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<東京怪談ウェブゲーム 界鏡現象〜異界〜>


文月堂奇譚 〜うららかな春〜

●春の陽気
 春の陽気も近づき空気も暖かくなってきた頃、古書店文月堂では一人の女性が考え事をしていた。
「うーん、今年はどうしようかな?良い日を見つけてやりたい気はするけど……」
 その悩んでいる黒髪の女性は佐伯・隆美(さえき・たかみ)であった。
 店のカウンターのテーブルに頬を着き考え込んでいると、店の中にもう一人少女が入ってくる。
「お姉ちゃんどうしたの?なんだか考え込んでいるようだけど……」
 隆美のことを姉と呼んだ銀髪の少女は不思議そうに隆美に聞いた。
 それを聞いた隆美は顔を上げてその少女、佐伯・紗霧(さえき・さぎり)に答えた。
「たいした事じゃないのよ、今年はお花見どうしようかなぁ?って」
「お花見?」
 不思議そうに紗霧は隆美に聞き返す。
 その声を聞いて隆美は紗霧がお花見を知らないことを思い出した。
「そっか紗霧はお花見知らなかったわね。お花見っていうのはね、春の花である桜を皆で見て楽しもうってイベントなのよ。宴会みたいにもなるけどね」
「へぇ……、なんだか楽しそう」
「よし今度の日曜日にみんなでやろうか?司さんや静奈さんも呼んで」
「うん、やろうよ」
 紗霧のその嬉しそうな笑顔を見て隆美も思わず笑みをこぼす。
「折角だから他にも一緒に行ってくれる人を募集してみようか?店に張り紙とかしてさ」
「あ、そうだね、それじゃそれは私が作るよ」
 紗霧はそう言って楽しそうに微笑むのだった。

そして数時間後、下記の様なポスターが文月堂に張られたのだった。

−−−−−−−−−−−
お花見行く人募集
日程:今週末の日曜日
場所:○○公園
時間:お昼ごろから
連絡先:文月堂
−−−−−−−−−−−

●文月堂
 その日文月堂には大学で使う資料を集めようと金髪に明るい雰囲気を持った女性、沢辺・麗奈(さわべ・れいな)がやってきていた。
「なぁなぁ、ちょっと聞きたいんやけど。表の張り紙にあった花見ってあたしが行ってもいいん?」
 麗奈にそう聞かれた店員の女性、佐伯・隆美(さえき・たかみ)は明るい声で答える。
「ええ、全然構わないですよ。なんだったら麗奈さんのお友達とかもつれてきてもらっても構わないないですから」
「ほんま?それは嬉しいなぁ。ちょうど花見をしたいなぁ、って話していたところやったんよ。渡りに船ってのはこういうこっちゃなぁ」
 麗奈は隆美の言葉に嬉しそうに答える。
「お言葉に甘えて、友達にも声掛けてみるわ」
「それじゃ麗奈さんと朋宏さんは参加って事でいいのかな?」
「あれ?朋宏について言ったっけ?」
「言ってないけど、いつも一緒だし、今回も一緒なのかな?って……」
「まぁ、そのつもりやったんだけどな、それと友達一人か二人つれてくると思う」
「判ったわ、その分勘定に入れておきますね」
「ありがとな」
 そんな会話が文月堂の中で行われている頃、張られた張り紙を見て青い髪の青年、綺璃(きり・−)が小さく息を吐いた。
「花見か……、それもまた風流だな。こう見つけたのも何かの縁だ行って見るか」
 綺璃は一人呟くと、その日時と場所を思う一度見て確認すると綺璃もまた店内に入って行った。
「表の張り紙を見たのだが、花見は俺が行っても構わないだろうか?」
 綺璃のその言葉に思わず麗奈と隆美は目をあわしてお互い笑みをこぼす。
「な、なんだ?俺はなんかまずい事を言ったか?」
 訳がわからないといった様子の綺璃に対し、隆美が違うのよと首を振る。
「すみません。ちょうど今殆ど同じ内容の事を話していて、同じシチュエーションだったからつい面白くって……。ごめんなさい」
「そ、そうか……」
 隆美にそういわれてそういう物か、と綺璃は納得する。
「ああ、自己紹介が遅れたな、俺は綺璃という。表の張り紙を見てぜひ花見に参加させようと思ってもらってきたのだが……」
「綺璃さんというのですか、いいですよ。花見は千客万来ですからぜひいらして下さい」
 隆美はそう言って微笑を浮かべた。
「当日何か持ってくるものとかはあるのか?」
 綺璃は思わずその笑みにくすぐったいものを感じ話題をそらそうと問い返した。
「特には……。あ、でもお弁当とか持ってきてくれたら嬉しいですね。折角なのでみなでそういうのを分け合うとかだと楽しいですから」
「弁当か……。わかった、何か考えよう」
 綺璃はしばし思考にふけったが、そう答えた。
「それじゃ綺璃さんの趣向楽しみにしてますね」
「ああ、判った、任せてくれ」
 二人のそういう会話を横で聞いていた麗奈だったがおずおずと隆美に話しかける。
「なぁ、隆美さん、あたしらもなんか持っていかなあかんかな?」
 そういう事は全く考えていなかったと顔に書いてある麗奈を見て隆美は首を振った。
「別に無理なら無理で持って来ないでもいいですよ。強制じゃないし、ね」
「そっか、よかった」
 隆美にそういわれてほっとする麗奈であった。
「それじゃ今日はこれで失礼するよ。当日楽しみにしている」
 綺璃はそう言うと店を出て行った。
「ああ、あたしもこうしてる暇やない。花見を楽しむためにはまず資料をしっかり集めてレポート上げないといけないやんか」
 そう言って麗菜は再び資料を集めるために文月堂の棚とにらめっこを始めるのであった。

●学園にて
 文月堂でそんな会話が行われている頃、神聖都学園でも花見に誘われている人達がいた。
 たまたまいつものように神聖都学園の資料室を借りようと思い、やってきていた黒い髪に和服のおとなしそうな女性、天薙・撫子(あまなぎ・なでしこ)は高等部に通う幼馴染の秋篠宮・静奈(あきしのみや・しずな)から花見の話を聞いていた。
「文月堂の人達と司兄さんなんかと一緒に花見をやる予定なんですが、良かったらどうですか?」
「花見か……。そういえば今年ももうそんな季節なのね……。判ったわぜひ行かせて貰うわ」
「ありがとうございます。やるのは今度の日曜日で場所は○○公園でやろうと思っています」
「あそこだったら桜も綺麗でしょうね。わたくしも折角なので何か作っていきますよ」
「本当ですか?撫子さんの料理ってとても美味しいから楽しみにしていますね」
「静奈さん、そんな風に煽てても何も出ないですよ」
 思わず小さく笑みをこぼしながら撫子は照れたようにそう言う。
「そんな事無いですよ、撫子さんの料理ってボクは大好きなんだから。これはお世辞とかじゃなく、ね」
「ありがとう、嬉しいわ」
 そんな静奈の言葉を撫子は笑顔でそう答えたのだった。

 そんなやり取りがあった頃別の一年生の教室でも花見について話がされていた。
「花見……?」
「うん、今度お姉ちゃんや静奈先輩なんかと一緒に花見をやる事になったんだけど、二三矢君もどう?」
 たまたま借りていたノートを返そうと隣の教室までやって来ていた結城・二三矢(ゆうき・ふみや)は佐伯・紗霧(さえき・さぎり)にそう話かけられていた。
「………」
 紗霧のその言葉を聞いているはずだったが、どこか心に届いて無い様子の二三矢を見て紗霧がもう一度聞きなおした。
「二三矢君?花見の事なんだけど……」
 紗霧に再び聞かれて、ようやくはっと我に帰った二三矢であった。
「………あ、ご、ごめん。そ、その花見って何時?」
「もう、ちゃんと聞いてて欲しいな……。花見は日曜日って言っていたよ」
「そうか、その日だったら開いているな……。折角のお誘いだし行かせて貰うよ」
「それじゃ楽しみにしてるね」
「う……うん……」
 紗霧にそう言われて答えた二三矢の声はどこか心ここにあらずと言った様子であった。
「二三矢君……、なんか変だったな、大丈夫かな?」
 そしてそんな調子で心ここに在らずと言った様子で教室を出て行った二三矢を紗霧は心配そうに見つめるのだった。

●誘い
 そしてその翌日。
 麗奈は友人のアルティオーネ・クライゼンに電話をかけていた。
「で、そこのお店で花見をやろうという話があるんだけど、アルティオーネもどうかな?って思って……」
『わたくしが行ってもいいのかしら……?』
 麗奈に誘われたが、行ってもいいのか電話越しに悩むアルティオーネだったが、麗奈が大丈夫と念を押す。
「大丈夫だと思うよ。ちゃんと友達でも平気って聞いてきたしね」
『そういう事なら、折角のお誘いだし行かせて貰うわね』
「うん、わかった。やるのは今度の日曜日で場所は○○公園やから」
 そう言って麗奈は電話を切る。
 電話を切った所で双子の沢辺・朋宏(さわべ・ともひろ)がやってきた。
「あ、今度の日曜日花見に行く事になったから、予定開けておいてな?」
「は?」
 唐突に朋宏にそう話出す麗奈に、朋宏は驚いた声を上げる。
「なんだそれ?聞いて無いぞ?」
「だから今言ったやん」
「今言ったって、なぁ……」
 そういう感じでなし崩し的に朋宏も参加する事になったのだった。

●祭りの前
 そしてその数日後の日曜日。
 朝からその日はいい小春日和で白い雲が気持ちよさそうに空を流れていた。
 文月堂の一行が花見を行う予定の公園の桜はその日綺麗に満開であった。
 たまに吹くそよ風に乗って、桜の花びらが飛びその花びらが公園を流れる小川の水面に落ち、ゆっくりと流れていく。
 そんな光景を集まった一行は眺めていた。
「今日は俺もお弁当を作ってきてみたんですけど、ちょっと多かったですかね?」
 綺璃がそう言って立派なお重に入ったお弁当を荷物から取り出してくる。
 綺璃のお弁当以外にも、撫子が作ってきたお弁当と朋宏が持ってきた鍋、それにもともと用意してあったお弁当があった。
「まぁ、ある分には困らないと思うし人数も結構いるんだし多くても悪くは無いんじゃないか?」
 何を思ったか、唐突に鍋のセットをもて来ていた朋宏がそうフォローする。
「そうですね……結構人数が多くなりましたもんね。一…二…三…十人ですか」
 そう言って二三矢が集まった人数を数えなおした。
「それよりもあたしは今日お酒がないのが残念でしょうがないわー。花見といったらお酒やろ?」
「それは仕方ないですよ。今日は未成年の方も多いんですし、お茶とジュースでやるのもまた良いと思いますよ」
 アルティオーネがそう言ってまだ自分も未成年なのをまるで気にして無い麗奈に苦笑しながら諭す。
「まぁ、今日はしゃあないのかなぁ」
 そう言って麗奈がしぶしぶ引き下がろうとしたところで二三矢から声が上がる。
「折角の機会ですし、実は俺も今日御酒持ってきているんで皆で飲みましょうよ」
「ほんまか?」
 麗奈の瞳が輝く。
「ええ、ブルゴーニュワインですけど……。俺も実はヨーロッパにいた頃に散々飲まされてるのでお酒は強いので大丈夫です」
「そっかぁワインかぁ……」
 残念そうな声を麗奈は上げる。
「そう言うだろうと思っていたよ……ほれ」
 乗ってきたバイクからそう言って朋宏が持ってきたのは一升瓶であった。
「やっぱ、花見といえば日本酒に限るわー」
 嬉しそうに笑みを浮かべる麗奈の姿に一行は思わず釣られて笑い声をあげた。

「まぁ、折角作ってきてくれたんだし、お弁当を開けてしまわないか?」
 そんなこんなで朋宏がそう言って自分の用意してきた鍋をカセットコンロにセットしながらそういった。
「そうですね、って凄いですね、このお重一体何段あるんですか?」
 綺璃の持ってきたお重を眺めて二三矢が綺璃に聞いた。
「十二段だ、皆を少し驚かしてみようと思ってな」
「十二段ですか……大きいわけですね」
 二三矢が一番上の蓋を開けようとするのに、アルティオーネが手を貸そうと近寄る。
「まずは二つに分けましょう」
 真ん中のあたりで分けて上半分を敷物上におく。
 美味しそうなおかずの数々が姿を現す。
 二三矢がおかずに眼を奪われている間にアルティオーネが蓋を開けようとお重に手をかけた。
 そしてその様子を綺璃がどこか楽しそうな笑みを浮かべながら見ていた事にアルティオーネは気が付いていなかった。
 アルティオーネが一番上の蓋を開けたその時である。
 弁当箱から急に何かが飛び出してきた。
「きゃっ!!な、何?!」
 思わずアルティオーネが後ろへ尻餅をつく。
 弁当箱から出てきたのはピエロの顔をした顔が飛び出していた。
「はっはっはっ、上手く引っかかってくれたな。一番上はびっくり箱を仕掛けさせてもらったんだ」
 楽しそうに綺璃がそう解説する。
 綺璃の説明によると、一段目はびっくり箱、二段目は双眼鏡、三段目はデジカメ、4段目と5段目は開かずのお重で六段目より下が食べ物という事であった。
「びっくりしましたよ……」
 まだドキドキする胸を押さえてアルティオーネが大きく息を吐いた。
「すまんすまん、そんなに驚くとは思わなかったからな」
 そんなアルティオーネの様子に綺璃は楽しそうに起き上がるのに手を貸すのだった。

●花見
「それじゃそろそろ始めましょうか」
 撫子がそう言って準備が出来た事を確かめるとそう言った。
「そうだね、もうボクお腹ペコペコだよ」
 撫子の横で、待ちきれないと言った様子でそう話す。
「余りお行儀よくないですよ、静奈さん」
 いつもの和服で、手際よく皆に料理を取り分けながら静奈のそう撫子は話しかけた。
「今日だって静奈さんがもう少し早く準備をしてくだされば、もう少し早く始められたんですよ?」
 静奈の方向音痴をよく知っている撫子は静奈の事を迎えに行ったのだが、その時にはまだ準備が出来ていなかったのである。
「だって司兄が起こしてくれると思ったら今日は用事が出来たからって言って来てくれなかったんだもん。あんなのはボクは計算外だったんだよ」
 思わずそんな理由にもならない理由を言い出す静奈であった。

 そしてそんなこんなで花見ははじまったのであった。
 しばらくは皆落ち着いて料理をつついたり花を眺めていたりしたのだが、二三矢がお酒に手を伸ばした事からそれは始まった。
 最初はゆっくり飲んでいたのだが、徐々にペースが上がって行った。
 そして気が付いた頃には完全に二三矢は出来上がってしまっていた。
「ふあー、気もちいいなー」
 心ここに在らずと言った様子で二三矢は辺りを見回した。
 そして紗霧の事を見つけると無言でツカツカと近寄って行った。
「二三矢君大丈夫?」
 心配そうに紗霧が二三矢に声をかける。
「俺は全然大丈夫だ。それよりも俺は君に話したい事がある」
 どこか据わりきった瞳で紗霧にそう話掛ける。
 周囲もそんな二三矢の様子に、手を止めて思わず見てしまう。
「俺は君の事が好きなんだっ!?」
 唐突にそう二三矢は紗霧に告白すると、紗霧にいきなり紗霧の事を抱きしめそのままの勢いで地面に押し倒す。
 そしてそのまま紗霧の胸元に二三矢は手を伸ばす。
「ちょ、ちょっと二三矢君……や、やめ……」
 紗霧は二三矢の手をどけようとする。
 そして急に二三矢はぐたっと紗霧の上に覆いかぶさる。
「二三矢……君?」
 どうしたのかと紗霧が二三矢の顔を覗き込むと、完全に寝入っている二三矢の姿がそこにあった。
「やれやれ、しょうがないなぁ」
 苦笑しながら朋宏が二三矢の事を抱え木陰に連れて行き横にする。
 アルティオーネと隆美に肩を抱かれながら、乱れた胸元を直しながら紗霧は二三矢の事を一瞥すると知らないとでもいう様にぷいっと横を向いた。
 そして先ほど押し倒している所の写真をしっかりとデジカメに撮っていた綺璃の姿がそこにあった。

 そんな事件はあったもののゆったりとした時間で進んで行った。
「それにしてもこうやって皆様とゆったりと時間を過ごせるのは幸せですね……」
 少し皆から離れた場所で撫子が杯を片手に思わずそう呟く。
「そうですね……、何時までも……こんな時間が過ごせたらって僕も思うよ」
 静奈と二人でそう撫子が話していると後ろから麗奈がやってくる。
「ほらほら二人でしんみりやってないでこっちに来いな。皆でいた方が楽しいよ?」
 麗奈はそう言って二人を誘う。
「そうですね、そうかもしれません」
 微笑みながら撫子はゆっくりと立ち上がる。
 そして、強引にも見える麗奈の誘いに対して柔らかな笑みで答えながら他の皆のいる場所へとゆっくりと歩き出す。
 そして静奈と撫子のいた場所には一片の桜がゆっくりと舞い落ちるのであった……。
 静奈と撫子が戻ってくると二三矢は木陰に寝かされたままであった。
「お帰り」
 朋宏がそう言って二人の事を出迎えた。
 皆の持ってきた弁当はあらかたその中身をなくしていたのであった。

●エピローグ
 その後何があったかというと、眼を覚ました二三矢が紗霧に一方的に冷たく態度をとられたり、綺璃の撮った写真を皆で鑑賞したりしていた。
「皆様お茶の準備が出来ましたよ」
 撫子の準備したお茶を皆は風流とともに楽しんだ。
 風はそよそよと流れ、穏やかな日差しのもとゆっくりと刻は過ぎていくのであった……。


Fin

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■   登場人物(この物語に登場した人物の一覧)  ■
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≪PC≫
■ 天薙・撫子
整理番号:0328 性別:女 年齢:18
職業:大学生(巫女):天位覚醒者

■ 綺璃・−
整理番号:5245 性別:男 年齢:28
職業:気まぐれ

■ 結城・二三矢
整理番号:1247 性別:男 年齢:15
職業:神聖都学園高等部学生

■ 沢辺・麗奈
整理番号:4977 性別:女 年齢:19
職業:大学生・召喚士

■ アルティオーネ・クライゼン
整理番号:3133 性別:女 年齢:20
職業:大学生・タレント

■ 沢辺・朋宏
整理番号:4976 性別:男 年齢:19
職業:大学生・武道家

≪NPC≫
■ 佐伯・紗霧
職業:高校生兼古本屋

■ 佐伯・隆美
職業:大学生兼古本屋

■ 秋篠宮・静奈
職業:高校生権巫女

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■         ライター通信          ■
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 どうもこんにちは、ライターの藤杜錬です。
 今回は異界ノベル『文月堂奇譚 〜うららかな春〜』へのご参加ありがとうございました。
 今回は花見という事もありのんびりとしたものになりましたが、いかがだったでしょうか?
 楽しんでいただければ幸いです。
 この後、南京武絵師がこの花見の様子の異界ピンナップを受注予定となっております。
 そちらの方もよろしくお願いいたします。
 異界ピンナップの詳しい内容は南京絵師の異界をご覧ください。
 それではご参加ありがとうございました。

●天薙撫子様
 このようになりました。
 撫子さんのお茶会という感じになりましたけど、いかがだったでしょう?

●綺璃様
 初めてのノベルはいかがだったでしょうか?
 上手く綺璃さんらしさを出せていれば、と思いました。
 楽しんでいただければ幸いです。

●結城二三矢様
 今回はこのようになりました。
 紗霧には少し嫌われてしまったようです。
 楽しんでいただけてれば良いのですが。

●沢辺麗奈様
 この様になりました。
 麗奈さんの動的な部分を上手く描けていれば、と思います。
 楽しんでいただければ幸いです。

●アルティオーネ・クライゼン様
 どちらかといえば受身のプレイングだったためにこの様になりましたが、いかがだったでしょうか?
 楽しんでいただければ幸いです。

●沢辺朋宏様
 今回はこの様になりましたが、いかがだったでしょうか?
 楽しんでいただければ、幸いです。

2006.04.10.
Written by Ren Fujimori