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<東京怪談・PCゲームノベル>


Sweet or Spicy St. Valentine's Day ?



◇ 始まり ◇


 町中いたるところに貼られた張り紙を見詰めながら、小坂 佑紀は思わず苦笑していた。
 これだけの枚数を貼るのはさぞかし大変な労力を費やしたであろうと推測する。
 よく話に聞く、彼の言うところの“外見年齢小学生程度のちんちくりんのクソガキ”ちゃん。
 先ほど携帯に電話がかかってきて、もしも来れる様なら来ないか?とお誘いを貰ったばかりだった。
 勿論、佑紀は直ぐに良い返事はしなかった。
 「暇だったら行っても良いけど・・・分からないわ。」
 いたって冷たい言葉だったが、電話の相手は苦笑して「それなら、暇だったらで構わねーから。」と言っていた。
 電話をしながら服を選んでいて、髪を梳かしていたなんて絶対に口が裂けても言わないけれど・・・・・・。
 照れ隠しで冷たい態度をとっても、可愛くない台詞を言っても、それでも怒らないでいてくれる、分かってくれる・・・口に出しては言わないけれども、佑紀はそんな彼の事が好きだった。
 だからこそ、今日こうしてワザワザ彼の住む“夢幻館(むげんかん)”まで赴いているのである。
 ふっと、足を止めれば不思議な雰囲気。
 対の概念が対立する事無く混じり合う空間は、決して不快な雰囲気はしない。
 それどころか、思わずほっとしてしまうほどに穏やかで懐かしい雰囲気だ・・・。
 目の前に見える、巨大な館。
 大きな門から伸びる真っ白な道は、一直線に両開きの扉へと繋がっており、門のところにも先ほどの張り紙が貼ってあり、時折吹く風に儚くはためいている。
 道の脇には色取り取りの花が咲いており、どれもこれも季節を違えて咲く花ばかり。
 向日葵、水仙、薔薇、蒲公英、雛菊・・・
 百合の香りがふわりと香り、湿った土の匂いがしっとりと全身に絡みつく。
 花々の可憐な姿に目をやりながら、佑紀は夢幻館の両開きの扉を押し開けた。
 扉が開いた先、直ぐ目の前に見えるのは階上へと続く階段。右手にはホールへと続く扉が1つ。左手は奥へと続く廊下。その廊下には、ズラリとまったく同じ形の扉が並んでおり、それは一種の恐怖をもたらす。
 敷かれているのは真っ赤な絨毯。その色はまるで血でも吸ったかのようで―――カチャンと、音を立てて右手の扉が開いた。
 中から出てきた人物が、佑紀の姿を見やるとにっこりと、穏やかな笑顔を浮かべた。
 「よ、佑紀。来たのか。」
 「えぇ。暇だったから・・・。」
 あくまで“たまたま用事が無くて暇だったから”訪れた風な言い方をする。
 「そっか。暇で良かった。」
 本当に嬉しそうにそう言うと、神崎 魅琴(かんざき・みこと)は佑紀をホールへと案内した。
 開いた扉の先は、かなりの広さのあるホール。
 中央に巨大なテーブルがデンと置かれ、ソファーも幾つか置かれている。
 入って直ぐ、左奥はキッチンへと繋がっており―――そこから、1人の可愛らしい少女がトテトテと走って来た。
 「あっ!魅琴ちゃん、お客さん??」
 頭の高い位置で結ばれたツインテールは可愛らしいピンク色のリボンで結ばれており、茶色と言うよりはピンク色に近い色をした髪は、かなりの長さがあるらしく高い位置で結ばれているにも拘らず、毛先は少女の腰の辺りにまとわりついている。
 リボンと同じ色をした膝上のふりふりのワンピースは、肩の部分が膨らんでいて、丁度お姫様が着るドレスのようだ。
 身長は高くない佑紀だったが、少女はかなり小さく・・・パっと見、140ちょっとくらいしかないだろう。
 走って来て、佑紀に抱きつく。
 そして・・・・にへらんと、いたって子供っぽい笑顔を浮かべる。
 「初めましてぇ、あたしは片桐 もな(かたぎり・もな)って言いまぁす☆」
 この子が噂に聞く“外見年齢小学生程度のちんちくりんのクソガキ”ちゃんなのだろう。
 「私は、小坂 佑紀って言います。」
 ふわりと、年下の子に向けるかのような柔らかい笑顔を浮かべる。
 それは特に気をつけていたわけではなくて・・・もなの笑顔を見て、自然と浮かんだ表情だった。
 「んっとぉ・・・張り紙を見て来てくれたのぉ??」
 「いいえ、そうじゃなくて・・・」
 「俺が呼んだんだ。」
 魅琴が苦々しい表情でそう言って、どう言ったら良いものかと、困ったような表情を浮かべる。
 「佑紀ちゃん、魅琴ちゃんのお友達なのぉ??」
 「えーっと・・・」
 どうやら魅琴は特にこれと言って佑紀の事を話していなかったらしい。もっとも、佑紀だってこれと言って誰かにこの事を言ったりしていない分、お互い様と言えばお互い様なのだろうけれども・・・。
 もなが2人の微妙な表情を見て、キョトンとした表情を浮かべて小首を傾げる。
 「あっと・・・俺の・・・彼女。」
 照れたような、困ったような・・・苦々しい表情をしながら魅琴が呟き――――
 「うえぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!?!?!」
 元々大きな瞳を更に大きく見開いて、もなが絶叫した。
 その声の大きさは凄く・・・目の前にいた佑紀は思わず顔をしかめて耳を押さえた。
 「えっ・・・えっ・・・!?だって、あたし聞いてないよぉ〜!?」
 「たりめーだろ。言ってねーもん。」
 しれっと言う魅琴から直ぐに視線を佑紀の方に移したもなが、酷く真剣な面持ちで言葉を紡ぐ。
 「佑紀ちゃんはそれで良いのぉっ!?相手は魅琴ちゃんだよっ!?夢幻館1の変態さんだよっ!?」
 ・・・夢幻館1の変態と言われているなんて・・・正直初めて知った。
 まぁ、最初の頃はなんて軽い男なのだろうと思い、凄く苦手だったのだが・・・・・・。
 「なんだろう・・・成り行きで・・・ね。」
 佑紀はそう言うと、苦笑した。
 もなが「もぉったいなぁぁいっ!!何で魅琴ちゃん〜!?」と天井を仰いで嘆いていたが―――佑紀はそれには何も答えずに、ただ小さく苦笑いを浮かべていただけだった。


◆ チョコ作り ◆


 「変な事されそうになったら、包丁で刺しちゃって大丈夫だからねっ!大声出してねっ!」
 と、何度も言うもなを何とかキッチンから追い出した魅琴が、盛大な溜息をつく。
 酷く疲れたような面持ちで髪を掻き上げ「んじゃ、やるか」と呟く。
 「料理はあんまり作った事無いから、教えてもらえると有り難いわ。」
 「そーか。」
 実に意外そうな面持ちで魅琴が頷き、それならしっかり教えてやるからと言って佑紀にエプロンを差し出す。
 濃い藍色のエプロンを身に着けながら
 「作り方は分かるけどね。」
 と付け足す。
 「ま、そんな難しいモン作るわけじゃねぇからな。それなりに料理の出来るヤツなら問題ねぇよ。」
 「うん、そうね。手取り足取り教えてね。」
 佑紀がそう言って小さく微笑み・・・久しぶりに聞いたそんな可愛らしい言葉に、魅琴が驚いたような表情で固まる。
 「勿論・・・他のところ取ったら軽く叩くけど。」
 「・・・取んねぇよ。」
 それでこそ佑紀とでも言うかのように、魅琴が小さく微笑んで両手を上げる。
 「まぁ・・・一緒に作ったのをあげるのもなんだけど・・・・・・・・一応、ね。」
 「へぇ。くれんだ?」
 「・・・魅琴、あたしの事なんだと思ってるの。」
 ちょっとジト目になりながらそう言うと、魅琴が慌てて話をそらす。
 「それにしても・・・俺が佑紀に菓子作りを教える事になるとは思わなかったな・・・。」
 「呼んだの魅琴じゃない。」
 「や、なんか・・・」
 そう言って口篭る魅琴に、言葉の先を言うように促す。
 「なんか、何?」
 「・・・・・・来てくれると、思わなかったから・・・。」
 「暇だったからね。偶々。偶然。」
 サラリとそう言って、その話題を打ち切る。
 魅琴に背を向けて、さも準備をするかのように包丁を取り出し、まな板をセットし・・・口元に浮かびそうになる笑みを、噛み殺す。
 手早くチョコを刻み、ボウルに入れる。その隣では魅琴が鍋に生クリームを入れて沸騰させている。
 ふわんと、チョコの香りと生クリームの香りが甘く混じる・・・・・・。
 「そう言えば、さっきの・・・もなちゃん?が、よく言ってる“外見年齢小学生程度のちんちくりんのクソガキ”ちゃんでしょ?」
 「あぁ。」
 「全然クソガキなんかじゃないじゃない。」
 「そーかぁ?」
 「凄い素直で可愛いっぽかったけど・・・?」
 そう言って、佑紀は少しだけ首を傾げた。
 それを見て魅琴が盛大な溜息をつき「お前、それ騙されてる」と言って肩を竦める。
 「あんなぁ、あいつはロケラン持って走るんだぞ!?あんなちびのくせに、力だけは馬鹿すげぇんだぞ!?」
 「良いじゃない。それでも。」
 あっさりとそう言うと、ボウルに卵黄とブランデーを入れて混ぜる。
 「でも・・・魅琴・・・言ってなかったんだ?」
 「・・・何をだ?」
 「あたしの事とか、特に言ってなかったんでしょ?」
 その言葉を受けて、魅琴が困ったように視線を宙に彷徨わせる。
 「あー・・・・・」
 「別に、怒ってるわけじゃなくって。だって、あたしも特に誰にも言ってないし。」
 「どう言ったら良いのか、分かんなかったんだよ。」
 心底困っているような表情で、棚からボウルを取り出して卵白を8分に泡立てて、グラニュー糖を入れる。
 「彼女って、紹介出来るのかどーか、分かんなかったしな。」
 「・・・なにそれ。」
 2つを混ぜ合わせる。魅琴が型にバターを薄く塗り、パウダーシュガーを軽くはたいておき・・・型の中に流し入れる。
 「佑紀は・・・?誰にも言ってないのか・・・?」
 「取り立てて報告しなきゃいけない人もいないしね。」
 「そっか。」
 オーブンの中に入れる。190度に設定された中で、約15分間―――――
 「俺・・・佑紀の事が好きだ・・・。」
 「そう・・・。」
 「あぁ。」
 素っ気無い言葉。
 そして・・・それ以上はなにも求めない魅琴。
 いつもそうだった。
 自分からは好きと言う。でも・・・決して「佑紀は?」とは、訊かない。
 複雑に絡まる気持ちが、どうしようもなく佑紀を責め苛んでいる気がする。
 言ってもらうだけで、自分は返せさないのかと、どこかで声がする。
 それでも・・・訊かれない。だから、言わない。
 照れ隠し―――本当は、人肌恋しいし、魅琴の言ってくれる言葉は嬉しかった。
 それでも、素直になれないのは恥ずかしいのを隠すため。
 絶対に見た目ではわからない、佑紀の心の奥底、柔らかい部分・・・。
 「最初、すっげー生意気な女って思ったけどな。」
 「・・・最初から絡んできてたじゃない。」
 「や・・・なんつーか、それはホラ、俺の性格だろ?」
 「知らないわよ、魅琴の性格なんて。」
 「・・・今は・・・お前にしか絡まないから。」
 甘い言葉。
 それを囁く魅琴の表情は、いつも苦しそうだった。
 何かに耐えるように発せられる言葉は、甘いながらも哀しい色を帯びる。
 「あたしも、最初は変なヤツって思ってたから、お互い様じゃない?」
 「変なヤツって思ってたのか!?」
 佑紀の言葉に、魅琴が驚いたような表情をして固まる。
 「軽いヤツって思って、苦手だった。絡まれるたび、なんと言うか・・・こう、ムカーっと・・・。」
 ムカーっと、怒りが湧き上がったりしたのだが・・・まぁ、それも良い思い出だ。
 口元に浮かびそうになる、穏やかな笑みを噛み殺し、見詰める先では魅琴が酷く傷ついたような顔をして呆然と立ち尽くしていた。どうやら、意外と嫌われていたらしいと言う事実を突きつけられて、少なからずショックを受けているようだった。
 最初の頃はね?と、念を押そうとした佑紀だったが・・・素直な言葉は引っ込んでしまい、代わりに可愛くない言葉が外へと飛び出して空気を振るわせる。
 「最近はマシになったけどね。」
 「そっか・・・。」
 寂しそうに目を伏せる魅琴に、佑紀の心が微かに痛んだ。
 そんな顔をされると・・・なんだか凄く酷い事をしている気分になる。
 「みこ・・・」
 チンと、佑紀の言葉を切り裂くように、オーブンが声を上げた。
 魅琴が直ぐにオーブンから焼きあがったスフレを取り出す。
 「まだ熱いから、このままにしといて・・・んで、後で切って・・・もなに出しゃぁいーだろ。」
 キッチンの中央に置かれているテーブルの上にスフレを置き、包丁を取り出してそばに置く。
 「魅琴・・・?」
 「なんだ?」
 ふわりと、微笑んだ表情が・・・どこか寂し気なのは・・・
 「何でもない。」
 「はっ、なんだそれ。」
 こんな顔をさせているのは自分だと、気づいているけれども―――――


◇ Sweet or Spicy ? ◇


 スフレを切り分け、もなを呼んでコンと目の前にお皿を置く。
 真っ白なお皿の上に乗ったチョコスフレを見詰め、目を輝かせ「有難うっ!!佑紀ちゃん大好きっ☆」そう言って満面の笑みを見せると、パンと両手を合わせた。
 「いっただっきまぁ〜すっ!!!」
 フォークを取り、プスリとスフレに突き刺して口へと運ぶ。
 その瞬間、トロンと表情が変わり、うっとりと言った表情をして目を瞑る。
 「おぉぉぉ〜〜〜〜〜いしぃぃぃぃ〜〜〜〜っ!!!!」
 なんだかコレだけ喜んでくれると、作った甲斐があったと言うか・・・。
 こちらまで嬉しくなってきてしまうから、不思議だ。
 「本当美味しいっ!佑紀ちゃん、有難うっ!!」
 「こっちも、それだけ喜んでくれると作った甲斐があるわ。」
 「まぁな。」
 魅琴が肩を竦め、苦笑しながらもなの頭をわしゃわしゃと撫ぜた。
 なんだか親子のようだ・・・。
 「あ・・・そうだ。俺、片付けしとくから、佑紀・・・コイツの事頼めるか?」
 「キッチン?あたしがやろうか?」
 「いや、佑紀はもなを頼む。」
 そう言うと、魅琴はキッチンの方へと行ってしまった。
 ・・・なんだか、やっぱり様子がおかしい。顔には出さないけれども、少し落ち込んでいると言うか・・・。
 「魅琴ちゃん、元気ないねぇ。」
 もしゃもしゃとスフレを食べながら、もながそう言う。
 「そうかな・・・?」
 「うん。あんまり出さないようにはしてるみたいだけど。あたし・・・魅琴ちゃんとはほとんど腐れ縁状態だから、ちょっとの変化でもすぐに分かるよ。あれは、結構落ち込んでると思うよぉ。」
 どうしてだかは知らないけどねぇと、間延びした声で言ってゴックンと飲み込む。
 脇に置いてあるポットから、ティーカップに紅茶を注ぎ、1口だけ飲む。
 「・・・バレンタイン・・・」
 ポツリと佑紀の唇から言葉が零れ落ちた。
 ―――バレンタインなのに・・・と、続くはずだった言葉は途切れた。
 「・・・スフレさぁ、余分ってあるのぉ??」
 「え?あるけど・・・。一応、魅琴にあげる分とか、とってあるけど・・・」
 「あたしさぁ、可愛いリボンとかいっぱい持ってるの。」
 もなはそう言うと、にっこりと可愛らしい笑顔を佑紀に向けた。
 その先に続くはずの言葉は・・・きっとわざと・・・言わなかったけれども・・・。
 「・・・もなちゃん、それ・・・少し・・・わけてくれる?」
 「喜んで☆」
 ほんの少しの勇気。ほんの少しだけ・・・素直になれば、きっと何かが変わるはずだから―――。


 もなから貰った淡いピンクのリボンをかけた小さな箱。
 中に入っているのはチョコスフレ・・・。勿論、1人で作ったものではないけれど・・・。
 「あれ?もなは?」
 「食べ終わったから遊んでくるって。」
 キッチンから戻って来た魅琴が、しばらくその場を見渡した後で「ふぅん」と気の無い返事をした。
 「お茶、飲む?」
 「あー。」
 真っ白なポットを傾けて、甘く芳醇な香りのする紅茶を淹れる。それをコトリと魅琴の目の前に置き・・・
 「さんきゅ。」
 「どーいたしまして。」
 前髪を掻き上げ、カップを口元まで運ぶ・・・それを見ながら、佑紀は持っていた箱を魅琴の前に差し出した。
 「これ、約束の・・・チョコスフレ。」
 「あぁ。さんきゅって・・・わざわざラッピングしてくれたのか?」
 「もなちゃんがリボンあげようかって言うから・・・」
 だから、もなちゃんの好意を無下にするわけにはいかないから・・・受け取ったの。そう続きそうになる言葉を飲み込む。基本的に思った事をすぐに口に出してしまう佑紀にとって、言葉を飲み込むと言う行為はかなり骨だ。
 それでも・・・今日はバレンタイン。
 何人の女の子が、この日に勇気を振り絞っているのか分からない。
 「あのね、あたしが魅琴の事、鬱陶しいとか思ってたのは、前の話だからね?」
 「・・・今は、鬱陶しくないのか?」
 真っ直ぐに向けられる瞳から、目をそらす。
 しばしの沈黙。
 そして・・・俯きながらではあるが、コクリと・・・頷いた。
 上げた視線の先には、柔らかい表情を浮かべた魅琴の顔。先ほどの寂しそうな影はもうない。
 「・・・・・佑紀・・・。有難う・・・。」



  どういたしましてと、笑顔で言う?


  また、照れ隠しで可愛くないことを言う?




― ‐ ― ‐ ― Sweet or Spicy St. Valentine's Day ? ― ‐ ― ‐ ―



             ≪END≫


 
 ◇★◇★◇★  登場人物  ★◇★◇★◇

 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】


  5884/小坂 佑紀/女性/15歳/高校一年生


  NPC/神崎 魅琴/男性/19歳/夢幻館の雇われボディーガード
  NPC/片桐 もな/女性/16歳/現実世界の案内人兼ガンナー

 
 ◆☆◆☆◆☆  ライター通信  ☆◆☆◆☆◆

 この度は『Sweet or Spicy St. Valentine's Day ?』にご参加いただきましてまことに有難う御座いました。
 そして、初めましてのご参加まことに有難う御座います(ペコリ)
 最後は選択性です。Sweetなバレンタインならば前者を、Spicyなバレンタインなら後者を(苦笑)
 魅琴とのお菓子作り、如何でしたでしょうか??
 恋人同士と言う事で・・・少し甘めのシーンも盛り込んでみました。
 バレンタインからかなり経ってしまいましたが・・・。
 甘くも柔らかい・・・恋人同士特有の雰囲気を上手く出せていればと思います。


  それでは、またどこかでお逢いいたしました時はよろしくお願いいたします。