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<東京怪談・PCゲームノベル>


ココロを変えるクスリ【冷たい×天国】



 【ねぇ・・・貴方はいつもお遊びに付き合ってくれる友人で・・・】

 【ある意味ラブラブだったよね・・・・】

  ―――悪友兼恋人未満って言うのかな・・・?


☆★☆はじまり☆★☆


 嫌な予感はしていたんだ。
 と言うよりは、最近夢幻館を訪れようとするたびに全身にねっとりとしたその“予感”が絡み付いてきて・・・。
 でも、中々楽しい思いも出来た事だし、最近ではそれほど嫌なわけではないのだけれど。
 飲んだ後に感じる息苦しさとか、胸の痛みとかはなんとかなんないのかな?
 なんて思ってみたり―――。
 桐生 暁はその日も普段通り夢幻館に足を運び、覚悟をした後に両開きの扉を押し開けた。
 見なくても解る、そのオーラ・・・。
 「こんにちは、閏ちゃん。」
 「やぁっぱ、解ってましたかぁ〜?」
 無邪気にそう言いながら、紅咲 閏が暁の前に姿を現した。
 可愛らしく小首を傾げ、お久しぶりですと囁き、そして満面の笑みで“例のクスリ”を手渡す。
 既に見慣れてしまった、真っ白な粉の入ったカプセルをコロリと掌で転がす。
 準備万端の閏は今回も水の入ったペットボトルを用意しており、それも同時に暁に手渡した。
 そう、これは“ココロを変えるクスリ”
 飲んでしまえば最後、飲んだ相手との関係が急激に変わるのだ。
 暁は過去に3回このクスリを飲んでおり、1回目は“キング”と恋人に、2回目は“支配人”と親子に、3回目は“ロケラン少女”と主人とペットの関係になった。
 一番恥ずかしかったのは2回目で、一番困ったのは1回目。そして一番楽しかったのは3回目だ。
 もう一度同じ人と同じ関係になりなさいと言われたのなら、暁は間違いなく3回目を選ぶ。
 まぁ、一番変な関係だとは思うが・・・。
 「ねぇ、閏ちゃん。今回は誰と飲ませようとしてるの?」
 恐る恐る訊いてみると、閏が彼女独特の微笑を浮かべた。
 何かを企んでいる笑顔と言うか、何か悪戯をしようとしている笑顔と言うか・・・。
 「教えて欲しいですか?」
 「うん、教えて欲しいナー。」
 少々顔が引きつってしまったものの、暁はそう言うとニコリと微笑んだ。
 もしかしたら知らない方が良いのかもしれないが、かと言って訊かないわけにも行かない。
 相手が誰かさえ解れば、それなりの対処が出来るかも知れない・・・クスリの効果が切れた時に、パニックになる度合いも最小限にとどめられるだろう。
 「そーですねー。それじゃぁ、ヒント1。夢幻館1の変態です。」
 「閏ちゃん、それヒントっつーか、既に答えを言っちゃってるっつーか。」
 暁はそう言うと、苦笑した。
 ここの住人が“夢幻館1の変態”と形容する人物は1人しかいない。
 それと同じように“夢幻館1のヤラレキャラ”“キング”と言った言葉も特定の誰かを指し示すものであり、また“ロケラン少女”“ちんちくりん”“クソガキ”“ツインテール”と言った言葉も特定の1人を指し示すものである。
 ちなみに閏を表す場合は“夢幻館1のトラブルメーカー”だろう。または“研究少女”か・・・?
 けれど、とりあえず相手が“夢幻館1の変態”だと言う事が解っただけでも良しとしよう。
 彼となら・・・まぁ、どんな関係になるかは解らないがそれなりにフォローがきく。
 もともと、暁と同じ雰囲気のある彼なだけに、どんな事になろうとも笑って許してくれるだろうし、こちらも笑って許せる。
 ぎゅっとカプセルを握った後で、暁は一気に飲み干した。
 ソレから先は、もう何度も経験したコト。
 胸がギュッと痛くなり、息苦しくなり、心臓の音が凄く大きく聞こえ―――

  ―――意識が、闇の中へ・・・


★☆★始まる、関係★☆★


 「んで?危険だっつー事で“天国”に連れてったと?」
 「そう。」
 「はぁぁ〜。ったく、だぁらよせっつってんだよ!この阿呆がっ!」
 「・・・今回ばかりは、あたしもちょっと心配だなぁ・・・。」
 「私もちょっぴし反省してマス。」
 「ちょっぴしっつーな!大いに反省しろ!」
 「でも・・・“天国”かぁ。昔、奏都ちゃんがよく行ってたよね。最近行かないけど。」
 「まぁな。あっこで魅琴の事見つけてきたらしいからな。」
 「危険な事になりそうだったらマスターに止めて貰うように言っといたから。」
 「危険な事?」
 「そー。喧嘩とかさ、まぁ、ハグとキスまではOK出しといたけど。」
 「キスはNGだろーがよー!どー考えても!」
 「無理だよ冬弥ちゃん。“天国”ではソレは当たり前の光景だし。」
 「ったく、ま、マスターに任しときゃぁ大丈夫だろう。」
 「そだね。」


 激しいロック調の曲が大音量でかかる・・・。
 その中で、暁はパチリと目を覚ました。
 少し固めのソファーに、極度に落とされた照明。銀に輝くミラーボール。
 煙草とお酒のにおいが混じり合い、ベットリと全身に絡みつく。
 「あら、起きた?」
 「ん?・・・あぁ。」
 目の前にいた金髪の美女がそう言って、クスリと小さく微笑んだ。
 真っ赤に染められた唇が、キュイっと上がり、豊満な胸元は大きく肌蹴させている。
 スカートは極度に短く、足元のピンヒールは凶器かと見まごうばかりだ。
 「マスター、美少年がお目覚めよ。」
 「あぁ、マリア、あっちにミコトがいるから連れて行ってやってくれ。」
 「ハァイ。」
 気だるげにそう返事をすると、マリアと呼ばれた女性が立ち上がり、クイっと視線で立ち上がるように合図する。
 それに素直に従い・・・
 「ついて来て。ミコトがお待ちよ、アキ。」
 そう呼ばれた瞬間、全ての出来事がカチリと合わさった。
 このクラブがどこなのかも“ミコト”と言う人物の事も、そして、マリアと呼ばれたこの女性の事も・・・。
 「つか俺、何時の間に来た?」
 「記憶喪失?こんなとこにばっかいるからよ、高校生。」
 「別に、ここばっかにいるわけじゃないけど?」
 ま、ここが一番お気に入りだけどねと言葉を続ける。
 「ミコトと一緒に来たのよ。そしたら急に眠っちゃって・・・夜遊びばかりしてるからよ。」
 「マリアだって夜遊び得意じゃん。」
 「私はもう大人よ?」
 「お酒も飲めるし?・・・俺も飲めるよ?」
 「飲めるくらいなら誰にでも飲めるわよ。」
 マリアが鼻で笑うと、一番奥の部屋へアキを案内した。
 赤いカーテンで仕切られた中は、真っ赤に染まった別世界。
 ミコトのためだけにマスターが作ったVIPルームだった。
 「ハァイ、ミコト。アキがお目覚めよ。」
 「あぁ、ご苦労だったな、マリア。」
 シャっと軽い音を立てて、マリアがカーテンを引いた。
 大きなソファーに寝そべるミコトと目が合い、アキはニコリと微笑んだ。
 ミコトは白いワイシャツを第3ボタンまで開けており、その胸元ではゴツイシルバーのネックレスが重そうな音を立てながら揺れていた。
 髑髏に骸骨、黒薔薇に海賊。
 ゴシック調の黒のズボンには十字架がキラキラと光っており、腰元ではチェーンが揺れている。
 「んなとこに突っ立ってねーで、こっち来いよ。」
 ミコトがそう言って、右手でクイっとアキを呼ぶ。
 そこで光る指輪も厳つくて―――
 「お邪魔様。」
 アキはそう言うと、ミコトのためだけに作られたこの部屋に足を踏み入れた。
 「それじゃぁ、また後で。」
 「あぁ、さんきゅな、マリア。愛してる。」
 「私も愛してるわ、ミコト。」
 マリアが不敵な微笑を残して、カーテンを閉めた。
 ここでは“愛してる”は挨拶の1つだった。“おはよう”や“こんにちは”となんら変わらない、ただの挨拶だ。
 愛を欲する者達が、心の伴わない愛を連呼する。
 そこには無常感や虚無感があるものの、誰もそこには触れない。
 触れてしまえば、崩れ去ってしまうと言う事を誰もが理解していたから・・・・・。
 「ミコト、俺も愛してる?」
 「あぁ、愛してるよ。」
 その言葉に、アキはニっと微笑むと、ミコトの膝に跨った。
 手を首元に回し、クシャリとミコトの髪を撫ぜる。ふわふわと漂う男物の香水―――ミコトがいつもつけているものだ。
 爽やかな香りの中に、ピリっと漂うスパイシーさ。
 ここに集まる仲間のうち、誰かが以前言っていた。
 “まるでミコトのために作られた香水だ”と・・・。
 アキと2つしか違わないのに、ここら一帯を仕切っており、彼を知らない者はいないと言うほどの有名人。
 喧嘩が恐ろしく強く、睨みだけで敵を退散させるほどの威力があると言う・・・でも、ミコトは決して弱い者には手を出さなかった。
 逆に、弱い者に手を出そうとする強い者を挫く事を好んだ。
 このナリで、子供と動物に好かれるなんて、誰が思うだろうか・・・?
 ふっと溜息をついた後で、アキは薄く唇を開いた。
 そして、舌を覗かせ、ツツーっと左から右へ緩くスライドさせる。
 唇が艶やかに光り、ほんのりと濡れた唇は女性のものとそう大差がなかった。
 美しい唇だった―――口紅なんてつけていないのに、淡く赤い唇は、ミコトの視線を虜にする。
 そう・・・いつも、そう。解っていてやっているのだ。
 キュっと唇を笑みの形に上げる。
 女性めいた色香の中に香る、男性特有の冷たさ。その全てを含んだ笑みは、まさに“悪い男”の顔だった。
 夜の世界に染まり、昼の世界に憧れる。
 けれど決して憧れは表には見せない。そうしないと・・・夜の世界は儚いから、弱いから・・・そこに生きる者達は、壊れやすいから。
 視線を絡める。
 すっと目を細め、まるで眩しいものを見詰めるかのように、少し遠くを見るように。
 顔を近づける。
 頬にすり寄り、唇が触れるか触れないかのギリギリのところで、アキはじっとミコトの瞳を見詰めた。
 唇を少し開き、今にも触れそうになるものの、決して触れはしない。
 ふっと顔を通り過ぎ、ミコトの首筋に抱きつく。
 髪の毛がふわふわとアキの頬に当たり、甘くくすぐる。
 「ダーイスキ。」
 耳元で溜息混じりに囁く。
 声よりも、息のほうが多い。
 そんな言葉だった。
 「大好きねぇ。」
 低いミコトの声。
 グイっと乱暴にアキの身体を押しやると、口の端だけの笑みを浮かべる。
 そっとアキの髪に触れ、頬に触れ、唇に触れ・・・すっと手を下ろした。
 「大好きな割には“アキ”以外は知らねぇけどな。」
 「俺だって“ミコト”以外は知らないよ。」
 探るような笑顔で、相手の顔を互いに見詰める。
 2人は互いに相手の名前しか知らなかった。苗字はどちらも名乗らない―――ここでは、名前さえあればどうにでもなるのだから・・・。
 此処に居る者達には、過去も未来も何もない。常識も、法律も、家庭も、全ては名前だけの存在だから。“苗字”が名前の属する場所の名ならば、“名前”は自分一人しか表さない。一番小さな単位―――
 「だってさ、ミコトちゃん。“アキ”以外には俺を出さなくてもいいでしょ?」
 チャラケたようにそう言って、アキはミコトの手を押しのけた。
 再び甘えるように首元に抱きつく。
 「駆け引きか?」
 「そう、俺とミコトちゃんは駆け引きの関係っしょ?それに、秘密がある方が楽しめるじゃん。」
 「俺が過去に人を殺したって言っても、お前は“ダーイスキ”って言ってられるのか?」
 ミコトの言葉に、アキは思わず苦笑した。
 彼がそんな事は出来ないのは重々承知だったし・・・何より、もし仮にそうだとしてもアキの言葉に揺るぎはなかった。
 だって、此処に居る連中は“今しか生きてない”んだろ?それなら、過去に何をしてようと関係ない。彼らを決めるのは過去じゃない・・・“今”なんだから・・・。
 「ダーイスキ。」
 唇の手前、ギリギリのところでそう囁くと、アキはふわりと女性めいた微笑を浮かべた。


☆★☆終わる、関係☆★☆


 地下にあるこのクラブ“Heaven”では、目に見えないものは全て曖昧だった。
 名前も歳も、出身も、全ては曖昧。
 マリアだって、本名がマリアなのかは解らないし、彼女は23と言っていたが、それだって真偽のほどは闇の中だ。
 誰も何も訊かない。けれど、誰かが何かを言う時は黙って聞く。
 そして、その先を左右するのは語り手だった。忘れろと言われれば忘れるし、覚えていて欲しいと言われれば覚えているだろう。
 曖昧でつかみ所のないこの空間は酷く心地良かった。
 誰も何も訊かない。だから、何も話さなくて良い。
 アキが“アキである”と言う事以外は何も語らなくて良い。
 “桐生 暁”でなくても良い。ここでは、誰もカレを望んでいないのだから・・・。
 ここではただ、ふわふわと存在していれば良かった。
 ふざけて、笑って、口先だけの言葉を発する。
 「ダーイスキ。」
 今日何度目だか解らないその言葉を、ミコトに投げかける。
 ミコトがアキの背に手を回し、ポンポンと数度軽く叩くと、右手でテーブルの上に置いてあったグラスを取った。
 真っ赤に染まった液体は、まるで血のようだった。
 唇にグラスをつけ、少し傾け―――アキはトンと軽くグラスに触れた。
 つーっとミコトの唇の端に赤い線が出来る。
 「イジメか?」
 苦笑しながらミコトがグラスを離し、テーブルの上に戻した。
 「違うよ。」
 アキがそう囁いて、ミコトの口の端を親指で拭った。
 指についた赤い液体を、人差し指で拭い―――
 ふっと、自分の唇に塗った。
 甘く濡れる唇を、ぎりぎりまで近づけて、そして通り過ぎる。
 別にミコトを唇を合わせる事くらい、アキにしてみれば何でもなかった。
 “他の連中だってしてるだろ?”そう思えば、何の事はない。感情なんて伴わなくて良いのだから・・・。
 でも、アキはしなかった・・・“出来なかった”・・・。
 もしもミコトと唇を合わせてしまえば“暁”が見えてしまう・・・ソレは、ダメだ。絶対にあってはならない。
 ―――弱くなってしまうから・・・・
 今まで必死に作り上げてきた“アキ”のみならず、きっと“桐生 暁”だって崩れて行ってしまう。
 底なし沼にハマルかのように、ドンドンと・・・崩れて・・・
 「ミコトちゃん、俺の事好きっしょ?」
 「はいはい、好きだよ。」
 ミコトが軽くあしらうようにそう言った。
 カレは、アキが人をからかう時に“ちゃん”をつける事を知っていた。だから、今回もからかっているのだと踏んだのだ。
 アキがミコトの身体を突き放す。
 酷く冷たい視線で、けれど、なにかを訴えるような瞳で・・・ミコトをじっと見詰める。
 「ミコト、俺の事、愛してる?」
 「・・・・・。」
 驚いたような顔をして、少し考え込むミコト。
 そして直ぐにアキの腕を掴み、引き寄せるとギュっと胸に抱いた。
 耳元で、囁く甘い甘い言葉―――
 「愛してるよ、アキ・・・・」

   パチン

 その時何かが暁の中で弾けた。
 今まで暁の胸を締め付けていたものが、一気に弾け飛ぶ。
 「・・・・あ・・・あれ・・・?」
 魅琴の膝の上、抱きしめられている状態の暁は必死になって自分の身に起こっている事を考えた。
 閏にクスリを飲まされて、いつの間にか此処に来ていて、それで・・・・
 「ぶっははははははは!!!」
 暁は思わず笑い出した。
 魅琴の手をすり抜けて、床に蹲り、お腹を抱える。
 「み・・・魅琴ちゃんと・・・・。」
 フルフルと肩が震え、いくら笑いをかみ殺そうとしてもドンドンと可笑しくなって行き・・・。
 「そんなに可笑しいか?」
 呆れたような、それでいてバツの悪いような表情をしながら魅琴が暁を見詰める。
 「・・・っや、いいかも!数年前の俺ならアリだったカモね〜。」
 「は?数年前?お前、あんな荒れてたわけ?」
 その言葉にはなにも返さずに、暁は曖昧な笑顔を浮かべた。


―−―− 後日 −―−―


 「え!?あそこって本当に存在するの!?」
 「あぁ。別に役者を雇ってたわけじゃねーよ。マスターも、マリアも、本物。」
 「って事は、ミコトルームも・・・」
 「本物だ。」
 「それに、あそこは奏都ちゃんの行きつけのお店だったんだよ〜。」
 そう言ってもながパタパタと走ってきて暁に飛びついた。
 「え!?奏都さんの!?」
 「奏都はあそこで魅琴の事見つけてきたんだよ。」
 いつも穏やかに微笑んでいる奏都と、あのお店はどこかかけ離れたイメージがあり・・・・・。
 「え・・・2人とも何者・・・!?」
 「さぁね。」
 「さぁな。」
 冬弥ともなが顔を合わせて、不敵に微笑んだ。
 そして・・・・
 「天国では、名前以外は要らないんだよ。暁ちゃん。」
 もながすぅっと、どこか謎めいた微笑を浮かべた・・・・・。




 【今の2人の関係は・・・】



 【 ――― 悪友、そして ――― 】 




       〈END〉


 
 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  4782/桐生 暁/男性/17歳/学生アルバイト・トランスメンバー・劇団員


  NPC/神崎 魅琴/男性/19歳/夢幻館の雇われボディーガード
 
 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『ココロを変えるクスリ』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 
 さて、如何でしたでしょうか?
 甘くて危険な雰囲気で、色気を強めに・・・!!と思いながら執筆いたしましたが・・・。
 折角の素敵なプレイング・・・ニュアンスだけでもお伝えできればと思います。
 ほんの少しでも、妖しい色香が漂う雰囲気を感じていただければ嬉しく思います。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。