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<東京怪談・PCゲームノベル>


Sweet or Spicy St. Valentine's Day ?



◇ 始まり ◇


 いたるところに貼られたその張り紙に、菊坂 静は思わず苦笑していた。
 もなさんらしいと言うかなんと言うか・・・。
 甘い物が大好きなもなは、チョコだろうがケーキだろうがとにかく好きで・・・・・・・。
 バレンタインも、自分が作るよりも貰いたい方なのだろう。最も、もなに料理は出来ないのだが・・・。
 手取り足取りは良いとして、腰は・・・・・などと考えながら、静は夢幻館の両開きの扉を押し開けた。
 直ぐ目の前には階上へと繋がる階段。左手は奥へと続く廊下、右手にはホールへと繋がる扉。
 躊躇せずに右の扉を押し開け、中に入るとそこには仏頂面の神埼 魅琴が料理の本片手に溜息をついていた。
 「あれ?魅琴さん・・・どうしたの?」
 「おー、静。・・・お前、アレか?ちんちくりんの張り紙見て来たのか?」
 「そうだけど・・・」
 キョロキョロと部屋の中を見渡す。
 居るはずの姿はどこにもなく、普段は騒がしい夢幻館なのに今日はどこか寂しい印象を受ける。
 「もなさんは?」
 「買い物だ。冬弥と、奏都と。」
 魅琴がそう言った時、丁度扉が開き・・・・・
 「あっ!!静ちゃんだぁっ!!」
 外から帰って来たもなが猛烈なタックルを静に繰り出す。
 ツインテールが音を立てて揺れ、ファーのついたコートは目に痛いほどに真っ白だ。
 「張り紙を見て来てくれたのぉ〜??」
 可愛らしい笑顔でそう言って、ギュっと静にしがみ付く。
 「そう・・・かな?」
 困ったように微笑んで、そっともなの頭を撫ぜ―――――
 「それで?」
 梶原 冬弥がそう言って、手に持った袋をドサリとホールの中央にある巨大なテーブルの上に置いた。
 「誰を選ぶんだ?」
 ―――選ぶ・・・??
 小首を傾げる静を見上げながら、もなが
 「あのね、住人の中から誰か1人を先生に立候補・・・」
 「それを言うなら、立候補ではなく、推薦ですよ、もなさん。」
 沖坂 奏都が、もなの言葉を正す。
 基本的に言葉を間違えて覚えている気配のするもなにとっては、立候補も推薦も同じ意味合いなのだけれども・・・。
 「推薦、できるのよぉ〜♪推薦が無い場合は―――」
 「モチ・・・静は俺とやるんだよな〜。」
 ニヤリと笑いながら、魅琴がそう言って静の腕を取った。
 グイっと、もなから引き剥がすように自分の方に引っ張り、顔を覗き込む。
 「・・・魅琴ちゃんなんかと一緒にやったら駄目ぇぇぇぇぇぇっ!!!!って、言いたいところだけど・・・魅琴ちゃんは、お菓子作りお上手なのよねぇ・・・・。」
 困ったなぁと言う風にもなが溜息をつき―――
 「魅琴さん、お菓子作り上手いの?」
 「あー・・・まぁ、普通じゃねぇ??」
 「いえ、魅琴さんはお上手ですよ。」
 奏都がそう言って、にっこりと微笑む。
 ここの食事の一切を取り仕切る奏都の手料理は、そこら辺のヘタな料理屋なんかよりも全然美味しい。それは静も良く知っている事であり・・・そんな奏都が上手だと言うくらいなのだから、魅琴のお菓子作りの腕は人並み以上なのであろう。
 「魅琴さん・・・凄いね。」
 料理は出来てもお菓子作りをした事の無い静は、純粋に尊敬の念を込めてそう言った。
 少し照れたように視線を静の顔から外し
 「冬弥も出来るしな。」
 と、ポソっと付け加える。
 「冬弥さんも出来るの??」
 「俺も魅琴も、必然的に出来るようにならざるを得なかっただけだ。」
 肩を竦めて冬弥がそう言い、直ぐ目の前にいるもなを指差した。
 ・・・あぁ・・・。
 それだけで、何も言われなくても大体の背後関係が見えてくる。
 つまりは全てもなのため・・・。甘いものが大好きなもなだが、残念ながら自分では作れないから・・・人に作ってもらうように頼むのだ。何かと雑事で忙しい奏都ではなく、そこそこ暇そうな魅琴や冬弥に・・・。
 「それじゃぁ、魅琴さんに頼もうかな・・・」
 頼めるかな?と言って、魅琴を見上げ―――――
 「可愛いヤツだなぁっ〜!!」
 魅琴が静に抱きつこうとするのを、奏都の冷たい笑顔が止める。
 「 魅 琴 さ ん ?」
 「・・・・・・はい・・・・・・」
 手を自分の後ろに組み、極力奏都を見ないように勤める魅琴。
 両者の力関係は明白だった。
 「とりあえず、静の推薦だし・・・俺も、魅琴の菓子作りの腕は認めてる。ただし、た・だ・し・・・だ。お前は非常に危険要素を含んでいる。ひっじょーに危険だ。よって、監視つきな。」
 冬弥の言葉に、魅琴が監視?とでも言うかのように顔を上げ・・・・・
 スチャっと、右の太ももから消音装置付小銃をもなが取り出す。
 ・・・もなは基本的に危険物を身体に最低5個は所持している。ポケットから手榴弾が出てくるなんて洒落にならない事を、さも日常茶飯事で常識的なことのようにやってのける。つまり、右太ももに小銃が隠されているなんて彼女にとってはごく普通の事だ。
 「・・・・・・もな・・・・・??」
 「あぁ、そうだ。ロケランも持ってきましょうか?」
 奏都の申し出に、もながよろしくねぇ☆っといたって可愛らしい返事をする。
 ―――小銃はまだしも、ロケランは惨殺寸前ではないだろうか・・・?
 「これだけ命がけの菓子作りなんて、初めてだろ?」
 冬弥がそう言ってポンと魅琴の肩に手を乗せる。
 「ま、変な事しなきゃ大丈夫だろ。」
 「ロケランは流石にぶっ放さないよ。だって、静ちゃんもいるんだし・・・。」
 「館も壊れますしね。もしやるんでしたら、外でやってください。」
 魅琴よりも静が大事なのは分かるが、館以下とは・・・「俺って、物以下なのか・・・?」と少々ショックを受けている様子の魅琴に、静はかけてあげる言葉をしばし探したが・・・「当たり前でしょ。館は必要。魅琴ちゃんは不必要。」「別に、なくてはならないものではないですしね。」「お前がいなかったら、結構平和な館になるんだろうな。」などと、住人達が魅琴の息の根を止めるべくそんな冷たい発言を繰り出す。これらの発言を帳消しに出来、なおかつ魅琴の心を浮上させるほど強力な言葉など、静は持っていなかった。そのため、この場は黙ってやり過ごす事にした。・・・下手をしたら、止めの一撃を静の手で刺してしまわないとは限らない。
 「とにかく、菓子作り“ダケ”を頑張ればいーんだよ。」
 ポンポンと、冬弥が魅琴の肩を軽く叩いた。 


◆ チョコ作り ◆


 監視つきの体制で臨むお菓子作りなんて、この館以外で起こる事があるだろうか・・・??
 「とりあえず、静は菓子作りは・・・」
 「初めてなんだ・・・。」
 そう言って、料理はやった事があるのだけど・・・語尾を濁す。
 「そっか。ま、誰だって“初め”はあるんだ。料理が出来るんだったら、それほど難しくはねぇだろ。」
 ポンと静の頭に手を置き―――――
 カシャンと、何かが魅琴の背を狙う・・・・・!!!!!
 「うぉぉぉぉぉいっ!!!こんだけでなんで命の危機なんだ!?」
 「魅琴ちゃんは変態だから。」
 「・・・つーか、張り紙に手取り足取り腰取りって書いたの、お前だろ!?」
 「あたしの予想では、奏都ちゃんか冬弥ちゃんが先生だったのっ!!それなら、どっちも“まともな人間”だからそんな事しないし、安全だと思ってたのよぉっ!!!」
 まともな人間である冬弥と奏都が、顔を見合わせて苦笑いをする。
 もなにとって、魅琴は“まともな人間”ではないばかりではなく、最悪“人間”と認識されていない恐れがある。
 「とにかく・・・始めるぞ。・・・んで?なにつく・・・」
 「あたしアレ食べたいっ!」
 もなが突如そう言ってハイっ!と右手を高々と突き上げる。
 「あれ?」
 「苺のショートケー・・・」
 「チョコ作りだっつってんだよこのちんちくりんのクソチビがよぉっ!」
 魅琴がイライラとした様子で髪を掻き上げる。苺のショートケーキのどこにチョコを使うんだ!チョコをっ!と、ブツブツと文句を言いながらクルリと静の方へと向き直り、静の視線とあわせるようにほんの少しだけ屈んだ。
 「静が菓子作り初めてなんだから・・・そうだな、トリュフにするか。」
 「トリュフ?」
 あぁと言って魅琴が頷き、簡単だからと小さく付け加える。
 静の頭の中では、コロンとしたまん丸のチョコレートが浮かんでいた。ココアパウダーをまぶしたものは、まるで小さな雪玉のようで―――あれって、そんなに難しくないんだ。と、静は意外な気持ちだった。一見するとかなり難しそうに見えるのだが・・・。
 「んじゃぁ、要るモンは・・・チョコとブランデーと生クリームと・・・」
 ビクンと、その言葉に静は反応した。
 勿論、実際に肩が上下したわけではなかった。跳ね上がったのは心臓だけ・・・。
 「あっ・・・チョコなら大丈夫だけど、生クリームは・・・」
 一瞬だけ、目が怯える。けれど、それ以上は何もない。
 静は絶対に言わない・・・だから、何故そんな反応をしているのか、魅琴には分からなかった。
 疑うような眼差し。怪訝そうな―――けれど、それもほんの刹那の間だけ。
 「んじゃ止めるか。」
 あっさりとそう言うと、魅琴は宙を睨んだ。
 まるでそこから何かを得ようとするかのように、視線が宙を行ったり来たりする。そしてしばらくしてから、何か思い当たったのか・・・コクンと1つだけ頷くと静と視線を合わせた。
 「ナッツチョコ作るか。」
 「・・・ナッツチョコ・・・??」
 「おい、もな!ナッツでいーだろ?」
 「あたしは甘ければなんでもいー!」
 「・・・んじゃ、砂糖でも食ってろ!!!」
 そんなもなと魅琴の口喧嘩を聞きながら、静は不思議そうな顔で魅琴を見詰めていた。その視線に気がついた魅琴が、どう言ったものか・・・とでも言うような、少し困った表情を浮かべた後でポツリと呟いた。
 「ナッツチョコは、簡単だし、ナッツとチョコしか使わねーから。」
 「え・・・?」
 「嫌いなんだろ?何でだかは知らねぇし、訊かねぇけど・・・」
 「・・・・・・・・・」
 その言葉に、思わず俯く。
 どう返して良いものかわからずに・・・
 「あのなぁ、静。俺は、お前の事全部知ってるわけじゃねぇし、色々・・・言いたくない事とか、言えない事とかあんのはお互い様なんだよ。俺にだって、お前に言えない事とか、言ってない事とか、沢山あるし・・・。」
 そう言ってズイっと、静の顔を覗き込む。
 「でもな、コレだけは絶対覚えとけよ?俺は、お前の嫌な事はしたくないし、しない。それがいかなる理由でもだ。分かるな?」
 コクン―――頷く。
 どう言ったら良いものかわからなくて、まさかそんな言葉が返ってくるとは思わなくて・・・。
 「嫌な事は、イヤっつえばいーんだよ。理由が言えないならそれで良い。無理に聞き出そうとするヤツは、ここにはいないんだから・・・」
 ポンポンと、静の頭を撫ぜる魅琴の視線は酷く優しいものだった。
 ・・・それでも、どこか寂しそうで・・・
 「有難う・・・」
 零れた言葉は感謝の言葉。
 自分でも知らないうちに零れ落ちた・・・心の篭った言葉。
 「だぁったらぁ、その変態っぷりを治してよねぇ!もうそれ、病気だよぉ、魅琴ちゃん??」
 もながそう言って溜息をつき
 「俺はお前が抱きついてくるたびに不快な気分になる。嫌な事なんだから、今後一切するな。」
 冬弥が後を引き継ぎ
 「カッコ良い台詞ですが、行動を伴わないのならばそれはただの戯言でしかありませんよ?魅琴さん?」
 奏都が止めを刺す。
 ・・・夢幻館の最強三段攻撃に、魅琴がなす術もなくその場に膝を折る・・・・・・・・。
 そして再び、かける言葉が見つからない静。なんだかこの状況が酷く可笑しくて―――思わず、苦笑してしまう。
 「ってか、早くしてよぉぉぉっ!!あたし、お腹すいたぁぁぁっ!」
 「だぁぁぁっ!!!!!俺はテメェの腹具合で行動してんじゃねぇんだっ!」
 魅琴がそう言って大げさに天井を仰いだ後で、渋々と言った様子で立ち上がり、道具を並べていく。
 それを静も手伝い・・・まずはナッツをフライパンで煎る。それは魅琴がやり、隣で静がチョコレートを刻んで行く。
 キャベツのみじん切りならまだしも、チョコを細かく切るとなると、結構神経を使う。勿論、普段からお菓子作りをしているような人ならば良いが、生憎静にお菓子作りの趣味は無い。チョコを刻むだけでも結構慎重になってしまい―――普段ならば気を張っている部分も、無防備になってしまう。
 真剣そのものといった横顔は、なんだか可愛らしくて・・・魅琴のココロに火をつける・・・!!
 「なんだ・・・静、お前・・・かわっ・・・」
 恐らく“いい”と続くはずだった言葉は飲み込まれた。
 そして、抱きつこうとしていたらしい両腕は宙でピタリと止まり、そのまま魅琴の脇へと落ち着く。
 奏都が絶対零度の笑顔を浮かべており、その隣では消音装置付小銃を構えたもなが、引き金に人差し指をかけている。
 「・・・余計な事すんなっつったよな?」
 冬弥が溜息混じりにそう言い・・・「はい・・・」魅琴がやけに素直な返事をする。
 「次やったら・・・」 
 そう言って言葉を止め、にっこりと微笑むのは奏都だ。
 爽やかな笑顔にも拘らず、どうしてだろう・・・温度が下がって来ている気がする・・・。
 そんなデンジャーな光景が繰り広げられているとは露知らず、静は目の前のチョコに夢中だった。
 チョコを耐熱容器に入れ、電子レンジに入れ―――――
 魅琴さんって、お菓子も作れるし・・・強いし、愛情深いし・・・。
 それに、普通の料理も作れるんだよね。それなら、魅琴さんの奥さんになる人って幸せだと思うよ・・・。
 そう思うと、静は無意識のうちにふんわりと柔らかい笑顔を浮かべていた。
 それを見た魅琴が再び手を出しそうになり・・・その視界の端にもながロケランを手に持とうとしているのが映り、ピタリと凄まじい反射神経で止まったのは言うまでも無い。


◇ Sweet or Spicy ? ◇


 レンジから容器を取り出し、スプーンでかき混ぜてからナッツをチョコに加える。
 オーブンシートの上にスプーンで掬って落として行き・・・。
 あとは固まるまで冷やすだけだ。
 もなが「お茶にしよーーーっ!!!!」っと、声を上げ、冬弥が「るっせ!黙ってろっ!」と怒鳴る。その様子を見ながら、奏都がお茶の準備をし・・・小さく「今日も元気ですねぇ」と囁く。
 紅茶は奏都が選んできたダージリン。クッキーは、もなオススメのお店で買ってきたもの。
 相変わらずどちらも“最高級品”と言うステッカーがついていそうなモノではあるが・・・。
 「そろそろ固まったかな。」
 魅琴がそう言って、席を立つ。それを見ながら、静は奏都に声をかけた。
 「奏都さん・・・もし、出来るなら用意していただきたいものがあるんだけど・・・」
 「なんです?」
 ふわんと、柔らかい表情を浮かべながら小首を傾げる奏都に、静は1つだけお願いをした。


 固まったチョコを冷蔵庫から取り出して眺めていた魅琴を、いったんキッチンから追い出す。
 「もなさんが呼んでいましたよ」とでも言っておけば、あとは察しの良い夢幻館住人達が上手く引きとめていてくれるだろう。
 奏都から受け取った箱の中にチョコを詰め、キレイにラッピングしていく。
 ピンク色のリボンはもなの・・・淡いブルーのリボンは―――――
 「・・・できた。」
 静はそう言うと、満足そうに息を吐いた。
 2つの箱を胸に抱き、キッチンからホールへと戻る。
 「もなさん。」
 ホールで魅琴とじゃれていたもなを呼ぶと、嬉しそうにこちらに走って来て・・・。
 トンと、静の目の前で足を止めた。
 ふわりと揺れるツインテールからは甘いシャンプーの香りが漂い、にこりと微笑む顔は幼い。
 「はい、これ・・・。上手く出来てれば良いんだけど・・・」
 そう言って渡すのはピンクのリボンの方だ。
 「ありがとぉぉぉ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
 ギュっと、静に抱きつき、満面の笑みを浮かべる。
 ・・・その笑顔を見て、どうして魅琴と冬弥がお菓子作りが上手くなったのか・・・解った気がした。
 また作ってあげたいと思う笑顔。凄く嬉しそうな声。そして・・・きっと、食べている時は何度も口に出して言うのだろう。「美味しい」と「有難う」と・・・・・・。
 静はもなの頭を2,3度撫ぜると、今度は魅琴の前に立った。
 「魅琴さん、これ・・・」
 そう言って差し出すのは先ほど作った自作のチョコ・・・。
 「・・・今日はありがとう、コレで御礼になったら良いんだけど・・・」
 にっこり。
 酷く無防備な微笑み―――――
 「静っ!!!!!」
 感極まった魅琴が思わず静に抱きつき・・・・・・・・・・・



  怒った住人に殴られ蹴られの大惨事?


  今日は頑張った魅琴だから、見逃してあげた?




― ‐ ― ‐ ― Sweet or Spicy St. Valentine's Day ? ― ‐ ― ‐ ―



             ≪END≫



 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  5566/菊坂 静/男性/15歳/高校生、「気狂い屋」


  NPC/神崎 魅琴/男性/19歳/夢幻館の雇われボディーガード
  NPC/片桐 もな/女性/16歳/現実世界の案内人兼ガンナー
  NPC/梶原 冬弥/男性/19歳/夢の世界の案内人兼ボディーガード
  NPC/沖坂 奏都/男性/23歳/夢幻館の支配人


 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『Sweet or Spicy St. Valentine's Day ?』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、いつもいつもお世話になっております。(ペコリ)
 最後は選択性です。Sweetなバレンタインならば後者を、Spicyなバレンタインなら前者を(苦笑)
 魅琴とのお菓子作り、如何でしたでしょうか??
 今回はセクハラ度は少なめでした(監視つきでしたので・・・)が、少しでも楽しんでいただけたならば嬉しく思います。
 バレンタインからかなり経ってしまいましたが・・・。
 ふわりとした柔らかい雰囲気を描けていればと思います。

  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。