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<東京怪談・PCゲームノベル>


鍵が繋ぐ物語



 銀屋の午後。それはそこにいるもので茶を飲むのがある種習慣となっている。そのせいか湯のみは無駄に多い。店主と主夫を両立させている奈津ノ介の振舞う茶は日々、美味しくなっているような。実はこの茶を飲むために来る者もいるとかいないとか。
 そんな和室、今日は人が多かった。
 奈津ノ介の親である藍ノ介の尻尾にじゃれるのは桐生・暁と月宮・奏。その手触りが気にいったらしく放そうとしない。そして藍ノ介もその自慢の尻尾を披露できてご機嫌のようだ。
「しっぽふさふさだー」
「本当に、気持ちいい……」
「それは毎日手入れをしておるからな」
「暇なんですね」
「うっ」
 くすっと笑いながら言ったのは菊坂・静。笑顔でぴしゃりと事実を言い当てる。
「まぁまぁ、暇なのは平和でいいことデス。しかしその尻尾、いい毛皮ですネ……上等の襟巻が出来そうデス」
「待て、待て目が本気だぞ汝!!」
 じっと尻尾を見詰めるデリク・オーロフの視線に藍ノ介はちょっとばかり身構えた。もちろん冗談なのだが何かトラウマでもあるのだろうかと思うような慌て振りだ。
 そんな藍ノ介を奈津ノ介がうるさいですよ、と冷たく睨む。
 茶を淹れたばかりの湯のみを玖珂・冬夜に渡しているところだった。
「あ、奈津さん。シオリの良いのないかな? 挿んだまま返しちゃうんだよねー」
「シオリですか? ありますよ。出しますね。本は何を?」
「今読んでるのはミステリィかな」
 にっこり笑って立ち上がり、彼は店の方へと降りる。
 全員のんびりと時間を楽しんでいた。
 と、そんなのんびりタイムを打ち壊すかのように引き戸ががらっと開く音。
 そして響く声。
「なっつー!」
「あ、兄さん……と、お客さん」
 がらっと勢い良く店の扉を開けて南々夜はもう一人、店へと引き込む。
 銀、かと思えば薄い水色のグラデーションのかかった緩い髪の持ち主。その瞳は銀と黒、見るものをひきつけるような色。雰囲気は柔らかく、穏やかそう。
 と、一歩踏み込んだところで南々夜は歩を止めて振り返った。
「そういえばさ、キミの名前は? ボクは南々夜!」
 一瞬あっけにとられた表情を彼は浮かべたがすぐ表情を柔らかな笑みに戻した。
「私はリヒト クリューツと申します」
「おっけーじゃあリッ君だね!」
「リッ……」
 南々夜のあだ名付けは毎度の事なのだが、最初はやはり面食らう。
「兄さん、お久し振りです。そちらは?」
 奈津ノ介は二人に歩み寄ると南々夜が引っ張るようにつれてきた青年に笑顔を向けた。
「リッ君だよ。やっほーあいちゃーん、あっきーも久し振りー!」
 奥の和室に視線を向けて大きく手をふって声をかける南々夜に藍ノ介は苦笑しながら手を上げて返す。暁も尻尾から手を放して両手をふった。
「桐生さん、知り合いなんだね?」
「うん、この前温泉で会ったんだ」
 各々視線は南々夜とその後ろ、リヒトに興味津々というところだ。
 そんな彼らをつれて奈津ノ介が戻ってくる。
「南々夜兄さんと、リヒトさんです。リヒトさんは鍵を探しておられるようで……皆さん、持ってませんか?」
 鍵、と言われて静はそういえば今日持っていたな、と思う。
 昔道端で拾った古い鍵。
 それをごそごそと取り出す。
「か、鍵がたくさん……!」
 興奮気味の声を抑えることなくリヒトは全ての鍵に興味を示す。
「よ、よければそのお持ちになっている鍵についてのお話なども聞かせていただければ嬉しいのですが……」
 まぁ、暇ではあるし、時間を潰すのには丁度良いかもしれない、と皆思う。
「じゃあ鍵披露大会だね! よかったねリッ君!!」
 ばしばしとリヒトの背中を叩きながら南々夜が言った。
「ええ、はい」
 まだ戸惑いつつもにこりと彼は微笑んだ。




■デリク・オーロフの鍵■

 ゴシック調の華奢な装飾が施された、真鍮製。それを手にとってリヒトはまじまじと眺める。
「素晴らしい……この細やかな装飾……いいですね……」
 ほぅ、と溜息をつきながらリヒトは嬉しそうだ。
「これは……」
「日記の鍵ですヨ。普通の日記の鍵」
「日記つけてるんだー。何書いてるのかちょっと気になるね」
「それは内緒デス」
 暁の言葉をするりとデリクはかわす。日記の内容などは秘密にしておきたいものだ。他人の日記の中身は気になるのはわかるけれどもそれをみせるなどとは考えられないものだ。
「いいですね、日記の鍵ならでは。そしてあなたの個性がでておられるようです」
 何度も裏返したりと気が済むまでリヒトは鍵を眺めそしてデリクへとそれを差し出す。
 お返しします、ということらしい。
 それを受け取るためにデリクは手を伸ばす。
 と、一瞬リヒトはその行動を固まらせるが、何事もなかったかのように、穏やかな笑みを称えてありがとうございます、と言った。
 そして視線を動かす。
「さて次の鍵……」
 そう言ってリヒトが手に取ったのはアンティーク小箱の鍵。




■月宮奏の鍵■

「それは、私のだね」
 リヒトが手に取った鍵を奏はじっと眺めた。
 金色の丸みある形。それはアンティーク小箱の鍵だ。
「何か、小箱の鍵ですね? 綺麗な、優しい形をしています」
「うん、大事な物を、いれている箱の鍵だよ」
 奏は表情を一瞬曇らせ、けれどもすぐまた平静さを取り戻す。心の揺らめきは隠したまま。
「……箱の鍵、ということは箱もあるんですよね? 何をおしまいに?」
 リヒトの言葉に一瞬、躊躇するような表情を奏は浮かべた。
 奏は一度瞳を伏せてそして話し始める。
「小箱には桜の花びらが入っているの。母と行くはずだった花見に私が行けなくなって、枕元に母が桜の花びらを降らせてくれて……来年は絶対行こうねって約束したんだけれど、叶わなくて……」
 奏は静かに言葉にして、かすかに微笑んだ。
 その瞳はとても寂しげ。
「そうですか……見せていただきありがとうございました」
 リヒトはその鍵をしっかりと奏の手へと返す。きゅっと、少し力強く握って。




■玖珂冬夜の鍵■

 次にリヒトが手にしたのは冬夜の鍵だった。
「玩具の錠前……年季が入っていますね。所々メッキが剥げて赤茶色になっている……」
「それは鍵付日記についていたんだよねぇー」
「おや、冬夜サンも日記の鍵ですカ」
 興味あり、自分と共通点のある鍵にデリクは興味を示す。
「日記自体は当の昔に書き終えて、二つついてた片方の鍵とどこかに行っちゃってるんだよね」
 どこへいったのかな、と思い出すように冬夜は言う。
「俺にとってはお守り、みたいなもの……なのかなぁ」
「お守り……ですか」
 すっと瞳を細めてリヒトは掌に転がる鍵を見詰めた。
 どこにでもあるようなものだがものすごく、興味を引かれているようで。
 何度もその掌の上で転がしている。
「このメッキの剥げ具合が……なんともいえなく良いです。心惹かれますね、こう、使い込まれた物という感じで」
「そう、かな?」
「そうなんです。良いものを見せていただきました。ありがとうございます」
 少々名残惜しそうにその鍵をリヒトは冬夜へと返した。
 受け取った鍵を冬夜は懐かしむように眺め、そしてしまった。




■桐生暁の鍵■

「じゃあ次! 俺のはこれ」
 暁が出したのは小さな小振りの玩具のような可愛らしい鍵だ。
「昔、父さんが買ってくれたクリスマスプレゼントの小さなオモチャ箱の鍵。中にはお菓子が入ってたんだよねー」
「思い出の品、ですか……」
 それを受け取りながらリヒトは穏やかに問う。その言葉に暁は頷く。
「あはは、馬鹿だって思うかな。なんかねー捨てられなくって。こんなちゃちなスグに壊れそうなガラクタ……でもすっごく大事なんだぁー」
 幼い笑顔を浮かべて、ふわりと緩い表情。
「あと、ちっちゃさで言ったら俺も同じだから同族意識とか沸いちゃったのかも」
 くすくすとおかしいよなーと小さく暁は笑いを浮かべる。
 暁の話を静かにリヒトは聞いて、そしてその掌の鍵を見る。
「この鍵は特別、なんでしょうね。想いがこもっているのがわかります」
 すっとその鍵を大切に扱い、リヒトは暁の掌へと戻す。
「大切にしてください」
 暁に聞き取れるのがやっとの声でリヒトは言い、微笑んだ。




■菊坂静の鍵■

 静の鍵は黒い石でできた南京錠の鍵のような古い物だった。
 差し出されたそれをリヒトは受取りじっくり眺める。黒光りする鍵はとても目を引き、興味をそそられているらしい。
「黒曜石ですね、これをどこで?」
「道端で拾った鍵ですよ。これを拾った時は……僕はちょっと荒れててね、何人かタコ殴りにした帰りだったんだ」
 正確には死神である自分を殺しに来た術者数人を、幻術を使って返り討ちにした後で。実際は洒落にならないほど危険で、色々精神的に追い詰められていた頃のことだ。
「タコ……」
 タコ殴りの言葉にリヒトは一瞬目を丸くし、静はクスっとそれに笑って続ける。
「その帰り道、道端で光ってるから何だろうって拾おうとしたんだけど……その鍵でちょっと手を切ってね……その時フッて我に返れたんだ。頭が冷えたって言うのかな……だから、うまく言えないけど今でもお守りみたいに持ってたんだ」
 先ほどの笑みとは違う、鍵を大事にしているんだなとわかるような、そんな笑みを浮かべて静は言葉を切る。
 そうですか、とリヒトは呟き掌の鍵へとまた視線を戻す。
「見せていただきありがとうございました」
「いいえ」
 鍵を持ち主へと、リヒトは差し出して微笑んだ。




 一通り見終えて、リヒトは満面の笑みなのだが、何か考えているようだ。眉間に少しばかりの皺。
 そんな彼の隣、茶をのんでいた南々夜が思い出したように言う。
「あ、そういえばボクも鍵持ってる」
 そう言って面々に背を向けると服をめくりあげてその背を見せる。
 そこにあるのは青い雷光を模した刺青。
「……それが鍵、なのですか?」
「うん、ボクの大事な鍵なんだよーあはっ」
 それを見せ終わると南々夜は笑って言う。
「なっつーもあいちゃんも似たようなのあるんだよねー」
「僕は左膝ですね。鍵というよりは、封なんですけど」
「藍ノ介さんはどこにあるんですか? 温泉でそんなのみなかったけど」
「うん、気になるかも」
 じっと暁と奏に見詰められて、藍ノ介は言わなくてはならんのかと苦笑する。
「わしは……左目だ」
「み、見せてください!」
 そんなところに鍵があるのか、とリヒトは立ち上がり藍ノ介に歩み寄る。そして顔をがしっと掴んでその左目を凝視。その勢いは本当に鍵となると見境なくなるのだなと誰にも思わせる。
「どこですか、見えませんよ」
「……普通は見えないぞ……特殊なものだからな」
「そうですか……」
 残念、とリヒトはその手を離し、そしてもといた場所へと座りなおす。
 はぁ、とつく溜息は深い。
 そんな彼に、静は言葉をかける。
「リヒトさんは鍵蒐集がお好きなようですけど、どんなものがあるんですか?」
「ああ、確かに気になりますネ。コレクションがあるナラいつか是非見せていただきたいものデス」
「私が集めているのは珍しい物からオーソドックスなものまで色々とです。店に色々と置いてあります。私も皆さんのほかの鍵を、またいつか見せていただきたいものです」
 さらりとリヒトはそう言って笑う。
 機会があれバ、とデリクは笑い、静は他の鍵なんてあったかな、と苦笑する。
 そしてリヒトはすっと瞳を細めて、何事か決めたような表情を浮かべる。
 視線の方向は冬夜。その視線に気がついて、冬夜はどうしたのかな、と首をかしげる。
「冬夜さん、よろしければ、無理を承知でお願いするのですけれども……あなたの鍵を私に譲っていただけませんか?」
「えっと……俺の……鍵?」
「はい」
 まっすぐに、お願いしますとの言葉。その言葉を受け冬夜が困惑しているのがよくわかる。
 鍵を取り出し掌の上でころんと、冬夜は転がした。
「……如何してもこの鍵じゃなきゃ、駄目?」
「私が一番心引かれたのがその鍵です。大事にしますので、お願いします」
 暫くの間の沈黙。
 誰も見守ることしかできない。結論を出すのは冬夜だ。
 もし自分が鍵を譲ってくれと言われたなら、きっと微笑んで良いと言うのだろう。今はもうこの鍵がなくても自分を保てる。守りたい人たちがいるから鍵がなくても平気だ。昔と今は、違う。
 一度瞳を伏せ、冬夜は開ける。決めた、というような雰囲気だ。
「…………うん。いつもが出て来ないこれが出てきたのは、リヒトさんへって事だと思うから……だからいいよ」
 すっと鍵をのせた掌をリヒトへと差し出して穏やかに微笑む。
 その掌からリヒトは鍵を受け取り、そしてありがとうございます、と言った。
「リッ君よかったねー」
「ええ、今日は色々な鍵に触れることが出来、本当に良い時間を過ごせました」
 しみじみとした雰囲気の言葉。
「よろしければ、私の店にもおいでください。と言っても、いつ開いているとはっきりとは言えないのですが、通り掛かりにでも出会いましたら」
「コレクションを見に参りますヨ、楽しみデス」
「俺も……時々その鍵に会いに行こうかな」
「面白い鍵みつけたらもってくよ! 静も奏ちゃんも一緒に行こー」
「一緒に……うん、一緒に行こう」
「そうだね、桐生さんがどんな面白い鍵みつけるのか気になるしね」
 くすっと笑って言われた言葉に暁はなんだそれーと苦笑しながら返す。そんな様子をふと柔らかい笑みで奏は見ていた。
「あ、奏ちゃん、おもしろがってない? 漫才みたいとか思ってない?」
「そんなことないよ、仲いいなぁって」
「仲がいいのは良い事だよー!」
 うわっと三人声を上げる。まとめてぎゅーっと抱きしめられるような感覚。
 犯人は南々夜だ。
「百年も二百年もずーっと仲が続くと良いねー」
「そこまで生きてるかどうか……」
「うん……」
「気合で生きれば!」
「あはっ、あっきーはノリがいいねー! つっきーとしぃ君もそれぐらいのノリでいかなきゃー」
 ぎゅっと抱きしめられていた腕の力がぬけてぽんぽん、とそれぞれの頭を撫でる。少しばかりくすぐったい感覚。
「……つっきーって私?」
 奏が少し考えてから南々夜を見上げる。静もちょっと間をおいて南々夜を見た。
「ということはしぃ君は僕、だよね?」
「うん、もうボクたち友達だからね!」
 にこーっと満面の笑みに返す言葉もなく、もうこれは受け入れるしかないなと思わせる。
「俺はこの前あっきーをもらいましたー」
「一度つけられたあだ名は一生物だぞ……どんなに言っても直さん……」
 一つ溜息で藍ノ介が言葉を挟む。苦笑しながら南々夜をみながらだ。
「だってあいちゃんだし」
「うん、もう昔に諦めた……」
 友達は大事にするんだぞ、と優しく言われ三人は顔を見合わせる。
「奏ちゃんも静も俺繋がりでもう友達!」
「友達……」
「桐生さんの勢いには負けるね、よろしくね」
 クスクスと静は笑って言う。それに奏もはい、と柔らかい表情で答えた。
 そんな三人を見ていた藍ノ介と南々夜も笑顔だ。
「そうそう、ボクたちみたいにねー」
「うん、まぁ汝とはうまくやっておるな」
 緩やかに話をする時間。
 偶々今日ここへ来た、それだけなのだけれども出会いは繋がっていく。
 リヒトという人物と鍵と。
 新しい繋がりをここでまた得た。




<END>



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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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【整理番号/PC名/性別/年齢/職業】

【3432/デリク・オーロフ/男性/31歳/魔術師】
【4680/玖珂・冬夜/男性/17歳/学生・武道家・偶に頼まれ何でも屋】
【4767/月宮・奏/女性/14歳/中学生:退魔師】
【4782/桐生・暁/男性/17歳/学生アルバイト/トランスメンバー/劇団員】
【5566/菊坂・静/男性/15歳/高校生、「気狂い屋」】
(整理番号順)


【NPC/奈津ノ介/男性/332歳/雑貨屋店主】
【NPC/藍ノ介/男性/897歳/雑貨屋居候】
【NPC/南々夜/男性/799歳/なんでも屋】

【NPC/リヒト クリューツ/男性/21歳/鍵蒐集家】


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■         ライター通信          ■
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 ライターの志摩です。時々志摩の変換を縞にしそうになります(聞いてません)
 みなさまご参加ありがとうございました!
 今回ひっじょーに個人的主観から皆様を一つのノベルの中で書かせていただきました。このお話は一緒の方が自分が楽しいぞ、と(…)鍵の話をする順は阿弥陀で決めました、困ったときは阿弥陀です。リヒトさんが鍵くださいと言うのも阿弥陀りました、五分の一の確率で(本当に阿弥陀好きね)きっと全部お持ち帰りしたかったとは思うのですが一つで我慢していただいたのです(ぇ

 そして、このノベルは絵師・采悸氏とのコラボでもあります。采悸氏に異界作りなよぅ!と洗脳して生まれた(生ませたとも言う)リヒトさんをNPC共有化していただき、今回采悸氏の御好意で異界ピンを描いていただけることとなっております。そのうちまた第二段もしたいものですね(何)次はリヒトさんと鍵捜索の旅とかどうですか(妄想も甚だしい…!)まぁ、それはさておき、よろしければ窓開日程や要綱など采悸氏の異界にてご覧くださいませ〜。

 菊坂・静さま
 ご参加ありがとうございます!順番阿弥陀でラスト、五番手となりました。落ち着いた雰囲気をかもし出せていればと思っております。鍵はなくても大丈夫そうですが、思い出としてお持ちくださいまし…!
 ではまたどこかでお会いできれば嬉しいです。