……」
「そうですよ、お兄さん。お正月なんですから、『初詣』に行きましょう!」
草間の言葉で思い出したのか、零はぱっと華やいだ声で、彼のささやかな訴えを遮る。
人ごみを思い浮かべ、早速げんなりする草間をよそに、零はうきうきとポケットからなにやら折りたたんだ地図を取り出した。
「おい、なんだそれ?」
「あのですね、この前教えていただいたんです。ここの興信所の近所にある『草薙神社』へ初詣に行って、そしてお願いをすれば、例えどんなことでも叶うそうですよ」
「なんだと?」
――誰だ、怪しげな話を零に吹き込んだのは。
思わず鼻の頭にしわをよせる草間。そんな彼を気にも留めず、零は今もまた可愛らしく小首を傾げて見せたのだった。
「でも、『願いは叶う』けれど『幸せになるとは限らない』んだそうです。……願いが叶うのに幸せじゃないって、どういうことなんでしょうね、お兄さん?」
●楽し! おそろし? 運試し!
<女性陣の密談>
数刻後――応接間にて、草間を始めとした男性陣が、手持ち無沙汰に非生産性的な会話を繰り広げていた頃。
別室では、集った花たちがにぎやかにさざめきつつ、華やかに咲き誇る為の準備にいそしんでいた。
興信所への挨拶に、初詣のついでに。それぞれがそれぞれの理由で、元旦の今日、興信所へ訪れ、そして顔を合わせた。まさしく「袖触れ合うも他生の縁」とばかりに、皆で和装をし、連れ立って初詣へと繰り出す事になったのだ。
「どんな願いも叶うってなんだか凄いわね」
零の得た情報を種に、元旦早々草間興信所に集まった彼女たちは、それぞれに考えを口にする。
「そんないわれのある神社だったら、人でごった返してそうね」
着物も、ちょっと帯をきつめに巻いてもらった方がいいのかしら? と、考え込むのは藤井百合枝だ。すらりとした身体つきに、名前にちなんだ藤色の着物がよく似合っている。
「零ちゃん、誰に聞いたの? それに、近所にあるのに草間さんは知らないのかしら」
「お兄さんは全然知らなかったです。興味ないみたいで」
「草間さんらしいですねっ!」
零の苦笑に、無邪気な笑顔で同意するのはクリスティアラ・ファラット。二人は慣れぬ和装の着付けに四苦八苦している。
「百合枝さん、ネットとかで検索してみた? お仕事、そっちの方だったわよね」
ほら、じっとして、と年長者らしくなだめつつ、彼女たちの着付けを手早く進めているのは、シュライン・エマだ。手を止めることなく、それでいて百合枝の呟きにもちゃんと耳を傾けているのは、相変わらずの切れ具合ともいえる。
「ええ。やっぱり気になるから、検索してみたけど……結局、噂以上のことは分からなかった。どうも最近、急に有名になった神社のようね」
「最近って……神社って、由緒あるものですよね? 突然そんなことがありえるんでしょうか」
小さな声で疑問を呈したのは初瀬日和だ。元々控えめな性格で口調は常に大人しめだが、今日はきつく帯を巻かれている最中とあって、その傾向も一際だった。
「あ、あの……都由さん、もっと帯を締めるんでしょうか……」
「う〜ん〜そうですね〜もういいでしょうか〜」
間延びした返事を返しつつ、鷲見条都由は日和の帯を締める力を緩めない。口調とは裏腹に、作業を進める手は、日頃の仕事振りをうかがわせるほど確かだった。
「特に『幸せになるとは限らない』って所が気になるわよ……ね」
「確かに望みがかなったとしても、叶う過程やその程度によってはないほうがましって事も……」
「そうよね、ありうるわよね」
うーん、と思慮深い考えを共に巡らし続ける百合枝とシュライン。
「『願いは叶う』けれど『幸せになるとは限らない』っていうのは、現実でも良くあるんだよね。特に仕事面で」
「そうそう、あるわよね」
「歳を重ねていくとさ、やっぱりそれが現実よ。そうなっちゃうと、もう願望すら抱かなくなる……」
「そうそう! 夢も希望もない、なんて思ったりしてね。ねぇ聞いてよ百合枝さん、この前なんて『君はさすがにベテランだね』って別の仕事場で言われたりしたのよ? 口調が嫌味っぽいったら!」
「あるある、そういうこと! だいたいあんたたちがしっかりしないからでしょ、なんて内心思ったりして!」
「『さすがに』ってどういう意味なのよ、とか思わない? だいたいベテランって、そういう歳だって言いたいのかしら。あれってちょっと心外よね」
「本当! って……なんだか、違う話になっちゃったわね……」
「あら、……そうね……」
意気投合するも、はずみで違う種の会話を繰り広げていたことに我に返った二人は、思わず顔を見合わせため息を付き合ってしまった。
と、暗くなってしまった二人を救ったのは、無邪気な提案だった。
「ところで〜みなさん〜お願い事は何にします〜?」
「願いが叶う神社! じんじゃ! 私、すっごく楽しみですっ!」
――都由とクリスティアラの声に、場の雰囲気が一気に和む。
「ささやかな願いの方が良いかしら」
「正月だもの。害がないなら、こっそりとお願いしてみるのもいいよね」
途端に再びきゃらきゃらとはしゃぎだすシュラインと百合枝。
「私はですね、無事、地球実習の残り9999万9999年を無事過ごせますようにって!」
「え! す、すごいですねクリスティアラさん……」
「そうでもないですよっ? だって辺境ですし、たった一億年ですから。それに私、一応神様ですし!」
「神様なのに初詣に行くんですか? ……すごいです……」
日和はクリスティアラの言葉にただ目を丸くしている。
「うーんと〜、私は〜、明日作る〜お雑煮が〜美味しくできますように〜でしょうか〜」
そして、うっとりとした目で宙を見上げる都由。指を折っているのは、明日作るお雑煮の種類を数え上げているからだろうか。
女性陣たちのおしゃべりはつきない。果てのない楽しい会話がとりあえず中断されたのは、シュラインが時計をふと見上げたのがきっかけだった。
予想以上に進んでいる長針に一同は慌てて着付けを仕上げていく。
やがて整った装いに、皆一様に満足げな笑みを浮かべた。
「お待たせしました、お兄さん」
隣室との扉を開け、まずは零がぴょこん、と顔を出す。
長い髪に、桜のかんざしが良く似合っている。どうですか、とその場をくるりと回ると、桃色の振袖の裾がひらりと宙を舞った。
「おお、悪くないな」
本日初めての素直な賞賛を、草間は口にした。似合うぞ、との草間の言葉に、零は小首を傾げて照れてみせる。
「なんだ、誰かに着せてもらったのか」
「はい、シュラインさんと都由さんに」
「そうか、そりゃ良かったな」
「ちょっと武彦さん。その感想は簡単すぎるんじゃない?」
零に引き続いて、他の面々も次々と姿を現す。
め! とおどけつつ怒ってみせるシュラインは鴇色の振袖。都由が着ている訪問着は萩色だ。なぜかクリスティアラは白い襦袢に赤い袴の巫女姿。
また、最後に出てきた日和の振袖は桔梗色。白い花柄が散ったその着物は彼女の白い肌によく似合っていて、目の合った悠宇などは早速頬を染めている。
あらあら、ほほえましいこと――なんて呟きながら、百合枝は自分の姿を顧みる。
単なる挨拶のつもりで興信所へ来たので、ここを訪ねた時は味気ない仕事用のスーツだったが、この絞りの振袖は我ながら似合っているのではないだろうか。
スレンダーで背の高い自分は、スーツを最も好んでいたし、また他の格好もあまり似合わないなんて思っていたが、たまにはこんな格好もいいかもね、と百合枝は思っていた。
――この後、あの子の家に寄って、着物着付けてあげようかな。
「で、武彦さん。誰が一番、着物がよく似合ってるかしら?」
ふと百合枝が顔を上げると、シュラインに強く問われた草間がぐっと詰まっている所だった。
「まぁまぁシュラインさん、無粋な草間さんに気の効いた返事を期待するのは無駄ですよ」
「こら、モーリス。……ええそうですね、甲乙つけがたく、皆さんよくお似合いですよ」
容赦ない言葉を向けているのはモーリス・ラジアル。その主人であるセレスティ・カーニンガムなどは、なだめているようでその実草間に対しての言葉は否定していない。
「そうかな。俺、日和が一番よく似合ってると思うけど」
「! 悠宇くんってば!」
正直な言葉を吐いて日和を真っ赤にさせているのは、彼女の連れである羽角悠宇。みんないるんだから! と慌てる日和に、なんか間違ったこと言ったか? と彼はきょとんとしている。
「ま。そこまで正直に言われちゃ、敵わないわね」
「でも〜みなさん〜それぞれ〜お似合いだと思います〜」
「あれ? あれれ? この『みこ』姿が、ショーガツの正装じゃないんですかっ!」
顔を見合わせて笑いあう、百合枝と都由。その横でクリスティアラは周囲をキョロキョロと見回し続ける。
そして。
「便所」と一言呟き、気まずそうにそそくさと部屋を逃げ出した草間。
まったくもう、と肩をすくめたシュラインの姿が目に入っていないはずはないのに、そ知らぬ素振りだ。
彼の背中に向け、狭い室内に一向の明るい笑い声が弾けた。
■□■
草薙神社は興信所より20分ほど歩いたところにあった。
長い参道はたくさんの屋台と、その隙間までも埋めるほどの人で賑わっている。
冷えた空気に、白い吐息が上がっては消えていく。賽銭を握り締め本道へ向かうもの。それに背を向け、破魔矢を抱いて帰宅の途につく者。
すれ違うのも困難な狭い道。参拝者のさざめきと、屋台の賑わいが交じり合う。
これだけの大きな神社を、なぜ今まで知らなかったのだろうか? ――その大きな疑問にしっかりと答えられる人間は、この場所にはいないだろう。
誰もが思うはずの疑問にしっかりを蓋をし、ただ願いが叶うというその評判だけを頼りにして、長い参道を抜けると――迎えるのは大きな朱色の鳥居。
それを2回くぐり、破魔矢やお守りなどが並ぶ窓口を抜けると、人々の前に本堂が現れる。
置かれた大きな賽銭箱目掛け、皆賽銭を投げる。そうして柏手と共に、人はそれぞれつつましい願いを口にする――
「……もう、どこ行ったのよ」
多くの人が行き交う神社の境内で、早足で周囲を歩き回っていたシュラインは、その場に立ち止まると、はぁ、と一つため息をついた。
はぁ、と思いため息をつく彼女を振り向く者はいない。彼らはみな連れ合いたちと楽しそうにしていて―― 一行からはぐれ、たった一人になってしまった百合枝は、自分がいっそう惨めになる気がした。
もう一度ついたため息は、酷く重い。
電話の話し相手は彼女の妹だった。「正月だし、着付けやってあげようか?」……そんなささいな用件だったのに、気がつけば日頃の小言を口にしていた百合枝。あれよあれよという間に会話はエスカレートしていって、終いにはこの有様である。
お互い、あまり口が良くないのも一因にはなっているだろう。
そしてきっと、お互いに隠し事が多すぎるのだ。それでいてお互いを心配しているから、口論は平行線を辿るばかり。「もういい!」「わからずや!」と叫びあうのが半ばお決まりになっていて、最近の電話はいつもこんな終え方をしている気がする。
ああそういえば、と百合枝は先ほど引いたおみくじをポケットから取り出した。
『口は災いの元』……言われなくても分かっている文言がそこには並んでいて、思わずまたため息をついてしまう。
凶だし、さっそくおみくじ当たっちゃうし……新年早々、暗くなっちゃうな……。
その時。
「百合枝さん、どうしたの?」
なぜか慌てた様子のシュラインが、人垣を潜り抜けて彼女に近づいてきた。和装を着慣れているのか、彼女の足さばきに怪しいところはまったくなく、内心舌を巻く。
「……ちょっとね。ところで、どうかしたの? なんだか慌てて」
「うーん、私の方もちょっと、ね……ねぇ、武彦さん見なかった?」
「武彦? ああ、草間さんね。はぐれてからは見てないけど」
百合枝の答えに、そう、とシュラインは眉間を曇らせる。
――と。
「百合枝さん、おみくじがいい結果じゃないなら、さっさと木の枝に結んじゃった方がいいわよ」
顔色の冴えない百合枝を気遣ったのか、シュラインがパッと顔を上げた。
「私はさっさと結んじゃったわ。あんなの、ご利益があってもしょうがないもの!」
「……? どんなのを引いたの、シュラインさん」
すると、「どんなのもこんなのもないわよ」とシュラインは大げさなため息をついた。
「桃色引いちゃったの」
「桃色?」
「そう、ピンクよピンク。なんでも恋愛関係がよくなるおみくじだったらしくて……だからさっきから、変な男に絡まれまくり。参っちゃうわ!」
思わず百合枝が吹き出すと、シュラインは深めていた眉間のしわを緩め、ふ、と笑った。
「もちろん、みんな丁重にお断りさせてもらったけどね」
「丁重? シュラインさん強いから、投げ飛ばしたりしてるんじゃないの?」
「あら。私からはしないわよ、そんなこと。正当防衛だったら分からないけど」
二人はまた視線を合わせ――今度はこらえ切れず、二人揃って吹き出した。
「よく言うわ、シュラインさん」
「あら、百合枝さんも暗い顔なんて似合ってないわよ」
「……そうね、全くだわ」
さっさとどこかの枝にこのおみくじ結んで来る、と百合枝はシュラインに頷いて見せた。
「ついでに……妹のところにも顔を出してくる」
そう、とシュラインは百合枝に頷いてみせ――そして次の瞬間、あ! と小さく叫んだ。
「……忘れてた! 私、武彦さん探してたんだったわ!」
「そういえば、草間さんの姿が見えないけどどうしたの?」
百合枝が問いを振ると、ほとほと困り果てた様子でシュラインは肩をすぼめて見せた。
「実はね……その、私が男の人にあまりにナンパされるものだから、あの人怒っちゃって。『俺は帰る!』って言い出した途端に、池にドボン」
「えっ……!」
「それでやっと這い上がったと思ったらその辺のチンピラに絡まれて。あっという間に叩きのめしたはいいけど、間髪入れず警察に連れて行かれちゃったのよ」
「うわ……草間さん、正月から受難だね」
その言葉に、シュラインはしみじみと頷いてみせた。
「だってあの人、暗黒凶なんてもの引き当てちゃったんだもの……流石よね」
「……流石だね」
「しかもあの不幸具合。誰かの不幸まで背負い込んじゃってるんじゃないかしら」
「あり得るね」
「あの人だものね……」
と。
参道の方から聞こえてきた、聞き覚えのある悲鳴。
百合枝とシュラインはさっと顔を見合わせると、共に走り出した。
「ねぇところで百合枝さん? あなた、お願い事なんてしたの?」
「ん? シュラインさんは?」
「私? 私、特に思い浮かばなくって。『新年早々お疲れ様です、困ったお願いがないこと祈ってます』……なんて挨拶しちゃったわ」
「シュラインさんらしいね。……私は、『料理の腕が上がりますように』かしら」
「あら? 料理だったら、私が教えてあげるわよ。今度興信所までいらっしゃいな。バッチリ、教えてあげるわ」
「本当に? ありがとう、すごく助かる」
「料理の腕をガンガンあげて、おみくじなんて当てにならないって証明してやりましょうよ。武彦さんのためにもね」
「それはおもしろいわね」
――そう、たかが占いの結果なんて気にするにも値しない。
慣れない着物の裾さばきを気にしつつ、百合枝は今晩、絶対妹を訪ねよう、と決意していた。
――そして、電話だけじゃなく、ちゃんとあの子と顔見て話さなきゃ。
追伸 ――おみくじの結果一覧――
(数字が)1.緑雨吉/胆に注意/風涼やかにして軽やか。平穏は続く。
2.紅雲吉/小腸に注意/夜明けの時期。直に成功への光差す。
3.暗黒凶/腎に注意/大凶。自重せよ。ただ耐え苦難をやりすごすべし。
4.桃花吉/肌荒注意/恋愛関係に吉。八方美人は揉め事の元。
5.黄金吉/胃に注意/意地を張るのは凶。感情を素直に表すべし。
6.白圭凶/肺に注意/口は災いの元であり、風邪は万病の元である。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏┫■■■■■■■■■登場人物表■■■■■■■■■┣┓
┃┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛┃
┗━┛★PCあけましておめでとうノベル2006★┗━┛
【0086 / シュライン・エマ / しゅらいん・えま / 女 / 26歳 / 翻訳家&幽霊作家+草間興信所事務員】
【3524 / 初瀬日和 / はつせ・ひより / 女 / 16歳 / 高校生】
【3525 / 羽角悠宇 / はすみ・ゆう / 男 / 16歳 / 高校生】
【3954 / クリスティアラ・ファラット / くりすてぃあら・ふぁらっと / 女 / 15歳 / 力法術士(りきほうじゅつし)】
【1883 / セレスティ・カーニンガム / せれすてぃ・かーにんがむ / 男 / 725歳 / 財閥総帥・占い師・水霊使い】
【2318 / モーリス・ラジアル / もーりす・らじある / 男 / 527歳 / ガードナー・医師・調和者】
【1873 / 藤井百合枝 / ふじい・ゆりえ / 女 / 25歳 / 派遣社員】
【3107 / 鷲見条都由 / すみじょう・つゆ / 女 / 32歳 / 購買のおばちゃん】
(受注順)
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ライター通信
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(少々遅くなりましたが)明けましておめでとうございます。つなみりょうです。
この度は発注ありがとうございました。大変お待たせした分、ご期待に沿えた物をお届け出来ていればいいなと思います。
さて、今回はお正月らしく、皆様に初詣へ繰り出していただきました。
「草薙神社」も、当初の想定は雑木林の中のうらぶれた神社――だったのですが、嬉しい事に多くの皆様においでいただきましたので「だったら結構賑わってる神社かも」なんてことになりました。さて、いかがでしたでしょうか?
百合枝さん、初めまして! お届けしたものが、ご期待に添えていればよいのですが。
普段は仕事をバリバリこなしていて、外見もカッコよくて、それでいて妹さん想い、というイメージで書かせていただきました。その上で、百合枝さんらしい優しさを表現できれば、と思ったのですが、さてどうでしたでしょうか?
余談ですが、私自身も先日おみくじを引いたところ、「吉」でした。可もなく不可もなく、「願い事は努力すれば叶う」だそうで……精進いたします。
本音を言ってしまえば、楽して幸せになりたい〜幸運よ雨ほど降って来い! なんて思ってしまいましたが(笑)
お告げ通り、マイペースではありますが地道に努力していく所存ですので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
機会がありましたら、またぜひお越し下さいね。その際はまた楽しんでいただけますよう、大歓迎いたしますので!
ではでは、つなみりょうでした。
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