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<東京怪談・PCゲームノベル>


 『瑪瑙庵』


 ちらちらと、空から綿菓子のような雪が降る。
 当然、気温も低いが、風がないだけ、幾分かマシだった。天気予報では、昼過ぎに雪は止むと言っていたし、空を覆う厚い雲の隙間から、幽かに光が漏れているから、そんなに積もることはないだろう。
 櫻紫桜は、解けかけたマフラーを巻き直すと、再び、歩き始める。彼は、通っている高校へと向かっていた。今日は土曜で学校は休みなのだが、週明けに提出しなければならない課題の資料を、教室に置き忘れて来てしまったのだ。これは、几帳面な彼にしては、珍しいことだった。
 グラウンドを抜け、校舎まで進む。流石にこの悪天候では、部活の練習に励む生徒の姿は見られなかった。恐らく、運動部系は体育館を使用しているのだろう。
 校舎の中に入ると、階段を上り、そのまま真っ直ぐ自分の教室へと向かう。
「あった。良かった」
 彼は自分の机を探ると、目的の資料を見つけ出し、一人呟いた。これで目的は果たした。後はこのまま家に帰るだけだ。
 と。
 突然、教室の外から、派手な音と、蛙を踏み潰したような悲鳴が聞こえた。
(……?)
 紫桜は、早足で教室の外へと出る。
 そこには、赤いジャージを着た女生徒が、尻餅をついて呻いている姿があった。その顔には見覚えがないから、恐らく上級生だろう。
「いたたたぁ……あたしったら、何でなんもないトコで転ぶかなぁ……」
「あの……大丈夫ですか?」
 紫桜が声をかけると、女生徒は、いかにもバツの悪そうな顔をする。
「あはは。だいじょぶ、だいじょぶ! ……恥ずかしいトコ見られたなぁ……」
 だが、彼女自身の言うように、大したことはなさそうだった。彼女は尻をさすりながら立ち上がる。それを見て安心すると、ふと、紫桜の視線は、床に散らばっているものに向けられる。
「タロットカード……?」
 占いには明るくない紫桜でも、散乱しているものがタロットカードだということは一目で分かった。神秘的というか、魔術的というか、そういった絵柄が目を引く。恐らく、目の前の女生徒が、転んだ時に落としたのだろう。しかし、彼女はどうみても体育会系だ。オカルトには縁遠そうな気がする。そのようなことを考えながら、紫桜がカードを拾い集めようと手を伸ばした時――
「ストーップ!」
「え?」
 女生徒のあげた大声に、紫桜は思わず動きを止め、彼女の方を見やった。
「えーっと、ゴメンね。拾ってくれようとしてるのはありがたいんだけど、タロットって、人に触られると『気』が移るのよ」
「へぇ……そういうもんなんですか」
「そ。でも、気にしない人は気にしないんだけどね。あたしは気になるタイプなの。だからゴメンね。ありがと」
「いえ」
 紫桜自身も、武術などを通して『気』に精通している部分はあるので、女生徒の言うことも分からないではなかった。もう用事は済ませたので、帰ろうかとも思ったが、何となく立ち去りづらくて、彼女がカードを拾い集めるのをぼんやりと眺めていると、彼女は顔を上げ、照れくさそうに笑った。
「キミ、あたしにタロットって似合わないと思ってるでしょ?」
「いえ、別に……」
 本当は彼女の言うとおりだが、それを素直に言うわけにも行かない。紫桜が曖昧に返事をしていると、彼女は朗らかに笑った。
「ははは。まぁいいや。でもね、あたしも一月前までは、こんなの全然興味がなかったの。だけど、友達に連れて行ってもらったところで、すっごい面白い『体験』してね、それからハマっちゃって……目下勉強中」
「面白い体験……ですか」
「うん。でもね、少なくともあたしたちのクラスでは、その友達と、あたししか知らないと思う。なんかさ、人に教えるのもったいなくって。隠れ家的存在? みたいな……でも、特別にキミには教えてあげる」
「え? いや、俺は別に……」
「いいのいいの、これも何かの縁。書くもの持ってない?」
「はぁ」
 こうして、女生徒に押し切られる形で、紫桜は何だか分からないが、面白い『体験』が出来るという店のことを教えてもらった。


「ここか」
 『瑪瑙庵』と筆文字で書かれた木の看板と、女生徒から渡された手書きの地図を交互に見、紫桜は呟いた。
 女生徒の話の内容からして、いかにも怪しげな店を想像していたのだが、実際は何の変哲もない、こぢんまりとした日本家屋である。ただ、都心からやや離れていることもあり、『隠れ家的存在』という言葉はピッタリかもしれない。
 そのようなことをつらつらと考えていたが、とりあえず中に入ってみないことには何も分からない。彼は磨り硝子が嵌め込まれた木の引き戸を開けて、店の中へと足を踏み入れた。
「いらっしゃいませ〜」
 すると、奥にあるカウンターにいた男に、笑顔で声を掛けられる。茶色く染めた長髪を後ろで束ねていて、桑染の着物を纏い、藍媚茶の帯を締めていた。恐らくここの店主なのだろう。
 紫桜はそちらに「こんにちは」と言い、軽く頭を下げると、店内を見回してみる。
 タロットカード、パワーストーン、タイトルからして恐らく占いに関する本、雑誌、その他にも占いグッズや、何だか良く分からないものが所狭しと並べられていた。中には妙な『気』が混じっているものもある。店主は、果たして知らないで『曰くつきのもの』を仕入れているのだろうか――いや、奇妙な『体験』が出来るくらいだから、分かっていて仕入れているのだろう。
「あの〜」
 紫桜がそのようなことを考えていると、店主が間延びした口調で声をかけて来たので、顔を上げてそちらを見る。
「はい」
「外、寒かったでしょう? ちょうどお茶淹れたんだけどぉ、飲まない?」
「あ……はい。頂きます」
 紫桜は少し迷ったが、ありがたい申し出だったので、素直に受けることにした。紫桜が年下だからか、店主はやや砕けた口調になっている。差し出された湯飲みは温かく、茶を口に含むと、香ばしい香りがふわっと口腔に広がる。かなり上等な茶だ。しかし、店はどう考えても儲かっているようには見えない。他人事ながら少し心配になるが、紫桜は「美味しいお茶ですね」とだけ言った。
「それでぇ、キミ、『体験』希望者だよねぇ?」
 笑顔を崩さぬまま、唐突に切り出した店主に、紫桜は目を瞬かせた。
「そうですが……どうして分かったんですか?」
「ええとねぇ、占いでぇ、出たからぁ」
「はぁ」
 占いでそのようなことまで分かるのか、と訝しみながらも、せっかくの機会なので、紫桜は用件を切り出した。
「どういう風に解釈をすればいいのか戸惑うのですが、タロットカードにちなんだ体験が出来るとお聞きしたので……」
「うん、そうだよぉ。解釈云々は……まぁ、実際にやってもらった方が早いかなぁ。じゃあ、やる?」
 店主の言葉に、紫桜は穏やかに頷いた。
「はい。お願いします」

 紫桜は店主に連れられて、カウンターの脇にある暖簾を潜る。そこには、薄暗い小部屋があった。中には香の匂いが立ち込めており、大きな屏風に囲まれる形で、長い紫の布が掛けられた小さなテーブルと、一対の木で出来た椅子が置いてあった。
 店主は紫桜を手前の椅子に座るように促してから、自分は奥の椅子に腰掛ける。
「そういえばぁ、自己紹介がまだだったねぇ。俺はぁ、瑪瑙亨。宜しくねぇ」
「あ、すみません。俺は櫻紫桜です。宜しくお願いします」
「櫻紫桜クンかぁ……風情のある名前だねぇ」
「そうですか? ありがとうございます」
 そのようなやり取りをしながらも、亨は懐から出したタロットカードを、手早く切っていた。その姿は、手馴れた印象を受けたが、いかんせん彼の外見にそぐわない。
 やがて、三枚のカードがテーブルに並べられる。
「一枚選んでぇ、引っくり返してねぇ。手はそのまま離さないでぇ」
「あ、はい。でも……触っちゃっていいんですか?」
 紫桜の脳裏に、先ほどの女生徒との会話がよぎる。
「ああ、もしかしてぇ、『気』が移るってやつかなぁ? でもぉ、この場合、『気』が移った方がいいっていうかぁ、触ってもらわないと、出来ないんだよねぇ」
「なるほど……分かりました。じゃあ、これにします」
 そう言うと紫桜は、向かって左のカードをめくった。
 そこには、放射状に伸びる線で縁取られた顔のある黄色い太陽と、その下にはヒマワリ、そして手前には頭に花輪をつけ、白い馬に裸で跨り、手に茶色い大きな旗を持った子供が描かれていた。
「紫桜君」
 亨は、紫桜の手にしたカードに指先で触れる。
 今までの間延びした口調は影をひそめ、落ち着いた響きを持つ声に変わっていた。ずっと絶やさなかった笑顔も退き、射抜くような視線がこちらへと向けられている。 そして、朗々と言葉が紡がれた。
「『太陽』のカード――どうぞ、良い旅を」
 次の瞬間、目の前が暗転した。


 気がつくと、あたり一面、ヒマワリの畑だった。遠くの方に、薄っすらと白い壁のようなものが見える。
 だが、数え切れないほどのヒマワリは、全て茶色く変色し、枯れていた。紫桜は空を見上げてみる。
 雲ひとつない青い空。
 何の変哲もない、空。
 しかし――太陽が、ない。
 どこにも見当たらないのに、あたりは明るい。
(何故だ……?)
 疑問を抱えながらも、これはヴァーチャルな世界だから何でもありなのだろう、と納得し、彼はセピア色のヒマワリ畑を、ゆっくりと歩き始める。
「太陽の御子がお生まれになるの」
 そこに、唐突に人影が生まれた。
 灰色のワンピースを着て、同じく灰色のフードを被った女性。
 女性だと判断したのは、声が男性のものには聞こえなかったことと、身体が曲線を描いていたからだ。顔は、灰色のフードに覆われ、全く見えない。ご丁寧なことに、手には手袋、足にはブーツを履いていたので、肌がまったく露出していない。そして、そのどれもが灰色だった。まるで、影が実態を得たかのように。
「太陽の御子がお生まれになるの」
 女性は、またその言葉を繰り返した。手に持った、これまた灰色の籠に、ヒマワリを摘んでは、入れている。しかし、籠は小さいのにもかかわらず、幾らヒマワリを入れても、いっぱいにはならない。
「あの、すみません。『太陽の御子』ってどういう方なのでしょうか?」
 紫桜が尋ねると、女性はこちらに見向きもせず、ヒマワリを摘む作業を続けながら、ぼそりと言う。
「太陽の御子をご存じないの? 可哀想な方。太陽の御子は全ての希望、光、幸せ、祝福……これは、太陽の御子に捧げるの。お生まれになった時に捧げるの」
「そうなんですか……」
 紫桜は、彼女からはこれ以上得られるものはないと判断し、その場をそっと離れた。
 すると、眼前に灰色の街並みが広がる。後ろを振り返ると、もう既にヒマワリ畑は姿を消していた。
「へぇ……まるで夢の中にいるみたいだ。中々面白い」
 紫桜はそう呟くと、街の中へと歩みを進める。
 周囲は、人でごった返していた。
 しかし、誰もが、ヒマワリ畑の女性と同じように、まるで影法師のようだった。
 辛うじて色がついているのは、市場に出ている食料、街路樹、土など……つまり、人の手が加えられていないものばかり。そして、全ては腐っていたり、枯れたりしていた。紫桜は不思議に思い、空を見上げてみる。すると、一羽の鮮やかな色をした鳥が横切った。紫桜が何となく安堵した途端――
 銃声が、響く。
 鳥は凶弾にあっけなく落ち、そしてそこに、影法師たちが群がった。
「太陽の御子のご加護だ!」
「太陽の御子の恵みだ!」
「太陽の御子の思し召しだ!」
 そして、人だかりが割れた後には、何も残っていなかった。影法師たちの手には、小鳥の羽や骨、肉などが握られている。そして、今度はそれを奪い合うように暴動が起きた。悲鳴や怒号で、街中がわんわんと鳴る。勿論、そのとばっちりは紫桜の方にも来た。なるべく影法師を傷つけないよう、細心の注意を払いながら、紫桜は人だかりから逃れる。
 しかし。
「そこの人間! 何故太陽の御子の恵みを受けている!」
 一人の影法師の怒声で、辺りは痛いほどに静まり返る。
 紫桜は最初戸惑ったが、すぐに理解した。
 ――自分だけ、『色』がある。
 そしてその直後。
 一斉に影法師たちが襲い掛かってきた。
 このような状況に陥って、黙しているわけには流石に行かない。
 右から来た手を取って後方に投げ、左から来た影法師に蹴りを食らわす。気を手のひらに集中させ、その勢いで数人を吹き飛ばす。
 それにしてもキリがない。影法師たちは、後から後から沸いてくる。
 紫桜がいい加減うんざりしてきた時――
 目の片隅に映った男が、何かを取り出した。
 銃だ。
 流石に、あれは拙いかもしれない。
 避けるにも、影法師たちの相手で精一杯で、中々思うように身動きが取れない。
(殺られる――?)
 紫桜がそう思った瞬間。
 銃声が轟いた。


 紫桜の目の前には老人がいた。
 影法師ではない。裸で、痩せぎすの老人だった。頭は禿げ上がり、白い眉毛と髭ばかりが妙に立派だ。周囲を見回すと、どうやらここは洞窟のような場所のようだ。
「貴方は……?」
 急激な場面転換にも大分慣れてきたので、そう老人に問いかけながら、紫桜はあの光景を思い出していた。
 あの後、一発の銃声を合図にするかのように、影法師たちが、全員自ら命を絶ったのだ。
 紫桜の目の前で、一斉に。
 『太陽の御子』の名を口にしながら。
 そして、気がついたらここにいた。
 老人は、何も言わない。それで、紫桜は悟った。
「ああ……貴方が『太陽の御子』ですね?」
 それを聞き、満足そうに、御子は頷いた。

「木は枯れる。枯れた後には、どうなるかな?」
 御子の問いに、紫桜は少し考えてから、口を開いた。
「土に還り、また新しい生命に繋がります」
「そうだ。私も同じ。もうすぐ私の命は尽きる。しかし、新たな命は生まれる」
「あの影法師たちは何だったのですか?」
「幸せになる。喜びを感じる。富や地位や名声を得る。何かを達成する。成果を手にする……これには何が必要かな?」
 紫桜が尋ねると、御子は答えずに、問いで返してきた。
「そうですね……幸せや喜びは『気づく』ものです。富や地位や名声を得るには、チャンスも必要ですが、やはり努力でしょうか。何かを達成したり、成果を手にするにも、努力は必要ですね」
「そうだな」
 紫桜の答えに、御子は頷く。
「もし、素晴らしいチャンスに恵まれた時、そなたならどうする?」
「チャンスをものにするために、行動します」
「影法師たちは、何をしていたかな?」
「ただ、『太陽の御子』が生まれるのを待っていました。恵みや慈悲に与ろうとしていました……ああ」
 そこで、紫桜は一息ついた。
「全て、誰かの、何かのせいにしていたんですね。何かにただ縋るというのは、その対象のせいにすることです。何かをただ責めることと同じ。影法師たちは、自分の人生を生きようとはしなかった」
 御子は、満面の笑みで頷くと、洞窟の外を指差す。
「ほら、ご覧」
 紫桜もつられて外を見ると、全てが色鮮やかに輝いていた。草も、花も、木々も、山も、家も、人々も――
「この世界には『気づき』がなかった。そなたが『気づき』をもたらした。全にして個、個にして全。全ては繋がっているのだよ」
 空を見上げると、そこには眩く光り輝く太陽が浮かんでいた。
 産声。
 気がつけば、老人だった御子は、幼子にその姿を変えていた。
 新たな『太陽の御子』の誕生とともに、世界が黄金色に輝きだす――


「どうだったかなぁ?」
 目の前には、亨のにこやかな笑顔があった。口調も元のように間延びしたものに戻っている。
 紫桜は、少しくらくらする頭を軽く振りながら答えた。
「はい。何というか……哲学的な内容でしたね」
「そうだったねぇ」
「あ、瑪瑙さんにも、『体験』の内容は見られるんですね」
「うん、そうだよぉ」
 そこで、紫桜の頭に疑問が浮かぶ。
「もしかして……あんな内容だったのは、俺の精神が未熟だからなんでしょうか?」
「ううん、そんなことはないんだよぉ」
 亨は、笑顔を崩さないままで首を横に振る。
「あのねぇ、『気づく』ってことは大事なんだよぉ。気づけない……つまりねぇ、『認識』出来ないとぉ、どう対処していいのか、方法すら思いつかないよねぇ。でも、認識することが出来ればぁ、方法も考えられるし、前に進む第一歩になるでしょう? 紫桜クンにはぁ、もう十分分かってることかもしれないけどぉ、改めて外部から提示されるとぉ、また考え直すきっかけになったりするじゃない? だからぁ、今回出てきたんだと思うよぉ」
「そうなんですか……『全にして個、個にして全』……これって、『情けは人のためならず』とかにも通じてるんでしょうか?」
「うん、そうだねぇ。それを大事にみんな生きればぁ、世の中もっと平和になるかもねぇ」
「そうですね」
 そう言って二人は、静かに笑う。


 店の外に出ると、美しい夕焼けが目に飛び込んできた。紫桜はそれを眺めながら、岐路に着く。
「情けは人のためならず……とその前に、課題をこなさないとな。自分の面倒が見られなきゃ、人に余裕を持って接せられない」
 文武両道をモットーにするのは、中々もって難しい。


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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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■PC
【5453/櫻・紫桜(さくら・しおう)/男性/15歳/高校生】

■NPC
【瑪瑙・亨(めのう・とおる)/男性/28歳/占い師兼、占いグッズ専門店店主】

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■         ライター通信          ■
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■櫻・紫桜さま

初めまして。今回は発注ありがとうございます! 鴇家楽士です。お楽しみ頂けたでしょうか?

納期ギリギリの納品になってしまい、申しわけありません……大変お待たせ致しました。

初めてのPCさまを描かせて頂く場合、いつも悩むのが、口調と雰囲気です。もし、PLさまの中のイメージを崩してしまっていたら、本当に申し訳ありません……

それから、今回は『太陽』のカードだったのにもかかわらず、何故かこんな内容になってしまいました……しかも、物凄く説教臭いです(汗)。別に僕は何か教えを説こうとか、変な宗教に勧誘しようとかそんなつもりは全くないので、お許し下さい(汗)。
そもそも、鴇家にそんな説得力があるのかどうかが分かりませんが……

あとは、少しでも楽しんで頂けていることを祈るばかりです。これを機に、亨とも仲良くしてやって下さい(笑)。

ちなみに、今回使用しているタロットカードは『GOLDEN RIDER』というデッキです。これは、最もポピュラーなもののひとつ、俗に『ウェイト版』と呼ばれるデッキのイラストが、ただ絵の具でベタ塗りになっただけ、みたいな感じですので、普通のウェイト版の方がいいです(爆)。まあ、好みは人それぞれなので、個人的に、ですけど。ご興味がありましたら探してみると面白いかもしれません。

それでは、読んで下さってありがとうございました!
これからもボチボチやっていきますので、またご縁があれば嬉しいです。