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<東京怪談・PCゲームノベル>


All seasons 【 温かい場所 】



◆ 再会 ◆


 ふらふらと、覚束ない足取りで通り過ぎる少女。
 その横顔に覚えがあり、梶原 冬弥は足を止めた。
 危なっかしい少女の後を追い、直ぐ目の前に迫った背に声をかけようと―――

  グラリ

 身体が前のめりになって倒れこみそうになる。
 「おいっ・・!!!」
 慌ててその身体を抱きとめ・・・・・・・・


◇ 夢幻館 ◇


 ぼそぼそと、遠くで声が聞こえる。
 段々と明るくなって来る視界と意識の狭間で、その声はクリアに輝き出し・・・。
 ふっと目を開けたそこにあるのは顔顔顔―――
 「あ!目ぇ開けたよっ!!奏ちゃん!あたし、覚えてる!?」
 ツインテールをブンと揺らし、可愛らしい少女が自分を指差して小首を傾げる。
 勿論覚えているとも・・・。
 月宮 奏はコクンと小さく頷き、他の面々の顔を見渡した。
 右回りに、もな、神崎 魅琴、冬弥、沖坂 奏都。
 酷く心配そうな瞳で覗き込む4人の顔を順番に見た後で、奏は言葉を紡いだ。
 「あれ、皆久しぶり・・・じゃなくて、えーっと、何で私はここに?」
 「・・・なんっかお前、一々ずれてるよな。」
 魅琴が額に手を当ててそう言いつつ、天井を仰ぐ。
 それが奏さんの良いところですからと、奏都がやんわりとフォローをいれ、もなが奏に手を差し出す。
 その手を取って上半身を起し・・・
 「なぁんかふらふら歩いてるヤツがいるなぁと思って見たら奏で、声をかけようとした矢先に、目の前で倒れたんだよ。」
 冬弥がどこか遠くを見詰めながらそう言って、奏の額に手を当てた。
 熱はないようだなと言う呟きに、コクンと1つだけ頷いてみせる。
 「そっか、今日の仕事結構厄介だったしな・・・。」
 苦々しく呟いて・・・ほんの刹那、寂しそうな顔をした。
 勿論、奏は無意識の事で・・・それこそ、意識をしていたならば絶対にそんな表情は見せなかった。
 これは・・・倒れた直後で、そして・・・久しぶりに見た顔に安心して気が緩んだから・・・。
 「冬弥さんが、ここまで運んでくれたの?」
 「あぁ。僭越ながら俺がお運びいたしましたよ。」
 しれっと言う、そんな台詞に思わず苦笑する。
 「重かったでしょ?」
 「や、全然。お前・・・もっと食った方が良いぞ??」
 「そんな事・・・でも、ごめんね。もう平気だから、私はこれで・・・」
 そう言って立ち上がろうとする奏の肩をもながガシっと掴み―――
 「行っちゃ駄目ぇぇぇっ!!」
 「奏さん・・・!」
 「つか、お前まだ顔色悪いし!」
 「倒れた直後に動くなぁぁっ!!」
 「・・・・・皆で駄目出ししなくても・・・。」
 奏はそう呟くと、そっとソファーに腰を下ろした。
 「皆さん、奏さんのお体を心配しているんですよ。」
 奏都の言葉に、奏は頷いた。
 そんな事は知っている・・・全部・・・奏の事を思えばこその言葉で・・・それがなんだかくすぐったくって、柔らかくて・・・。
 「んで、原因はなんなんだ?」
 「え・・・原因・・・??」
 「そうだよ!原因はぁ・・・!?」
 魅琴ともなの問いに、奏は天井を仰いだ。
 ・・・言ったら、また心配をかけるかも知れない。
 結構薄情なところは薄情な夢幻館住人達。でも、それ以外の時はかなり心配性で面倒見たがりの集団だったりする。
 無論、住人達はそんな事、微塵も感じていないのかも知れないけれど・・・。
 言おうか言うまいか考え込む奏の視界に、直ぐ隣に居るもなの顔が映る。
 原因を聞くまでは動きそうにない表情を前に、奏は小さく微笑むとそっともなの髪に手を伸ばした。
 茶色と言うよりはピンクに近い淡い髪色・・・どうしたのぉ?と小首を傾げるもなに、なんでもないと言って軽く頭を振り・・・
 「んっと・・・簡単に言えば副作用・・・みたいなもの。」
 「ふくさよぉ〜??」
 「そう・・・。力の。」
 何の事だかわからないと言った表情でキョトンと目を丸くさせるもな。
 「偶にね、身体に影響が来る。・・・でも、ホントに偶にだよ、今は。」
 すいっと視線を落とす。
 その様子を見た後で、奏都がキッチンの方へと入って行った。
 「昔はもっと・・・色々酷かったし・・・。」
 奏都の背を見詰めながらそう言って、奏は苦笑した。
 ・・・別に苦笑する場面ではなかったが、あまりにも深刻そうな表情をする住人達を前に、それ以外に取れる行動が無かったのだ。
 なんでもない、本当に大丈夫だからと、言い聞かせるような笑顔。
 「あっ・・・!冬弥さんっ、私の周りに居た人とかに何かなかった!?」
 「や、特に何もねぇけど?」
 「そう・・・良かった・・・私だけで。」
 ほっとしたような笑顔を前に、住人達は顔を見合わせた。
 声に出さないまでも、アイコンタクトで全てを語り・・・
 「奏さん、宜しかったら紅茶・・・如何ですか?」
 奏都がお盆の上に人数分の真っ白なティーカップを乗せてホールへと入って来た。
 甘い紅茶の香りがふわりと漂い、仄かに上がる湯気は頼りなさ気に左右に揺れている。
 「そうだよ!奏ちゃん!どうせなら、お茶しよーよっ!」
 「そう言えば、クッキーの缶があったな、確か。」
 「それ!持って来て!魅琴ちゃん!ね?ね!?」
 もなの必死な言葉を受け、奏はしばし考えた後でコクンと頷いた。
 「それなら、少しゆっくりして行こうかな・・・・・・・」


■ 懐かしい雰囲気 ■


 甘い紅茶を飲みながら、魅琴が出してきてくれたクッキーに舌鼓を打つ。
 美味しいね〜!と、ほっぺたにクッキーのくずをつけながら微笑むもなに穏やかな笑顔を向け、そっとクッキーをとってあげる。
 見た目こそは小学生程度だが、実年齢は奏よりも上。
 なんだか妹のような、姉のような・・・もなは不思議な存在だった。
 「それにしてもよぅ、奏・・・マジ久しぶりだな。」
 「うん。ちょっと最近忙しくて・・・色々と。」
 魅琴がテーブルの上に足を乗っけ、即座に奏都に冷たい笑顔を向けられる。
 急いでテーブルから足を下ろし―――
 「寂しかったか?」
 「何が・・・?」
 「俺が居なくて。」
 ニヤリと、色気全開の笑顔を見せられても、奏にはどうする事も出来ない。
 「えっと・・・」
 「良いんだよ、奏ちゃん。うぜーんだよ!マジ、てめぇ消えろよ。この自意識過剰男が!キモイんだよ!とか言っても。」
 ・・・奏はそんな酷い事は言わない。
 そもそも、そんな言葉遣いはしない・・・・・。
 「そんな事無いけど・・・」
 「だぁぁぁっ!おい奏、このクソ馬鹿に遠慮するこたぁねーんだぞ?叩いても叩いても、無駄な不屈の精神で起き上がってくるような男なんだからな?」
 「俺の事を何だと・・・」
 「そう言えば、ゴキブリも起き上がってきますよね。いくら殺虫剤をかけても・・・不屈の精神で。」
 冬弥の言葉を受け、奏都が穏やかな笑顔でそう言う。
 「俺はゴキブリと一緒か!?」
 「食事中にゴキブリなんて言わないでよっ!!」
 魅琴ともなの声が合わさり、もなが思いきり顔をしかめた。
 「魅琴ちゃんとハモっちゃった・・・うーわ・・・」
 「なんだその、うーわって!俺様とハモれたんだから、神に感謝しろ!」
 「馬鹿じゃないの!?」
 キャンキャンと騒ぐ2人を見ながら、奏は目の前に置かれたクッキーを1つつまんだ。
 丸いバタークッキーの中に点々と入っているチョコ。
 サクっと軽い食感の後に広がる甘く、しっとりとした味・・・・・。
 「・・・美味しい。」
 「そうでしょうね、もなさんの拘りですから。」
 甘いものに関しては少々五月蝿いもな。
 そのもなが美味しいと言って特別に買ってくるものなのだと、奏都は説明した。
 あまり自分からお菓子を買いに行く事のないもなが、わざわざ足を運ぶ店なのだとか・・・それならば、美味しいはずである。
 サクサクと食べ続ける奏の横顔を住人達が優しい瞳で見詰めているのを、視線がクッキーに注がれている奏は気づかなかったけれども・・・。
 「おい、奏・・・クッキーが頬に・・・」
 突然魅琴にそう言われて、奏がハタと食べる手を止めた。
 どこ?と言いながら頬を手で触り・・・
 「あぁ、違う。ここだ、ここ・・・」
 そう言って、魅琴が奏の頬をペロリと舐―――
 「こんの、クソ馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」
 「奏ちゃんに子供が出来ちゃうでしょぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
 「・・・もなさん、初めてその台詞が決まりましたね。」
 絶叫する冬弥ともなの前、奏都がいたって間の抜けたコメントを発し、パチパチと手を叩く。
 「なぁんだよ。ただほっぺた舐めただけだろ〜?」
 「てめぇの場合はそれだけでも犯罪なんだよ!」
 「ちょっ・・・!!なんで奏ちゃんに抱きついてんのよっ!!!」
 奏の背後からキュっと手を回し、ニヤニヤと笑う魅琴。
 その腕の中にいる奏はいたって普通だった。
 別にイヤではないし、抱きしめられていると言う訳でもない。言うなれば、肩に手を乗せられて、それを緩く前で組まれていると言うか・・・。
 「魅琴さん・・・少し犯罪の香りが漂っていますので、離れてください。」
 笑顔で奏都がそう言って、小さく溜息をつく。
 「少しどころじゃねぇよっ!!この馬鹿は、一寸先が闇と言うか・・・」
 「そうだよそうだよっ!!」
 「・・・もなさん、一寸先は闇と言う言葉、分かっているんですか?」
 「一寸先が闇なんでしょ!?」
 全然答えになっていない・・・・・・。
 「もぉぉぉっ!!!とにかく、奏ちゃんから離れてよっ!!」
 もながキャンキャンと叫び、魅琴が仕方ねぇなと言って、奏の傍を離れ・・・グイっと、もなを引き寄せた。
 「なぁ、こっちのが犯罪くさくねぇか?」
 ギュっと腕にもなを抱き、ふわりと顔を近づける。
 ・・・それは、奏から見ても“ちょっと・・・”と思う構図だった。
 「放してよぉぉぉっ!!!」
 もなが魅琴を突き飛ばし・・・魅琴の身体が奏の方にグラリと倒れる。
 それを何とか受け止めて
 「大丈夫??」
 「あー・・・平気だ。」
 顔をしかめ、数度頭を振った後で魅琴がゆっくりと起き上がった。
 「手加減をしろ!手加減を!!!」
 「魅琴ちゃんにそんなの出来るわけないでしょっ!!!それより、奏ちゃんから離れてって言ったじゃないっ!!」
 「お前が突き飛ばしたんだろっ!?」
 再びの口喧嘩に、冬弥が盛大な溜息をつく。
 「なんだか、久しぶりのご来館なのに・・・五月蝿くて申し訳ないです。」
 「ううん。これだけ賑やかなの、楽しい。」
 「そう言っていただけると救われます。」
 優しい奏都の笑顔に、思わずふわりと心が温かくなり―――

  「あぁぁぁっ!!!お前ら五月蝿いぞっ!!!」

 そんな冬弥の怒鳴り声すらも、どこか落ち着けるものがあった。


□ 家族 □


 クッキーを食べ、まったりとソファーでお茶をしていた奏の目に、ふっと奏都のつけていた腕時計の文字盤が目に入った。
 縁が銀色で・・・一見して分かる、高そうな時計。
 キラキラと光る石が埋め込まれた針が指し示す時刻は―――
 「あ・・・そろそろタイムサービスの時間が・・・」
 「・・・タイムサービス?」
 「スーパーの。今日は確か卵が99円で・・・」
 「おまっ・・・!!タイムサービスって!!!」
 「タイムサービスってなぁにぃ??」
 「一定の時間の間だけ、商品を通常よりも安くするサービスの事ですよ。」
 もなの初歩的な質問に、奏都が嫌な顔1つせずにさらりと答える。
 ・・・それよりも、タイムサービスを知らないもなって・・・などと考えるが、直ぐにもなだから仕方がないのかも知れないと言う結論に達する。
 そもそも、この館の住人の金銭感覚が通常の感覚とはズレまくっている事を思い出す。
 「それじゃぁ、私はこれで・・・」
 「ちょぉっと待て。」
 ガシっと奏の華奢な肩を掴む冬弥。
 いつの間にか見てみれば、奏都も奏の腕を掴んでおり・・・
 すぅっと冬弥が空気を胸いっぱいに吸い込み、それを見て、咄嗟にもなが耳に手を当てる。
 ―――あ、なんか・・・ヤな予感。

 「お前は馬鹿かぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 キィーんと、甲高い音が耳の奥で聞こえる。
 魅琴が迷惑そうな顔をして耳を押さえ、もながビクっと肩を上下させた後で耳から手を外す。
 「冬弥さん・・・耳が・・・」
 「耳がじゃねぇ!耳がじゃっ!!今さっき倒れたようなやつが、タイムサービスってなんだよタイムサービスって!」
 「人に押しつぶされて死ぬぞ、お前。」
 さらりと魅琴がそう言い、その言葉を受けてもなが「え!?」と言うような顔をして奏都の方を向く。
 「タイムサービスの時間は、人が沢山集まりますので・・・」
 「関ヶ原の合戦なみにな。」
 絶対に表現の間違っている魅琴の補足説明に、もなの顔色がドンドン変わる。
 「合戦!?奏ちゃん、死んじゃうよ!!織田信長に討たれちゃうよっ!!!」
 「・・・関ヶ原の合戦は信長じゃねぇだろ。どう考えても。」
 冬弥が「あーぁ」と言った表情で天井を仰ぐ。
 「もなさん、関ヶ原は徳川と豊臣ですよ。家康と・・・秀頼ですが、石田みつ・・・」
 「誰が出てるのかなんて訊いてない!合戦でしょ!?刀に槍に鉄砲に火炎放射器にロケットランチャーにマシンガンに戦車だよ!?」
 「おーい、途中から変なの混じり始めたぞ・・・?」
 「そんなとこに行っちゃイヤっ!!」
 もなが必死になって奏の手を取る。
 ・・・どうしてスーパーのタイムサービスの話から、戦車の話にとんだのだろうか・・・。
 奏は苦笑しながら、もなの頭を優しく撫ぜた。
 「だぁぁぁっ!!話を戻すぞ!とにかく、倒れたばっかの奏に、あの鬼門に等しい人地獄は無理だ!」
 「そうだよ奏ちゃん!戦車だよ!?」
 「・・・もなさん、戦車は置いといてください。でも、そうですよ奏さん。また倒れられたらどうするんです?」
 「でも・・・」
 「でもじゃねぇって。」
 先ほどまでヘラヘラと笑っていた魅琴が急に真顔になる。
 ―――凄く心配されているのだと言う事を、奏は知った。
 みんな、全員・・・奏の事を心配すればこそ、言ってくれているのだ。
 「なぁ奏・・・。卵は、明日でも明後日でも、また買いに行けば良いだろ?いつまでたっても、卵は卵なんだからな。でも、お前が今日倒れたら、どうする?お前はお前だ。代えなんていないんだぞ?」
 「冬弥さん・・・」
 「とにかく、ぜってー俺は反対だ。お前、ぜってー行くなよ!大体、ちょっと考えてみろ!自分がどんなに・・・」
 「何か、お母さんに怒られてる気分・・・」
 グチグチといい続ける冬弥の言葉を遮って、奏がポツリと呟いた。
 その言葉に、冬弥がピタリと止まり―――
 「よ、お母さん。」
 「ルセーぞ魅琴。」
 「でも、言われれば確かに冬弥ちゃんってお母さんっぽいよねぇ〜。」
 「お母さんっつーか、小姑っぽくねーか?冬弥の場合・・・」
 「だぁぁぁっ!テメ・・・シメルぞ!?」
 「なんか、このメンバーで家族が出来そうだねぇ。」
 もながそう言って、視線を宙に彷徨わせる。
 「んーっと、冬弥ちゃんがお母さんで、奏都ちゃんがお父さんで・・・あたしがお姉さんで、奏ちゃんが妹で・・・」
 「お前が姉!?」
 「つーか、奏都が父親!?」
 「魅琴さんは何なんです?」

  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野良犬!」

 「家族じゃねぇぇぇっ!!!!」
 怒鳴る魅琴の隣、思わずと言った様子でクスクスと小さく奏が笑い出し―――
 「もう少し、ゆっくりして行ったらどうです?ね?」
 「そうそう!これはお姉ちゃん命令ですっ!」
 「姉面すんな!んな、小学生外見で!!」
 「ほらほら、ママも奏ちゃんを止めてよぉ〜!!」
 もなに言われ、冬弥が苦々しい顔をする。
 その脇から魅琴が奏の髪に触れ・・・
 「俺からも、命令。お前・・・行くなよ。」
 「野良犬のくせに、格好つけて命令すんな。」
 と、吐き捨てるように言ったのはもなだ。
 その言葉に「テメェが犬って勝手につけただけだろぉぉっ!!しかも、野良!!!」と魅琴が叫ぶ。
 相変わらず賑やかな夢幻館。
 久しぶりの温かい人達―――――
 「で、結局行くのか?」
 タイムサービス?と、皆までは言わないまでも冬弥がそう言って小首を傾げる。


 「・・・・・・もう少し、ゆっくりして行こうかな。」



          ≪END≫



 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  4767/月宮 奏/女性/14歳/中学生:退魔師


  NPC/梶原 冬弥/男性/19歳/夢の世界の案内人兼ボディーガード
  NPC/片桐 もな/女性/16歳/現実世界の案内人兼ガンナー
  NPC/神崎 魅琴/男性/19歳/夢幻館の雇われボディーガード
  NPC/沖坂 奏都/男性/23歳/夢幻館の支配人


 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『All seasons』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 お久しぶりのご来館だと言うのに、騒がしく・・・さらにはどこかズレた会話の目立つ住人達で申し訳ないです。
 明るく楽しい雰囲気を描けていればと思います。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。